JP3004992U - 自発光式点滅表示器 - Google Patents

自発光式点滅表示器

Info

Publication number
JP3004992U
JP3004992U JP1994007758U JP775894U JP3004992U JP 3004992 U JP3004992 U JP 3004992U JP 1994007758 U JP1994007758 U JP 1994007758U JP 775894 U JP775894 U JP 775894U JP 3004992 U JP3004992 U JP 3004992U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
main body
body case
lower case
case
safety equipment
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1994007758U
Other languages
English (en)
Inventor
茂 松村
Original Assignee
サン電気設備株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by サン電気設備株式会社 filed Critical サン電気設備株式会社
Priority to JP1994007758U priority Critical patent/JP3004992U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3004992U publication Critical patent/JP3004992U/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Road Signs Or Road Markings (AREA)
  • Audible And Visible Signals (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 保安用品や安全設備への取り付けの簡易化を
図る。 【構成】 本体ケース1の外周に発光ダイオード7を装
着し、該発光ダイオード7の外周には、発光ダイオード
7の光の散乱を防ぐための、前方へ拡開する円錐筒形状
の反射カバー8を被せ、該反射カバー8の開口前端面に
は、集光して前方へ遠く放射するための凸レンズ9を配
設し、本体ケース1の頂部には太陽電池4を配設すると
共に該本体ケース1の底部には太陽電池4によって充電
される蓄電池14を収納して保安用品や安全設備の取付
相手側が穴や凹部Bを有する場合その穴や凹部Bに差し
込むことに利用される下ケース12を装着し、本体ケー
ス1の底部には、保安用品や安全設備の取付相手側がカ
ラーコーンやサインポールなどの先端部Aのように凸形
状である場合、その取付筒20の開放底をそれらの先端
部に嵌め込む事ができるよう、下ケース12の外周を覆
う底開放状の取付筒20を下ケース12より更に下方へ
延出するよう着脱可能に装着して構成した事を特徴とす
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、主として工事現場等において夜間に現場位置を認知させるべく点滅 表示させ、車両や歩行者を保安できるようにするために使用される自発光式点滅 表示器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
この種の自発光式点滅表示器としては、例えば、実開平4−84423号公報 や同5−22616号公報などに開示されているように発光体として発光ダイオ ードを採用し、この電源として蓄電池およびこれを充電する太陽電池を内蔵した ものがある。
【0003】 これらに開示された発光ダイオードを採用する自発光式点滅表示器は、発光ダ イオードを使用するので電球切れの心配がなく、そればかりか太陽電池を用いる ので交流電源使用によるような煩わしい電気配線工事は一切不要で、しかも簡易 に設置でき、また蓄電池によれば寿命の短い乾電池のごとく頻繁な交換も不要で ある。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、上記従来の自発光式点滅表示器は、これの本体ケースの底側をフラッ トに形成し、所定場所に単に置くだけの構造となっているため、実際の工事現場 や建設現場において、よく使用されているカラーコーン、ラバーコーン、サイン ポール、コーンバー、或いは、その他各種のバリケード、ガードレール、フェン ス等の保安用品や安全設備を利用してこれに本器を取り付けようとしても、それ を縛り付ける針金やテープ、或いは特殊な取付金具を用意する必要があり、また その取り付けが煩わしいという不利不便があった。
【0005】 本考案は、上記従来の欠点を解消すべく成されたものであり、保安用品や安全 設備のカラーコーン、ラバーコーン、サインポール、コーンバー、各種バリケー ド、ガードレール、フェンスなどにも簡単に取り付ける事のできる自発光式点滅 表示器を提供する事を目的とする。
【0006】 また本考案は、遠くからでも発光ダイオードの点滅を視認できて安全性を高め る事をも目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本考案の自発光式点滅表示器は、図示例のように筒状に形成した本体ケースの 外周に複数個の発光ダイオードを周方向に所定間隔をおいて配設し、本体ケース の内部には点滅回路を備えた制御回路基板を配備する。 そして本体ケースの頂部には、採光用の上蓋を装着し、この上蓋の内部に太陽 電池を収納する。 その上で、本考案は、本体ケースの底部に、本体ケースの外径より小さい外径 の下ケースを装着し、この下ケースの内部に太陽電池によって充電される蓄電池 を収納する。更に、本体ケースの底部には下ケースの外周を覆う底開放状の取付 筒を下ケースよりも更に下方へ延出するようにかつ着脱可能に装着してある事を 特徴とするものである。
【0008】 また本考案は、発光ダイオードの外周に、前方へ拡開する円錐筒形状の反射カ バーを被せるとともに、該カバーの開口前端面に凸レンズを配設してある事を特 徴とするものである。
【0009】
【考案の作用】
本考案の自発光式点滅表示器は、上記のように構成する事により、以下のよう な作用をもたらすものである。
【0010】 すなわち、本体ケースの外周に所定間隔をおいて配設した複数個の発光ダイオ ードは、360度方向に発光ができるため、取り付ける場合の方向性を特に定め る必要がなく、作業が容易である。
【0011】 また、採光用の上蓋が太陽電池を外部から防護しているため、太陽電池の破損 を可及的に防止できる。
【0012】 保安用品や安全設備に取り付ける際、その取付相手側が例えばカラーコーンや サインポールなどの先端部のように凸形状である場合は、本体ケースの底部に付 けてある取付筒の開放底をそれらの先端部に被せることで足りる。
【0013】 取付相手側が穴や凹部を有する場合は取付筒を取り外し、下ケースをその穴ま たは凹部に差し込むと、その下ケースより径大の本体ケースを取付相手側に安定 よく置く事ができる。すなわち下ケースは蓄電池を収納保護する機能と本器の取 り付け機能とを発揮する。
【0014】 前方へ拡開する円錐筒形状の反射カバーは発光ダイオードの光を散乱させる事 なく前方へ拡開出射し、凸レンズ9は集光して前方へ遠く放射する。
【0015】
【実施例】
