JP2997607B2 - セル遅延シミュレーション装置 - Google Patents
セル遅延シミュレーション装置Info
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- JP2997607B2 JP2997607B2 JP34877292A JP34877292A JP2997607B2 JP 2997607 B2 JP2997607 B2 JP 2997607B2 JP 34877292 A JP34877292 A JP 34877292A JP 34877292 A JP34877292 A JP 34877292A JP 2997607 B2 JP2997607 B2 JP 2997607B2
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Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、非同期転送モード
(ATM)を用いた広帯域ISDNにおける端末間での
通信品質のシミュレーション装置に関するものである。
(ATM)を用いた広帯域ISDNにおける端末間での
通信品質のシミュレーション装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ATMを用いた広帯域ISDNでは、図
6に示すようなATMセル(以後セルと略す)を用い
て、図7に示すように、多種多様な伝送速度を持つマル
チメディア情報が転送される。図7に示したように網に
は複数のATM交換機が含まれており、各端末から送信
されたセルは図8にその一例を示したように、交換機の
バッファに蓄積され前方へ転送される。そのために、各
交換機においてはバッファ蓄積によるセルの遅延及びバ
ッファオーバフローによる廃棄が発生する。そのため
に、ある特定端末間での通信に着目した場合、セルを受
信するタイミングには揺らぎが生じる。従って、受信側
端末では、セルを送信の際のタイミングに戻すための適
当な容量のバッファ等が必要となる。この点の検討とし
ては、計算機シミュレーション及び理論解析による数値
計算のみでは、計算機及び理論上の制約から、実際の交
換機におけるセルの遅延及び廃棄をシミュレートするこ
とが困難であり、実際に通信を行っている端末間に専用
のハードウェアを挿入して実時間でシミュレーションを
しなければならない。
6に示すようなATMセル(以後セルと略す)を用い
て、図7に示すように、多種多様な伝送速度を持つマル
チメディア情報が転送される。図7に示したように網に
は複数のATM交換機が含まれており、各端末から送信
されたセルは図8にその一例を示したように、交換機の
バッファに蓄積され前方へ転送される。そのために、各
交換機においてはバッファ蓄積によるセルの遅延及びバ
ッファオーバフローによる廃棄が発生する。そのため
に、ある特定端末間での通信に着目した場合、セルを受
信するタイミングには揺らぎが生じる。従って、受信側
端末では、セルを送信の際のタイミングに戻すための適
当な容量のバッファ等が必要となる。この点の検討とし
ては、計算機シミュレーション及び理論解析による数値
計算のみでは、計算機及び理論上の制約から、実際の交
換機におけるセルの遅延及び廃棄をシミュレートするこ
とが困難であり、実際に通信を行っている端末間に専用
のハードウェアを挿入して実時間でシミュレーションを
しなければならない。
【0003】従来の検討については、例えば、電子情報
通信学会春季全国大会(1990年,D−216)AT
M映像実時間シミュレータ構成法の提案(山本他)で述
べられている。図9は、上記従来例におけるシミュレー
ション用ハードウェアの機能ブロック図である。図10
は図9におけるセル廃棄ブロックの内部動作を示すフロ
ーチャートである。図11はセル遅延ブロックの処理フ
ローを示したのもである。
通信学会春季全国大会(1990年,D−216)AT
M映像実時間シミュレータ構成法の提案(山本他)で述
べられている。図9は、上記従来例におけるシミュレー
ション用ハードウェアの機能ブロック図である。図10
は図9におけるセル廃棄ブロックの内部動作を示すフロ
ーチャートである。図11はセル遅延ブロックの処理フ
ローを示したのもである。
【0004】以下に動作について説明する。図9におい
てシミュレーション用ハードウェアに入力されたセルに
対し、最初に図10に示すようにセル廃棄ブロックで、
一様乱数発生回路から発生される遅延用一様乱数とコン
ソールから与えられる廃棄パラメータを比較し、セルを
廃棄するか否かを決定する。その結果、廃棄されなかっ
たセルに対してのみセル遅延ブロックに入力し、該ブロ
ック内で図11に示す処理フローに従って遅延量の算出
し、その遅延量を発生させる。その後、相手側端末に送
信する。
