JP2994208B2 - 高湿解凍冷蔵システム - Google Patents
高湿解凍冷蔵システムInfo
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- JP2994208B2 JP2994208B2 JP6187229A JP18722994A JP2994208B2 JP 2994208 B2 JP2994208 B2 JP 2994208B2 JP 6187229 A JP6187229 A JP 6187229A JP 18722994 A JP18722994 A JP 18722994A JP 2994208 B2 JP2994208 B2 JP 2994208B2
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02A—TECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
- Y02A40/00—Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production
- Y02A40/90—Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production in food processing or handling, e.g. food conservation
- Y02A40/963—Off-grid food refrigeration
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P60/00—Technologies relating to agriculture, livestock or agroalimentary industries
- Y02P60/80—Food processing, e.g. use of renewable energies or variable speed drives in handling, conveying or stacking
- Y02P60/85—Food storage or conservation, e.g. cooling or drying
Landscapes
- Devices That Are Associated With Refrigeration Equipment (AREA)
- Cold Air Circulating Systems And Constructional Details In Refrigerators (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、高湿環境で生鮮食品を
解凍し、且つ冷蔵する高湿解凍冷蔵システムに関するも
のである。
解凍し、且つ冷蔵する高湿解凍冷蔵システムに関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】一般的に、魚や肉などの生鮮食品を長期
間保存する場合、これを冷凍することが行われている。
そのため、冷凍されている食品を食べるためには、これ
を解凍しなくてはならない。そこで冷凍された食品を解
凍し、しかる後にこれを冷蔵する解凍冷蔵システムが従
来より提案されている。このような解凍冷蔵システムの
従来例としては、冷却手段であるチラーユニットと、解
凍手段であるヒータとを独立して備えたものが提案され
ている。
間保存する場合、これを冷凍することが行われている。
そのため、冷凍されている食品を食べるためには、これ
を解凍しなくてはならない。そこで冷凍された食品を解
凍し、しかる後にこれを冷蔵する解凍冷蔵システムが従
来より提案されている。このような解凍冷蔵システムの
従来例としては、冷却手段であるチラーユニットと、解
凍手段であるヒータとを独立して備えたものが提案され
ている。
【0003】ところで、冷凍された食品を解凍する場
合、解凍するための熱により食品の表面から水分が蒸発
すると、鮮度が落ちるだけではなく、いわゆる「うま
み」が逃げることが知られている。したがって、食品を
解凍する場合、食品表面から水分の蒸発を抑えることが
要求されている。このようなニーズに応えるために、加
湿機能と解凍機能とを併せ持つ高湿解凍冷蔵システムが
提案されている。このシステムによれば、冷蔵室内を加
湿して高湿環境を作り出し、この高湿環境下で解凍を行
うことができるので、食品を解凍する際、食品表面から
の水分蒸発を防止できる。
合、解凍するための熱により食品の表面から水分が蒸発
すると、鮮度が落ちるだけではなく、いわゆる「うま
み」が逃げることが知られている。したがって、食品を
解凍する場合、食品表面から水分の蒸発を抑えることが
要求されている。このようなニーズに応えるために、加
湿機能と解凍機能とを併せ持つ高湿解凍冷蔵システムが
提案されている。このシステムによれば、冷蔵室内を加
湿して高湿環境を作り出し、この高湿環境下で解凍を行
うことができるので、食品を解凍する際、食品表面から
の水分蒸発を防止できる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
