JP2997396B2 - 振動制御装置 - Google Patents

振動制御装置

Info

Publication number
JP2997396B2
JP2997396B2 JP7038949A JP3894995A JP2997396B2 JP 2997396 B2 JP2997396 B2 JP 2997396B2 JP 7038949 A JP7038949 A JP 7038949A JP 3894995 A JP3894995 A JP 3894995A JP 2997396 B2 JP2997396 B2 JP 2997396B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
spectrum
digital signal
function
window
time
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP7038949A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0868718A (ja
Inventor
和良 上野
勝司 井本
Original Assignee
アイエムブイ株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by アイエムブイ株式会社 filed Critical アイエムブイ株式会社
Priority to JP7038949A priority Critical patent/JP2997396B2/ja
Publication of JPH0868718A publication Critical patent/JPH0868718A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2997396B2 publication Critical patent/JP2997396B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Complex Calculations (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、振動環境をシミュレ
ートするために用いる振動制御装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】輸送中、稼働中に被る振動が、機器の故
障を引起こす要因となり得ることは、一般によく知られ
ている。そこで、試作や量産の各段階において、シミュ
レータにより、耐振動性をチェックすることが行われて
おり、これを振動試験とよんでいる。この振動試験にお
いて、振動発生器を制御するものが振動制御装置であ
る。
【0003】現実の稼働環境や輸送環境におかれた機器
に加わる振動は、一般に不規則な波形をしており、例え
ば正弦波にみられるような明瞭な規則性は見出されな
い。このような不規則な波形そのものを、機器に加える
ことは困難である。そこで、現実に加わる不規則波形の
パワースペクトル密度を算出し、当該目的とするパワー
スペクトル密度(目的スペクトルという)を有する波形
を機器に加えるようにしている。
【0004】ここで考慮すべきことは、振動発生器自体
も、周波数応答特性を有するということである。したが
って、単に、目標スペクトルを有する時系列信号振動発
生器に与えるだけでは、目標とするスペクトルを有する
振動を機器に与えることはできない。そこで、振動発生
器の周波数応答特性を考慮した上で、目標スペクトルを
補正し、これをドライブスペクトルとして時系列信号を
作り、振動発生器に与えている。
【0005】図10に、従来の振動制御装置の構成を示
す。振動発生器2は、入力された電気信号に基づいて、
振動を発生するものである。振動試験を行う対象である
機器は、供試体4として振動発生器2に固定される。供
試体4には、加速度ピックアップ6が取り付けられてお
り、その出力はA/D変換器8に与えられる。したがっ
て、供試体4の振動状況を表わすアナログ信号は、A/
D変換器8によって、ディジタル信号に変換される。こ
のディジタル信号はフーリエ変換手段10に入力され、位
相角の捨てられた絶対値としてのパワースペクトル密度
が演算される。この応答信号のパワースペクトル密度
を、応答スペクトルという。なお、このような演算を計
算機上で実行するためには、変換の離散化が必要であ
り、実際には離散フーリエ変換を行う。この際、演算速
度の速い高速フーリエ変換FFTアルゴリズムを用いる
のが一般的である。上記のように離散フーリエ変換を行
うものであるから、得られる応答スペクトルはL個のラ
イン数をもつ線スペクトルとなる。ここでライン数Lは
フーリエ変換のN個のサンプル数のうちの、制御対象と
なる成分の数を指し、通常N/2.56又はN/4.096である。
【0006】このようにして演算された応答スペクトル
は、制御演算手段12において、目標スペクトルと比較さ
れる。比較の結果、次に与えるべきスペクトルが演算さ
れる。これを、ドライブスペクトルといい、やはり線ス
ペクトルであり、L個のライン数をもつ。このドライブ
スペクトルに、ランダムな位相を与え、逆フーリエ変換
を行い、アナログ信号に変換した後、振動発生器2に与
える。
【0007】上記の動作が繰り返され、供試体4に、目
