JP2990253B2 - 競技場のフェンス設備 - Google Patents
競技場のフェンス設備Info
- Publication number
- JP2990253B2 JP2990253B2 JP3146180A JP14618091A JP2990253B2 JP 2990253 B2 JP2990253 B2 JP 2990253B2 JP 3146180 A JP3146180 A JP 3146180A JP 14618091 A JP14618091 A JP 14618091A JP 2990253 B2 JP2990253 B2 JP 2990253B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- moving member
- fence
- transparent plate
- support
- column
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Fencing (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は競輪場のバンクの周囲に
設けられて、競技場と観客席とを仕切るフェンス設備に
関する。
設けられて、競技場と観客席とを仕切るフェンス設備に
関する。
【０００２】
【従来の技術】競輪場には競技場と観客席とを仕切るた
めに競技場のバンクの周囲にフェンスが設けられてい
る。フェンスは主に、バンクの周囲に略等間隔に立設さ
れた鋼製の支柱と、複数の支柱にボルトを介して取り付
けられた金網とから構成されている。そして競技者が誤
ってフェンスに衝突した時に競技者が支柱で怪我をしな
いように支柱は弾性部材で覆われている。
めに競技場のバンクの周囲にフェンスが設けられてい
る。フェンスは主に、バンクの周囲に略等間隔に立設さ
れた鋼製の支柱と、複数の支柱にボルトを介して取り付
けられた金網とから構成されている。そして競技者が誤
ってフェンスに衝突した時に競技者が支柱で怪我をしな
いように支柱は弾性部材で覆われている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、支柱を
弾性部材で覆っただけではフェンスに衝突した競技者を
十分に保護することができないという問題がある。ま
た、金網製のフェンスは競技者が檻の中で競技をしてい
るようで印象が悪いという問題がある。本発明はこのよ
うな事情に鑑みてなされたもので、競技者を十分に保護
すると共に競技者が檻の中で競技をしているという印象
を取り除くことができるフェンス設備を提供することを
目的とする。
弾性部材で覆っただけではフェンスに衝突した競技者を
十分に保護することができないという問題がある。ま
た、金網製のフェンスは競技者が檻の中で競技をしてい
るようで印象が悪いという問題がある。本発明はこのよ
うな事情に鑑みてなされたもので、競技者を十分に保護
すると共に競技者が檻の中で競技をしているという印象
を取り除くことができるフェンス設備を提供することを
目的とする。
【０００４】
【課題を解決する為の手段】本発明は、前記目的を達成
する為に、所定間隔をおいて立脚された複数の、穴が形
成された支柱と、該複数の支柱に設けられた、対向する
面を持つ移動部材を有する衝撃緩衝手段と、該衝撃緩衝
手段に対向する端部同士が連結された複数の透明板材
と、とを備え、上記移動部材の対向する面には長穴が形
成されており、上記支柱の穴には上記移動部材を挿入す
ると共に、移動部材と支柱とは、該移動部材の長穴に支
柱に固定されているボルトを嵌入することにより取付け
る一方、上記移動部材と支柱との間には弾性部材を配設
し、上記移動部材に固定した支持板と押え板の間に透明
板材を挟持し、該透明板材をポリカーボネイトで形成す
ると共に、透明板材の端部同士が連結された複数の透明
板材でフェンスを構成することを特徴とする。
する為に、所定間隔をおいて立脚された複数の、穴が形
成された支柱と、該複数の支柱に設けられた、対向する
面を持つ移動部材を有する衝撃緩衝手段と、該衝撃緩衝
手段に対向する端部同士が連結された複数の透明板材
と、とを備え、上記移動部材の対向する面には長穴が形
成されており、上記支柱の穴には上記移動部材を挿入す
ると共に、移動部材と支柱とは、該移動部材の長穴に支
柱に固定されているボルトを嵌入することにより取付け
る一方、上記移動部材と支柱との間には弾性部材を配設
し、上記移動部材に固定した支持板と押え板の間に透明
板材を挟持し、該透明板材をポリカーボネイトで形成す
ると共に、透明板材の端部同士が連結された複数の透明
