JP2998289B2 - バーコード読み取り装置 - Google Patents
バーコード読み取り装置Info
- Publication number
- JP2998289B2 JP2998289B2 JP3135308A JP13530891A JP2998289B2 JP 2998289 B2 JP2998289 B2 JP 2998289B2 JP 3135308 A JP3135308 A JP 3135308A JP 13530891 A JP13530891 A JP 13530891A JP 2998289 B2 JP2998289 B2 JP 2998289B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lens
- image plane
- point
- image
- equation
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G06—COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
- G06K—GRAPHICAL DATA READING; PRESENTATION OF DATA; RECORD CARRIERS; HANDLING RECORD CARRIERS
- G06K7/00—Methods or arrangements for sensing record carriers, e.g. for reading patterns
- G06K7/10—Methods or arrangements for sensing record carriers, e.g. for reading patterns by electromagnetic radiation, e.g. optical sensing; by corpuscular radiation
- G06K7/10544—Methods or arrangements for sensing record carriers, e.g. for reading patterns by electromagnetic radiation, e.g. optical sensing; by corpuscular radiation by scanning of the records by radiation in the optical part of the electromagnetic spectrum
- G06K7/10792—Special measures in relation to the object to be scanned
- G06K7/10801—Multidistance reading
- G06K7/10811—Focalisation
-
- G—PHYSICS
- G02—OPTICS
- G02B—OPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
- G02B15/00—Optical objectives with means for varying the magnification
- G02B15/14—Optical objectives with means for varying the magnification by axial movement of one or more lenses or groups of lenses relative to the image plane for continuously varying the equivalent focal length of the objective
- G02B15/143—Optical objectives with means for varying the magnification by axial movement of one or more lenses or groups of lenses relative to the image plane for continuously varying the equivalent focal length of the objective having three groups only
- G02B15/1435—Optical objectives with means for varying the magnification by axial movement of one or more lenses or groups of lenses relative to the image plane for continuously varying the equivalent focal length of the objective having three groups only the first group being negative
- G02B15/143505—Optical objectives with means for varying the magnification by axial movement of one or more lenses or groups of lenses relative to the image plane for continuously varying the equivalent focal length of the objective having three groups only the first group being negative arranged --+
-
- G—PHYSICS
- G06—COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
- G06K—GRAPHICAL DATA READING; PRESENTATION OF DATA; RECORD CARRIERS; HANDLING RECORD CARRIERS
- G06K2207/00—Other aspects
- G06K2207/1013—Multi-focal
