JP3003900B2 - 形材の温度予測計算方法 - Google Patents

形材の温度予測計算方法

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JP3003900B2
JP3003900B2 JP5210051A JP21005193A JP3003900B2 JP 3003900 B2 JP3003900 B2 JP 3003900B2 JP 5210051 A JP5210051 A JP 5210051A JP 21005193 A JP21005193 A JP 21005193A JP 3003900 B2 JP3003900 B2 JP 3003900B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば圧延中のH形鋼
等、フランジ部とウェブ部とを有する形材の180°未
満の角度にて対面する対向面を有する形状の形材の温度
予測計算方法に係り、特に、その温度測定誤差の低減や
その制御精度の向上に関する。
【0002】
【従来の技術】圧延ライン等を移動中の鋼材の温度測定
や、あるいは連続鋳造鋳片の温度測定等において、放射
温度計を用いた表面温度測定が一般に行われている。こ
の放射温度計を用いた表面温度測定は、高温の被温度測
定物体がその温度に応じて輻射する放射エネルギの強度
を測定し、これに基づいて、その被温度測定物体の表面
温度を測定するというものである。このような放射温度
計を用いた表面温度測定によれば、被温度測定物体の表
面温度を、非接触で測定することができる。
【0003】又、一般に鋼材の温度予測は、鋼材の放射
率を考慮して行われている。つまり、例えばH形鋼非水
冷面での熱伝達係数は、鋼材の放射率と形態係数によっ
て次式で与えていた。
【0004】 α=F(αrad +αconv) …(1) αrad =ε・σ{(Ts +273)2 +(Tair +273)2 } {Ts +Tain +546} …(2)
【0005】但し、上記(1)式及び(2)式の記号の
意味は次の通り。
【0006】ε:放射率[−]、σ:ステファンボルツ
マン定数 Ts :表面温度[℃]、Tair :大気温度 αrad :輻射熱伝達係数[kcal/ m2 ・hr・℃] αconv:対流熱伝達係数[kcal/ m2 ・hr・℃] F:形態形数
【0007】又、圧延、水冷などの鋼材の製造プロセス
においては、鋼材の断面温度分布または断面全体の平均
温度もしくは断面温度の代表値として、指定した部位の
厚み方向の温度分布及び平均温度を予測することが、安
定した製造を実施する上で重要である。ここで鋼材の温
度については、その表面温度Tsは放射温度で測定でき
るが、板厚方向の平均温度を測定することはできない。
温度分布は一般に熱伝導偏微分方程式を差分モデルとし
て、前述の熱伝達係数を考慮して解くことにより計算さ
れる。又平均温度は上記温度分布の平均値である。例え
ば、圧延制御モデルを学習するためには平均温度が必要
であり、上述の熱伝達係数を用いた温度予測式などの手
で平均温度を求めることが行われている。
【0008】
【発明が達成しようとする課題】しかしながら、前述し
た従来の方法では、フランジ〜ウェブ間の熱干渉を表現
できないという問題や、鋼材表面での表面熱抵抗を表現
できないという問題があり、正確な温度計算ができなか
った。
【0009】従って、例えば、発明者の調査によれば、
圧延中のH形鋼においては、そのフランジ部内面やウェ
ブ部表面等の一部分の表面温度を、放射温度計にて測定
されたエネルギに従って予測計算しようとした場合、十
分な温度測定精度を得ることができないことが見出され
ている。即ち、前記H形鋼は両フランジ部とこれらフラ
ンジ部間のウェブ部とによって構成されているが、該ウ
ェブ部の表面温度を単独の放射温度計を用いて測定しよ
うとした場合、測定されるエネルギは、ウェブ表面の放
射エネルギと、フランジ表面の放射の反射エネルギの和
であるので、測定されたエネルギに基づいた温度予測計
算では、十分な温度測定精度を得ることができないこと
が確認されている。
【0010】本発明は、前記従来の問題点を解決するべ
くなされたもので、180°未満の角度にて対面する複
数の面のうちの少なくとも1つの被温度予測面につい
て、他の面からの熱輻射を考慮することにより、より正
確な温度予測計算を行うことで、温度測定誤差の低減
