JP3001868U - 偏波変動測定装置 - Google Patents

偏波変動測定装置

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JP3001868U
JP3001868U JP1994003362U JP336294U JP3001868U JP 3001868 U JP3001868 U JP 3001868U JP 1994003362 U JP1994003362 U JP 1994003362U JP 336294 U JP336294 U JP 336294U JP 3001868 U JP3001868 U JP 3001868U
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JP
Japan
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polarization
optical fiber
light
optical
fiber
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正人 蓼沼
良博 今野
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Namiki Precision Jewel Co Ltd
Adamant Namiki Precision Jewel Co Ltd
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Namiki Precision Jewel Co Ltd
Adamant Namiki Precision Jewel Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 反射減衰量がなくかつ偏波変動もない光出射
端面をもつ偏波変動測定装置を提供する。 【構成】 出射側としてLD11と偏波面保持ファイバ12
と位相補償器13を備え、受光側としてOPM(Optical
Power Meter)15を備え、前記出射側と前記受光側の間
にインライン偏波無依存型光アイソレータ14を結合し、
偏波無依存型光アイソレータ14の偏波変動を測定するよ
うに構成した偏波変動測定装置において、第一の光ファ
イバ1と、この第一の光ファイバ1のコア部と屈折率が
等価かつ単一屈折率をなし、前記第一の光ファイバ1と
同一外径をなす光導入部2とその他端側が光集束用球レ
ンズ部3からなる第二の光ファイバとが、前記第一の光
ファイバ1とその光導入側で融着され、この融着された
一体型ファイバの球レンズ部3と、光軸に対して傾斜し
て設置された受光素子6からなるOPM15が、光結合さ
れている構成とする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、光通信機器および光計測装置等の広範な光学分野に適用できる偏波 無変動型の受光部光学構成に関する。
【0002】
【従来の技術】
半導体レーザを信号光源とする光通信の進歩に伴い、これまでは不可能であっ た数百メガヘルツを越える高速高密度な信号伝送が実用化され、かつ最近の光増 幅技術の目ざましい進展によって、光電変換の必要なく膨大な情報伝達が光ファ イバを経路として可能になり、ファイバ間に挿入する偏光方向に無関係な光アイ ソレータや、光増幅用励起光の導入方法等に関する技術的高度化,経済的低価格 化の要求が高まり、様々な提案がなされ一部実用に供されている。
【0003】 光アイソレータは半導体レーザーの光路にファラデー回転素子を挿入し、反射 光の偏光面を元の光の偏光面に対して約90゜回転させることにより反射光を除去 する装置である。すなわち、ファラデー回転素子は外部磁場の大きさにより偏光 面を回転させる作用がある磁気光学素子であるため、素子の厚さ及び外部磁界を 調節して透過光の偏光面を約45゜回転するように調節しておくと、行きと戻りで 偏光面が約90゜回転する。従って、波長が固定されているレーザー光の反射雑音 の除去に最適であり、又異なった波長のレーザー光に対して適応できるように容 易に調整出来る。
【0004】 図4(a)は、光結合が比較的容易で、部品作製が単純な複屈折結晶板を用いた 光の偏波方向に光学特性が依存しない光アイソレータの実例であり、図4(b)は 順方向の光線透過状態を追跡した概略図を示す。ファラデー回転子と3個の複屈 折結晶板を用いた構造(特公昭60-51690号公報参照)からなっている。
【0005】 このように構成された偏波無依存型光アイソレータ等の特性を測定する方法と しては、図3(a),(b)に示すような測定系が考えられる。以下この測定系につい て説明すると、出射側としてLD11と偏波面保持ファイバ12と位相補償器13を備 え、受光側としてOPM(Optical Power Meter)15を備え、この状態をリファ レンス信号とし、前記出射側と前記受光側の間にインライン偏波無依存型光アイ ソレータ14を結合し、この偏波無依存型光アイソレータの偏波変動値(以下PD Lと呼ぶ)と反射減衰量(以下RLと呼ぶ)を測定する方法である。
【0006】 しかしながら、従来の受光側の構成としては、図5(a)に示すように、受光素 子に出射するフェルール22に光ファイバ1が挿入された光出射端面の形状が、フ ラットまたはR研摩の場合、末端部においてフレネル反射が存在するので、リフ ァレンスの状態でPDL=0.006dB,RL=14.6dB(フレネル反射)なる値とな り特にRLの値が悪く、測定系としては不安定となる。
