JP2998600B2 - ウェーハからのスライス用カーボンの剥離方法 - Google Patents

ウェーハからのスライス用カーボンの剥離方法

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JP2998600B2
JP2998600B2 JP7186462A JP18646295A JP2998600B2 JP 2998600 B2 JP2998600 B2 JP 2998600B2 JP 7186462 A JP7186462 A JP 7186462A JP 18646295 A JP18646295 A JP 18646295A JP 2998600 B2 JP2998600 B2 JP 2998600B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ウェーハからのスライ
ス用カーボンの剥離方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、シリコンインゴットをスライスし
てウェーハを作成するのに、シリコンインゴットをカー
ボンからなる支持部材(スライス用カーボン)に接着剤
で固着して、シリコンインゴットを内周刃やワイヤソー
で切断してウェーハにし、切断後に、そのウェーハに付
着するスライス用カーボンを除去することが行われてい
る。
【0003】ところで、ウェーハからスライス用カーボ
ンを剥離する場合、従来、図10に示すように、ウェー
ハ面が横向きとなるようにウェーハWをバスケット11
0上に一定の間隔をもって並立させ、さらに、このバス
ケット110を多数個、バスケット収納用カゴ111内
に並べ、そのバスケット収納用カゴ111ごと剥離槽1
12内の薬液に浸漬することによって、スライス用カー
ボンCをウェーハWから剥離していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな方法によれば、下記のような問題があった。
【0005】すなわち、このような方法によれば、ウェ
ーハWとスライス用カーボンCの界面に存在する接着剤
に薬液が十分に浸透して、スライス用カーボンが自然に
剥離するまで待たなければならないため、剥離に長時間
を要するという問題があった。また、ウェーハWをバス
ケット110上に並立させ、さらに、バスケット110
を横並びにバスケット収納用カゴ111内に設置してい
るため、剥離槽112の設置面積に限界がある場合、単
位時間当たりに剥離処理できるウェーハWの数が限定さ
れてしまうので、処理効率が悪いという問題があった。
【0006】一方、この問題を解決するために、バスケ
ット110を横並びに、かつ多段に積み上げる場合、一
度に剥離処理できるウェーハWの数は増えるが、隣合う
ウェーハWの間に間隔があるために、上側に位置するウ
ェーハWから剥離したスライス用カーボンCが下側のウ
ェーハWの間に入り込み、そのウェーハWの表裏面に再
付着してしまい、その再付着したスライス用カーボンC
を取り除くのに別段の時間を要して滞貨を生じるため、
次工程の洗浄装置をも含めた装置全体の稼働率が悪くな
ってしまうという問題があった。
【0007】本発明は、このような問題点に鑑みてなさ
れたもので、剥離処理のスループットの向上と、装置の
稼働率向上と、剥離槽の設置面積の削減とを図れ、ま
た、スライス用カーボンの再付着を防止することができ
る、ウェーハからのスライス用カーボンの剥離方法を提
供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1記載のスライス
用カーボンの剥離方法は、1枚ずつに分離されたウェー
ハからスライス用カーボンを剥離するにあたり、多数枚
の前記ウェーハを、前記スライス用カーボンの向きが同
じで隣合うウェーハ面同士が接触するように重ね合わ
せ、挟持装置によって、前記ウェーハ面に平行な方向か
ら前記スライス用カーボンを挟み込み、そのスライス用
カーボンを前記ウェーハ面に平行な方向に動かして剥離
するようにしたことを特徴とする。
【0009】請求項2記載のスライス用カーボンの剥離
方法は、1枚ずつに分離されたウェーハからスライス用
カーボンを剥離するにあたり、多数枚の前記ウェーハ
を、前記スライス用カーボンの向きが同じで隣合うウェ
ーハ面同士が接触するように重ね合わせた状態でウェー
ハ取扱い冶具に収納し、前記スライス用カーボンの一側
面を前記ウェーハ取扱い冶具の固定部に当接させた状態
で、前記スライス用カーボンの他側面を押圧装置によっ
て押圧することによって、そのスライス用カーボンを前
記ウェーハ面に平行な方向に動かして剥離するようにし
たことを特徴とする。
【0010】請求項3記載のスライス用カーボンの剥離
方法は、スライス用カーボンによって繋がれた多数枚の
ウェーハから前記スライス用カーボンを剥離するにあた
り、挟持装置によって、ウェーハ面に平行な方向から前
