JP2992035B2 - 音響的防振物品およびその用途 - Google Patents

音響的防振物品およびその用途

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JP2992035B2 JP63016791A JP1679188A JP2992035B2 JP 2992035 B2 JP2992035 B2 JP 2992035B2 JP 63016791 A JP63016791 A JP 63016791A JP 1679188 A JP1679188 A JP 1679188A JP 2992035 B2 JP2992035 B2 JP 2992035B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、振動し易い基材に音響的防振(または減
衰)を提供することに関する。
[従来の技術] 多くの機械的構造物は振動にさらされ、その場合、不
快な騒音を減らし、例えば疲労による機械的損傷を減ら
し、あるいは、(目標強度(Larget strength)の減少
として知られる)振動している構造物が例えばソナーに
より検知される可能性を減らすために、振動を最小限に
することが望ましい。更に、例えば無響カバーの製造に
より入射線の反射を減らすことができる。
既知の防振技術は、振動が粘弾性材料の変形または歪
を生じさせるように、振動構造物に取り付ける粘弾性ポ
リマー材料を使用している。変形を引き起こし、材料に
付与されるエネルギーの一部分は、材料の弾性のために
振動構造物に戻され、一部分は材料内で熱として粘性的
に散逸する。材料は、そのようなエネルギーが弾性的に
戻されるのではなく、散逸するほど良好な防振材料であ
る。防振能は、損失正接(tangent delta)、散逸エネ
ルギーと戻りエネルギーとの比または損失モジュラスと
弾性モジュラスとの比として定量化できる(ASTM−D−
2236参照)。損失正接は温度および振動周波数の関数で
ある。
防振効率は、防振層をより散逸させやすい方法、即
ち、剪断により変形することにより向上させることがで
きる。これは、防振材料の自由表面を拘束して、拘束層
防振と呼ばれる現象を引き起こすことにより行うことが
でいる。従って、(例えば2枚のシートを一体に結合す
ることにより)防振層と拘束層から積層物を形成し、次
に、防振層が基材に隣接するように、積層物を防振すべ
き構造物に取り付ける。防振層の実質的に全表面を拘束
層または構造物に結合するのが望ましい。
単一層または拘束された層による防振がうまくいくに
は、振動エネルギーが振動構造物からポリマー防振材料
に伝達されるという第1段階が必要であり、それが生じ
るには、ポリマー材料は構造物に音響的に接続されてい
る必要がある。構造物と防振材料との間の相対的な運動
により、エネルギーの十分な移動が阻害される可能性が
ある。
主に、取り扱いが困難であり、防振材料を将来除去す
るのを困難または不可能にする強力な接着剤が必要であ
るために、この緊密な係合の必要性は問題点をもたら
す。この問題点を説明するために、従来技術の方法につ
いて説明する。
船舶、航空機および自動車などでは、エンジン、伝達
機またはポンプなどによる振動に応じてパイプまたは構
造要素(例えば船体)が振動するのを防止するのが望ま
しい。そのような振動は、構造物発生ノイズと呼ばれ
る。従来技術の解決法は、強力な粘性接着剤により防振
すべきパイプ(または構造物)を、厚さ約20ミル(0.05
cm)の粘弾性シートにより被覆して接着剤によりパイプ
に結合する方法である。次に、一般的には断面が矩形で
パイプ材料とほぼ同じ厚さのいくつかの金属ロッドをシ
ート上でパイプに沿って長手方向にパイプの周囲で離し
て配置する。このように組み立てたアッセンブリ全体
を、金属ロッドを囲むクランプにより更に固定する。こ
の方法は、防振のレベルについては満足すべきものであ
るが、重大な欠点がある。第1に、特にパイプに対して
シートを緊密に保持し、最終的にはロッドの重量を支持
する必要がある接着剤を適用する場合、労力を要し、困
難である。第2に、この方法は、パイプの直線部分以外
には容易に使用できない。ベンド、カラーおよびバルブ
を処置するのは特に困難である。第3に、ロッドはパイ
プの重量を増やし、しばしば50%増やす。第4の欠点
は、必要とする接着剤の性質故に、防振シートを除去す
るのがほとんど不可能である点である。防振材料の緊密
な係合が必要であることに一部原因して、高レベルの防
振を容易に提供できないのは明らかである。
[発明の構成] 相当な防振(または減衰)性および相当な寸法回復性
の双方を有する物品が製造でき、寸法回復性は、防振物
品と防振すべき構造物の音響的接続を助長または提供す
るために使用できることが見出された。このことは、回
復性および防振性に必要な見掛け上相反するポリマー性
質の点では驚くべきことである。同様な考察は、振動エ
ネルギーが構造物の外側で発生する場合に当てはまる。
また、この物品は、無響被覆としても使用でき、本明細
書の音響的防振の付与に関する説明は、無響被覆の付与
も包含する。
従って、本発明は、基材の音響的防振を付与する方法
を提供し、該方法は、 (i)(a)少なくとも10%回復する寸法回復性であ
り、また (b)温度−10〜300℃、周波数5〜100000Hzに
おいて、損失正接値が0.5以上である部分を有する粘弾
性減衰を示す 材料の層を有して成る物品を供給する工程、 (ii)音響的振動にさらされる基材の表面に隣接して該
物品を配置する工程、および (iii)該物品を寸法的に回復させて、該表面と音響的
接続を行う工程 を含んで成る。
また、本発明は、基材を音響的に防振するための物品
を提供し、該物品は、 (i)(a)少なくとも10%、好ましくは20%回復する
寸法回復性であるのが好ましく、また (b)温度−10〜300℃、周波数5〜100000Hzに
おいて、損失正接値が少なくとも0.2、好ましくは0.5、
より好ましくは1.0である部分を有する粘弾性減衰を単
独で示す 材料を含んで成る防振第1層、および (ii)該第1層の主表面の実質的部分に積層され、ま
た、少なくとも10%、好ましくは20%寸法的に回復する
材料を含んで成る拘束第2層 を有して成り、 第1層および第2層は、温度−10〜300℃、 周波数5〜100000Hzにおいて、少なくとも0.1である部
分を有する損失正接値を一体で有し、基材に装着した場
合に拘束層防振を示すことができる。
物品は、振動周波数範囲、好ましくは5〜100000Hz、
より好ましくは5〜25000Hzで所望の程度までの防振を
示すのが好ましい。本発明の方法は、材料がいわゆる遷
移領域にあるような温度および音響周波数において実施
するのが好ましい。ポリマー材料の場合、遷移領域は、
一般的にガラス状構造を有する低温高周波数領域と一般
的にゴム状構造を有する高温低周波数領域との間の領域
である。最適防振は、遷移領域において得られる。
寸法回復性物品なる語は、適当な処理、例えば加熱処
理に付された場合、寸法的形状が変化する物品を意味す
る。通常、そのような物品は、予め変形された形状から
元の形状に向かって回復するが、本明細書で使用する
「回復性」なる語は、たとえ、予め変形されていなくと
も、新たな構造を採る物品も包含する。
例えばアメリカ合衆国特許第2,027,962号、第3,086,2
42号および第3,597,372号に記載されているように、そ
のような物品は、最も一般的な形態では、弾性または塑
性記憶特性を示すポリマー材料から作った(チューブ状
またはラップアラウンド状の)熱収縮性スリーブまたは
成形部品を有して成る。例えばアメリカ合衆国特許第2,
027,962号で明らかにされているように、元の熱安定形
態は、例えば押し出したチューブを熱いままで寸法的熱
不安定形態に膨張させる連続プロセスの一時的形態であ
ってよいが、他の場合では、予備成形した寸法的熱安定
物品を別の工程で寸法的熱不安定形態に変形する。
熱回復性物品の製造において、ポリマー材料は、物品
の製造のいずれの工程で架橋してもよく、それにより、
所望の寸法回復性が促進される。熱回復性物品を製造す
る1つの方法は、ポリマー材料を所望の熱安定形態に成
形し、次に、ポリマー材料を架橋し、ポリマーの結晶溶
融点以上に物品を加熱し、物品を変形し、物品の変形し
た状態を保持するように変形状態で物品を冷却する。使
用に際して、物品の変形状態は、熱不安定であるので、
加熱により物品は元の熱安定状態を採る。
ポリマー材料が熱不安定状態を保持するために、前記
結晶溶融点を一般的には有する熱可塑性成分を幾らか有
する必要がある。従って、結晶溶融点以上で、材料はエ
ラストマーとして挙動し、先に説明したように変形でき
るが、結晶溶融点以下に冷却された場合、生じる結晶化
により変形状態で材料が固定される。寸法回復性は、適
当な全温度で非結晶性である材料においても可能である
が、この場合、軟化点以下における低温剛性が更に必要
である。そのような非結晶性材料は、高温では散逸性で
あり、防振に寄与できる。
回復性に必須のこの結晶性または剛性は、音響的防振
に見掛け上は必要である性質と、不幸にも反する。これ
ら2つの性質は相入れないように見える。(実際にはい
ずれの材料も防振に有用であるという程度ではない
が、)いずれの材料もある程度の防振能を有すると見な
せるのは当然であり、エラストマーと熱可塑性ポリマー
との種々のブレンドから成る回復性材料が提案されてい
る。例えば、アメリカ合衆国特許第3,597,372号(クッ
ク(Cook))には、例えばポリエチレンのような熱可塑
性材料5〜50重量%(全体基準)を含んで成り、残部は
例えば天然ゴムまたはブタジエンスチレンコポリマーな
どのようなエラストマーである組成物が記載されてい
る。熱可塑性材料は回復性を付与し、エラストマーは摩
耗を減少するように物性を変えるために存在する。鋭利
な対象物体と接触することにより生じる応力が広範囲に
広がるように弾性変形が行なわれる。材料は大きいレジ
リエンスを有する必要が有り、それ故、そのような材料
が防振に有用であることは全く示唆されておらず、ま
た、いかに防振能を向上させることができるかという示
唆も全く見当たらない。
振動の影響を減少させる効果を有する熱収縮性物品が
記載されている2つの文献を参照できる。第1の文献で
は、熱収縮性物品は、非常に散逸性であるポリマーを利
用するとは考えられず、むしろ、振動エネルギーの移動
を防止すると思われる。この文献、アメリカ合衆国特許
第3,904,211号では、熱回復性ブーツは、静止ハウジン
グ内で回転するシャフト上の所定位置で封止リングを保
持する。第2の文献、アメリカ合衆国特許第4,121,686
号では、独立の薄い熱収縮性プラスチックフィルムによ
りタンク表面に保持されている防振材料により、タンク
内の音波が減衰されることが示唆されている。
本発明の場合、回復性防振物品は、一方は主に防振に
寄与して典型的には弾性であり、他方は主に回復性に寄
与して典型的には部分的に結晶性である、少なくとも2
種のポリマー成分を含んで成るのが好ましい。本明細書
では、これらの2種の成分をそれぞれ防振成分および保
持成分と呼ぶ。拘束層防振を行う場合、防振層は、拘束
層より防振成分を大きい割合で有し、拘束層は防振成分
を有する必要はない。驚くべきこに、保持部分と防振成
分の相対的な量の変化に伴って防振効率が変化すること
を見出した。特に、ある臨界量以下まで保持成分の量を
減少すると、防振効率の向上が急に起こることが観察さ
れる。この理由は充分には判らないが、半不連続相を形
成する保持成分および半連続相を形成する防振成分によ
るものと考えられる。回復するようにされた物品では、
(物品の100%であってよい)保持成分は、強固な連続
相を形成する。剛直な保持成分が連続相である場合、材
料は振動エネルギーを散逸せずに伝達する。防振材料が
連続相を確実に形成するために、全重量基準で少なくと
も60%、特に少なくとも70%で防振材料が存在するのが
好ましい。
防振材料は、好ましくは40%以下、より好ましくは25
%以下、特に20%以下の無機充填剤を含む。そのような
充填剤は、一般的に、種々の理由のために、特にコスト
を下げる増量剤としてエラストマーに添加される。発明
者は、大部分の弾性物品の従来技術における用途に対し
て、重大な欠点は生じないものの、防振能の低下が予想
されることに気付いた。充填剤を使用する場合、防振能
を低下させない種類のもの、例えば板状充填剤が好まし
い。また、材料は相当量の可塑剤が含まないのが好まし
く、可塑剤を全く含まないのがより好ましい。可塑剤の
効果は、分子鎖の運動を促進し、従って、散逸性を減少
させることにある。
防振成分単独の単一層の損失正接値は、好ましくは少
なくとも0.6、より好ましくは少なくとも1.0、最も好ま
しくは少なくとも2.0である。単一層の物品の混合材料
(減衰成分および保持成分)の損失正接値は、好ましく
は少なくとも0.5、より好ましくは少なくとも0.75、最
も好ましくは少なくとも1.0である。拘束層防振を示す
多層物品の場合、防振層自体は、好ましくは少なくとも
0.2、より好ましくは少なくとも0.75、最も好ましくは
少なくとも1.5の損失正接値を有する。
保持成分は、一般的に部分的に結晶性であるだけであ
り、2成分を一緒にした場合の結晶度は低いのが好まし
いが、その詳細なレベルは、使用する材料に依存する。
防振成分は、一般に結晶度が0である。2成分の結晶度
は、好ましくは40%またはそれ以下、より好ましくは30
%またはそれ以下である。
大量の低結晶性の保持成分を使用するより、少量の高
結晶性保持成分を使用して、(回復性のために)所望の
全体の結晶度を達成するのが好ましい。
防振成分として適当な好ましいポリマー材料は、ブチ
ルゴム、アクリルゴム、ポリ塩化ビニル、バイトン(Vi
ton、商標)および他のフルオロカーボンゴム、天然ゴ
ム、ニトリルゴム、ポリウレタン、クラトン(Kraton、
商標)および他のスチレン−ブタジエンコポリマーなら
びに酢酸ビニル/エチレンコポリマーまたは他のそのよ
うなエラストマー、ならびにこれらのポリマーの2種ま
たはそれ以上のブレンドである。
層は架橋して物性、特に回復性に寄与できる。2〜40
メガラドの線量で照射して架橋するか、あるいは化学的
に架橋して適当な架橋度を達成する。
本発明では、寸法回復性は、従来技術の大量の回復性
物品とは異なる理由のために供給する。従来技術では、
環境的封止を与える目的であり、少なくとも単にチュー
ブ状物品である場合、漏れ経路を防止すために十分な回
復力が必要であるだけである。他の従来技術の物品で
は、圧力差に抗する必要があり、ケーブル接続部の横断
方向の歪除去のように機械的強度が必要である。これと
は対照的に、本発明では、防振物品および基材を、例え
ば非常に高い周波数の振動エネルギーを防振物品に伝達
できるように、結合などにより、音響的に接続する必要
がある。このことは、係合を接着剤により促進する場合
であっても、厄介な要件である。それ故、防振物品は少
なくとも30kPa、特に少なくとも60kPa、より特に少なく
とも100kPaの回復力を示すのが好ましい。
ポリマーに種々の添加剤を加えて防振材料としてより
適したものにできる。例えば、防振材料は、アルミナ三
水和物のような難燃剤を加えて耐火性にできる。可塑剤
を含む種々の加工助剤を添加してよい。黒鉛、雲母もし
くはタルクまたは他のそのような充填剤、特に板状充填
剤は、防振を促進するのに有用である。
防振物品は、防振すべき物体に応じて任意の適当な形
状であってよい。一般に、物品は少なくとも装着時に中
空であるのが好ましく、例えば中空成形部品を含んで成
ってよい。例えば、物品は、各端で開口しているか、ま
たはエンドキャップの形態であるチューブ状であってよ
い。要すれば、物品は、防振すべき構造物に応じて、ベ
ンド、T字形状および分岐を含むより複雑な形状であっ
てよい。物品は、基材の端に接近することなく、長い基
材に装着できるのが特に好ましい。この機能は、パイプ
ラインおよびケーブル付属品分野では「ラップアラウン
ド」と呼ばれる。ラップアラウンド物品は、単に、基材
の周囲に配置して、所定の位置で固定できる物品に過ぎ
ない。最も簡単な形態では、そのような物品は、例え
ば、基材の周囲に巻き付けた後に、対向端を一体に保持
する手段が対向端に供給されたシート材料の形態を有す
るラップアラウンドスリーブであってよい。例えば、イ
ギリス国特許第1,155,470号では、レールとして知ら
れ、それぞれ対向する長手方向の端に沿って伸びている
直立したリッジを有する回復性ラップアラウンドスリー
ブが記載されている。これらのレールは、断面が実質的
にC字形状のチャンネルをその上で滑動することにより
一体に保持される。
別の回復性ラップアラウンド物品は、螺旋状に長尺基
材の回りに巻き付けることができるテープである。その
ようなテープには、一般にラップアラウンド形状で保持
するための手段が供給され、例えばクランプまたはクリ
ップが、各端に供給されて端がほどけるのを防止する。
テープを巻き付けて、端を固定した後に、加熱して収縮
させ、回りにテープを巻き付けた基材と係合させる。
防振物品は、接着剤のような封止材料と共に使用でき
る。封止材料を基材に適用し、次に、防振物品を適用す
る。別法として、例えば、使用に際して基材に係合する
物品の表面上の被覆として、防振物品の一部分として封
止材料を供給する方法がある。
封止材料は、一回の加熱工程により接着剤の活性化お
よび防振材料の熱収縮を行うことができるので、熱活性
接着剤であるのが好ましい。熱活性接着剤の例には、ポ
リアミドのようなホットメルト接着剤および2つまたは
それ以上の成分の硬化系が包含される。溶融工程が可逆
的であり、単に別の加熱工程により防振物品を除去でき
るので、ホットメルト接着剤が好ましい。接着剤の存在
は、先に説明した従来技術に勝る利点を阻害するもので
はない。本発明では、接着剤は、回復性によっても供給
されている係合を単に助長するに過ぎず、一方、従来技
術では、取り扱いが厄介である接着剤は、防振材料を適
用して係合を得るための唯一の手段であるので、使用す
る必要があった。
本発明により、寸法回復性により簡単かつ迅速に防振
材料を適用する方法により基材を防振できる。1つの回
復性物品により種々の形状のものに対処できるので、防
振物品は、基材の形状に対応するように精密に形成する
必要がない。防振材料は、従来技術の物品より遥かに軽
量であり、容易に除去できる。少なくとも部分的には、
防振物品が自己供給かつ装着方式を有するので、これら
の利点を達成できる。回復性の別の利点は、一種類の寸
法の回復性物品(例えばチューブ状もしくはラップアラ
ウンドスリーブまたは中空に成形した部品)だけで、広
範囲な寸法の基材と係合するように回復するのに適当で
ある点である。
添付図面を参照して、本発明を更に説明する。
第1図は、振動にさらされるパイプ1または他の構造
物であり、チューブ状防振物品2がその上に熱収縮して
いる。本発明は、直径が1〜100cm、特に2〜20cmの構
造物を防振するのに特に好ましい。パイプの場合、防振
材料層の厚さは、パイプの材料の厚さの好ましくは0.3
〜3倍、特に0.5〜2倍、より特に0.7〜1.3倍である。
典型的には、層の厚さは少なくとも0.2cm、好ましくは
少なくとも0.4cmである。
2種の好ましい防振材料2を挙げることができる。第
1番目は、防振成分としてEVAコポリマー(酢酸ビニル7
0%/エチレン30%コポリマー)および保持成分として
高密度ポリエチレン(HDPE)を含むものである。防振材
料としての適性を検討するために、これらの2種の材料
の下記のブレンドについて試験した。数字は重量%であ
る。実施例 EVAコポリマー HDPE 1a 69 31 1b 75 25 1c 81 19 1d 87 13 これらの組成物を種々に寸法的に膨張させた試料を使
用して、回復性について試験した。実施例1aおよび1bの
回復率(最初の未変形寸法に達するために必要な寸法変
化に対するパーセントとしての回復時の寸法変化)は99
〜100%であった。スナップバック量(膨張度に対する
パーセントとしての、故意に回復させる前の膨張寸法の
減少)は、実施例1aでは、11〜22%、実施例1bでは24〜
38%であった。実施例1cでは、回復率は96〜100%であ
り、スナップバックは46〜49%であった。実施例1dの値
は、それぞれ79〜92%、64〜82%であった。高レベルの
スナップバックが予想される場合、最初の膨張を大きく
することによりいくらか補うことができる。従って、こ
れらのブレンドにより満足すべき回復性を達成できるこ
とが判る。
防振材料として作用するこれらの材料の性能を第2図
に示しており、第2図では、4種のブレンドの損失正接
値を温度を関数として示している。HDPE保持成分を減少
することにより防振能が相当向上することが判る。特
に、25%と31%HDPEとの間で防振能が相当変化している
のが判る。これは、この範囲内である種のHDPEの連続構
造が形成されるためであり、これが機械的エネルギーの
低減衰パスを提供する。それ故、当業者であれば、防振
特性および熱収縮特性の最適バランスを選択できる。そ
のような最適バランスは、保持成分のレベルを増加した
時に機械的エネルギーの低減衰パスが形成される前で保
持成分ができる限り高いレベルにおいて生じると考えら
れる(第2図に示した防振能の急激な変化を参照された
い。) 第2番目の好ましい防振材料は、防振成分としてのバ
イトン(フルオロカーボンゴムの商標)および保持成分
としてのカイナー(ポリビニリデンフルオライドの商
標)のブレンドである。防振材料としての適性を検討す
るためにこれらの2成分の下記のブレンドを試験した。
数字は重量%である。実施例 バイトン カイナー 2a 69 31 2b 75 25 2c 81 19 2d 87 13 先と同様に、種々の試料を試験して回復能を調べた。
実施例2aの回復率は100%であり、スナップバックは4
〜9%であった。実施例2bの値は、それぞれ99〜100
%、6〜13%であった。実施例2cの値は、それぞれ99〜
100%、15〜26%であった。実施例2dの値は、それぞれ9
0〜100%、26〜46%であった。
そのような材料を無響被覆として坑道のような構造物
の周囲で使用できる。そのような用途に対して、被覆
は、ラップアラウンドよりチューブ状であるのが好まし
い。また、坑道の被覆または物品が水中にあるような他
の用途に対しては、音響インピーダンスが水の音響イン
ピーダンスに一致するのが好ましい。音響インピーダン
スは、例えば充填剤を添加することにより材料のモジュ
ラスおよび/または密度を変えることにより変えること
ができる。
第3図は、これらの材料の防振能を温度に対する損失
正接値のプロットとして示している。先ほどと同様に、
保持成分(この場合、カイナー)の減少と共に防振能の
向上が見られる。
ポリマー系では、架橋の効果は、一般に回復能を大き
く向上させるが、防振能を幾らか減らす。実施例1は、
架橋していない試料に関し、実施例2は、膨張前に架橋
した試料に関する。この効果は、実施例2のブレンドに
おいてより実施例1のブレンドにおいて認められる。実
施例1のブレンドは、実施例2のブレンドより大きい回
復力を示すことが見出された。一般に、2〜40メガラ
ド、特に8〜12メガラドの架橋線量が有用である。
第4図は、パイプ1の拘束層防振を示す。防振層3お
よび拘束層4から成る防振物品は、回復してパイプと係
合している。所望により、例えば2以上の温度範囲また
は2以上の周波数範囲で防振を付与するために、2つを
越える層を供給してよい。従って、2つまたはそれ以上
の拘束物品として作用する4つまたはそれ以上の層を供
給してよい。双方の層は、寸法回復性であるのが好まし
く、ある用途に対しては、非回復性防振層に積層した
(拘束層であってもよい)回復性駆動層を有して成る新
規な寸法回復性防振物品を供給してよい。そのような物
品は、中空構造を有するか、あるいは防振層が内側層で
あり、駆動層が外側層であるような構造で保持できる。
駆動層の回復により、防振層が変形して防振すべき基材
と係合する。
ある態様では、防振層3は回復性EVAコポリマーもし
くはバイトンまたはこれらと例えばHDPEとのブレンドか
ら成り、拘束層4は、HDPEから成る。しかしながら、こ
の場合、拘束層4が存在するために防振層の回復性はそ
れほど重要ではないので、基本的には、防振能を主目的
として防振層を選択してよい。拘束および回復に関する
層4の特性は、相反するものではなく、硬質で大きいモ
ジュラスを有する材料を使用できる。例えばHDPE単独ま
たは適当な充填剤、例えば15〜25%タルクまたは5〜15
%ガラスもしくはシリカを含有するHDPEを使用できる。
拘束層の剛性の増加により防振能が向上する。充填剤
は、拘束層のモジュラスを増加するためにも使用でき
る。拘束層防振物品において(先に定義した)回復率約
100%は容易に達成でき、スナップバックは容易に10%
以下で保持できる。
厚さ0.05cmのスチールプレートの損失正接値を、厚さ
0.1cmの単一層防振物品と一体にしたプレートの値と、
また、厚さ0.05cmの防振層および0.05cmの拘束層と一体
にしたプレートの値と比較した。同じ厚さの材料をパイ
プに取り付けたにも拘わらず、拘束層防振がはるかに優
秀であることが判った。
(拘束層自体または追加の層であってよい)外側層
は、保護機能のために選択できる。例えば、外側層は、
特に、耐摩耗性、切断または引き裂き抵抗性、UV抵抗性
または油もしくは燃料のような流体に対して抵抗性であ
ってよい。
第5図は、パイプ1の回りに巻き付けたテープ5の形
態の防振物品を示す。
第6図は、熱収縮性ラップアラウンド防振スリーブ6
を示す。スリーブは、その上でチャンネル8を滑動する
ことにより一体に保持できる対向端に沿ったレール7を
有する。スリーブを防振すべき基材の回りに巻き付け、
チャンネルを装着し、加熱により回復させる。スリーブ
は防振層3および拘束層4により拘束層防振を示す。
図示した防振物品のいずれの態様においても、物品の
基材との緊密な係合を助長するために接着剤を供給して
よい。本発明を使用して、非常に大きい寸法のパイプま
たは他の基材を容易に音響的に防振できる。例えば、第
5図のテープを使用でき、第6図の2つまたはそれ以上
のスリーブを一体に形成できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、単一層の防振物品により包囲したパイプの断
面図、第2図および第3図は、種々のポリマーブレンド
を使用した場合の防振効率を示すグラフ、第4図は、拘
束層防振を示す防振物品により包囲されたパイプの断面
図、第5図は、防振材料のテープを巻き付けたパイプを
示す図、第6図は、防振材料のラップアラウンドスリー
ブの斜視図である。 1……パイプ、2……防振物品、3……防振層、 4……拘束層、5……テープ、6……スリーブ、 7……レール、8……チャンネル。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭52−109901(JP,A) 特開 昭52−60119(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G10K 11/16 - 11/168

Claims (15)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】(i)(a)少なくとも10%回復する寸法
    回復性であり、また (b)温度−10〜300℃、周波数5〜100000Hzにおい
    て、損失正接値が0.5以上である部分を有する粘弾性減
    衰を示す 材料の層を有して成る物品を供給する工程、 (ii)音響的振動にさらされる基材の表面に隣接して該
    物品を配置する工程、および (iii)該物品を寸法的に回復させて、該表面との音響
    的接続を行う工程 を含んで成る基材に音響的防振を付与する方法。
  2. 【請求項2】該損失正接値が少なくとも1.0である部分
    を有する特許請求の範囲第1項記載の方法。
  3. 【請求項3】該層の材料は、 (a)粘弾性減衰を示すことができる弾性材料、および (b)ポリマーであり、少なくとも部分的に結晶性であ
    り、また、伸張状態で材料(a)を保持できる保持成分 のブレンドを含んで成り、 (a)の相対的な量は、少なくとも(a)の割合と共に
    減衰効率の急激な向上が観察される量である特許請求の
    範囲第1項記載の方法。
  4. 【請求項4】該層の厚さが、該表面における基材の厚さ
    の0.7〜1.3倍である特許請求の範囲第1項記載の方法。
  5. 【請求項5】物品を表面の周囲に巻き付け、ラップアラ
    ウンド構造で固定し、その後、寸法的に回復させる特許
    請求の範囲第1項記載の方法。
  6. 【請求項6】該表面がパイプの表面である特許請求の範
    囲第1項記載の方法。
  7. 【請求項7】該表面が、構造部材の表面である特許請求
    の範囲第1項記載の方法。
  8. 【請求項8】該表面が、駆動部材または駆動ハウジング
    の表面である特許請求の範囲第1項記載の方法。
  9. 【請求項9】該表面が、坑道の表面であり、物品が無響
    被覆を付与する特許請求の範囲第1項記載の方法。
  10. 【請求項10】音響的接続が、接着剤結合により助長さ
    れる特許請求の範囲第1項記載の方法。
  11. 【請求項11】(i)温度−10〜300℃、周波数5〜100
    000Hzにおいて、損失正接値が少なくとも0.2である部分
    を有する粘弾性減衰を単独で示す材料を含んで成る防振
    第1層、および (ii)該第1層の主表面の実質的部分に積層され、ま
    た、少なくとも10%寸法的に回復する材料を含んで成る
    拘束第2層 を有して成り、基材を音響的に防振する物品であって、 第1層および第2層は、温度−10〜300℃、周波数5〜1
    00000Hzにおいて少なくとも0.1である部分を有する損失
    正接値を一体で有し、基材に装着した場合に拘束層防振
    を示すことができる物品。
  12. 【請求項12】テープ、シートおよびラップアラウンド
    スリーブ形態のいずれかの形態である特許請求の範囲第
    11項記載の物品。
  13. 【請求項13】中空成形部品の形態である特許請求の範
    囲第11項記載の部品。
  14. 【請求項14】音響的に一体に接続された特許請求の範
    囲第11項に記載の少なくとも2つの物品を有して成る多
    層防振デバイス。
  15. 【請求項15】拘束層が熱可塑性ポリマー材料を含んで
    成る特許請求の範囲第11項記載の物品。
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