標スペクトルを有する振動が加えられる。
【0008】ところで、上記の一連の動作には、時間を
要する。したがって、フーリエ変換手段10に入力された
T秒分のデータ(1フレームと呼ぶ)から、同じく1フ
レーム分のデータを作成し、D/A変換器18に与えるの
では、処理が間に合わない可能性がある。また、入力信
号がランダム信号であるという事情から、そのスペクト
ル分析には何らかの平均化が不可欠である。1フレーム
毎の分析スペクトルには、大きな統計的変動が含まれて
いるから、複数のフレームの分析データを用いて平均化
し、安定したスペクトル推定量を得、これを応答スペク
トルとみなす必要がある。
【0009】そして、この応答スペクトルと目標スペク
トルとの比較から次に与えるべきドライブスペクトルが
定められるわけであるが、この一連の処理時間(ループ
タイムと呼ぶ)の間、制御システムは、前回の制御ルー
プによって定められたドライブスペクトルを有する、ド
ライブ出力波形信号を連続的に出力し続けることができ
ねばならず、かつその出力波形信号はフレーム毎に統計
的な独立性を保った不規則信号でなければならない。
【0010】そこで、ひとつのドライブスペクトルに基
づいて、複数フレームのドライブ波形データを作成する
必要がある。これを行うのが、複数化手段16である。
【0011】従来の複数化手段16の詳細を図11に示
す。掛け算手段20により、ドライブスペクトル振幅
{D}の各ラインごとにランダムな位相θが与えられ
る。位相が与えられたドライブスペクトルDは、逆FF
T手段22において逆フーリエ変換されて、時間関数ディ
ジタル信号xとなる。この時間関数ディジタル信号x
は、循環メモリ24に記憶される。
【0012】次に読み出し手段26は、読み出し先頭位置
τをランダムに変えて、循環メモリ24に記憶された1フ
レーム分のデータから、複数個Mフレーム分のデータを
読み出す。このようにして得られた複数のフレームを、
D/A変換器18を介して振動発生器2に与える。この際
に、フレームとフレームの間のデータに、連続性を持た
せなければならない。そうでなければ、フレーム間の非
連続性による不必要なスペクトルが生じてしまうからで
ある。
【0013】フレーム間に連続性を持たせるため、窓操
作手段30が設けられている。この窓操作を、図12、図
13により説明する。図12は、1つのフレームを基に
作成された2つのフレーム101,102を表わしたものであ
る。実際にはこれらのデータは、ディジタル信号である
が、理解を容易にするため、アナログ信号の形式で表示
している。これらの各信号101,102に、正弦半波(1/2波
長分の正弦関数)を掛け合わせ、図13に示す波形201,
202を得る。次に、重ね合わせ手段32において、この各
波形201,202を時間軸上でずらせながら重ね合わせ、出
力信号300を得ている。
【0014】上記のようにして、各フレーム間の連続性
が得られている。
【0015】ところで、フーリエ変換手段10は、上述の
ように、ディジタル計算機上でこれを実施するため、離
散フーリエ変換(FFT)を行っている。このため、応答ス
ペクトルが線スペクトルデータとして得られ、これに基
づいて得られるドライブスペクトルも線スペクトルであ
り、それを逆フーリエ変換して得られる時系列データ
は、疑似ランダム信号となる。
【0016】現実の振動は、連続スペクトルを有する真
ランダム性のものであることが普通であり、線スペクト
ル成分からなることは稀である。したがって、振動制御
装置としては、真ランダムである連続スペクトルを有す
る振動信号を出力できることが要求される。
【0017】従来の装置においては、線スペクトルの連
続化について、十分な考察ならびに配慮がなされていな
かった。しかし、各フレーム間の信号を滑らかにつなぐ
ための窓操作により、結果として、線スペクトルの連続
化がなされている。すなわち、窓操作により、線スペク
トルに広がりが生じ、連続化(真ランダム化)されるの
である。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】従来の装置において
は、各ラインごとにランダム位相を与えた後、逆フーリ
エ変換したデータに基づいて、Mフレームのデータを得
ている。すなわち、同一の時間関数ディジタル信号か
ら、Mフレーム分のデータを得ているので、出力される
ディジタル信号の不規則性が必ずしも十分でないという
問題があった。
【0019】この発明は、上記の課題を解決して、不規
則性の高い出力信号を得ることのできる振動制御装置を
提供することを目的とする。
【0020】
【課題を解決するための手段】請求項1、請求項2、請
求項3に係る振動制御装置は、ドライブスペクトルの各
ラインごとにランダムな位相を与えた後、逆フーリエ変
換を行う一連の操作を繰り返し、複数の時間関数ディジ
タル信号を得ている。そして、この各時間関数ディジタ
ル信号に窓関数を施した後、位相のずれた状態で重ね合
わせ、複数フレームの時間関数ディジタル信号を得るも
のであるとともに、前記窓関数として下式を満足するも
のを用いたことを特徴としている。
【0021】 ここで、Rは窓関数w(t)の最高次数であり、Mは重ね合
わせの回数である。
【0022】請求項4の振動制御装置は、逆フーリエ変
換を行う前に、周波数領域において、時間領域における
窓操作と同等の操作を行うものであることを特徴として
いる。
【0023】