てシミュレーション用ハードウェアに入力されたセルに
対し、最初に図10に示すようにセル廃棄ブロックで、
一様乱数発生回路から発生される遅延用一様乱数とコン
ソールから与えられる廃棄パラメータを比較し、セルを
廃棄するか否かを決定する。その結果、廃棄されなかっ
たセルに対してのみセル遅延ブロックに入力し、該ブロ
ック内で図11に示す処理フローに従って遅延量の算出
し、その遅延量を発生させる。その後、相手側端末に送
信する。
【0005】遅延量の算出については、以下の手順に従
って行う。 1)遅延用一様乱数を基に予めROMにセットされたテ
ーブルにより正規分布に従う遅延揺らぎ量を算出する。
揺らぎ量は図12に示したように平均遅延量を基準とし
た値である。 2)揺らぎ量とコンソールから与えられた平均遅延量を
加算することにより発生させる遅延量を算出する。
って行う。 1)遅延用一様乱数を基に予めROMにセットされたテ
ーブルにより正規分布に従う遅延揺らぎ量を算出する。
揺らぎ量は図12に示したように平均遅延量を基準とし
た値である。 2)揺らぎ量とコンソールから与えられた平均遅延量を
加算することにより発生させる遅延量を算出する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来例では、発生させ
る遅延量に関してROMテーブルを参照しているため
に、正規分布に限った遅延量しか発生させられないとい
う問題点があった。また、実際の交換機で行っているよ
うなセルの順序保証に関しての配慮も図れないという問
題点があった。
る遅延量に関してROMテーブルを参照しているため
に、正規分布に限った遅延量しか発生させられないとい
う問題点があった。また、実際の交換機で行っているよ
うなセルの順序保証に関しての配慮も図れないという問
題点があった。
【0007】この発明は、上記のような問題点を解消す
るためになされたものであり、任意の分布に従う遅延量
を発生させ、またシミュレーション用ハードウェアにお
いてセルの順序保証を行うことを目的としたものであ
る。
るためになされたものであり、任意の分布に従う遅延量
を発生させ、またシミュレーション用ハードウェアにお
いてセルの順序保証を行うことを目的としたものであ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】また、この発明に係わる
セル遅延シミュレーション装置は、たとえば、現在処理
中のセルの送信時刻を決定する出力時刻設定手段と、制
御回路の内部で現在処理中のセルの直前のセルが送信さ
れた時刻を記憶しておく回路と時刻比較回路を設け、出
力時刻設定手段により設定された送信時刻と前回送信時
刻を比較し、前回送信時刻より前記時刻が前の場合は、
前回送信時刻の直後の値に修正する出力時刻修正手段を
備えることによりセルの順序の保証を行うものである。
セル遅延シミュレーション装置は、たとえば、現在処理
中のセルの送信時刻を決定する出力時刻設定手段と、制
御回路の内部で現在処理中のセルの直前のセルが送信さ
れた時刻を記憶しておく回路と時刻比較回路を設け、出
力時刻設定手段により設定された送信時刻と前回送信時
刻を比較し、前回送信時刻より前記時刻が前の場合は、
前回送信時刻の直後の値に修正する出力時刻修正手段を
備えることによりセルの順序の保証を行うものである。
【0009】
【0010】
【作用】この発明におけるセル遅延シミュレーション装
置では、出力時刻設定手段によりあるセルに対して加え
た遅延量がそれ以前に端末より受信したセルに加えた遅
延量よりも小さく、結果として、前のセルよりも先に出
力するような場合が生じれば、出力時刻修正手段が遅延
量の修正を行い、前のセルを出力した後に該セルを出力
するようにし、相手側の端末に対してのセルの順序を保
証する。
置では、出力時刻設定手段によりあるセルに対して加え
た遅延量がそれ以前に端末より受信したセルに加えた遅
延量よりも小さく、結果として、前のセルよりも先に出
力するような場合が生じれば、出力時刻修正手段が遅延
量の修正を行い、前のセルを出力した後に該セルを出力
するようにし、相手側の端末に対してのセルの順序を保
証する。
【0011】
【0012】
【実施例】実施例1.以下に、この発明の実施例につい
て説明する。図1は、1つのシミュレーション用ハード
ウェアのブロック図である。図1において乱数発生ブロ
ック2はセルの入力が起こると、セルヘッダのセルの廃
棄に対する優先制御を行うCLP(Cell Loss Priority)
の値毎にそれぞれ1つづつの廃棄制御用の一様乱数(以
後廃棄制御用乱数と略す)RLと、セルに遅延を与える
ための制御用の一様乱数(以後遅延制御用乱数)RDを
発生させる。また、リファレンスカウンタ3は該ハード
ウェア起動後の経過時間をセル単位に表すためものであ