本考案に係る自発光式点滅表示器の実施例を図面に基づき説明する。 これの本体ケース1は円筒または多角形筒形状に形成され、上部に太陽電池4 を備える。太陽電池4を本体ケース1の上部に備えるには、段付きの上部フラン ジ2を用意し、この上部フランジ2の上に透明樹脂製のフォトセルカバー3で保 持された太陽電池4をのせて接着剤などで固着すると共に、透明樹脂で球面状に 形成された採光用の上蓋5を太陽電池4に被せ、この上蓋5の下端を上部フラン ジ2の外周段部に接着剤などで固着する。かくして、その上部フランジ2を本体 ケース1の上に取り付けるのである。
【0016】 本体ケース1の外周には複数個の穴6(図示例では4個)を周方向に等間隔に 設け、この穴6の各々に高輝度の発光ダイオード(LED)7を装着する。発光 ダイオード7は、穴6に装着される前に、予め、前方へ拡開する円錐筒形状に形 成され、アルミニウム蒸着を施してある反射カバー8に嵌め込まれて該カバー8 と接着剤で一体化し、且つ反射カバー8の前端に透明樹脂で形成した凸レンズ9 を一体的に接着してなる。そして装着に際しては凸レンズ9および反射カバー8 の前端の外周を前記穴6にシリコンゴムを介して嵌合させて固着する。
【0017】 本体ケース1の内部には、点滅回路を備えた制御回路基板11を収納配備する が、この制御回路基板11は、予め本体ケース1の外径より小さい外径をもつ下 部フランジ10の上面側に取り付けられ、この状態で下部フランジ10を本体ケ ース1の下部に取り付けることによって本体ケース1内に収納配備されるのであ る。
【0018】 このとき、発光ダイオード7と制御回路基板11とをリード線およびコネクタ ーで接続し、また太陽電池4と制御回路基板11とをリード線およびコネクター で接続する。この接続後に、上記したフォトセルカバー3、太陽電池4、および 上蓋5を一体的に搭載した上部フランジ2が本体ケース1の上に取り付けられる 。
【0019】 下部フランジ10の下面側には、本体ケース1の外径より小さい外径をもつ筒 形に形成した下ケース12の上端を本体ケース1の中心に合わせて取り付ける。 この取り付けに際しては、先ず、下部フランジ10と同径の下ケース用フランジ 13を下ケース12の上端に取り付ける。次いで下ケース12にはニッケルカド ミウム蓄電池などの蓄電池14を挿入して収納するとともに、下ケース12と蓄 電池14の間にスペーサ15を介在させて底蓋16を下ケース12の下端内面に 設けためねじ17にねじ込み、蓄電池14と制御回路基板11とをリード線およ びコネクターで接続する。最後に下ケース用フランジ13を下部フランジ10の 下面に重合させてこの重合部をビス18で締結する。なお、底蓋16には通気穴 24を設けて、本体ケース1または下ケース12の内部での結露の発生を防止す る。
【0020】 実際の使用時に蓄電池14を交換するときには、ビス18を緩めて下ケース用 フランジ13を下部フランジ10から外し、蓄電池14と制御回路基板11とを 接続してあるコネクターの接続を外し、底蓋16をこれの外面中央に設けた溝1 9にドライバーの先端を係合させて回すことにより下ケース12から外せば、蓄 電池14を取り出し得て新規なものと取り替えることができる。
【0021】 更に、本体ケース1の底部には、本体ケース1の外径と同径で、かつ下ケース 12より長い底開放状の取付筒20が下ケース12の外周を覆うように、また下 ケース12より更に下方へ延出するように着脱可能に装着される。この装着は取 付筒20の上端を下部フランジ10の外周に嵌合させて、図2に示すようにビス 21で締結することにより行う。
【0022】 なお、上記上蓋5、フォトセルカバー3、凸レンズ9および反射カバー8は樹 脂成形品からなるが、それ以外の部品、すなわち本体ケース1、下ケース12、 取付筒20は規格品の硬質塩化ビニル管を、上部フランジ2、下部フランジ10 、下ケース用フランジ13および底蓋16は規格品の硬質塩化ビニル板で市販品 のものを使用し、これらの材料を所定寸法に切断し、適宜接着剤を使用して構成 する。従って、これら部品の成形金型は不要であり、また成形上の諸問題も無く なるため、それだけ容易に製造でき、製造コストも軽減できる。
【0022】 このように構成した自発光式点滅表示器を使用するに際し、これを保安用品や 安全設備を利用してこれに取り付けようとするときは、図1に示すようにその取 付相手側が例えばカラーコーンやサインポールなどの先端部Aのように凸形状で ある場合は、本体ケース1の底部に取付筒20を付けたままにして、この取付筒 20の開放底をそれらの先端部に嵌め込めばよい。この場合、必要に応じて予め 取付筒20の下端側の周面にめねじ穴22をあけておき、このねじ穴22にボル ト23を螺合させて締め付け、その先端を取付相手側に押し付けて固定する。ま たはカバー20の下端側の周面にビス通し穴をあけ、また取付相手側にも穴をあ けて両穴どうしを合わせてビスで締結すれば、より強固な取り付け状態が得られ る。
【0023】 図3に示すように、取付相手側が例えばバリケード、あるいはガードレールな どのパイプ製支柱の上端部のごとき穴または凹部Bを有する場合は、本体ケース 1の底部からカバー20を取り外し、下ケース12をその穴または凹部Bに差し 込むと、その下ケース12より径大の本体ケース1を取付相手側に安定よく置く ことができる。
【0024】 このようにして保安用品や安全設備に取り付けられた自発光式点滅表示器は、 昼間において太陽電池4で蓄電池14を充電しておけば、夜間に発光ダイオード 7を点灯させることができる。発光ダイオード7からの光はカバー8で散乱なく 拡径出射でき、凸レンズ9で集光して強い指向性を有する発光を前方へ放射させ ることができる。
【0025】 なお、本考案の自発光式点滅表示器は土木建築、電気、ガス、水道などの工事 現場以外に、例えば、スキー場やキャンプ場などの禁止区域の表示灯などにも同 様に適用できることは言うまでもない。
【0026】
【考案の効果】
本考案によれば、本体ケースの底部に、蓄電池を収納する下ケースの外周を覆 う底開放状の取付筒を下ケースより更に下方へ延出するようにかつ着脱可能に装 着してあるので、保安用品や安全設備の取付相手側がカラーコーンやサインポー ルなどの先端部Aのように凸形状である場合はそれらの先端部に取付筒の開放底 を嵌め込むことで取り付けることができる。
【0027】 また、下ケースを本体ケースの外径より小さい外径をもつように形成してある ので、取付相手側が穴や凹部Bを有する場合、取付筒を外したうえでその穴や凹 部Bに下ケースを差し込むことで取り付けることができ、各種保安用品や安全設 備に簡単に取り付けることができて利便である。
【0028】 また本考案は、本体ケースの外周に複数個の発光ダイオードを所定間隔をおい て配設し、各々の発光ダイオードの外周には前方へ拡開する円錐筒形状の反射カ バーを被せると共に、該カバーの開口前端面に凸レンズを配設しているため、発 光ダイオードの光を360度方向に発光でき、また散乱なく拡径出射し、集光し て前方へ遠く放射でき、工事現場や見通しの悪い場所などの危険区域で夜間にド ライバーや歩行者に対して遠くからでも発光ダイオードの点滅をよく視認できて 安全性を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す縦断正面図である。
【図2】本考案の取付筒の装着状態の一実施例を示す縦
断正面図である。
【図3】本考案の他の取付け使用例を示す縦断正面図で
ある。
【符号の説明】
1 本体ケース 4 太陽電池 5 上蓋 7 発光ダイオード 8 反射カバー 9 凸レンズ 11 制御回路基板 12 下ケース 14 蓄電池 20 取付筒

