JP2999613B2 - 末梢循環動態検出装置 - Google Patents

末梢循環動態検出装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、人工呼吸器により人工
呼吸が施されている生体の末梢循環動態を検出するため
の末梢循環動態検出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】手術中や手術後などにおいて、出血ある
いは薬物等により患者の血液循環が悪化すると患者がシ
ョック状態となって危険な状態になるおそれがあるた
め、医師等が、患者の血圧値や所定の血液分析値等によ
り血液循環動態を推定してショック状態を予測すること
が行われている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、生体の血液
循環の悪化は、通常、末梢血管から現れ始めるため、患
者のショック状態を一層早期に予測するために、体表面
近くに位置する細動脈系の末梢血管において患者の血液
循環動態を計測することが考えられている。すなわち、
レーザやプレチスモグラフなどを用いて末梢循環動態を
計測しようとする試みが実験的に行われているが、未
だ、末梢循環動態を定量的に計測するには至っていな
い。
【0004】本発明者は種々検討を重ねた結果、人工呼
吸器により患者に人工呼吸を施している場合において
は、額などに照射した光の反射光による光電脈波が人工
呼吸の呼吸周期に同期して一時的に変化する一方、その
人工呼吸の1周期内の基準時点に対する光電脈波の変化
を生じた時点の遅れ時間が末梢血管の血液循環動態に応
じて変化することを見い出した。
【0005】本発明はかかる知見に基づいて為されたも
のであって、その目的とするところは、生体に人工呼吸
器により人工呼吸が施されている場合において、その生
体の末梢循環動態を人工呼吸の周期毎に定量的に計測し
得て生体のショック状態を一層早期に予測し得る末梢循
環動態検出装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めの本考案の要旨とするところは、人工呼吸器により人
工呼吸が施されている生体の末梢循環動態を検出するた
めの末梢循環動態検出装置であって、(a) 発光素子およ
び受光素子を備え、その発光素子から前記生体の表面に
向かって照射した光のその生体内の末梢血管が位置する
部位からの反射光をその受光素子にて受光することによ
りその反射光の強度が表す光電脈波を検出する光電脈波
検出手段と、(b) 前記人工呼吸による呼吸周期に同期し
て生ずる前記光電脈波の一時的な変化を検出する脈波変
化検出手段と、(c) 前記末梢血管内の血液循環動態を判
定するために、前記人工呼吸の1周期のうちの予め定め
られた基準時点に対する前記光電脈波の一時的な変化の
発生時点の遅れ時間を検出する遅れ時間検出手段とを含
むことにある。図8はクレーム対応図である。
【0007】
【作用】かかる構成の末梢循環動態検出装置において
は、光電脈波検出手段により、人工呼吸器にて人工呼吸
が施されている生体の表面に向かって発光素子から光が
照射されてその光の生体内の末梢血管が位置する部位か
らの反射光が受光素子にて受光されることによりその反
射光の強度が表す光電脈波が検出されるとともに、人工
呼吸による呼吸周期に同期して生ずるその光電脈波の一
時的な変化が脈波変化検出手段により検出される。そし
て、人工呼吸の1周期内の予め定められた基準時点に対
する前記光電脈波の変化が検出された時点の遅れ時間が
遅れ時間検出手段により検出される。この遅れ時間は末
梢血管の血液循環動態を定量的に表すものであり、この
遅れ時間に基づいて末梢循環動態が判定されることとな
る。
【0008】
【発明の効果】このように本発明の末梢循環動態検出装
置によれば、人工呼吸の1周期内の予め定められた基準
時点に対する、末梢血管が位置する部位からの反射光に
よる光電脈波の一時的な変化が検出された時点の遅れ時
間に基づいて、ショック状態が現れ始める末梢血管にお
いて血液循環動態を定量的に計測することができるた
め、生体のショック状態を早期に予測し得る。しかも、
前記遅れ時間に基づく末梢循環動態の計測を人工呼吸の
周期毎にリアルタイムで行うことができるため、生体の
ショック状態を一層早期に予測し得る。
【0009】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて詳
細に説明する。
【0010】図3は、本発明の末梢循環動態検出装置の
一構成を示す図である。図において、10は光電脈波検
出用プローブ(以下、単にプローブという)であって、
たとえば、手術中や手術後などにおける患者の額の表面
12に図示しない装着バンド等により密着した状態で装
着されている。プローブ10は、一方向において開口す
る容器状のハウジング14と、そのハウジング14の底
