JP3000555B2 - 液状体の計量装置及びこの装置が使用された液状体の製造装置 - Google Patents

液状体の計量装置及びこの装置が使用された液状体の製造装置

Info

Publication number
JP3000555B2
JP3000555B2 JP7352835A JP35283595A JP3000555B2 JP 3000555 B2 JP3000555 B2 JP 3000555B2 JP 7352835 A JP7352835 A JP 7352835A JP 35283595 A JP35283595 A JP 35283595A JP 3000555 B2 JP3000555 B2 JP 3000555B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tank
liquid material
fixed
plate
mounting plate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP7352835A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH09178540A (ja
Inventor
義乗 竹内
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toenec Corp
Original Assignee
Toenec Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toenec Corp filed Critical Toenec Corp
Priority to JP7352835A priority Critical patent/JP3000555B2/ja
Publication of JPH09178540A publication Critical patent/JPH09178540A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3000555B2 publication Critical patent/JP3000555B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Weight Measurement For Supplying Or Discharging Of Specified Amounts Of Material (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば塗料等のような
液状体を製造する工場等で使用される液状体の計量装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より塗料等の液状体を製造する工場
では、狭いフロアスペースで多品種の塗料を製造するこ
とができるように、工場内に無人搬送車が走行する搬送
路を設け、この搬送路には、例えば保管ステーション,
半製品仕込みステーション,攪拌ステーション,洗浄ス
テーション等の各ステーションを設けて、これらの各ス
テーションを無人搬送車が通過して行くことにより、該
無人搬送車に載置されたタンク内に塗料の原料が充填さ
れ又は攪拌されて、最終的に塗料が製造できるように構
成されたものがある。例えば、特公平5−29664号
公報に開示される塗料製造装置では、保管ステーション
からタンクを無人搬送車に受け取り、この受け取ったタ
ンクを無人搬送車で第1次仕込みステーション又は第2
次仕込みステーションにおいて塗料の原料をタンク内に
充填し、次に、秤量装置上に移送して重量計測後、仕込
みライン上に搬送し上記タンクをチェーンコンベアによ
り移送しながら、該チェーンコンベア上に設けられた複
数のバルブから原料がタンク内に供給する構成(また
は、前記保管ステーションから直接仕込みラインに搬送
する)や、上記タンクを攪拌ステーションにおいて該タ
ンク内の原料を攪拌混和させる構成等が開示されてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記塗料製
造装置では、例えば、前記タンクを移送するチェーンコ
ンベア上には、複数の液状原料供給口が設けられ、これ
らの液状原料供給口から所定の量の液状原料がタンク内
に充填されるが、タンク内に充填された液状原料の重量
を正確に計量するために、無人搬送車により秤量装置ま
で走行し計量を済ませた後に、正確な重量であれば、次
の工程に、正確でない場合には再度上記チェーンコンベ
ア上に移送される。
【0004】しかしながら、上述のように、液状原料が
充填された後に無人搬送車を使用して別の箇所で計量す
ることは極めて煩雑であり、迅速に塗料を製造すること
ができない。そこで、上記チェーンコンベア上でタンク
内の液状原料を計量することが考えられるが、チェーン
コンベアで移送されているタンクを停止させると、内部
の液状原料が揺動していることから、正確に計量するこ
とができない。
【0005】また、攪拌ステーションにおいては、無人
搬送車からタンクが支承台に移載され、攪拌装置により