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 筒状の本体ケース外周に複数個の発光ダ
    イオードを周方向に所定間隔を介して配設し、本体ケー
    スの内部には点滅回路を備えた制御回路基板を配備する
    と共に、該本体ケースの上部に採光用の上蓋を装着し、
    該上蓋の内部に太陽電池を収納し、本体ケースの底部
    に、本体ケースの外径より小さい外径の下ケースを装着
    し、該下ケースの内部に太陽電池によって充電される蓄
    電池を収納し、本体ケースの底部には、下ケースの外周
    を覆う底開放状の取付筒を下ケースより更に下方へ延出
    すると共に着脱可能に装着してある事を特徴とする自発
    光式点滅表示器。
  2. 【請求項2】 請求項1の発光ダイオードの外周に、前
    方へ拡開する円錐筒形状の反射カバーを被せると共に、
    該反射カバーの開口前端面に凸レンズを配設して構成し
    た事を特徴とする請求項1記載の自発光式点滅表示器。
JP1994007758U 1994-06-06 1994-06-06 自発光式点滅表示器 Expired - Lifetime JP3004992U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1994007758U JP3004992U (ja) 1994-06-06 1994-06-06 自発光式点滅表示器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1994007758U JP3004992U (ja) 1994-06-06 1994-06-06 自発光式点滅表示器

