JP3000775U - 陶芸用窯 - Google Patents

陶芸用窯

Info

Publication number
JP3000775U
JP3000775U JP1994001524U JP152494U JP3000775U JP 3000775 U JP3000775 U JP 3000775U JP 1994001524 U JP1994001524 U JP 1994001524U JP 152494 U JP152494 U JP 152494U JP 3000775 U JP3000775 U JP 3000775U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bottom plate
wall structure
heat insulating
insulating material
kiln wall
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1994001524U
Other languages
English (en)
Inventor
嘉則 稲垣
Original Assignee
新東陶料株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 新東陶料株式会社 filed Critical 新東陶料株式会社
Priority to JP1994001524U priority Critical patent/JP3000775U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3000775U publication Critical patent/JP3000775U/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Furnace Charging Or Discharging (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 任意の位置に設置することができ、また、焼
成する製品の量に合わせて収容容積を変えることができ
る陶芸用窯を提供する。 【構成】 耐火断熱材からなる底板1と、その底板1上
に多段に積み重ねられる耐火断熱材からなる筒状の窯壁
構成体5と、その窯壁構成体5の上にかぶせられる排気
口19を有する耐火断熱材からなる蓋体16と、底板1
上に固形燃料を積みあげる空間を構成するためにその底
板1上に立てられる複数本の耐火物からなる支柱25
と、その支柱25上に多段に積み重ねられる耐火物から
なる被焼成物収容容器28と、最下段の窯壁構成体5の
下部を貫通して底板1上に横置きされる空気供給管14
と、その空気供給管14に空気を送る送風機29からな
る構成とした。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、少量の陶磁器を焼成するのに適した簡便な陶芸用窯に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の陶芸用窯は、電気やガスを熱源としていて、200Vの電源やガスボン ベを必要とするため定位値に設置しなければならず、また、収容容積が一定であ るため、焼成する製品が少量である場合には熱効率が低い欠点があった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
本考案が解決しようとする課題は、任意の位置に設置することができ、また、 焼成する製品の量に合わせて収容容積を変えることができる陶芸用窯を提供する ことである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案は上記課題を解決するための手段として、耐火断熱材からなる底板と、 その底板上に多段に積み重ねられる耐火断熱材からなる筒状の窯壁構成体と、そ の窯壁構成体の上にかぶせられる排気口を有する耐火断熱材からなる蓋体と、底 板上に固形燃料を積みあげる空間を構成するためにその底板上に立てられる複数 本の耐火物からなる支柱と、その支柱上に多段に積み重ねられる耐火物からなる 被焼成物収容容器と、最下段の窯壁構成体の下部を貫通して底板上に横置きされ る空気供給管と、その空気供給管に空気を送る送風機からなる構成とした。
【0005】
【考案の作用及び効果】
本考案は上記構成になり、窯壁構成体と被焼成物収容容器を多段に積み重ねら れるようにしたから、焼成する製品の量に応じて積み重ね段数を変えることによ り収容容積を変えることができて、熱効率を高めることができるとともに、不使 用時には窯壁構成体と被焼成物収容容器を分解して物置などに収納することがで き、さらに、送風機を駆動するための100Vの電源さえあればどこにでも設置 することができてきわめて簡便である。
【0006】
【実施例】
以下、本考案の一実施例を添付図面に基づいて説明する。
【0007】 図1において、1は外周と底面を鉄板2で囲み、その中にセラミックフアイバ からなる断熱材3を充填した底板であって、底面には脚4が取り付けられており 、上面には耐火物製の敷板10が載せられている。 5、5は底板1上に2段に積み重ねられた窯壁構成体であって、外周を囲う鉄 板6の内周にセラミックフアイバからなる断熱材8が張り付けられており、外周 の上部に持手9が取り付けられているとともに、下端には底板1の外周と下段の 窯壁構成体5の外周にそれぞれ係止する鍔7が形成されており、下段の窯壁構成 体5の下部形成された孔11には空気供給管14が挿入され、上段の窯壁構成体 5の下部に形成された孔11は栓13で開閉される覗き孔となっている。
【0008】 16は上段の窯壁構成体5の上にかぶせられる蓋体であって、上面と外周を囲 う鉄板17の内周にセラミックフアイバからなる断熱材18が張り付けられてお り、中央には筒20が突設されてその内周に排気口19が形成されており、外周 の下端には上段の窯壁構成体5の外周に係止する鍔21が形成されているととも に、外周には持手22が形成され、さらに、上面には熱電対24を挿入する孔2 3が形成されている。筒20上には開口24を有する開度調整板23が載せられ ている。
【0009】 底板1の敷板10上には複数本の耐火物製の支柱25が立てられ、その上には 耐火物製の分離可能な水平板26と筒体27からなる2段の被焼成物収容容器2 8が積み重ねられている。29は送風機であってその噴出口30が空気供給管1 4の入口と対応している。
【0010】 本実施例の陶芸用窯は、まず、底板1上に下段の窯壁構成体5を載せ、空気供 給管14を孔11から差し込み、支柱25を立てた後に、石炭、コークスなどの 固形燃料aを投入し、支柱25上に被焼成物bを収容した被焼成物収容容器28 を積み重ね、次いで、上段の窯壁構成体5を下段の窯壁構成体5の上に積み重ね 、その上に蓋体16をかぶせる。
【0011】 そして、空気供給管14の入口にトーチバーナーをあててその火炎で固形燃料 aに着火した後、送風機29を、その噴出口30を空気供給管14の入口に対応 させて設置し、その送風機29を駆動して空気供給管14に空気を送り込み、そ の先端の開口及び外周の小孔15から固形燃料a中に空気を供給して燃焼させ、 窯内を加熱して被焼成物bを焼成する。
【0012】 空気の供給量は送風機29の噴出口30と空気供給管14の間隔を変えること により調整し、排気口面積は開度調整板23をずらして開口24を部分的に塞ぐ ことにより調整するのであって、これらの調整により、昇温速度、窯内雰囲気及 び最高温度が制御される。なお、送風機29の噴出口30と空気供給管14の間 に仕切り板を設けて空気の供給量を調整するようにしてもよい。
【0013】 焼成終了後は、蓋板16、上段と下段の窯壁構成体5、5、底板1及び送風機 29に分解して物置などに収納することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例の断面図である。
【符号の説明】
1 底板 5 窯壁構成体 14 空気供給管 16 蓋板 19 排気口 25 支柱 28 被焼成物収容容器 29 送風機