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- Electromagnetism (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Health & Medical Sciences (AREA)
- General Health & Medical Sciences (AREA)
- Toxicology (AREA)
- Artificial Intelligence (AREA)
- Computer Vision & Pattern Recognition (AREA)
- Theoretical Computer Science (AREA)
- Optics & Photonics (AREA)
- Lenses (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はバーコード読み取り装置
等の光学式記号読み取り装置に用いられる、像面上の収
束ビーム径をほぼ一定に保ったまま像面位置を可変でき
る光学装置に関するものである。
等の光学式記号読み取り装置に用いられる、像面上の収
束ビーム径をほぼ一定に保ったまま像面位置を可変でき
る光学装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】バーコード読み取り装置は、レーザビー
ムでバーコードを走査してバーコードの濃淡に応じて変
調を受けて散乱反射してきたレーザ光を検出することで
バーコードを読み取る装置である。レーザビームはバー
コード上で必要なスポット径になるように収束される
が、焦点深度は、ビームスポット径に比例するため、解
像度を上げるためにスポット径を小さくすると焦点深度
が浅くなり、装置としての読み取り可能範囲が減少して
しまう。そこで物流用バーコード読み取り装置のよう
に、特に読み取り深度を必要とする装置では、装置から
バーコードまでの距離をあらかじめ計測して、バーコー
ド位置に焦点を合わせる可変焦点方式が用いられてい
る。このような従来例としては、宮崎宏之著のO pl
usE誌1990年6月号第120〜124頁所載の論
文「バーコードリーダー」を挙げることができる。従来
のバーコード読み取り装置に使われていた可変焦点光学
系の一例を図2に示す。
ムでバーコードを走査してバーコードの濃淡に応じて変
調を受けて散乱反射してきたレーザ光を検出することで
バーコードを読み取る装置である。レーザビームはバー
コード上で必要なスポット径になるように収束される
が、焦点深度は、ビームスポット径に比例するため、解
像度を上げるためにスポット径を小さくすると焦点深度
が浅くなり、装置としての読み取り可能範囲が減少して
しまう。そこで物流用バーコード読み取り装置のよう
に、特に読み取り深度を必要とする装置では、装置から
バーコードまでの距離をあらかじめ計測して、バーコー
ド位置に焦点を合わせる可変焦点方式が用いられてい
る。このような従来例としては、宮崎宏之著のO pl
usE誌1990年6月号第120〜124頁所載の論
文「バーコードリーダー」を挙げることができる。従来
のバーコード読み取り装置に使われていた可変焦点光学
系の一例を図2に示す。
【0003】この光学系は第2レンズ2および凹レンズ
3を有しており、物点1あるいは第2レンズ2を光軸方
向に移動させたときの像点移動は、物点あるいはレンズ
の光軸方向移動量を光学系の縦倍率倍した大きさにな
る。光学系の縦倍率は横倍率(結像倍率)の2乗である
から、結像倍率を大きく設定しておくことで、物点ある
いはレンズを光軸方向にわずかに動かすことで像点を大
きく変化させられる。
3を有しており、物点1あるいは第2レンズ2を光軸方
向に移動させたときの像点移動は、物点あるいはレンズ
の光軸方向移動量を光学系の縦倍率倍した大きさにな
る。光学系の縦倍率は横倍率(結像倍率)の2乗である
から、結像倍率を大きく設定しておくことで、物点ある
いはレンズを光軸方向にわずかに動かすことで像点を大
きく変化させられる。
【0004】今、第2レンズの焦点距離をf=60mm
として、像点までの距離をb1 =1000mmおよびb
2 =2000mmと1000mm変化させる構成を考え
る。レンズの結像公式を用いると表1の結果となる。表
1において、aは物点1と第2レンズ2との距離であ
る。
として、像点までの距離をb1 =1000mmおよびb
2 =2000mmと1000mm変化させる構成を考え
る。レンズの結像公式を用いると表1の結果となる。表
1において、aは物点1と第2レンズ2との距離であ
る。
【0005】
【表1】
【0006】表1からわかるように、レンズを距離Δ、
たとえば1.97mm光軸方向に移動するだけで100
0mmの像面変化が得られる。しかし近接点(最近接像
点)4と最遠点(最遠像点)5で結像倍率が約2倍異な
っているため像面上のビーム系が2倍変化する。
たとえば1.97mm光軸方向に移動するだけで100
0mmの像面変化が得られる。しかし近接点(最近接像
点)4と最遠点(最遠像点)5で結像倍率が約2倍異な
っているため像面上のビーム系が2倍変化する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上述のように従来の可
変焦点光学系では、近接点と最遠点で像面上のビーム径
が2倍変化してしまう。従って、像面上であるビーム系
を保証するためには、最大結像倍率時に所定のビーム径
となるように物点のビーム径を設定しておく必要があ
る。こうすると、結像倍率が最小の時の像面上のビーム
径は所定ビーム径の約半分になってしまう。このように
細いビーム径になってしまうと焦点深度が浅くなるが、
可変焦点系のステップを小刻みにすることで対応はでき
る。しかし、ステップ数が多くなる上に、過剰に細いビ
ームを用いることはラベルの印刷むらや傷によるノイズ
を拾いやすい欠点があった。
変焦点光学系では、近接点と最遠点で像面上のビーム径
が2倍変化してしまう。従って、像面上であるビーム系
を保証するためには、最大結像倍率時に所定のビーム径
となるように物点のビーム径を設定しておく必要があ
る。こうすると、結像倍率が最小の時の像面上のビーム