部内面の外周側に位置する部分に設けられ、LED等か
ら成る複数の発光素子16と、ハウジング14の底部内
面の中央部分に設けられ、ホトダイオードやホトトラン
ジスタ等から成る受光素子18と、ハウジング14内に
一体的に設けられて発光素子16および受光素子18を
覆う透明な樹脂20と、ハウジング14内において発光
素子16と受光素子18との間に設けられ、発光素子1
6から前記表面12に向かって照射された光のその表面
12から受光素子18に向かう反射光を遮光する環状の
遮光部材22とを備えて構成されている。
【0011】上記複数の発光素子16はたとえば660
nm程度の波長の赤色光をそれぞれ発光するものであ
り、それら発光素子16から前記表面12に向かって照
射された光の額内の末梢血管が位置する部位からの反射
光は共通の受光素子18によりそれぞれ受光される。受
光素子18は、その受光量に対応した大きさの光電脈波
信号SMを増幅器24を介してローパスフィルタ26へ
出力する。ローパスフィルタ26は、入力された光電脈
波信号SMから脈波の周波数よりも高い周波数を有する
ノイズを除去し、そのノイズが除去された光電脈波信号
SMをA/D変換器28を介してI/Oポート30へ供
給する。本実施例においては、上記発光素子16および
受光素子18を備えたプローブ10が光電脈波検出手段
を構成している。
【0012】一方、上記患者にはたとえば気管内挿管等
を備えた人工呼吸器(図示せず)により人工呼吸が施さ
れており、その気管内挿管等には患者の気道内の圧力
(人工呼吸圧)Pを検出するための圧力センサ32が設
けられている。この圧力センサ32から出力された圧力
信号SPは、増幅器34およびA/D変換器36を介し
てI/Oポート30へ逐次供給される。
【0013】I/Oポート30は、データバスラインを
介してCPU38,ROM40,RAM42,およびC
RTディスプレイ装置などの表示器44とそれぞれ接続
されている。CPU38は、RAM42の記憶機能を利
用しつつROM40に予め記憶されたプログラムに従っ
て信号処理を実行し、前記圧力信号SPに基づいて人工
呼吸の周期毎に人工呼吸圧Pの最大値Pmax を検出する
とともに、受光素子18から入力された光電脈波信号S
Mが表す光電脈波の、人工呼吸周期に同期して前記最大
値Pmax 検出後に生ずる一時的な変化を検出し、その光
電脈波の一時的な変化が検出された時点の前記最大値P
max が検出された時点(吸気完了時点)に対する遅れ時
間td を逐次検出する一方、その遅れ時間td に基づい
て予め定められた関係から患者の末梢循環動態を判定し
て、その判定した末梢循環動態を表示器44に表示させ
る。
【0014】次に、以上のように構成された末梢循環動
態検出装置の作動を図1および図2のフローチャートに
従って説明する。
【0015】発光素子16が発光状態とされ且つ人工呼
吸器の作動が開始される。そして、上記末梢循環動態検
出装置の電源が投入され且つ図示しない手動起動スイッ
チがON操作されると、図示しない初期処理が実行され
て後述のフラグF1 ,F2 などがクリアされた後、図1
の光電脈波用ルーチンと図2の人工呼吸用ルーチンとが
並列的に処理される。
【0016】図2の人工呼吸用ルーチンにおいては、ま
ず、ステップSA1が実行されて、人工呼吸圧Pを表す
圧力信号SPが読み込まれる。次に、人工呼吸圧Pの呼
吸周期毎の最大値Pmax を検出するためのステップSA
2のPmax 検出ルーチンが実行された後、ステップSA
3が実行されて、その最大値Pmax が検出されたか否か
が判断される。この判断が否定された場合には、ステッ
プSA1乃至ステップSA3が繰り返し実行されるが、
ステップSA3の判断が肯定された場合には、ステップ
SA4が実行されて前記最大値Pmax の検出時刻が記憶
された後、ステップSA5が実行されて、その最大値P
max の検出時刻が記憶されたことを表すためにフラグF
1 の内容が「1」とされる。
【0017】次に、ステップSA6が実行されて、後述
のフラグF2 の内容が「1」であるか否か、すなわち後
述の光電脈波用ルーチンにおいて遅れ時間td が求めら
れたか否かが判断される。この判断が否定された場合に
は、ステップSA6が繰り返し実行されて待機状態とさ
れるが、遅れ時間td が求められてステップSA6の判
断が肯定された場合には、続くステップSA7が実行さ
れてフラグF1 ,F2 の内容が共にクリアされた後、ス
テップSA1以下が再び実行される。これにより、呼吸
周期毎に前記最大値Pmax の検出時刻の記憶内容が逐次
更新されることとなる。
【0018】一方、図1の光電脈波用ルーチンにおいて
は、まず、ステップSB1が実行されて、プローブ10
からの光電脈波信号SMが読み込まれた後、ステップS
B2が実行されて、光電脈波が1拍検出されたか否かが
判断される。この判断が否定された場合にはステップS
B1およびステップSB2が繰り返し実行されるが、ス