記スライス用カーボンを挟み込み、そのスライス用カー
ボンを前記ウェーハ面に平行な方向に動かして剥離する
ようにしたことを特徴とする。
【0011】請求項4記載のスライス用カーボンの剥離
方法は、スライス用カーボンによって繋がれた多数枚の
ウェーハから前記スライス用カーボンを剥離するにあた
り、前記多数枚のウェーハをウェーハ取扱い冶具に収納
し、前記スライス用カーボンの一側面を前記ウェーハ取
扱い冶具の固定部に当接させた状態で、前記スライス用
カーボンの他側面を押圧装置によって押圧することによ
って、そのスライス用カーボンを前記ウェーハ面に平行
な方向に動かして剥離するようにしたことを特徴とす
る。
【0012】
【作用】請求項1〜請求項4記載の方法によれば、スラ
イス用カーボンを強制的に剥離するようにしているの
で、単位時間当たりの処理量が増え、スループットの向
上を図ることができる。その結果、剥離槽の設置面積の
増大を抑制することもできる。また、請求項1および請
求項2記載の方法では、スライス用カーボンの向きが同
じで隣合うウェーハ面同士が接触するように多数枚のウ
ェーハを重ね合わせているので、一方、請求項3および
請求項4記載の方法では、スライス用カーボンが1つの
塊となっているので、剥離されたスライス用カーボンが
ウェーハ面に再付着することもない。
【0013】また、請求項1〜請求項2記載の方法によ
れば、ウェーハ面と直角でなく平行にスライス用カーボ
ンを剥離するようにしているので、ウェーハの欠けが防
止されることになる。
【0014】ちなみに、1枚ずつに分離されたウェーハ
を、前記スライス用カーボンの向きが同じで隣合うウェ
ーハ面同士が接触するように重ね合わせる場合、周方向
あるいは径方向にウェーハが位置ずれして、スライス用
カーボンの一部がウェーハと重なり合ったすることもあ
り、この状態でウェーハ面に垂直な方向にスライス用カ
ーボンを押圧するとすれば、その際、ウェーハが欠けた
り、スライス用カーボンの剥離が不完全になってしま
う。しかし、請求項1および請求項2記載の発明によれ
ば、スライス用カーボンをウェーハ面に平行に剥離する
ようにしているので、その心配はない。
【0015】
【実施例】以下、図面に基いて本発明の第1実施例に係
るスライス用カーボンの剥離方法について説明するが、
まず、この方法に用いられるウェーハ取扱い冶具(以
下、「キャリア」という)について図1を用いて説明す
る。
【0016】このキャリア1は、ウェーハWのハンドリ
ングに用いられるものであり、底板2と、この底板2の
4隅に立設された4本のガイド棒3,3,・・と、この
ガイド棒3,3,・・の上部に取り付けられる2つのハ
ンドル4,4とを備えている。
【0017】底板2は、ウェーハWよりも大きめの正方
形の板材の対向する2辺に台形状の切欠部2a,2aを
形成したものである。この底板2には、図2(a)に示
すように、この底板2上にウェーハWを積層状態に支持
できるようになっている。この底板2にウェーハWを乗
せる場合には、図2(b)に示すように、ウェーハWに
付着するスライス用カーボンCが切欠部2a上に位置す
るようにして行う。また、この底板2の中央には矩形状
の長孔5が1つ設けられ、この長孔5の下側から、当該
長孔5と相補的形状を持つ取出し冶具を挿入することに
よって、底板2上に支持されたウェーハWを持ち上げる
ことができるようになっている。
【0018】ガイド棒3,3,・・は、図2(b)に示
すように、底板2上に支持されるウェーハWの外周にほ
ぼ接触する位置に設けられる。このガイド棒3,3,・
・は、底板2上でのウェーハWの横滑りを防止する機能
と、ウェーハWを底板2上に乗せる際のガイドとしての
機能を有している。このガイド棒3,3,・・の下部に
はおねじ部(図示せず)が設けられている。このガイド
棒3,3,・・は、そのおねじ部によって、底板2の中
心から各隅に向けて3つずつ形成されたねじ穴20a,
20b,20cに螺合できるようになっている。どのね
じ穴に螺合させるかは、取り扱うウェーハWの口径によ
る。なお、各ガイド棒3におねじ部を設けずに、各ガイ
ド棒3を底板2に設けた穴へ差し込むような構造として
も良い。
【0019】各ハンドル4は、一対の縦材40,40
と、この一対の縦材40,40の上部に掛け渡された横
材41とから構成されている。各横材41の内側には台
形状の切欠部41aが形成されている。この切欠部41
aの存在によって、ウェーハWを底板2上に乗せる場合
のウェーハWと各横材41との干渉が防止される。
【0020】なお、ハンドル4,4およびガイド棒3,
3,・・の高さ寸法は、特に制限はされないが、500
枚程度のウェーハWを積層状態に支持できるような高さ
寸法を持っている。
【0021】次に、インゴットのスライスによってスラ
イス用カーボンCまで完全に切断され、1枚ずつに分離
されたウェーハWからスライス用カーボンCを剥離する