や、予測計算された温度に基づいた制御の制御精度の向
上を図ることを目的とする。
【0011】
【課題を達成するための手段】本発明は、フランジ部と
ウェブ部とを有し、180°未満の角度にて対面する対
向面を有する形状の形材の温度予測方法において、前記
対向面のそれぞれの面からの放射エネルギをそれぞれ測
定し、輻射ネットワークモデルを用いて、前記対向面間
での輻射伝熱による、これら対向面の表面間での熱移動
量を求め、被温度測定面以外の面からの放射エネルギの
測定結果に従った補正を行ないながら、被温度測定箇所
温度予測計算することにより、前記課題を達成した
ものである。
【0012】
【0013】
【0014】
【作用】本発明は、例えば前述のようなH形鋼やコ字形
の溝形鋼等のフランジ部とウェブ部とを有する形材のフ
ランジ内面やウェブ部の表面温度を放射温度計にて測定
されたエネルギに従って予測計算しようとした場合、そ
の温度測定精度を低下させてしまう要因として、フラン
ジ内面やウェブ部等の被温度測定面の周囲からの放射エ
ネルギによる影響を受けるものであるという点を見出し
成されたものである。被温度測定面の周囲においても放
射エネルギの輻射がある場合、この放射エネルギが、被
温度測定面の放射エネルギに付加されてしまい、温度測
定誤差が増大してしまう。特に、被温度測定面の周囲
の、このような放射エネルギの強度が強いと、このよう
な温度測定誤差がより大きくなってしまう。
【0015】従って、本発明では、フランジ部とウェブ
部とを有し、180°未満の角度にて対面する対向面を
有する形状の形材の温度予測計算に際し、例えば輻射ネ
ットワークモデルを適用し、熱移動量を求めるようにし
ている。例えばH形鋼においては、フランジ内面・ウェ
ブ内面について、輻射ネットワークモデルを適用する。
即ち、計算対象ポイントのエネルギとフランジ面又はウ
ェブ面の平均エネルギとが等しいとの仮定をおいて、フ
ランジ・ウェブ内面の輻射伝熱をモデル化することで、
フランジ内とウェブ内との熱干渉を考慮した温度予測計
算を可能とする。
【0016】図1は、本発明の要旨を示す模式図であ
る。
【0017】この図1においては、一例として、高温の
H形鋼1が被温度測定物体となっている。又、この図1
においては、該H形鋼1の横断面が示されている。該H
形鋼1は、両フランジ部1a 及び1b と、これらフラン
ジ部間のウェブ部1c とにより構成されている。
【0018】このようなH形鋼1の例えば前記ウェブ部
1c の幅方向中央部の表面温度を測定しようとした場
合、この図1に示される如く、前記ウェブ部1c の幅方
向中央部の表面の上方に放射温度計12a を配置する。
該放射温度計12a は、前記ウェブ部1c から輻射され
る放射エネルギの強度を測定することで、前記ウェブ部
1c の表面温度を測定する。
【0019】このような表面温度測定の際、被温度測定
面に対して180°未満の角度にて対面する高温の面が
あると、その放射エネルギの影響によって、温度測定誤
差が増大してしまう。例えばこの図1においては、前記
ウェブ部1c に対して180°未満の角度にて対面する
両フランジ部1a や1b の内面からの放射エネルギの影
響が生じてしまう。これは、前記フランジ部1a と前記
ウェブ部1c との間、前記フランジ部1b と前記ウェブ
部1c との間、あるいは前記フランジ1a と前記フラン
ジ部1b との間において、放射エネルギの授受があり、
相互に熱干渉があるためである。
【0020】従って、前記ウェブ部1c の表面温度をそ
の放射エネルギにて測定しようとした場合、前記両フラ
ンジ部1a 及び1b からの放射の反射エネルギも付加さ
れてしまい、温度測定誤差を生じてしまう。
【0021】このような被温度測定面に係る放射エネル
ギの授受による温度測定誤差増大の問題は、前記ウェブ
部の放射温度計による表面温度測定時だけでなく、前記
フランジ部1a や前記フランジ部1b 等の表面温度測定
時にも生じてしまう。更には、このようなH形鋼だけで
なく、例えば溝形鋼においても、あるいは他の形状の形
材であっても生じてしまう。即ち、180°未満の角度
にて対面する複数の面については、これらの面の表面間
において放射エネルギの授受があり、同様の問題を生じ
てしまう。
【0022】本発明は、このような点に着目し、例え
ば、前述のような輻射ネットワークモデルを適用するよ
うにしている。又、前述のような熱移動量を求めるよう
