JP3000697U - ビーチボール - Google Patents

ビーチボール

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JP3000697U
JP3000697U JP1994001374U JP137494U JP3000697U JP 3000697 U JP3000697 U JP 3000697U JP 1994001374 U JP1994001374 U JP 1994001374U JP 137494 U JP137494 U JP 137494U JP 3000697 U JP3000697 U JP 3000697U
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JP
Japan
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sheet
ball
sheets
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JP1994001374U
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English (en)
Inventor
順通 山田
Original Assignee
株式会社山曜
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 複数のシート単体を貼り合わせてなる中空遊
戯用のビーチボールの構成にあたり、ボール本体の外表
面に連続的な模様を表現するにもかかわらず、部品点数
を少なくするとともに、組立てを簡易化することを目的
とするものである。 【構成】 本体1はボールの外表面を縦割りに六等分し
た軟質合成樹脂製のシート単体2を6枚貼り合わせ、そ
の上端と下端には上端部と下端部を固定するための合成
樹脂製のシート端片3、4が取付けられている。シート
端片4には、空気栓5が設けられている。隣接するシー
ト単体2には貼合せ部を挟んで左右対称となる図形が表
示されている。この図形を含む原図による印刷原版で印
刷された第1のシート単体2aと、同原図を反転した形
の印刷原版で印刷された第2のシート単体2bを、隣合
わせに配列して貼り合わされている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、ビーチボールに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、ビーチボールは、ボール体の外表面を縦割りに6枚に分割した細長い略 紡錘形のシート単体を貼り合わせてなり、その上下端にシート単体の上端部と下 端部を固定するための円板形の端片が取付けられ、同端片の一側に空気栓が設け られていた。上記シート単体は、塩化ビニルシートを用いていおり、そのシート 単体にはボールの外表面に連続する絵模様を形成するために、夫々所要の印刷が 施されていた。
【0003】 上記ボールの外表面に連続する絵模様を形成するには、予め原形となるボール に所要の絵模様を描き、これをシート単体ごとに切り離すことにより、各6枚の シート単体の原図を作り、この原図から夫々のシート単体の印刷原版を作り、こ れらの印刷原版によって印刷された6枚のシート単体を、夫々原形のボールと同 じ位置になる様に並べて、貼り合わせてなるものであった。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
上記従来形のビーチボールによると、6枚のシート単体に夫々異なる図柄の印 刷を施す必要があるので印刷原版が少なくとも6種類と数が多くなり、部品点数 が多くなるとともに、シート単体の配置の順序を間違えない様に注意する必要が あった。とくに、その貼り合わせ部を通して連続する絵模様を形成する場合には 、隣り合わせのシート単体の図形が位置ずれしない様にするため、その位置合わ せが大変であり、組立てが極めて面倒である等の欠点を有していた。
【0005】 本考案は上記の欠点に鑑み考案されたものであって、複数のシート単体を貼り 合わせてなる中空遊戯用のビーチボールの構成にあたり、ボール本体の外表面に 連続的な模様を表現するにもかかわらず、部品点数を少なくするとともに、組立 てを簡易化することを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案のビーチボールは下記の要件を具えてなるものである。(イ)本体はボ ールの外表面を縦割りに六等分した軟質合成樹脂製のシート単体を6枚貼り合わ せてなること。(ロ)本体の上端と下端にはシート単体の上端部と下端部を固定 するための合成樹脂製のシート端片が取付けられていること。(ハ)シート端片 の一方には、空気栓が設けられていること。(ニ)隣接するシート単体には貼合 せ部を挟んで左右対称となる図形が表示されていること。(ホ)本体は、上記図 形を含む原図による印刷原版で印刷された第1のシート単体と、上記原図を反転 した形の印刷原版で印刷された第2のシート単体を、隣合わせに配列して貼り合 わせてなることである。
【0007】
【作用】
上記の構成において、ボール本体を縦割りに六等分した軟質合成樹脂による六 枚のシート単体を貼り合すことによって、中空のボール本体を構成している。こ のボール体の外表面に連続する図柄が形成されるが、その貼合わせ部を挟んで左 右対称な図形として、例えば、円形が表示される場合、上記シート体の端縁に夫 々半円形を形成しておけば、シート体を貼り合すことによって、その接続部に夫 々円形となる図形を表示することができる。
【0008】 上記ボール本体は、一つの原図による印刷原版で印刷された第1のシート単体 と、上記原図を反転した形の印刷原版で印刷された第2のシート単体が夫々3枚 づつ作られ、これら第1のシート単体と第2のシート単体を互違いに隣合わせに 配列して貼り合わされることにより形成されている。これによって、上記接続部 を挟んで左右対称な図形を含む、連続的な模様を表現することができると共に、 シート単体としては2種類で良く、部品点数を少なくすることができる。
【0009】 ここで、上記第1のシート単体と、第2のシート単体は、元は同じ原図により その表裏に相当する印刷原版が用いられるので、第1のシート単体と第2のシー ト単体は縁部の溶接の際に、背中合わせに重ね合わされると、縁部の図柄が完全 に一致するので、貼合わせ部を挟んだ図形が位置ずれすることなく、位置合わせ が容易となり組立てを簡易化することができる。
【0010】
【実施例】
以下本考案を図に示す一実施例に基づいて説明すると、図1において、1はビ ーチボールの本体であって、同ボール本体1はこれを縦割りに六等分した軟質合 成樹脂による六枚のシート単体2の縁部を、高周波溶接機により貼り合すことに よって形成されている。同じく本体1の上端と下端にはシート単体2の上端部と 下端部を固定するための、軟質合成樹脂による円板状のシート端片3、4が取付 けられており、そのシート端片4側には空気栓5が設けられている。
【0011】 上記本体1を構成するシート単体2には、図2の様に、夫々図柄が印刷されて いる。この場合、二つのシート単体2を貼り合すことによって、その接続部を挟 んで左右対称の図形として、円形の図形を表示される様に構成されている。従っ て、上記シート単体2の端縁には夫々半円形の図柄が形成されている。
【0012】 上記シート単体2の図柄の印刷に用いられる原図によると、夫々シート単体2 の中心線a−aで線対称となる様な図柄が形成されている。この一つの原図によ る印刷原版で印刷された第1のシート単体2aは、左端縁側の部分図形p1が上 方に偏位しており、中心線a−aを境に右端縁側の部分図形p2はこれとは対称 的に下方に偏位している。
【0013】 一方、上記第1のシート単体2aの印刷原版を反転した形の印刷原版で印刷さ れた第2のシート単体2bは、左端縁側の部分図形p3が下方に偏位しており、 中心線b−bを境に右端縁側の部分図形p4はこれとは対称的に上方に偏位した 形となっている。
【0014】 上記第1のシート単体2aと第2のシート単体2bは夫々3枚つづ印刷され、 これら第1のシート単体2aと第2のシート単体2bは隣合わせに配列して貼り 合わされる。この場合、元は一つの原図により、その表裏に相当する印刷原版を 用いているので、第1のシート単体2aと第2のシート単体2bを背中合わせに して縁部を溶接する際に、上記部分図形p2と部分図形p3は貼合わせ部を挟ん で位置ずれすることなく、位置合わせが容易となり組立てを簡易化することがで きる。
【0015】
【考案の効果】
上記の様に本考案のビーチボールによれば、ボール本体を縦割りに六等分した 軟質合成樹脂による六枚のシート単体を貼り合すことによって、中空のボール本 体を構成している。但し、このシート単体は、一つの原図による印刷原版で印刷 された第1のシート単体と、上記原図を反転した形の印刷原版で印刷された第2 のシート単体が夫々3枚づつ計6枚作られるが、部品としては2種類でよく、部 品の点数を大幅に少なくすることができる。また、これら第1のシート単体と第 2のシート単体を互違いに隣合わせに配列して貼り合わされることによりボール 体を構成しているが、これによって、上記接続部を挟んで左右対称な図形を含む 、連続的な模様を表現することができる。ここで、上記第1のシート単体と、第 2のシート単体は、元は同じ原図によりその表裏に相当する印刷原版が用いられ るので、縁部の溶接の際に背中合わせに重ね合わされると、縁部の図柄が完全に 一致するので、貼合わせ部を挟んだ図形が位置ずれすることなく、従来の様な面 倒な位置合わせを行うことなく、シート単体の位置合わせが容易となり組立てを 大幅に簡易化することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示すビーチボールの要部分
解斜視図である。
【図2】本考案の一実施例を示すビーチボールの要部展
開図である。
【符号の説明】
1 本体 2 シート単体 3 シート端片 4 シート端片 5 空気栓 2a 第1のシート単体 2b 第2のシート単体