【作用】この発明においては、窓関数として の形のものを用い、R<M/2を満たすものを用いるこ
とにより、出力信号に余分な振幅成分をもたらさず、さ
らに、1フレーム内での出力信号の変動量を極小に抑え
ることができるようにしている。
【0024】
【実施例】この発明に係る振動制御装置の基本的構成を
図10に示す。複数化手段16を除いて、従来のものを用
いることができる。例えば、A/D変換器8としてはア
ナログデバイセス社製AD7572を用いることができ、D/
A変換器18としてはアナログデバイセス社製DAC71を用
いることができる。また、制御演算手段12としては、デ
ィジタルイクイップメント製LSI-11/73を用いることが
できる。
【0025】−真ランダムモード− 図1にこの発明の特徴部分である複数化手段16の詳細を
示す。制御演算手段12からのドライブスペクトル振幅
{D}は、L個のデータからなり、各々のデータは、位
相角をもたない絶対値である。ここで、Lはフーリエ変
換のサンプル数のうち制御対象とするスペクトルライン
の数、すなわちライン数である。このドライブスペクト
ル振幅{D}は、掛け算手段20に入力され、各ラインご
とにランダムな位相θが与えられ、{D}cosθ、
{D}sinθ(両者を合わせてドライブスペクトルDと
呼ぶ)が演算される。このドライブスペクトルDは、逆
FFT手段22において時間関数ディジタル信号x(1フ
レームの時間長をもつ)に逆フーリエ変換される。この
時間関数ディジタル信号xは、位相シフト手段40に入力
される。繰り返しの最初においては、位相シフトはされ
ず、時間関数ディジタル信号xは、そのまま窓操作手段
30に与えられる。窓操作手段30においては、図2の111
に示すような入力信号が、図3の211に示すように、窓
関数211Wの掛けられた信号Xwinに変換される。なお、各
信号はディジタルであるが、説明を容易にするため、図
2、図3では、アナログ波形で示している。窓関数の掛
けられた信号Xwinは、重ね合わせ手段32に入力される。
【0026】次に、再び、同じドライブスペクトル振幅
{D}が掛け算手段20に入力され、前回とは異なるラン
ダム位相θが、各ラインごとに掛け算される。これによ
り求められた新たなドライブスペクトルDは、逆FFT
手段22において、時間関数ディジタル信号xに変換さ
れ、位相シフト手段40に与えられる。位相シフト手段40
では、T/Mだけ位相をずらせる。ここでは、オーバラッ
プ回数Mを4としているので、フレーム時間長Tの1/4
の時間だけ位相がシフトされる。(図2の112参照)。こ
の信号は、窓操作手段30において、図3の212のように
窓関数が掛けられた後、位相がずれた状態で、前回の波
形211と重ね合わせられる。
【0027】上記の操作がM回繰り返され、図3の310
に示すドライブ信号が得られる。
【0028】上記実施例において用いた掛け算手段20、
逆FFT手段22、位相シフト手段40、窓操作手段30、重
ね合わせ手段32のハードウエア構成を図4に示す。この
実施例では、上記の演算を1つのCPU150によって行
っており、ROM154には図5に示すようなプログラム
が格納されている。なお、ステップS〜Sは掛け算手
段20に対応している。また、ステップSは逆FFT手
段22に対応し、ステップS10は位相シフト手段S10
対応し、ステップS11は窓操作手段30に対応し、ステ
ップS12は重ね合わせ手段32に対応している。
【0029】また、掛け算および逆FFT用に別個のプ
ロセッサ(例えば、テキサスインスツルメント社製TMS3
20C25)を設ければ、処理を迅速に行うことができる。
それには、掛け算手段20、逆FFT手段22、位相シフト
手段40、窓操作手段30、重ね合わせ手段32のための専用
演算回路をD/A変換器18の前に設ければよい。
【0030】この場合について、位相シフト手段40、窓
操作手段30、重ね合わせ手段32をハードウエアによって
構成した場合の実施例を図6に示す。システムバス60上
に、逆FFT手段22からの1フレーム分の時間関数ディ
ジタル信号xが送られてくる。この信号xは、バスI/
F52を介して入力バッファ54に記憶される。ここでは、
1フレームがNワードで構成されているものとする。バ
ッファ54に記憶されたデータは、入力バッファ読み出し
アドレスに従って読み出される。ここで、入力バッファ
読み出しアドレスは、図7の回路により演算される。図
7において、Nカウンタ70は、処理クロックAをカウン
トし、Nカウントごとにキャリーを出力する。オーバラ
ップ回数カウンタ72は、70のキャリーをカウントして、
現在のオーバラップ回数iをシフタ74に出力する。シフ
タ74は、オーバラップ回数Mに基づいて、iのシフトを
行う。具体的には、N=2としM=2としたとき、シフタ
74は、n−mビットの左シフトを行うものである。その
演算結果は、加算器80の一方の入力に与えられる。ま
た、Nカウンタ70の出力70aは、加算器80のもう一方の
入力に与えられるので、入力バッファ読み出しアドレス
Addは、Nカウンタ70の出力70aをjとして最終的に下式
で表わされる。
【0031】Add=(N/M)(i-1)+j いま、オーバラップ回数iは1であるから、入力バッフ
ァ読み出しアドレスは、Nカウンタ70の出力70aに等し
くなる。
【0032】一方、Wテーブル56には、1フレームの各
