JP2990175B1 - 無線選択呼出受信機を用いたid管理システム - Google Patents

無線選択呼出受信機を用いたid管理システム

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JP2990175B1
JP2990175B1 JP26164298A JP26164298A JP2990175B1 JP 2990175 B1 JP2990175 B1 JP 2990175B1 JP 26164298 A JP26164298 A JP 26164298A JP 26164298 A JP26164298 A JP 26164298A JP 2990175 B1 JP2990175 B1 JP 2990175B1
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Abstract

【要約】 【課題】 ID管理を行う際の安全性、経済性に優れた
IDカード兼用無線選択呼出受信機、及び無線選択呼出
受信機を用いたID管理システムを提供する。 【解決手段】 電話機等から入力された制御情報を受信
するページャであって、このページャにおいて、アンテ
ナ61が、ID番号管理のための情報を含む無線信号を
受信し、無線部62が、このアンテナ61において受信
された無線信号をID番号管理のための制御情報を含む
制御信号に変換し、表示部65が、制御信号に基づく動
作結果を表示し、記憶部67が、制御信号に含まれるI
D番号を記憶し、制御部63が、制御信号に基づき、表
示部65に表示を指示し、記憶部67に記憶動作を指示
し、インタフェース部68が、記憶部67に記憶された
ID番号を、ID照合装置に読み取らせる際のインタフ
ェースとなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、無線選択呼出受信
機を用いたID管理システムに関し、特に少なくとも1
以上の無線選択呼出受信機が存在する場合に適用して好
な無線選択呼出受信機を用いたID管理システムに関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、各個人やあるグループに所属して
いることを識別するために、ID(IDentification)番
号を記憶させたIDカードが多用されている。このよう
なIDカードは、それぞれのID番号を記憶させ、この
ID番号をカードリーダ等のID照合装置で読み取って
利用されている。
【0003】現在のIDカードは、ID番号を磁気デー
タとして記憶する磁気カードが主流であり、一度書き込
まれたID番号を変更するということは行われていな
い。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述のような、IDカ
ードはその性質上、各個人が携帯していることがよくあ
るが、例えば複数の会社が入居するビルへの入場等のセ
キュリテイのためにIDカードを用いる場合は、そのビ
ルの複数の会社に所属する人数分のIDカードをそれぞ
れ個々に作成しなければならず、大変不経済であるとい
う問題点を有している。
【0005】また、ビルの複数の会社に所属する人数分
のIDカードをそれぞれ個々に作成する場合において
は、その会社を退社等した者が発生した際に、その者の
IDカードを迅速に回収、破棄等する必要があり、安全
性の面からも問題点を有している。
【0006】現在の都市生活のような高密度化が進展し
ている場合にあっては、1つのビルに出入りする人間の
数として、時には数万にも及ぶ場合があり、上記問題点
は深刻なものとなっている。
【0007】このように、従来の技術では、複数の会社
が入居するビルへの入場等のセキュリテイのためにID
カードを用いる場合等に代表されるように、絶えず変動
する多数の人間のためにIDカードを管理するという点
に関して、経済性、安全性の面に問題点を有している。
【0008】本発明は、上記事情に鑑みなされたもので
あり、ID管理を行う際の安全性、経済性に優れた、無
線選択呼出受信機を用いたID管理システムを提供する
ことを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
ID番号管理のための制御情報を入力するための入力端
末と、前記入力端末から入力された前記制御情報の正常
性をチェックし、正常であった場合に、該制御情報を基
地局に交換して送信する交換手段と、前記交換手段から
送信された前記制御情報を用いて、前記ID番号管理の
ための情報を含む無線信号を送信する、少なくとも1以
上の基地局と、前記無線信号を受信する、少なくとも1
以上のIDカード兼用無線選択呼出受信機とを有し、前
記IDカード兼用無線選択呼出受信機が、前記ID番号
管理のための情報を含む無線信号を受信するアンテナ手
段と、前記アンテナ手段において受信された前記無線信
号を、ID番号管理のための制御情報を含む制御信号に
変換する無線手段と、前記制御信号に基づく動作結果を
表示する第1の表示手段と、前記制御信号に含まれるI
D番号を記憶するための記憶手段と、前記制御信号に基
づき、前記第1の表示手段に表示を指示し、前記記憶手
段に記憶動作を指示する第1の制御手段と、前記記憶手
段に記憶されたID番号を、ID照合手段に読み取らせ
る際のインタフェースとなる第1のインタフェース手段
とを有することを特徴とする。
【0010】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発
明において、前記ID番号管理のための制御情報を入力
するための入力端末が、電話機、若しくはパソコンであ
ることを特徴とする。
【0011】請求項3記載の発明は、請求項1又は2に
記載の発明において、前記ID照合手段が、前記IDカ
ード兼用無線選択呼出受信機からID番号を読み取る際
のインタフェースとなる第2のインタフェース手段と、
前記IDカード兼用無線選択呼出受信機から読み取った
ID番号をチェックするためのチェック用のID番号を
記憶するためのID記憶手段と、前記IDカード兼用無
線選択呼出受信機から読み取ったID番号をチェックす
る第2の制御手段と、前記第2の制御手段における前記
チェック結果を表示する第2の表示手段とを有すること
を特徴とする。
【0012】請求項4記載の発明は、請求項1から3の
いずれかに記載の発明において、前記第1の表示手段に
表示される動作結果が、前記ID番号を、前記記憶手段
において登録、若しくは変更した旨を表す情報、及び記
憶手段からID番号を削除した旨を表す情報であり、前
記ID番号そのものは、前記第1の表示手段に表示しな
いことを特徴とする。
【0013】請求項5記載の発明は、請求項1から4の
いずれかに記載の発明において、前記ID番号管理のた
めの制御情報が、該制御情報を送信すべきIDカード兼
用無線選択呼出受信機を特定するための呼出番号と、前
記ID番号と、前記ID番号の前記記憶手段への登録若
しくは変更、及び前記記憶手段からのID番号の削除を
指示する情報とを含むことを特徴とする。
【0014】本発明の作用について説明する。例えば本
発明に係るIDカード兼用無線選択呼出受信機としてペ
ージャを用いると、ID番号の管理者は、共通のページ
ングアドレスを持つ加入者グループに対して、ページン
グメッセージとしてグループ共通のID番号を送信し
て、その登録等を行うことができる。そのメッセージを
受信したそれぞれの加入者のページャは、そのID番号
を内部のID専用メモリに格納する。そして、加入者が
ページャをID照合装置に通すと、ID照合装置はペー
ジャ内のID番号を読み出し、予め登録されているID
番号と照合し、結果を表示する。従って、ID番号の管
理を経済的、及び安全に行うことができる。
【0015】
【発明の実施の形態】次に、本発明に係るIDカード兼
用無線選択呼出受信機、及び無線選択呼出受信機を用い
たID管理システムの実施形態について、図面を参照し
て説明する。
【0016】図1に、本発明に係る無線選択呼出受信機
を用いたID管理システムの一実施形態の全体概略図を
示す。なお、図1に示されるように、本実施形態におい
ては、IDカード兼用無線選択呼出受信機として、ペー
ジャを用いる場合を例に説明する。ただし、本発明に係
る無線選択呼出受信機を用いたID管理システムにおい
て利用される端末、及び本発明に係るIDカード兼用無
線選択呼出受信機として利用される端末は、ページャに
限定されるものではなく、その他にも、例えば、PH
S、携帯電話、パソコン等を利用することもできる。
【0017】図1に示されるように、本発明に係る無線
選択呼出受信機を用いたID管理システムの一実施形態
は、ID番号管理のための制御情報を入力するための電
話機1及びパソコン3と、電話機1若しくはパソコン3
から入力された制御情報をチェックして送信する交換機
5と、交換機5から送信された制御情報を無線信号とし
て送信すると共に、各周辺基地局に送信する中央基地局
7と、中央基地局7から送信された制御情報を無線信号
として送信する周辺基地局9a、周辺基地局9b、及び
周辺基地局9cと、中央基地局7、若しくは周辺基地局
9a、周辺基地局9b、及び周辺基地局9cのうちのい
ずれかから送信された無線信号を受信するページャ11
とから構成される。
【0018】ただし、図1に示される場合においては、
ID番号管理のための制御情報を入力するための電話機
1及びパソコン3がそれぞれ各1つずつの場合が例とし
て示されているが、これらの数はあくまでも一例にすぎ
ず、本発明に係る無線選択呼出受信機を用いたID管理
システムにおいては、電話機1及びパソコン3の数は双
方合わせて少なくとも1つ以上であれば良い。ID番号
管理のための制御情報を入力するための端末が存在すれ
ば十分であり、その数の多少は問題ではないからであ
る。従って、ID番号管理のための制御情報を入力する
ための端末であれば、電話機及びパソコンに限定するも
のではなく、その他の適宜な入力端末を利用することが
できる。
【0019】また、図1に示される場合においては、交
換機5の個数が1つであり、中央基地局7の個数が1つ
であり、周辺基地局の個数が3つである場合が示されて
いるが、これらの個数も任意に増減することが可能であ
る。なお、図1に示される交換機5に、ID登録、変
更、若しくは削除を指示するデータとID番号のデータ
とを編集して送信する機能を持たせることも可能であ
る。
【0020】さらに、図1に示される例では、ページャ
11が1つしか存在しない場合を例に示しているが、本
発明においては、ページャ11の個数としては1つに限
定されるものではなく、任意の個数とすることができ
る。
【0021】特に、「発明が解決しようとする課題」の
欄においても記載したように、多数の人間のそれぞれに
IDカードを携帯させねばならない場合のように、多数
のIDカード兼用無線選択呼出受信機としてのページャ
を具備したシステムであればあるほど、ID番号の登録
等の動作における経済性、安全性等の向上という、本発
明に係る無線選択呼出受信機を用いたID管理システム
の効果が発揮される。
【0022】ここで、図1に示されるページャ11の内
部構成について、図2を参照して説明する。図2に、図
1に示されるページャの内部構成の一例のブロック図を
示す。ただし、図2に示されるページャの内部構成の一
例は、本発明に係るIDカード兼用無線選択呼出受信機
の一実施形態の内部構成の一例も兼ねるものである。
【0023】図2に示されるように、このページャは、
図1に示される各基地局から送信されるID番号管理の
ための情報を含む無線信号を受信するアンテナ61と、
アンテナ61において受信された無線信号をID番号管
理のための制御情報を含む制御信号に変換する無線部6
2と、制御信号に基づき表示部65に表示を指示し記憶
部67に記憶動作を指示する制御部63と、制御部63
の動作を指示するための入力情報を入力するための入力
部64と、制御信号に基づく動作結果を表示する表示部
65と、制御部63の指示により報知動作を行う報知部
66と、制御信号に含まれる登録されるべきID番号若
しくは変更されるべきID番号を記憶するための記憶部
67と、記憶部67に記憶されたID番号をID照合装
置に読み取らせる際のインタフェースとなるインタフェ
ース部68とを有して構成される。
【0024】また、図2に示されるページャの制御部6
3は、ページャの動作機能を設定するための機能動作設
定部631と、記憶部67に記憶されるID番号を管理
するID管理部632と、表示部65の動作を制御する
表示制御部633と、報知部66の動作を制御する報知
制御部634とを有する。
【0025】次に、図1に示される、中央基地局7、若
しくは周辺基地局9a、周辺基地局9b、及び周辺基地
局9cから、ページャ11に送信される無線信号のフォ
ーマットの一例について図3を参照して説明する。
【0026】図3の(a)に、図1に示される中央基地
局7、若しくは周辺基地局9a、周辺基地局9b、及び
周辺基地局9cから、ページャ11に送信される無線信
号のフォーマットの一例の概念図を示し、図3の(b)
に、このフォーマットにおけるサービスコード33の一
例の対応図を示す。
【0027】図3の(a)に示されるように、ページャ
11に送信される無線信号のフォーマットは、個々のペ
ージャ、若しくはあるグループ(例えば会社等)に所属
するページャを識別するための選択呼出番号31と、サ
ービスコード33と、ページャに記憶させるためのID
番号35とから構成される。
【0028】また、図3の(b)に示されるように、サ
ービスコード33は、例えば「コード01」が「ID番
号の登録」を意味し、「コード02」が「ID番号の変
更」を意味し、「コード03」が「ID番号の削除」を
意味している。ただし、本発明においては、コードとサ
ービスの内容の対応は、図3の(b)に示される以外で
あっても良く、また、上記サービスとは異なるサービス
の付加、若しくは削除も任意に行うことができる。
【0029】次に、図1に示される、本発明に係る無線
選択呼出受信機を用いたID管理システムの一実施形態
の動作について説明する。
【0030】まず、ID番号の管理者は電話機1、若し
くはパソコン3等から、ID番号管理のための制御情報
として、相手先電話番号及びパスワード、ID変更要求
を示すサービスコード、ID番号を予め決めた手順で入
力する。
【0031】入力を受信したシステム内の交換機5は、
ID番号管理のための制御情報をチェックし、良好なら
ば、ID番号の登録、変更、若しくは削除を指示するデ
ータと入力されたID番号をページングメッセージとし
て、各基地局に送信する。
【0032】交換機5から制御情報の送信を受けた各基
地局は、これを無線信号として送信する。
【0033】制御情報を含むメッセージを受信したペー
ジャ11は、メッセージに含まれるID番号を記憶部6
7に記憶する。この際、表示部65にはID番号を受信
した旨の表示も行う。しかし、安全性を向上させるため
ID番号そのものは表示しない。
【0034】ID番号が記憶されたページャをIDカー
ドとして使用する際は、このページャをID照合装置に
セットして用いる。ID照合装置はページャ内に記憶さ
れているID番号と、予め自身に登録されているID番
号とを照合して結果を表示する。
【0035】次に、本発明に係るIDカード兼用無線選
択呼出受信機、及び無線選択呼出受信機を用いたID管
理システムにおいて利用されるページャを、ID照合装
置にセットする際の動作の概略について、図4を参照し
て説明する。
【0036】図4に、本発明に係るIDカード兼用無線
選択呼出受信機、及び無線選択呼出受信機を用いたID
管理システムにおいて利用されるページャを、ID照合
装置にセットする際の動作の概略図を示し、図4の
(a)に、ページャを、ID照合装置にセットする際の
動作の全体概略図を示し、図4の(b)に、ページャ
を、ID照合装置にセットした後の一部概略図を示す。
【0037】図4の(a)に示されるように、ページャ
11は、入力部64と、表示部65と、インタフェース
部68とを外部に有している。また、ID照合装置51
は、表示部41と、インタフェース部43と、入力部4
5とを外部に有している。
【0038】ページャ11に記憶されたID番号を読み
取る際には、ID照合装置51にページャ11をセット
しなければならない。ここで、ページャ11をID照合
装置51にセットした場合は、図4の(b)に示される
ようになる。
【0039】次に、本発明に係るIDカード兼用無線選
択呼出受信機、及び無線選択呼出受信機を用いたID管
理システムに利用されるID照合装置の内部構成につい
て、図5を参照して説明する。図5に、ID照合装置の
内部構成のブロック図を示す。
【0040】図5を参照すると明らかなように、このI
D照合装置は、ID番号を読み取った際の結果を表示す
る表示部41と、インタフェース部43と、入力部45
と、ページャ11から読みだしたID番号の正当性をチ
ェックするための、チェック用のID番号を記憶するた
めのID記憶部47と、表示部41、インタフェース部
43、入力部45及びID記憶部47の動作を制御する
制御部49とを有して構成される。
【0041】このように、ID照合装置51には、ID
番号登録機能(ID記憶部47)、ページャ内のID読
み出し機能(制御部49)、ID照合機能(制御部4
9)、照合結果表示機能(表示部41)を持たせる。
【0042】次に、上述の本発明に係るIDカード兼用
無線選択呼出受信機、及び無線選択呼出受信機を用いた
ID管理システムの一実施形態による、ページャにおい
てID番号を登録、変更、若しくは削除する際の動作、
及び、ID照合装置がページャからID番号を読み出す
際の動作について、図6、及び図7を参照してさらに詳
細に説明する。
【0043】まず、本発明に係るIDカード兼用無線選
択呼出受信機、及び無線選択呼出受信機を用いたID管
理システムの一実施形態による、ページャにおいてID
番号を登録、変更、若しくは削除する際の動作につい
て、図6を参照して説明する。
【0044】図6に、本発明に係るIDカード兼用無線
選択呼出受信機、及び無線選択呼出受信機を用いたID
管理システムの一実施形態による、ページャにおいてI
D番号を登録、変更、若しくは削除する際の動作のフロ
ーチャートを示す。
【0045】図6に示されるように、ページャにおいて
ID番号を登録等する際は、まず、ID番号管理者が電
話機、パソコン等によりID番号の登録、変更、若しく
は削除要求を発呼する(ステップS1)。
【0046】次に、上記発呼要求を受信した交換機は、
送信されたデータが正常であるのか否かをチェックする
(ステップS3)。異常である場合は(No)、ステッ
プS1に移行し、発呼要求待機状態となる。
【0047】正常である場合は(Yes)、ステップS
5に移行し、各基地局に送信データを送信する。送信デ
ータを受けた各基地局は、これを無線信号として送信す
る。
【0048】次に、上記基地局からの無線信号を受信し
たページャは、無線信号の指示に従い、自己の記憶部へ
のID番号の記憶、記憶部に記憶されているID番号の
変更、記憶部に記憶されているID番号の削除のうちの
いずれかの動作を行う(ステップS7)。
【0049】そして、ページャは、その表示部に、ID
番号を、登録、変更、若しくは削除した旨を表示する。
この際、受信したID番号そのものは表示部に表示しな
い。ID番号管理の際の安全性を向上させるためであ
る。その後、動作を終える。
【0050】次に、本発明に係るIDカード兼用無線選
択呼出受信機、及び無線選択呼出受信機を用いたID管
理システムの一実施形態による、ID照合装置がページ
ャからID番号を読み出す際の動作について、図7を参
照して説明する。
【0051】図7に、本発明に係るIDカード兼用無線
選択呼出受信機、及び無線選択呼出受信機を用いたID
管理システムの一実施形態による、ID照合装置がペー
ジャからID番号を読み出す際の動作のフローチャート
を示す。
【0052】図7に示されるように、ID照合装置は、
自己のインタフェース部に、ページャがセットされたか
否かを判断する(ステップS21)。セットされていな
ければ(No)、セット待機状態となる。ページャがセ
ットされていれば(Yes)、ステップS23に移行す
る。
【0053】ステップS23において、ID照合装置
は、ページャの記憶部に登録されているID番号の読み
出しを行う。
【0054】そして、ページャから読みだしたID番号
と、自己の(ID照合装置の)記憶部に記憶されている
ID番号とが一致しているか否かを判断する(ステップ
S25)。一致していなければ(No)、ステップS2
9において、不一致処理を行い、その後、動作を終え
る。
【0055】ここで、「不一致処理」とは、例えば「I
D番号が異なります。」等の不一致を示す表示を行った
り、また、ID照合装置がドア等の開閉に関与している
場合は、ドアの閉錠を行う動作等が挙げられる。
【0056】また、ステップS25において、ページャ
から読みだしたID番号と、自己の(ID照合装置の)
記憶部に記憶されているID番号とが一致した場合は
(Yes)、ステップS27において、一致処理を行
い、その後、動作を終える。
【0057】ここで、「一致処理」とは、例えば「ID
番号が一致しました。」等の一致を示す表示を行った
り、また、ID照合装置がドア等の開閉に関与している
場合は、ドアの開錠を行う動作等が挙げられる。
【0058】以上から、本発明に係るIDカード兼用無
線選択呼出受信機、及び無線選択呼出受信機を用いたI
D管理システムの一実施形態によれば、ID番号を管理
する場合に、ID番号管理者がID番号の登録、変更、
若しくは削除等を行う必要があるときは、電話機やパソ
コン等から指示するだけでそれを行うことができるた
め、ID番号管理における経済性を向上させることがで
きる。
【0059】さらに、ID番号の変更、削除が容易に実
行することができるので、迅速にID番号を変更しなけ
ればならない場合であっても、これに柔軟に対応するこ
とができ、ID番号の管理面における安全性を向上させ
ることができる。
【0060】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、ID番号を管理する場合に、ID番号の管理
者が送信したID番号の登録要求、変更要求等に応じ
て、各基地局から送信された無線信号により、少なくと
も1以上のIDカード兼用無線選択呼出受信機にその指
示を行うことができるので、多数のID番号を管理する
場合であっても、迅速、かつ経済的にID番号の管理を
行うことが可能な無線選択呼出受信機を用いたID管理
システムを提供することができる。
【0061】さらに、一度登録されたID番号を変更、
削除する際であっても、ID番号の管理者が電話機やパ
ソコン等からその指示を行えば足りるため、容易に、登
録されているID番号の変更、若しくは削除を実行する
ことができ、安全性を向上させることが可能な無線選択
呼出受信機を用いたID管理システムを提供することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る無線選択呼出受信機を用いたID
管理システムの一実施形態の全体概略図である。
【図2】本発明に係るIDカード兼用無線選択呼出受信
機の一実施形態の構成のブロック図である。
【図3】図2に示されるIDカード兼用無線選択呼出受
信機の一実施形態が受信する無線信号のフォーマットの
一例を示す概念図である。
【図4】本発明に係るIDカード兼用無線選択呼出受信
機、及び無線選択呼出受信機を用いたID管理システム
において、IDカード兼用無線選択呼出受信機からID
番号を読み出す際の動作の概略図である。
【図5】図4に示されるID照合装置の内部構成の一例
のブロック図である。
【図6】本発明に係るIDカード兼用無線選択呼出受信
機、及び無線選択呼出受信機を用いたID管理システム
における、IDカード兼用無線選択呼出受信機にID番
号を登録、変更、削除する際の動作の一例のフローチャ
ートである。
【図7】本発明に係るIDカード兼用無線選択呼出受信
機、及び無線選択呼出受信機を用いたID管理システム
における、ID照合装置が、IDカード兼用無線選択呼
出受信機からID番号を読み出す際の動作の一例のフロ
ーチャートである。
【符号の説明】
1 電話機 3 パソコン 5 交換機 7 中央基地局 9a,9b,9c 周辺基地局 11 ページャ 31 選択呼出番号 33 サービスコード 35 ID番号 41 表示部 43 インタフェース部 45 入力部 47 ID記憶部 49 制御部 51 ID照合装置 61 アンテナ 62 無線部 63 制御部 64 入力部 65 表示部 66 報知部 67 記憶部 68 インタフェース部 631 機能動作設定部 632 ID管理部 633 表示制御部 634 報知制御部

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ID番号管理のための制御情報を入力す
    るための入力端末と、 前記入力端末から入力された前記制御情報の正常性をチ
    ェックし、正常であった場合に、該制御情報を基地局に
    交換して送信する交換手段と、 前記交換手段から送信された前記制御情報を用いて、前
    記ID番号管理のための情報を含む無線信号を送信す
    る、少なくとも1以上の基地局と、 前記無線信号を受信する、少なくとも1以上のIDカー
    ド兼用無線選択呼出受信機とを有し、 前記IDカード兼用無線選択呼出受信機が、 前記ID番号管理のための情報を含む無線信号を受信す
    るアンテナ手段と、 前記アンテナ手段において受信された前記無線信号を、
    ID番号管理のための制御情報を含む制御信号に変換す
    る無線手段と、 前記制御信号に基づく動作結果を表示する第1の表示手
    段と、 前記制御信号に含まれるID番号を記憶するための記憶
    手段と、 前記制御信号に基づき、前記第1の表示手段に表示を指
    示し、前記記憶手段に記憶動作を指示する第1の制御手
    段と、 前記記憶手段に記憶されたID番号を、ID照合手段に
    読み取らせる際のインタフェースとなる第1のインタフ
    ェース手段とを有することを特徴とする無線選択呼出受
    信機を用いたID管理システム。
  2. 【請求項2】 前記ID番号管理のための制御情報を入
    力するための入力端末が、 電話機、若しくはパソコンであることを特徴とする請求
    記載の無線選択呼出受信機を用いたID管理システ
    ム。
  3. 【請求項3】 前記ID照合手段が、 前記IDカード兼用無線選択呼出受信機からID番号を
    読み取る際のインタフェースとなる第2のインタフェー
    ス手段と、 前記IDカード兼用無線選択呼出受信機から読み取った
    ID番号をチェックするためのチェック用のID番号を
    記憶するためのID記憶手段と、 前記IDカード兼用無線選択呼出受信機から読み取った
    ID番号をチェックする第2の制御手段と、 前記第2の制御手段における前記チェック結果を表示す
    る第2の表示手段とを有することを特徴とする請求項
    又はに記載の無線選択呼出受信機を用いたID管理シ
    ステム。
  4. 【請求項4】 前記第1の表示手段に表示される動作結
    果が、 前記ID番号を、前記記憶手段において登録、若しくは
    変更した旨を表す情報、及び記憶手段からID番号を削
    除した旨を表す情報であり、 前記ID番号そのものは、前記第1の表示手段に表示し
    ないことを特徴とする請求項からのいずれかに記載
    の無線選択呼出受信機を用いたID管理システム。
  5. 【請求項5】 前記ID番号管理のための制御情報が、 該制御情報を送信すべきIDカード兼用無線選択呼出受
    信機を特定するための呼出番号と、前記ID番号と、前
    記ID番号の前記記憶手段への登録若しくは変更、及び
    前記記憶手段からのID番号の削除を指示する情報とを
    含むことを特徴とする請求項からのいずれかに記載
    の無線選択呼出受信機を用いたID管理システム。
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