高湿解凍冷蔵システムにおいては通常、冷却手段、加湿
手段および解凍手段という3つの手段が独立して設けら
れている。そのため、システム全体の構成が複雑化して
作業が繁雑になり、また大型化するので設置面積が大き
くなるという問題点がある。
高湿解凍冷蔵システムにおいては通常、冷却手段、加湿
手段および解凍手段という3つの手段が独立して設けら
れている。そのため、システム全体の構成が複雑化して
作業が繁雑になり、また大型化するので設置面積が大き
くなるという問題点がある。
【0005】本発明は、上記のような従来技術の持つ課
題を解決するために提案されたものであり、その主たる
目的は、構成の簡略化を図って作業の簡易化およびシス
テムの小型化に貢献できる高湿解凍冷蔵システムを提供
することである。また、本発明の他の目的は、一層の構
成の簡略化を図ることが可能な高湿解凍冷蔵システムを
提供することである。
題を解決するために提案されたものであり、その主たる
目的は、構成の簡略化を図って作業の簡易化およびシス
テムの小型化に貢献できる高湿解凍冷蔵システムを提供
することである。また、本発明の他の目的は、一層の構
成の簡略化を図ることが可能な高湿解凍冷蔵システムを
提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記のような目的を達成
するために、請求項1の発明の高湿解凍冷蔵システム
は、収納物を解凍し冷蔵するための解凍冷蔵室と、前記
冷蔵室内に設けられて冷水または温水を噴出する水噴出
手段と、冷水を貯蔵する冷水槽と、温水を貯蔵する温水
槽と、前記冷水槽内の冷水を冷やすと共に前記温水槽内
の温水を温めるヒートポンプと、前記水噴出手段と前記
冷水槽との間に設けられ、前記冷水槽から前記水噴出手
段へ冷水を送り出す冷水供給手段と、前記水噴出手段と
前記温水槽との間に設けられ、前記温水槽から前記水噴
出手段へ温水を送り出す温水供給手段と、前記解凍冷蔵
室内で、前記水噴出手段から冷水または温水が吹き付け
られるフィリングと、前記フィリング内の冷水または温
水に対し空気を吹き付け、前記解凍冷蔵室に冷風または
温風を送り込む送風機と、を備えたことを特徴とする。
請求項2の発明の高湿解凍冷蔵システムは、収納物を
冷蔵するための冷蔵室と、前記冷蔵室内に設けられて冷
水を噴出する冷却水噴出手段と、前記冷却室内で前記冷
却水噴出手段から冷水が吹き付けられる冷却水用フィリ
ングと、前記冷 却水用フィリング内の冷水に対し空気を
吹き付け、前記冷蔵室に冷風を送り込む冷却用送風機と
を備え、前記冷却水噴出手段と前記冷水槽との間に配設
され、前記冷水槽から前記水噴出手段へ冷水を送り出す
冷却水供給手段を設けたこと、を特徴とする。
するために、請求項1の発明の高湿解凍冷蔵システム
は、収納物を解凍し冷蔵するための解凍冷蔵室と、前記
冷蔵室内に設けられて冷水または温水を噴出する水噴出
手段と、冷水を貯蔵する冷水槽と、温水を貯蔵する温水
槽と、前記冷水槽内の冷水を冷やすと共に前記温水槽内
の温水を温めるヒートポンプと、前記水噴出手段と前記
冷水槽との間に設けられ、前記冷水槽から前記水噴出手
段へ冷水を送り出す冷水供給手段と、前記水噴出手段と
前記温水槽との間に設けられ、前記温水槽から前記水噴
出手段へ温水を送り出す温水供給手段と、前記解凍冷蔵
室内で、前記水噴出手段から冷水または温水が吹き付け
られるフィリングと、前記フィリング内の冷水または温
水に対し空気を吹き付け、前記解凍冷蔵室に冷風または
温風を送り込む送風機と、を備えたことを特徴とする。
請求項2の発明の高湿解凍冷蔵システムは、収納物を
冷蔵するための冷蔵室と、前記冷蔵室内に設けられて冷
水を噴出する冷却水噴出手段と、前記冷却室内で前記冷
却水噴出手段から冷水が吹き付けられる冷却水用フィリ
ングと、前記冷 却水用フィリング内の冷水に対し空気を
吹き付け、前記冷蔵室に冷風を送り込む冷却用送風機と
を備え、前記冷却水噴出手段と前記冷水槽との間に配設
され、前記冷水槽から前記水噴出手段へ冷水を送り出す
冷却水供給手段を設けたこと、を特徴とする。
【0007】請求項3の発明の高湿解凍冷蔵システム
は、収納物を解凍し冷蔵するための解凍冷蔵室と、前記
解凍冷蔵室内に設けられ、冷水または温水を噴出する水
噴出手段と、前記解凍冷蔵室へ、冷水または温水を供給
するヒートポンプと、前記水噴出手段と前記ヒートポン
プとの間に設けられ、前記ヒートポンプから前記水噴出
手段へ冷水または温水を送り出す水供給手段と、前記解
凍冷蔵室内で、前記水噴出手段から冷水または温水が吹
き付けられるフィリングと、前記フィリング内の冷水ま
たは温水に対し空気を吹き付け、前記解凍冷蔵室に冷風
または温風を送り込む送風機と、を備えたことを特徴と
する。
は、収納物を解凍し冷蔵するための解凍冷蔵室と、前記
解凍冷蔵室内に設けられ、冷水または温水を噴出する水
噴出手段と、前記解凍冷蔵室へ、冷水または温水を供給
するヒートポンプと、前記水噴出手段と前記ヒートポン
プとの間に設けられ、前記ヒートポンプから前記水噴出
手段へ冷水または温水を送り出す水供給手段と、前記解
凍冷蔵室内で、前記水噴出手段から冷水または温水が吹
