JP2988095B2 - 固体撮像装置 - Google Patents

固体撮像装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光情報を画素単位で光
電変換し、その光電変換によって得られる複数の画素情
報を所定時間に亘り蓄積して出力する光電変換部から全
画素の画像情報が1フィールド毎に読み出される2ライ
ン同時読み出し型の固体イメージセンサを用いた固体撮
像装置に関し、特に、標準テレビジョン方式のフィール
ド周波数の2倍のフィールド周波数を有する撮像信号を
出力する固体撮像装置に関する。
【0002】
【従来の技術】CCD(Charge Coupled
Device:電荷結合素子)イメージセンサなどの
固体イメージセンサは、撮像管と比較して焼き付きや
残像がない、耐衝撃性が高い、カメラの小型化が容
易である、など優れた特徴を有している。通常、インタ
ーレス走査が採用されたNTSC方式などの標準テレビ
ジョン方式に準拠するビデオカメラでは、奇数フィール
ド画像の各画素からの撮像信号と偶数フィールド画像の
各画素からの撮像信号を1フィールド期間(NTSC方
式では1/60秒)毎に交互に読み出すようにしたCC
Dイメージセンサが用いられている。また、2ライン分
の水平転送レジスタを設けて、奇数フィールド画像の各
画素からの撮像信号及び偶数フィールド画像の各画素か
らの撮像信号を1フィールド期間内に全て読み出すよう
にした2ライン同時読み出し型の所謂Progress
ing Scan CCD(以下、単にP.S.CCD
という)イメージセンサが、高解像度ビデオカメラ用に
提供されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来のNT
SC方式などの標準テレビジョン方式に準拠するビデオ
カメラでは、60フィールド/秒すなわちフィールド周
波数が60Hzとなっているが、産業用や画像処理用な
どでは、例えば、印刷物のチェックや高速で移送される
物体の検査を行う場合に、高速処理が必要となる。そし
て、上記CCDイメージセンサなどの固体イメージセン
サは、容量性負荷であるために、駆動周波数が2倍にな
ると負荷も2倍となる。従って、高速処理を行うために
フィールド周波数を高くすると、駆動回路の能力が不足
する虞れがあり、全駆動システムを見直す必要が生じ
る。特に、高解像度ビデオカメラ用のP.S.CCDで
は、1本の水平転送レジスタで全画素からの撮像信号を
1フィールド期間内に全て読み出すの困難であるために
2本の水平転送レジスタを設けるようにしているのであ
るから、2倍の速度で駆動することは極めて困難であ
る。
【0004】そこで、本発明は上述の如き従来の固体イ
メージセンサを使用した固体撮像装置における問題点に
鑑み、産業用や画像処理用に最適な高いフィールド周波
数を有する撮像信号を確実に出力することのできる固体
撮像装置を提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明に係る固体撮像装
置は、上述の課題を解決するために、光情報を画素単位
で光電変換し、その光電変換によって得られる複数の画
素情報を所定時間に亘り蓄積して出力する光電変換部か
ら全画素の画像情報が2本の水平転送レジスタを介して
1フィールド毎に読み出される2ライン同時読み出し型
の固体イメージセンサと、上記固体イメージセンサから
一方の水平転送レジスタを介して読み出される撮像情報
を少なくとも1ライン分記憶する第1のメモリと、上記
イメージセンサから他方の水平転送レジスタを介して読
み出される画像情報を少なくとも1ライン分記憶する第
2のメモリと、上記第1及び第2のメモリから読み出さ
れる各画像情報を交互に切り換えて出力する情報切換手
段と、上記固体イメージセンサから2ライン同時に読み
出される各画像情報を上記第1及び第2のメモリに書き
込み、その書き込み速度の2倍の読み出し速度で読み出
して、上記情報切換手段を介して各画像情報を交互に出
力させる制御を行う制御手段とを有することを特徴とす
るものである。
【0006】
【作用】発明に係る固体撮像装置では、2ライン同時読
み出し型の固体イメージセンサから各水平転送レジスタ
を介して読み出される各画像情報を第1及び第2のメモ