回転駆動するブレードがタンク内に挿入され攪拌される
が、この攪拌装置により攪拌された(或いは攪拌されな
がら)液状原料は、上記タンクからフレキシブルホース
を介してグレーンミルに移送され原料の粒径を細かくし
た後に、他のタンクへ充填される。このとき、上記タン
ク内の液状原料を全て排出してしまうと、液状原料が自
動バルブやフレキシブルチューブの内壁に付着して嵌挿
することにより洗浄作業が極めて困難となることから、
液状原料の残液量を、タンクが固定されているタンク固
定用枠体が載置される基台の下方に計量装置を設けこの
計量装置により測定し、所定の残液量となった時点でバ
ルブを閉塞する方法を採用している。なお、上記タンク
固定用枠体が載置される基台は、該タンク固定用枠体に
固定されたタンクの下端からグレーンミルに接続するフ
レキシブルチューブを取り付ける等の必要があること、
また、該タンクの下方には大きな開口が形成されていな
ければならないことなど、さらには、基台作成の費用の
点からも、H型綱等を溶接して方形状に成形されてい
る。そして、上記計量装置は、上記基台の各角部に設置
し計量を行っている。
【0006】しかしながら、上述のように、計量装置を
4か所設けると、それぞれの計量装置の値が微妙に異な
り正確な測定ができない。
【0007】そこで、本発明は、上述した従来の計量装
置が有する課題を解決するために提案されたものであっ
て、正確に計量することができる計量装置を提供するこ
とを目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために提案されたものであり、第1の発明(請求
項1記載の発明)は、液状体の計量装置に係るものであ
って、搬送装置により搬送されて来るタンク内に充填さ
れた液状体の計量装置であって、上記搬送装置により搬
送されて来るタンクが搬送途中で載置される載置板と、
この載置板の下方に固定されてなる昇降板と、この昇降
板を昇降させる昇降駆動装置と、上記載置板と昇降板と
の間に配設されてなる一方又は二以上の計量器本体と、
上記載置板に一端が固定され他端は上記底面板に固定さ
れてなる複数の揺動停止具と、を備えてなるとともに、
上記揺動停止具は、一端が載置板の裏面に固定されてな
る一方のピストン部と、一端が上記昇降板の上面に固定
されてなる他方のピストン部と、上記一方のピストン部
の他端側が内部に気体が密閉状態で収納されてなる一方
のシリンダ部と、上記他方のピストン部の他端側が内部
に気体が密閉状態で収納されてなる他方のシリンダ部と
を有し、一方のシリンダ部と他方のシリンダ部とは接続
されてなることを特徴とするものである。
【0009】 また、第2の発明(請求項2記載の発
明)は、液状体の製造装置に係るものであって、前記第
1の発明に係る液状体の計量装置が設けられてなること
を特徴とするものである。
【0010】
【0011】
【0012】
【0013】
【0014】
【0015】
【発明の実施の態様】以下、本発明に係る各計量装置の
各実施の態様について、図面を参照しながら詳細に説明
する。
【0016】先ず、第1乃至第3の発明の実施の態様に
係る計量装置(以下、第1の計量装置という)について
説明する。この第1の計量装置1は、液状体である塗料
を製造する製造工場内に設けられた塗料の製造装置の一
部を構成するものである。なお、上記製造工場内には、
床面に搬送路が形成され、この搬送路に沿って塗料の製
造を行うために必要な各工程に対応したステーションが
設けられている。そして、上記走行路上には、無人搬送
車が走行するようになされ、該無人搬送車上には、内部
に塗料の原料となる液状の樹脂や顔料等が充填されるタ
ンクがタンク固定用枠体に固定された状態で載置され、
上記各ステーションで各種の処理が行われる。そこで、
図1に示す模式図は、平行に形成された一方の搬送路か
ら他方の搬送路に亘って設けられた仕込みラインを示す
ものであり、図示しない一方の搬送路のタンク受取部か
ら他方の搬送路のタンク送出部に亘ってチェーンコンベ
ア2が設けられ、このチェーンコンベア2上には、タン
ク4が内部に固定されているタンク固定用枠体5が載置
されている。上記タンク4は、下端側には開閉弁4aが
形成されている。また、上記タンク固定用枠体5は、角
枠状の底枠5aに支枠5bが固定されてなるものであ
り、側部には上記タンク4の開閉弁4aを開閉操作する
ための開閉機構が形成されている。この開閉機構は、図
7に示すように、支枠5bに回動自在に支持され水平方
向に延在されてなる回動軸5cと、この回動軸5cの略
中央部に形成されタンク4の開閉弁4aに噛合してなる
傘歯車5dと、上記回動軸5cの両端に固定されてなる
十文字状のピン5eとから概略構成されている。
【0017】また、上記チェーンコンベア2の上方に
は、複数本の(図1では1か所のみを示す)原料供給用
口6が形成されている。これらの原料供給口6は、図示
しないエアシリンダにより駆動される2段閉止式の開閉
弁6a及びパルス発信形の流量計6bを経て各種の溶
剤,樹脂等の液状原料供給源に配管6cにより接続され
ている。そして、上記原料供給口6の下方には、本発明
を構成する第1の計量装置1が設けられている。この第