き付けられるフィリングと、前記フィリング内の冷水ま
たは温水に対し空気を吹き付け、前記解凍冷蔵室に冷風
または温風を送り込む送風機と、を備えたことを特徴と
する。
【0008】
【作用】上記のような構成を有する請求項1の発明にお
いて、ヒートポンプが温水槽内の温水を温めるとき、温
水供給手段は温水槽から水噴出手段に温水を送り出し
て、水噴出手段は温水をフィリング内に吹き付ける。こ
のフィリング内の温水に対し送風機が空気を吹き付ける
と、この空気はフィリング内で、広い面積で且つ時間を
かけて温水に直接触れる。これにより、送風機からの空
気は水分を多く含んだ温かい風となる。この湿った温風
を解凍冷蔵室内に送り込むことにより、解凍冷蔵室内の
湿度および温度を上げ、解凍冷蔵室内に収納された収納
物を、高湿環境下で解凍することができる。
いて、ヒートポンプが温水槽内の温水を温めるとき、温
水供給手段は温水槽から水噴出手段に温水を送り出し
て、水噴出手段は温水をフィリング内に吹き付ける。こ
のフィリング内の温水に対し送風機が空気を吹き付ける
と、この空気はフィリング内で、広い面積で且つ時間を
かけて温水に直接触れる。これにより、送風機からの空
気は水分を多く含んだ温かい風となる。この湿った温風
を解凍冷蔵室内に送り込むことにより、解凍冷蔵室内の
湿度および温度を上げ、解凍冷蔵室内に収納された収納
物を、高湿環境下で解凍することができる。
【0009】一方、ヒートポンプが冷水槽内の冷水を冷
やすとき、冷水供給手段が冷水槽から水噴出手段に冷水
を送り出し、水噴出手段が冷水をフィリング内に吹き付
ける。このフィリング内の冷水に対し送風機が空気を吹
き付けると、この空気はフィリング内で、広い面積で且
つ時間をかけて冷水に直接触れる。これにより、送風機
からの空気は水分を多く含んだ冷たい風となる。この湿
った冷風を解凍冷蔵室 内に送り込むことにより、冷蔵室
内の湿度を上げると共に室内温度を下げ、解凍冷蔵室内
に収納された収納物を、高湿環境下で冷蔵することがで
きる。
やすとき、冷水供給手段が冷水槽から水噴出手段に冷水
を送り出し、水噴出手段が冷水をフィリング内に吹き付
ける。このフィリング内の冷水に対し送風機が空気を吹
き付けると、この空気はフィリング内で、広い面積で且
つ時間をかけて冷水に直接触れる。これにより、送風機
からの空気は水分を多く含んだ冷たい風となる。この湿
った冷風を解凍冷蔵室 内に送り込むことにより、冷蔵室
内の湿度を上げると共に室内温度を下げ、解凍冷蔵室内
に収納された収納物を、高湿環境下で冷蔵することがで
きる。
【0010】請求項2記載の発明において、冷蔵室に相
当する構成は2種類ある。一方は請求項1記載の解凍冷
蔵室であり、他方は水噴出手段から冷水のみが吹き付け
られるフィリングを持つ冷蔵室である。請求項1記載の
解凍冷蔵室の作用は前述のとおりである。そして、本請
求項で特有の冷蔵室においては、湿った冷風を冷蔵室内
に送り込むことにより、冷蔵室内の湿度を上げると共に
室内温度を下げ、冷蔵室内に収納された収納物を、高湿
環境下で冷蔵することができる。したがって、高湿解凍
する必要のない収納物は冷蔵室に貯蔵しておくというこ
とが可能となり、実用性が向上する。
当する構成は2種類ある。一方は請求項1記載の解凍冷
蔵室であり、他方は水噴出手段から冷水のみが吹き付け
られるフィリングを持つ冷蔵室である。請求項1記載の
解凍冷蔵室の作用は前述のとおりである。そして、本請
求項で特有の冷蔵室においては、湿った冷風を冷蔵室内
に送り込むことにより、冷蔵室内の湿度を上げると共に
室内温度を下げ、冷蔵室内に収納された収納物を、高湿
環境下で冷蔵することができる。したがって、高湿解凍
する必要のない収納物は冷蔵室に貯蔵しておくというこ
とが可能となり、実用性が向上する。
【0011】また、請求項3記載の発明においては、水
供給手段によって冷水または温水がヒートポンプから水
噴出手段へ直接送り出されるため、構成の簡略化を一層
進めることが可能である。
供給手段によって冷水または温水がヒートポンプから水
噴出手段へ直接送り出されるため、構成の簡略化を一層
進めることが可能である。
【0012】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面により具体的
に説明する。
に説明する。
【0013】[1]第1実施例 [1−1]構成 本実施例は請求項1を適用した高湿解凍冷蔵システムで
あり、収納物を解凍冷蔵するための解凍冷蔵室1が設け
られている。この解凍冷蔵室1は、断熱材からなるパネ
ルにより壁面が構成されている。解凍冷蔵室1の内部空
間には食料品等の収納スペースが形成されており、天井
近傍には温水および冷水を噴出する水噴出手段としてシ
ャワー部2が設けられている。シャワー部2には、ここ
に水を供給するために供給用配管6が接続されている。
さらに供給用配管6にはポンプ7および三方切換弁17
を介して冷水槽5および温水槽15が接続されている。
冷水槽5は冷水を貯蔵するための水槽であり、温水槽1
5は温水を貯蔵するための水槽である。
あり、収納物を解凍冷蔵するための解凍冷蔵室1が設け
られている。この解凍冷蔵室1は、断熱材からなるパネ
