JP3001218U - 平面的並び合わせパズル - Google Patents

平面的並び合わせパズル

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JP3001218U
JP3001218U JP1994002203U JP220394U JP3001218U JP 3001218 U JP3001218 U JP 3001218U JP 1994002203 U JP1994002203 U JP 1994002203U JP 220394 U JP220394 U JP 220394U JP 3001218 U JP3001218 U JP 3001218U
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piece
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JP1994002203U
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Inventor
秀賢 多々良
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たからや物産株式会社
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】パズルの完成を視覚だけでなく聴覚にもうった
えることにより、パズル完成時の満足感を倍加させ、よ
り複雑にこの種パズルを楽しむことができる。 【構成】音声発生装置をケース内に収納する一方、ピー
ス(駒)Pに、異なる2つの周面にそれぞれ露出した接
点部を持つ導通路7を設ける。全ピースがピース表面の
図柄等が予め決められたものと一致する位置に配列され
たときに、第1のピースの一方の接点部が音声発生装置
の回路のON・OFF用スイッチの一方の接点と接触
し、第2のピースの一方の接点部が音声発生装置の回路
のON・OFF用スイッチの他方の接点と接触する。こ
れと同時に隣接するピースの周面に露出した接点部が互
いに接触し、第1のピースの一方の接点部から導通路を
持つ他のピースを経て第2のピースの上記一方の接点部
に至る通電路が形成される。これにより音声発生回路の
ON・OFF用スイッチをONさせて発音させる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、平面的並び合わせパズルの改良に関するものである。
【0002】
【従来技術】
平面的並び合わせパズルは、ケース内に所要個数のピース(駒)を1ピース分 の空間だけ残して敷きつめ、この余剰空間を利用して各ピースを平面的に移動さ せることにより、全ピースの表面に記載された文字あるいは図柄を決められたも のに完成させる遊技具である。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ところが、従来のこの種のパズルは、全ピースを所定の位置関係に並び終えた ときに、単にピース表面の絵柄等が完成するだけで、視覚的な満足感しか得られ ない。また、パズルの完成を視覚によってのみ判断し、しかも確認の意味で完成 図柄などがケースの一部に表出されることが多いために、いきおいパズルの内容 が単調化し易い。
【0004】 本考案の目的は、パズルの完成を視覚だけでなく聴覚にもうったえることによ り、パズル完成時の満足感を倍加させると共により複雑にこの種パズルを楽しむ ことのできる、平面的並び合わせパズルを提供するものである。
【0005】
【課題を達成するための手段】
本発明は、上記した目的を達成するために、ケース内に所要個数のピースを1 ピース分の空間だけ残して敷きつめ、この余剰空間を利用して各ピースを平面的 に移動させることにより、全ピースの表面に記載された文字あるいは図柄を決め られたものに完成させる平面的並び合わせパズルにおいて、音声やメロディーを 発するICチップと、電池と、圧電ブザーあるいはスピーカ等の発音体とから成 る音声発生装置を上記ケース内に収納する一方、前記ピースに、異なる2つの周 面にそれぞれ露出した接点部を持つ導通路を設け、全ピースがピース表面の図柄 等が予め決められたものと一致する位置に配列されたときに、第1のピースの一 方の接点部が上記した音声発生装置の回路のON・OFF用スイッチの一方の接 点と接触し、第2のピースの一方の接点部が音声発生装置の回路のON・OFF 用スイッチの他方の接点と接触すると共に隣接するピースの周面に露出した接点 部が互いに接触して上記第1のピースの一方の接点部から導通路を持つ他のピー スを経て第2のピースの上記一方の接点部に至る通電路が形成され、上記音声発 生装置の回路のON・OFF用スイッチをONさせて音声発生装置を作動させる 点に特徴がある。
【0006】 導通路は、導電性の金属製帯板材によって形成し、接点部に外方に向けたバネ 性を付与するようにして接点部同士が弾接するようにすると良い。
【0007】
【作用】
本考案のパズルは、ピースを従来の平面的並び合わせパズルと同じように平面 的に摺動させてその位置をひとこまずつ移動させ、ピース表面の図柄などを所定 のものに一致させるものである。