にしてている。
【0023】即ち、まず、フランジ部とウェブ部とを有
する形材の180°未満の角度にて対面する複数の面の
うちの少なくとも1つの被温度測定面の表面温度を放射
温度計にて測定する場合には、これらそれぞれの面から
の放射エネルギをそれぞれ測定するようにしている。例
えば、前記図1に示されるようなH形鋼1の前記ウェブ
部1c の表面温度測定に際しては、該ウェブ部1c の放
射エネルギだけでなく、前記フランジ部1a の内面の放
射エネルギや、前記フランジ部1b の内面の放射エネル
ギをも測定するようにしている。
【0024】更に、本発明においては、このようにそれ
ぞれの面について測定された放射エネルギの測定結果を
有効に用い、例えば実際に前述の輻射ネットワークモデ
ルを用い、所望の箇所の温度を予測計算するようにして
いる。この際、前記対向面間での輻射伝熱による、これ
らに対向面の表面間での熱移動量を求めながら、前記温
度予測計算を行うようにしている。被温度測定面以外の
面からの放射エネルギの測定結果に従った補正を行いな
がら、該被温度測定面からの放射エネルギの測定結果に
基づいて、該被温度測定面の温度を予測計算する際に、
前述のような熱移動量を求めながら予測計算するように
している。
【0025】従って、本発明によれば、被温度測定面に
対して180°未満の角度にて対面する他の面があった
としても、より精度良く温度を測定することが可能であ
る。又、求められた温度に基づいた制御を、精度良く行
うことが可能である。例えば後述する実施例のように諸
制御を行うにあたってなされる、断面の温度分布や平均
温度分布を求める際の精度を向上することもできる。
【0026】
【実施例】以下、図を用いて本発明の実施例を詳細に説
明する。
【0027】図2は、本発明が適用されたH形鋼の連続
圧延装置の実施例の構成を示すブロック図である。
【0028】この図2では、各設備の配置位置に対応し
て、H形鋼1の予測温度の変化を示している。本発明の
実施例は、いずれもこの図2に示される連続圧延装置に
適用されている。圧延対象となるH形鋼1は、この図2
において左方から右方へと送り出される。
【0029】又、この連続圧延装置においては、この図
2の左方から順に、加熱炉32と、ブレークダウンミル
34と、タンデム配置された粗ユニバーサルミル38a
及び38b と、仕上げユニバーサルミル42とにより構
成されている。又、前記ブレークダウンミル34と前記
粗ユニバーサルミル38a との間には、水冷設備36a
が配置されている。前記粗ユニバーサルミル38b と前
記仕上げユニバーサルミル42との間には、左から順
に、合計3台の水冷設備36b 〜36d が配置されてい
る。又、前記仕上げユニバーサルミル42の出側には、
水冷設備36e が配置されている。更に、前記水冷設備
36a の前方には温度計40a 、前記水冷設備36b の
後方には温度計40b 、前記仕上げユニバーサルミル4
2の出側には温度計40c 、前記水冷設備36e の出側
には温度計40d が配置されている。
【0030】又、この図2のこのような配置図の上方に
は、該配置図の位置関係に対応させながら、各位置にお
ける平均温度推移を示すグラフが示されている。特に、
一点鎖線は、対応する温度計にて測定された温度に対応
する。又、二点鎖線Aは、前記粗ユニバーサルミル38
a 及び38b において、往復圧延を行うため、折線形状
のグラフとなっている。
【0031】本実施例のH形鋼連続圧延装置において
は、前記粗ユニバーサルミル38a 及び38b での温度
予測計算は、往復圧延(リバース圧延)する間の温度変
化の予測計算を行っている。又、フランジ水冷部では、
前記温度計40b の位置から前記温度計40d の位置ま
での温度変化の予測計算を行っている。
【0032】図3は、本発明が適用された実施例の放射
温度測定方法を示すブロック図である。
【0033】この放射温度測定方法は、前記温度計40
a 〜40d を中心として行われているものである。又、
該放射温度測定方法は、この図3にてその断面が示され
ているH形鋼1のフランジ部1a の表面温度と、ウェブ
部1c の表面温度とを測定するものとなっている。この
ような測定に際し、本放射温度測定方法においては、合
計2個の放射温度計12a と、変換器13と、形態係数
演算器14とが用いられている。
【0034】まず、合計2台の前記放射温度計12a の