ルにより壁面が構成されている。解凍冷蔵室1の内部空
間には食料品等の収納スペースが形成されており、天井
近傍には温水および冷水を噴出する水噴出手段としてシ
ャワー部2が設けられている。シャワー部2には、ここ
に水を供給するために供給用配管6が接続されている。
さらに供給用配管6にはポンプ7および三方切換弁17
を介して冷水槽5および温水槽15が接続されている。
冷水槽5は冷水を貯蔵するための水槽であり、温水槽1
5は温水を貯蔵するための水槽である。
【0014】またシャワー部2の下方にはフィリング1
4が配設されている。フィリング14にはシャワー部2
から冷水または温水が吹き付けられるようになってい
る。さらにフィリング14に隣接して送風機3が設けら
れている。この送風機3はシャワー部2が吹き付けたフ
ィリング14内の冷水または温水に対し空気を送り込む
ように構成されている。
4が配設されている。フィリング14にはシャワー部2
から冷水または温水が吹き付けられるようになってい
る。さらにフィリング14に隣接して送風機3が設けら
れている。この送風機3はシャワー部2が吹き付けたフ
ィリング14内の冷水または温水に対し空気を送り込む
ように構成されている。
【0015】ところで、フィリング14下部には、シャ
ワー部2が噴出した温水および冷水を回収するための回
収器4が配置されている。回収器4にはここから水を回
収するための回収用配管8が接続されており、該回収用
配管8には三方切換弁18を介して前記冷水槽5および
前記温水槽15が接続されている。
ワー部2が噴出した温水および冷水を回収するための回
収器4が配置されている。回収器4にはここから水を回
収するための回収用配管8が接続されており、該回収用
配管8には三方切換弁18を介して前記冷水槽5および
前記温水槽15が接続されている。
【0016】冷水槽5内には、製氷コイル9が蛇行して
配設されている。この製氷コイル9には、ブライン供給
口9aおよびブライン回収口9bが設けられている。こ
のうちブライン供給口9aには供給用ブライン配管10
が接続されており、一方、ブライン回収口9bには回収
用ブライン配管11が接続されている。
配設されている。この製氷コイル9には、ブライン供給
口9aおよびブライン回収口9bが設けられている。こ
のうちブライン供給口9aには供給用ブライン配管10
が接続されており、一方、ブライン回収口9bには回収
用ブライン配管11が接続されている。
【0017】温水槽15内には、温水コイル16が蛇行
して配設されている。この温水コイル16にはブライン
供給口16aおよびブライン回収口16bが設けられて
いる。ブライン供給口16aには前記供給用ブライン配
管10が接続されており、一方、ブライン回収口16b
には前記回収用ブライン配管11が接続されている。
して配設されている。この温水コイル16にはブライン
供給口16aおよびブライン回収口16bが設けられて
いる。ブライン供給口16aには前記供給用ブライン配
管10が接続されており、一方、ブライン回収口16b
には前記回収用ブライン配管11が接続されている。
【0018】また供給用ブライン配管10には、三方切
換弁19を介してヒートポンプ式のチラーユニット13
が接続されている。さらに回収用ブライン配管11に
は、ブラインポンプ12を介して前記チラーユニット1
3が接続されている。
換弁19を介してヒートポンプ式のチラーユニット13
が接続されている。さらに回収用ブライン配管11に
は、ブラインポンプ12を介して前記チラーユニット1
3が接続されている。
【0019】[1−2]作用 [1−2−1]加湿・解凍 以上のような構成を有する本実施例においては、次のよ
うにして加湿・解凍を行う。すなわち、ヒートポンプ式
であるチラーユニット13がブラインを温めるとき、三
方切換弁19はブラインを温水コイル16側に流すよう
に動作しており、チラーユニット13は加熱されたブラ
インを供給用ブライン配管10を介して温水槽15の温
水コイル16に供給する。
うにして加湿・解凍を行う。すなわち、ヒートポンプ式
であるチラーユニット13がブラインを温めるとき、三
方切換弁19はブラインを温水コイル16側に流すよう
に動作しており、チラーユニット13は加熱されたブラ
インを供給用ブライン配管10を介して温水槽15の温
水コイル16に供給する。
【0020】温水コイル16では、加熱されたブライン
が温水槽15上部の供給口16aから、蛇行しながら下
部の回収口16b方向に流動し、回収用ブライン配管1
1を介してチラーユニット13に回収される。この温水
コイル16内でのブラインの流動により、ブラインが持
つ熱と、温水コイル16外周の温水が持つ熱とが熱交換
を行い、その結果、温水が温められて所定の温度に達す
る。
が温水槽15上部の供給口16aから、蛇行しながら下
部の回収口16b方向に流動し、回収用ブライン配管1
1を介してチラーユニット13に回収される。この温水
コイル16内でのブラインの流動により、ブラインが持
つ熱と、温水コイル16外周の温水が持つ熱とが熱交換
を行い、その結果、温水が温められて所定の温度に達す
る。
【0021】ところで三方切換弁17は、温水槽15内