る。図2は、図1に示したシミュレーション用ハードウ
ェアが端末間に挿入されている一例を示した図である。
図3は、図1に示した該ハードウェアの遅延・廃棄制御
ブロック5の詳細ブロック図である。図4は、図3にお
ける遅延用パラメータ比較部51の内部を示した図であ
る。
て説明する。図1は、1つのシミュレーション用ハード
ウェアのブロック図である。図1において乱数発生ブロ
ック2はセルの入力が起こると、セルヘッダのセルの廃
棄に対する優先制御を行うCLP(Cell Loss Priority)
の値毎にそれぞれ1つづつの廃棄制御用の一様乱数(以
後廃棄制御用乱数と略す)RLと、セルに遅延を与える
ための制御用の一様乱数(以後遅延制御用乱数)RDを
発生させる。また、リファレンスカウンタ3は該ハード
ウェア起動後の経過時間をセル単位に表すためものであ
る。図2は、図1に示したシミュレーション用ハードウ
ェアが端末間に挿入されている一例を示した図である。
図3は、図1に示した該ハードウェアの遅延・廃棄制御
ブロック5の詳細ブロック図である。図4は、図3にお
ける遅延用パラメータ比較部51の内部を示した図であ
る。
【0013】次に、動作について説明する。尚、動作に
ついては、図2における端末1から端末2に対してセル
を送信する場合について説明する。端末2から端末1に
対してセルを送信する場合についても同様であることは
言うまでもない。
ついては、図2における端末1から端末2に対してセル
を送信する場合について説明する。端末2から端末1に
対してセルを送信する場合についても同様であることは
言うまでもない。
【0014】シミュレーション用ハードウェアを起動す
る前に、制御用端末からコンソール通信用バス(通信経
路1)を経て遅延・廃棄の各パラメータを設定し、その
後に起動をかける。この内、遅延用パラメータについて
は図4にあるRAMテーブルの各領域に設定される。こ
の領域をコンソールから書き替えることにより、任意の
分布に従う遅延量を設定することができる。該シミュレ
ーション用ハードウェアは起動後は、端末1から伝送路
1を経て入力されたセルに対して、セルヘッダの精査を
行う。その結果、実際に情報を運ばないセル(以後アイ
ドルセルと略す)については廃棄し、セル蓄積メモリ4
への書き込みは行わない。それ以外のセルについては、
CLP値のデコードを行い、遅延・廃棄制御ブロック5
に結果を通知する。さらに、該ハードウェア内でセルの
識別を行うために、シーケンスナンバを割振り、遅延・
廃棄制御ブロック5に通知する。
る前に、制御用端末からコンソール通信用バス(通信経
路1)を経て遅延・廃棄の各パラメータを設定し、その
後に起動をかける。この内、遅延用パラメータについて
は図4にあるRAMテーブルの各領域に設定される。こ
の領域をコンソールから書き替えることにより、任意の
分布に従う遅延量を設定することができる。該シミュレ
ーション用ハードウェアは起動後は、端末1から伝送路
1を経て入力されたセルに対して、セルヘッダの精査を
行う。その結果、実際に情報を運ばないセル(以後アイ
ドルセルと略す)については廃棄し、セル蓄積メモリ4
への書き込みは行わない。それ以外のセルについては、
CLP値のデコードを行い、遅延・廃棄制御ブロック5
に結果を通知する。さらに、該ハードウェア内でセルの
識別を行うために、シーケンスナンバを割振り、遅延・
廃棄制御ブロック5に通知する。
【0015】遅延・廃棄制御ブロック5では、入力セル
に対して与えられるシーケンスナンバをシーケンスナン
バ蓄積FIFO59に蓄える。また、遅延及び廃棄に対
して以下の処理を行う。廃棄に関しては、CLP値と乱
数発生ブロック2で発生された廃棄制御用の乱数値RL
とコンソールから与えられた廃棄パラメータとの比較を
行い該入力セルについて廃棄するか否かを決定する。そ
の結果を廃棄情報蓄積FIFOに蓄える。一方遅延に関
しては、遅延制御用の乱数RDと遅延パラメータより遅
延量を算出する。その結果を加算ブロック52でリファ
レンスカウンタ値と加算しセルの出力時刻を求める。さ
らに、セルの出力順序の保存を行うために、該入力セル
の出力時刻と前回の出力時間保持ブロック54に保持さ
れている該入力セルの直前のセルの出力時刻との比較を
行う。その結果により、以下の処理を行う。
に対して与えられるシーケンスナンバをシーケンスナン
バ蓄積FIFO59に蓄える。また、遅延及び廃棄に対
して以下の処理を行う。廃棄に関しては、CLP値と乱
数発生ブロック2で発生された廃棄制御用の乱数値RL
とコンソールから与えられた廃棄パラメータとの比較を
行い該入力セルについて廃棄するか否かを決定する。そ
の結果を廃棄情報蓄積FIFOに蓄える。一方遅延に関
しては、遅延制御用の乱数RDと遅延パラメータより遅
延量を算出する。その結果を加算ブロック52でリファ
レンスカウンタ値と加算しセルの出力時刻を求める。さ