径は所定ビーム径の約半分になってしまう。このように
細いビーム径になってしまうと焦点深度が浅くなるが、
可変焦点系のステップを小刻みにすることで対応はでき
る。しかし、ステップ数が多くなる上に、過剰に細いビ
ームを用いることはラベルの印刷むらや傷によるノイズ
を拾いやすい欠点があった。
【0008】一方、像面上のビーム径を一定に保つよう
にするには、図2の物点を固定したままビーム径を第2
のレンズの移動に同期させて変化させる必要がある。こ
のように、ビームの収束位置を変化させずにビーム径の
みを変化させるタイプのズームレンズはよく知られてい
るが、この機能を実現するためには、2枚のレンズを逆
進させる必要がある。このようなズームレンズは197
1年岩波書店発行の久保田広著「光学」の第270〜2
72に詳述されている。従ってこの方式をとると、合計
3枚のレンズを移動させることになり機構が複雑化して
高価になり、バーコード読み取り装置への使用には適さ
ない。
にするには、図2の物点を固定したままビーム径を第2
のレンズの移動に同期させて変化させる必要がある。こ
のように、ビームの収束位置を変化させずにビーム径の
みを変化させるタイプのズームレンズはよく知られてい
るが、この機能を実現するためには、2枚のレンズを逆
進させる必要がある。このようなズームレンズは197
1年岩波書店発行の久保田広著「光学」の第270〜2
72に詳述されている。従ってこの方式をとると、合計
3枚のレンズを移動させることになり機構が複雑化して
高価になり、バーコード読み取り装置への使用には適さ
ない。
【0009】本発明の目的は、像面ビーム径がほぼ一定
で、像面位置のみを変化させられる簡便で安価な焦点可
変光学方式のバーコード読み取り装置を提供することに
ある。
で、像面位置のみを変化させられる簡便で安価な焦点可
変光学方式のバーコード読み取り装置を提供することに
ある。
【0010】
【課題を解決するための手段】第1の発明は、装置から
バーコードまでの距離を予め計測して、バーコード位置
に焦点を合わせる可変焦点方式のバーコード読み取り装
置において、可変焦点方式の光学系が、光軸を同一とす
る第1,第2,第3の3個の凸レンズがこの順に並んで
成る光学装置であり、第1レンズを光軸方向に移動した
時、第3レンズの形成するスポット径がほぼ一定のまま
第3レンズの形成する像面が光軸方向に移動するよう
に、第2レンズと第3レンズが逆望遠鏡(二つのレンズ
の焦点を一致させた望遠系であるビームエキスパンダ)
構成に配置され、かつ、
バーコードまでの距離を予め計測して、バーコード位置
に焦点を合わせる可変焦点方式のバーコード読み取り装
置において、可変焦点方式の光学系が、光軸を同一とす
る第1,第2,第3の3個の凸レンズがこの順に並んで
成る光学装置であり、第1レンズを光軸方向に移動した
時、第3レンズの形成するスポット径がほぼ一定のまま
第3レンズの形成する像面が光軸方向に移動するよう
に、第2レンズと第3レンズが逆望遠鏡(二つのレンズ
の焦点を一致させた望遠系であるビームエキスパンダ)
構成に配置され、かつ、
【0011】
【数3】
【0012】(ここに、zは第1レンズの移動ストロー
ク、b2 は第3レンズから最遠像点までの距離、b1 は
第3レンズの最近接像点までの距離、w0 は第2レンズ
への入射コリメート光の半径、w3 は第3レンズの像面
上の収束ビーム半径、λは光の波長)なる関係を有し、
前記最近接像点と前記最遠像点とで像面ビーム径を等し
くすることにより、像面ビーム径をほぼ一定に保ったま
ま像面位置のみを変化させることができることを特徴と
する。
ク、b2 は第3レンズから最遠像点までの距離、b1 は
第3レンズの最近接像点までの距離、w0 は第2レンズ
への入射コリメート光の半径、w3 は第3レンズの像面
上の収束ビーム半径、λは光の波長)なる関係を有し、
前記最近接像点と前記最遠像点とで像面ビーム径を等し
くすることにより、像面ビーム径をほぼ一定に保ったま
ま像面位置のみを変化させることができることを特徴と
する。
【0013】第2の発明は、装置からバーコードまでの
位置を予め計測して、バーコード位置に焦点を合わせる
可変焦点方式のバーコード読み取り装置において、可変
焦点方式の光学系が、光軸を同一とする第2,第1の凹
レンズと、第3凸レンズの3個のレンズがこの順に並ん
で成る光学装置であり、第1レンズを光軸方向に移動し
た時、第3レンズの形成するスポット径がほぼ一定のま
ま第3レンズの形成する像面が光軸方向に移動するよう
に、第2レンズと第3レンズが逆望遠鏡(二つのレンズ
の焦点を一致させた望遠系であるビームエキスパンダ)
構成に配置され、かつ、
位置を予め計測して、バーコード位置に焦点を合わせる
可変焦点方式のバーコード読み取り装置において、可変
焦点方式の光学系が、光軸を同一とする第2,第1の凹
レンズと、第3凸レンズの3個のレンズがこの順に並ん
で成る光学装置であり、第1レンズを光軸方向に移動し
た時、第3レンズの形成するスポット径がほぼ一定のま
ま第3レンズの形成する像面が光軸方向に移動するよう
に、第2レンズと第3レンズが逆望遠鏡(二つのレンズ
の焦点を一致させた望遠系であるビームエキスパンダ)
構成に配置され、かつ、
【0014】
【数4】
【0015】(ここに、zは第1レンズの移動ストロー
ク、b2 は第3レンズから最遠像点までの距離、b1 は
第3レンズの最近接像点までの距離、w0 は第2レンズ
への入射コリメート光の半径、w3 は第3レンズの像面
上の収束ビーム半径、λは光の波長)なる関係を有し、
前記最近接像点と前記最遠像点とで像面ビーム径を等し
くすることにより、像面ビーム径をほぼ一定に保ったま
ま像面位置のみを変化させることができることを特徴と
する。
ク、b2 は第3レンズから最遠像点までの距離、b1 は
第3レンズの最近接像点までの距離、w0 は第2レンズ
への入射コリメート光の半径、w3 は第3レンズの像面
上の収束ビーム半径、λは光の波長)なる関係を有し、
前記最近接像点と前記最遠像点とで像面ビーム径を等し
くすることにより、像面ビーム径をほぼ一定に保ったま
ま像面位置のみを変化させることができることを特徴と
する。
【0016】
【作用】図2においては、第2レンズを移動させたが、