1の計量装置1は、上部に上記チェーンコンベア2によ
り搬送されるタンク固定用枠体5が載置される載置板1
0と、この載置板10の下方に固定されてなる昇降板1
1とを備えている。上記載置板10は、本例では、正方
形状に成形されてなる板体であり、一方上記昇降板11
の平面形状は長方形状に成形されている。そして、上記
載置板10の下面であって各角部の近傍には、図2に示
すように、それぞれ緩衝部材12が固定されており、こ
れらの各緩衝部材12の下端であって、上記昇降板11
の上面には計量器本体としてのロードセル13が固定さ
れている。
【0018】また、上記載置板10の下面には、図2に
示すように、コ字状に成形された一方の支持金具14が
図示しないボルトを介して固着されてなる一方、上記昇
降板11の上面には、やはりコ字状に成形された他方の
支持金具15がボルト16,16を介して固着されてい
る。なお、上記一方の支持金具14は、図3に示すよう
に、前記正方形状に成形された載置板10の各辺の中心
にそれぞれ固定されている。そして、上記各一方の支持
金具14と、各他方の支持金具15とは、それぞれ揺動
停止具17により接続されている。これらの揺動防止部
材17は、図2に示すように、上記一方の支持金具14
に一端が固定されてなる一方のピストン部18と、この
一方のピストン部18の他端が挿通されてなる一方のシ
リンダ部19と、上記他方の支持金具15に一端が固定
されてなる他方のピストン部20と、この他方のピスト
ン部20の他端が内部に挿通されてなる他方のシリンダ
部21と、上記一方及び他方のシリンダ部19,21に
取り付けられてなる一方及び他方のリング22,23
と、これら一方及び他方のリング22,23を連結して
なる連結部材24とから構成されている。なお、上記一
方及び他方の支持金具14,15には、挿通孔(符号は
省略する)が穿設され、この挿通孔に挿通された上記一
方及び他方のピストン部18,20の一端側外周にはネ
ジ18a,20aが螺刻され、該ネジ18a,20aに
はそれぞれナット18b,20bが螺着されている。ま
た、前記一方及び他方のシリンダ部19,20の先端側
には、それぞれ挿通孔(符号は省略する)が穿設され、
上記一方又は他方のリング22,23は、これらの挿通
孔に挿通されている。また、上記一方及び他方のシリン
ダ部19,20の内部は所定の圧力となされた気体が密
閉され、上記一方又は他方のピストン部18,20と一
方又は他方のシリンダ部19,20とが伸長される方向
に力が作用した場合には、この力が緩衝されるよう構成
されている。
【0019】そして、このように構成された上記昇降板
11の下方には、第1及び第2のリンク部材26,27
を介して、下面が床上に設置されている台座板28が取
り付けられている。上記第1のリンク部材26は、一端
が上記昇降板11の下面から垂下してなる取付板11a
に対して支軸26aを介して回動可能に取り付けられ、
他端は上記台座板28の上面に突設されてなる一方の取
付板28aに支軸26bを介して回動可能に取り付けら
れている。また、上記第2のリンク部材27は、一端が
上記昇降板11の下面から垂下してなる取付板11bに
対して支軸27aを介して回動可能に取り付けられ、他
端は上記台座板28の上面に配設され上記第1のリンク
部材26の他端側にスライド可能とされてなるタンクの
取付板28bに支軸27bを介して回動可能に取り付け
られている。なお、上記第1のリンク部材26には第2
のリンク部材27と該第1のリンク部材26とを回動可
能に連結してなる支軸30が挿通される長孔26cが形
成されている。また、上記台座板28の上面には、シリ
ンダ固定用の取付板28cが固定され、この取付板28
cには、上記昇降板11を昇降駆動する油圧シリンダ3
1の基端が回動可能に取り付けられている。そして、こ
の油圧シリンダ31のシリンダロッド31aの先端に
は、上記第2のリンク部材27の下端側に挿通され該第
2のリンク部材27の長さ方向にスライド可能となされ
たスライド部材32の外側面に支軸33を介して回動可
能に取り付けられている。なお、この油圧シリンダ31
は、後述するセンサにより上記タンク固定用枠体5が所
定の位置まで到達した時点で駆動するように構成されて
いる。したがって、上記油圧シリンダ31が駆動するこ
とにより、上記第2のリンク部材27の他端側が第1の
リンク部材26の他端側に移動されて上記昇降板11が
上昇させられ、また上昇させられた昇降板11は、上記
油圧シリンダ31の駆動により下降される。
【0020】また、上記チェーンコンベア2の内側であ
って、上記第1の計量装置1の設置位置よりもやや下流
側には、上記チェーンコンベア2により搬送されて来る
タンク固定用枠体5を停止させる停止装置35が配設さ
れている。この停止装置35は、上記タンク固定用枠体
5がチェーンコンベア2により上記第1の計量装置1を
構成する昇降板11の上方に到達したことを検出する図
示しないセンサにより駆動されるものであって、図示し
ないモータにより回動する回動軸36と、この回動軸3
6の両端を支持してなる支持板37と、上記回動軸36
に固定されてなり、約90度回転することにより、上記