らに、セルの出力順序の保存を行うために、該入力セル
の出力時刻と前回の出力時間保持ブロック54に保持さ
れている該入力セルの直前のセルの出力時刻との比較を
行う。その結果により、以下の処理を行う。
【0016】1)(該入力セル出力時刻)>(直前のセ
ル出力時刻)ならば、求めた該入力セル出力時刻をその
まま出力時刻とし、その値を出力時間情報蓄積FIFO
55に蓄える。さらに該出力時刻を前回の出力時間保持
ブロック54にラッチする。
ル出力時刻)ならば、求めた該入力セル出力時刻をその
まま出力時刻とし、その値を出力時間情報蓄積FIFO
55に蓄える。さらに該出力時刻を前回の出力時間保持
ブロック54にラッチする。
【0017】2)(該入力セル出力時刻)≦(直前のセ
ル出力時刻)ならば、直前のセル出力時刻に1(すなわ
ち1セル単位時間)を加算した値を該入力セルの出力時
刻とし、その結果を出力時間情報蓄積FIFO55に蓄
える。さらに該出力時間を前回の出力時間保持ブロック
54にラッチする。
ル出力時刻)ならば、直前のセル出力時刻に1(すなわ
ち1セル単位時間)を加算した値を該入力セルの出力時
刻とし、その結果を出力時間情報蓄積FIFO55に蓄
える。さらに該出力時間を前回の出力時間保持ブロック
54にラッチする。
【0018】上記の動作はすべてセル単位に行なわれる
ので、シーケンスナンバ蓄積FIFO59、出力時間情
報蓄積FIFO55及び廃棄情報蓄積FIFO57の内
容はFIFOのワード(FIFO内の位置)が同じであ
れば、同一セルに関するものである。
ので、シーケンスナンバ蓄積FIFO59、出力時間情
報蓄積FIFO55及び廃棄情報蓄積FIFO57の内
容はFIFOのワード(FIFO内の位置)が同じであ
れば、同一セルに関するものである。
【0019】一方、セル出力制御ブロック56では出力
時間情報蓄積FIFO55の先頭の情報とリファレンス
カウンタ値とを比較し、一致すれば、廃棄情報蓄積FI
FO57及びシーケンスナンバ蓄積FIFO59の先頭
の情報を読み出す。そして、廃棄情報蓄積FIFO57
からの情報が廃棄することを意味している場合は、この
3つの情報をすべて廃棄する。廃棄を示さない場合は、
シーケンスナンバ蓄積FIFOから読み出されたシーケ
ンスナンバに対応するセルをセル蓄積メモリ1から読み
出す。また、セルを読み出さない間はアイドルセル挿入
ブロック6に指示し、アイドルセルのパターンを間欠的
に挿入するようにする。
時間情報蓄積FIFO55の先頭の情報とリファレンス
カウンタ値とを比較し、一致すれば、廃棄情報蓄積FI
FO57及びシーケンスナンバ蓄積FIFO59の先頭
の情報を読み出す。そして、廃棄情報蓄積FIFO57
からの情報が廃棄することを意味している場合は、この
3つの情報をすべて廃棄する。廃棄を示さない場合は、
シーケンスナンバ蓄積FIFOから読み出されたシーケ
ンスナンバに対応するセルをセル蓄積メモリ1から読み
出す。また、セルを読み出さない間はアイドルセル挿入
ブロック6に指示し、アイドルセルのパターンを間欠的
に挿入するようにする。
【0020】パラメータを変更する際は、コンソールか
ら該ハードウェアに対して動作の停止を指示し、その間
に起動時と同様の手順でパラメータの書き替えを行い、
その後上記手順により再起動をかける。これにより該ハ
ードウェアは新しいパラメータによりセルに対する遅延
及び廃棄を施す。
ら該ハードウェアに対して動作の停止を指示し、その間
に起動時と同様の手順でパラメータの書き替えを行い、
その後上記手順により再起動をかける。これにより該ハ
ードウェアは新しいパラメータによりセルに対する遅延
及び廃棄を施す。
【0021】次に図4を用いてこの実施例において任意
の分布に従う遅延量を発生させる場合について説明す
る。コンソールから入力された遅延パラメータが、遅延
用パラメータ比較部51のアクセス制御回路41に入力
される。この遅延パラメータは、分布の種類、分散、平
均などのパラメータから構成されている。アクセス制御
回路は、この分布の種類、分散、平均を入力すると、そ
の分布の種類に基づいたパラメータをRAMテーブル4
2に生成する。
の分布に従う遅延量を発生させる場合について説明す
る。コンソールから入力された遅延パラメータが、遅延
用パラメータ比較部51のアクセス制御回路41に入力
される。この遅延パラメータは、分布の種類、分散、平
均などのパラメータから構成されている。アクセス制御
回路は、この分布の種類、分散、平均を入力すると、そ
の分布の種類に基づいたパラメータをRAMテーブル4
2に生成する。
【0022】図4(a)においては、RAMテーブル4
2は、例えば、2Kの領域を有しており、RAMテーブ
ル42は2024個の記憶領域をもっていることにな
る。この2024個の領域を用いて遅延制御用乱数値R