板材でフェンスを構成することを特徴とする。
【０００５】
【作用】本発明によれば、所定間隔をおいて立脚された
複数の、穴が形成された支柱と、該複数の支柱に設けら
れた、対向する面を持つ移動部材を有する衝撃緩衝手段
と、該衝撃緩衝手段に対向する端部同士が連結された複
数の透明板材と、とを備え、上記移動部材の対向する面
には長穴が形成されており、上記支柱の穴には上記移動
部材を挿入すると共に、移動部材と支柱とは、該移動部
材の長穴に支柱に固定されているボルトを嵌入すること
により取付ける一方、上記移動部材と支柱との間には弾
性部材を配設し、上記移動部材に固定した支持板と押え
板の間に透明板材を挟持し、該透明板材をポリカーボネ
イトで形成すると共に、透明板材の端部同士が連結され
た複数の透明板材でフェンスを構成した。従って、競技
者がフェンスに衝突した場合フェンスは衝撃緩衝手段の
作用で衝突による衝撃を吸収し、また金網製のフェンス
を透明板材製のフェンスに変えることができる。
複数の、穴が形成された支柱と、該複数の支柱に設けら
れた、対向する面を持つ移動部材を有する衝撃緩衝手段
と、該衝撃緩衝手段に対向する端部同士が連結された複
数の透明板材と、とを備え、上記移動部材の対向する面
には長穴が形成されており、上記支柱の穴には上記移動
部材を挿入すると共に、移動部材と支柱とは、該移動部
材の長穴に支柱に固定されているボルトを嵌入すること
により取付ける一方、上記移動部材と支柱との間には弾
性部材を配設し、上記移動部材に固定した支持板と押え
板の間に透明板材を挟持し、該透明板材をポリカーボネ
イトで形成すると共に、透明板材の端部同士が連結され
た複数の透明板材でフェンスを構成した。従って、競技
者がフェンスに衝突した場合フェンスは衝撃緩衝手段の
作用で衝突による衝撃を吸収し、また金網製のフェンス
を透明板材製のフェンスに変えることができる。
【０００６】
【実施例】以下添付図面に従って本発明に係るフェンス
設備の好ましい実施例について説明する。図１は本発明
に係るフェンス設備１０の正面図であり、図２は側面図
である。図１、図２に示すようにフェンス設備１０は複
数の支柱１２、衝撃緩衝手段１４及び複数の透明板材１
６から構成されている。
設備の好ましい実施例について説明する。図１は本発明
に係るフェンス設備１０の正面図であり、図２は側面図
である。図１、図２に示すようにフェンス設備１０は複
数の支柱１２、衝撃緩衝手段１４及び複数の透明板材１
６から構成されている。
【０００７】複数の支柱１２は下端部が競輪場のバンク
（図示せず）の周囲１３に等間隔に立設されている。支
柱１２は上端部は略くの字形に形成されていて、上端部
近傍には軸線方向にアイナット２０、２０…が溶着され
ている。アイナット２０、２０…の貫通穴にはワイヤロ
ープ２２、２２…が嵌入されて張設されている。この支
柱１２は図４に示すように矩形の筒状に形成され、支柱
１２の角部には長穴１２Ａ、１２Ａが形成されている。
長穴１２Ａ、１２Ａは図３に示すように支柱１２の軸線
方向に延長されている。
（図示せず）の周囲１３に等間隔に立設されている。支
柱１２は上端部は略くの字形に形成されていて、上端部
近傍には軸線方向にアイナット２０、２０…が溶着され
ている。アイナット２０、２０…の貫通穴にはワイヤロ
ープ２２、２２…が嵌入されて張設されている。この支
柱１２は図４に示すように矩形の筒状に形成され、支柱
１２の角部には長穴１２Ａ、１２Ａが形成されている。
長穴１２Ａ、１２Ａは図３に示すように支柱１２の軸線
方向に延長されている。
【０００８】長穴１２Ａ、１２Ａには図４に示すように
衝撃緩衝手段１４の略コの字形の移動部材２４が嵌入さ
れている。移動部材２４の対向する面の両端部には図３
に示すように長穴２４Ａ、２４Ａが形成されている。長
穴２４Ａ、２４Ａには支柱１２に固定されているボルト
２６が嵌入されている。また移動部材２４と支柱１２と
の間には圧縮ばね２８が配置され、圧縮ばね２８の右端
部は支柱１２に固着されている突起に嵌入している。ま
た圧縮ばね２８の左端部はナット３０が嵌入され、ナッ
ト３０はねじ３２を介して移動部材２４に固定されてい
る。これにより、移動部材２４は圧縮ばね２８が圧縮さ
れる方向に移動することができる。そして移動部材２４
は図１、図２に示すように支柱１２のアイナット２０、
２０…の下方に等間隔に３個設けられている。
衝撃緩衝手段１４の略コの字形の移動部材２４が嵌入さ
れている。移動部材２４の対向する面の両端部には図３
に示すように長穴２４Ａ、２４Ａが形成されている。長
穴２４Ａ、２４Ａには支柱１２に固定されているボルト
