JP2999038B2 - 金属蒸気放電灯およびそれを用いた投写型ディスプレイ - Google Patents

金属蒸気放電灯およびそれを用いた投写型ディスプレイ

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は高効率、高演色性および
長寿命の金属蒸気放電灯およびそれを用いた投写型ディ
スプレイに関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、CRT(CATHOD RAY TUBE 、陰極
線管)に代わる大画面のディスプレイとして、種々のも
のが提案されているが、大表示容量でカラー表示ができ
る大画面のディスプレイとして、各画素ごとに薄膜トラ
ンジスタ(TFT)を形成したアクティブマトリックス
方式の液晶パネルを投写型ディスプレイに応用する方式
がとりわけ注目されている。
【0003】このようなディスプレイではとりわけ光源
がキーデバイスであるが、発光効率、演色性などの点か
ら金属ハロゲン化物を封入した金属蒸気放電灯が優れて
いる。金属ハロゲン化物の充分な発光を得るためには、
高い管壁温度が必要であり点灯時の発光管温度は1000℃
近くに達する。このため点灯中徐々に金属ハロゲン化物
と発光管( 石英ガラスまたは高珪酸ガラス) とが反応し
て結晶化(失透)を起こす。その結果、発光管は失透し
光束の利用効率が低下して投写型ディスプレーが暗くな
り表示品質が悪くなる。
【0004】これを解決するために、発光管内面に窒化
珪素(Si3N4 )を被覆する方法(例えば特公昭60−4066
5 号公報)や、発光管内面にCaO 、MgO 、Al2O3 、TiO2
などを単独または複合物として石英ガラスとの共融層ま
たは化合物層を形成する方法(例えば特公昭54−14434
号公報)が提案されている。
【0005】図3は従来の金属蒸気放電灯の断面図であ
る。図3において、反射鏡1の上部中央に設けられた固
定治具2に金属蒸気放電発光管3の一端が固定されて縦
方向に配設され、金属蒸気放電発光管3を反射鏡1に固
定する。この金属蒸気放電発光管3の内面には上記被覆
物などが設けられており、これにより、発光管の失透に
よる光束利用効率の低下を防止している。また、この金
属蒸気放電発光管3の両端からは点灯のためのリード線
4が引き出されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の構成では、金属蒸気放電発光管3の内面に配設され
た被覆物は、熱膨張係数が管体より大きく、また管体と
の密着性が悪いために、ひび割れしたり管体から剥離し
たりするという問題があった。
【0007】本発明は上記従来の問題を解決するもの
で、発光管との反応および結晶化防止用の被覆物などを
必要とせず光束の利用効率を維持することができる金属
蒸気放電灯およびそれを用いた投写型ディスプレイを提
供することを目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明の金属蒸気放電灯は、金属蒸気放電発光管を反
射鏡内に密閉した構成を有し、前記反射鏡の反射開口部
に予めフロントカバー部を設け、かつ前記金属蒸気放電
発行管の径を前記反射鏡の発光管固定部より小さく構成
して、前記金属蒸気放電発光管を外部より前記反射鏡に
取り付け可能に構成するものである。
【0009】また、本発明の金属蒸気放電灯は、金属蒸
気放電発光管を反射鏡内に密閉し、前記金属蒸気放電発
光管が収納される反射鏡内を真空にするかまたは、水酸
基あるいは水素を含まないガスを封入した構成を有し、
前記反射鏡の反射開口部に予めフロントカバー部を設
け、かつ前記金属蒸気放電発光管の径を前記反射鏡の発
光管固定部より小さく構成して、前記金属蒸気放電発光
管を外部より前記反射鏡に取り付け可能に構成するもの
である。
【0010】
【0011】さらには、本発明の投写型ディスプレイ
は、請求項1または請求項2記載の金属蒸気放電灯の少
なくともいずれかの金属蒸気放電灯と、前記金属蒸気放
電灯からの光を青、緑および赤の3色光にそれぞれ分離
するダイクロイックミラーと、前記ダイクロイックミラ
ーで分離した光がそれぞれ入射されて画像を得るための
液晶ライトバルブと、前記液晶ライトバルブからの光を
合成してカラー映像を得るスクリーンとを備えたもので
ある。
【0012】
【作用】大気中に存在する水酸基や水素が高温状態の発
光管のガラス外表面から内部へ拡散して、発光管の点灯
中徐々に金属ハロゲン化物と発光管のガラスが反応する
ことによって結晶化を促進させるが、上記構成により、
発光管を反射鏡内に密閉するか、または密閉して真空に
するか、または、密閉して水酸基あるいは水素を含まな
いガスを封入するので、発光管の周囲には水酸基や水素
