JP3003737B2 - 自動販売機のダイヤフラムポンプ - Google Patents

自動販売機のダイヤフラムポンプ

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JP3003737B2
JP3003737B2 JP4220563A JP22056392A JP3003737B2 JP 3003737 B2 JP3003737 B2 JP 3003737B2 JP 4220563 A JP4220563 A JP 4220563A JP 22056392 A JP22056392 A JP 22056392A JP 3003737 B2 JP3003737 B2 JP 3003737B2
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JP
Japan
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diaphragm
gas
diaphragm pump
diaphragm chamber
check valve
Prior art date
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JP4220563A
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JPH0668352A (ja
Inventor
敏和 北
次郎 河野
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Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
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Publication date
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  • Details Of Reciprocating Pumps (AREA)
  • Beverage Vending Machines With Cups, And Gas Or Electricity Vending Machines (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はカップ式飲料自動販売機
において液体原料の輸送に使用されているダイヤフラム
ポンプに関するものである。
【0002】
【従来の技術】図3に示すように、シロップタンクAに
入れられたシロップBを吸い上げてカップCに払い出す
場合には、ダイヤフラムポンプが使用されている。この
ダイヤフラムポンプの基本的な構造については特開平 2
−227794号公報に詳しい。ダイヤフラムポンプはポンプ
本体1とカバー2との間にダイヤフラム3を挟んでそれ
を一体に結合し、ポンプ本体1とダイヤフラム3で形成
されるダイヤフラム室4には吸入口5と吐出口6を設
け、それぞれに逆止弁7,8が入れられている。ダイヤ
フラム3は伝達部材9をモータ10によって矢印D方向に
往復移動するように駆動される。このダイヤフラム3の
往復運動によって、吸入口5を介してダイヤフラム室4
にシロップBが吸い込まれ、ダイヤフラム室4のシロッ
プBが吐出口6を介してカップCに向かって押し出され
る。吐出口6からカップCの配管経路11の一部はシロッ
プタンクAと同じ冷水タンク〔図示せず〕につけられて
カップCへ送り出す途中のシロップBを間接的に冷やす
ように構成されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の構成
では、待機時間が長くなった場合には、図4に示すよう
にダイヤフラム室4の上部に空気Eが溜ることがある。
このように空気Eが溜っ状態でダイヤフラムポンプを運
転した場合には、カップCへ払い出すシロップBの量が
変動して飲料の味が変化する問題がある。
【0004】本発明はダイヤフラム室4に溜った気体を
抜き取って吐出量の安定化を実現できるダイヤフラムポ
ンプを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明のダイヤフラムポ
ンプは、ダイヤフラムを往復移動させて吸入口から吸い
込んでダイヤフラム室にある液体原料を吐出口から送り
出すダイヤフラムポンプにおいて、前記ダイヤフラム室
への吸い込みの方向に対して吸い込みを禁止する方向に
配置された逆止弁と、気体と液体の分子の大きさの違い
を利用して気体だけを通過する特性を持つ気液分離膜と
直列に設け、前記逆止弁と気液分離膜との直列回路の
逆止弁側の端部を前記ダイヤフラム室の上部に接続した
ことを特徴とする。
【0006】
【作用】この構成によると、ダイヤフラムが往復移動す
ると、吸入工程では吸入口を介して液体原料をダイヤフ
ラム室に吸い込む。この吸い込みの方向に対して逆止弁
の向きは吸い込みを禁止する方向であるため、気液分離
膜を介してダイヤフラム室に空気を吸い込むことがな
い。
【0007】吐出工程ではダイヤフラム室の液体原料が
吐出口から送り出される。このときにダイヤフラム室に
溜った気体だけは気液分離膜を通過して放出される。
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例を図1と図2に基づい
て説明する。なお、従来例を示す図3,図4と同様の作
用を成すものには同一の符号を付けて説明する。
【0009】本発明のダイヤフラムポンプは図1に示す
ように構成されている。ダイヤフラム室4の上部には、
逆止弁12と気液分離膜13との直列回路14の一端が接続さ
れており、逆止弁12の向きはダイヤフラム室4からの吐
出を許す方向に配置されている。直列回路14の他端は開
放されている。
【0010】気液分離膜13は気体と液体の分子の大きさ
の違いを利用して気体だけを通過する特性を持つもので
ある。このように構成したため、シロップ払い出し指示
を検出してモータ10が運転されると、吸入口5を介して
シロップタンクAのシロップBをダイヤフラム室4に吸
い込んで吐出口6からカップCに向けて送り出す。
【0011】この際に、吸入工程での吸い込みの方向に
対して逆止弁12の向きは吸い込みを禁止する方向である
ため、気液分離膜13を介してダイヤフラム室4に空気を
吸い込むことがない。
【0012】吐出工程ではダイヤフラム室4に溜った空
気だけは気液分離膜13を通過して放出されて空気抜きを
実施でき、シロップBの送り出し量の変動を低減するこ
とができ、飲料の味を一定に維持することができる。
【0013】上記の実施例では、ダイヤフラムポンプの
取り付け姿勢が吸入口5が上側で吐出口6を下側にした
が、これは図2に示すように吸入口5が下側で吐出口6
を上側の取り付け姿勢であっても同様に実施することが
できる。但し、この場合には、ダイヤフラム室4の上部
で吐出口6よりも上部にエアー溜りの空間が形成される
ように吐出口6の位置を図2に示したように下方にずら
して形成することが好ましい。
【0014】
【0015】
【発明の効果】本発明のダイヤフラムポンプによれば、
ダイヤフラムを往復移動させて吸入口から吸い込んでダ
イヤフラム室にある液体原料を吐出口から送り出すダイ
ヤフラムポンプにおいて、前記ダイヤフラム室への吸い
込みの方向に対して吸い込みを禁止する方向に配置され
た逆止弁と、気体と液体の分子の大きさの違いを利用し
て気体だけを通過する特性を持つ気液分離膜とを直列に
設け、前記逆止弁と気液分離膜との直列回路の逆止弁側
の端部を前記ダイヤフラム室の上部に接続したため、
イヤフラムポンプの通常運転によってダイヤフラム室に
溜った気体を自動的に抜き取ることができ、送り出しの
液体原料の量を長期間にわたって一定に維持して飲料の
味を一定に保つことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のダイヤフラムポンプの断面図である。
【図2】別の実施例の断面図である。
【図3】従来のダイヤフラムポンプの断面図である。
【図4】同従来例のダイヤフラムポンプを長期間運転し
た場合の説明図である。
【符号の説明】
A シロップタンク B シロップ C カップ 4 ダイヤフラム室 5 吸入口 6 吐出口 12 逆止弁 13 気液分離膜 14 直列回路
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−239394(JP,A) 特開 昭63−88282(JP,A) 特開 平1−308799(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G07F 13/02