２６が嵌入されている。また移動部材２４と支柱１２と
の間には圧縮ばね２８が配置され、圧縮ばね２８の右端
部は支柱１２に固着されている突起に嵌入している。ま
た圧縮ばね２８の左端部はナット３０が嵌入され、ナッ
ト３０はねじ３２を介して移動部材２４に固定されてい
る。これにより、移動部材２４は圧縮ばね２８が圧縮さ
れる方向に移動することができる。そして移動部材２４
は図１、図２に示すように支柱１２のアイナット２０、
２０…の下方に等間隔に３個設けられている。
【０００９】また、ナット３０に螺合しているねじ３２
は移動部材２４に支持板３４を固定している。支持板３
４と押え板３６、３６間には透明板材で形成されたポリ
カーボネイト１６、１６の対向する端部同士がねじ４
０、４０…を介して挟持されている（図４、５参照）。
従ってポリカーボネイト１６、１６は移動部材２４に同
一平面状にかつ一体的に固定されている。これにより、
ポリカーボネイト１６、１６に図３、図４上に示す矢印
方向の押圧力が作用すると圧縮ばね２８が圧縮されて、
ポリカーボネイト１６、１６は一体的に移動部材２４と
共に矢印方向に移動する。このように一体的に構成され
ているポリカーボネイト１６、１６…の縁部には、図３
に示すように略Ｕ字状のゴム４４が取り付けられてい
る。
は移動部材２４に支持板３４を固定している。支持板３
４と押え板３６、３６間には透明板材で形成されたポリ
カーボネイト１６、１６の対向する端部同士がねじ４
０、４０…を介して挟持されている（図４、５参照）。
従ってポリカーボネイト１６、１６は移動部材２４に同
一平面状にかつ一体的に固定されている。これにより、
ポリカーボネイト１６、１６に図３、図４上に示す矢印
方向の押圧力が作用すると圧縮ばね２８が圧縮されて、
ポリカーボネイト１６、１６は一体的に移動部材２４と
共に矢印方向に移動する。このように一体的に構成され
ているポリカーボネイト１６、１６…の縁部には、図３
に示すように略Ｕ字状のゴム４４が取り付けられてい
る。
【００１０】尚、図４上で４６はポリカーボネイト１
６、１６の対向する端部間に埋め込まれた目地である。
前記実施例では移動部材２４と支柱１２との間に圧縮ば
ね２８を配置したが、これに限らず、エアシリンダ、油
圧シリンダ、ゴム等の弾性部材等を配設してもよい。
６、１６の対向する端部間に埋め込まれた目地である。
前記実施例では移動部材２４と支柱１２との間に圧縮ば
ね２８を配置したが、これに限らず、エアシリンダ、油
圧シリンダ、ゴム等の弾性部材等を配設してもよい。
【００１１】
【００１２】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る競技
場のフェンス設備によれば、競技者がフェンスに衝突し
た場合、フェンスは衝撃緩衝手段における移動部材の作
用で衝突による衝撃を吸収しながら競技場の外方向に移
動させて、競技者を十分に保護することができる。ま
た、フェンスは、ポリカーボネイトで形成された透明板
材により構成されているので、競技者が檻の中で競技を
しているという印象を取り除くことができる。
場のフェンス設備によれば、競技者がフェンスに衝突し
た場合、フェンスは衝撃緩衝手段における移動部材の作
用で衝突による衝撃を吸収しながら競技場の外方向に移
動させて、競技者を十分に保護することができる。ま
た、フェンスは、ポリカーボネイトで形成された透明板
材により構成されているので、競技者が檻の中で競技を
しているという印象を取り除くことができる。
【図１】本発明に係るフェンス設備の正面図
【図２】本発明に係るフェンス設備の側面図
【図３】本発明に係るフェンス設備の要部拡大図
【図４】図３のＡ−Ａ断面図
【図５】図３のＢ−Ｂ矢視図
１０…フェンス設備 １２…支柱 １４…衝撃緩衝手段 １６…透明板材（ポリカーボネイト）
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 笠貫 孝夫 東京都千代田区有楽町１丁目12番１号 旭硝子工事コンサルタント株式会社内 (58)調査した分野(Int.Cl.6，ＤＢ名) E04H 17/00 - 17/26
Claims (1)
- 【請求項１】 所定間隔をおいて立脚された複数の、穴
が形成された支柱と、該複数の支柱に設けられた、対向
する面を持つ移動部材を有する衝撃緩衝手段と、該衝撃
緩衝手段に対向する端部同士が連結された複数の透明板
材と、とを備え、上記移動部材の対向する面には長穴が
形成されており、上記支柱の穴には上記移動部材を挿入
すると共に、移動部材と支柱とは、該移動部材の長穴に
支柱に固定されているボルトを嵌入することにより取付