リに書き込み、その書き込み速度の2倍の読み出し速度
で読み出して、情報切換手段を介して各画像情報を交互
に出力する。
【0007】
【実施例】以下、本発明に係る固体撮像装置の一実施例
について図面に従い詳細に説明する。本発明に係る固体
撮像装置は、例えば図1のブロック図に示すように構成
される。
【0008】この図1に示す固体撮像装置は、2ライン
同時読み出し型のCCDイメージセンサ1、このCCD
イメージセンサ1から2ライン同時に読み出された各撮
像信号がそれぞれ相関二重サンプリング回路2A,2B
を介して供給される各プロセス処理回路3A,3B、こ
れらのプロセス処理回路3A,3Bによりプロセス処理
が施された各撮像信号がそれぞれA/D変換器4A,4
Bを介して供給される各フィールドメモリ5A,5B、
これらのフィールドメモリ5A,5Bから読み出された
各撮像信号が供給されるデマルチプレクサ6、このデマ
ルチプレクサ6から出力された撮像信号がD/A変換器
7を介して供給されるエンコーダ8、このエンコーダ8
によるエンコード出力として得られるビデオ信号を出力
端子10から出力する出力バッファ9、上記CCDイメ
ージセンサ1を駆動するCCD駆動回路11、このCC
D駆動回路11などに各種クロック信号などを与えて動
作制御を行う制御部12などから成る。
【0009】上記CCDイメージセンサ1は、図2に示
すように、それぞれ撮像面に奇数フィールド画像および
偶数フィールドの画像の各画素に対応するホトダイオー
ドなどの感光素子SO,SEがマトリックス状に配列さ
れた撮像部IMと、この撮像部IMの各感光素子SO,
SEにより得られる蓄積電荷が垂直転送レジスタを介し
て転送される蓄積部STとを有する所謂フレーム・イン
ターライン・トランスファ(FIT)型のCCDイメー
ジセンサであって、上記各感光素子SO,SEにより得
られた蓄積電荷を上記蓄積部STから2本の水平転送レ
ジスタHOREG ,HEREG を介して2ライン同時に読み
出すことにより、1フィールド毎に全画素すなわち1フ
レーム(2フィールド)分の蓄積電荷を撮像信号として
出力するようにした2ライン同時読み出し型のP.S.
CCDイメージセンサが使用されている。
【0010】このCCDイメージセンサ1は、上記CC
D駆動回路11により次のように駆動される。
【0011】すなわち、上記蓄積部STに転送された蓄
積電荷は、その垂直転送レジスタVOREG ,VEREG
ら先ず第1の水平転送レジスタHOREG に転送される。
その際、図3のAに示すように、奇数垂直転送レジスタ
VOREG の電荷は上記第1の水平転送レジスタHOREG
のH1 相へ、また、偶数垂直転送レジスタVOREG の電
荷は上記第1の水平転送レジスタHOREG のH2 相に入
る。ここで、同図中の「O1 」,「O2 」・・・は、奇
数垂直転送レジスタVOREG から転送された電荷を示
し、また、「E1 」,「E2 」・・・は、偶数垂直転送
レジスタVEREG から転送された電荷を示している。
【0012】なお、上記第1の水平転送レジスタHO
REG と第2の水平転送レジスタHOREG は、同じ駆動パ
ルスφH1 ,φH2 でH1 ,H2 相が動作する。上記駆
動パルスφH1 ,φH2 がともに「H」で、H1 ,H2
相に電荷が蓄積される状態となっている。また、上記第
1の水平転送レジスタHOREG と第2の水平転送レジス
タHOREG との間の転送ゲートは、駆動パルスφHHG
が「H」となっていることにより、開成されている。
【0013】そして、この状態で駆動パルスφH2
「H」から「L」に変化させることにより、図3のBに
示すように、上記偶数垂直転送レジスタVOREG からの
電荷「E1 」,「E2 」・・・が、上記第1の水平転送
レジスタHOREG のφH2 相からφHHGを経て、上記
第2の水平転送レジスタHEREG のH1 相へ転送され
る。これにより、上記第1の水平転送レジスタHOREG
のH1 相には奇数垂直転送レジスタVOREG の電荷「O
1 」,「O2 」・・・が入り、また、上記第2の水平転
送レジスタHEREG のH1 相には偶数垂直転送レジスタ
VOREG の電荷「E1 」,「E2 」・・・が入る。
【0014】次に、上記駆動パルスφHHGを「L」に