【0007】 また、従来の他の受光側の構成としては、図5(b)に示すように、受光素子に 出射するフェルール23に光ファイバ1が挿入された光出射端面の形状が、斜面研 摩の場合、受光素子に早く到達する偏波面と遅く到達する偏波面があるので、偏 波変動を生じ、リファレンスの状態でPDL=0.016dB,RL>60dBなる値とな り特にPDLの値が悪く、測定系としては不安定となる。
【0008】 本考案は、反射減衰量がなくかつ偏波変動もない光出射端面をもつ偏波変動測 定装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本考案は、前記従来技術の課題を解決する為になされたもので、本考案による 偏波変動測定装置は、出射側としてLDと偏波面保持ファイバと位相補償器を備 え、受光側としてOPMを備え、前記出射側と前記受光側の間にインライン偏波 無依存型光アイソレータを結合し、前記偏波無依存型光アイソレータの偏波変動 を測定するように構成した偏波変動測定装置において、第一の光ファイバと、こ の第一の光ファイバのコア部と屈折率が等価かつ単一屈折率をなし、前記第一の 光ファイバと同一外径をなす光導入部と、その他端側が光集束用球レンズ部から なる第二の光ファイバとが、前記第一の光ファイバとその光導入側で融着され、 この融着された一体型ファイバの球レンズ部と、光軸に対して傾斜して設置され たOPMからなる受光部が、光結合されている構成としたものである。
【0010】
【作用】
本考案の偏波変動測定装置においては、上記のとおり構成したので、フレネル 反射による反射減衰量の増加がなく、偏波変動も生じないので、高精度な偏波変 動測定装置が提供できる。
【0011】
【実施例】
以下、本考案の実施例について、図面を参照して説明する。図1は本考案の実 施例を示す偏波変動測定装置である。図2は本考案の実施例に使用する微小レン ズ付光ファイバ端末の構成を説明する図である。図3は偏波無依存型光アイソレ ータ等の特性を測定する測定系を説明する図である。
【0012】 本考案は、前記従来技術の課題を解決する為になされたもので、本考案による 偏波変動測定装置は、出射側としてLD11と偏波面保持ファイバ12と位相補償器 13を備え、受光側としてOPM15を備え、前記出射側と前記受光側の間にインラ イン偏波無依存型光アイソレータ14を結合し、偏波無依存型光アイソレータ14の 偏波変動を測定するように構成した偏波変動測定装置において、第一の光ファイ バ1と、この第一の光ファイバ1のコア部と屈折率が等価かつ単一屈折率をなし 、前記第一の光ファイバ1と同一外径をなす光導入部2とその他端側が光集束用 球レンズ部3からなる第二の光ファイバとが、前記第一の光ファイバ1とその光 導入側で融着され、この融着された一体型ファイバの球レンズ部3と、光軸に対 して傾斜して設置された受光素子6からなるOPM15が、光結合されている構成 としたものである。
【0013】 また、本考案の受光側の構成を説明すると、Geディテクタ等よりなる受光素子 6に出射する光出射端面5が、キャピラリ4に前記第一の光ファイバ,第二の光 導入拡大用ファイバ及び光集束用球レンズを放電フレームFにて融着し一体化さ れた微小レンズ付光ファイバが挿入されて形成され、さらに、フェルール8、レ セプタクル9にて受光素子ケース7に装着されている。
【0014】 本考案の受光側構成によると、フレネル反射による反射減衰量の増加がなく、 偏波変動も生じないので、リファレンスの状態でPDL=0.003dB,RL>60dB なる特性を示すことができ、安定した測定系を組むことができる。
【0015】
【考案の効果】
本考案の偏波変動測定装置においては、上記のとおり構成したので、フレネル 反射による反射減衰量の増加がなく、偏波変動も生じないので、高精度な偏波変 動測定装置が提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例を示す偏波変動測定装置構成を
示す断面図。
【図2】本考案の実施例に使用する微小レンズ付光ファ
イバ端末の構成を説明する図。
【図3】本考案の実施例に使用する偏波無依存型光アイ
ソレータ等の特性を測定する測定系を説明する図。
【図4】従来の偏光無依存型光アイソレータの構成図及
び光線の偏波状態と位置を示す図。
【図5】従来の偏波変動測定装置の受光側の構成を説明
する図。
【符号の説明】
1 光ファイバ 2 光導入部 3 球レンズ部 4 キャピラリ 5 光出射端面 6 受光素子 7 受光素子ケース 8 フェルール 9 レセプタクル 11 LD 12 偏波保持ファイバ 13 位相補償器 14 偏波無依存型光アイソレータ 15 OPM

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 出射側としてLDと偏波面保持ファイバ
    と位相補償器を備え受光側としてOPMを備え、前記出
    射側と前記受光側の間にインライン偏波無依存型光アイ
    ソレータを結合し、前記偏波無依存型光アイソレータの
    偏波変動を測定するように構成した偏波変動測定装置に
    おいて、第一の光ファイバと、この第一の光ファイバの
    コア部と屈折率が等価かつ単一屈折率をなし、前記第一
    の光ファイバと同一外径をなす光導入部と、その他端側
    が光集束用球レンズ部からなる第二の光ファイバとが、
    前記第一の光ファイバとその光導入側で融着され、この
    融着された一体型ファイバの球レンズ部と、光軸に対し
    て傾斜して設置されたOPMからなる受光部が、光結合
    されている構成としたことを特徴とする偏波変動測定装
    置。
JP1994003362U 1994-03-09 1994-03-09 偏波変動測定装置 Expired - Lifetime JP3001868U (ja)

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