第2レンズの物点を移動させても同じ結果になるので、
第2レンズを固定して(以後、図1では図2の第2レン
ズに相当する最終レンズを第3レンズと呼ぶことにす
る。)、図1に示すようにその前に2枚のレンズ6,7
を配置し、第1レンズ6の移動のみで第3レンズ8の物
点1の移動と物点のビーム径変化を生じさせるようにす
る。
第2レンズの物点を移動させても同じ結果になるので、
第2レンズを固定して(以後、図1では図2の第2レン
ズに相当する最終レンズを第3レンズと呼ぶことにす
る。)、図1に示すようにその前に2枚のレンズ6,7
を配置し、第1レンズ6の移動のみで第3レンズ8の物
点1の移動と物点のビーム径変化を生じさせるようにす
る。
【0017】このやり方では、物点移動とビーム径変化
は独立ではないので、最終像面(第3レンズの像面)の
ビーム径を一定にはできないように思われるが、近接点
(最近接像点)4と最遠点(最遠像点)5で像面ビーム
径を等しくするように設計すると、最終像面上のビーム
径を一定にできることを見いだした。次に、数式を用い
て本発明の作用を説明する。図1に示す光学系の第1お
よび第2レンズ6および7の合成焦点距離Fは、各々の
レンズの焦点距離をf1 およびf2 、レンズの間隔をd
として、
は独立ではないので、最終像面(第3レンズの像面)の
ビーム径を一定にはできないように思われるが、近接点
(最近接像点)4と最遠点(最遠像点)5で像面ビーム
径を等しくするように設計すると、最終像面上のビーム
径を一定にできることを見いだした。次に、数式を用い
て本発明の作用を説明する。図1に示す光学系の第1お
よび第2レンズ6および7の合成焦点距離Fは、各々の
レンズの焦点距離をf1 およびf2 、レンズの間隔をd
として、
【0018】
【数5】
【0019】で与えられる。一方、第2レンズ7から結
像面までの距離をs′とすると、結像関係は、
像面までの距離をs′とすると、結像関係は、
【0020】
【数6】
【0021】となる。今、第1レンズ6が第2レンズ7
から最も遠ざかった位置にある時(図1(a))をサフ
ィックス1で表し、最も近づいた時(図1(b))をサ
フィックス2で表すと、次の4つの式が成立する。
から最も遠ざかった位置にある時(図1(a))をサフ
ィックス1で表し、最も近づいた時(図1(b))をサ
フィックス2で表すと、次の4つの式が成立する。
【0022】
【数7】
【0023】上記4つの式には、このままではF1 ,F
2 ,f1 ,f2 ,d1 ,d2 ,s1′,s2′の8つの未
知数があるように見えるが、これらにはさらに次のよう
な関係がある。
2 ,f1 ,f2 ,d1 ,d2 ,s1′,s2′の8つの未
知数があるように見えるが、これらにはさらに次のよう
な関係がある。
【0024】まず、F1 とF2 は第2レンズ7の像面ビ
ーム半径w1 ,w2 から、次の関係がある。
ーム半径w1 ,w2 から、次の関係がある。
【0025】
【数8】
【0026】ここに、w0 は第1レンズ6への入射コリ
メートビーム半径、λは波長である。(7),(8)式
により、F1 ,F2 は次式のように既知数である。
メートビーム半径、λは波長である。(7),(8)式
により、F1 ,F2 は次式のように既知数である。
【0027】
【数9】
【0028】また、s2′−s1′は第3レンズ8に必要
な物点移動量であるから、これをΔとすると、
な物点移動量であるから、これをΔとすると、
【0029】
【数10】
【0030】さらに、d1 −d2 は第1レンズ6の最大
移動量であるから、これも設計上与えられる既知数であ
るから、これをzとすると、
移動量であるから、これも設計上与えられる既知数であ
るから、これをzとすると、
【0031】
【数11】
【0032】以上から、(3),(4),(5),
(6),(11),(12)の6つの式が連立方程式で
あり、未知数は、f1 ,f2 ,d1 ,d2 ,s1′,
s2′の6つであるから、解くことができる。
(6),(11),(12)の6つの式が連立方程式で
あり、未知数は、f1 ,f2 ,d1 ,d2 ,s1′,
s2′の6つであるから、解くことができる。
【0033】つぎに、この連立方程式を解く。まず、簡
単のために、ビーム径w1 とw2 の比をkとする。
単のために、ビーム径w1 とw2 の比をkとする。
【0034】
【数12】
【0035】解き方として、(3),(4),(13)
式を用いてF1 ,F2 を消去し、一方、(5),
(6),(11)を用いてs1′,s2′を消去すること
で、まずd1 ,d2 を解く方法をとる。
式を用いてF1 ,F2 を消去し、一方、(5),
(6),(11)を用いてs1′,s2′を消去すること
で、まずd1 ,d2 を解く方法をとる。
【0036】そこで、(4)式のF2 をkF1 に書換え
た後、(3)式を用いてF1 を消去し、d1 について解
くと、
た後、(3)式を用いてF1 を消去し、d1 について解
くと、
【0037】
【数13】
【0038】一方、(5),(6),(11)を用い
て、s1′,s2′を消去すると、
て、s1′,s2′を消去すると、
【0039】
【数14】
【0040】(14),(15)式を連立させてd1 ,
d2 を求めると、
d2 を求めると、
【0041】
【数15】
【0042】(16)(17)を(12)式に代入し
て、f2 について解くと、
て、f2 について解くと、
【0043】
【数16】
【0044】ここで負のf2 は凹レンズを意味する。次
にf1 を求める。(3),(4),(12)式から
d1 ,d2 を消去し、f1 について解くと、
にf1 を求める。(3),(4),(12)式から
d1 ,d2 を消去し、f1 について解くと、
【0045】
【数17】
【0046】f1 ,f2 が(19),(18)式で求ま
ったので、(16),(17)式に代入することで
d1 ,d2 が求められる。以上でf1 ,f2 ,d1 ,d
2 が求まったので、s1′,s2′は各々(5),(6)
式から次式で求められる。
ったので、(16),(17)式に代入することで
d1 ,d2 が求められる。以上でf1 ,f2 ,d1 ,d
2 が求まったので、s1′,s2′は各々(5),(6)