の温水をシャワー部2に供給するように動作しており、
ポンプ7の働きにより温水槽15の供給用配管6は温水
槽15内の温水をシャワー部2に供給する。そして、シ
ャワー部2はフィリング14内に温水を吹き付ける。こ
のフィリング14内の温水に対し送風機3が空気を吹き
付けると、送風機3からの空気は、フィリング14を通
過中、この温水に対し広い面積で且つ長時間触れる。し
たがって、送風機3からの空気は水分を多く含んだ温か
い風となり、この湿った温風を解凍冷蔵室1内に送り込
むことにより、解凍冷蔵室1内の湿度および温度を上が
る。その結果、解凍冷蔵室1内に収納された収納物を、
高湿環境下で解凍することができる。
の温水をシャワー部2に供給するように動作しており、
ポンプ7の働きにより温水槽15の供給用配管6は温水
槽15内の温水をシャワー部2に供給する。そして、シ
ャワー部2はフィリング14内に温水を吹き付ける。こ
のフィリング14内の温水に対し送風機3が空気を吹き
付けると、送風機3からの空気は、フィリング14を通
過中、この温水に対し広い面積で且つ長時間触れる。し
たがって、送風機3からの空気は水分を多く含んだ温か
い風となり、この湿った温風を解凍冷蔵室1内に送り込
むことにより、解凍冷蔵室1内の湿度および温度を上が
る。その結果、解凍冷蔵室1内に収納された収納物を、
高湿環境下で解凍することができる。
【0022】なお、水蒸気とならなかった温水は、シャ
ワー部2下部の回収器4に溜る。このとき、三方切換弁
18は温水を温水槽15側に流すように動作しており、
回収用配管8は温水を回収器4から温水槽15に回収す
る。
ワー部2下部の回収器4に溜る。このとき、三方切換弁
18は温水を温水槽15側に流すように動作しており、
回収用配管8は温水を回収器4から温水槽15に回収す
る。
【0023】また、解凍冷蔵室1内全体の湿度は、供給
用配管6に供給される冷水または温水の量及び温度、ま
たは送風機3からの空気の吹き出し量や温度等の条件に
より、100%に近付く程度まで加湿することができ
る。さらに温水の温度を調節し、解凍冷蔵室1内の温度
を適宜変えることによって、解凍冷蔵室1内の解凍温度
を調整することができる。
用配管6に供給される冷水または温水の量及び温度、ま
たは送風機3からの空気の吹き出し量や温度等の条件に
より、100%に近付く程度まで加湿することができ
る。さらに温水の温度を調節し、解凍冷蔵室1内の温度
を適宜変えることによって、解凍冷蔵室1内の解凍温度
を調整することができる。
【0024】[1−2−2]加湿・冷却 次に、本実施例における加湿・冷却について説明する。
すなわち、チラーユニット13がブラインを冷却すると
き、三方切換弁19はブラインを製氷コイル9側に流す
ように動作しており、冷却されたブラインを供給用ブラ
イン配管10を介して冷水槽5の製氷コイル9に供給す
る。この時、ブラインの温度は、0℃よりも低い温度に
冷却されている。製氷コイル9では、冷却されたブライ
ンが冷水槽5の上部の供給口9aから、蛇行しながら下
部の回収口9b方向に流動し、回収用ブライン配管11
を介してチラーユニット13に回収される。この製氷コ
イル9内でのブラインの流動により、ブラインの持つ熱
と製氷コイル9外周の冷水が持つ熱とが熱交換を行い、
その結果、冷水が凍結して製氷コイル9外周に氷を生成
する。
すなわち、チラーユニット13がブラインを冷却すると
き、三方切換弁19はブラインを製氷コイル9側に流す
ように動作しており、冷却されたブラインを供給用ブラ
イン配管10を介して冷水槽5の製氷コイル9に供給す
る。この時、ブラインの温度は、0℃よりも低い温度に
冷却されている。製氷コイル9では、冷却されたブライ
ンが冷水槽5の上部の供給口9aから、蛇行しながら下
部の回収口9b方向に流動し、回収用ブライン配管11
を介してチラーユニット13に回収される。この製氷コ
イル9内でのブラインの流動により、ブラインの持つ熱
と製氷コイル9外周の冷水が持つ熱とが熱交換を行い、
その結果、冷水が凍結して製氷コイル9外周に氷を生成
する。
【0025】このような冷水槽5から氷を溶解させて冷
水を得る。この時、三方切換弁17は、冷水槽5内の冷
水をシャワー部2に供給するように動作しており、ポン
プ7の働きにより冷水槽5の供給用配管6が冷水槽5内
の冷水をシャワー部2に供給する。そして、シャワー部
2は冷水をフィリング14内に吹き付ける。このフィリ
ング14内の冷水に対し送風機3が空気を吹き付ける
と、送風機3からの空気は、フィリング14を通過中、
この冷水に対し広い面積で且つ長時間触れる。したがっ
て、送風機3からの空気は水分を多く含んだ冷たい風と
なり、この湿った冷風を解凍冷蔵室1内に送り込むこと
により、解凍冷蔵室1内の湿度を上げると同時に、室内
の温度を下げる。その結果、解凍冷蔵室1内に収納され
た収納物を、高湿環境下で冷蔵することができる。
水を得る。この時、三方切換弁17は、冷水槽5内の冷
水をシャワー部2に供給するように動作しており、ポン
プ7の働きにより冷水槽5の供給用配管6が冷水槽5内
の冷水をシャワー部2に供給する。そして、シャワー部
2は冷水をフィリング14内に吹き付ける。このフィリ