ワードごとに窓関数値が記憶されており、Wテーブル読
み出しアドレスによって読み出される。入力バッファ54
からの出力とWテーブル56からの出力は、乗算器58にお
いて乗算されて加算器64に与えられる(すなわち、窓操
作が施される)。その内容は、中間結果バッファ60に蓄
えられる。このデータの状態を図8のAに示す。このA
の状態においては、1〜N/4ワード分のデータが、出力
バッファ66に書き込まれる。
【0033】次に、システムバス60上に、逆FFT手段
22からの新たな時間関数ディジタル信号xが送られてく
る。この時には、オーバラップ回数iは2であるから、
入力バッファ読み出し先頭アドレスは、N/4だけずれる
こととなる(今、オーバラップ回数Mを4とする)。加
算器64は、さきほどの中間結果バッファ60のデータと、
今回の乗算器58の出力とを重ね合わせる。この時のデー
タの状態は図8のBのようになる。このBの状態におい
ては、N/4+1〜N/2ワード分のデータが出力バッファ66に
書き込まれる。
【0034】同様の操作が繰り返され(図8C〜H)、
重ね合わされた時間関数ディジタル信号が出力バッファ
66に出力される。なお、図8においては、説明上の便宜
から、窓関数として三角形状のもので記載している。
【0035】−窓操作に用いる窓関数− ここで、窓操作に用いる窓関数について考察を行う必要
がある。窓関数として適当なものを用いなければ、各フ
レームを重ね合わせる際に余分な振幅成分がもたらされ
るおそれがあるからである(例えば、直流成分を与えた
にもかかわらず、窓操作と重ね合わせを行った後に、リ
ップルが生じてしまうような場合)。そこで、この実施
例においては、下記のように窓関数を選択した。すなわ
ち、窓関数として ここで、Tを1フレームの時間長、tを時間として 0≦t≦T ω=2π/T ω=ω・k , k=1,2,3,・・・R であって、nを自然数、Mをオーバラップ回数として k=nMのとき、a,bが実質的に0であること・・・
・・・・(条件I) を満たすものを用いている。条件Iを満足する窓関数を
用いることにより、窓操作において重ね合わせた際に、
余分な振幅成分がもたらされることがなくなる。その理
由は下記の通りである。
【0036】ここで、余分な振幅成分がもたらされない
ということは、窓関数をオーバラップして重ね合わせた
時に、その和がDC成分(a)を除いて、互いに打ち消
し合ってゼロになるということである。以下、このゼロ
になる条件を順を追って検討していく。
【0037】上記窓関数w(t)のq番目の窓のk次成分の
位相回転量は、 である。
【0038】以下、簡単のため、w(t)のうちの余弦成分
について考える。
【0039】各々の窓のk次成分ごとの和は、上記より と表わされる。計算の便宜のため、上式を複素表現する
と、 したがって、 となる条件を求めればよい。
【0040】ここで、 が、1のM乗根であることに着目すれば、これが、次の
条件を満たす場合のみを避ければよいことになる。
【0041】(2π/M)k=2πn・・・・・・・・(6) したがって、k=nMの場合を除外すればy(t)は0とな
る。上述したことは、w(t)の正弦成分についても同様に
成立するので、k=nMの場合を除外すれば、w(t)のa
外のフーリエ成分の和は、各々0となる。
【0042】すなわち、オーバラップ回数Mの整数倍の
次数を含まぬような窓関数を使用すれば、余分な振幅成
分が表われることがない。
【0043】さて、上記の窓関数を用いれば、窓操作お
よび重ね合わせ後の出力は、フレーム単位でそのrms値
が一定であるという意味において定常的である。しかし
ながら、次の工夫を施すことによって、出力の定常性を
更に向上させることができる。つまり、1フレーム内で
の出力信号の(rms値の意味における)変動量を極小に
抑える工夫がそれである。
【0044】このためには、各窓の2乗の和がリップル
をもたず一定値となるように窓関数を設計すればよい。
【0045】 (7)式の成立のためには、この両辺を微分した次式が成
立すればよい。
【0046】 さて、我々は、窓関数として、(1)式の形のものを考え
る。従って、q番目の窓は(2)式のθ (q)を用いて
次のように表わされる。
【0047】 前と同様にして、(9)式の余弦成分のみを考え、便宜の
ために複素表現をとると、 (10)式を(8)式にあてはめると、 和の順序を変えると、 (12)式より(8)式の成立のためには であればよいことがわかる。
【0048】(13)を(2)を使って書くと、 以前と同じ論法によって、次の関係を満たす(k,k')の組
が含まれていないことが、(14)式成立の条件である。
【0049】 (15)式により除外条件は、 ここで、kおよびk’は最高次数R以下の整数値である
ことに注意して、(16)を満たす(k,k')の組合せをもたな
いためのRの条件を調べる。(16)の左辺のとりうる最大
値は2Rであるから、n=1に対応する右辺の最小値である
Mがこれを上回っていれば(16)式は決して成立すること
がない。すなわち R<M/2・・・・・・・・・(条件II) が求める条件である。条件IIを満たすRを選べば、条件
Iは自動的に満足されるので、我々は条件IIのみを考慮
すればよい。
【0050】結局、フーリエ成分の最大次数Rが、オー
バラップ数Mと、上記の関係にある窓関数を用いればよ
い。
【0051】オーバラップ数Mの選択は、フレームデー