式から次式で求められる。
【0047】
【数18】
【0048】以上をまとめると、
【0049】
【数19】
【0050】以上で構成要素を設計できるが、相互の関
係について次に説明する。
係について次に説明する。
【0051】まず第2レンズと第3レンズの焦点距離の
関係を求める。(18)式をf3 を用いて表すために、
必要な式の整理を行う。w1 とw2 には次の関係があ
る。
関係を求める。(18)式をf3 を用いて表すために、
必要な式の整理を行う。w1 とw2 には次の関係があ
る。
【0052】
【数20】
【0053】(22)式の関係を(13)式に代入する
と、
と、
【0054】
【数21】
【0055】を得る。一方第3レンズの結像関係式か
ら、
ら、
【0056】
【数22】
【0057】の関係があるので、(23)式に(2
4),(25)式を代入して、
4),(25)式を代入して、
【0058】
【数23】
【0059】さらに、
【0060】
【数24】
【0061】次に、図から
【0062】
【数25】
【0063】であるから、(28)式に(24),(2
5)式を代入して、次式を得る。
5)式を代入して、次式を得る。
【0064】
【数26】
【0065】(18)式に、(26),(27),(2
9)を代入して、
9)を代入して、
【0066】
【数27】
【0067】を得る。すなわち、f2 はf3 に比例する
ことがわかる。
ことがわかる。
【0068】次にf1 について検討してみる。第3レン
ズの結像倍率から、
ズの結像倍率から、
【0069】
【数28】
【0070】(31)式を、(10)式に代入すると、
【0071】
【数29】
【0072】(19)式に、(32)、(30),(2
7)式を代入すると、
7)式を代入すると、
【0073】
【数30】
【0074】を得る。すなわち、f1 はf2 およびf3
によらず、入射コリメートビーム径w0 および最終ビー
ム径w3 に比例する。
によらず、入射コリメートビーム径w0 および最終ビー
ム径w3 に比例する。
【0075】また、(33)式の右辺の[]内に(2
1)式を代入すると、
1)式を代入すると、
【0076】
【数31】
【0077】すなわち、
【0078】
【数32】
【0079】なる、f1 ,f2 ,f3 の間の関係を得
る。
る。
【0080】次に、第2レンズと第3レンズの配置関係
について見る。第2レンズと第3レンズ間の距離は、s
1′+a1 であるから、これに、(20),(24)式
を代入すると、
について見る。第2レンズと第3レンズ間の距離は、s
1′+a1 であるから、これに、(20),(24)式
を代入すると、
【0081】
【数33】
【0082】(16)式に(27),(29)式を代入
して、(36)式に代入すると、
して、(36)式に代入すると、
【0083】
【数34】
【0084】すなわち、第2レンズと第3レンズは望遠
鏡構成(実際は後に述べるように逆望遠鏡構成)になっ
ている。
鏡構成(実際は後に述べるように逆望遠鏡構成)になっ
ている。
【0085】上記(18)式の所で(18)式の符号に
ついて、負のf2 は凹レンズを意味すると述べたが、凹
レンズを用いた場合の構成について説明する。f2 が負
の場合、(19)式からf1 も負、すなわち凹レンズに
なるが、(30)式からf3 は正すなわち凸レンズであ
ることがわかる。一方、(16)式及び(17)式にお
いて、d1 及びd2 は負となる((16)式及び(1
7)式の第2項の正負については、次の実施例の項の最
初の説明を参照)。d1 及びd2 が負とは、第1レンズ
と第2レンズの位置関係が逆転していることを意味す
る。図3に凹レンズ構成の場合の構成を示す。図3
(a)が最近接像点の場合、図3(b)が最遠像点の場
合を示す。図1に示した凸レンズ構成と同じく、第2凹
レンズ10と第3レンズ8が逆望遠鏡構成になってい
る。第1凹レンズ9は、第2凹レンズ10と第3レンズ
の間に配置されている。第1凹レンズ9が光軸方向に移
動することにより、第1凹レンズ9と第2凹レンズ10
の合成焦点距離と虚焦点位置(第3レンズの物点)が図
1に示したものと同じ変化をするので、最終像面で所望
のビーム径変化が得られる。このような凹レンズ構成に
することで、光学系の全長を凸レンズ構成の場合に比べ
て短く出来る利点がある。
ついて、負のf2 は凹レンズを意味すると述べたが、凹
レンズを用いた場合の構成について説明する。f2 が負
の場合、(19)式からf1 も負、すなわち凹レンズに
なるが、(30)式からf3 は正すなわち凸レンズであ
ることがわかる。一方、(16)式及び(17)式にお
いて、d1 及びd2 は負となる((16)式及び(1
7)式の第2項の正負については、次の実施例の項の最
初の説明を参照)。d1 及びd2 が負とは、第1レンズ
と第2レンズの位置関係が逆転していることを意味す
る。図3に凹レンズ構成の場合の構成を示す。図3
(a)が最近接像点の場合、図3(b)が最遠像点の場
合を示す。図1に示した凸レンズ構成と同じく、第2凹
レンズ10と第3レンズ8が逆望遠鏡構成になってい
る。第1凹レンズ9は、第2凹レンズ10と第3レンズ
の間に配置されている。第1凹レンズ9が光軸方向に移
動することにより、第1凹レンズ9と第2凹レンズ10
の合成焦点距離と虚焦点位置(第3レンズの物点)が図
1に示したものと同じ変化をするので、最終像面で所望
のビーム径変化が得られる。このような凹レンズ構成に
することで、光学系の全長を凸レンズ構成の場合に比べ
て短く出来る利点がある。
【0086】
【実施例】第1レンズ6が図1(a)および図1(b)
の位置に移動したときに、第3レンズ8によって結像さ
れた最終像面でのビーム径が等しくなるためには、次の
いずれかの条件が必要である。
の位置に移動したときに、第3レンズ8によって結像さ
れた最終像面でのビーム径が等しくなるためには、次の
いずれかの条件が必要である。
【0087】
【数35】
【0088】すなわち表1の例で具体的に言うと、 Δ=1.92mm and k=0.4846 Δ=−1.92mm and k=2.063 の条件が必要である。しかし条件とは同じことを言
っているに過ぎない。
