JP3004308B2 - 内視鏡 - Google Patents

内視鏡

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JP3004308B2
JP3004308B2 JP2081879A JP8187990A JP3004308B2 JP 3004308 B2 JP3004308 B2 JP 3004308B2 JP 2081879 A JP2081879 A JP 2081879A JP 8187990 A JP8187990 A JP 8187990A JP 3004308 B2 JP3004308 B2 JP 3004308B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、内視鏡の挿入部に設けたチャンネルチュー
ブの改良に関する。
[従来の技術] 近年、体腔内に細長の挿入部を挿入することにより、
体腔内蔵器等を観察したり、必要に応じ処置具チャンネ
ル内に挿通した処置具を用いて各種治療処置のできる医
療用内視鏡が広く用いられている。また、工業用分野に
おいても、ボイラ、タービン、エンジン、化学プラント
等の内部を観察したり検査したりすることのできる工業
用内視鏡が広く利用されている。
この内視鏡の挿入部は、先端側に硬性の先端部が設け
られ、この先端部に隣接する後方側に、屈曲自在な湾曲
部が設けられている。この湾曲部は操作部に設けられた
湾曲操作ノブを回動操作することによって上下/左右方
向に湾曲できるようになっている。
ところで、上記湾曲部は、例えば医療分野において
は、体腔内臓器をくまなく、かつ、確実に観察、処置し
たいという医学的ニーズから種々の改良が施され、最近
では湾曲半径がより小さくなり、また、太さも細径化す
る傾向にある。
このような状況の中で、内視鏡の処置具チャンネルを
形成するチャンネルチューブは、湾曲部の曲率半径が小
さくなっても座屈することがなく、また、湾曲部を細径
化するために肉厚を薄くする必要がある。
従来、上記チャンネルチューブの座屈を防止する手段
としては、例えば、実開昭59−14601号公報、特開昭62
−240022号公報に開示されているように、チャンネルチ
ューブにコイルを巻装するものが一般的に多く採用され
ている。
しかし、チャンネルチューブにコイルを巻装すると外
径が太くなり、湾曲部を細径化する際の障害になる。
[発明が解決しようとする課題] 一方、近年、大型で細胞採取量の多い処置具などが開
発されているが、この処置具は軸径が太く、かつ、硬質
部が比較的長いためにチャンネルチューブの湾曲に沿っ
て曲りにくく、このチャンネルチューブに対し上記処置
具を挿脱する場合、上記処置具がチャンネルチューブの
内面を圧迫し、挿脱力量が重くなるばかりか、処置具を
チャンネルチューブに繰返し挿脱することでチャンネル
チューブの圧迫を受ける部分に損傷や亀裂が生じるおそ
れがある。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、処置具
などを繰返し挿脱しても損傷や亀裂が発生しにくく、処
置具などの挿脱がスムーズになり、また、湾曲させても
座屈が起きにくいばかりか、湾曲部を細径化することが
でき、かつ、耐久性に優れたチャンネルチューブを有す
る内視鏡を提供することを目的としている。
[課題を解決するための手段] 本発明による内視鏡は、体腔内に挿入する挿入部内に
処置具チャンネルチューブを有する内視鏡において、前
記挿入部の先端側の湾曲部内に位置する前記処置具チャ
ンネルチューブを、発泡性樹脂で構成すると共に、前記
発泡性樹脂の発泡率を異ならせて硬質部と軟質部とを混
在して形成し、他の構成部品と干渉しやすい部分に前記
硬質部を配置したことを特徴とする。
[作 用] 本発明では、チャンネルチューブを発泡性樹脂で構成
すると共に、前記発泡性樹脂の発泡率を異ならせて硬質
