JP2992360B2 - 包み込み食品の製造法 - Google Patents
包み込み食品の製造法Info
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えばスィートポテ
ト、バタークリーム、ジャム、ポテトサラダ等のフィリ
ング材がクレープ皮等の膜状食品によって包み込まれた
包み込み食品の製造法、更に詳しくは、包み込み食品を
加熱処理してその形状に固定する包み込み食品の製造法
に関する。
ト、バタークリーム、ジャム、ポテトサラダ等のフィリ
ング材がクレープ皮等の膜状食品によって包み込まれた
包み込み食品の製造法、更に詳しくは、包み込み食品を
加熱処理してその形状に固定する包み込み食品の製造法
に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】パイの
ように厚い外皮によって包んだもの、春巻のように外皮
によって包んだ状態のまま商品として流通している包み
込み食品は、それぞれの商品形態を崩すという問題はな
いが、例えばクレープ皮のように極薄い皮膜状食品によ
って包みこまれた包み込み食品は、一旦その形態に成形
したものであっても、外皮である膜状食品が経時的に元
の形に戻る現象が起こることが多いため、このような現
象を起こさず、加熱処理をすることによって元の商品形
態を保持するように外皮を固定する必要がある。
ように厚い外皮によって包んだもの、春巻のように外皮
によって包んだ状態のまま商品として流通している包み
込み食品は、それぞれの商品形態を崩すという問題はな
いが、例えばクレープ皮のように極薄い皮膜状食品によ
って包みこまれた包み込み食品は、一旦その形態に成形
したものであっても、外皮である膜状食品が経時的に元
の形に戻る現象が起こることが多いため、このような現
象を起こさず、加熱処理をすることによって元の商品形
態を保持するように外皮を固定する必要がある。
【0003】外皮を加熱処理する従来の方法は、膜状食
品によってフィリング材を包み込んで所定形状に成形し
た後、直ちに天板に載せ加熱オーブンに入れて加熱処理
するようにしているが、このような従来の方法では、食
品と天板との接触面が焦げる現象を避けられず、著しく
商品価値を損ねるという現象があった。また、上記のよ
うな局所的な焦げを防止するために、その商品形態に形
成された雌形のモールドに包み込み食品を入れて加熱処
理する方法もあるが、機械生産する場合には包み込んで
モールド内に正確に包み込み食品を入れ込みことが難し
く、成形不良率が非常に高くなるという課題があった。
従って、本発明の目的は、特に、極薄い皮膜状食品によ
って包み込まれた円筒形の包み込み食品を、局所的な焦
げ現象及び成形不良を生じさせることなく、しかも全体
を均一に加熱処理して所期の商品形態に固定することが
できる包み込み食品の製造法を提供することにある。
品によってフィリング材を包み込んで所定形状に成形し
た後、直ちに天板に載せ加熱オーブンに入れて加熱処理
するようにしているが、このような従来の方法では、食
品と天板との接触面が焦げる現象を避けられず、著しく
商品価値を損ねるという現象があった。また、上記のよ
うな局所的な焦げを防止するために、その商品形態に形
成された雌形のモールドに包み込み食品を入れて加熱処
理する方法もあるが、機械生産する場合には包み込んで
モールド内に正確に包み込み食品を入れ込みことが難し
く、成形不良率が非常に高くなるという課題があった。
従って、本発明の目的は、特に、極薄い皮膜状食品によ
って包み込まれた円筒形の包み込み食品を、局所的な焦
げ現象及び成形不良を生じさせることなく、しかも全体
を均一に加熱処理して所期の商品形態に固定することが
できる包み込み食品の製造法を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、フィリング材
を膜状食品によって包み込んで略円筒形に成形された包
み込み食品を加熱処理してその形状に固定する包み込み
食品の製造法であって、無端状に多数連設され且つ自転
しながら加熱オーブン内を移動するローラー上に上記包
み込み食品を載せ、該包み込み食品を回転させながら搬
送させることにより均一に加熱処理することを特徴とす
る包み込み食品の製造法を提供することにより上記目的
を達成したものである。
を膜状食品によって包み込んで略円筒形に成形された包
み込み食品を加熱処理してその形状に固定する包み込み
食品の製造法であって、無端状に多数連設され且つ自転
しながら加熱オーブン内を移動するローラー上に上記包
み込み食品を載せ、該包み込み食品を回転させながら搬
送させることにより均一に加熱処理することを特徴とす
る包み込み食品の製造法を提供することにより上記目的
を達成したものである。
【0005】
【作用】本発明によれば、フィリング材を膜状食品によ
って包み込んで略円筒形に成形された包み込み食品を無
端状に多数連設されたローラー上に載せると、各ローラ
ーが回転しながら加熱オーブン内を移動して包み込み食
品を搬送する間に、各ローラー間で包み込み食品を回転
させると共に加熱オーブンによって回転する包み込み食
品を加熱処理して、包み込み食品の膜状食品を硬化させ
てその形態に固定することができる。
って包み込んで略円筒形に成形された包み込み食品を無
端状に多数連設されたローラー上に載せると、各ローラ
ーが回転しながら加熱オーブン内を移動して包み込み食
品を搬送する間に、各ローラー間で包み込み食品を回転
させると共に加熱オーブンによって回転する包み込み食
品を加熱処理して、包み込み食品の膜状食品を硬化させ
てその形態に固定することができる。
【0006】
【実施例】以下、図1〜図3に示す実施例に基づいて本
発明を説明する。尚、各図中、図1は本発明の包み込み
食品の製造法の一実施態様に好ましく用いられる製造装
置によって包み込み食品を製造する状態を示す長手方向
の断面図、図2は図1に示す状態の要部を拡大して示す
断面図、図3は図2に示す製造装置に用いられた無端状
に連設されたローラーの全体を示す斜視図である。
発明を説明する。尚、各図中、図1は本発明の包み込み
食品の製造法の一実施態様に好ましく用いられる製造装
置によって包み込み食品を製造する状態を示す長手方向
の断面図、図2は図1に示す状態の要部を拡大して示す
断面図、図3は図2に示す製造装置に用いられた無端状
に連設されたローラーの全体を示す斜視図である。
【0007】まず、本発明の好ましい一実施態様に用い
られる製造装置について説明する。本実施態様に用いら
れる製造装置は、フィリング材が膜状食品によって包み
込まれた円筒状の包み込み食品Bを加熱することによっ
て膜状食品を硬化させてその形態を固定する装置であ
る。
られる製造装置について説明する。本実施態様に用いら
れる製造装置は、フィリング材が膜状食品によって包み
込まれた円筒状の包み込み食品Bを加熱することによっ
て膜状食品を硬化させてその形態を固定する装置であ
る。
【0008】本製造装置は、図1及び図2に示す如く、
無端状の搬送装置10と、該搬送装置10を収納する加
熱オーブン20とを備えて構成されている。そして、上
記搬送装置10は、無端状のチェーン11と、該チェー
ン11によって隙間を設けて連設された多数のローラー
12と、多数のローラー12それぞれの端部に取り付け
られたピニオン13と、各ピニオン13がそれぞれ噛合
するラック14とを備え、上記各ローラー12は上記チ
ェーン11の回転駆動によって上流側から下流側へ移動
すると共に上記ピニオン13及びラック14の作用によ
って回転するように構成されている。また、上記加熱オ
ーブン20は、長手方向の各端面それぞれに開口部21
A、21Bを有する矩形状の箱体21と、該箱体21の
頂面の内側に配設されたヒーター22とを備えて構成さ
れている。また、上記搬送装置10は、上記箱体21の
開口部21A、21Bからその上流端部及び下流端部が
それぞれ食み出すように上記箱体21内に配設され、そ
の上流端部には上記包み込み食品Bを供給する供給コン
ベアー30がシュート40を介して連結され、また、そ
の下流端部には形態が固定された包み込み食品Bを排出
する排出コンベアー50がシュート60を介して連結さ
れている。
無端状の搬送装置10と、該搬送装置10を収納する加
熱オーブン20とを備えて構成されている。そして、上
記搬送装置10は、無端状のチェーン11と、該チェー
ン11によって隙間を設けて連設された多数のローラー
12と、多数のローラー12それぞれの端部に取り付け
られたピニオン13と、各ピニオン13がそれぞれ噛合
するラック14とを備え、上記各ローラー12は上記チ
ェーン11の回転駆動によって上流側から下流側へ移動
すると共に上記ピニオン13及びラック14の作用によ
って回転するように構成されている。また、上記加熱オ
ーブン20は、長手方向の各端面それぞれに開口部21
A、21Bを有する矩形状の箱体21と、該箱体21の
頂面の内側に配設されたヒーター22とを備えて構成さ
れている。また、上記搬送装置10は、上記箱体21の
開口部21A、21Bからその上流端部及び下流端部が
それぞれ食み出すように上記箱体21内に配設され、そ
の上流端部には上記包み込み食品Bを供給する供給コン
ベアー30がシュート40を介して連結され、また、そ
の下流端部には形態が固定された包み込み食品Bを排出
する排出コンベアー50がシュート60を介して連結さ
れている。
【0009】而して、上記製造装置は、フィリング材を
極薄い膜状食品によって包み込んだ包み込み食品Bに対
して好ましく適用することができる。このような包み込
み食品Bとしては、円筒形状で、その外径が上記各ロー
ラー12、12間の間に載って回転する寸法に形成され
ておればよく、必ずしも真円でなくてもよい。
極薄い膜状食品によって包み込んだ包み込み食品Bに対
して好ましく適用することができる。このような包み込
み食品Bとしては、円筒形状で、その外径が上記各ロー
ラー12、12間の間に載って回転する寸法に形成され
ておればよく、必ずしも真円でなくてもよい。
【0010】上記フィリング材は、上記膜状食品によっ
て円筒状に包み込むことができ、しかも加熱処理によっ
てその商品価値を損なわないものであれば特に制限され
ない。このようなフィリング材としては、例えば、スィ
ートポテト、馬鈴薯サラダ等を用いることができる。
て円筒状に包み込むことができ、しかも加熱処理によっ
てその商品価値を損なわないものであれば特に制限され
ない。このようなフィリング材としては、例えば、スィ
ートポテト、馬鈴薯サラダ等を用いることができる。
【0011】また、上記膜状食品は、その厚さ、大き
さ、形状及びフィリング材に対する使用比率が、食感を
損ねないでフィリング材を包み込むことができ、しかも
その両端部を巻き込む際に破損する虞がない限り特に制
限されない。このような膜状食品としては、例えば、小
麦粉を主体とし、これに卵、油脂、食塩、糖類、乳製
品、水等を加えて練り上げ、これを薄膜状に焼成せたク
レープ皮類や薄膜状に焼成した薄焼き卵等を用いること
ができる。膜状食品のフィリング材に対する好ましい使
用割合は、フィリング材100重量部に対し5〜20重
量部である。また、膜状食品の好ましい組成は、次の通
りである。 小麦粉; 100重量部 卵 ;20〜 80重量部 油 脂;20〜 50重量部 糖 類;15〜 80重量部 水 ;60〜100重量部
さ、形状及びフィリング材に対する使用比率が、食感を
損ねないでフィリング材を包み込むことができ、しかも
その両端部を巻き込む際に破損する虞がない限り特に制
限されない。このような膜状食品としては、例えば、小
麦粉を主体とし、これに卵、油脂、食塩、糖類、乳製
品、水等を加えて練り上げ、これを薄膜状に焼成せたク
レープ皮類や薄膜状に焼成した薄焼き卵等を用いること
ができる。膜状食品のフィリング材に対する好ましい使
用割合は、フィリング材100重量部に対し5〜20重
量部である。また、膜状食品の好ましい組成は、次の通
りである。 小麦粉; 100重量部 卵 ;20〜 80重量部 油 脂;20〜 50重量部 糖 類;15〜 80重量部 水 ;60〜100重量部
【0012】而して、上記製造装置を用いた本発明の一
実施態様では、フィリング材及び膜状食品をそれぞれ下
記材料を下記割合で均一に混合して調製したものを用い
た。
実施態様では、フィリング材及び膜状食品をそれぞれ下
記材料を下記割合で均一に混合して調製したものを用い
た。
【0013】・膜状食品 小麦粉 ; 100重量部 全卵 ; 55重量部 上白糖 ; 30重量部 液状油 ; 25重量部 脱脂粉乳 ; 10重量部 食塩 ; 0.5重量部 水 ; 100重量部
【0014】・フィリング材 加熱済み甘薯; 100重量部 上白糖 ; 30重量部 卵黄 ; 5重量部 マーガリン ; 5重量部 生クリーム ; 4重量部
【0015】上記の如く調製された膜状食品をドラム式
焼成機(図示せず)を用いて0.5mm前後の薄膜状に焼
成、カッターにて一辺12cmの矩形に成形して調製し
た。この薄膜状食品の所定位置に上記の如く調製された
フィリング材をデポジッター(図示せず)により供給し
た後、これらを円筒状に包み込み、更に、その両端部を
捩るようにして全体として紡錘形の包み込み食品を成形
した。
焼成機(図示せず)を用いて0.5mm前後の薄膜状に焼
成、カッターにて一辺12cmの矩形に成形して調製し
た。この薄膜状食品の所定位置に上記の如く調製された
フィリング材をデポジッター(図示せず)により供給し
た後、これらを円筒状に包み込み、更に、その両端部を
捩るようにして全体として紡錘形の包み込み食品を成形
した。
【0016】次いで、上記包み込み食品Bを所定時間毎
に幅方向二列づつ供給コンベアー30からシュート40
を介して搬送装置20へ供給すると、各包み込み食品B
は、チェーン11の回転駆動によって上流側から下流側
へ徐々に移動する各ローラー12、12間の隙間に嵌り
込む(図1及び図2参照)。嵌り込んだ各包み込み食品
Bが加熱オーブン10内に入ると、各ローラー12がそ
のピニオン13とラック14との作用によってそれぞれ
回転し初めて各包み込み食品Bを加熱オーブン10内に
おいて回転させて各包み込み食品Bの全表面をヒーター
22によって万遍なく加熱して膜状食品を徐々に硬化さ
せる。そして、各ローラー12が加熱オーブン20の下
流端に達する頃には各包み込み食品Bの膜状食品を程好
く焦がしてその商品形態を保持し得る硬さに硬化させ、
その内部にあるフィリング材を固定する。固定された包
み込み食品Bが加熱オーブン10の出口21Bに達する
と、各ローラー12のピニオン13とラック14との噛
合が解除されて各ローラー12が自由状態になり、更
に、搬送装置10の下流端の折り返し点に達すると、各
包み込み食品Bをシュート60を介して排出コンベアー
50へ排出する。排出コンベアー50は、排出された各
包み込み食品Bを所定の工程へ搬送する。このようにし
て得られた包み込み食品Bは、硬化した膜状食品によっ
てフィリング材が固定されているため、膜状食品12が
元の形に戻る現象が起こらず、均一な焦げ目を有してお
り、風味、色調、形状共に優れたものであった。
に幅方向二列づつ供給コンベアー30からシュート40
を介して搬送装置20へ供給すると、各包み込み食品B
は、チェーン11の回転駆動によって上流側から下流側
へ徐々に移動する各ローラー12、12間の隙間に嵌り
込む(図1及び図2参照)。嵌り込んだ各包み込み食品
Bが加熱オーブン10内に入ると、各ローラー12がそ
のピニオン13とラック14との作用によってそれぞれ
回転し初めて各包み込み食品Bを加熱オーブン10内に
おいて回転させて各包み込み食品Bの全表面をヒーター
22によって万遍なく加熱して膜状食品を徐々に硬化さ
せる。そして、各ローラー12が加熱オーブン20の下
流端に達する頃には各包み込み食品Bの膜状食品を程好
く焦がしてその商品形態を保持し得る硬さに硬化させ、
その内部にあるフィリング材を固定する。固定された包
み込み食品Bが加熱オーブン10の出口21Bに達する
と、各ローラー12のピニオン13とラック14との噛
合が解除されて各ローラー12が自由状態になり、更
に、搬送装置10の下流端の折り返し点に達すると、各
包み込み食品Bをシュート60を介して排出コンベアー
50へ排出する。排出コンベアー50は、排出された各
包み込み食品Bを所定の工程へ搬送する。このようにし
て得られた包み込み食品Bは、硬化した膜状食品によっ
てフィリング材が固定されているため、膜状食品12が
元の形に戻る現象が起こらず、均一な焦げ目を有してお
り、風味、色調、形状共に優れたものであった。
【0017】以上説明した如く、本実施態様によれば、
特に、極薄い皮膜状食品によって包みこまれた円筒形の
包み込み食品Bを、局所的な焦げ現象及び成形不良を生
じさせることなく、しかも全体を均一に加熱処理して所
期の商品形態に固定することができる。
特に、極薄い皮膜状食品によって包みこまれた円筒形の
包み込み食品Bを、局所的な焦げ現象及び成形不良を生
じさせることなく、しかも全体を均一に加熱処理して所
期の商品形態に固定することができる。
【0018】尚、本発明は、上記実施例に何等制限され
るものではなく、要は、フィリング材を膜状食品によっ
て包み込んで略円筒形に成形された包み込み食品を加熱
処理してその形状に固定する包み込み食品の製造法であ
って、無端状に多数連設されたローラー上に上記包み込
み食品を載せ、各ローラーが自転させなが加熱オーブン
内を移動して上記包み込み食品を搬送する間に、上記包
み込み食品を回転させて均一に加熱処理する方法であれ
ばよく、また、本発明に用いられる製造装置の各部材も
必要に応じて適宜設計することができる。
るものではなく、要は、フィリング材を膜状食品によっ
て包み込んで略円筒形に成形された包み込み食品を加熱
処理してその形状に固定する包み込み食品の製造法であ
って、無端状に多数連設されたローラー上に上記包み込
み食品を載せ、各ローラーが自転させなが加熱オーブン
内を移動して上記包み込み食品を搬送する間に、上記包
み込み食品を回転させて均一に加熱処理する方法であれ
ばよく、また、本発明に用いられる製造装置の各部材も
必要に応じて適宜設計することができる。
【0019】
【発明の効果】本発明の包み込み食品の製造法によれ
ば、特に、極薄い皮膜状食品によって包みこまれた円筒
形の包み込み食品Bを、局所的な焦げ現象及び成形不良
を生じさせることなく、しかも全体を均一に加熱処理し
て所期の商品形態に固定することができる。
ば、特に、極薄い皮膜状食品によって包みこまれた円筒
形の包み込み食品Bを、局所的な焦げ現象及び成形不良
を生じさせることなく、しかも全体を均一に加熱処理し
て所期の商品形態に固定することができる。
【図1】図1は本発明の包み込み食品の製造法の一実施
態様に好ましく用いられる製造装置によって包み込み食
品を製造する状態を示す長手方向の断面図である。
態様に好ましく用いられる製造装置によって包み込み食
品を製造する状態を示す長手方向の断面図である。
【図2】図2は図1に示す状態の要部を拡大して示す断
面図である。
面図である。
【図3】図3は図2に示す製造装置に用いられた無端状
に連設されたローラーの全体を示す斜視図である。
に連設されたローラーの全体を示す斜視図である。
10 搬送装置 11 ローラー 20 加熱オーブン B 包み込み食品
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) A23L 1/00 A21C 11/00 A21D 13/08 A23G 3/00 - 3/02
Claims (2)
- 【請求項1】 フィリング材を膜状食品によって包み込
んで略円筒形に成形された包み込み食品を加熱処理して
その形状に固定する包み込み食品の製造法であって、無
端状に多数連設され且つ自転しながら加熱オーブン内を
移動するローラー上に上記包み込み食品を載せ、該包み
込み食品を回転させながら搬送させることにより均一に
加熱処理することを特徴とする包み込み食品の製造法。 - 【請求項2】 上記膜状食品が小麦粉及び卵を主体とし
てなるクレープ皮である、請求項1記載の包み込み食品
の製造法。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3046131A JP2992360B2 (ja) | 1991-02-19 | 1991-02-19 | 包み込み食品の製造法 |
CN 92101124 CN1027789C (zh) | 1991-02-19 | 1992-02-19 | 包馅食品的制作方法及其装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3046131A JP2992360B2 (ja) | 1991-02-19 | 1991-02-19 | 包み込み食品の製造法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04267853A JPH04267853A (ja) | 1992-09-24 |
JP2992360B2 true JP2992360B2 (ja) | 1999-12-20 |
Family
ID=12738433
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3046131A Expired - Fee Related JP2992360B2 (ja) | 1991-02-19 | 1991-02-19 | 包み込み食品の製造法 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2992360B2 (ja) |
CN (1) | CN1027789C (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN110122521B (zh) * | 2019-06-18 | 2024-01-30 | 邯郸学院 | 一种用于馒头制作的成型装置 |
CN114367624A (zh) * | 2021-12-30 | 2022-04-19 | 金马工业集团股份有限公司 | 一种扇形齿轮轴自动化多工位锻造生产线 |
-
1991
- 1991-02-19 JP JP3046131A patent/JP2992360B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
1992
- 1992-02-19 CN CN 92101124 patent/CN1027789C/zh not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
CN1064198A (zh) | 1992-09-09 |
JPH04267853A (ja) | 1992-09-24 |
CN1027789C (zh) | 1995-03-08 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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