JP2998293B2 - 個人識別電話装置 - Google Patents
個人識別電話装置Info
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Description
ドがカードスロット部に差し込まれた状態で、個人番号
の識別を行い、電話が使用可能状態になる個人識別電話
装置に係わり、特に、非接触方式で個人番号の識別を可
能にした個人識別電話装置に関する。
セルラー電話は、ISO規格7816が定める規格のI
Cカードを用いて個人番号の識別を行う。端末としての
電話機本体には、カードスロットが形成してあり、ここ
に個人識別用のICカードを差し込むことにより、個人
番号の識別を行い、電話の使用が可能になる。
分の個人識別用ICカードを利用できる反面、次のよう
な問題点も有している。
に伴い、電話機本体からのICカードの抜き差しが常に
必要であり、ICカードまたは電話機本体の物理的損傷
が早いという問題点を有する。また、カードスロット部
には、一つのICカードしか差し込むことはできず、複
数のユーザへの対応ができず、一人一台づつの端末が常
に必要であるという問題点も存在する。さらに、このよ
うな従来の電話装置では、ICカードを常に電話機本体
のカードスロット部に差し込まなければ、電話を使用で
きず、不便であるという問題点も有する。
れ、個人番号識別用のICカードを直接電話機本体のカ
ードスロット部に差し込まなくとも、ICカードを持っ
ている利用者が近づくことにより、個人番号を識別して
電話の使用が可能になり、電話機本体及びICカードの
物理的損傷が少なく、複数の利用者が一台の電話機本体
を同時に使用することが可能であり、使い勝手に優れた
個人識別電話装置を提供することを目的とする。
に、本発明の個人識別電話装置は、カードスロット部を
有し、個人識別用のICカードがカードスロット部に差
し込まれた状態で、個人番号の識別を行い、電話が使用
可能状態になる電話機本体と、上記ICカードが収容さ
れるホルダーと、上記カードスロット部に差し込まれ、
上記ホルダーに形成してある送受信部と通信可能な送受
信部を有するダミーカードとから成り、上記ホルダーの
送受信部とダミーカードの送受信部とで非接触方式の通
信を行うことにより、ICカードと電話機本体とが非接
触方式で通信し、個人番号の識別を行うことを特徴とす
る。
ドを用いることなく、その代わりに、ICカードと同様
な情報が記憶してあるICモジュールが埋め込まれ、I
Cモジュールに記憶してある情報の送受信を非接触方式
で行う送受信部を有する小型機器を用い、小型機器の送
受信部とダミーカードの送受信部とで非接触方式の通信
を行うことにより、ICモジュールと電話機本体とが非
接触方式で通信し、個人番号の識別を行うように構成し
ても良い。
カードスロット部に、個人番号識別用のICカードを差
し込むことなく、ダミーカードを差し込む。ダミーカー
ドは、送受信部を有しているので、ICカードが収容さ
れたホルダーの送受信部、またはICカードと同様な情
報が記憶してあるICモジュールが埋め込まれた小型機
器の送受信部との間で、双方向の通信を行う。このた
め、ICカードが収容されたホルダーまたはICモジュ
ールが内蔵された小型機器を保持している利用者が、電
話機本体に近づくと、ホルダーまたは小型機器とダミー
カードとの間で通信が行われ、ICカードまたはICモ
ジュールに記憶してある個人識別番号を電話機本体が識
別し、電話が使用可能状態となる。
装置について、図面を参照しつつ詳細に説明する。図1
は本発明の一実施例に係る電話機本体の斜視図、図2は
本発明の一実施例に係るICカードとホルダーとの平面
図、図3は本発明の他の実施例に係るICカードとホル
ダーとの平面図、図4,5はそれぞれ本発明の実施例に
係る小型機器の概略図、図6は本発明の他の実施例に係
る電話機本体の斜視図である。
る電話機本体2は、GSM準拠のセルラー電話機であ
り、電話をかけるためのプッシュボタン、無線アンテ
ナ、送話部、及び受話部を有する。また、この電話機本
体2には、個人番号識別用のICカード4を挿入するた
めのカードスロット部6を有する。ICカード4は、例
えばISO規格7816準拠のICカードであり、IC
カード4を保持する利用者の個人識別番号などの個人情
報が記憶してあるICモジュールが内蔵してある。ま
た、このICカード4には、外部接続端子8が形成して
ある。外部接続端子8は、ICカード4が電話機本体2
のカードスロット部6に差し込まれると、カードスロッ
ト部内に形成してある接続端子に接続され、ICカード
4内に記憶してある情報の送受信が行われるようになっ
ている。
ット部6に、ICカード4を差し込むことなく、ダミー
カード10を差し込む。ダミーカード10は、ICカー
ド4と同様な寸法形状を有するカード本体12を有す
る。カード本体12には、ICカード4と同一位置に外
部接続端子8が形成してあり、カード本体12がカード