タ数Nの値が、FFTアルゴリズムからの要求により2
のベキ乗の数であることが通常であるため、偶数の値を
選ぶのが都合がよい。
【0052】上述で導いた条件を満たす最高次数R、す
なわち係数aがゼロでない値をとりうる範囲を、Mに
関係づけて図式化すると下表の如くになる; 例えば、Hanning Windowと呼ばれている窓関数、すなわ
ち a=0.5 , a=0.5 (R=1) を用いるためにはMは4以上の数であればよいこと、ま
た例えば、R=3の窓関数を用いるためには、Mは8以
上の数であればよいこと、等がわかる。
【0053】−疑似ランダムモード− 真ランダムモードにおいては、掛け算手段20に与えられ
るランダム位相θは、繰り返しの各回ごとに異なってい
た。このランダム位相θを繰り返しの各回ごとに同一と
することにより、線スペクトルを有する疑似ランダムス
ペクトルが掛け算手段20から出力される。上記のように
窓関数として条件IIを満たす窓関数を用いれば、条件I
も自動的に満たされ、窓操作および重ね合わせにより波
形は変化しないので、線スペクトルを有する信号がその
まま出力される。すなわち、ランダム位相θを繰り返し
の各回ごとに同一とするか異ならせるかによるだけで、
疑似ランダムモード、真ランダムモードを切り換えるこ
とができる。
【0054】また、真ランダム信号出力時に用いる窓関
数の値を、疑似ランダム信号出力時に用いる窓関数の値
の、SQRT(M/B)倍とすることにより、真ランダムモード
と疑似ランダムモードを切り換えた場合の出力信号の大
きさの差がなくなる。ここにBは、窓の等価ノイズバン
ド幅である。また、SQRT(X)はXの平方根を表している。
【0055】その理由は下記のとおりである。
【0056】まず、疑似ランダムモードでの窓操作のゲ
インGainを求める。一つの窓あたりのゲインPGは、N
を1フレームに含まれる語の数として、 である。オーバラップ回数をMとすれば、各フレームに
おいては、M個分の窓から出力への寄与があることにな
る。したがって、この演算ゲインGainは、Gain=PG
・M・・・・・・・・(18)となる。
【0057】ここで、この回路ゲインを1とするには、 Gain・Cal=1・・・・・・・(19) を満たす較正係数Calを用いる必要がある。Calは、 Cal=1/(PG・M)・・・・・・(20) として表わされる。
【0058】したがって、予め較正を施した窓w(i)を
用いれば、入出力のレベルが変らない回路を実現でき
る。
【0059】w(i)=w(i)・Cal・・・・・・・(21) 次に、真ランダムモードでの窓操作のゲインGainを求
める。真ランダムモードでは、出力信号波形は入力信号
波形の形を保存しないので、ピーク値によってゲインを
求めることはできない。そこで、入出力のrms値に基づ
いて、真ランダムモードにおけるゲインを算出する。
【0060】まず、一つの窓のrmsゲインを算出する。
【0061】一般に、(17)式のPGを用いて、正弦波入力
のピーク値が正しく得られるように較正した窓係数を用
いて、入力信号のrms値を推定すると、その推定値は、
真値の SQRT(B)倍となる。ここに、Bは、窓の等価ノイ
ズバンド幅であり、 で表わされるものである。つまり、今 w'(i)=w(i)/PG・・・・・・・(23) のように較正された窓係数によるrms推定値を rms'と
かくと、 rms'=rms・SQRT(B)・・・・・・(24) となる。ここに、記号rmsは、rmsの真値を表わすもので
ある。
【0062】さて、(20)(21)式を思いおこせば、 w(i)=w'(i)/M・・・・・・・(25) であり、窓は(23)式のように較正を受けているので、一
つの窓のrmsゲインは、 rms=rms'/M=(SQRT(B)/M)・rms・・・・・(26) となる。
【0063】このような出力が重ね合さって、窓操作手
段の出力となる。各窓からの出力rms(j)は、統計的に
互に独立であると考えられるから、M個の窓からの出力
の和のrms値Rは、 の関係を満たす。
【0064】ところで、平均値として次式が成立する。
【0065】 rms(1)=rms(2)=・・・・=rms(M)≡rms・・・(28) これを(27)式に用いれば、 R=rms・SQRT(M)・・・・・・・・(29) (29)式に(26)式を代入して、 R= SQRT(B/M)・rms・・・・・・・(30) となる。(30)式は、疑似ランダムモードのゲインが1と
なるように較正された窓係数wを用いて、真ランダム
モードの運転を行うと、ゲインはSQRT(B/M)となること
を示している。
【0066】したがって、真ランダム信号出力時に用い
る窓関数の値を、疑似ランダム信号出力時に用いる窓関
数の値の、SQRT(M/B)倍とすることにより、真ランダム
モードと疑似ランダムモードを切り換えた場合の出力信
号の大きさの差がなくなる。
【0067】上記の切り換えを迅速に行うためには、疑
似ランダムモード用の窓関数値が記憶されたWテーブル
と、真ランダムモード用の窓関数値が記憶されたWテー
ブルとの2つのテーブルを用意しておけばよい。
【0068】この実施例による振動制御装置を使用する
時は、次のようにして行う。
【0069】(i)まず、疑似ランダムモードにして、低
レベルのホワイトノイズを出し、被制御系(振動発生器
2および供試体4)の伝達特性を調べる。疑似ランダム