が多少存在するかまたは全く存在せず、水酸基や水素の
ガラス外表面から内部への拡散は少ないかまたは殆ど起
こらず、発光管の結晶化は小さいものに止まり、光束の
利用効率は大幅に維持される。これにより、従来のよう
に発光管内面に被覆物を必要としないので剥がれたりひ
び割れたりすることもない。
【0013】また、予め反射部とフロントカバー部を溶
着させて製作したり、または予め反射鏡とフロントカバ
ー部をブロー成形などで一体に製作しておき、その後、
金属蒸気放電発光管は発光管固定部とともに外部より反
射鏡に容易に取り付けられるので、その作業性が良い。
【0014】さらに、上記金属蒸気放電灯を投写型ディ
スプレイに用いれば、明るい画面で高い表示品質を長い
期間に渡って維持可能となる。
【0015】
【実施例】図1は本発明の一実施例を示す金属蒸気放電
灯の断面図である。図1において、反射部を構成する反
射鏡11の反射開口部円周に渡ってフロントカバー部12が
溶着して設けられ、また、反射鏡11の上部中央にはピン
チシール部13が設けられて反射鏡11内を密閉する。この
反射鏡11の内部には、反射鏡11内の上部中央に設けられ
る固定治具14に、この固定治具14の径よりも径が小さい
金属蒸気放電発光管15の一端が固定されて縦方向に配設
され、この金属蒸気放電発光管15を反射鏡11に固定治具
14を介して固定している。また、ピンチシール部13の内
部には、金属蒸気放電発光管15の両端からそれぞれ引き
出されたリード線16に一端が接続されたMo箔17がそれ
ぞれ設けられている。これらMo箔17の他端からは外部
リード線18がそれぞれピンチシール部13から外部に引き
出されている。
【0016】ここで、ピンチシール部13の内部にMo箔
17を介してリード線16さらに外部リード線18を引き出し
ているのは、リード線16をそのままピンチシール部13を
通して引き出すと、リード線16とピンチシール部13の部
材間に隙間ができて反射鏡11内部の密閉度が低下するた
めであり、Mo箔17を介することで密閉度が良くなる。
また、金属蒸気放電発光管15が収納される反射鏡11内は
密閉後、真空にするかまたは、水酸基あるいは水素を含
まないガスを封入する。さらに、金属蒸気放電発光管15
の径をその固定治具14よりも小さく構成しているのは、
反射鏡11中央部の取付孔の外部から金属蒸気放電発光管
15を固定治具14とともに容易に装着可能なためであり、
これは、反射鏡11とフロントカバー部12が予めその円周
部に沿って溶着するなどして密閉しておき、その作業性
を考慮したためである。
【0017】次に、反射鏡11内部を密閉構造にした理由
について、以下、説明する。金属蒸気放電発光管15は、
点灯中徐々に金属ハロゲン化物と発光管( 石英ガラスま
たは高珪酸ガラス) とが反応して結晶化(失透)を起こ
すが、これは、金属蒸気放電発光管15内に存在する水酸
基または水素がガラスの結晶化(失透)を促進し、そし
て、金属蒸気放電発光管15を大気中で点灯すると、大気
中に存在する水や水素が、高温状態(発光管温度は900
℃から1000℃)のガラス外表面から内部へ拡散し、つい
には発光管内部に達する。このことを防止するために
は、金属蒸気放電発光管15を反射鏡11内に密閉すること
が有効である。すなわち、大気中に存在する水や水素は
反射鏡11をも拡散するが、反射鏡11の温度は金属蒸気放
電発光管15の温度より数100 ℃低く、反射鏡11における
水あるいは水素の拡散速度は極めて小さく、反射鏡11と
金属蒸気放電発光管15との間を、真空にするかまたは、
水酸基あるいは水素を含まないガスを封入すれば、水あ
るいは水素量は極めて少なくなる。このような極めて低
濃度の水あるいは水素が金属蒸気放電発光管15を拡散す
る拡散速度は、大気中のそれよりも遙に小さくなる。し
たがって、金属蒸気放電発光管15内に水酸基あるいは水
素が存在しにくくなるので、金属蒸気放電発光管15のガ
ラスの結晶化(失透)を防止することができる。
【0018】具体的実施例1 金属蒸気放電発光管15の製造方法を示す。まず、石英ガ
ラスからなるガラス管(内径10mm、厚み2mm)の内部に
不活性ガスをフローしながら、プロパンー酸素炎で約50
秒火炎加工し、金型で所定の形状の管体にした。このよ
うにして得られたガラス管体にタングステン製電極を挟
んだ状態で封じた。その中にヨウ化ネオジウム(NdI
3 )3.0 mg、ヨウ化デスプロシウム(DyI3 )6.0 m
g、ヨウ化セシウム(CsI)6.0 mg、水銀(Hg)40m
gをアルゴンガスとともに封入し、チップシール部(図
示せず)でチップシールして金属蒸気放電発光管15を完
成させた。このように作製した金属蒸気放電発光管15の
点灯試験を行うと、ランプ電圧が95V、ランプ電流が2.