うち、一方は、前記フランジ部1aの表面からの放射エ
ネルギJf を測定する。他方の前記放射温度計12a
は、前記ウェブ部1c の表面からの放射エネルギJw
測定する。これら放射温度計12a での放射エネルギJ
f 及びJw の測定結果は、前記変換器13へと入力され
る。
【0035】一方、前記形態係数演算器14において
は、前記H形鋼1の形状寸法に関するデータが入力され
る。該形態係数演算器14は、このように入力されたデ
ータに基づいて、前記変換器13での演算に用いられる
形態係数を算出する。
【0036】前記変換器13は、このように前記形態係
数演算器14で算出された前記形態係数と共に、前記H
形鋼1からの放射エネルギに係る放射率εを入力する。
該変換器13は、このように入力される該放射率ε、前
記形態係数、又、前記放射エネルギJf 、Jw を用い
て、フランジ温度Tf 及びウェブ温度Tw を算出する。
【0037】以下、前記変換器13及び前記形態係数演
算器14等で行われる演算等、本第1実施例の作用を図
4及び図5を用いながら説明する。
【0038】図4は、前記H形鋼の輻射ネットワークモ
デルを示すネットワーク図である。
【0039】本実施例の被温度測定物体の前記H形鋼1
について、前記ウェブ部1c の表面温度Tw 、及び前記
フランジ部1a の内面の表面温度Tf を測定しようとし
た場合、前記両フランジ部1a 及び1b 、又前記ウェブ
部1c に係る、これらの表面間での放射エネルギの授受
を考慮する。その際、各面の表面の表面熱抵抗を((1
−ε)/εA)とし、射度ポテンシャル間の空間熱抵抗
を(1/Am Fmn)とし、前記フランジ部1a の内面の
放射率及び前記ウェブ部1c 面の放射率をいずれもεと
し、更に、これらフランジ部1a 内面及びウェブ部1c
面の有する放射エネルギをそれぞれEf あるいはEw
すると、この図4に示されるような輻射ネットワークモ
デルのネットワーク図を描くことができる。
【0040】なお、この図4において、又以降の説明に
おいて、各パラメータは次の通りである。
【0041】Af :フランジ部の面積(単位: m2 ) Aw :ウェブ部の面積(単位: m2 ) Ea :大気放射エネルギ(単位:W) Ef :フランジ部の放射エネルギ(単位:W) Ew :ウェブ部の放射エネルギ(単位:W) Fwf:ウェブ部からフランジ部への形態係数(単位:
−) Fwa:ウェブ部から大気への形態係数(単位:−) Fff:一方のフランジ部から他方のフランジ部への形態
係数(単位:−) Ffw:フランジ部からウェブ部への形態係数(単位:
−) Ffa:フランジ部から大気への形態係数(単位:−) Jf :フランジ部の射度ポテンシャル(単位:W) Jw :ウェブ部の射度ポテンシャル(単位:W)
【0042】ここで、キルヒホッフ(Kirchhoff)の法
則により、節点Jf 及びJw に流れ込む放射エネルギの
代数的総和は0になる。従って、これら節点Jf 及びJ
w については、それぞれ次式が成り立つ。
【0043】Jf について: (Efav −Jf )/{(1−ε)/εAf } +(Jwav −Jf )/(1/Af fw) +(Eaav −Jf )/(1/Af fa)=0 …(3) Jw について: (Ewav −Jw )/{(1−ε)/εAw } +(Jfav −Jw )/(1/Aw wf) +(Jfav −Jw )/(1/Aw wf) +(Eaav −Jw )/(1/Aw wa)=0 …(4)
【0044】なお、上記2つの式において、Efav 、E
wav 、Eaav 、Jfav 及びJwav は、それぞれ、Ef
w 、Ea 、Jf 及びJw の平均を示す。ここで、Ef
=E fav ;Ew =Ewav ;Ea =Eaav ;Jf
fav ;Jw =Jwav とすると、節点Jf でのエネルギ
収支から、次式が成り立つ。
【0045】 εEf +(1−ε)Ffww +(1−ε)Ffaa ={ε+(1−ε)(Ffw+Ffa)}Jf …(5) εEw +(1−ε)Fwff +(1−ε)Fwaa ={ε+(1−ε)(Fwf+Fwa)}Jw …(6)
【0046】上記(5)、(6)式をJw について整理
すると、次式を得ることができる。
【0047】 Jw ={Rwww +Rwff +Rwaa }/Rj …(7)
【0048】但し、上記(7)式の記号の意味は次の通
りである。