【0008】 図柄が所定のものに一致した段階で、このパズルは、音声発生回路をON・O FFするためのスイッチ用接点がピースに設けられた導通路を介してON状態と なり、音声発生装置に組み込まれたメロディーなどが発音される。従って、使用 者はパズルの完成を音声によって知ることができる。 導通路の接点部にバネ性を付与することにより、ピースのスムースな動きが保 証されると共に接点部の折れや破損が防止される。
【0009】
【実施例】
以下、本考案を図示した実施例に基づいて詳説する。 図1から図4は本考案の一実施例に係る平面的並び合わせパズルを示している 。図1はその全体外観斜視図である。図中符号1はパズル本体で、下部を脚2に 着脱自在に嵌合することにより起立可能となっている。パズル本体1は、ケース 3と、このケース内に収納された12個のパズル用ピースP及び音声発生装置4 から成る。
【0010】 ケース3は図2に見られるように前面フレーム31と中板32と裏蓋33とを 備える。前面フレーム31にはその背面に中板32が着脱自在に固定されて、上 記ピースPを互いにその周縁部が摺接するようにして収納するピース収納空間部 34と、ピース1つ分の空き空間部35と、音声発生装置4の収納空間部36と が形成される。
【0011】 音声発生装置4は、スピーカ41と、所望のメロディーあるいは音声が入力さ れたMOSICチップを備えた音声発生基板42とを有する。これらの音声発生 基板42とスピーカ41は、上記中板32に設けた凹部37に収納された電池4 3と図2あるいは図4に示すように接続されている。音声発生装置4のON・O FF動作を行うスイッチ用接点44,45は、上記したピース収納空間部34と 接する位置に設けられ、これらの接点44,45はピース収納空間側に付勢され たバネ性の接点となっている。
【0012】 ピースPは、その表面に所望の図柄などが印刷され、所定の位置関係に配列さ れたときに図1に示すような絵柄が完成される。また、各ピースPは、図中上部 周面と裏側から見た右部周面(図5から図7参照)とに溝5が形成され、図中下 部周面と裏側から見た左部周面とに上記溝5にスライド係合する突条6が設けら れている。これに対応してケース3のピース収納空間部34を形成する内周面に は、上部と裏側から見た右部にピースPの溝5にスライド係合する突条38が形 成されている。
【0013】 上記ピースP1〜P12(図3に各ピース毎に符号を付した)のうち、中央に 位置するP6とP7を除く全てのピースは、2つの周面の所定の位置に接点部7 aを持つ導通片7が固定されている。これらの導通片7は導電性の金属帯板材を 屈曲することにより形成されている。導通片7の接点部7aのうち、溝5を有す る周面に設けられたものは溝底部より突出し、突条6を有する周面に設けられた ものは突条6とほぼ面一になっている(図5、図6参照)。また、各ピース毎の 2つの接点部7aはピース裏面において互いに接続されている。
【0014】 そして、これらの接点部7aは、絵柄が完成したときのピースの配列状態にお いて、隣接するピースPの周面に設けられたもの同士が互いに弾接するような位 置に設けられている。例えば、図3中のP3からP5のピースを見るに、P3の ピースは左右の周面に接点部7aを持ち、P4のピースは図中左部周面と下部周 面とに接点部7aを持ち、P5のピースは上部周面と下部周面とに接点部7aを 持っている。そして、P4のピースの図中左部周面の接点部7aはP3のピース の図中右部周面の接点部7aと接触するようになっており、またP4のピースの 図中下部周面の接点部7aはP5のピースの図中上部周面の接点部7aと接触す る位置に設けられている。
【0015】 また、音声発生装置4の収納空間部36と隣り合うP1のピースとP8のピー スは、それぞれ図3中の左部周面に設けられた接点部7aが前記した音声発生装 置4のスイッチ用接点44,45と接触する位置にそれぞれ設けられている。こ のようにしてP6とP7のピースを除く各ピースの接点部7aは、ピース表面の 絵柄が所定のものに一致した配列状態のときに上記したスイッチ用の一方の接点 44からP1、P2、P3、P4、P5、P12、P11、P10、P9、P8 を経てスイッチ用の他方の接点45へと至る導通路を形成する。従って、絵柄の 完成と同時に音声発生回路が動作してスピーカよりメロディーなどが発音される 。
【0016】 この実施例では、P9のピースはケースの空き空間部35に常時位置し、ピー スの収納空間部34に生じた1ピース分の空き空間を利用して残りのピースを平 面的に移動させる。これら残りのピースが所定の位置に納まった後、P9のピー スを収納空間部34の図中左下隅に移動させることにより、パズルが完成して音 声が発音される。本考案の空き空間の位置は収納空間に対してどの位置に設けて も良い。
【0017】 また、この実施例では、各ピースPの接点部7a及びスイッチ用の接点44, 45にバネ性を付与したので、ピースPを平面方向に移動させて接点部7aが上 記した突条6と接触したときに、図5及び図6に見られるように接点部7aが内 方に変位し、その圧力が取り除かれると元の位置に復帰するので、繰り返しの接 触によっても破損したりすることはなく、また接触する接点部間で良好な導通状 態を得ることができる。
