JP3000829U - 防寒用エプロン - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 エプロンを付けたときの首元の寒さを防止す
る。 【構成】 エプロンの身頃１の襟ぐり３に、ニット素材
からなるハイネック型の襟４を取り付ける。ニット素材
には綿、綿とポリエステルの混紡、アクリル、アクリル
と毛の混紡等で伸縮性のあるリブニットが好適である。
襟４の取り付けは縫いつけてもよいが、ホックなどで着
脱自在にしておくと、作業環境が暑くなったらすぐに取
り外すことができる。またその日によって異なった色、
デザインの襟４を使用するなど、ファッション性を取り
入れることもできる。襟元を詰めるには、襟の合わせ部
にマジックテープ５のごとき係止手段を設けてもよい。 【効果】 首元の寒さが防げ、厚着を必要とせず動きや
すい。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

本考案は、冬季に適した防寒用のエプロンに関するものである。

【０００２】

【従来の技術】

従来のエプロンは、くり襟で首元が比較的広く解放されたものが多く、冬季の 台所仕事は寒かった。一方、冬季用の厚手の素材のエプロンは知られているが、 これも襟がないので首もとの寒さは防げなかった。首元の寒さを防ぐには、エプ ロンの下に、例えばタートルネックのセーター等を着こむ必要があった。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

本考案は、前記のごとき問題点を解決したもので、首元の寒さを防ぐ防寒用エ プロンを提供することを目的としている。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

前記の如き目的を達成した本考案の防寒用エプロンは、身頃の襟ぐりにニット 素材の襟を取り付けたことを特徴としている。

【０００５】

【作用】

本考案の防寒用エプロンでは、身頃の襟ぐりに取り付けられたニット素材の襟 が、程良い伸縮性をもって外気の寒さから首元を守るので、冬季でも快適に台所 作業ができる。

【０００６】

【実施例】

図１及び図２において、割烹着のようなエプロンの身頃１は前身頃１ａと後ろ 身頃１ｂとからなり、身頃１の袖ぐりには袖２が取り付けられている。身頃１及 び袖２の素材には、動きやすく、耐久性、洗濯性にすぐれた綿素材を中心に、シ ーチング、ブロード、コーデュロイ、デニム、ダンガリー等を使用できる。必要 に応じて防水コーティング材を使用してもよい。袖２の袖口には、作業性をよく するようにゴムバンドを使用することもできる。本考案では、このエプロンの身 頃１の襟ぐり３にニット素材からなる襟４を取り付ける。ニット素材には綿、綿 とポリエステルの混紡、アクリル、アクリルと毛の混紡等で伸縮性のあるリブニ ットが好適である。襟４の取り付けは縫いつけてもよいが、ホックなどで着脱自 在にしておくと、作業環境が暑くなったらすぐに取り外すことができる。またそ の日によって異なった色、デザインの襟４を使用するなど、ファッション性を取 り入れることもできる。襟元を詰めるには、図３に示すように、襟の合わせ部に マジックテープ５のごとき係止手段を設けてもよい。襟４の形は、タートルネッ クのようなハイネックを基本とするが、図４に示すように、フィット型、ルーズ フィット型等、種々の型を任意に組み合わせることができる。６は後ろ身頃１ｂ の合わせボタン、７は結び紐である。なお本考案では袖口にも、ゴムバンドに代 えて防寒用のニット素材からなるカフスを着脱自在に取り付けることもできる。

【０００７】

【効果】

以上要するに本考案の防寒用エプロンは以下の実用上の効果が得られ、家庭用 あるいは業務用として広く使用できる。 （１）．ニット素材の襟により首元の寒さが防げる。 （２）．エプロン自体で防寒できるので厚着を必要とせず、動きやすい。 （３）．襟を着脱自在にしておけば、色、デザインを変えたファッション性を 取り入れることが容易である。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案の防寒用エプロンの一例を示す正面図で
ある。

【図２】図１に示す防寒用エプロンの背面図である。

【図３】図１の襟を示す拡大背面図である。

【図４】防寒用襟の異なった実施例を示す正面図であ
る。

【符号の説明】

１ 身頃 １ａ 前身頃 １ｂ 後身頃 ２ 袖 ３ 襟ぐり ４ 襟 ５ マジックテープ ６ ボタン ７ 紐

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 身頃（１）の襟ぐり（３）にニット素材
   の襟（４）を取り付けてなる防寒用エプロン。