Dの値から実際の遅延量を求めることになる。遅延制御
用乱数RDは0から1の一様乱数であり、2024の種
類の値を取るために、この遅延制御用乱数RTは0から
1を2024に分割した値を入力することになる。した
がって、アクセス制御回路41への入力ラインは11ビ
ットで構成されることになる。
2は、例えば、2Kの領域を有しており、RAMテーブ
ル42は2024個の記憶領域をもっていることにな
る。この2024個の領域を用いて遅延制御用乱数値R
Dの値から実際の遅延量を求めることになる。遅延制御
用乱数RDは0から1の一様乱数であり、2024の種
類の値を取るために、この遅延制御用乱数RTは0から
1を2024に分割した値を入力することになる。した
がって、アクセス制御回路41への入力ラインは11ビ
ットで構成されることになる。
【0023】図4(b)は分布の種類がA、B、Cの3
種類ある場合の例を示す図である。遅延パラメータで指
定される分布の種類が3種類用意されており、図4
(b)に示す分布A、B、Cのようになるように分散及
び平均が入力された場合、0から1の間の一様乱数が2
Kに分割された値のいずれかをとる場合にそれぞれの分
布A、B、Cに対応する値X、Y、Zが計算により求め
ることが可能である。たとえば、遅延パラメータに分布
の種類として分布Aが指定された場合、RAMテーブル
42は図4(b)の分布Aから求めた値がセットされる
ことになる。たとえば、乱数Rに対してXという遅延量
が指定されることになる。アクセス制御回路41は遅延
パラメータが入力される度にこのRAMテーブルを指定
された遅延パラメータに基づいて書き替えることにな
る。このようにして、このシミュレーション用ハードウ
エアはコンソールから入力された遅延パラメータに基づ
き任意の分布に従う遅延量を発生させることが可能とな
る。
種類ある場合の例を示す図である。遅延パラメータで指
定される分布の種類が3種類用意されており、図4
(b)に示す分布A、B、Cのようになるように分散及
び平均が入力された場合、0から1の間の一様乱数が2
Kに分割された値のいずれかをとる場合にそれぞれの分
布A、B、Cに対応する値X、Y、Zが計算により求め
ることが可能である。たとえば、遅延パラメータに分布
の種類として分布Aが指定された場合、RAMテーブル
42は図4(b)の分布Aから求めた値がセットされる
ことになる。たとえば、乱数Rに対してXという遅延量
が指定されることになる。アクセス制御回路41は遅延
パラメータが入力される度にこのRAMテーブルを指定
された遅延パラメータに基づいて書き替えることにな
る。このようにして、このシミュレーション用ハードウ
エアはコンソールから入力された遅延パラメータに基づ
き任意の分布に従う遅延量を発生させることが可能とな
る。
【0024】実施例2.図4は、遅延・廃棄制御ブロッ
ク5の他の構成方法について示したものである。以下
に、この部分の動作について説明する。加算ブロック5
2で遅延量とリファレンスカウンタ値を加算した後に、
出力時間情報蓄積FIFO55に蓄える。セル出力制御
ブロック56では、該FIFOの先頭の出力時刻と前回
の出力時間保持回路54に保持されている前回の出力時
刻を比較する。そして、結果によって以下の処理を行
う。
ク5の他の構成方法について示したものである。以下
に、この部分の動作について説明する。加算ブロック5
2で遅延量とリファレンスカウンタ値を加算した後に、
出力時間情報蓄積FIFO55に蓄える。セル出力制御
ブロック56では、該FIFOの先頭の出力時刻と前回
の出力時間保持回路54に保持されている前回の出力時
刻を比較する。そして、結果によって以下の処理を行
う。
【0025】1)(前回の出力時刻)<(FIFOの先
頭の出力時刻)ならば、FIFOの先頭の出力時刻とリ
ファレンスカウンタ値を比較し、一致すればFIFOよ
り該情報を読み出す。さらに、該FIFOの先頭の出力
時刻を前回の出力時間保持ブロック54に保持する。
頭の出力時刻)ならば、FIFOの先頭の出力時刻とリ
ファレンスカウンタ値を比較し、一致すればFIFOよ
り該情報を読み出す。さらに、該FIFOの先頭の出力
時刻を前回の出力時間保持ブロック54に保持する。
【0026】2)(前回の出力時刻)≧(FIFOの先
頭の出力時刻)ならば、ただちにFIFOの先頭の出力
時刻を読み出し、前回の出力時刻に1(すなわち、1セ
ル単位時間)を加えたものを前回の出力時間保持ブロッ
ク54に保持する。
頭の出力時刻)ならば、ただちにFIFOの先頭の出力
時刻を読み出し、前回の出力時刻に1(すなわち、1セ
ル単位時間)を加えたものを前回の出力時間保持ブロッ
ク54に保持する。
【0027】一方、セル出力制御ブロック56では出力
時間情報蓄積FIFO55の先頭の出力時刻とリファレ
ンスカウンタ値とを比較し、一致すれば、廃棄情報蓄積