部と軟質部とを混在して形成したもので、例えば、屈曲
した状態の湾曲部に設けたチャンネルチューブに対し、
処置具などを挿脱すると、上記チャンネルチューブの内
面を上記処置部が圧迫しても、この圧迫を受ける部分を
硬質部とすることで、処置具を繰返し挿脱しても損傷や
亀裂が発生しにくく、処置具などの挿脱がスムーズにな
る。また、上記湾曲部を湾曲させた場合、上記チャンネ
ルチューブの軟質部が自己変形して湾曲するので座屈が
起こることはない。さらに、チャンネルチューブの肉厚
が均一であるため、湾曲部の内蔵物を高密度にレイアウ
トすることができ、その分、湾曲部を細径化することが
できる。
[実施例] 以下、図面を参照して本発明の実施例を説明する。
第1図〜第9図は本発明の一実施例を示し、第1図は
挿入部の要部断面図、第2図は第1図のII−II断面図、
第3図は第1図のIII部拡大図、第4図は挿入部の先端
部分の拡大断面図、第5図は内視鏡装置の概略図、第6
図は第4図のVI矢視図、第7図はモニタの画像を示す
図、第8図は他の態様による第7図に相当する図、第9
図は別の態様による第7図に相当する図である。
第5図の符号1は内視鏡装置で、この内視鏡装置1が
内視鏡2と光源装置3とビデオプロセッサ4とを有し、
このビデオプロセッサ4に、このビデオプロセッサ4か
ら出力される映像信号を表示あるいは記録する観察用モ
ニタ5、VTRデッキ6、ビデオプリンタ7、ビデオディ
スク8などが接続自在にされている。
上記内視鏡2は、体腔内などに挿入する細長で例えば
可撓性を有する挿入部9を備え、この挿入部9の後端に
太径の操作部10が連設されている。また、上記挿入部9
の先端に硬性の先端部11が設けられ、この先端部11に隣
接する後部側に湾曲自在な湾曲部12が設けられている。
上記操作部10に設けた湾曲操作ノブ(図示せず)を回動
操作することで、上記湾曲部12をUP/DOWN,LEFT/RIGHT方
向へ任意に屈曲させることができる。
上記湾曲部12の外周が湾曲ゴム13で覆われ、その内周
にブレード(網管)14を介して多数の湾曲駒15が管路長
方向に沿って配設されており、隣接する湾曲駒15どうし
が図示しない関節軸を介して周方向に180゜ずつ位相を
ずらして互いに連結され、最先端の湾曲駒15が上記先端
部11の先端部本体11aに固定されている。また、最後端
の湾曲駒15が、上記挿入部9の後部に連設するリング状
の口金16に固着されている。
この各湾曲駒15の内周にワイヤガイド17がほぼ180゜
間隔など適切な位置にろう付け、接着などの手段で固定
されている。このワイヤガイド17にアングルワイヤ18が
挿通され、この各アングルワイヤ18の先端が上記最先端
の湾曲駒15あるいは上記先端部本体11aにろう付けなど
の手段により固定されており、また、後端側が上記操作
部10に設けた湾曲操作ノブに湾曲操作ドラム(図示せ
ず)を介して連設されている。
また、上記先端部11に対物レンズ系19が配設され、こ
の対物レンズ系19の後部に撮像部20が配設されている。
この撮像部20の固体撮像素子(以下「SID」と略称)21
が上記対物レンズ系19の結像位置に配設されている。さ
らに、このSID21を実装する基板21aに駆動信号線22aと
映像信号線22bとが接続されている。なお、上記SID21、
基板21aがシールド枠24に覆われ、このシールド枠24が
上記先端部本体11aに固設されている。
上記映像信号線22bが上記駆動信号線22aの周囲に撚ら
れ、その外周にシース25が被覆されている。また、上記
両信号線22a,22bが上記操作部10側へ延出され、スコー
プケーブル23などを介して上記ビデオプロセッサ4に接
続され、このビデオプロセッサ4に内蔵されている図示
しない駆動信号発生回路、映像信号処理回路にそれぞれ
接続されている。
また、上記先端部11に開口された処置具チャンネル用