タンク固定用枠体5の底枠5aに当接するストッパ38
とから構成されている。
【0021】したがって、上述のように構成された第1
の計量装置1では、上記チェーンコンベア2の駆動力に
より、タンク固定用枠体5に固定されたタンク4が下流
側に搬送され、図1に示す位置から図4に示す位置まで
(上記昇降板11の上方位置まで)到達すると、上記セ
ンサを介して停止装置35が駆動し、図1中二点鎖線で
示すように、ストッパ38が約90度回転させられる。
そして、このストッパ38と上記タンク固定用枠体5の
底枠5aとが、図4に示すように、互いに係合すること
により、それまでチェーンコンベア2により走行されて
いたタンク4等は停止させられ、且つ、上記油圧シリン
ダ31が駆動することにより、上記タンク4等は、図5
に示すように、上昇させられる。そして、所定の位置ま
でタンク4が上昇させられると、前記供給口6から、溶
剤や樹脂等予め決められた塗料の原料が、流量計6b及
び開閉弁6aを経て充填される。このとき、既にタンク
4内に充填されていた液状原料は、前記ストッパ38に
より強制的に停止させられるとともに油圧シリンダ31
の駆動により上昇させられる結果、一時的には揺動され
るが前記各揺動停止具17により急速に停止され、この
ために、タンク4内に充填された液状原料の重量は極め
て効率的に計量される。したがって、従来のように、所
定の液状原料が充填された後に、別の箇所に設けられた
秤量装置によりその都度計量する必要がない。なお、上
述のように、所定の液状原料がタンク4内に充填され、
所定の液状原料が充填されたことが第1の計量装置1に
より確認されると、前記モータが再び駆動することによ
り、回動軸36が約90度回転させられ、図1に示すよ
うに、再びストッパ38は元の状態に復帰し、同時に、
前記油圧シリンダ31が駆動することによって昇降板1
1は、下降させられ元の位置に復帰する。
【0022】そして、上記タンク4は、タンク固定用枠
体5に固定された状態でチェーンコンベア2の駆動によ
り、図示しないタンク送出部まで搬送され、前記無人搬
送車に移送される。そして、この無人搬送車が走行路を
走行することにより、次の工程を行う地点である図示し
ない攪拌ステーションに移送される。なお、上記無人搬
送車50は、図6に示すように、下側に車輪50aが配
設されたボディー50bの上には二つのローラコンベア
50cが取り付けられ、上記タンク4が固定されたタン
ク固定用枠体5は、これらローラコンベア50c上に載
置されている。なお、この無人搬送車50には図示しな
いスライド駆動部材が設けられており、このスライド駆
動部材により後述する攪拌ステーションを構成する計量
装置51に移載される。
【0023】そして、この攪拌ステーションは、計量装
置51と、この計量装置51の上方に設けられた図示し
ない昇降装置により昇降駆動可能となされた攪拌装置5
2とから概略構成されている。この計量装置(以下、第
2の計量装置と言う)51は、第4乃至第6の発明の実
施の態様に係るものであり、図6に示すように、上記無
人搬送車50が走行する走行路Rに沿って設置されてな
るものであって、下端が床面F上に立設されてなり上記
走行路R方向に面してなる第1及び第2の支柱53,5
4(図7参照)と、上記第1の支柱53と平行に立設さ
れてなる第3の支柱55(図6参照)と、上記第2の支
柱54に平行となされた図示しない第4の支柱と、下面
が上記第1乃至第4の支柱53,54,55の上端に載
置固定されてなり内側は作業者の作業スペースである方
形状の開口が形成されてなる支持枠56とからなる基台
57が構成要素とされている。
【0024】そして、この基台57の上面であって上記
第1の支柱53の上方には、図7に示すように、本発明
を構成する計量器本体としての第1のロードセル60が
固定され、また第2の支柱54の上方には、第2のロー
ドセル61が取り付けられている。そして、上記第1の
ロードセル60と第2のロードセル61との上面には、
前記無人搬送車50の走行方向と平行となされた横架部
材62が載置固定されている。この第1の支持用枠体6
2は、鉄等の金属材料により一体成形されてなるもので
あり、該第1の支持用枠体62の左右両端の上面には、
正面及び下面にそれぞれ方形状となされた平面部が形成
されてなる取付板63,64が固定され、これらの取付
板63,64の上面には、それぞれ平行となされた第1
及び第2のローラコンベア65,66の前端側が載置固
定されている。これら第1及び第2のローラコンベア6
5,66は、それぞれ転動可能なローラ65a,66a
が多数配設されてなるものであって、それぞれのローラ
コンベア65,66の後端側下面には、図6に示すよう
に、垂下片65b(第2のローラコンベア66に形成さ
れた垂下片は図示しない)が形成されている。一方、上
記基台57の上面であって上記第3の支柱55及び第4
の支柱の上方には、それぞれ起立片67が立設されてお
り、これらの起立片67と上記垂下片65bとは支軸6
8を介して回動可能に連結されている。なお、上記第1
及び第2のローラコンベア65,66の側方には、図7
に示すように、これらのローラコンベア65,66に載