【0018】 なお、図1において、図中符号38は前面フレーム31の音声発生装置収納部 前面に設けた完成絵柄の表示部である。本考案では、こうした表示部38を設け なくとも、各ピースを移動させてこれらが所定の配置状態になると、音声発生装 置4が作動して音声によりパズルが完成したことを告げる。従って、この場合に は完成絵柄などのない状態で各ピースPを動かすことによってパズルを解くこと となり、平面パズルの面白味を一層増すことができる。 また、上記した実施例では中央のP6とP7のピースについては導通用の接点 部を設けなかったが、例えば図8に示すような配線構造を採ることによりこれら のピースについても接点部7aを設けることが可能となる。 なお、本考案においてピースの数は幾つであっても良い。
【0019】
【考案の効果】
以上述べたように本考案によれば、パズルを構成するピースに導通路を形成し 、これらのピースが所定の配列状態になったときに各ピース毎の導通路の接点部 が接触すると共に音声発生装置のON・OFF用スイッチの接点とも接触するよ うにしたので、パズルの完成と同時に音声発生回路が作動して音声が流れ、視覚 だけでなく音声によってパズルの完成を楽しむことができる。
【0020】 また、上記のようにして音声によってパズルの完成を知ることができるので、 ピース表面の絵柄などの完成時の内容の表示が不要となり、パズルをより複雑な 形態で楽しむことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例に係るパズルの外観斜視図。
【図2】図1のパズル本体を裏面側から見た分解斜視
図。
【図3】各ピースが所定の配列状態にされたときのピー
ス裏面の配線状態を示す平面図。
【図4】図1のパズルの回路図。
【図5】隣り合うピースが摺動したときの各接点の動き
を示す平面図。
【図6】隣り合うピースが所定の配列状態にあるときの
接点の接触状態を示す平面図。
【図7】図6の斜視図
【図8】図1のパズルの各ピースの配線状態の別の例を
示す説明図。
【符号の説明】
1・・・・・・・・・パズル本体 3・・・・・・・・・ケース 31・・・・・・・・前面フレーム 32・・・・・・・・中板 34・・・・・・・・ピース収納空間部 35・・・・・・・・空き空間部 36・・・・・・・・音声発生装置収納空間部 37・・・・・・・・凹部 4・・・・・・・・・音声発生装置 41・・・・・・・・スピーカ 42・・・・・・・・音声発生基板 43・・・・・・・・電池 44,45・・・・・スイッチ用接点 5・・・・・・・・・溝 6・・・・・・・・・突条 7・・・・・・・・・導通片 7a・・・・・・・・接点部

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ケース内に所要個数のピースを1ピース分
    の空間だけ残して敷きつめ、この余剰空間を利用して各
    ピースを平面的に移動させることにより、全ピースの表
    面に記載された文字あるいは図柄を決められたものに完
    成させる平面的並び合わせパズルにおいて、 音声やメロディーを発するICチップと、電池と、圧電
    ブザーあるいはスピーカ等の発音体とから成る音声発生
    装置を上記ケース内に収納する一方、 前記ピースに、異なる2つの周面にそれぞれ露出した接
    点部を持つ導通路を設け、 全ピースがピース表面の図柄等が予め決められたものと
    一致する位置に配列されたときに、第1のピースの一方
    の接点部が上記した音声発生装置の回路のON・OFF
    用スイッチの一方の接点と接触し、第2のピースの一方
    の接点部が音声発生装置の回路のON・OFF用スイッ
    チの他方の接点と接触すると共に隣接するピースの周面
    に露出した接点部が互いに接触して上記第1のピースの
    一方の接点部から導通路を持つ他のピースを経て第2の
    ピースの上記一方の接点部に至る通電路が形成され、上
    記音声発生装置の回路のON・OFF用スイッチをON
    させて音声発生装置を作動させることを特徴とする平面
    的並び合わせパズル。
  2. 【請求項2】前記導通路は導電性の金属製帯板材から成
    り、 接点部に外方に向けたバネ性が付与されていることを特
    徴とする請求項1に記載の平面的並び合わせパズル。
JP1994002203U 1994-02-18 1994-02-18 平面的並び合わせパズル Expired - Lifetime JP3001218U (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR102167763B1 (ko) * 2019-08-19 2020-10-20 홍선희 이동식 화상보드와 퍼즐모듈을 연계한 어셈블리형 영유아교구
KR20210121442A (ko) * 2020-03-30 2021-10-08 한승희 탈착식 슬라이딩 퍼즐

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