っているに過ぎない。
【0089】実施例として表1の場合を用いて計算して
みる。最終像面でビーム半径w3 =100μmとする
と、の場合、w1 =6.382μm、w2 =3.09
3μmとなる。λ=0.67μm、w0 =1mmとする
とF2 =14.503mmとなる。また、移動の容易性
からz=5mmとする。これらの値を用いて解くと、 f1 =33.62mm、f2 =4.185mm d1 =33.10mm、d2 =28.10mm s1′=0.4594mm、s2′=2.380mm となる。第1レンズ6をd1 −d2 =5mm移動させる
と、s2′−s1′=1.92mm変化する。第2レンズ
7と第3レンズ8の間隔をs1′+a1 =s2′+a2 =
64.2mmに設定しておけば、表1の値での結像変化
になるが、像面ビーム径は近接点4でも最遠点5でも1
00μmになる。この設定で、第1レンズ6を移動させ
た時の第3レンズ8から像面までの距離と像面ビーム半
径の変化の計算結果を表2に示す。
みる。最終像面でビーム半径w3 =100μmとする
と、の場合、w1 =6.382μm、w2 =3.09
3μmとなる。λ=0.67μm、w0 =1mmとする
とF2 =14.503mmとなる。また、移動の容易性
からz=5mmとする。これらの値を用いて解くと、 f1 =33.62mm、f2 =4.185mm d1 =33.10mm、d2 =28.10mm s1′=0.4594mm、s2′=2.380mm となる。第1レンズ6をd1 −d2 =5mm移動させる
と、s2′−s1′=1.92mm変化する。第2レンズ
7と第3レンズ8の間隔をs1′+a1 =s2′+a2 =
64.2mmに設定しておけば、表1の値での結像変化
になるが、像面ビーム径は近接点4でも最遠点5でも1
00μmになる。この設定で、第1レンズ6を移動させ
た時の第3レンズ8から像面までの距離と像面ビーム半
径の変化の計算結果を表2に示す。
【0090】
【表2】
【0091】第2の実施例として、f3 =100mmと
すると、f1 =33.16mm、f 2 =7.07mmと
なり、焦点距離f2 を第1の実施例に比較して大きくで
きる。 第3の実施例として、凹レンズの組合せをとる
と、第1の実施例の、f1,f2 を負にすればよく、f1
=−33.62mm、f2 =−4.185mm、f3 =
60mmである。さらに、第4の実施例として、凸レン
ズの構成の第2の実施例の凹レンズ化を行うと、f1 =
−33.16mm、f2 =−7.07mm、f3 =10
0mmである。
すると、f1 =33.16mm、f 2 =7.07mmと
なり、焦点距離f2 を第1の実施例に比較して大きくで
きる。 第3の実施例として、凹レンズの組合せをとる
と、第1の実施例の、f1,f2 を負にすればよく、f1
=−33.62mm、f2 =−4.185mm、f3 =
60mmである。さらに、第4の実施例として、凸レン
ズの構成の第2の実施例の凹レンズ化を行うと、f1 =
−33.16mm、f2 =−7.07mm、f3 =10
0mmである。
【0092】以上の説明では、各々のレンズを単レンズ
として図示したが、第1〜第3の各々のレンズが組合わ
せレンズであってもよいことは言うまでもない。
として図示したが、第1〜第3の各々のレンズが組合わ
せレンズであってもよいことは言うまでもない。
【0093】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
第1レンズの動きのみで像面位置が変化するが、像面ビ
ーム径は表2に示したように変化せず一定である。本発
明により、像面ビーム径が一定で、像面位置のみを変化
させられる簡便で安価なバーコード読み取り装置が得ら
れる。
第1レンズの動きのみで像面位置が変化するが、像面ビ
ーム径は表2に示したように変化せず一定である。本発
明により、像面ビーム径が一定で、像面位置のみを変化
させられる簡便で安価なバーコード読み取り装置が得ら
れる。
【図1】本発明のバーコード読み取り装置の凸レンズ構
成の光学構成を示す図である。
成の光学構成を示す図である。
【図2】従来のバーコード読み取り装置の光学構成を示
す図である。
す図である。
【図3】本発明のバーコード読み取り装置の凹レンズ構
成の光学構成を示す図である。
成の光学構成を示す図である。
1 物点 2 第2レンズ 3 凹レンズ 4 最近接像点 5 最遠像点 6 第1レンズ 7 第2レンズ 8 第3レンズ 9 第1凹レンズ 10 第2凹レンズ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G02B 9/00 - 17/08 G02B 21/02 - 21/04 G02B 25/00 - 25/04 G06K 7/00 - 7/14
Claims (2)
- 【請求項1】装置からバーコードまでの距離を予め計測
して、バーコード位置に焦点を合わせる可変焦点方式の
バーコード読み取り装置において、 前記可変焦点方式の光学系が、 光軸を同一とする第1,
第2,第3の3個の凸レンズがこの順に並んで成る光学
装置であり、第1レンズを光軸方向に移動した時、第3
レンズの形成するスポット径がほぼ一定のまま第3レン
ズの形成する像面が光軸方向に移動するように、第2レ
ンズと第3レンズが逆望遠鏡(二つのレンズの焦点を一
致させた望遠系であるビームエキスパンダ)構成に配置
され、かつ、 【数1】 (ここに、zは第1レンズの移動ストローク、b2 は第
3レンズから最遠像点までの距離、b1 は第3レンズの
最近接像点までの距離、w0 は第1レンズへの入射コリ
メート光の半径、w3 は第3レンズの像面上の収束ビー
ム半径、λは光の波長)なる関係を有し、前記最近接像
点と前記最遠像点とで像面ビーム径を等しくすることに
より、像面ビーム径をほぼ一定に保ったまま像面位置の
みを変化させることができることを特徴とするバーコー
ド読み取り装置。 - 【請求項2】装置からバーコードまでの位置を予め計測
して、バーコード位置に焦点を合わせる可変焦点方式の
バーコード読み取り装置において、 前記可変焦点方式の光学系が、 光軸を同一とする第2,
第1の凹レンズと、第3凸レンズの3個のレンズがこの