テップSB2の判断が肯定された場合には、ステップS
B3が実行されて、前記フラグF1 の内容が「1」であ
るか否か、すなわち人工呼吸圧Pの最大値Pmax が検出
され且つその検出時刻が記憶されたか否かが判断され
る。この判断が否定された場合には、ステップSB1乃
至ステップSB3が繰り返し実行される。
【0019】上記ステップSB3の判断が肯定された場
合には、ステップSB4の脈波変化検出ルーチンが実行
される。この脈波変化検出ルーチンにおいては、たとえ
ば、今回のサイクルで検出された光電脈波の上ピーク値
あるいは振幅等が前回以前の複数回のサイクルでそれぞ
れ検出された光電脈波の上ピーク値あるいは振幅等の平
均値よりも予め定められた値以上大きいことに基づい
て、前記最大値Pmax の検出後における光電脈波の一時
的な変化が検出される。本実施例においては、上記ステ
ップSB4、より正確には、ROM40のステップSB
4が記憶された部分およびそのステップSB4を実行す
るためのCPU38およびRAM42の所定部分が脈波
変化検出手段に対応する。次に、ステップSB5が実行
されて、前記光電脈波の一時的な変化が検出されたか否
かが判断される。この判断が否定された場合には、ステ
ップSB1乃至ステップSB5が繰り返し実行される
が、前記光電脈波の一時的な変化が検出されてステップ
SB5の判断が肯定された場合には、続くステップSB
6が実行される。
【0020】上記ステップSB6においては、前記人工
呼吸圧Pの最大値Pmax の検出時点に対する光電脈波の
一時的な変化の発生時点の遅れ時間td が算出され且つ
記憶される。本実施例においては、このステップSB
6、より正確には、ROM40のステップSB6が記憶
された部分およびそのステップSB6を実行するための
CPU38およびRAM42の所定部分が遅れ時間検出
手段に対応する。次に、ステップSB7が実行されて、
その遅れ時間td が求められたことを表すためにフラグ
2 の内容が「1」とされた後、ステップSB8が実行
されることにより、ステップSB6にて求められた遅れ
時間td に基づいて、たとえば図4に示すような末梢循
環動態と遅れ時間td との間の予め定められた関係から
患者の末梢循環動態が決定される。図4において、末梢
循環動態は、たとえば、0〜100の範囲内の数値にて
表されており、数値が低くなる程末梢循環動態が悪いこ
とを表している。なお、図5は、末梢循環動態が良好な
場合における遅れ時間td の一例を人工呼吸波形および
光電脈波形との関係において示す図であり、図6は、末
梢循環動態が悪化した場合における遅れ時間td の一例
を人工呼吸波形および光電脈波形との関係において示す
図である。
【0021】次に、ステップSB9が実行されて、ステ
ップSB8にて決定された末梢循環動態を表す数値が表
示器44にトレンド表示された後、ステップSB1以下
が再び実行される。これにより、末梢循環動態を表す数
値が人工呼吸の呼吸周期毎に表示器44にトレンド表示
されることとなり、医師や看護婦等は、表示器44の表
示内容から患者の末梢循環動態を把握することができる
とともに、その末梢循環動態に基づいて患者がショック
状態になったか否かを人工呼吸の呼吸周期毎に判断する
ことができる。図7に、上記末梢循環動態のトレンド表
示の一例を示す。なお、図7においては、末梢循環動態
のトレンド表示は便宜上曲線にて描かれている。
【0022】このように本実施例によれば、人工呼吸圧
Pの呼吸周期毎の最大値Pmax の検出時点に対する、額
内の末梢血管が位置する部位からの反射光による光電脈
波の一時的な変化が検出された時点の遅れ時間td に基
づいて、ショック状態が現れ始める末梢血管において血
液循環動態を定量的に計測することができるため、患者
のショック状態を早期に予測しすることができる。しか
も、前記遅れ時間td に基づく末梢循環動態の計測を人
工呼吸の呼吸周期毎にリアルタイムで行うことができる
ため、ショック状態を一層早期に予測することができる
のである。
【0023】また、本実施例によれば、判定された末梢
循環動態を表す数値がトレンド表示されるので、その末
梢循環動態の経時変化を見ることができる利点がある。
【0024】また、本実施例によれば、複数の発光素子
16から額の表面12に向かって比較的広い面積に亘っ
て赤色光を照射することにより光電脈波が検出されるよ
うに構成されているため、レーザ光を生体表面の1点に
照射することにより光電脈波を検出する場合に比べて、
光電脈波の検出ひいては末梢循環動態の検出を一層的確
に行うことができる利点がある。
【0025】以上、本発明の一実施例を図面に基づいて
説明したが、本発明はその他の態様においても適用され
る。
【0026】たとえば、前記実施例では、プローブ10
は患者の額に装着されているが、額以外の部位に装着し
た場合においても本発明の効果を得ることが可能であ
る。