【0049】 Rww=ε{ε+(1−ε)(Ffw+Ffa)} …(8a ) Rwf=ε(1−ε)Fwf …(8b ) Rwa=(1−ε) ×{εFwa+(1−ε)[Fwa(Ffw+Ffa)+Fwffa]}…(8c ) Rj ={ε+(1−ε)(Fwf+Fwa)} ×{ε+(1−ε)(Ffw+Ffa)}−(1−ε)2 wffw…(8d )
【0050】一方、上記(5)、(6)式をJf につい
て整理すると、次式の通りとなる。
【0051】 Jf ={Rfff +Rfww +Rfaa }/Rj …(9)
【0052】但し、上記(9)式においては、次の通り
となっている。
【0053】 Rff=ε{ε+(1−ε)(Fwf+Fwa)} …(10a ) Rfw=ε(1−ε)Ffw …(10b ) Rfa=(1−ε) ×{εFfa+(1−ε)[Ffa(Fwf+Fwa)+Ffwwa]}…(10c ) Rj ={ε+(1−ε)(Ffw+Ffa)} ×{ε+(1−ε)(Fwf+Fwa)}−(1−ε)2 fwwf…(10d )
【0054】以上の計算、特に前記(7)式及び前記
(9)式により、次のような関係を得ることができる。
【0055】 Rj w =Rwww +Rwff +Rwaa …(11) Rj f =Rfww +Rfff +Rfaa …(12)
【0056】
【0057】又、本実施例においては、前記変換器13
において、前記(11)式及び前記(12)式、又合計
2台の前記放射温度計12a それぞれから得られる見掛
けの放射エネルギである射度ポテンシャルJf (λ)及
びJw (λ)に基づいて、フランジ部の真の放射エネル
ギEf (λ)及びウェブ部の真の放射エネルギE
w (λ)を求めるようにしている。
【0058】本実施例においては、前記変換器13にお
いて、このようにして求められた真の放射エネルギEf
及びEw に基づいて、フランジ部の表面温度Tf 及びウ
ェブ部の表面温度Tw を求めることも可能となってい
る。即ち、ウィーンの変位則によれば次のような関係を
得ることができるので、本実施例においては、このよう
な関係に基づいて、前記放射エネルギEf 及びEw によ
って前記表面温度Tf 及びTw を求めることも可能とな
っている。
【0059】 Ef (λ)=(2C1 /λ5 )exp (−C2 /(λTf )) …(13) Ew (λ)=(2C1 /λ5 )exp (−C2 /(λTw )) …(14)
【0060】ここで、C1 はプランクの第1定数であ
り、C2 はプランクの第2定数である。又、λは測定波
長である(Ef (λ)、Ew (λ)は側長λでの放射エ
ネルギ)。又、上記(13)、(14)式から求めた表
面温度Tf 、Tw により、温度予測計算が開始できる。
又、温度予測計算途中で温度測定を実施することで、予
測誤差を解消することも可能である。
【0061】温度予測を行う場合、鋼材表面での熱移動
量を把握する必要がある。その熱移動量は、次式のとお
、ウェブ部側(内側)のフランジ部表面での熱移動量
f、及び、ウェブ部表面での熱移動量Qwとして表わさ
れる。
【0062】 Qf =ε(Ef −Jf )/(1−ε) …(15) Qw =ε(Ew −Jw )/(1−ε) …(16)
【0063】なお、これら(15)〜(16)式におい
て、温度予測計算を行う場合のJf及びJw は、それぞ
れ、フランジ部あるいはウェブ部での見掛け上の放射エ
ネルギであり、前記(7)、(9)式により計算で求め
ることができる。一方、Ef及びEw は、それぞれ、フ
ランジ部あるいはウェブ部についての真の放射エネルギ
である。
【0064】又、Rff、Rfw、Rfa、Rww、Rwf、Rwa
及びRj は、放射率εと形態係数から求められるもので
ある。ここで形態係数は、被温度測定物体の表面形状、
即ち前記H形鋼1の形状から求められるものであり、本
実施例においては、入力された前記H形鋼の寸法に従っ
て、前記形態係数演算器14により求めるようにしてい
る。一方、前記放射率εは、被温度測定物体である前記
H形鋼1から求まるパラメータであり、前記変換器13
へと入力するようにしている。
【0065】なお、Ea については、大気温度から求ま
る大気の放射エネルギである。本実施例においては、3
0℃での大気の放射エネルギを、定数として、前記変換
器13の内部に記憶するようにしている。
【0066】更に、本実施例では、このようにして求め
られた前記真の放射エネルギEf及びEwに基づいて、温
度予測計算器15において、前記(15)式及び(1