透孔11bの後端に処置具チャンネル口金26が装着され、
この処置具チャンネル口金26にチャンネルチューブ27の
先端が嵌着されている。さらに、このチャンネルチュー
ブ27の後端が上記操作部10に開口した処置具挿入口10a
に連設されている。なお、この処置具挿入口10aから上
記処置具チャンネル用透孔11bまでの間の各構成部品で
処置具チャンネルが構成されている。
また、上記チャンネルチューブ27が三層構造をなし、
全管路長でほぼ均一の肉厚を有する最内層のチューブ27
aが低摩擦係数で延伸性を有する発泡材、例えば延伸発
泡性四弗化エチレン樹脂(以下「延伸発泡性PTFE」と略
称)を素材に形成されている。また、中間層のチューブ
27bが可撓性を有する、例えば、弗素ゴムを素材に形成
されている。さらに、最外層が延伸発泡性PTFEなどの低
摩擦係数で、かつ、延伸性を有するテープ27cを巻装す
ることで形成されている。
最内層の上記チューブ27aは発泡率を適宜設定するこ
とで所望の硬さを得ることができる。
従来、上記チュンネルチューブ27は単層構造のものが
多く、また、発泡材も一律の発泡率のものを使用してい
る。
本発明における上記チューブ27aは部分的に発泡率を
変え、一つのチューブ27a中に硬質部27dと軟質部27eと
が混在された状態で一体形成されている。
具体的には、第1図、第3図に示すように、上記チャ
ンネルチューブ27が屈曲される際に最も干渉しやすい部
分、すなわち、上記チューブ27aの上記ワイヤガイド17
に対設する部分に発泡率の低い硬質部27d(第1図のハ
ッチング部分)が形成され、また、他の部分が従来と同
様の相対的に高い発泡率の軟質部27eで形成されてい
る。
上記チューブ27aを成形する手段としては、例えば、
まず、PTFE樹脂から延伸焼成により発泡率の高い(軟
い)チューブを形成する。次いで、このチューブを硬質
処理をしたい部分のみ露呈する治具にセットし、その
後、上記チューブを加熱して再焼成することで、上記治
具から露呈した部分のみ、すなわち、直接加熱された部
分のみの発泡率が低く(硬く)なり、硬質部27dと軟質
部27eとが混在したチューブ27aを得ることができる。
一方、上記湾曲部12には、上述した各構成部品の他
に、上記光源装置3からの照明光を先端部11側へ伝達す
る一対のライドガイド28と、上記先端部11に設けた対物
レンズ系19に指向する送気送水ノズル29(第6図参照)
に連設する送気送水チューブ30などが内蔵されている。
また、符号31は鉗子などの処置具で、上記処置具挿入
口10aから上記チャンネルチューブ27へ体腔内を診断治
療のために挿脱される。
(作 用) 次に、上記構成による実施例の作用について説明す
る。
まず、体腔内などに内視鏡2の挿入部9を挿入し、手
元側の操作部10に設けた図示しない湾曲操作ノブを回動
させると、この湾曲操作ノブに連設する4本のアングル
ワイヤ18が各々所定に引かれ上記挿入部9の先端側に設
けた湾曲部12がUP/DOWN、LEFT/RIGHT方向へ湾曲する。
上記挿入部9に内蔵したチャンネルチューブ27の上記
湾曲部12に挿通する部分のチューブ27aが硬質部27dと軟
質部27eを混在した状態で一体形成されているため、上
記湾曲部12を湾曲させると軟質部27dが変形して上記チ
ャンネルチューブ27を屈曲させる。したがって、上記湾
曲部12を最小曲率に湾曲させても上記チャンネルチュー
ブ27が無理なく湾曲し、座屈することはない。
また、ビデオプロセッサ4の駆動信号発生回路から出
力された水平駆動パルス、垂直駆動パルスが上記挿入部
9に配設した駆動信号線22aを伝送してSID21を駆動す
る。一方、上記挿入部9の先端部11に設けた対物レンズ
系19から入射されて上記SID21に結像された上記体腔内
などの情報が光電変換され、映像信号として映像信号線
22bを伝送して上記ビデオプロセッサ4の映像信号処理