置されるタンク固定用枠体5の左右両側をガイドするガ
イド部材69,70が形成されている。
【0025】したがって、上記無人搬送車50が、図6
に示すように、上記第2の計量装置51の正面で停止さ
れると、該無人搬送車50に形成された図示しないスラ
イド駆動装置により、それまで該無人搬送車50に配設
されたローラコンベア50c上に載置されていたタンク
固定枠体5は内部に固定されたタンク4と共に、前記第
2の計量装置51に形成された上記第1及び第2のロー
ラコンベア65,66上にスライドさせられる。そし
て、図8に示すように、上記第2の計量装置51上に載
置されると、作業者により必要に応じて顔料等の粉体そ
の他必要な塗料の原料を手作業により投入され、その後
に前記攪拌装置52が図示しない昇降装置により、図9
に示すように、下降され、タンク4内の液状原料が攪拌
混和される。そして、この攪拌作業が終了すると、上記
攪拌装置52が上昇させられるとともに、作業者により
タンク4に設けられた開閉弁4aに、図9に示すよう
に、フレキシブルチューブ71が取り付けられる。な
お、このフレキシブルチューブ71は、図示しないグレ
ーンミルに接続されている。そして、このように、開閉
弁4aとフレキシブルチューブ71が取り付けられる
と、作業者により前記タンク固定用枠体5に設けられた
十文字状のピン5eを回動操作させることにより、上記
開閉弁4aを開放させるとともに、図示しない自動バル
ブを駆動させ、上記タンク4内の液状原料をグレンミル
に移送し液状原料の粒径を細かくした後に、他のタンク
へ充填する。なお、徐々に減量する上記タンク4内の液
状原料の残量は、計量器本体としての前記第1及び第2
のロードセル60,61により常に計量され、タンク4
内の液状原料が所定の残量となった場合には、前記自動
バルブが閉塞される。この場合、上記第2の計量装置5
1は、タンク固定用枠体5と共に第1及び第2のローラ
コンベア65,66上に載置されたタンク4の重量が、
計量器本体としての第1及び第2のロードセル60,6
1が設けられた部分にかかるよう、支軸68を介して第
1及び第2のローラコンベア65,66が回動可能とな
されているので、正確な計量を行うことができる。
【0026】なお、上記実施の態様の説明では、本発明
を液状原料としての塗料の原料を計量する計量装置とし
て又は塗料の製造装置として説明したが、本発明は、液
状の原料を計量又は製造するものであれば、食品等他の
ものに適用したものであっても良い。
【0027】
【発明の効果】上述した発明の実施の形態の説明からも
明らかなように、第1の発明(請求項1記載の発明)に
係る液状体の計量装置によれば、搬送装置により搬送さ
れて来る液状体は揺動停止具によって、急速に揺動が停
止されることから、正確に計量することができるばかり
ではなく、急速に計量することができる。 また、上記液
状体の計量装置を用いた液状体の製造装置(請求項2記
載の発明)によれば、原料が充填される度に計量装置に
より計量する必要はないことから、完成品を早急に製造
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、第1の計量装置を模式的に示すもので
あって、チェーンコンベアにより内側にタンクが固定さ
れたタンク固定用枠体が搬送されて来る状態を示す側面
図である。
【図2】図2は、4つの揺動停止具のうちの1つの揺動
停止具を拡大してして示す斜視図である。
【図3】図3は、4つの揺動停止具が載置板と昇降板と
の間に形成されている状態を示す平面図である。
【図4】図4は、図1に示す状態からタンクが固定され
たタンク固定用枠体が第1の計量装置の上方に到達した
時点を模式的に示す側面図である。
【図5】図5は、タンクが固定されたタンク固定用枠体
が第1の計量装置により上昇された状態を模式的に示す
側面図である。
【図6】図6は、第2の計量装置の接地位置に無人搬送
車が到達した時点を模式的に示す側面図である。
【図7】図7は、第2の計量装置にタンクが固定された
タンク固定用枠体が載置された状態を模式的に示す正面
図である。
【図8】図8は、第2の計量装置にタンクが固定された
タンク固定用枠体が載置された状態を模式的に示す側面
図である。
【図9】図9は、図7に示す状態からタンク内に攪拌装
置が挿入され、またタンクにフレキシブルチューブが取
り付けられた状態を模式的に示す正面図である。
【符号の説明】
1 第1の計量装置 2 チェーンコンベア 4 タンク 5 タンク固定用枠体 10 載置板 11 昇降板 13 ロードセル 17 揺動停止具 18 一方のピストン部 19 一方のシリンダ部 20 他方のピストン部 21 他方のシリンダ部 26 第1のリンク部材 27 第2のリンク部材 31 油圧シリンダ 51 第2の計量装置 53 第1の支柱 54 第2の支柱 55 第3の支柱 57 基台 60 ロードセル 61 ロードセル 62 横架部材 65 第1のローラコンベア 66 第2のローラコンベア 68 支軸
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01G 17/04 - 17/06 G01G 21/22 - 21/24

