JP3000202U - 油きり用シート - Google Patents
油きり用シートInfo
- Publication number
- JP3000202U JP3000202U JP52494U JP52494U JP3000202U JP 3000202 U JP3000202 U JP 3000202U JP 52494 U JP52494 U JP 52494U JP 52494 U JP52494 U JP 52494U JP 3000202 U JP3000202 U JP 3000202U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- oil
- paper sheet
- saucer
- paper
- sheet body
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Food-Manufacturing Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 揚げ物を載せても裏面に油が透過しないこと
により、受皿の上で油きりを行っても受皿を油で汚すこ
とがないと共に、裏面を使って揚げ物用鍋の油等を拭き
取ることができる油きりシートを提供する。 【構成】 吸油性を有する紙製シート体と紙製シート体
との間に油を透過しないフィルムを介在させ、接着し
た。
により、受皿の上で油きりを行っても受皿を油で汚すこ
とがないと共に、裏面を使って揚げ物用鍋の油等を拭き
取ることができる油きりシートを提供する。 【構成】 吸油性を有する紙製シート体と紙製シート体
との間に油を透過しないフィルムを介在させ、接着し
た。
Description
【0001】
本考案は天麩羅等の揚げ物の油きりを行うのに使用する油きりシートの改良に 関する。
【0002】
図2に示す如く、従来から天麩羅等の揚げ物1を受皿2の上に載せて油切りを 行うに際しては、上記受皿の上にパルプ紙による紙製シート3を敷いて、揚げ物 1から滴る油をこの紙製シート3で吸収することにより、揚げ物1の衣の硬度を 保つ(衣がパリットした感じを保つ)ようにしている。
【0003】
ところで、前記した紙製シート3にあっては、吸油性を有するパルプ紙のみで 構成しているために、揚げ物1から滴り落ちる油が、該紙製シート3を透過して 受皿2の上まで達し、該受皿2が脂ぎってしまい、この受皿2を洗う手間が面倒 であるといった問題があった。
【0004】 また、揚げ物が終わった後には揚げ物鍋をペーパタオルで拭き取ることが必要 で、この時、一般的に先述の紙製シート3を使用するが、既に油切りのために使 用した紙製シートは十分に油を含んでいるためにもはや使用することができず、 別の紙製シートを使用しなければならないため、無駄が多くなるといった問題も あった。
【0005】 本考案は前記した問題点を解決せんとするもので、その目的とするところは、 揚げ物を載せても裏面に油が透過しないことにより、受皿の上で油きりを行わせ ても受皿を油で汚すことがないと共に、その裏面を使って揚げ物用鍋の油等を拭 き取ることができる油きりシートを提供せんとするにある。
【0006】
本考案の油きり用シートは前記した目的を達成せんとするもので、吸油性を有 する紙製シート体と、油を透過しないフィルムと、吸油性を有する紙製シート体 とを重合し、相互に接着したことを特徴とする。或は、前記の油きり用シートに おいて、前記紙製シート体にエンボス加工を施したことを特徴とする。
【0007】
以下、本考案に係る油きり用シートの実施例を図1と共に説明する。 4はパルプ紙の3枚を重ね合わせた状態で周知のエンボス加工を施し、その夫 々のパルプ紙の周縁部を接着することによって一体化した吸油性を有する紙製シ ート体、5は前記紙製シート体4と同一構成による紙製シート体である。また、 6は油を透過させない樹脂フィルム(例えば、ポリエチレンフィルム)からなる フィルムである。
【0008】 そして、前記油きり用シートは紙製シート体4,5の間にフィルム6をサンド イッチ状に介在させており、該フィルム6の両面に塗布された接着剤によって紙 製シート体4,5とフィルム6とは一体化されている。
【0009】 このように構成した本考案の油きり用シートを、例えば図2のように受皿の上 にのせ、この上に揚げ物を載せた場合、揚げ物から滴り落ちる油は、表面側に位 置する紙製シート体4または5のみに吸収されるが、フィルム6が介在している ことにより、該フィルム6よりも下面側の紙製シート体5または4に達すること はない。
【0010】 従って、受皿が油によって汚れることがなくなるので、受皿の洗い作業が不要 になったり、簡単に洗い作業が行えるものである。また、揚げ物が終了したとき には、油を吸収していない前記下面側の紙製シート体5または4を使用して使用 済の揚げ物用鍋の油や揚げカスを取り去ることができるものである。
【0011】 また、紙製シート体4,5にエンボス加工が施されているので、紙製シート体 4,5の表面積は大きくなり、油吸収面積も大きくなって多数の揚げ物を載せて も十分に油を吸収することができ、かつ、大きな揚げ物用鍋の清掃も行えるもの である。なお、前記した実施例にあっては、紙製シート体4,5として夫々、複 数のパルプ紙を重ねたものを開示したが、厚手の紙を使用すれば夫々、1枚づつ の紙製シート体であっても足りる。
【0012】
本考案の油きり用シートは、前記したように、上下の紙製シート体の間に油を 透過しないフィルムを介在させるようにして重合し、接着したものであり、その 為、揚げ物を載せても下面の紙製シート体が油を吸収することはなく、従って、 受皿が脂ぎることなく、後の洗浄を容易に行うことができる。
【0013】 また、揚げ物を載せた反対側の面を使用して使用済みの揚げ物用鍋の清掃が行 えるので、紙製シート体の無駄を無くして経済的であると共にゴミの量が減って 公害問題は発生し難いといった効果を有するものである。
【0014】 特に、紙製シート体にエンボス加工が施した場合、紙製シート体の表面積は大 きくなり、これに伴い油吸収面積も大きくなる。したがって、多数の揚げ物を載 せても十分に油を吸収することができ、かつ、大きな揚げ物用鍋の清掃も行うこ とが可能になる。
【図1】本考案に係る油きり用シートの分解斜視図であ
る。
る。
【図2】油きり用シートの使用状態の斜視図である。
4,5 紙製シート体 6 フィルム
Claims (2)
- 【請求項1】 吸油性を有する紙製シート体と、油を透
過しないフィルムと、吸油性を有する紙製シート体とを
重合し、相互に接着したことを特徴とする油きり用シー
ト。 - 【請求項2】 紙製シート体にエンボス加工を施したこ
とを特徴とする請求項1に記載の油きり用シート。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP52494U JP3000202U (ja) | 1994-01-17 | 1994-01-17 | 油きり用シート |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP52494U JP3000202U (ja) | 1994-01-17 | 1994-01-17 | 油きり用シート |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3000202U true JP3000202U (ja) | 1994-08-02 |
Family
ID=43136218
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP52494U Expired - Lifetime JP3000202U (ja) | 1994-01-17 | 1994-01-17 | 油きり用シート |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3000202U (ja) |
-
1994
- 1994-01-17 JP JP52494U patent/JP3000202U/ja not_active Expired - Lifetime
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