回路に出力され、このビデオプロセッサ4に接続されて
いる観察用モニタ5、VTRデッキ6、ビデオプリンタ
6、ビデオディスク8に上記体腔内などの映像を表示あ
るいは記録する。
ところで、一般に上記各信号線22a,22bは、上記湾曲
部12を繰返し湾曲させても充分な耐久性を保証すること
ができるように、予め互いに撚られた状態で収納されて
いる。したがって、撚られた状態での各信号線22a,22b
の長さにばらつきが生じやすく、また、配線組立時に上
記各信号線22a,22bを規定の長さに切断する際にもばら
つきが生じる。その結果撚られた状態で組付けられた上
記信号線22a,22bの長さが、内視鏡ごとに相違し、駆動
信号遅れにばらつきが生じる。
上記駆動信号線22aにて伝送される水平駆動パルス、
および、垂直駆動パルスは、上記駆動信号線遅れのばら
つきの影響を受けやすく、画像の乱れを起因する場合が
ある。
図の実施例における駆動信号線22aは、ケーブル撚線
の中央に直線状に配設されているので、線長さにばらつ
きが生じにくく、切断時のばらつきも最小限に抑制する
ことができるため、駆動信号の遅れにばらつきが生じに
くく、画像の鮮明度を増すことができる。
また、上記挿入部9に内蔵したチャンネルチューブ27
に対し、上記操作部10に開口された処置具挿入口10aか
ら鉗子などの処置具31を挿脱すると、上記湾曲部12が湾
曲されている場合、上記処置具31は湾曲された上記チャ
ンネルチューブ27の内壁に押接しながらこのチャンネル
チューブ27の曲率に沿って湾曲される。
上記チャンネルチューブ27の最内層を構成するチュー
ブ27cの硬質部27dを、上記チャンネルチューブ27と最も
干渉しやすい部分であるワイヤガイド17に対設する部分
に形成したため、上記処置具31が上記チューブ27cの内
壁を押圧しても、上記チャンネルチューブ27aが上記ワ
イヤガイド17と干渉しても、このチャンネルチューブ27
の損傷を最小限にすることができる。
また、上記チャンネルチューブ27が弗素系樹脂を素材
としているため摩擦係数が低く、湾曲する際の他の構成
部品との摺動抵抗、上記処置具31の挿脱の際の摺動抵抗
が少なくなり、耐久性が向上する。
さらに、上記チャンネルチューブ27のチューブ27cに
形成した硬質部27dと軟質部27eを発泡率を変える、換言
すれば、素材の特性を変えることで得るようにしたの
で、このチューブ27aの肉厚を凹凸なくほぼ均一に成形
することができ、湾曲時の他の構成部品との間の相対移
動がスムーズになり、損傷が少なくなるばかりか、部分
的な凹凸がないため、チャンネルチューブ27の肉厚を薄
くすることができ、さらに、湾曲部12の内蔵密度を高く
することができ、その分、湾曲部12の太さを細径化する
ことができる。
また、上記処置具31の挿脱力量が軽減され、取扱いが
容易になり、処置を迅速に行うことができる。
なお、図の実施例では、チューブ27cの硬質部27dをワ
イヤガイド17に対向する部分に形成したがこれに限らず
湾曲駒15を連結する関節軸(図示せず)に対設する部
分、あるいは、この湾曲駒15の肩口15aに対設する部分
など処置具31を挿脱する際にこの処置具31に押圧されて
上記チャンネルチューブ27の他の構成部品と比較的激し
く干渉しやすい部分に硬質部27dが形成されていればよ
い。また、上記硬質部27dを特に干渉の激しい部分に局
部的に形成するようにしてもよい。
ところで、第6図に示すように、先端部11に露呈する
対物レンズ系19とライトガイド28との間に処置具チャン
ネル用透孔11bが配設されていると、モニタ画面上には
第7図に示すように、上記処置具チャンネル用透孔11b
から突出した処置具31の影31aが映し出されてしまい、
処置および処置部観察の際に支障を来たす。
一方、第8図、第9図に示すように、上記処置具チャ
ンネル用透孔11bと対物レンズ系19とライトガイド28と