ける一方、上記移動部材と支柱との間には弾性部材を配
設し、上記移動部材に固定した支持板と押え板の間に透
明板材を挟持し、該透明板材をポリカーボネイトで形成
すると共に、透明板材の端部同士が連結された複数の透
明板材でフェンスを構成することを特徴とする競技場の
フェンス設備。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3146180A JP2990253B2 (ja) | 1991-06-18 | 1991-06-18 | 競技場のフェンス設備 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3146180A JP2990253B2 (ja) | 1991-06-18 | 1991-06-18 | 競技場のフェンス設備 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04368579A JPH04368579A (ja) | 1992-12-21 |
| JP2990253B2 true JP2990253B2 (ja) | 1999-12-13 |
Family
ID=15401948
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3146180A Expired - Lifetime JP2990253B2 (ja) | 1991-06-18 | 1991-06-18 | 競技場のフェンス設備 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2990253B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5001206B2 (ja) * | 2008-03-29 | 2012-08-15 | 株式会社Ｌｉｘｉｌ | ベランダ |
-
1991
- 1991-06-18 JP JP3146180A patent/JP2990253B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH04368579A (ja) | 1992-12-21 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| S533 | Written request for registration of change of name |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533 |
|
| S631 | Written request for registration of reclamation of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313631 |
|
| R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
| R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
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| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101015 Year of fee payment: 11 |
|
| S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531 |
|
| S533 | Written request for registration of change of name |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533 |
|
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Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101015 Year of fee payment: 11 |
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|
| EXPY | Cancellation because of completion of term | ||
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