FIFO57及びシーケンスナンバ蓄積FIFO59の
先頭の情報を読み出す。そして、廃棄情報蓄積FIFO
57からの情報が廃棄することを意味している場合は、
この3つの情報をすべて廃棄する。廃棄を示さない場合
は、シーケンスナンバ蓄積FIFO59から読み出され
たシーケンスナンバに対応するセルをセル蓄積メモリか
ら読み出す。また、セルを読み出さない間はアイドルセ
ル挿入ブロック6に指示し、アイドルセルのパターンを
間欠的に挿入するようにする。
時間情報蓄積FIFO55の先頭の出力時刻とリファレ
ンスカウンタ値とを比較し、一致すれば、廃棄情報蓄積
FIFO57及びシーケンスナンバ蓄積FIFO59の
先頭の情報を読み出す。そして、廃棄情報蓄積FIFO
57からの情報が廃棄することを意味している場合は、
この3つの情報をすべて廃棄する。廃棄を示さない場合
は、シーケンスナンバ蓄積FIFO59から読み出され
たシーケンスナンバに対応するセルをセル蓄積メモリか
ら読み出す。また、セルを読み出さない間はアイドルセ
ル挿入ブロック6に指示し、アイドルセルのパターンを
間欠的に挿入するようにする。
【0028】実施例3. 上記実施例1、2においては、セルを廃棄する場合を含
めて説明したが、セルを廃棄する機能がなくてもかまわ
ない。すなわち、第1の実施例においては、単に入力し
たセルを遅延させて出力するというようなセル遅延シミ
ュレーション装置であってもかまわない。
めて説明したが、セルを廃棄する機能がなくてもかまわ
ない。すなわち、第1の実施例においては、単に入力し
たセルを遅延させて出力するというようなセル遅延シミ
ュレーション装置であってもかまわない。
【0029】実施例4.上記実施例1においては、RA
Mテーブル42に遅延量を設定するのはあらかじめコン
ソールから遅延パラメータを入力した際に1度だけ行う
場合を示した。このようなRAMテーブルを設定するこ
とにより入力した遅延制御用乱数RDに遅延量を求める
動作がすばやく行えるという効果がある。このRAMテ
ーブルは、1つだけ所有するのではなく、たとえば、分
布の種類毎にあらかじめ複数のRAMテーブルを有して
いる場合でもかまわない。また、そのテーブルへの設定
形式も図4(a)に示したような形式にこだわるもので
はなく、遅延制御用乱数RDから遅延量が求まるような
設定がされているものであればかまわない。
Mテーブル42に遅延量を設定するのはあらかじめコン
ソールから遅延パラメータを入力した際に1度だけ行う
場合を示した。このようなRAMテーブルを設定するこ
とにより入力した遅延制御用乱数RDに遅延量を求める
動作がすばやく行えるという効果がある。このRAMテ
ーブルは、1つだけ所有するのではなく、たとえば、分
布の種類毎にあらかじめ複数のRAMテーブルを有して
いる場合でもかまわない。また、そのテーブルへの設定
形式も図4(a)に示したような形式にこだわるもので
はなく、遅延制御用乱数RDから遅延量が求まるような
設定がされているものであればかまわない。
【0030】実施例5.上記実施例においては、前後す
る2つのセルの出力時刻が入れ替わった場合に後のセル
の出力時刻を直前のセルの出力時刻に1セル単位時間を
加えたものを後のセルの出力時刻とする場合を示した
が、単に1セル単位時間を加える場合だけでなく、たと
えば、2セル単位時間等の他の時間を加えるような場合
でもかまわない。
る2つのセルの出力時刻が入れ替わった場合に後のセル
の出力時刻を直前のセルの出力時刻に1セル単位時間を
加えたものを後のセルの出力時刻とする場合を示した
が、単に1セル単位時間を加える場合だけでなく、たと
えば、2セル単位時間等の他の時間を加えるような場合
でもかまわない。
【0031】実施例6.上記実施例においては、前後す
るセルの出力時刻が入れ替わった場合に後のセルの出力
時刻を修正する場合を示したが、後のセルの出力時刻を
修正する場合ばかりでなく、前のセルの出力時刻を修正
するような場合でもかまわない。その場合には前のセル
のよりも以前にあるセルの出力時刻以降であって後のセ
ルの出力時刻の間になるように出力時刻を設定するよう
にしなければならない。たとえば、セルc1、c2、c
3の順に入力がされ、セルc1に対しては出力時刻1が
与えられ、セルc2に対しては出力時刻5が与えられ、
セルc3に対しては出力時刻3が与えられた場合、前述
した実施例によれば、セルc3の出力時刻は6に修正さ
れることになるが、このセルc3の出力時刻を修正する
のではなく、セルc2の出力時刻を修正するようにして
もよい。この場合は、セルc1の出力時刻とセルc3の
出力時刻の間、すなわち、出力時刻2と修正されること
なる。なお、この前のセルの出力時刻を修正する場合に
は前のセルがまだFIFO内に残っており、実際には出
力がされていない場合にのみ有効である。
るセルの出力時刻が入れ替わった場合に後のセルの出力