スロット部6に差し込まれると、外部接続端子8aがカ
ードスロット部6内の接続端子に接続するようになって
いる。カード本体12の端部には、送受信部14が装着
してある。
ダー16に形成してある送受信部18aと非接触方式で
双方向通信を行うためのものであり、通信方式に応じて
種々の態様が考えられるが、例えば受光素子、発光素子
及び微弱電波送受信装置等で構成される。送受信部14
は、外部接続端子8aに接続してあり、例えばカード本
体12内に内蔵してある送受信コントロール用のICチ
ップにより送受信がコントロールされるようになってい
る。なお、送受信部14と反対側のカード本体12の表
面には、突起20を形成するようにしても良い。この突
起20は、ダミーカード10のカード本体12をカード
スロット部6に差し込んだ場合に、電話機本体2の端面
2aに当接し、ダミーカード10と電話機本体2との一
体化を向上させるためのデザイン上の突起である。
ード4は、ホルダー16に形成してある収容溝22内に
挿入される。このホルダー16には、ICカード4が収
容された状態で、ICカード4に形成してある外部接続
端子8に接続する接続端子24が形成してある。この接
続端子24は、図示しない送受信コントロール用ICチ
ップを介して送受信部18に接続してある。送受信部1
8は、前述したように、ダミーカード10の送受信部1
4と非接触方式で双方向の通信を行うためのものであ
り、例えば、受光素子、発光素子及び微弱電波送受信装
置等で構成される。このホルダー16は、ポケットやハ
ンドバックに入れて持ち歩くタイプのホルダーであり、
主に個人での利用に適している。
ず、例えば、図3に示すように、IDカード型のホルダ
ー16aであっても良い。このホルダー16aには、図
2に示す場合と同様に、接続端子24a及び送受信部1
8aが設けてあると共に、表面に写真印刷部26が形成
してある。図3に示す実施例のホルダー16aは、オフ
ィス内での利用に適している。オフィス内では、個人の
移動が頻繁で、かつ端末機の台数も多いため、接触型I
Cカードをホルダー16a内に収容することで、ICカ
ードを非接触ICカードとして用いることが可能になり
便利である。また、オフィス内での利用に際しては、個
人識別ICカード別の各種セキュリティ管理にも適用す
ることが可能であり、電話での利用以上の効果も期待で
きる。
0とICカード4を収容するホルダー16,16aとか
らなる電話装置では、電話機本体2のカードスロット部
6に、個人番号識別用のICカード4を差し込むことな
く、ダミーカード10を差し込む。ダミーカード10
は、送受信部14を有しているので、ICカード4が収
容されたホルダー16,16aの送受信部18,18a
との間で、双方向の通信を行う。このため、ICカード
4が収容されたホルダー16,16aを保持している利
用者が、電話機本体2に近づくと、ホルダー16,16
aとの間で通信が行われ、ICカード4に記憶してある
個人識別番号を電話機本体2が識別し、電話が使用可能
状態となる。
れるものではなく、本発明の範囲内で種々に改変するこ
とができる。例えば、ICカード4を用いることなく、
図4に示すように、個人識別用のICカードと同様な情
報が記憶してあるICモジュールを、ペンや腕時計など
のような小型機器26,28に埋め込むと共に、ICモ
ジュールに記憶してある情報の送受信を非接触方式で行
う送受信部18b,18cを小型機器26,28に装着
するように構成しても良い。この場合には、小型機器2
6,28の送受信部18b,18cとダミーカード10
の送受信部14とで非接触方式の通信を行うことによ
り、ICモジュールと電話機本体とが非接触方式で通信
し、個人番号の識別を行う。
上ICカードが必須なシステムで用いる場合には、図5
に示すように、ペンダント型の小型機器30内に、IC
モジュールを埋め込むと共に、ICカードで用いる外部
接続端子と同様な規格の外部接続端子8bを埋め込むこ
とで、カードの形状や大きさにとらわれない小型化が可
能である。
超小型無線機端末形式の電話機本体2aとし、この電話
機本体2aに、送受信部14aを直接装着するように構
成しても良い。この電話機本体2aは、上述した実施例
に係るホルダー16,16aおよび小型機器26,28
と非接触方式でアクセスできる。
識別電話装置によれば、電話機本体のカードスロット部
にダミーカードを常時差し込んでおくことにより、個人
番号識別用のICカードを直接電話機本体のカードスロ
ット部に差し込まなくとも、ICカードを持っている利
用者が近づくことにより、個人番号を識別して電話の使
用が可能になる。このため、利用者は、いちいち自己の
ICカードを電話機本体のカードスロット部に差し込む
必要がなくなり、使い勝手が向上すると共に、電話機本
体及びICカードの物理的損傷が少なくなり、これらの
耐久性が向上する。しかも、本発明によれば、一台の端
末に複数の個人識別番号を同時に登録することにより、