6 Aであった。
【0019】次に、金属蒸気放電灯の製造方法を示す。
漏斗形状の反射鏡11の反射開口部とフロントカバー部12
とを溶着して予め製作した。そして、上記のように作製
した金属蒸気放電発光管15を反射鏡11と固定治具14によ
り固定し、Mo箔17をピンチシールしてピンチシール部
13で密着して反射鏡11内を気密構造にした。さらに、反
射鏡11内を真空排気後、チップシール部(図示せず)で
チップシールして、金属蒸気放電発光管15を反射鏡11に
組み込んだ金属蒸気放電灯を作製した。
【0020】この反射鏡11は、回転放物面の形状でガラ
ス製の反射表面に多層干渉膜19をコーティングして、金
属蒸気放電発光管15から放射される赤外線および紫外線
をカットし、可視光のみ反射させた。この多層干渉膜19
のコーティングは赤外線および紫外線による液晶の劣化
を防ぐ効果がある。また、この金属蒸気放電発光管15
は、アーク長7mmで垂直に点灯させた。試作した金属蒸
気放電灯を点灯周波数250 Hzの矩形波で点灯させると、
いずれも全光束が約16000 lm、色温度が約7300Kであ
り、また基準光学系で照度を測定し、0時間に対する照
度の経時変化を照度維持率変化として測定した。金属蒸
気放電灯を5000時間点灯した後、目視による発光管の変
化および放電灯の照度維持率を測定した。
【0021】すなわち、金属蒸気放電灯を5000時間点灯
した後、照度維持率は少なくとも85%以上あり、金属蒸
気放電発光管15のガラス管体の反応、結晶化はなかっ
た。これに対して、図3に示したように金属蒸気放電発
光管15を反射鏡内に密閉していない従来の金属蒸気放電
灯では、ガラス管体の反応、結晶化が起こって、5000時
間点灯した後の照度維持率は30%であった。
【0022】図2は図1における金属蒸気放電灯を用い
た投写型ディスプレイの模式図である。図2において、
金属蒸気放電灯からなる光源21からの光線22はコリメー
タレンズ23で集光され、ダイクロイックミラー24により
青(B)、緑(G)、赤(R)の3色に分離して液晶ラ
イトバルブ25にそれぞれ入射させた。3枚の液晶ライト
バルブ25から得られたBGRの画像をそれぞれ3本の広
角の投写レンズ26を用いてスクリーン27上で合成してフ
ルカラーの映像を得た。
【0023】したがって、この金属蒸気放電灯を組み込
んだ投写型ディスプレイの場合、スクリーン輝度はいず
れも240 ft−Lであり、金属蒸気放電発光管15を長時
間点灯させても結晶化(失透)しにくく、光束の低下の
ない明るい画面で高い表示品質のディスプレイにするこ
とができた。
【0024】具体的実施例2 金属蒸気放電発光管15の他の製造方法を示す。まず、高
珪酸ガラスからなるガラス管(内径10mm、厚み2mm)の
内部に不活性ガスをフローしながら、水素ー酸素炎で約
20秒火炎加工して金型で所定の形状のガラス管体にし
た。このようにして得られたガラス管体にタングステン
製電極をはさんだ状態で封じた。その中にヨウ化ナトリ
ウム(NaI)10mg、ヨウ化タリウム(TlI)1mg、
ヨウ化インジウム(InI)0.6 mg、水銀(Hg)50mg
をアルゴンガスとともに封入し、チップシール部(図示
せず)でチップシールして図1に示すような金属蒸気放
電発光管15を完成させた。このようにして作製した金属
蒸気放電発光管15の点灯試験を行うと、ランプ電圧が10
5 V、ランプ電流が2.38Aであった。
【0025】次に、金属蒸気放電灯の他の製造方法を示
す。ブロー成形などにより反射鏡11とフロントカバー12
を三角フラスコ形状に一体に予め製作し、上記のように
作製した金属蒸気放電発光管15を、金属蒸気放電発光管
15より口径の大きい固定治具14により固定する。この金
属蒸気放電発光管15を固定治具14とともに反射鏡11の取
付孔部から挿入して固定し、Mo箔17でピンチシールし
てピンチシール部13で取付孔部を封着し反射鏡11内を気
密構造する。そして、反射鏡11内を真空排気後チップシ
ール部(図示せず)でチップシールして、図1のような
金属蒸気放電発光管15を反射鏡11に組み込んだ金属蒸気
放電灯を作製した。
【0026】この反射鏡11は、回転放物面の形状でガラ
ス製の反射鏡11の外表面に多層干渉膜19をコーティング
して、液晶の劣化を防ぐため金属蒸気放電発光管15から
放射される赤外線および紫外線をカットして可視光のみ
反射させた。また、金属蒸気放電発光管15は、アーク長
7mmで垂直に点灯させた。試作した金属蒸気放電灯を点
灯周波数250 Hzの矩形波で点灯させると、いずれも全光
束が23000 lm、色温度が約5100Kであり、また基準光学
系で照度を測定し、0時間に対する照度の経時変化を照
度維持率変化として測定した。この金属蒸気放電灯を50
00時間点灯した後、目視による発光管の変化および放電
灯の照度維持率を測定した。
【0027】すなわち、金属蒸気放電灯を5000時間点灯