時刻を修正する場合を示したが、後のセルの出力時刻を
修正する場合ばかりでなく、前のセルの出力時刻を修正
するような場合でもかまわない。その場合には前のセル
のよりも以前にあるセルの出力時刻以降であって後のセ
ルの出力時刻の間になるように出力時刻を設定するよう
にしなければならない。たとえば、セルc1、c2、c
3の順に入力がされ、セルc1に対しては出力時刻1が
与えられ、セルc2に対しては出力時刻5が与えられ、
セルc3に対しては出力時刻3が与えられた場合、前述
した実施例によれば、セルc3の出力時刻は6に修正さ
れることになるが、このセルc3の出力時刻を修正する
のではなく、セルc2の出力時刻を修正するようにして
もよい。この場合は、セルc1の出力時刻とセルc3の
出力時刻の間、すなわち、出力時刻2と修正されること
なる。なお、この前のセルの出力時刻を修正する場合に
は前のセルがまだFIFO内に残っており、実際には出
力がされていない場合にのみ有効である。
【0032】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、端末
間に専用のハードウェアを挿入することにより、交換機
を通過することによる通信品質への影響のシミュレーシ
ョンを実際に即した形でシミュレートすることができ
る。
間に専用のハードウェアを挿入することにより、交換機
を通過することによる通信品質への影響のシミュレーシ
ョンを実際に即した形でシミュレートすることができ
る。
【図1】シミュレーション用ハードウェアの内部のブロ
ック図である。
ック図である。
【図2】シミュレーション用ハードウェアを用いた端末
間の通信形態を示した図である。
間の通信形態を示した図である。
【図3】該ハードウェアの遅延・廃棄制御ブロックの内
部構成を示した図である。
部構成を示した図である。
【図4】シミュレーション用ハードウェアの遅延用パラ
メータの設定領域を示した図である。
メータの設定領域を示した図である。
【図5】該ハードウェアの遅延・廃棄制御ブロックの内
部の他の構成方法の図である。
部の他の構成方法の図である。
【図6】ATMセルの形式例を示した図である。
【図7】ATMによる網の一構成例を示した図である。
【図8】ATM交換機の内部の一構成例を示した図であ
る。
る。
【図9】シミュレーション用ハードウェアの従来の構成
例を示した図である。
例を示した図である。
【図10】従来のシミュレーション用ハードウェアの廃
棄制御のフローチャート図である。
棄制御のフローチャート図である。
【図11】従来のシミュレーション用ハードウェアの遅
延制御の処理を示した図である。
延制御の処理を示した図である。
【図12】従来例における平均遅延量と揺らぎ量の関係
を示した図である。
を示した図である。
1 ヘッダ精査・アイドルセル抽出ブロック 2 乱数発生ブロック 3 リファレンスカウンタ 4 セル蓄積メモリ 5 遅延・廃棄制御ブロック 6 アイドルセル挿入ブロック 7 パラメータ設定部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 横谷 哲也 鎌倉市大船五丁目1番1号 三菱電機株 式会社 通信システム研究所内 (72)発明者 鹿間 敏弘 鎌倉市大船五丁目1番1号 三菱電機株 式会社 通信システム研究所内 (56)参考文献 特開 平4−356843(JP,A) 特開 平1−235437(JP,A) 特開 平6−69948(JP,A) 特開 平4−329044(JP,A) 特開 平3−65835(JP,A) 特開 昭56−96557(JP,A) 1989年信学春季大会、分冊3、B− 566、p.3−272 1990年信学春季大会、分冊3、B− 636、p.3−214 1990年信学秋季大会、分冊3、B− 391、p.3−53 1991年信学秋季大会、分冊3、B− 457、p.3−176 1993年信学秋季大会、分冊3、B− 421、p.3−59 1993年信学秋季大会、分冊3、B− 550、p.3−188 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04L 12/56
Claims (1)
- 【請求項1】 以下の要素を有するセル遅延シミュレー
ション装置(a)セルを順に入力するセル入力手段、 (b)上記セル入力手段により入力したセルの各々に対
して所定の遅延を与えた出力時刻を設定する出力時刻設
定手段、 (c)上記セル入力手段により入力した前後する2つの
セルに対して上記出力時刻設定手段により設定された出
力時刻に基づく出力順が、セル入力手段が入力したセル
の入力順にならない場合に、後に入力したセルの出力時
刻が前に入力したセルの出力時刻の後になるように前後
するセルのいずれかのセルの出力時刻を修正する出力時