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 搬送装置により搬送されて来るタンク内
    に充填された液状体の計量装置であって、上記搬送装置
    により搬送されて来るタンクが搬送途中で載置される載
    置板と、この載置板の下方に固定されてなる昇降板と、
    この昇降板を昇降させる昇降駆動装置と、上記載置板と
    昇降板との間に配設されてなる一方又は二以上の計量器
    本体と、上記載置板に一端が固定され他端は上記底面板
    に固定されてなる複数の揺動停止具と、を備えてなる
    ともに、 上記揺動停止具は、一端が載置板の裏面に固定されてな
    る一方のピストン部と、一端が上記昇降板の上面に固定
    されてなる他方のピストン部と、上記一方のピストン部
    の他端側が内部に気体が密閉状態で収納されてなる一方
    のシリンダ部と、上記他方のピストン部の他端側が内部
    に気体が密閉状態で収納されてなる他方のシリンダ部と
    を有し、一方のシリンダ部と他方のシリンダ部とは接続
    されて なることを特徴とする液状体の計量装置。
  2. 【請求項2】 前記請求項1記載の液状体の計量装置が
    設けられてなることを特徴とする液状体の製造装置。
JP7352835A 1995-12-27 1995-12-27 液状体の計量装置及びこの装置が使用された液状体の製造装置 Expired - Fee Related JP3000555B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7352835A JP3000555B2 (ja) 1995-12-27 1995-12-27 液状体の計量装置及びこの装置が使用された液状体の製造装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7352835A JP3000555B2 (ja) 1995-12-27 1995-12-27 液状体の計量装置及びこの装置が使用された液状体の製造装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH09178540A JPH09178540A (ja) 1997-07-11
JP3000555B2 true JP3000555B2 (ja) 2000-01-17