モードであるから、平均操作が必要でなく、応答分析が
迅速にできる。
【0070】(ii)次に、(i)で得た伝達特性をもとに、
目標スペクトルを達成するドライブスペクトルを作成す
る。
【0071】(iii)そして、応答スペクトルが、目標ス
ペクトルの所定の公差内に入ったら(すなわち、初期イ
コライゼーションが終了したら)、真ランダムモードに
切り換える。この切り換えの際に、信号出力は途切れる
ことなく、連続的に与えられる。
【0072】なお、(ii)においては、ドライブスペクト
ルは目標の-10dB以下にしておくことが、機器の安全上
好ましい。
【0073】また、目標スペクトルが時間と共に変化し
ていく場合に、迅速な変化に対応させるには、疑似ラン
ダムモードへの切り換えが有効である。
【0074】 −周波数領域における位相シフトおよび窓操作− なお、図9に示すように、位相シフトおよび窓操作を周
波数領域において行うようにしてもよい。
【0075】この場合には、フーリエ変換における次の
性質を利用する。
【0076】 ここに、記号「←→」はフーリエ変換対を表わし、 x(t) ←→ X(f)・・・・・・(32) であるとする。また、tは位相シフト量であるとす
る。したがって、(31)式によれば、 の操作の代りに、 を行えば、周波数領域において、位相シフトの操作を行
うことができる。この演算を行うのが、位相シフト手段
41である。
【0077】また、窓操作のためには、次の性質を用い
るとよい。
【0078】 x(t)・x(t) ←→ X(f)*X(f)・・・・(34) ここに、X,Xはx,xのそれぞれのフーリエ変換で
あり、*はconvolution演算を表わす。したがって、w
(t)を窓関数、W(f)をそのフーリエ変換として、 w(t)・x(t) の代りに、 W(f)*X(f) を行えばよい。これにより、窓操作を周波数領域におい
て行うことができる。この演算を行うのが窓操作手段31
である。convolution演算は、掛け算に比べて複雑な演
算ではあるが、Hanning WindowのようにW(f)の係数が少
ない場合には有効である。
【0079】
【発明の効果】この発明の振動制御装置においては、窓
関数として の形のものを用い、R<M/2を満たすものを用いるこ
とにより、出力信号に余分な振幅成分をもたらさず、さ
らに、1フレーム内での出力信号の変動量を極小に抑え
ることができるようにしている。よって、不規則性の高
い出力信号を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1はこの発明の一実施例による振動制御装置
の複数化手段の全体構成を示す図である。
【図2】図2は窓操作手段の動作を説明するための図で
ある。
【図3】図3は窓操作手段の動作を説明するための図で
ある。
【図4】図4は振動制御装置をCPUを用いて構成した
場合を示すブロック図である。
【図5】図5はROM154に格納されたプログラムのフ
ローチャートを示す図である。
【図6】図6は位相シフト手段40・窓操作手段30・重ね
合わせ手段32をロジック回路で構成した場合のブロック
図である。
【図7】図7は位相シフト手段40・窓操作手段30・重ね
合わせ手段32をロジック回路で構成した場合のブロック
図である。
【図8】図8は、図6,図7の動作を示す図である。
【図9】図9は位相シフトと窓操作を周波数領域で行う
場合を示す図である。
【図10】図10は振動制御装置の基本構成を示す図で
ある。
【図11】図11は従来の振動制御装置の複数化手段を
示す図である。
【図12】図12は窓操作手段の動作を説明するための
図である。
【図13】図13は窓操作手段の動作を説明するための
図である。
【符号の説明】
6・・・加速度ピックアップ 8・・・A/D変換器 10・・・フーリエ変換手段 12・・・制御演算手段 16・・・複数化手段 18・・・D/A変換手段 20・・・掛け算手段 22・・・逆FFT手段 30・・・窓操作手段 31・・・窓操作手段 32・・・重ね合わせ手段 40・・・位相シフト手段 41・・・位相シフト手段
フロントページの続き (56)参考文献 特公 昭57−16685(JP,B2) 1973 PROCEEDINGS,19t h ANNUAL TECHNICAL MEETING “REALIZM in Enviromental Te sting and Control" Institute of Envir omental Sciences,A pril 2−5,1973 1972 PROCEEDINGS,18t h ANNUAL TECHNICAL MEETING “ Envirom ental Progress in Science and Educat ion”Institute of E nviromental Scienc es,May 1−4,1972 Conference Recor d,sixteenth Asilom oar Conference on Circuits,Systems C omputers,“ON THE U SE OF MERGED,OVERL APPED,AND WINDOWED FFT−S TO GENERATE SYNTHETIC TIME SE RIES DATA WITH A S PECIFIED POWER SPE CTRUM”IEEE COMPUTE R SOCIETY,Nov.8−10, 1982

