JP3000841B2 - 波動ステップモータ - Google Patents

波動ステップモータ

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JP3000841B2
JP3000841B2 JP6003259A JP325994A JP3000841B2 JP 3000841 B2 JP3000841 B2 JP 3000841B2 JP 6003259 A JP6003259 A JP 6003259A JP 325994 A JP325994 A JP 325994A JP 3000841 B2 JP3000841 B2 JP 3000841B2
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JP6003259A
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Inventor
修 宮澤
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Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
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  • General Electrical Machinery Utilizing Piezoelectricity, Electrostriction Or Magnetostriction (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明の波動ステップモータは、
位置検出等をせずにステップ送りをする超音波モータの
ステータの構成に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の超音波モータの凸部(突起部)の
構成及び位置は特関昭63一69472、特関昭59一
201685等に提案されており、ロータ(移動体)の
移動速度を向上させる為に大きな効果があった。またス
テップ動作をする超音波モータ特願平1一273082
に提案されおり、シーケンスでステップ送りが実現でき
る画期的なモータである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで波動ステップ
モータの原理は、定在波で振動しているステータの振動
の節近傍の凸部によってロータに駆動力を与えロータの
突起部を節の位置に回転させ、逐次節の位置を移動する
事によってステップ駆動を実現するものである。ところ
が前述の超音波モータの凸部の構成では、節の位置に凸
部があるとロータの突起部は正・逆転の力を連続して受
け、位置が定まらない。また、ロータの突起部と接する
ステータの凸部の位置が、節に対して片側のみである
と、一方向のみの力しか働かない為、連続的に回転して
しまい、所望のステップ駆動ができないという問題点も
あった。
【0004】そこで本発明の目的は、安定して所望のス
テップ駆動を実現する波動ステップモータを提供する事
にある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の波動ステップモ
ータは、複数の凸部を有したステータと、該ステータに
定在波を発生させる圧電素子と、該複数の凸部と接する
複数の突起部を有した移動体と、を備え、該定在波の波
長方向に沿った該複数の突起部のそれぞれ長さは該定在
波の波長より短く、該複数の突起部のそれぞれの間隔は
該定在波の半波長の整数倍にほぼ等しく、該複数の凸部
は該定在波の節になりうる位置から離れており、該複数
の凸部は該定在波の節に対して対向する位置に存して、
そのことによって上記目的を達成する。
【0006】
【実施例】図3は本発明の波動ステップモータの全容を
示す断面図であり、円環状の圧電素子3を添付したステ
ータ1を池仮に止めネジ6で固定し、リード線10を介
してパターン12に電圧を印加する事によって厚み方向
の超音独と振動を誘起している。外部に回転力を取り出
す為のピニオン4を装着したロータ2は、固定ネジ9で
固定された受け7によって位置決めされ、押圧ばね8で
ステータ1に押しつけられ、摩擦力を受けている。ステ
ータ1とロータ2は、円周方向の振動変位を拡大するた
めの複数の凸部11と、ステータの振動の腹部で接する
為の突起部22で接している。
【0007】図1は本発明の波動ステップモータのステ
ータ1の上面図であり、2点鎖線はロータ2、破線は庄
電素子3と電極パターン12の境を示す。11はステー
タ1の円周方向の振動変位を拡大すると共にロータと接
する凸部である。本実施例においては24個の凸部が、
ロータの4カ所の突起部22、23、24、25、と接
し、圧電素子の電極パターンは111、121、13
1、112、122、132、113、123、13
3、114、124、134の12ヵ所の境で12分割
した例を示した。凸部と電極パターンの境はそれぞれ重
ならない位置で、かつ、境に対し凸部が対向する様に配
置してある。
【0008】図2は本発明の波動ステップモータの動作
を示す説明図であり、円板状のステータ1をリニア型に
展開した図である。1はステータ、3は圧電素子であ
り、4ヵ所のロータの突起部22、23、24、25
と、凸部11が接し、4ヵ所に振動の節N1,N2、N
3、N4を形成している。即ち、突起部25及び節N4
で切断し、展開した図である。破線は実線と逆の振動位
相の場合を示している。この様な構成において、ロータ
2は慣性があるので例えば突起部22は凸部11a、1
1bから交互に駆動力100a、100bを受け、力が
釣り合って停止する。したがって4ヵ所の突起部22、
23、24、25は、それぞれ節、N1,N2、N3、
N4の位置に停止する。また、突起部の位置と節の位置
がずれると、1方向のみの駆動力を受け、両者の位置が
一致するまで移動する。
【0009】以上の構成において、12分割したパター
ンを隣接する3ヶつつ4組に分け、対向する組は同位
相、隣の細は逆位相で駆動すると2入(節の数が4ヶ)
の厚み方向の振動を起こし、ロータの突起部22、2
3、2.4、25は、近傍の説の位置に移動する。図1
においては、節が、パターンの境、111、112、1
13、114に形成され、それぞれに突部22、23、
24、25が移動した状態を示した。次に、駆動するパ
ターンの組み合わせを1ヶずらして駆動すると、節は、
121、122、123、124に形成され、ロータ2
は節の位置がずれた分、ステップ駆動される。
【0010】尚本発明の実施例については、回転タイプ
の波動ステップモータの例を示したが、リニアタイプの
波動ステップモータにおいても同様に構成できるし、節
の数、凸部や突起部の数、形状等、何ら本実施例に限定
するものではない。
【0011】
【発明の効果】本発明の波動ステップモータにおいて
は、凸部を振動の節から離し、かつ、振動の節に対して
対向する位置に配置した事により、正確なステップ角を
有する超音波のステップモータを実現した。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の波動ステップモータのステータの上
面図。
【図2】 本発明の波動ステップモータの原理を示す説
明図。
【図3】 本発明の波動ステップモータの断面図。
【符号の説明】
1・・・・・・・・ステータ 2・・・・・・・・ロータ 3・・・・・・・・圧電素子 11・・・・・・・・凸部 22、23、24、25・・・・突起部 N1,N2、N3、N4・・・・節 111、112、113、114、121、122、1
23、 124、131、132、133、134・・
パターンの境

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の凸部を有したステータと、 該ステータに定在波を発生させる圧電素子と、 該複数の凸部と接する複数の突起部を有した移動体と、 を備えた波動ステップモータであって、 該定在波の波長方向に沿った該複数の突起部のそれぞれ
    長さは該定在波の波長より短く、 該複数の突起部のそれぞれの間隔は該定在波の半波長の
    整数倍にほぼ等しく、 該複数の凸部は該定在波の節になりうる位置から離れて
    おり、 該複数の凸部は該定在波の節に対して対向する位置に存
    する、波動ステップモータ。
JP6003259A 1994-01-17 1994-01-17 波動ステップモータ Expired - Fee Related JP3000841B2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108204350A (zh) * 2016-12-20 2018-06-26 重庆融海超声医学工程研究中心有限公司 聚焦超声波驱动的动力装置

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