した後、照度維持率は少なくとも85%以上あり、ガラス
管体の反応、結晶化はなかった。これに対して、図3に
示したように金属蒸気放電発光管3を反射鏡1内に密閉
していない従来の金属蒸気放電灯は、ガラス管体の反
応、結晶化が起こって、5000時間点灯した後、照度維持
率は35%であった。
【0028】そして、実施例2の金属蒸気放電灯を実施
例1と同様に投写型ディスプレイに組み込んだ。この金
属蒸気放電灯を組み込んだ投写型ディスプレイの場合、
スクリーン輝度はいずれも230 ft−Lであり、明るい
画面で高い表示品質のディスプレーにすることができ
た。
【0029】なお、この金属蒸気放電灯およびこれを用
いた投写型ディスプレーにおいて、金属蒸気放電発光管
15の形状や封入物や封入量、ゲッターの有無、金属蒸気
放電発光管15の反射鏡11内への密閉方法、反射鏡11への
多層干渉膜19のコーティングの位置、さらに、投写型デ
ィスプレイの構成や表示原理などは、上記実施例1、2
に限定されるものではない。
【0030】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、金属蒸気
放電灯として、金属蒸気放電発光管を反射鏡内に密閉す
ることにより、従来のような被覆物を必要とせず、発光
管内に封入されている金属ハロゲン化物と発光管のガラ
スとの反応および結晶化を防止することができ、光束の
利用効率を維持することができて金属蒸気放電発光管の
寿命を大幅に延ばすことができるものである。このた
め、この金属蒸気放電灯を投写型ディスプレイに用いれ
ば、照度の経時変化がない、明るい画面、高い表示品質
の投写型ディスプレーにすることができるものである。
また、反射鏡にフロントカバー部を予め設けて製作で
き、かつ金属蒸気放電発光管の径をその固定部よりも小
さくして、反射鏡外方から金属蒸気放電発光管を固定部
とともに容易に装着できて反射鏡内を密閉できその作業
性の向上を図ることができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す金属蒸気放電灯の断面図
である。
【図2】図1における金属蒸気放電灯を用いた投写型デ
ィスプレイの模式図である。
【図3】従来の金属蒸気放電灯の断面図である。
【符号の説明】
11 反射鏡 12 フロントカバー部 13 ピンチシール部 14 固定治具 15 金属蒸気放電発光管 21 光源 24 ダイクロイックミラー 25 液晶ライトバルブ 27 スクリーン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大村 秀明 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (72)発明者 竹内 延吉 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (56)参考文献 特開 平3−78738(JP,A) 実公 昭47−30227(JP,Y1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01J 61/34 H01J 61/12 H01J 61/30

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 金属蒸気放電発光管を反射鏡内に密閉し
    た構成を有する金属蒸気放電灯であって、 前記反射鏡の反射開口部に予めフロントカバー部を設
    け、かつ前記金属蒸気放電発管の径を前記反射鏡の発
    光管固定部より小さく構成して、前記金属蒸気放電発光
    管を外部より前記反射鏡に取り付け可能に構成した金属
    蒸気放電灯。
  2. 【請求項2】 金属蒸気放電発光管を反射鏡内に密閉
    し、前記金属蒸気放電発光管が収納される反射鏡内を真
    空にするかまたは、水酸基あるいは水素を含まないガス
    を封入した構成を有する金属蒸気放電灯であって、 前記反射鏡の反射開口部に予めフロントカバー部を設
    け、かつ前記金属蒸気放電発光管の径を前記反射鏡の発
    光管固定部より小さく構成して、前記金属蒸気放電発光
    管を外部より前記反射鏡に取り付け可能に構成した 金属
    蒸気放電灯。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2記載の金属蒸気
    放電灯の少なくともいずれかの金属蒸気放電灯と、前記
    金属蒸気放電灯からの光を青、緑および赤の3色光にそ
    れぞれ分離するダイクロイックミラーと、前記ダイクロ
    イックミラーで分離した光がそれぞれ入射されて画像を
    得るための液晶ライトバルブと、前記液晶ライトバルブ
    からの光を合成してカラー映像を得るスクリーンとを備
    えた投写型ディスプレイ
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