することにより、転送ゲートを閉成して上記第1の水平
転送レジスタHOREG と上記第2の水平転送レジスタH
REG との間の転送を禁止し、この状態で上記駆動パル
スφH1 を「H」から「L」にするとともに、上記駆動
パルスφH2 を「L」から「H」に変化することによ
り、図3のCに示すように、各水平転送レジスタHO
REG ,HEREG ,中の電荷をH1 相からH2 相へ転送す
る。
【0015】そして、上記駆動パルスφHHGを「L」
にして上記転送ゲートを開成した状態で、上記駆動パル
スφH1 を「L」から「H」にするとともに、上記駆動
パルスφH2 を「H」から「L」に変化することによ
り、図3のDに示すように、上記第1の水平転送レジス
タHOREG のH2 相の電荷「O2 」,「O3 」・・・を
上記第2の水平転送レジスタHEREG のH1 相へ転送す
るとともに、該第2の水平転送レジスタHEREG のH2
相の電荷「E2 」,「E3 」・・・をH1 相へ転送す
る。これにより、上記第1の水平転送レジスタHOREG
には電荷が無く、全ての電荷が上記第2の水平転送レジ
スタHEREG に転送され、この第2の水平転送レジスタ
HEREG のH1 相に上記奇数垂直転送レジスタVOREG
の電荷「O1 」,「O2 」・・・と偶数垂直転送レジス
タVOREG の電荷「E1 」,「E2 」・・・が加算され
た状態で入ることになる。以上の動作で上記第2の水平
転送レジスタHEREG に1走査線分の撮像電荷が転送さ
れる。
【0016】さらに、上記駆動パルスφHHGを「L」
にして上記転送ゲートを開成した状態で、上記駆動パル
スφH1 ,φH2 をともに「H」にして、上記垂直転送
レジスタVOREG ,VEREG から電荷の転送を受け、図
3のEに示すように、奇数垂直転送レジスタVOREG
電荷を上記第1の水平転送レジスタHOREG のH1
に、また、偶数垂直転送レジスタVOREG の電荷を上記
第1の水平転送レジスタHOREG のH2 相に入れる。
【0017】そして、上記駆動パルスφH1 は「H」の
まま上記駆動パルスφH2 を「H」から「L」にするこ
とにより、図3のFに示すように、上記第1の水平転送
レジスタHOREG のH2 相の電荷「O2 」,「O3 」・
・・をH1 相へ転送する。これにより、この第1の水平
転送レジスタHOREG のH1 相に上記奇数垂直転送レジ
スタVOREG の電荷「O1 」,「O2 」・・・と偶数垂
直転送レジスタVOREG の電荷「E1 」,「E2 」・・
・が加算された状態で入ることになる。なお、上記第2
の水平転送レジスタHEREG では、H2 相からH1 相へ
空転送されるだけで変化はない。
【0018】以上の動作により、上記各水平転送レジス
タHOREG ,HEREG にそれぞれ1走査線分の撮像電荷
が入ることになる。
【0019】そして、上記駆動パルスφH1 を「H」か
ら「L」にするとともに、上記駆動パルスφH2
「L」から「H」に変化することにより、H1 相からH
2 相へ転送し、次に再び上記駆動パルスφH1 を「L」
から「H」にするとともに、上記駆動パルスφH2
「H」から「L」に変化することにより、H2 相からH
1 相へ転送する動作を繰り返すことにより、2ライン同
時読み出しを行う。なお、上記CCDイメージセンサ1
から2ライン同時に読み出される各撮像信号は、図3の
Gに示すように、上記第2の水平転送レジスタHEREG
を介して読み出される撮像信号が上記第1の水平転送レ
ジスタHOREG を介して読み出される撮像信号よりも1
画素分遅れている。
【0020】このCCDイメージセンサ1から2ライン
同時に読み出された各撮像信号は、それぞれ相関二重サ
ンプリング回路2A,2Bによりノイズ低減処理が施さ
れてから各プロセス処理回路3A,3Bに供給される。
上記プロセス処理回路3A,3Bは、上記相関二重サン
プリング回路2A,2Bを介して供給される各撮像信号
にビデオカメラとして必要なガンマ補正,クランプ,ホ
ワイトクリップなどのプロセス処理を施す。
【0021】ここで、上記第2の水平転送レジスタHE
REG を介して読み出された撮像信号が供給される上記相
関二重サンプリング回路2Bと上記プロセス処理回路3
Bとの間には、遅延回路13が設けれている。この遅延
回路13は、上記第2の水平転送レジスタHEREG を介
して読み出された撮像信号に1画素ピッチに相当する遅
延量を与える。これにより、上記プロセス処理回路3
A,3Bには、上記CCDイメージセンサ1から2ライ
ン同時に読み出された各撮像信号が位相を一致させた状
態で供給される。
【0022】そして、上記各プロセス処理回路3A,3
Bによりプロセス処理が施された各撮像信号は、それぞ
れA/D変換器4A,4Bにより1画素ピッチに対応す
るサンプリング周波数fSPでサンプリングされてディジ
タル化されて上記第1及び第2のフィールドメモリ5
A,5Bに供給される。
【0023】上記第1及び第2のフィールドメモリ5
A,5Bには、上記A/D変換器4A,4Bによりディ
ジタル化された各撮像信号が上記サンプリング周波数f
SPに等しいクロックレートの書き込みクロックにより書
き込まれ、図4に示すように、上記CCDイメージセン
1の1フィールド走査毎に全画素分の撮像信号が書き込
まれる。そして、これらのフィールドメモリ5A,5B
に書き込まれた各撮像信号は、次の1フィールド走査期
間中に上記書き込みクロックの2倍のクロックレートの
読み出しクロックにより読み出される。すなわち、上記
第1及び第2のフィールドメモリ5A,5Bからは、上
記CCDイメージセン1の1フィールド走査毎に書き込
まれた全画素分の撮像信号がその書き込み速度の2倍の
読み出し速度で読み出される。ここで、上記第1及び第
2のフィールドメモリ5A,5Bは、上記制御部12か
ら供給されるリードイネーブル信号によって制御され、
一方が1フィールド査期間の前半だけ読み出し動作が行
われ、他方が1フィールド走査期間の後半だけ読み出し
動作が行われる。
【0024】そして、これらのフィールドメモリ5A,
5Bから読み出された2倍速の各撮像信号は、上記デマ
ルチプレクサ6を介して上記D/A変換器7に供給され
る。
【0025】上記デマルチプレクサ6は、上記制御部1
2から供給される制御信号により制御され、1フィール
ド走査期間の前半は上記第1のフィールドメモリ5Aか
ら読み出された撮像信号を選択し、1フィールド走査期
間の後半は上記第2のフィールドメモリ5Bから読み出
された撮像信号を選択することにより、図4に示すよう
に1チャンネルの撮像信号を形成する。すなわち、上記
CCDイメージセン1の1フィールド走査毎に読み出さ
れた2チャンネルの撮像信号が2倍速の1チャンネルの
撮像信号に変換される。
【0026】このデマルチプレクサ6により得られる2
倍速の撮像信号は、上記D/A変換器7によりアナログ
化されてから、上記エンコーダ8に供給される。このエ
ンコーダ8は、アナログ化された2倍速の撮像信号にブ
ランキングや同期信号などを付加して、所望の形式のビ
デオを形成する。そして、上記エンコーダ8によるエン
コード出力として得られるビデオ信号は、上記出力バッ
ファ9を介して出力端子10から特性インーダンスが7
5Ωの伝送ラインに出力される。
【0027】さらに、上記CCD駆動回路11などに各
種クロック信号などを与えて動作制御を行う上記制御部
12は、同期信号発生器14,クロック発生器15及び
タイミング信号発生器16などを備えてなる。
【0028】上記同期信号発生器14は、上記タイミン
グ信号発生器16に垂直同期信号VD,水平同期信号H
Dを供給しているとともに、上記エンコーダ8にブラン
キングパルスBLKや同期信号SYNCを供給してい
る。また、上記クロック発生器15は、上述のサンプリ
ング周波数fSPの2倍の周波数2fSPのクロックパルス
を上記D/A変換器7や上記タイミング信号発生器16
に供給しているとともに、上記第1及び第2のフィール
ドメモリ5A,5Bに読み出しクロックとして供給して
いる。さらに、上記タイミング信号発生器16は、上記
垂直同期信号VD,水平同期信号HD及びクロックパル
スに基づいて、上記CCDイメージセン1の駆動に必要
な各種クロック信号を形成して上記CCD駆動回路11
に供給している。また、 上記サンプリング周波数fSP
のクロックパルスを形成し、このクロックパルスを上記
A/D変換器3A,3Bに供給しているとともに、上記
第1及び第2のフィールドメモリ5A,5Bに書き込み
クロックとして供給している。さらに、1フィールド走
査期間の前半は上記第1のフィールドメモリ5Aから読