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下記の要件を備えたことを特徴とするビ
    ーチボール。 (イ)本体はボールの外表面を縦割りに六等分した軟質
    合成樹脂製のシート単体を6枚貼り合わせてなること。 (ロ)本体の上端と下端にはシート単体の上端部と下端
    部を固定するための合成樹脂製のシート端片が取付けら
    れていること。 (ハ)シート端片の一方には、空気栓が設けられている
    こと。 (ニ)隣接するシート単体には貼合せ部を挟んで左右対
    称となる図形が表示されていること。 (ホ)本体は、上記図形を含む原図による印刷原版で印
    刷された第1のシート単体と、上記原図を反転した形の
    印刷原版で印刷された第2のシート単体を、隣合わせに
    配列して貼り合わせてなること。
JP1994001374U 1994-02-02 1994-02-02 ビーチボール Expired - Lifetime JP3000697U (ja)

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JP1994001374U JP3000697U (ja) 1994-02-02 1994-02-02 ビーチボール

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JP3000697U true JP3000697U (ja) 1994-08-09

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ID=43136703

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JP1994001374U Expired - Lifetime JP3000697U (ja) 1994-02-02 1994-02-02 ビーチボール

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008506429A (ja) * 2004-07-16 2008-03-06 プーマ アクチエンゲゼルシャフト ルードルフ ダスレル シュポルト ボール表皮

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