ング14内の冷水に対し送風機3が空気を吹き付ける
と、送風機3からの空気は、フィリング14を通過中、
この冷水に対し広い面積で且つ長時間触れる。したがっ
て、送風機3からの空気は水分を多く含んだ冷たい風と
なり、この湿った冷風を解凍冷蔵室1内に送り込むこと
により、解凍冷蔵室1内の湿度を上げると同時に、室内
の温度を下げる。その結果、解凍冷蔵室1内に収納され
た収納物を、高湿環境下で冷蔵することができる。
【0026】なお、水蒸気にならなかった冷水は、シャ
ワー部2下部の回収器4に溜る。このとき、三方切換弁
18は冷水を冷水槽5側に流すように動作しており、回
収用配管8は冷水を回収器4から冷水槽5に回収する。
ワー部2下部の回収器4に溜る。このとき、三方切換弁
18は冷水を冷水槽5側に流すように動作しており、回
収用配管8は冷水を回収器4から冷水槽5に回収する。
【0027】また、解凍冷蔵室1内の冷却温度は、通
常、冷水槽5から供給される冷水の水温よりも0.5℃
程度高い値となることが判明している。そのため、冷水
の水温を調節し、室内温度を適宜変更することにより、
解凍冷蔵室1内の冷却温度を調整することができる。
常、冷水槽5から供給される冷水の水温よりも0.5℃
程度高い値となることが判明している。そのため、冷水
の水温を調節し、室内温度を適宜変更することにより、
解凍冷蔵室1内の冷却温度を調整することができる。
【0028】[1−3]効果 以上のような本実施例では、ヒートポンプ式であるチラ
ーユニット13が冷却または加熱したブラインを循環さ
せることにより、冷水槽5の冷水を冷やし、または温水
槽15から温水を温め、これら冷水または温水を解凍冷
蔵室1に供給して加湿・解凍または加湿・冷却を行うこ
とができる。したがって、冷凍された食品をを解凍し、
その後、冷蔵するといった一連の作業を高湿環境下で行
うことができ、食品の鮮度を保ちつつ解凍することが可
能である。さらに、チラーユニット13を深夜電力など
のエネルギーコストの低い時間や余剰エネルギーが生じ
た時間に使用することにより、加湿・解凍および加湿・
冷却を安価に行うことができる。しかも、加湿、冷却お
よび解凍を、シャワー部2、送風機3およびフィリング
14という同一の構成により行うことができるため、従
来技術に比べ部材点数を少なくすることができる。した
がって、システムの小型化および作業の簡素化を進める
ことができる。
ーユニット13が冷却または加熱したブラインを循環さ
せることにより、冷水槽5の冷水を冷やし、または温水
槽15から温水を温め、これら冷水または温水を解凍冷
蔵室1に供給して加湿・解凍または加湿・冷却を行うこ
とができる。したがって、冷凍された食品をを解凍し、
その後、冷蔵するといった一連の作業を高湿環境下で行
うことができ、食品の鮮度を保ちつつ解凍することが可
能である。さらに、チラーユニット13を深夜電力など
のエネルギーコストの低い時間や余剰エネルギーが生じ
た時間に使用することにより、加湿・解凍および加湿・
冷却を安価に行うことができる。しかも、加湿、冷却お
よび解凍を、シャワー部2、送風機3およびフィリング
14という同一の構成により行うことができるため、従
来技術に比べ部材点数を少なくすることができる。した
がって、システムの小型化および作業の簡素化を進める
ことができる。
【0029】また、シャワー部2の下部にフィリング1
4を設け、冷水または温水がフィリング14を通過しな
がら送風機からの空気が吹き付けので、冷水または温水
が広面積状態で長時間、空気と接することになる。これ
により、水蒸気の獲得、ならびに空気の冷却および加熱
を、高効率に行うことができる。
4を設け、冷水または温水がフィリング14を通過しな
がら送風機からの空気が吹き付けので、冷水または温水
が広面積状態で長時間、空気と接することになる。これ
により、水蒸気の獲得、ならびに空気の冷却および加熱
を、高効率に行うことができる。
【0030】[2]第2実施例 本実施例は請求項2を適用した高湿解凍冷蔵システムで
あり、図1と同様の部分については同じ符号を付し、そ
の説明は省略する。ただし、請求項2記載の冷 蔵室に相
当する構成は1個に限定したものである。
あり、図1と同様の部分については同じ符号を付し、そ
の説明は省略する。ただし、請求項2記載の冷 蔵室に相
当する構成は1個に限定したものである。
【0031】本実施例では、収納物を解凍冷蔵するため
の解凍冷蔵室1と、単に冷蔵するだけの冷蔵室21を有
する。冷蔵室21の基本的構成は、前記解凍冷蔵室1と
同様のものとする。ただし、フィリング14a、シャワ
ー部2a、シャワー部2aに接続される供給用配管6、
回収器4、回収器4に接続される回収用配管8aには、
冷水のみが通過する。すなわち、供給用配管6aはポン
プ20および分枝点Aを介して冷水槽5に接続され、回
収用配管8aは、合流点Bを介して冷水槽5に接続され
る。
の解凍冷蔵室1と、単に冷蔵するだけの冷蔵室21を有
する。冷蔵室21の基本的構成は、前記解凍冷蔵室1と
同様のものとする。ただし、フィリング14a、シャワ
ー部2a、シャワー部2aに接続される供給用配管6、
回収器4、回収器4に接続される回収用配管8aには、