ための、第1実施例の方法について説明する。
【0022】まず、キャリア1の底板2上に、多数枚の
ウェーハWをスライス用カーボンCの向きが同じで隣合
うウェーハ面同士が接触するように重合せ状態にして乗
せる。次いで、ハンドル4,4を利用してキャリア1を
吊り上げて剥離場所まで搬送し、キャリア1ごと薬液等
に浸す。次に、図3(a)に示すように、挟持装置6に
よって、ウェーハ面に平行な方向からスライス用カーボ
ンCを挟み込み、そのスライス用カーボンCをウェーハ
面に平行な方向に剥し取る(図3(b))。その後、薬
液等からキャリア1を出し、底板2上に支持されたウェ
ーハWを上から順番に取り出し、薬液等を洗い落とす。
【0023】この第1実施例によれば、スライス用カー
ボンCを強制的に剥離するようにしているので、単位時
間当たりの処理量が増え、スループットの向上を図るこ
とができる。その結果、剥離槽の設置面積の増大を抑制
することもできる。また、スライス用カーボンCの向き
が同じで隣合うウェーハ面同士が接触するように多数枚
のウェーハWを重ね合わせているので、剥離されたスラ
イス用カーボンCがウェーハ面に再付着することもな
い。
【0024】また、ウェーハ面と直角でなく平行にスラ
イス用カーボンCを剥離するようにしているので、ウェ
ーハWの欠けが防止されることになる。
【0025】図4および図5には、インゴットのスライ
スによってスライス用カーボンCまで完全に切断され、
1枚ずつに分離されたウェーハWからスライス用カーボ
ンCを剥離するための、第2実施例の方法が示されてい
る。
【0026】この方法は、多数枚のウェーハWを、スラ
イス用カーボンCの向きが同じで隣合うウェーハ面同士
が接触するように重ね合わせた状態でキャリア(ウェー
ハ取扱い冶具)8に収納し(図5)、薬液等に浸し、ス
ライス用カーボンCの一側面をキャリア8の支柱(固定
部)8aに当接させた状態で、スライス用カーボンCの
他側面を押剥し部材(押圧装置)9によって押圧するこ
とによって(図4(a))、スライス用カーボンCを剥
し取るようにしている(図4(b))。なお、図5にお
いてキャリア8のハンドルは省略してある。
【0027】この方法によっても第1実施例の方法と同
様の効果を得ることができる。
【0028】図6および図7には、インゴットのスライ
スによってスライス用カーボンCまで完全に切断され、
1枚ずつに分離されたウェーハWからスライス用カーボ
ンCを剥離するための、第3実施例の方法が示されてい
る。
【0029】この方法は、多数枚のウェーハWを、スラ
イス用カーボンCの向きが同じで隣合う面同士が接触す
るように重ね合わせた状態でキャリア(ウェーハ取扱い
冶具)8に収納し(図7)、薬液等に浸し、スライス用
カーボンCの一側面をキャリア8の支柱(固定部)8a
に当接させた状態で、スライス用カーボンCの他側面を
引剥し部材(押圧装置)10によって押圧することによ
って(図6(a))、スライス用カーボンCを剥し取る
ようにしている(図6(b))。
【0030】この方法によっても第1実施例と同様の効
果を得ることができる。
【0031】図8および図9には、インゴットのスライ
スによってスライス用カーボンCまで完全に切断され、
1枚ずつに分離されたウェーハWからスライス用カーボ
ンCを剥離するための、第4実施例の方法が示されてい
る。
【0032】この方法は、多数枚のウェーハWを、スラ
イス用カーボンCの向きが同じで隣合う面同士が接触す
るように重ね合わせた状態でキャリア(ウェーハ取扱い
冶具)8に収納し(図9)、薬液等に浸し、スライス用
カーボンCの一側面をキャリア8の支柱(固定部)8a
に当接させた状態で、回転部材(押圧装置)11のシャ
フト11aに付設された弾性羽根11bよってスライス
用カーボンCの他側面を繰り返し押圧することによって
(図8(a))、スライス用カーボンCを剥し取るよう
にしている(図8(b))。なお、ここで弾性羽根11
bは例えばシリコンゴムから構成され、シャフト11a
の軸線方向に適当に分割されている。
【0033】この方法によっても第1実施例と同様の効
果を得ることができる。
【0034】以上、本発明者がなした実施例について説
明したが、本発明は、かかる実施例に限定されず、その
要旨を逸脱しない範囲で、種々の変形が可能であること
はいうまでもない。
【0035】例えば、前記実施例では、温調された薬液
等を使用したが、薬液等の代わりに水を用いても良い。
【0036】また、前記実施例では、インゴットのスラ
イスによってスライス用カーボンCまで完全に切断さ
れ、個々に分離されたウェーハWからスライス用カーボ
ンCを剥離する方法について述べたが、スライス用カー
ボンCが不完全にしか切断されずにスライス用カーボン
Cによって繋がっている多数枚のウェーハWからスライ
ス用カーボンCを剥離する方法にも適用可能であること
はいうまでもない。
【0037】さらに、スライス用カーボンCを剥離する
