JP3003965U - 大型部品の運搬台車 - Google Patents

大型部品の運搬台車

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JP3003965U
JP3003965U JP1994006164U JP616494U JP3003965U JP 3003965 U JP3003965 U JP 3003965U JP 1994006164 U JP1994006164 U JP 1994006164U JP 616494 U JP616494 U JP 616494U JP 3003965 U JP3003965 U JP 3003965U
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JP
Japan
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wheels
wheel
line connecting
vehicle body
axle
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Application number
JP1994006164U
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English (en)
Inventor
修次 中村
弘太郎 田中
Original Assignee
東京トヨペット株式会社
株式会社バンザイ
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 幅広な部品を安全に運搬できる運搬台車を提
供し、作業能率を向上させる。 【構成】 車体１の下面の前方部又は後方部に軸支した
前輪２又は後輪２を車軸の方向を自在に変えられるキャ
スター式に形成すると共に該下面の中間部に軸支した左
右の車輪３はその車軸が車体１の前後を結んだ中心線と
常に直角で且つ車輪３の接地点が前輪２と後輪２の接地
点を結んだ線よりも突出させて形成する。

Description

【考案の詳細な説明】
【０００１】
【産業上の利用分野】
本考案は自動車の修理工場等において、自動車のドアやボンネットの如く比較 的幅の広い大型部品を積載し、該部品に傷や変形を与えることなく運搬を行なう のに好適な運搬台車に関する。
【０００２】
【従来の技術】
従来は比較的幅の広い部品を運搬する場合、これをパレット上に積載しフォー クリフトによってパレットごと運ぶか、又は上面が平らな台車に積載して手押し で運搬するのが一般的であった。
【０００３】
【考案が解決しようとする課題】
フォークリフトによる運搬の場合、被運搬物を他のものにぶつけたり、又はパ レット上から落として傷をつける問題点があった。
【０００４】 又平らな台車によって運搬する場合は、台車が左右に振れて台車或いは積載部 品が側方にある自動車等にぶつかり損傷する問題点があった。
【０００５】 本考案はこのような問題点を解消して、比較的幅の広い部品や長尺の部品等を 安全に運搬する台車を提供することを目的とする。
【０００６】
【課題を解決するための手段】
この目的を達成すべく本考案は、車体の下面の前方部又は後方部に軸支した前 輪又は後輪を車軸の方向を自在に変えられるキャスター式に形成すると共に、該 下面の中間部に軸支した左右の車輪はその車軸が車体の前後を結んだ中心線と常 に直角で且つ該左右の車輪の接地点が前記前後輪の接地点を結んだ線よりも少許 突出させて形成したことを特徴とする。
【０００７】
【作用】
請求項１の運搬台車において、キャスター式車輪の側から該運搬台車を牽引す る場合、該キャスター式車輪と突出した中間車輪とが同時に接地するようにする と、屈曲走行時にキャスター式車輪は曲がる方向に応じて直ちにその車軸の向き を変えるが、続く中間車輪は車軸の方向が固定しているためその向きを変えない 。
【０００８】 このため運搬台車は走行が振らつくことなく、屈曲走行時にも滑らかに方向変 更を行うことができる。
【０００９】 請求項２の運搬台車において、前後輪を共にキャスター式としたため、運搬台 車を前後どちらの側から牽引しても滑らかな走行ができる。
【００１０】 請求項３の運搬台車において、合計４個の車輪を菱形に配置して運搬台車の前 後左右の荷重バランス及び走行時の安定性を確保でききる。
【００１１】 請求項４の運搬台車において、車体が底板と該底板の上面の左右両側に立設し たガード又は側板からなるので、幅広な部品や長尺の部品を底板上に搭載し、側 面をなすガードや側板にこれを立て掛けて安全に運搬を行なえる。
【００１２】
【実施例】
本考案の１実施例を図面に従って説明する。
【００１３】 １は運搬台車の車体を示し、該車体１は底板１ａと該底板１ａの上面の両側に 立設したパイプ式のガード１ｂとからなる。
【００１４】 そして該底板１ａの下面の中心線に沿って前方部と後方部にキャスター式の車 輪２を軸支し、又この前後の車輪２の中央部で中心線に対し対称な位置に１対の 車輪３をその車軸が前記中心線と直角をなし且つ車輪３の接地点が前後のキャス ター式車輪２の接地点を結んだ線よりも少許突出するように設けてある。
【００１５】 次に上記実施例の運搬台車の使用について説明する。
【００１６】 幅広の部品を運搬する場合は、当該部品を車体１の前端又は後端より底板１ａ 上に積載し、これをガード１ｂに立て掛けて運搬を行なう。
【００１７】 そして運搬台車の移動には、人力による押し又は曳き、もしくは牽引車による 牽引も可能である。
【００１８】 車体１につく車輪がキャスター式の車輪２と軸方向固定の車輪３との組み合わ せであり、且つ常時接地している車輪は車輪２が１個と車輪３が２個の計３輪で あるため、押す時でも曳く時でも台車が左右に横振れすることなく直進し、例え ば側方にある自動車等に当たることがない。
【００１９】 尚、本実施例において１対の車輪３はその車軸を別々のものとしたが、これを 一本に繋がった車軸としてもよい。
【００２０】
【考案の効果】
このように本考案の運搬台車によれば、幅の広い部品に傷や変形を与えること なく運搬することができ、又台車を押した時でも曳いた時でも良好な方向安定性 が得られる効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図１】運搬台車の下面からの斜視図である。
【符号の説明】
１ 車体 1a 底板 1b ガード ２ 前輪又は後輪 ３ 車輪

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項１】 車体の下面の前方部又は後方部に軸支し
    た前輪又は後輪を車軸の方向を自在に変えられるキャス
    ター式に形成すると共に、該下面の中間部に軸支した左
    右の車輪はその車軸が車体の前後を結んだ中心線と常に
    直角で且つ該左右の車輪の接地点が前記前後輪の接地点
    を結んだ線よりも少許突出させて形成したことを特徴と
    する大型部品の運搬台車。
  2. 【請求項２】 前記前輪及び後輪を共にキャスター式と
    したことを特徴とする請求項１に記載の大型部品の運搬
    台車。
  3. 【請求項３】 前記前輪及び後輪のキャスターは車両の
    前後を結んだ中心線上に各１輪づつ配置し、中間部の車
    輪は前後輪の中央において車両の前後を結んだ中心線に
    対して対称な位置に１対の車輪を配置したことを特徴と
    する請求項２に記載の大型部品の運搬台車。
  4. 【請求項４】 前記車体は底板と該底板の上面の左右両
    側に立設した積載部品を支えるためのガード又は側板か
    らなることを特徴とする請求項１に記載の大型部品の運
    搬台車。
JP1994006164U 1994-05-09 1994-05-09 大型部品の運搬台車 Expired - Lifetime JP3003965U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR102044821B1 (ko) * 2019-06-18 2019-11-15 신농(주) 이동형 저온 저장고

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