順に並んで成る光学装置であり、第1レンズを光軸方向
に移動した時、第3レンズの形成するスポット径がほぼ
一定のまま第3レンズの形成する像面が光軸方向に移動
するように、第2レンズと第3レンズが逆望遠鏡(二つ
のレンズの焦点を一致させた望遠系であるビームエキス
パンダ)構成に配置され、かつ、 【数2】 (ここに、zは第1レンズの移動ストローク、b2 は第
3レンズから最遠像点までの距離、b1 は第3レンズの
最近接像点までの距離、w0 は第2レンズへの入射コリ
メート光の半径、w3 は第3レンズの像面上の収束ビー
ム半径、λは光の波長)なる関係を有し、前記最近接像
点と前記最遠像点とで像面ビーム径を等しくすることに
より、像面ビーム径をほぼ一定に保ったまま像面位置の
みを変化させることができることを特徴とするバーコー
ド読み取り装置。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3135308A JP2998289B2 (ja) | 1991-03-27 | 1991-05-13 | バーコード読み取り装置 |
EP92105290A EP0506071B1 (en) | 1991-03-27 | 1992-03-27 | Lens system for optical reader |
DE69204091T DE69204091T2 (de) | 1991-03-27 | 1992-03-27 | Linsensystem für optisches Lesegerät. |
US07/858,613 US5267083A (en) | 1991-03-27 | 1992-03-27 | Lens system for optical reader |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3-85896 | 1991-03-27 | ||
JP8589691 | 1991-03-27 | ||
JP3135308A JP2998289B2 (ja) | 1991-03-27 | 1991-05-13 | バーコード読み取り装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04357572A JPH04357572A (ja) | 1992-12-10 |
JP2998289B2 true JP2998289B2 (ja) | 2000-01-11 |
Family
ID=26426903
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3135308A Expired - Fee Related JP2998289B2 (ja) | 1991-03-27 | 1991-05-13 | バーコード読み取り装置 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5267083A (ja) |
EP (1) | EP0506071B1 (ja) |
JP (1) | JP2998289B2 (ja) |
DE (1) | DE69204091T2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011133973A (ja) * | 2009-12-22 | 2011-07-07 | Nec Corp | バーコード読取装置における焦点移動方法および装置 |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
NL1000924C2 (nl) * | 1995-08-03 | 1997-02-04 | Scantech Bv | Autofocusseerinrichting met een capacitieve terugkoppellus en werkwijze voor autofocussering. |
NL1000923C2 (nl) * | 1995-08-03 | 1997-02-04 | Scantech Bv | Autofocusseerinrichting. |
DE19642354A1 (de) * | 1996-10-14 | 1998-04-16 | Basf Ag | Metalkomplexe mit adamantanähnlicher Struktur |
CN102713508A (zh) * | 2010-06-03 | 2012-10-03 | 松下电器产业株式会社 | 形状测定方法及装置 |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5878115A (ja) * | 1981-11-04 | 1983-05-11 | Nippon Kogaku Kk <Nikon> | テレセントリツク照明用補助コンデンサ−レンズ |
JPS61167919A (ja) * | 1985-01-21 | 1986-07-29 | Canon Inc | 変倍フアインダ− |
JPS62187315A (ja) * | 1986-02-14 | 1987-08-15 | Ricoh Co Ltd | 超小型なズ−ムレンズ |
US4808804A (en) * | 1987-01-28 | 1989-02-28 | Symbol Technologies, Inc. | Bar code symbol readers with variable spot size and/or working distance |
JPS63316817A (ja) * | 1987-06-19 | 1988-12-26 | Dainippon Screen Mfg Co Ltd | 変倍可能なテレセントリック結像光学系 |
-
1991
- 1991-05-13 JP JP3135308A patent/JP2998289B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
1992
- 1992-03-27 EP EP92105290A patent/EP0506071B1/en not_active Expired - Lifetime