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 耐火断熱材からなる底板と、該底板上に
    多段に積み重ねられる耐火断熱材からなる筒状の窯壁構
    成体と、該窯壁構成体の上にかぶせられる排気口を有す
    る耐火断熱材からなる蓋体と、前記底板上に固形燃料を
    積みあげる空間を構成するために該底板上に立てられる
    複数本の耐火物からなる支柱と、該支柱上に多段に積み
    重ねられる耐火物からなる被焼成物収容容器と、最下段
    の前記窯壁構成体の下部を貫通して前記底板上に横置き
    される空気供給管と、該空気供給管に空気を送る送風機
    からなる陶芸用窯。
JP1994001524U 1994-02-04 1994-02-04 陶芸用窯 Expired - Lifetime JP3000775U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1994001524U JP3000775U (ja) 1994-02-04 1994-02-04 陶芸用窯

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1994001524U JP3000775U (ja) 1994-02-04 1994-02-04 陶芸用窯

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3000775U true JP3000775U (ja) 1994-08-16

Family

ID=43136778

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1994001524U Expired - Lifetime JP3000775U (ja) 1994-02-04 1994-02-04 陶芸用窯

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3000775U (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4471751A (en) Compact stove for emergency and other uses
JP3000775U (ja) 陶芸用窯
JP2009160640A (ja) 取鍋予熱装置
JP2010230193A (ja) 火葬炉
US4926797A (en) Wood burning hot water furnace
JP4176215B2 (ja) 焼き物用の簡易窯
JPS6032842Y2 (ja) 固体燃料を用いる加温装置
JP2577332B2 (ja) 竪型焼成炉
RU123126U1 (ru) Шахтная печь для обжига кусковых материалов
GB2233083A (en) Igniting fuel for a barbecue
US4532913A (en) Combustion means for solid fuel of low ash content
RU46557U1 (ru) Топка кипящего слоя с огненной массой
CN221197810U (zh) 一种可多角度悬停的真空感应薄带炉用烘炉设备
RU2698343C2 (ru) Портативная печь
RU223348U1 (ru) Теплогенератор на соломе
JP3873274B2 (ja) 組み立て式貴金属粘土焼成装置
JP2006078151A (ja) 無煙高温燃焼焼成炉
CN2393039Y (zh) 小型高效燃烧炉
JP2529760Y2 (ja) 温水ボイラ
JP4313009B2 (ja) 焼成炉
CN101269949B (zh) 用于烧结陶粒生产线的点火装置
JPS6246761B2 (ja)
RU165521U1 (ru) Отопительный котел на твердом топливе
JPS6124830Y2 (ja)
KR200235055Y1 (ko) 브라운가스 발열방법에 의한 금속용융로