方向はオリフラから離れる方向でなくとも良く、オリフ
ラに平行な方向であっても良い。
【0038】
【発明の効果】以上のように、本発明の代表的なものの
効果を説明すれば、単位時間当たりの処理量が増え、ス
ループットの向上を図ることができる。その結果、剥離
槽の設置面積の増大を抑制することもできる。また、剥
離されたスライス用カーボンがウェーハ面に再付着する
こともない。スライス用カーボンを強制的に剥離するよ
うにしているので、単位時間当たりの処理量が増え、ス
ループットの向上を図ることができる。その結果、剥離
槽の設置面積の増大を抑制することもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例の剥離方法に用いられるキャリアの
斜視図である。
【図2】第1実施例の剥離方法に用いられるキャリアの
一部を切り欠いた図である。
【図3】第1実施例の剥離方法を示す図である。
【図4】第2実施例の剥離方法を示す図である。
【図5】第2実施例に用いられる押剥し部材等の斜視図
である。
【図6】第3実施例の剥離方法を示す図である。
【図7】第3実施例に用いられる引剥し部材等の斜視図
である。
【図8】第4実施例の剥離方法を示す図である。
【図9】第4実施例に用いられる回転部材等の斜視図で
ある。
【図10】従来の剥離方法を説明するための図である。
【符号の説明】
1 キャリア(ウェーハ取扱い冶具) 6 挟持装置 9 押剥し部材(押圧装置) 10 引剥し部材(押圧装置) 11 回転部材(押圧装置) W ウェーハ C カーボン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 三浦 仲寿 福島県西白河郡西郷村大字小田倉字大平 150番地 信越半導体株式会社 白河工 場内 (56)参考文献 特開 平8−130198(JP,A) 特開 平7−68537(JP,A) 特開 平7−106287(JP,A) 特開 昭56−105638(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01L 21/304

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1枚ずつに分離されたウェーハからスラ
    イス用カーボンを剥離するにあたり、多数枚の前記ウェ
    ーハを、前記スライス用カーボンの向きが同じで隣合う
    ウェーハ面同士が接触するように重ね合わせ、挟持装置
    によって、前記ウェーハ面に平行な方向から前記スライ
    ス用カーボンを挟み込み、そのスライス用カーボンを前
    記ウェーハ面に平行な方向に動かして剥離するようにし
    たことを特徴とするウェーハからのスライス用カーボン
    の剥離方法。
  2. 【請求項2】 1枚ずつに分離されたウェーハからスラ
    イス用カーボンを剥離するにあたり、多数枚の前記ウェ
    ーハを、前記スライス用カーボンの向きが同じで隣合う
    ウェーハ面同士が接触するように重ね合わせた状態でウ
    ェーハ取扱い冶具に収納し、前記スライス用カーボンの
    一側面を前記ウェーハ取扱い冶具の固定部に当接させた
    状態で、前記スライス用カーボンの他側面を押圧装置に
    よって押圧することによって、そのスライス用カーボン
    を前記ウェーハ面に平行な方向に動かして剥離するよう
    にしたことを特徴とするウェーハからのスライス用カー
    ボンの剥離方法。
  3. 【請求項3】 スライス用カーボンによって繋がれた多
    数枚のウェーハから前記スライス用カーボンを剥離する
    にあたり、挟持装置によって、ウェーハ面に平行な方向
    から前記スライス用カーボンを挟み込み、そのスライス
    用カーボンを前記ウェーハ面に平行な方向に動かして剥
    離するようにしたことを特徴とするウェーハからのスラ
    イス用カーボンの剥離方法。
  4. 【請求項4】 スライス用カーボンによって繋がれた多
    数枚のウェーハから前記スライス用カーボンを剥離する
    にあたり、前記多数枚のウェーハをウェーハ取扱い冶具
    に収納し、前記スライス用カーボンの一側面を前記ウェ
    ーハ取扱い冶具の固定部に当接させた状態で、前記スラ
    イス用カーボンの他側面を押圧装置によって押圧するこ
    とによって、そのスライス用カーボンを前記ウェーハ面
    に平行な方向に動かして剥離するようにしたことを特徴
    とするウェーハからのスライス用カーボンの剥離方法。
JP7186462A 1994-10-28 1995-06-29 ウェーハからのスライス用カーボンの剥離方法 Expired - Lifetime JP2998600B2 (ja)

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