JP3004320U - ゴルフ練習用傾斜補助マット - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 （修正有） 【目的】 本考案は、従来のゴルフマットに傾斜を設
け、マットの方向性の変化で様々な足場の形状変化が体
感可能となり、又、滑り止め効果も有り斜面にボールを
定置し、打撃が可能となる事を目的とする。 【構成】 本考案は、ゴムマット本体１に、傾斜２を設
けそのマット上に人が乗った場合、足場の形状４を３６
０°方向に変化させ傾斜２を多角的に体感できる。更
に、３の網状の起伏を設け足場の滑り止め効果も有り、
３の起伏にボールを定置し斜面よりの打撃も可能であ
る。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

本考案は、長方形をしたゴムマットの長辺から短辺側に向かい、傾斜を設ける と共に網目状の起伏を設け、形成したゴルフ練習用マット。

【０００２】

【従来の技術】

ゴルフ練習場等では、平面のみの練習用マットを使用していた。その為、足場 は平面からの打撃練習のみである。更に、ボール位置も平面の為傾斜に定置した ボールを打つ事は不可能であった。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

平面のみの練習用マットでは、本来ゴルフ場に於いて多々直面する前上がり・ 後ろ上がり等の傾斜練習が不可能である。従って練習用マットに傾斜を設ける事 により、ゴルフ場での傾斜を実体験しながらの練習が可能となる。又、ボールの 定置についても傾斜マットに網目を付け、それを利用する事によって傾斜面から の打撃が可能となり、前述の欠点を解消しようとするものである。

【０００４】

【課題を解決する為の手段】

本考案は、長方形の練習用ゴルフマットの長辺側より短辺側へ人間考学に基づ き最も自然に傾斜を足元で感じられる角度、６°〜８°を設けそのマットの方向 性を３６０°変化させる事により多角的な足場の形状変化が可能となる。更に、 マット本体に網状の起伏を設ける事により滑り止め効果が発生し、又、その起伏 にボールを落下する事なく固定させる事が、可能である為問題点が解決できる。

【０００５】

【作用】

傾斜を設けたゴルフマット本体上に人間が乗り、マットの方向性を変化させる ごとに、多角的な練習が可能となり初級者から上級者迄、傾斜を利用し練習する 事が可能である。

【０００６】

【実施例】

以下添付図面に従って、一実施例を説明する。１の天然ゴム性のマット本体は ２の長辺から短辺に向かう傾斜部分で形状され更に、３の網状の起伏を所有して いる。

【０００７】 ４は、２の傾斜部品に人間が乗った場合の説明で（この例は前上がり）マット の方向性を３６０°変化させることにより、多角的な形状変化が可能である。３ は、網状の起伏を設ける事により、打撃の際の滑り止め効果が発生する。

【０００８】 ５は、傾斜２にボールを定置したもので、従来は平面のみの打撃だが傾斜２に 網状の起伏３を設ける事により、起伏３の溝にボールを落下する事なく定置する 事が可能である。

【考案の効果】

上述の様に、本考案のゴルフ練習用傾斜補助マットは、傾斜を設ける事により 従来のゴルフマットでは、不可能である傾斜部分を足元で体感可能なマットであ り更に、傾斜部分に起伏を設け滑り止め効果も発揮し、しかも、その起伏を利用 しゴルフボールを定置、傾斜部分から打撃可能なマットである。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案のゴルフ練習用傾斜補助マットの本体立
体図である。

【図２】本考案のマットに人間が乗っている立体図で
る。

【図３】本考案のマットにボールを定置している立体図
である。

【図４】本考案のマットの断面図である。

【符号の説明】

１ マット本体 ２ 傾斜 ３ 網状の起伏 ４ 足場の形状 ５ ゴルフボールの定置部分

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 長方形をしたゴムマットの長辺から短
   辺側に向かい傾斜を設け、そのマットの方向性を変える
   事によって人がマット上に乗った場合、前下がり・後ろ
   下がり・右足上がり・左足上がり等の３６０°方向の足
   場の形状が変化できるゴルフ練習用マット。更に、マッ
   トには網目状の起伏を設け、足場の滑り止め効果もあ
   り、又、マット上の起伏にボールを定置し、傾斜位置か
   ら打撃可能な所を特徴としたゴルフ練習用補助マット。