を一列に配設し、かつ、上記処置具チャンネル用透孔11
bを一端側へ配設すると、上記処置具31の影がこの処置
具31自身の像の裏側に発生するので、画面上に影が映し
出されることはない。
(第二実施例) 第10図は本発明の第二実施例による内視鏡の要部断面
図である。
この実施例では、チャンネルチューブ27を先端部11側
から取外すことができるようにしたもので、上記先端部
11に開口する処置具チャンネル用透孔11bを、先端側の
大径部11cと、その後方の小径部11dとで構成し、この小
径部11dに、後部にチャンネルチューブ27の先端に圧入
された口金26の胴部26aが挿通されている。この口金26
の胴部26aが上記処置具チャンネル用透孔11bの小径部11
dにすきまばめで嵌合されており、また、この胴部26aの
外周に係合溝26bが刻設されている。
さらに、上記口金26の先端にフランジ26cが形成され
ており、このフランジ26cと上記処置具チャンネル用透
孔11bの大径部11cの底部との間がOリングなどのシール
部材32を介してシールされている。
また、上記先端部11の周側に小ねじ33が螺入され、こ
の小ねじ33の剣先部33aが上記口金26の係合溝26bに係入
され、上記口金26が抜け止めされている。さらに、上記
小ねじ33の背面に充填材34が充填されている。
上記構成において、損傷した上記チャンネルチューブ
27を交換する場合、まず、操作部10(第5図参照)側の
上記チャンネルチューブ27の取付けを解き、また、先端
部11に螺入されている小ねじ33を充填材34とともに外
す。
そして、先端部11に開口する処置具チャンネル用透孔
11b側から上記口金26とともに上記チュンネルチューブ2
7を抜き取る。
次いで、新たなチャンネルチューブ27を所定に装着
し、小ねじ33で口金26を抜け止めした後、この小ねじ33
の背面を充填材34で埋める。
この実施例によれば、チャンネルチューブ27を先端側
から取外すことができ、従来のように、挿入部、湾曲部
を分解する必要がなく、交換が容易で作業性がよい。
[発明の効果] 以上説明したように本発明によれば、挿入部の先端側
の湾曲部に設けた前記チャンネルチューブを、ほぼ均一
の肉厚でかつ硬質部と軟質部とを混在して形成したの
で、処置具などを繰返し挿脱しても損傷や亀裂が発生し
にくく、処置具などの挿脱がスムーズになり、また、湾
曲させても座屈が起きにくいばかりか、湾曲部を細径化
することができ、かつ、優れた耐久性を有するなどの効
果が奏される。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第9図は本発明の第一実施例を示し、第1図は
挿入部の要部断面図、第2図は第1図のII−II断面図、
第3図は第1図のIII部拡大図、第4図は挿入部の先端
部分の拡大断面図、第5図は内視鏡装置の概略図、第6
図は第4図のVI矢視図、第7図はモニタの画像を示す
図、第8図は他の態様による第7図に相当する図、第9
図は別の態様による第7図に相当する図、第10図は本発
明の第二実施例による内視鏡の要部断面図である。 1……内視鏡装置、2……内視鏡、9……挿入部、12…
…湾曲部、27……チャンネルチューブ、27d……硬質
部、27e……軟質部。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】体腔内に挿入する挿入部内に処置具チャン
    ネルチューブを有する内視鏡において、 前記挿入部の先端側の湾曲部内に位置する前記処置具チ
    ャンネルチューブを、発泡性樹脂で構成すると共に、前
    記発泡性樹脂の発泡率を異ならせて硬質部と軟質部とを
    混在して形成し、他の構成部品と干渉しやすい部分に前
    記硬質部を配置したことを特徴とする内視鏡。
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