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ダイヤフラムを往復移動させて吸入口から
    吸い込んでダイヤフラム室にある液体原料を吐出口から
    送り出すダイヤフラムポンプにおいて、 前記ダイヤフラム室への吸い込みの方向に対して吸い込
    みを禁止する方向に配置された逆止弁と、 気体と液体の分子の大きさの違いを利用して気体だけを
    通過する特性を持つ気液分離膜とを直列に設け、前記逆
    止弁と気液分離膜との直列回路の逆止弁側の端部を前記
    ダイヤフラム室の上部に接続した自動販売機のダイヤフ
    ラムポンプ。
  2. 【請求項2】ダイヤフラム室の吸入口を液体原料のタン
    クに接続した請求項1記載の自動販売機のダイヤフラム
    ポンプ。
JP4220563A 1992-08-20 1992-08-20 自動販売機のダイヤフラムポンプ Expired - Lifetime JP3003737B2 (ja)

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JPH0668352A JPH0668352A (ja) 1994-03-11
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE3631982C1 (de) * 1986-09-19 1988-02-04 Hans Ing Kern Dosierpumpe
JPH0723197B2 (ja) * 1988-05-25 1995-03-15 株式会社タツノ・メカトロニクス 気液分離室
JPH06101062B2 (ja) * 1989-03-14 1994-12-12 株式会社クボタ 自動販売機のシロップポンプ

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