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3004992U true JP3004992U (ja) 1994-12-06

Family

ID=43140902

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1994007758U Expired - Lifetime JP3004992U (ja) 1994-06-06 1994-06-06 自発光式点滅表示器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3004992U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014528035A (ja) * 2011-09-11 2014-10-23 ソーラー ブライト リミテッドSolar Bright Limited ロードマーカーまたはライト式警告装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014528035A (ja) * 2011-09-11 2014-10-23 ソーラー ブライト リミテッドSolar Bright Limited ロードマーカーまたはライト式警告装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP1638425B1 (en) Lighted headwear
US10424173B1 (en) Lighted piling cap
US20080286043A1 (en) Light Emitting Road Boundary Stone Using Solar Cell
US20100265699A1 (en) Traffic safety cone incorporating a flashing light module
US10989379B2 (en) Lighted piling cap
KR100895722B1 (ko) 솔라 시선유도봉
JP2000096528A (ja) 保安用表示具
JP3004992U (ja) 自発光式点滅表示器
JP3007937U (ja) 自発光式点滅表示器
JP2819087B2 (ja) 自発光式道路用ブロック及び自発光式道路点滅照明装置
KR101654046B1 (ko) 차단봉
KR20150140973A (ko) 1차 전지를 이용한 지중매입형 발광부재를 갖는 시선유도봉
JP4384923B2 (ja) 表示灯
KR20110116432A (ko) 태양발전식 자전거 도로 매설용 안전유도등
KR200201507Y1 (ko) 공사장용 보안등
KR100405032B1 (ko) 태양광을 이용한 도로 중앙분리 표시장치
KR200329162Y1 (ko) 자동차 차선 변경 경고등
KR200347682Y1 (ko) 태양열을 이용하는 휴대용 경광등
JP2002275839A (ja) 内部発光保安用表示具
KR200387078Y1 (ko) 안전 경고등
CA3060887A1 (en) Portable, self-illuminating traffic sign
JPH0632964Y2 (ja) 警告灯付き道路標識
US11508269B2 (en) Portable, self-illuminating traffic sign
KR200380684Y1 (ko) 태양전지를 이용한 조명 경계석
KR200196400Y1 (ko) 공사장용 보안등