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】供試体の加速度を測定する加速度ピックア
    ップからの検出信号を、ディジタル信号に変換するA/
    D変換器、 該ディジタル信号を周波数スペクトルに分析し、応答ス
    ペクトルとして出力するフーリエ変換手段、 応答スペクトルと目標スペクトルとを比較し、ドライブ
    スペクトルを求める制御演算手段、 ドライブスペクトルに基づいて複数フレームの時間関数
    ディジタル信号を出力する複数化手段、 複数化手段からの出力をアナログ信号に変換し、振動発
    生器に与えるD/A変換器、 を備えた振動制御装置において、 前記複数化手段は、 ドライブスペクトルの各ラインごとにランダムな位相を
    与えた後、逆フーリエ変換を行う一連の操作を繰り返
    し、複数の時間関数ディジタル信号を得て、各時間関数
    ディジタル信号に窓関数を用いて窓操作を施した後、
    相がずれた状態で重ね合わせ、複数フレームの時間関数
    ディジタル信号を得るものであって、 前記ランダムな位相は、繰り返しの各回ごとに異なるよ
    うにするとともに、 前記窓関数として下式を満足するものを用いたことを特
    徴とする振動制御装置。 ここで、Rは窓関数w(t)の最高次数であり、Mは重ね合
    わせの回数である。
  2. 【請求項2】供試体の加速度を測定する加速度ピックア
    ップからの検出信号を、ディジタル信号に変換するA/
    D変換器、 該ディジタル信号を周波数スペクトルに分析し、応答ス
    ペクトルとして出力するフーリエ変換手段、 応答スペクトルと目標スペクトルとを比較し、ドライブ
    スペクトルを求める制御演算手段、 ドライブスペクトルに基づいて複数フレームの時間関数
    ディジタル信号を出力する複数化手段、 複数化手段からの出力をアナログ信号に変換し、振動発
    生器に与えるD/A変換器、 を備えた振動制御装置において、 前記複数化手段は、 ドライブスペクトルの各ラインごとにランダムな位相を
    与えた後、逆フーリエ変換を行う一連の操作を繰り返
    し、複数の時間関数ディジタル信号を得て、各時間関数
    ディジタル信号に窓関数を用いて窓操作を施した後、
    相がずれた状態で重ね合わせ、複数フレームの時間関数
    ディジタル信号を得るものであって、 前記ランダムな位相は繰り返しの各回ごとに同一のもの
    を用いるとともに、 前記窓関数として下式を満足するものを用いたことを特
    徴とする振動制御装置。 ここで、Rは窓関数w(t)の最高次数であり、Mは重ね合
    わせの回数である。
  3. 【請求項3】供試体の加速度を測定する加速度ピックア
    ップからの検出信号を、ディジタル信号に変換するA/
    D変換器、 該ディジタル信号を周波数スペクトルに分析し、応答ス
    ペクトルとして出力するフーリエ変換手段、 応答スペクトルと目標スペクトルとを比較し、ドライブ
    スペクトルを求める制御演算手段、 ドライブスペクトルに基づいて複数フレームの時間関数
    ディジタル信号を出力する複数化手段、 複数化手段からの出力をアナログ信号に変換し、振動発
    生器に与えるD/A変換器、 を備えた振動制御装置において、 前記複数化手段は、 ドライブスペクトルの各ラインごとにランダムな位相を
    与えた後、逆フーリエ変換を行う一連の操作を繰り返
    し、複数の時間関数ディジタル信号を得て、各時間関数
    ディジタル信号に窓関数を用いて窓操作を施した後、
    相がずれた状態で重ね合わせ、複数フレームの時間関数
    ディジタル信号を得るものであって、 前記ランダムな位相は、繰り返しの各回ごとに異なる真
    ランダムモードと、繰り返しの各回ごとに同一である疑
    似ランダムモードの2つのモードを切り換えて用いるよ
    うにし、 前記窓関数として下式を満足するものを用いたことを特
    徴とする振動制御装置。 ここで、Rは窓関数w(t)の最高次数であり、Mは重ね合
    わせの回数である。
  4. 【請求項4】請求項1、2または3の振動制御装置にお
    いて、 逆フーリエ変換を行う前に、周波数領域において、時間
    領域における窓操作と同等の操作を行うものであること
    を特徴とする振動制御装置。
JP7038949A 1995-01-17 1995-01-17 振動制御装置 Expired - Lifetime JP2997396B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7038949A JP2997396B2 (ja) 1995-01-17 1995-01-17 振動制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7038949A JP2997396B2 (ja) 1995-01-17 1995-01-17 振動制御装置