【0027】また、前記実施例では、人工呼吸の1周期
のうちの基準時点として吸気完了時点が用いられている
が、必ずしもその必要はなく、たとえば吸気開始時点を
基準時点として用いることも可能である。
【0028】また、前記実施例では、人工呼吸圧Pの最
大値Pmax が検出された時点を基準時点(吸気完了時
点)としているが、1回換気量分を患者の肺に送入し終
えた時点を基準時点(吸気完了時点)としても差し支え
ない。
【0029】また、前記実施例では、遅れ時間td と末
梢循環動態との間の予め定められた関係は直線的に変化
するものが用いられているが、必ずしもその必要はな
く、たとえば階段状や曲線状に変化するものを用いても
よい。
【0030】また、前記実施例では、遅れ時間td に基
づいて予め定められた関係から求められた末梢循環動態
が定量的に表示されるように構成されているが、その末
梢循環動態が所定の値を超えたか否かに基づいて患者の
ショック状態の有無や程度を判定し且つその判定したシ
ョック状態の有無や程度を末梢循環動態に替えて或いは
加えて表示するように構成することもできるし、遅れ時
間td を表示することによりその表示された遅れ時間t
d に基づいて医師等が末梢循環動態を判定して患者のシ
ョック状態を判断するように構成することもできる。な
お、遅れ時間td を直接的に表示することなく、前記図
5等に示すようにして人工呼吸波形および光電脈波形を
並列に表示して両波形から遅れ時間td を読み取るよう
にしてもよい。
【0031】また、前記実施例において、末梢循環動態
を表示するのに加えて或いは替えて、末梢循環動態が予
め定められた一定限度以上悪化したときに所定の警報音
声などを出力するように構成してもよい。
【0032】また、前記実施例では、末梢循環動態を表
す数値がトレンド表示されているが、必ずしもその必要
はなく、たとえば、その数値を数字表示し且つその表示
値を逐次更新するように構成した場合においても、本発
明の効果が得られる。
【0033】また、前記実施例では、1波長の光を発光
する発光素子16を備えて構成されているが、必ずしも
その必要はなく、たとえば、2波長の光を発光する2種
類の発光素子を備えた従来の反射型オキシメータを流用
して末梢循環動態を検出するように構成することもでき
る。
【0034】また、前記実施例では、660nm程度の
波長の赤色光が光電脈波を検出するために用いられてい
るが、それ以外の光を用いることも可能である。
【0035】その他、本発明はその趣旨を逸脱しない範
囲において種々なる変更を加えた態様で実施し得ること
は勿論である。
【図面の簡単な説明】
【図1】図3の装置の作動を説明するためのフローチャ
ートである。
【図2】図3の装置の作動を説明するためのフローチャ
ートであって、図1のフローチャートと並列的に実行さ
れるものである。
【図3】本発明の末梢循環動態検出装置の一例を示す図
であって、構成を示すブロック線図である。
【図4】図1のフローチャートにおいて用いられる末梢
循環動態と遅れ時間td との間の予め定められた関係の
一例を示す図である。
【図5】末梢循環動態が良好な場合における遅れ時間t
d を人工呼吸波形および光電脈波形との関連において示
す図であって、一例を示す図である。
【図6】末梢循環動態が悪化した場合における遅れ時間
d を人工呼吸波形および光電脈波形との関連において
示す図であって、一例を示す図である。
【図7】末梢循環動態の一表示例を示す図である。
【図8】クレーム対応図である。
【符号の説明】
10 光電脈波検出用プローブ(光電脈波検出手段) 12 表面 16 発光素子 18 受光素子
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A61B 5/00 - 5/14 A61B 10/00 A61M 16/00

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 人工呼吸器により人工呼吸が施されてい
    る生体の末梢循環動態を検出するための末梢循環動態検
    出装置であって、 発光素子および受光素子を備え、該発光素子から前記生
    体の表面に向かって照射した光の該生体内の末梢血管が
    位置する部位からの反射光を該受光素子にて受光するこ
    とにより該反射光の強度が表す光電脈波を検出する光電
    脈波検出手段と、 前記人工呼吸による呼吸周期に同期して生ずる前記光電
    脈波の一時的な変化を検出する脈波変化検出手段と、 前記末梢血管内の血液循環動態を判定するために、前記
    人工呼吸の1周期のうちの予め定められた基準時点に対
    する前記光電脈波の一時的な変化の発生時点の遅れ時間
    を検出する遅れ時間検出手段とを含むことを特徴とする
    末梢循環動態検出装置。
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