刻修正手段。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP34877292A JP2997607B2 (ja) | 1992-12-28 | 1992-12-28 | セル遅延シミュレーション装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP34877292A JP2997607B2 (ja) | 1992-12-28 | 1992-12-28 | セル遅延シミュレーション装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06205032A JPH06205032A (ja) | 1994-07-22 |
JP2997607B2 true JP2997607B2 (ja) | 2000-01-11 |
Family
ID=18399263
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP34877292A Expired - Fee Related JP2997607B2 (ja) | 1992-12-28 | 1992-12-28 | セル遅延シミュレーション装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2997607B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2006070471A1 (ja) * | 2004-12-28 | 2006-07-06 | Fujitsu Limited | 通信品質評価方法、導出装置、通信品質評価システム及びコンピュータプログラム |
US7948892B2 (en) | 2005-01-14 | 2011-05-24 | Fujitsu Limited | Relay method, relay device, communication system, and computer program |
US8566903B2 (en) | 2010-06-29 | 2013-10-22 | International Business Machines Corporation | Enterprise evidence repository providing access control to collected artifacts |
-
1992
- 1992-12-28 JP JP34877292A patent/JP2997607B2/ja not_active Expired - Fee Related
Non-Patent Citations (6)
Title |
---|
1989年信学春季大会、分冊3、B−566、p.3−272 |
1990年信学春季大会、分冊3、B−636、p.3−214 |
1990年信学秋季大会、分冊3、B−391、p.3−53 |
1991年信学秋季大会、分冊3、B−457、p.3−176 |
1993年信学秋季大会、分冊3、B−421、p.3−59 |
1993年信学秋季大会、分冊3、B−550、p.3−188 |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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WO2006070471A1 (ja) * | 2004-12-28 | 2006-07-06 | Fujitsu Limited | 通信品質評価方法、導出装置、通信品質評価システム及びコンピュータプログラム |
CN101091358B (zh) * | 2004-12-28 | 2011-09-21 | 富士通株式会社 | 数据包发送方法和通信质量评价系统 |
US7948892B2 (en) | 2005-01-14 | 2011-05-24 | Fujitsu Limited | Relay method, relay device, communication system, and computer program |
US8566903B2 (en) | 2010-06-29 | 2013-10-22 | International Business Machines Corporation | Enterprise evidence repository providing access control to collected artifacts |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH06205032A (ja) | 1994-07-22 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |