JP2988895B2 - コンセントソケット - Google Patents

コンセントソケット

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JP2988895B2 JP9270947A JP27094797A JP2988895B2 JP 2988895 B2 JP2988895 B2 JP 2988895B2 JP 9270947 A JP9270947 A JP 9270947A JP 27094797 A JP27094797 A JP 27094797A JP 2988895 B2 JP2988895 B2 JP 2988895B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンセントソケッ
トに関するものである。
【0002】
【従来の技術】コンセントソケットの関連特許および実
用新案は、米国特許第3,980,372号および英国
特許第2,209,888号に開示される。そのうち米
国特許第3,980,372号は、孔に挿入し、いわば
斜面を圧し、さらに孔内に挿入するのみの構造である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この種
のコンセントソケットは、人がある単一棒状の金属や類
似物を挿入した場合についての安全策が採られていな
い。同様の問題は、英国特許2,209,888号につ
いても発生しており、上述のような特許は、その構造
上、単一棒状体のみを挿入した場合にも開いてしまうと
いう欠点を克服することは不可能である。
【0004】したがって、本発明の目的は、使用するプ
ラグの全差込足が同時にコンセントの全差込孔に挿入さ
れたとき、初めて開くコンセントソケットを提供するこ
とにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1記載の
コンセントソケットによると、上カバー、基体、制御板
体を主部材としてスプリングに組合せ構成され、適当数
量の差込足を有するプラグとともに使用し、その上カバ
ーにはプラグの差込足に対応する差込孔を設け、制御板
体には差込孔に対応する若干の突出を有する凸耳を成型
し、制御板体底面端には斜面歯を具える軸管を延伸さ
せ、また基体は、適当箇所に斜面歯を具える嵌合筒を延
伸させ、軸管は管の縁箇所に凸耳に相対する軸方向の突
出壁を若干成型し、基体の嵌合筒は、その縁に制御板体
斜面歯に対応する窪みを若干設け、上カバーの内部に制
御板を挿入し、スプリングを組合わせて基体に被せるよ
う取付け、適度に差込孔を圧する制御板体凸耳が不均衡
な力を受ける場合、その制御板体軸管は傾斜移動し、軸
管縁の突出壁が基体嵌合筒の窪み内に引掛かり、このた
め制御板体は傾斜回転下方移動が不可能となり、差込孔
を密閉する。
【0006】本発明の請求項2記載のコンセントソケッ
トによると、前記制御板体は板体と軸管に分離製造可能
であり、板体には上カバー差込孔に相対する突出を含む
凸耳を成型し、板体中程には貫通孔を開け、前記軸管の
上端には、貫通孔に相対する嵌入端を成型する。本発明
の請求項3記載のコンセントソケットによると、前記制
御板体は、その上端中間に突出部を延伸させ、制御板体
と前記上カバーの間には適当な隙間が若干生じる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図面に基
づいて説明する。 (第1実施例)本発明の第1実施例を図1および図2に
示す。この実施例によると、コンセントソケットは、上
カバー1、基体2、制御板体3等をスプリング4および
電導体に組合せる。
【0008】上カバー1の軸直角平面上に若干の差込孔
11を開け、各差込孔11の底面側に内側方向に突出し
た円弧形斜面板12を設け、また軸垂直方向平面上の適
当箇所に引導部13を延伸させる。基体2は、その中間
に突出した嵌合筒21を成型し、嵌合筒21内側縁に対
称的な斜面歯211を突出させ、嵌合筒21縁適当箇所
に若干の窪み212を付ける。
【0009】制御板体3には、差込孔11に対応させた
若干の凸耳31、31A、31Bを成型し、各凸耳3
1、31A、31B面上にはそれぞれ突出311を設け
る。制御板体3底面中段において中空円管32を外方向
に突出させ、その中空円管32内には、縁側が凸耳3
1、31A、31Bに対応し、若干の斜面歯331を成
型する軸管33を延伸させる。各凸耳31、31A、3
1Bと垂直方向の軸管33縁には、それぞれ長い棒状の
突出壁332、332A、332Bを設け、制御板体3
の軸垂直方向平面上には挿入孔334を開ける。
【0010】図3および図4に示すとおり、制御板体3
の中空円管32内にはスプリング4を置き、相対する基
体2の嵌合筒21内に嵌め込むと、軸管33の斜面歯3
31の先端と嵌合筒21内の斜面歯211とは適度に噛
合う状態となる。スプリング4の構造は図5に示すとお
り、制御板体3内部に設けられた軸管33と基体2の斜
面歯211間に置かれる。上カバー1の差込孔11は、
制御板体3の凸耳31、31A、31Bと密着し、上カ
バー1と基体2は嵌合され、制御板体3はその内側に嵌
入される。また、制御板体3はスプリング4による上向
きの力を受け、上カバー1の差込孔11を圧し、これに
より凸耳31、31A、31Bの突出311は適当な力
で差込孔11を押上げるため、密封状態となる。
【0011】図6および図7に示すとおり、プラグ5の
差込足51を正常な方法で差込孔11に挿入する場合、
差込足51により制御板体3の突出311は適当な力で
圧せられる。差込足51が制御板体3の凸耳31、31
A、31Bに平均的な力を加えることにより、各斜面歯
331の山型も力を受け、嵌合筒21内の斜面歯211
に接触する。その後、斜面歯331は基体2の斜面歯2
11の傾斜に従って動くため、制御板体3は適当角度に
回転する。これにより、凸耳31、31A、31Bは差
込孔11を離れ、差込足51は凸耳31、31A、31
B間を通って電導体6に接触する。電導体6は、実際の
作動状況により異なる形状に設定可能である。プラグ5
を抜いた状態は図3に示すとおりで、制御板体3はスプ
リング4の押上げ力を受ける。制御板体3の挿入孔33
4は上カバー1の引導部13に沿って移動するため、制
御板体3は垂直方向上方移動が可能となり、上カバー1
の円弧形斜面板12に力を働かせた後、その円弧形斜面
板12に沿い、自動的に回転して元の位置に戻り、差込
孔11は元来の密閉状態となる。
【0012】続いて図8に示すとおり、異物が任意の差
込孔11に挿入された場合、凸耳31、31A、31B
が力を受けてバランスを崩すため、制御板体3は若干傾
斜し、凸耳31、31A、31B軸方向の突出壁332
が嵌合筒21縁の窪み212内に引掛かるので、制御板
体3は傾いて動くことが不可能となる。各凸耳31、3
1A、31Bの軸方向には全て突出壁332、332
A、332Bを設けるため、異物がいかなる差込孔11
に挿入されようとも、凸耳31、31A、31Bが力を
受けてバランスを崩すことにより、凸耳31、31A、
31B軸方向の突出壁332、332A、332Bは、
窪み212内に引掛かって定位し、制御板体3は回転お
よび下方に移動することが不可能となる。これにより、
異物は内部への進入が妨げられ、安全保護効果が生まれ
る。また、上カバー1の引導部13と制御板体3の挿入
孔334との間には隙間があるため、制御板体3の受け
る力が不均衡で、傾斜する場合においても、制御板体3
の動作に影響することはなく、また、挿入孔334と引
導部13が密着連結しているために起こる制御板体3の
動作の不確実という心配がない。
【0013】(第2実施例)本発明の打2実施例を図9
に示す。この実施例によると、制御板体3を板体36と
軸管33とに分離製造する。板体36には差込孔11に
相対する適当箇所に凸耳31、31A、31Bを成型
し、凸耳31、31A、31Bの軸方向垂直面に突出3
11を設け、中間を切断し、貫通孔35を設けて軸管3
3を挿入する。その軸管33の一端には斜面歯331を
成型し、各斜面歯を凸耳31、31A、31Bに対応さ
せ、長方形の突出壁332を延伸させる。かつ、もう一
端には貫通孔35に対応する形状の突出した嵌入端33
3を設け、軸管33をスプリング4に通し、嵌合筒21
内に組込む。基体2に上カバー1を嵌合し、制御板体3
を内部に収める。スプリング4が制御板体3を押上げる
ことにより、制御板体3が上カバー1に密着し、差込孔
11は密閉状態となる。
【0014】(第3実施例)本発明の第3実施例を図1
0、図11および図13に示す。この実施例は、主に延
長コードソケット等の一般の二股プラグに応用する。制
御板体3は、差込孔11に合わせて長方形板体とし、そ
の底面には軸管33を延伸させる。両側板端には対称的
で差込孔11に対応する形状の突出311を付け、中間
には突出部34を設ける。軸管33内に挿入したスプリ
ング4を基体2の嵌合筒21に取付け、基体2に相対す
る上カバー1を嵌合する。突出部34は上カバー1の軸
方向垂直面を適度に圧する。上カバー1と制御板体3の
間には若干の隙間があるため、不均衡な力を受ける場
合、その制御板体3の突出部34の若干の隙間により制
御板体3は簡単に傾き、移動可能で、制御板体3の軸管
33が傾斜または移動すると、突出壁332は窪み21
2内に引掛かり、制御板体3の下方向への移動が不可能
となる。
【0015】(第4実施例)本発明の第4実施例を図1
2および図14に示す。この実施例は主に、コードレス
電気アイロン等の三つ股プラグへの応用例を示す。上カ
バー1の軸方向垂直面には差込孔11を開け、基体2は
上カバー1外形に対応するよう成型される。制御板体3
は差込孔11に対応するように若干の突出311を含む
凸耳31を成型する。底面には突出壁332を具える軸
管33を延伸させ、基体2上には斜面歯211を具える
嵌合筒21を成型する。嵌合筒21縁には若干の軸管3
3の斜面歯331に対応する窪み212を設け、上カバ
ー1および基体2内部には制御板体3を組入れ、相互に
圧力をかけるようにする。異物が任意の差込孔11に挿
入し、不均衡な力を受ける場合、その制御板体3が傾斜
すると、軸管33の突出壁332が嵌合筒21の窪み2
12に適度に引掛かって定位し、これにより制御板体3
は下方向への回転移動が不可能となり、差込孔11は密
閉状態となる。
【0016】以上のように、本発明によるコンセントソ
ケットは、制御板体を使用してコンセントの差込孔を制
御するという特徴をもつ。それにより、子供が不注意に
何かを挿入してしまった場合の事故を防止するのに効果
的である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例によるコンセントソケット
の立体分解図である。
【図2】本発明の第1実施例による制御板体の下面図で
ある。
【図3】本発明の第1実施例によるコンセントソケット
の組立断面図である。
【図4】本発明の第1実施例によるコンセントソケット
の組立部分断面図である。
【図5】本発明の第1実施例によるコンセントソケット
の別の組立断面図である。
【図6】本発明の第1実施例によるコンセントソケット
にプラグが挿入した状態を示す断面図である。
【図7】本発明の第1実施例によるコンセントソケット
にプラグが挿入した状態を示す別の断面図である。
【図8】本発明の第1実施例によるコンセントソケット
に異物が挿入された状態を示す断面図である。
【図9】本発明の第2実施例によるコンセントソケット
の立体分解図である。
【図10】本発明の第3実施例によるコンセントソケッ
トの立体分解図である。
【図11】本発明の第3実施例によるコンセントソケッ
トの部分断面図である。
【図12】本発明の第4実施例によるコンセントソケッ
トの立体分解図である。
【図13】本発明の第3実施例によるコンセントソケッ
トの組立斜視図である。
【図14】本発明の第4実施例によるコンセントソケッ
トの組立斜視図である。
【符号の説明】
1 上カバー 2 基体 3 制御板体 4 スプリング 5 プラグ 6 電導体 11 差込孔 12 円弧形斜面板 13 引導部 21 嵌合筒 31、31A、31B 凸耳 32 中空円管 33 軸管 34 突出部 35 貫通孔 36 板体 51 差込足 211、331 斜面歯 212 窪み 311 突出 332、332A、332B 突出壁 333 嵌入端 334 挿入孔

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プラグの差込足に対応する差込孔を設け
    る上カバーと、 適当箇所に斜面歯を具える嵌合筒を延伸させる基体と、 前記差込孔に対応する突出を有する凸耳を成型し、底面
    端に斜面歯を具える軸管を延伸させる制御板体とを備
    え、 前記軸管は、縁箇所に前記凸耳に相対する軸方向の突出
    壁を成型し、前記基体の嵌合筒は、その縁に前記制御板
    体の斜面歯に対応する窪みを設け、前記上カバーの内部
    に前記制御板体を挿入し、スプリングを組合わせて前記
    基体に被せて取付け、適度に前記差込孔を圧する前記制
    御板体の凸耳が不均衡な力を受ける場合、前記制御板体
    の軸管は傾斜移動し、軸管縁の突出壁が前記基体の嵌合
    筒の窪み内に引掛かり、前記制御板体は傾斜回転下方移
    動が不可能となり、前記差込孔を密閉することを特徴と
    するコンセントソケット。
  2. 【請求項2】 前記制御板体は板体と前記軸管とに分離
    製造可能であり、前記板体に前記上カバーの差込孔に相
    対する前記突出を含む前記凸耳を成型し、前記板体中程
    に貫通孔を開け、前記軸管の上端にこの貫通孔に相対す
    る嵌入端を成型することを特徴とする請求項1記載のコ
    ンセントソケット。
  3. 【請求項3】 前記制御板体は上端中間に突出部を延伸
    させ、制御板体と前記上カバーとの間に適当な隙間が生
    じることを特徴とする請求項1および2記載のコンセン
    トソケット。
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