JP2995797B2 - ばね装着装置 - Google Patents

ばね装着装置

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JP2995797B2
JP2995797B2 JP2109497A JP10949790A JP2995797B2 JP 2995797 B2 JP2995797 B2 JP 2995797B2 JP 2109497 A JP2109497 A JP 2109497A JP 10949790 A JP10949790 A JP 10949790A JP 2995797 B2 JP2995797 B2 JP 2995797B2
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宗春 山川
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Mitsumi Electric Co Ltd
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【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明はキーボートスイツチのガイドチツプ等へコ
イルばねを挿入するばね装着装置に関するものであり、
特に、コイルばねを湾曲した状態に挿入するばね装着装
置に関するものである。
[従来の技術] キーボードに取り付けられるキースイツチには上下動
自在なるガイドチツプが組み込まれており、別紙第9図
に示すように、ガイドチツプ(1)の内側部に突設され
た係止片(2)(2)へコイルばね(3)を装着してあ
る。
[発明が解決しようとする課題] 前記ガイドチツプ(1)にコイルばね(3)を装着す
るに際し、コイルばね(3)を湾曲した状態に取り付け
るので機械での挿入が困難であり、手作業によつて一つ
ずつコイルばね(3)を係止片(2)(2)へ挿入して
いる。このため、ばね装着作業が煩雑となつて組み付け
効率が良好でなかつた。
そこで、ガイドチップ等へコイルばねを湾曲した状態
に取り付ける作業を機械化するために解決せられるべき
技術的課題が生じてくるのであり、本発明はこの課題を
解決することを目的とする。
[課題を解決するための手段] この発明は上記目的を達成するために提案されたもの
であり、シリンダによつて前後動し、その先端部にく字
状の凹部を設けたプツシヤと、前記プツシヤの側方に枢
着され、プツシヤの先端部に当接離反自在であり、且
つ、ばねの挿入孔を開穿したばねガイドと、前記プツシ
ヤに枢着され且つ前後方向へ微動し、前記挿入孔に挿入
されたコイルばねをプツシヤの凹部へ湾曲するように押
圧するピンを備えたレバーと、前記プツシヤの前方に位
置してガイドチツプを収容するシユートからなり、該シ
ユートの前方からガイドチツプを保持する位置決め板を
挿入すると共に、前記プツシヤを前進してガイドチツプ
に当接させ、ガイドチツプの内側部へコイルばねを湾曲
して挿入するように形成したことを特徴とするばね装着
装着を提供せんとするものである。
[作用] ばねガイドを回動してプツシヤの先端部へ当接し、挿
入孔にコイルばねを挿入する。該コイルばねレバーのピ
ンとプツシヤの先端部との間に挿入され、シリンダによ
つてプツシヤが前方へ押圧されたとき、前記レバーが前
後方向へ微動自在であるため、前記レバーはその位置に
停止し、先ずプツシヤが前方へ移動する。従って、プツ
シヤの先端面がコイルばねの上部及び下部を前方へ押圧
し、コイルばねの中間部はピンによつて係止されるた
め、該コイルばねはプツシヤの凹部に沿って前方へく字
状に湾曲する。
然る後、前記レバーはプツシヤと一体に前方へ移動
し、ばねガイドを押圧して側方へ回動させながら、コイ
ルばねはレバーのピンとプツシヤの凹部とに挟持されな
がら前方へ移送される。一方、シユートにはガイドチツ
プが積層状態で収容されており、シユートの前方から位
置決め板を挿入してシユート内の一つのガイドチツプを
保持する。
而して、前記プツシヤを前進させてその先端部をガイ
ドチツプへ当接しながらレバーを側方へ回動すれば、コ
イルばねはガイドチツプの内側部へ挿入され、湾曲した
状態で装着される。
[実施例] 以下、この発明の一実施例を別紙添付図面の第1図乃
至第8図に従って詳述する。第1図は装置全体の平面を