冷水のみが通過する。すなわち、供給用配管6aはポン
プ20および分枝点Aを介して冷水槽5に接続され、回
収用配管8aは、合流点Bを介して冷水槽5に接続され
る。
【0032】以上のような構成を有する本実施例におけ
る作用は以下のとおりである。すなわち、冷水槽5内の
冷水は分岐点Aにおいて供給用配管6と供給用配管6a
に分枝される。そして、供給用配管6aへ送り込まれた
冷水は、ポンプ20の働きによりシャワー部2aに供給
される。さらに、シャワー部2aはこの冷水をフィリン
グ14a内に吹き付ける。このフィリング14a内の冷
水に対し送風機3aが空気を吹き付けると、送風機3a
からの空気は、フィリング14aを通過中、この冷水に
対し広い面積で且つ長時間触れる。したがって、送風機
3からの空気は水分を多く含んだ冷たい風となり、この
湿った冷風を冷蔵室21内に送り込むことにより、冷蔵
室21内の湿度を上げると同時に、室内の温度を下げ
る。その結果、冷蔵室21内に収納された収納物を、高
湿環境下で冷蔵することができる。なお、水蒸気になら
なかった冷水はシャワー部2a下部の回収器4aに溜
り、回収用配管8aは合流点Bにおいて回収用配管8の
冷水と合流して、冷水は回収器4aから冷水槽5に回収
される。
る作用は以下のとおりである。すなわち、冷水槽5内の
冷水は分岐点Aにおいて供給用配管6と供給用配管6a
に分枝される。そして、供給用配管6aへ送り込まれた
冷水は、ポンプ20の働きによりシャワー部2aに供給
される。さらに、シャワー部2aはこの冷水をフィリン
グ14a内に吹き付ける。このフィリング14a内の冷
水に対し送風機3aが空気を吹き付けると、送風機3a
からの空気は、フィリング14aを通過中、この冷水に
対し広い面積で且つ長時間触れる。したがって、送風機
3からの空気は水分を多く含んだ冷たい風となり、この
湿った冷風を冷蔵室21内に送り込むことにより、冷蔵
室21内の湿度を上げると同時に、室内の温度を下げ
る。その結果、冷蔵室21内に収納された収納物を、高
湿環境下で冷蔵することができる。なお、水蒸気になら
なかった冷水はシャワー部2a下部の回収器4aに溜
り、回収用配管8aは合流点Bにおいて回収用配管8の
冷水と合流して、冷水は回収器4aから冷水槽5に回収
される。
【0033】以上のような本実施例では、冷水または温
水が供給される解凍冷蔵室1において加湿・解凍または
加湿・冷却を行い、冷水が供給される冷蔵室21におい
て加湿・冷却を行うことができる。したがって、加湿・
解凍を行わなうものについてのみ解凍冷蔵室1に収納す
ることで、さらに実用性、効率性に富む高湿解凍冷蔵シ
ステムを提供することができる。なお、冷蔵室を複数設
けた場合には、そのなかの適当な数を選択して、冷蔵専
用の冷蔵庫あるいは解凍冷蔵庫として使用できる。
水が供給される解凍冷蔵室1において加湿・解凍または
加湿・冷却を行い、冷水が供給される冷蔵室21におい
て加湿・冷却を行うことができる。したがって、加湿・
解凍を行わなうものについてのみ解凍冷蔵室1に収納す
ることで、さらに実用性、効率性に富む高湿解凍冷蔵シ
ステムを提供することができる。なお、冷蔵室を複数設
けた場合には、そのなかの適当な数を選択して、冷蔵専
用の冷蔵庫あるいは解凍冷蔵庫として使用できる。
【0034】[3]他の実施例 なお、本発明の高湿解凍冷蔵システムは、上述した実施
例に限定されるものではなく、各水槽のコイルの配設形
状など、具体的な各部材の形状、或いは各々の取付け位
置及び方法は適宜変更可能である。
例に限定されるものではなく、各水槽のコイルの配設形
状など、具体的な各部材の形状、或いは各々の取付け位
置及び方法は適宜変更可能である。
【0035】例えば、図3に示すように、ヒートポンプ
式のチラーユニット20から冷水または温水が直接シャ
ワー部2に供給されるように構成した実施例も包含す
る。このような実施例によれば、構成の簡略化を一層高
めることが可能である。
式のチラーユニット20から冷水または温水が直接シャ
ワー部2に供給されるように構成した実施例も包含す
る。このような実施例によれば、構成の簡略化を一層高
めることが可能である。
【0036】さらに、ヒートポンプ式のチラーユニット
に、このチラーユニットを制御する制御ユニットを接続
した実施例も包含する。このような実施例によれば、あ
らかじめ制御ユニットをセットしておくことにより、所
望のタイミングで解凍を行い、その後、冷蔵を行うこと
もできる。したがって、解凍作業を待つといったロスタ
イムがなく、作業の簡易化が図れる。
に、このチラーユニットを制御する制御ユニットを接続
した実施例も包含する。このような実施例によれば、あ
らかじめ制御ユニットをセットしておくことにより、所
望のタイミングで解凍を行い、その後、冷蔵を行うこと
もできる。したがって、解凍作業を待つといったロスタ
イムがなく、作業の簡易化が図れる。
【0037】
【発明の効果】以上の通り、本発明によれば、簡単な構
造で加湿・冷却及び加湿・解凍が可能となり、構成の簡
略化を図って作業の簡易化およびシステムの小型化に貢
献できる高湿解凍冷蔵システムを提供することができ
る。
造で加湿・冷却及び加湿・解凍が可能となり、構成の簡
略化を図って作業の簡易化およびシステムの小型化に貢
献できる高湿解凍冷蔵システムを提供することができ
る。
【図1】本発明の第1実施例を示す系統図。
【図2】本発明の第2実施例を示す系統図。
【図3】本発明の他の実施例を示す系統図。
1 解凍冷蔵室 2,2a シャワー部 3,3a 送風機 4,4a 回収器 5 冷水槽 6,6a 供給用配管 7,20 ポンプ 8 回収用配管 9 製氷コイル 10 供給用ブライン配管 11 回収用ブライン配管 12 ブラインポンプ 13,20 ヒートポンプ式チラーユニット 14,14a フィリング 15 温水槽 16 温水コイル 17,18,19 三方切換弁 21 冷蔵室 A 分枝点 B 合流点
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI // A23B 4/06 501 A23B 4/06 501L 4/07 502J (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) F25D 11/00 - 13/00 F25D 17/02 - 17/06 F25D 23/00 302
Claims (3)
- 【請求項1】 収納物を解凍し冷蔵するための解凍冷蔵
室と、 前記冷蔵室内に設けられて冷水または温水を噴出する水
噴出手段と、 冷水を貯蔵する冷水槽と、 温水を貯蔵する温水槽と、 前記冷水槽内の冷水を冷やすと共に前記温水槽内の温水
を温めるヒートポンプと、前記水噴出手段と前記冷水槽との間に設けられ、前記冷
水槽から前記水噴出手段へ冷水を送り出す冷水供給手段
と、 前記水噴出手段と前記温水槽との間に設けられ、前記温
水槽から前記水噴出手段へ温水を送り出す温水供給手段
と、 前記解凍冷蔵室内で、前記水噴出手段から冷水または温
水が吹き付けられるフィリングと、 前記フィリング内の冷水または温水に対し空気を吹き付
け、前記解凍冷蔵室に冷風または温風を送り込む送風機
と、 を備えたことを特徴とする高湿解凍冷蔵システム。 - 【請求項2】 収納物を冷蔵するための冷蔵室と、 前記冷蔵室内に設けられて冷水を噴出する冷却水噴出手
段と、 前記冷却室内で前記冷却水噴出手段から冷水が吹き付け
られる冷却水用フィリングと、 前記冷却水用フィリング内の冷水に対し空気を吹き付
け、前記冷蔵室に冷風を送り込む冷却用送風機とを備
え、 前記冷却水噴出手段と前記冷水槽との間に配設され、前
記冷水槽から前記水噴出手段へ冷水を送り出す冷却水供
給手段を設けたこと、 を特徴とする請求項1記載の高湿解凍冷蔵システム。 - 【請求項3】収納物を解凍し冷蔵するための解凍冷蔵室
と、 前記解凍冷蔵室内に設けられ、冷水または温水を噴出す
る水噴出手段と、 前記解凍冷蔵室へ、冷水または温水を供給するヒートポ
ンプと、 前記水噴出手段と前記ヒートポンプとの間に設けられ、
前記ヒートポンプから前記水噴出手段へ冷水または温水
を送り出す水供給手段と、 前記解凍冷蔵室内で、前記水噴出手段から冷水または温
水が吹き付けられるフィリングと、 前記フィリング内の冷水または温水に対し空気を吹き付
け、前記解凍冷蔵室に冷風または温風を送り込む送風機
と、 を備えたことを特徴とする高湿解凍冷蔵システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6187229A JP2994208B2 (ja) | 1994-06-21 | 1994-08-09 | 高湿解凍冷蔵システム |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13909094 | 1994-06-21 | ||
JP6-139090 | 1994-06-21 | ||
JP6187229A JP2994208B2 (ja) | 1994-06-21 | 1994-08-09 | 高湿解凍冷蔵システム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0868584A JPH0868584A (ja) | 1996-03-12 |
JP2994208B2 true JP2994208B2 (ja) | 1999-12-27 |
Family
ID=26471991
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6187229A Expired - Fee Related JP2994208B2 (ja) | 1994-06-21 | 1994-08-09 | 高湿解凍冷蔵システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2994208B2 (ja) |
-
1994
- 1994-08-09 JP JP6187229A patent/JP2994208B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0868584A (ja) | 1996-03-12 |
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