Family

ID=18426767

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7352835A Expired - Fee Related JP3000555B2 (ja) 1995-12-27 1995-12-27 液状体の計量装置及びこの装置が使用された液状体の製造装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3000555B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104816917A (zh) * 2015-04-27 2015-08-05 兰州理工大学 铝锭垛称重装置

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100764241B1 (ko) * 2006-08-18 2007-10-05 주식회사쎄스코 화학약품충전시스템
JP6178210B2 (ja) * 2013-10-29 2017-08-09 岩井機械工業株式会社 秤量装置に用いられるタンク支持筐体

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104816917A (zh) * 2015-04-27 2015-08-05 兰州理工大学 铝锭垛称重装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH09178540A (ja) 1997-07-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US3343688A (en) Mobile concrete batching unit
US4459028A (en) Apparatus for weighing and blending fluent materials
CN106189447B (zh) 智能粉末涂料生产系统
CN206157083U (zh) 智能粉末涂料生产系统
JP3000555B2 (ja) 液状体の計量装置及びこの装置が使用された液状体の製造装置
CN112622141A (zh) 自动配料工艺流程及自动配料机
CN105841791A (zh) 一种实验室标准条件下自动衡器物料循环校验方法及系统
CN220033391U (zh) 加料机构、加料装置及系统
CN105890735A (zh) 一种实验室标准条件下自动衡器物料循环校验系统
CN109552809A (zh) 一种可实现料袋升降且无动力卸出的装置
CN214372850U (zh) 一种计量设备
CN220990688U (zh) 一种单开门式石砂原料自动配秤
CN206562089U (zh) 自动称配线用具有多个功能性插脚的周转料罐
CN213112495U (zh) 灌装物流输送线
CN217148534U (zh) 一种水性漆成品罐装机
CN106697656A (zh) 自动称配线用具有多个功能性插脚的周转料罐
CN217918654U (zh) 一种电商物流自动称重填装装置
CN219056629U (zh) 一种工业硅生产的打包装置
CN219469672U (zh) 一种防溢出直线灌装机
CN217147124U (zh) 散装物料存储装置用出料系统
CN221834657U (en) Combined weighing device of bentonite stirring station
JPS61287970A (ja) 塗料製造装置
JPH04145330A (ja) 計量投入装置
CN217262101U (zh) 一种补料散装物料存储装置
CN217046974U (zh) 混砂浆的不间断称料装置

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20071112

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081112

Year of fee payment: 9

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees