JP3001509U - 曲がり包丁 - Google Patents

曲がり包丁

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JP3001509U
JP3001509U JP1994002695U JP269594U JP3001509U JP 3001509 U JP3001509 U JP 3001509U JP 1994002695 U JP1994002695 U JP 1994002695U JP 269594 U JP269594 U JP 269594U JP 3001509 U JP3001509 U JP 3001509U
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JP
Japan
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blade
knife
handle
cooking
knives
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Application number
JP1994002695U
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English (en)
Inventor
克子 関本
Original Assignee
克子 関本
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 包丁を使う機会が少なく使い慣れない人で
も、手捌きよく使うことができ、楽しみながら家庭料理
をつくることができるようにしたことを目的とする。 【構成】 刃身部2と柄部3とからなる包丁1におい
て、上記刃身部2を柄部3の中心線3aに対して、左側
または右側に7°〜15°の範囲内で折曲形成した状態
で、柄部3に嵌入固定したものである。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、料理に使用される包丁に係り、詳しくは、料理の材料を調理するに あたり、使い勝手に優れた曲がり包丁に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
料理用の刃物である包丁は、本来は古代中国の有名な料理人の名前であるが、 日本では料理の材料を調理する場合に使用される刃物を包丁と呼ぶようになった ものである。 現在、料理用として使用されている主な包丁としては、魚や鳥をおろすのに用 いる出刃包丁、野菜などを切るのに用いる菜切包丁、生鮮な魚などを薄身におろ すのに用いる刺身包丁などがあるが、これらの包丁は、いずれも刃身部が柄部の 中心線上に位置するように嵌入固定されている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ところが、包丁は使い慣れないと、十分に活用することができないものであり 、殊に近年のように外食に慣れて、包丁を使う機会の少ない若い世代の人は、家 庭で料理の材料を調理しようとしても、包丁を意のままに使いこなせない実状に ある。 本考案は上記のような実状に鑑み、料理の材料を調理する場合に必要不可欠な 包丁を使い易くし、使い慣れない人でも手捌きよく使うことができ、もって、楽 しみながら家庭料理をつくることができる曲がり包丁を提供することを課題とす るものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、本考案が採用した技術手段は、刃身部と柄部とから なる包丁において、上記刃身部を柄部の中心線に対して、左側または右側に7° 〜15°の範囲内で折曲形成した状態で、柄部に嵌入固定したことを特徴とする ものである。
【0005】
【作用】
したがって本考案によれば、料理の材料を切断調理するにあたり、右利きの人 は右手で包丁の柄部を握ったとき、棟側からみた刃身部が左側に折曲形成された ものを使用し、また左利きの人は左手で包丁の柄部を握ったとき、棟側からみた 刃身部が右側に折曲形成されたものを使用すると、刃身部がそれぞれ柄部の中心 線より内側に傾斜しているので、切断調理しようとする材料を刃身部に対して直 交方向に位置させて切断すれば、柄部が挺子の働きをするため、柄部を握った右 手または左手の臂に無理な力が加わることがなく、きわめて自然の姿勢で切断調 理ができる。 また、大根などの野菜やリンゴなどの果実の皮剥き調理をする場合には、刃身 部が予め皮剥きしようとする材料側に傾斜しているので、この場合も前記と同様 に柄部が挺子として働き、このため材料への切り込みもよくなって、軽い手捌き で皮剥き調理が容易にできる。
【0006】
【実施例】
以下、本考案の実施例を添付図面に基づいて詳細に説明する。すなわち、図1 は好適な実施例として示す菜切包丁の全体側面図、図2および図3は、それぞれ 刃身部を刃側からみた菜切包丁の平面図であって、1は刃身部2と柄部3とから なる曲がり包丁であり、該曲がり包丁1は、刃2aと棟2bとを形成した刃身部 2が、図示しない中子を介して柄部3に嵌入固定されている(図1参照)。そし て、上記刃身部2は柄部3の中心線3aに対して、左側または右側に所要角度θ 、すなわち7°〜15°の範囲内で折曲形成されている(図2および図3参照) 。 なお、上記実施例では菜切包丁について説明したが、本考案の曲がり包丁1は 、これに限定されるものではなく、出刃包丁や刺身包丁についても採用できるこ とは勿論である。
【0007】 叙上の構成において、いま、料理の材料を調理するにあたり、左利きの人は図 2に示す曲がり包丁1を使用し、また、右利きの人は図3に示す曲がり包丁1を 使用すると、刃身部2がそれぞれ柄部3の中心線3aより内側に所要角度θだけ 傾斜しているので、料理の材料を切断調理する場合には、該材料を刃身部2に対 して直交方向に位置させて切断すると、柄部3が挺子の働きをするため、柄部3 を握った右手または左手の臂に無理な力が加わることがなく、きわめて自然な姿 勢で切断調理ができる。 また、大根などの野菜類の皮剥きをする場合やリンゴなどの果実の皮剥きをす る場合には、刃身部2が予め皮剥きしようとする材料側に傾斜しているので、こ の場合も柄部3が挺子として働き、このため材料への切り込みもよくなって、軽 い手捌きで皮剥き調理が容易にできる。
【0008】
【考案の効果】
これを要するに本考案は、刃身部と柄部とからなる包丁において、上記刃身部 を柄部の中心線に対して、左側または右側に7°〜15°の範囲内で折曲形成し た状態で、柄部に嵌入固定してなるものであるから、料理の材料を調理するに際 しては、刃身部が柄部の中心線より内側に傾斜しているので、材料を切断調理す る場合でも、皮剥き調理する場合でも、柄部が挺子として働くため使い易く、し たがって、包丁を使う機会が少なく、使い慣れない人でも、手捌きよく使うこと ができ、楽しみながら家庭料理をつくることができる極めて有用な実用的効果を 奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】菜切包丁の全体側面図
【図2】刃身部を刃側からみた左利き用の菜切包丁の平
面図
【図3】刃身部を刃側からみた右利き用の菜切包丁の平
面図
【符号の説明】
1 菜切包丁 2 刃身部 2a 刃 2b 棟 3 柄部 3a 中心線

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 刃身部と柄部とからなる包丁において、
    上記柄部に嵌入固定された刃身部が、柄部の中心線に対
    して左側または右側に7°〜15°の範囲内で折曲形成
    されていることを特徴とする曲がり包丁。
JP1994002695U 1994-02-28 1994-02-28 曲がり包丁 Expired - Lifetime JP3001509U (ja)

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JP3001509U true JP3001509U (ja) 1994-08-30

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ID=43137485

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