6)式を用いながら前記熱移動量Qf及びQwを用いて温
度予測計算している。又、本実施例では、これら熱移動
量Qf及びQwを用いながら、前記温度予測計算器15に
おいて、任意時刻t での前記H形鋼1の前記図2での厚
さ方向の任意位置x での温度を予測計算している。ここ
で任意位置での温度の分布が温度分布であり、この任意
位置の温度の平均値が平均温度であることは言うまでも
ない。従って前記温度予測計算器15において、鋼材断
面温度分布の代表値となる温度計計測部位における、厚
み方向の温度分布を予測計算していることになる。又上
記の予測計算は、次の1次元伝導方程式に基づいたもの
である。
【0067】 ∂T/∂t = a(∂T2 /∂X2 ) …(17)
【0068】なお、前記(1)式においては次の通り
である。
【0069】T:温度、t :時刻、X:厚さ方向位置 a :CP/k 温度伝播率 C:比熱、P:比重、k :熱伝導率
【0070】上記(17)式にて温度予測計算を行う際
は、境界条件として鋼材表面での熱移動量を与えなけれ
ばならない。この境界条件として、例えばウェブ面に対
しては、前記(16)式のQw を、又例えばフランジ内
面対しては前記(15)式のQf を、更に例えばフラン
ジ外面に対しては前記(2)式のαrad を与えること
で、鋼材の温度変化を予測計算することが可能となる。
【0071】以下で、具体的な条件の求め方を示す。
【0072】図5は、本実施例におけるウェブ空冷時の
ウェブ熱伝達係数を求める際のフローチャートであり、
ウェブ空冷時のフランジ内面熱伝達係数を求める際のフ
ローチャートである。
【0073】この図5に示される如く、ウェブ空冷時
に、前記ウェブ熱伝達係数を求める場合にも、又、前記
フランジ内面熱伝達係数を求める場合にも、まずステッ
プ102に示される如く、データ入力を行う。具体的に
は、次に列挙するような諸データを入力する。
【0074】εt :鋼材全放射率(単位:無し) Tf :フランジ部内部(フランジ部のウェブ部側)表面
温度(単位:℃) Tw :ウェブ部表面温度(単位:℃) Ta :大気温度(単位:℃) Ffw:フランジ部からウェブ部への形態係数(単位:無
し) Ffa:フランジ部から大気への形態係数(単位:無し) Fwf:ウェブ部からフランジ部への形態係数(単位:無
し) Fwa:ウェブ部から大気への形態係数(単位:無し)
【0075】なお、上記Tf 及びTw は、前回計算値又
は前回測定値である。
【0076】続いて、ステップ104では、前記ステッ
プ102にて入力された諸データに基づいて、熱抵抗計
算を行う。前記ウェブ熱伝達係数を求める場合には、次
式に示される処理を行う。
【0077】 Rww=εt [εt +(1−εt )(Ffw+Ffa)] …(18a ) Rwf=εt (1−εt )Fwf …(18b ) Rwa=(1−εt ){εt wa+(1−εt )[Fwa(Ffw+Ffa) +Fwffa]} …(18c ) Rj ={εt +(1−εt )(Fwf+Fwa)} {εt +(1−εt )(Ffw+Ffa)}−(1−εt 2 wffw …(18d )
【0078】一方、このステップ104において、前記
フランジ部内面熱伝達係数を求める際には、次式に示さ
れるような計算を行う。
【0079】 Rff=εt [εt +(1−εt )(Fwf+Fwa)] …(19a ) Rfw=εt (1−εt )Ffw …(19b ) Rfa=(1−εt ){εt fa+(1−εt )[Ffa(Ffw+Ffa) +Ffwfa]} …(19c ) Rj ={εt +(1−εt )(Fwf+Fwa)} {εt +(1−εt )(Ffw+Ffa)}−(1−εt 2 wffw …(19d )
【0080】このような熱抵抗計算が終了すると、続い
てステップ106にて、放射エネルギ計算を行う。ま
ず、前記ウェブ部熱伝達係数を求める際の放射エネルギ
w 、Ea 及びEf は、次式に示されるような計算によ
って求められる。
【0081】 Ew =4.88×{(Tw +273.15)/100}4 …(20a ) Ea =4.88×{(Ta +273.15)/100}4 …(20b ) Ef =4.88×{(Tf +273.15)/100}4 …(20c )
【0082】このようにして前記放射エネルギEw 、E
a 及びEf が求められると、続いてステップ108にお