示し、第2図はその縦断側面を示している。符号(11)
はベースであり、(12)はその側面に立設したフレーム
である。ベース(11)の上面にプツシヤ(13)を設け、
フレーム(12)へ固設したシリンダ(14)によつて該プ
ツシヤ(13)を前後方向(図中左方向を前方とし、右方
向を後方とする)へ摺動自在に形成する。
第3図及び第4図にプツシヤ(13)の拡大図を示す
が、該プツシヤ(13)の先端部に側面視く字状の凹部
(15)を設け、プツシヤ(13)の先端部から中間部に亘
って水平方向にスリツト(16)を穿設し、スリツト(1
6)の後部位置に前後方向へ長孔(17)(17)を開穿す
る。このスリツト(16)にはレバー(18)を挿入し、該
レバー(18)の後部の上下面に穿設した軸(19)(19)
を前記長孔(17)(17)へ遊嵌し、該レバー(18)を回
動自在にする。該レバー(18)の先端面(18a)はプツ
シヤ(13)の先端面と略同一面に形成され、その一側を
前方へ延設して突設部(18b)を設けると共に、前記先
端面(18a)と平行にピン(20)を突設する。更に、該
レバー(18)の側方に係止片(21)を突設し、その前部
にカム(22)を枢着する。
又、前記プツシヤ(13)の先端部側方に軸(23)を立
設し、この軸(23)にばねガイド(24)を枢着して、そ
の一側面(24a)が前記プツシヤ(13)の先端面に当接
離反自在となるようにする。更に、上記一側面(24a)
の水平方向にスリツト(25)を設けると共に、上下に貫
通してU字状の挿入孔(26)を開穿する。そして、ばね
ガイド(24)を回動してその一側面(24a)をプツシヤ
(13)の先端面へ当接させ、挿入孔(26)にコイルばね
(27)を挿入すれば、該コイルばね(27)はその上部及
び下部がプツシヤ(13)の先端面と挿入孔(26)の孔壁
間に遊挿され、その中間部がレバーの先端面(18a)と
ピン(20)間に遊挿されて略直立状態に保持される。
而して、第1図及び第2図に示すように、挿入孔(2
6)の上面にコイルばね用のパーツフイーダ(28)を接
触させ、パイプ(29)を通じてコイルばね(27)(27)
…を連続的に挿入孔(26)へ供給できるように構成す
る。又、前記プツシヤ(13)の後部に設けたピン(30)
とレバー(18)の係止片(21)との間に引張ばね(31)
を介装し、該レバー(18)を第1図にて時計方向へ回動
するように付勢すると共に、この係止片(21)とカム
(22)との間に引張ばね(32)を介装してカム(22)の
先端を後方へ付勢する。カム(22)の回動はレバー(1
8)の段設部(18c)により係止され、プツシヤ(13)に
対して略直角方向の位置で停止する。又、ベース(11)
にびビス(33)(33)にてストツパ(34)(35)を固着
し、ストツパ(34)を係止片(21)の後面へ当接させて
レバー(18)の回動を係止すると共に、前記プツシヤ
(13)と平行にしたストツパ(35)をカム(22)の先端
に当接させる。
一方、前記プツシヤ(13)の前方にシユート(36)を
立設し、キースイツチのガイドチツプ(37)(37)…を
シユート(36)の上方から挿入して積層状態に収容す
る。該シユート(36)の前方に位置決め板(38)及び逃
がし板(39)を設け、夫々をフレーム(12)へ固設した
シリンダ(40)及び(41)により前後動自在に形成す
る。
而して、本実施例によるばね装着の手順を説明すれ
ば、第1図及び第2図に示した状態では、パーツフイー
ダ(28)から挿入孔(26)へコイルばね(27)を挿入
し、シユート(36)にガイドチツプ(37)(37)…を収
容してある。尚、第2図に示すようにシリンダ(41)の
伸長により逃がし板(39)がシユート(36)内に挿入さ
れ、コイルばねの装着が完了した最下段のガイドチツプ
(37)を保持している。
斯かる状態からシリンダ(14)を伸長してプツシヤ
(13)を前方へ押圧すれば、前記レバー(18)の軸(1
9)が長孔(17)に遊嵌しているので、この軸(19)に
沿って長孔(17)が摺動してレバー(18)はその位置で
停止し、第5図に示すように先ずプツシヤ(13)が前方
へ移動する。然るとき、ばねガイドの一側面(24a)は
プツシヤ(13)の先端面に押圧され、ばねガイド(24)
は側方へ回動する。そして、第6図に示すように、コイ
ルばね(27)の上部及び下部はプツシヤの凹部(15)に
より前方へ押圧され、コイルばね(27)の中間部はレバ
ー(18)が停止しているためピン(20)に係止される。
従って、該コイルばね(27)はプツシヤ(13)の凹部
(15)に沿って前方へく字状に湾曲する。
更に、前記プツシヤ(13)を前進すれば、第7図及び
第8図に示すようにプツシヤ(13)の先端部がシユート
(36)へ当接する。然るとき、シユート(36)内にはシ
リンダ(40)の伸長により位置決め板(38)が挿入さ
れ、プツシヤ(13)の先端部に対峙するガイドチツプ
(37)を保持すると共に、逃がし板(39)がシユート
(36)から離反して最下段のガイドチツプ(37)が下方
へ排出される。そして、プツシヤ(13)の先端部がシユ
ート(36)へ当接したとき、引張ばね(31)の付勢によ
りレバー(18)が側方へ回動し、レバーの先端面(18
a)及び突設部(18b)並びにピン(20)がコイルばね
(27)から離反して、該コイルばね(27)はく字状に湾
曲した状態でガイドチツプ(37)の内側部に挿入され、
係止片(42)(42)間に装着される。
斯くして、ガイドチツプ(37)にコイルばね(27)が
装着され、然る後に前記プツシヤ(13)を後退させ、逃
がし板(39)をシユートへ挿入すると共に位置決め板
(38)を引き出せば、ガイドチツプ(37)(37)…は順
次下方へスライドし、新たなガイドチツプがプツシヤ
(13)の前方に位置する。そして、前記プツシヤ(13)
の後退に伴い、レバーの係止片(21)がストツパ(34)
に当接してレバー(18)がスリツト(16)内に戻り、引
張ばね(32)の付勢によつてカム(22)が元の状態に復
帰する。又、ばねガイド(24)はスプリング等の手段に
よつて元の位置に回動されることは当然である。斯くし
て、再び第1図及び第2図に示した状態となる。
尚、この発明は、この発明の精神を逸脱しない限り種
々の改変を為す事ができ、そして、この発明が該改変せ
られたものに及ぶことは当然である。
[発明の効果] この発明は上記一実施例に詳述したように、プツシヤ
の先端部でコイルばねを湾曲した状態にしながらガイド
チツプの内側部へ挿入するため、人手によらずコイルば
ねを機械的に装着することができる。そして、ガイドチ
ツプ及びコイルばねの供給は自動的に為され、且つ、装
着作業も高速で行うことができるので、ばね装着の自動
化による作業性の向上が図られ、コストダウンにも寄与
できる発明である。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第8図は本発明の一実施例を示したものであ
り、第1図は平面図、第2図は同縦断側面図、第3図は
プツシヤ先端部の拡大平面図、第4図は同拡大縦断側面
図、第5図乃至第8図は作業手順を説明したものであ
り、第5図は要部平面図、第6図は同縦断側面図、第7
図は要部平面図、第8図は同縦断側面図である。第9図
は従来例を示し、ガイドチツプの側面図である。 (13)……プツシヤ、(14)(40)(41)……シリンダ (15)……凹部、(17)……長孔 (18)……レバー、(19)……軸 (20)……ピン、(24)……ばねガイド (26)……挿入孔、(27)……コイルばね (36)……シユート、(37)……ガイドチツプ (38)……位置決め板

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】シリンダによつて前後動し、その先端部に
    く字状の凹部を設けたプツシヤと、前記プツシヤの側方
    に枢着され、プツシヤの先端部に当接離反自在であり、
    且つ、ばねの挿入孔を開穿したばねガイドと、前記プツ
    シヤに枢着され且つ前後方向へ微動し、前記挿入孔に挿
    入されたコイルばねをプツシヤの凹部へ湾曲するように
    押圧するピンを備えたレバーと、前記プツシヤの前方に
    位置してガイドチツプを収容するシユートからなり、該
    シユートの前方からガイドチツプを保持する位置決め板
    を挿入すると共に、前記プツシヤを前進してガイドチツ
    プに当接させ、ガイドチツプの内側部へコイルばねを湾
    曲して挿入するように形成したことを特徴とするばね装
    着装置。
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