複数の利用者が一台の端末としての電話機本体を同時に
使用することが可能になる。また、一枚のICカードで
複数の端末としての電話機本体にアクセスし、同時に待
ち状態にすることも可能である。
視図である。
ルダーとの平面図である。
ホルダーとの平面図である。
である。
である。
斜視図である。
Claims (2)
- 【請求項1】 カードスロット部を有し、個人識別用の
ICカードがカードスロット部に差し込まれた状態で、
個人番号の識別を行い、電話が使用可能状態になる電話
機本体と、上記ICカードが収容されるホルダーと、上
記カードスロット部に差し込まれ、上記ホルダーに形成
してある送受信部と通信可能な送受信部を有するダミー
カードとから成り、上記ホルダーの送受信部とダミーカ
ードの送受信部とで非接触方式の通信を行うことによ
り、ICカードと電話機本体とが非接触方式で通信し、
個人番号の識別を行うことを特徴とする個人識別電話装
置。 - 【請求項2】 カードスロット部を有し、個人識別用の
ICカードがカードスロット部に差し込まれた状態で、
個人番号の識別を行い、電話が使用可能状態になる電話
機本体と、上記個人識別用のICカードと同様な情報が
記憶してあるICモジュールが埋め込まれると共に、I
Cモジュールに記憶してある情報の送受信を非接触方式
で行う送受信部を有する小型機器と、上記カードスロッ
ト部に差し込まれ、上記小型機器に形成してある送受信
部と通信可能な送受信部を有するダミーカードとから成
り、上記小型機器の送受信部とダミーカードの送受信部
とで非接触方式の通信を行うことにより、ICモジュー
ルと電話機本体とが非接触方式で通信し、個人番号の識
別を行うことを特徴とする個人識別電話装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14978791A JP2998293B2 (ja) | 1991-05-24 | 1991-05-24 | 個人識別電話装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14978791A JP2998293B2 (ja) | 1991-05-24 | 1991-05-24 | 個人識別電話装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04347955A JPH04347955A (ja) | 1992-12-03 |
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Family
ID=15482708
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14978791A Expired - Lifetime JP2998293B2 (ja) | 1991-05-24 | 1991-05-24 | 個人識別電話装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2998293B2 (ja) |
Families Citing this family (9)
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JP2937820B2 (ja) * | 1995-08-21 | 1999-08-23 | 埼玉日本電気株式会社 | 携帯電話機のダイヤルロックシステム |
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AU2002330473A1 (en) * | 2002-09-03 | 2004-03-29 | Kikukazu Sakurai | Wireless authentication system |
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EP2600319A1 (fr) * | 2011-11-29 | 2013-06-05 | Gemalto SA | Système d'appairage entre un terminal et un élément de type eGo porté au poignet ou à la main d'un utilisateur et procédé correspondant |
-
1991
- 1991-05-24 JP JP14978791A patent/JP2998293B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
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JPH04347955A (ja) | 1992-12-03 |
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