いて、表面射度ポテンシャル計算を行う。前記ウェブ部
熱伝達係数を求める際には、前記(7)式を用いて、前
記表面射度ポテンシャルJwを求める。一方、前記フラ
ンジ部内面熱伝達係数を求める場合には、前記(9)式
を用いて、前記表面射度ポテンシャルJf を求める。
【0083】前記表面射度ポテンシャルJw あるいはJ
f が求められると、続いてステップ112にて、熱流速
計算を行う。前記ウェブ部熱伝達係数を求める場合に
は、前記(16)式を一部書き替えた次式により前記熱
移動量Qw を求める。
【0084】 Qw =εt (Ew −Jw )/(1−εt ) …(16a )
【0085】一方、前記フランジ部内燃熱伝達係数を求
める場合には、このステップ112において、前記(1
5)式を一部変形した次式の演算を行う。
【0086】 Qf =εt (Ef −Jf )/(1−εt ) …(15a )
【0087】このようにして前記熱移動量Qwあるいは
fが求められると、続いてステップ114において熱
伝達係数計算を行う。前記ウェブ部熱伝達係数を求める
場合には、次に示す(2)式の計算を行う。一方、前
記フランジ部内面熱伝達係数を求める場合には、次に示
す(2)式の計算を行う。
【0088】 αw =Qw /(Tw −Ta )+αconv …(21) αf =Qf /(Tf −Ta )+αconv …(22)
【0089】以上説明した通り、本実施例によれば、前
記両フランジ部1a 及び1b 、又前記ウェブ部1c 間に
おいて生じる放射エネルギの授受の影響をも考慮して、
予測計算を行うので、より精度良く予測することができ
ている。
【0090】なお、本実施例と従来例とについて、図6
のH形鋼の断面図に示される合計7ポイントでの比較評
価を行っている。即ち、前記フランジ部1a の上から1
/4の位置のDR1/4と、上から1/2の位置のDR
1/2と、上から3/4の位置のDR3/4との位置で
ある。又、前記ウェブ部1c の中央部のW1/2であ
る。更に、前記フランジ部1b の上から1/4の位置の
OP1/4と、上から1/2の位置のOP1/2と、上
から3/4の位置のOP3/4のポイントである。
【0091】まず、図7、図8においては、本実施例で
の温度予測の結果例が示されている。一方、図9、図1
0においては、従来例による温度予測結果例が示されて
いる。
【0092】特に、前記図7のDR1/4ではσが9.
13℃であり、図8のウェブ部1/2ではσが7.94
℃である。
【0093】又、前記図9のDR1/4ではσが32.
39℃であり、前記図17のウェブ部1/2ではσが1
6.55℃である。
【0094】これら図7〜図10に示される如く、本実
施例によれば、従来技術による温度予測の結果に比べ、
より精度良く温度予測ができている。即ち、本実施例に
よれば、従来技術に比べ、実績温度と計算温度との対応
がより直線的となっている。
【0095】なお、前記第1実施例や前記第2実施例に
示される温度予測計算は、圧延制御モデルの学習パラメ
ータの設定や、水冷制御モデルの設定等に用いられてい
る。従って、これら第1実施例及び第2実施例によれ
ば、圧延制御や水冷制御の制御精度を向上させることが
可能となっている。
【0096】なお、このような本発明を適用した温度予
測計算方法は、様々な分野で応用することが考えられ
る。例えば、特開平4−103720で開示されている
H形鋼の製造方法においても応用することができる。即
ち、該特開平4−103720の明細書の第3図のフロ
ーチャートの第(2)ステップにおいて行われている水
冷開始直前のフランジ部及びウェブ部温度を求めるため
に、本発明の温度予測計算方法を応用することが可能で
ある。
【0097】又、特開昭62−151214で開示され
ているH形鋼の厚み制御方法にも本発明の温度予測計算
方法を応用することが可能である。具体的には、該特開
昭62−151214の明細書第1図の第4ステップに
て行われている圧延温度計算にて、本発明の温度予測計
算方法を応用することが可能である。
【0098】又、特開昭62−148013で開示され
ているH形鋼圧延時の鋼片温度予測方法において、本発
明の温度予測計算方法を応用することが可能である。即
ち、該特開昭62−148013の明細書第1図の第4
ステップにおいて、本発明の温度予測計算方法を応用す
ることが可能である。
【0099】更には、特開昭63−13611で開示さ
れているH形鋼の厚み制御方法においても、本発明を応
