JP3004718U - 時計取り付け自在の背板つき額 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 便う人の創意工夫で、額に入れた写真や絵な
どの画面上に、その構図にあわせて簡単に時計が取り付
けられる、時計取り付け自在の背板つき額を提供する。 【構成】 合成樹脂を用い、成形加工により作られる額
本体（１）、額本体裏の凹部にはめ込む背板（２）と、
止め金具（６）の三つの部品から構成されており、その
背板（３）は時計を自在に取り付けられるために整列し
た穴を設けることを特長としている。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

この考案は、使用する人が写真や絵などを額に入れ、その画面上に時計を取付 たい時、その写真や絵などの構図にあわせて、背板に設けた整列している穴のう ち、最も都合の良い穴を選び、容易に時計を取付る事ができる、時計取り付け自 在の背板つき額に関するものである。

【０００２】

【従来の技術】

従来、時計つきの写真立てや、時計つき写真パネルのようなものはあったが、 それらは、写真などと時計がそれぞれ独立していたり、特定の写真や絵などの画 面上に既に時計が固定された完成品であり、その場合、写真や絵などを交換する ことも、容易に時計を移設できる工夫も無かった。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

この考案は、どういう構図の写真や絵が額に入っても、誰でも容易に時計の位 置を自在に対応できるようにしたものである。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

いま、これを図面について説明すれば、額本体１にはめ込む背板２に時計軸部 ７が貫通、固定できるように整列した穴３を額本体の窓４内の範囲で設ける。本 考案は、以上のような構成からなる時計取り付け自在の背板つき額である。

【０００５】

【作用】

任意の写真や絵５などの構図にあわせて背板２に設けられた整列した穴３のう ち、その構図に最も都合のよい穴を使用する人が選び、容易に時計を取り付ける 事が可能になる。

【０００６】

【実施例】 以下、本案の実施例について説明する。 （イ）単純な構造の額本体１と整列した穴を設けた背板２を、合成樹脂を用いて 成形加工により作る。 （ロ）金具６は金属の曲げ加工したものを用いる。

【０００７】

【考案の効果】

本案は以上のような構造で、誰にでも額に入れた写真や絵などの画面上にその 構図に都合の良い位置に時計の取り付け、位置の変更が容易にできるようになっ た。また、背板を構造上可能な限り、密集させる事によって、さらに時計の位置 の微調整は可能になる。 なお、金具６は、壁に掛ける引っかけ金具としての機能と、壁に掛けた時に額 が壁から浮いて見せるための脚としての機能とを兼ね備えている。

【図面の簡単な説明】

【図１】額本体に背板をはめ込み、金具で固定した本考
案の平面図である。

【図２】額本体に背板をはめ込んだ本考案の正面図であ
る。

【図３】額本体に背板をはめ込み、金具で固定した本考
案の背面図である。

【図４】額本体に写真や絵などを入れ、背板をはめ込み
金具で固定した、図２のＡ−Ａ拡大断面図である。

【図５】額本体に写真を入れ、背板をはめ込み金具で固
定し、時計を取り付けた本考案の斜視図である。

【図６】本考案の時計針と金具を省略した分解斜視図で
ある。

【符号の説明】

１、額本体 ２、背板 ３、整列した穴 ４、額の窓 ５、写真や絵 ６、金具 ７、時計軸部 ８、時計本体 ９、時計軸固定ねじ

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 整列した時計取り付け用穴を設けた
   背板つき額。