Related Parent Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP63298506A Division JPH065192B2 (ja) 1988-11-25 1988-11-25 振動制御装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0868718A JPH0868718A (ja) 1996-03-12
JP2997396B2 true JP2997396B2 (ja) 2000-01-11

Family

ID=12539464

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7038949A Expired - Lifetime JP2997396B2 (ja) 1995-01-17 1995-01-17 振動制御装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2997396B2 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5421971B2 (ja) * 2011-10-13 2014-02-19 地方独立行政法人大阪府立産業技術総合研究所 非ガウス特性振動制御装置
JP5420621B2 (ja) * 2011-11-01 2014-02-19 Imv株式会社 非ガウス性振動制御装置
JP6518631B2 (ja) * 2016-08-02 2019-05-22 地方独立行政法人大阪産業技術研究所 非ガウス性振動制御装置
JP7405347B2 (ja) * 2021-05-18 2023-12-26 地方独立行政法人大阪産業技術研究所 尖度応答スペクトルを用いた振動制御装置

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
IT8048787A0 (it) * 1980-05-26 1980-05-26 Gd Spa Macchina confezionatrice per la realizzazione contemporanea di due bachi continui di sigaretta

Non-Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Title
1972 PROCEEDINGS,18th ANNUAL TECHNICAL MEETING " Enviromental Progress in Science and Education"Institute of Enviromental Sciences,May 1−4,1972
1973 PROCEEDINGS,19th ANNUAL TECHNICAL MEETING "REALIZM in Enviromental Testing and Control"Institute of Enviromental Sciences,April 2−5,1973
Conference Record,sixteenth Asilomoar Conference on Circuits,Systems Computers,"ON THE USE OF MERGED,OVERLAPPED,AND WINDOWED FFT−S TO GENERATE SYNTHETIC TIME SERIES DATA WITH A SPECIFIED POWER SPECTRUM"IEEE COMPUTER SOCIETY,Nov.8−10,1982

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0868718A (ja) 1996-03-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH065192B2 (ja) 振動制御装置
US6801145B2 (en) Interleaving A/D conversion type waveform digitizer module and a test apparatus
US20090082981A1 (en) Method and apparatus for measurement of amplitude of periodic signal and method and apparatus for test of magnetic head
US20160341598A1 (en) System and method for estimating power spectral density of a signal derived from a known noise source
JP2018031655A (ja) 模擬目標発生装置及び方法
JP2997396B2 (ja) 振動制御装置
JP2823475B2 (ja) テスト・パターン発生装置
JP2005512156A (ja) 高速表示のためのデータ圧縮
JP2803875B2 (ja) 振動制御装置および方法
JPH067081B2 (ja) 振動制御装置及び方法
JPH0915273A (ja) 基本波成分周波数の測定方法及び測定装置
US7912667B2 (en) Electrical circuit and method for testing electronic component
JP2007085933A (ja) 周波数測定方法および周波数測定装置
US5574674A (en) Fourier transform processing for digital filters or other spectral resolution devices
WO2020003343A1 (ja) 波源方向推定装置、波源方向推定方法、およびプログラム記録媒体
JPH0298717A (ja) 振動制御装置
WO1994018573A1 (fr) Analyse non harmonique de donnees de forme d'onde et systeme de traitement par synthese de ces donnees
JP6927607B1 (ja) デバッグ制御回路、デバッグ制御方法およびプログラム
JPH065190B2 (ja) 振動制御装置
JP3886359B2 (ja) 雑音発生器、雑音発生方法およびプログラム
JPH0658282B2 (ja) 振動制御装置
JPH076866B2 (ja) 振動制御装置
JP2663904B2 (ja) 伝達関数評価装置
JP2008224377A (ja) パルス信号発生装置、及びそのための係数設定装置
WO2020003342A1 (ja) 波源方向推定装置、波源方向推定方法、およびプログラム記録媒体

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R360 Written notification for declining of transfer of rights

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R360

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R370 Written measure of declining of transfer procedure

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R370

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091029

Year of fee payment: 10

EXPY Cancellation because of completion of term
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091029

Year of fee payment: 10