用することが可能である。即ち、該特開昭63−136
11の明細書第1図の第4ステップの圧延温度計算に
て、本発明を応用することが可能である。
【0100】これら特開平4−103720、特開昭6
2−151214、特開昭62−148013及び特開
昭63−13611において本発明を応用することで、
制御精度を向上させることが可能である。即ち、温度予
測計算の精度向上によって、制御精度をも向上すること
が可能である。例えば、圧延制御において被圧延材の温
度は被圧延材の変形抵抗を知る上で重要なパラメータで
ある。従って、温度予測精度を向上することによって、
変形抵抗の予測精度をも向上することができ、これに伴
って圧延荷重や圧下位置の制御精度を向上することが可
能である。又、温度予測値を学習計算に用いるものにあ
っては、該学習計算の誤差要因を低減することができ、
学習値のばらつきを小さくすることも可能である。
【0101】なお、前記図17〜図13においては、前
記図6に示されるような合計7ポイントにて温度の予測
計算をしているが、本発明はこのようなものに限定され
るものではない。例えば、より多くのポイントについ
て、温度の予測計算を行うようにすることも可能であ
る。又、図2で予測計算をBD後面から開始していた
が、加熱炉内から開始することも可能である。
【0102】なお、前記実施例において表面温度測定の
際には、前記フランジ部1a の外面や前記フランジ部1
b の外面については、前記H形鋼1の他の部位からの放
射エネルギの影響がないため、本発明を適用して、他の
部位からの放射エネルギの影響による補正を行う必要性
がない。
【0103】
【発明の効果】以上説明した通り、本発明によれば、フ
ランジ部及びウェブ部を有する形材の180°未満の角
度にて対面する複数の面の相互の放射による熱移動を考
慮して、より正確な温度予測計算を行うことで、温度測
定誤差の低減や、予測計算された温度に基づいた制御の
制御精度の向上を図ることができるという優れた効果を
得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の要旨を示す模式図
【図2】本発明が適用された実施例が用いられているH
形鋼の連続圧延装置の構成を示すブロック図
【図3】前記実施例に用いられる放射温度測定方法を示
すブロック図
【図4】前記実施例の測定原理を示すH形鋼の断面図
【図5】前記実施例でのウェブ空冷時のウェブ熱伝達係
数及びウェブ空冷時のフランジ部内面熱伝達係数を求め
るフローチャート
【図6】前記実施例での温度予測計算を行うポイントを
示すH形鋼の断面図
【図7】前記実施例での温度予測計算結果を示すフラン
ジ部DR側1/4でのグラフ
【図8】前記実施例での温度予測計算結果を示すウェブ
部1/2でのグラフ
【図9】従来例による温度予測計算結果を示すフランジ
部DR側1/4でのグラフ
【図10】従来例による温度予測計算結果を示すウェブ
部1/2でのグラフ
【符号の説明】
1…H形鋼(被温度測定物体) 1a 、1b …フランジ部 1c …ウェブ部 3…冷却水 12a …放射温度計 12b …走査型放射温度計 13…変換器 14…形態係数演算器 16…信号処理装置 32…加熱炉 34…ブレークダウンミル 36a 〜36e …水冷設備 38a 、38b …粗ユニバーサルミル 40a 〜40d …温度計(温度予測計算方法が適用され
たもの) 42…仕上ユニバーサルミル
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01J 5/00 - 5/62

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】フランジ部とウェブ部とを有し、180°
    未満の角度にて対面する対向面を有する形状の形材の温
    度予測方法において、前記対向面のそれぞれの面からの放射エネルギをそれぞ
    れ測定し、 輻射ネットワークモデルを用いて、 前記対向面間での輻
    射伝熱による、これら対向面の表面間での熱移動量を求
    、被温度測定面以外の面からの放射エネルギの測定結
    果に従った補正を行ないながら、被温度測定箇所の温度
    予測計算することを特徴とする形材の温度予測計算方
    法。
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