- 1992-03-27 DE DE69204091T patent/DE69204091T2/de not_active Expired - Fee Related
- 1992-03-27 US US07/858,613 patent/US5267083A/en not_active Expired - Lifetime
Non-Patent Citations (1)
Title |
---|
丸山 修治、「ガウスビームとその変換」、光学、1984年8月、第13巻、p294−298 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011133973A (ja) * | 2009-12-22 | 2011-07-07 | Nec Corp | バーコード読取装置における焦点移動方法および装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
EP0506071A1 (en) | 1992-09-30 |
DE69204091T2 (de) | 1996-01-25 |
US5267083A (en) | 1993-11-30 |
EP0506071B1 (en) | 1995-08-16 |
JPH04357572A (ja) | 1992-12-10 |
DE69204091D1 (de) | 1995-09-21 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
Willson et al. | What is the center of the image? | |
Tiziani et al. | Theoretical analysis of confocal microscopy with microlenses | |
US6127674A (en) | Uneven-surface data detection apparatus | |
Rioux et al. | Compact three-dimensional camera for robotic applications | |
US6328448B1 (en) | Optical projection apparatus and method | |
Cheng et al. | Automated measurement method for 360 profilometry of 3-D diffuse objects | |
US20030030923A1 (en) | Optical system | |
JPH1065882A (ja) | 媒体表面形状データ取得方法 | |
JPH0769521B2 (ja) | 光走査装置及び走査レンズ | |
CN101382644B (zh) | 眼虹膜模式识别用变焦距镜头装置 | |
JP2004138822A5 (ja) | ||
EP0617919B1 (en) | Apparatus for obtaining ridge line pattern image on a curved surface | |
JP2998289B2 (ja) | バーコード読み取り装置 | |
EP0808470B1 (en) | Lens structure without spherical aberration and stereoscopic camera including such lens structure | |
Feiel et al. | High-resolution laser speckle correlation for displacement and strain measurement | |
JP2610352B2 (ja) | 光ビーム走査装置 | |
Wolff et al. | Three-dimensional stereo by photometric ratios | |
US5973814A (en) | Optical document scanning method and apparatus with adjustable scanning magnification | |
RU2003128030A (ru) | Оптическое устройство для сканирования кожного рисунка | |
JP2722633B2 (ja) | レーザー走査光学系 | |
JP3238479B2 (ja) | 結像光学系 | |
JP3381333B2 (ja) | 光走査装置 | |
US4989827A (en) | Distance distribution measuring method and apparatus varying spacing between an image pickup and the optical axis | |
US6704484B1 (en) | Poly-planar optical display imaging system | |
Murakami et al. | Hybrid surface measuring system for motion-blur compensation and focus adjustment using a deformable mirror |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20071105 Year of fee payment: 8 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081105 Year of fee payment: 9 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081105 Year of fee payment: 9 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091105 Year of fee payment: 10 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |