JP2995450B2 - Cvd装置の真空排気弁 - Google Patents
Cvd装置の真空排気弁Info
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Description
弁に関する。
れる弁は、図6に示すように右側にガス流入口1を有
し、下側にガス流出口2を有する弁箱3内で、上側のア
クチュエータ4により開閉動作する弁体5の作動連結部
をベローズ6でシールしている。弁体5の弁座7に当接
するシールガスケット8にはフッ素ゴムが用いられてい
る。ところで、排ガス温度が130℃以下だと、弁座7
やシートガスケット8の表面及びベローズ6に生成物が
付着し、閉弁時、ガスがリークする。この為、弁を加熱
するのであるが、シートガスケット8にフッ素ゴムを使
用しているので、弁の加熱の限界が150℃程度であ
る。しかし、弁箱3の外面に取付けたラバーヒータ9の
加熱では、外部が150℃でも内部は80℃程度であ
り、弁内が真空の場合はさらに低い。このようにラバー
ヒータ9による外部からの加熱では、弁箱3と内部との
温度差が大きく、弁体5やベローズ6を130℃以上に
加熱できず、弁体5やベローズ6は生成物の付着を余儀
なくされていた。従って、弁内の洗浄を頻繁に行わなけ
ればならず、ベローズの寿命も短く、弁の耐久性が乏し
かった。
を、弁体やベローズ等に生成物が付着しないように安定
した加熱を行うことができるようにしたCVD装置の真
空排気弁を提供しようとするものである。
の本発明のCVD装置の真空排気弁は、一側にガス流入
口又はガス流出口を有し、下側にガス流出口又はガス流
入口を有する弁箱内で、上側のアクチュエータにより開
閉動作する弁体の作動連結部をベローズでシールしたC
VD装置の真空排気弁に於いて、前記ベローズ内で弁体
の作動連結部の外周側に弾性伸縮可能なコイル状のシー
スヒータを配し、その下端を弁体の上側に固定し、上端
を弁箱内天井面で固定の上、弁箱外のリード線に接続し
てなるものである。前記シースヒータのみで弁内を18
0〜200℃に連続加熱する場合もあるが、シースヒー
タを温度制御する場合は、弁箱内でシースヒータの内周
側に、同一レベルで、同一コイル数のシース熱電対を同
心に配し、その下端を弁体の上側に固定し、上端を弁箱
内天井面で固定の上、弁箱外のリード線に接続する。上
記はシースヒータを弁箱内から温度制御するものである
が、弁箱外から温度制御するように温度調整器を設け、
この温度調整器にシースヒータのリード線及びシース熱
電対のリード線を接続するようにしても良い。また、弁
内を内部からシースヒータにより加熱するばかりではな
く、弁箱の外面にラバーヒータを取付けて、弁の外部か
らも加熱するようにしても良い。この場合、それらの温
度制御は弁外の温度調整器により行うようにすると良
い。
内で弁体の作動連結部の外周側に弾性伸縮可能なコイル
状のシースヒータを配し、その下端を弁体の上側に固定
し、上端を弁箱内天井面で固定の上、弁箱外のリード線
に接続しているので、弁開及び弁閉時、シースヒータは
弁体の昇降と一体に短縮、伸長して弾性変位するので、
弁体やベローズはくまなく平均的に安定して加熱され、
特にシースヒータの内側にシース熱電対を備えている場
合は、シーヒータによる加熱温度を所要の範囲に設定で
きて、安定した温度制御ができる。従って、弁体やベロ
ーズに生成物が付着しにくくなり、弁内の洗浄の頻度が
激減し、ベローズの寿命が延び、弁の耐久性が向上す
る。また、シースヒータは、弾性伸縮可能に金属パイプ
をコイルスプリング状に成形し、その内部にヒータ線を
通したものであるから、弁の開閉動作時ヒータ線は引張
りや曲げ等の外力を受けずにコイルスプリング状の金属
パイプ内で自由に変位し、摩滅や断線等が生じることが
ない。
施例を図によって説明すると、図1に示すように一側に
ガス流入口1を有し、下側にガス流出口2を有する弁箱
3内で、上側にアクチュエータ、本例の場合エアーシリ
ンダー4により開閉動作する弁体5の作動連結部をベロ
ーズ6でシールし、弁座7に当接する弁体5のシートガ
スケット8にフッ素ゴムを用いた真空排気弁に於いて、
前記ベローズ6の内部にて前記エアーシリンダー4のピ
ストンロッド9及びこれに連結されて前記弁体5の上面
中央のホルダー10に連結された押し棒11をスライド
させる弁箱3の上板12の中央より垂設された筒状体1
3の外周側に、弾性伸縮可能なシースヒータ14を配し
ている。この弾性伸縮可能なシースヒータ14は、弾性
伸縮可能に金属パイプをコイルスプリング状に成形し、
その内部にヒータ線を通したものであり、その下端は渦
巻状に内方に巻いて弁体5の上面のホルダー10上に環
状板15にて押え、ボルト16にて締付け固定し、上端
は弁箱3内の天井面で固定の上、弁箱3外のリード線1
7に接続されている。尚、他の実施例として、前記シー
スヒータ14の内周側に、図3に示すように同一レベ
ル、同一コイル数でシース熱電対18が同心に配され、
その下端が弁体5の上側に固定され、上端が弁箱3内の
天井面で固定の上、弁箱3外のリード線19に接続され
ているものもある。
す真空排気弁は、エアーシリンダー4の上室にエアーを
供給して作動すると、ピストンロッド9に連結された押
し棒11が押され、弁体5がベローズ6を伸長して下降
し、図2に示すように弁座7に弁体5の下面のシートガ
スケット8が押し付けられてシールされ、弁閉状態とな
る。エアーシリンダー4の上室のエアーを抜き、下室に
エアーを供給して逆に作動すると、ピストンロッド9に
連結された押し棒11が引き上げられ、弁体5がベロー
ズ6を短縮して上昇し、図1に示すように弁座7から弁
体5のシートガスケット8が離れて弁開状態となる。こ
のような弁閉及び弁開状態でも、図1の実施例の真空排
気弁は、ベローズ6の内部にて弁体5の上面のホルダー
10に下端が固定され、上端が弁箱3内の天井面に固定
されて弁体5と一体に上下動する弾性伸縮可能なシース
ヒータ14が設けられているので、ベローズ6は全長に
わたってシースヒータ14からの輻射熱により平均的に
安定して180〜200℃に連続的に加熱され、弁体5
はシースヒータ14の下端部からホルダー10を介して
熱伝導を受けて加熱される。特に図3の実施例の真空排
気弁にあっては、シースヒータ14による加熱は、シー
ス熱電対18により予め設定された140℃〜160℃
の範囲の加熱温度で加熱され、安定した温度制御がなさ
れる。かくして、図3の真空排気弁では、ベローズ6や
弁体5に生成物が付着しにくくなり、従って、弁内の洗
浄の頻度が激減し、ベローズ6の寿命が延び、弁の耐久
性が向上する。
に金属パイプをコイルスプリング状に成形し、その内部
にヒータ線を通したものであるから、弁の開閉動作時ヒ
ータ線は引張りや曲げ等の外力を受けずにコイルスプリ
ング状の金属パイプ内で自由に変位し、摩滅や断線等が
生じることがない。尚、上記図3の実施例はシースヒー
タ14を弁箱3内から温度制御するものであるが、弁箱
3外から温度制御する為に、図4に示すように弁箱3外
に温度調整器20を設け、この温度調整器20にシース
ヒータ14のリード線17及びシース熱電対18のリー
ド線19を接続すると良い。また弁内を内部からシース
ヒータ14により加熱するばかりではなく、図5に示す
ように弁箱3の外面にラバーヒータ21を取付けて、弁
の外部からも加熱するようにしても良い。この場合、ラ
バーヒータ21の温度制御は、図示のようにシースヒー
タ14の場合と同様弁外の温度調整器20により行う為
に、それらのラバーヒータ21のリード線22、ラバー
ヒータ用シース熱電対のリード線23を、温度調整器2
0に接続すると良い。
チュエータにより開閉動作する弁体の作動連結部をシー
ルしたベローズの内部に、弁体と一体に作動可能にシー
スヒータを設けているので、弁開及び弁閉状態でも弁体
やベローズを平均的に安定して加熱することができ、特
にシースヒータの内側にシース熱電対を配したものにあ
ってはシース熱電対により所要の温度に安定した温度制
御ができる。従って、弁体やベローズに生成物が付着し
にくくなり、その結果、弁内の洗浄の頻度が激減し、ベ
ローズの寿命が延び、弁の耐久性が向上する。
の縦断面図である。
ある。
態の縦断面図である。
合の実施例の概略図である。
弁外から温度制御する場合の実施例を示す概略図であ
る。
る。
Claims (4)
- 【請求項1】 一側にガス流入口又はガス流出口を有
し、下側にガス流出口又はガス流入口を有する弁箱内
で、上側のアクチュエータにより開閉動作する弁体の作
動連結部をベローズでシールしたCVD装置の真空排気
弁に於いて、前記ベローズ内で弁体の作動連結部の外周
側に弾性伸縮可能なコイル状のシースヒータを配し、そ
の下端を弁体の上側に固定し、上端を弁箱内天井面で固
定の上、弁箱外のリード線に接続してなるCVD装置の
真空排気弁。 - 【請求項2】 請求項1記載のCVD装置の真空排気弁
に於いて、シースヒータを温度制御するシース熱電対
を、シースヒータの内周側に同一レベル同一コイル数で
同心に配し、その下端を弁体の上側に固定し、上端を弁
箱内天井面で固定の上、弁箱外のリード線に接続してな
るCVD装置の真空排気弁。 - 【請求項3】 請求項2記載のCVD装置の真空排気弁
に於いて、弁箱外に於けるシースヒータのリード線及び
シース熱電対のリード線を弁箱外に設置した温度調整器
に接続してなるCVD装置の真空排気弁。 - 【請求項4】 請求項3記載のCVD装置の真空排気弁
に於いて、弁箱外面にラバーヒータを取付け、ラバーヒ
ータのリード線及びシース熱電対のリード線を温度調整
器に接続してなるCVD装置の真空排気弁。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP6165945A JP2995450B2 (ja) | 1994-06-24 | 1994-06-24 | Cvd装置の真空排気弁 |
TW84113389A TW319815B (ja) | 1994-06-24 | 1995-12-15 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP6165945A JP2995450B2 (ja) | 1994-06-24 | 1994-06-24 | Cvd装置の真空排気弁 |
Publications (2)
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Family
ID=15822010
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP6165945A Expired - Lifetime JP2995450B2 (ja) | 1994-06-24 | 1994-06-24 | Cvd装置の真空排気弁 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2995450B2 (ja) |
TW (1) | TW319815B (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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KR20200111619A (ko) | 2019-03-19 | 2020-09-29 | 가부시키가이샤 깃츠 에스시티 | 진공 벨로우즈 핫 밸브 |
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CN112779717A (zh) * | 2019-11-07 | 2021-05-11 | 青岛海尔滚筒洗衣机有限公司 | 一种洗衣机用衣物提升装置及滚筒洗衣机 |
-
1994
- 1994-06-24 JP JP6165945A patent/JP2995450B2/ja not_active Expired - Lifetime
-
1995
- 1995-12-15 TW TW84113389A patent/TW319815B/zh active
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Also Published As
Publication number | Publication date |
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TW319815B (ja) | 1997-11-11 |
JPH0813149A (ja) | 1996-01-16 |
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