み出された撮像信号を選択し、1フィールド走査期間の
後半は上記第2のフィールドメモリ5Bから読み出され
た撮像信号を選択するための制御信号を形成し、この制
御信号を上記デマルチプレクサ6に供給している。
【0029】このような構成の固体撮像装置では、2ラ
イン同時読み出し型の固体イメージセンサ1から各水平
転送レジスタHOREG ,HEREG を介して読み出される
各画像信号を第1及び第2のフィールドメモリ5A,5
Bに書き込み、その書き込み速度の2倍の読み出し速度
で読み出して、上記デマルチプレクサ6を介して1チャ
ンネルの映像信号として出力することができる。この映
像信号は、上記固体イメージセンサ1により得られる全
画素分の撮像信号から形成した2倍速の映像信号であっ
て、動解像度が高く、動きの速い被写体の撮影に適して
いる。また、上記固体イメージセンサ1を高速で駆動す
る必要がないので、確実に撮像動作を行うことができ
る。
【0030】なお、上述の実施例では、2ライン同時読
み出し型の固体イメージセンサ1から読み出される各画
像信号を第1及び第2のフィールドメモリ5A,5Bに
書き込み、各フィールドメモリ5A,5Bから各映像信
号を1フィールド走査期間の前半と後半とに分けて高速
で読み出すようにしたが、各フィールドメモリ5A,5
Bに代えて、ラインメモリを用いるようにしても良い。
この場合には、固体イメージセンサ1から2ライン同時
読み出される各画像信号を各ラインメモリに書き込み、
1ライン走査期間の前半と後半とに分けて高速で読み出
すことにより、上記固体イメージセンサ1から1フィー
ルド走査期間中に読み出される全画素分の映像信号を1
チャンネルの映像信号とした所謂ノンインターレースの
ビデオ信号を2倍速で得ることができる。
【0031】
【発明の効果】以上の説明からも明らかなように、発明
に係る固体撮像装置では、2ライン同時読み出し型の固
体イメージセンサから各水平転送レジスタを介して読み
出される各画像情報を第1及び第2のメモリに書き込
み、その書き込み速度の2倍の読み出し速度で読み出し
て、情報切換手段を介して各画像情報を交互に出力する
ことにより、産業用や画像処理用に最適な高いフィール
ド周波数を有する撮像信号を確実に得ることができる。
【0032】従って、本発明によれば、動解像度が高
く、動きの速い被写体の撮影に適した固体撮像装置を提
供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る固体撮像装置の構成を示すブロッ
ク図である。
【図2】上記固体撮像装置に用いた2ライン同時読み出
し型のCCDイメージセンサの構成を示す模式的な平面
図である。
【図3】上記CCDイメージセンサにおける撮像電荷の
各水平転送レジスタによる転送状態を示す図である。
【図4】上記固体撮像装置の動作を示すタイミングチャ
ートである。
【符号の説明】
1・・・・・・・・・・CCDイメージセンサ 4A,4B・・・・・・A/D変換器 5A,5B・・・・・・フィールドメモリ 6・・・・・・・・・・デマルチプレクサ 7・・・・・・・・・・D/A変換器 8・・・・・・・・・・エンコーダ 11・・・・・・・・・・CCD駆動回路 12・・・・・・・・・・制御部 SO,SE・・・・・・・感光素子 IM・・・・・・・・・・撮像部 ST・・・・・・・・・・蓄積部 HOREG ,HEREG ・・・水平転送レジスタ

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光情報を画素単位で光電変換し、その光
    電変換によって得られる複数の画素情報を所定時間に亘
    り蓄積して出力する光電変換部から全画素の画像情報が
    2本の水平転送レジスタを介して1フィールド毎に読み
    出される2ライン同時読み出し型の固体イメージセンサ
    と、 上記固体イメージセンサから一方の水平転送レジスタを
    介して読み出される撮像情報を少なくとも1ライン分記
    憶する第1のメモリと、 上記イメージセンサから他方の水平転送レジスタを介し
    て読み出される画像情報を少なくとも1ライン分記憶す
    る第2のメモリと、 上記第1及び第2のメモリから読み出される各画像情報
    を交互に切り換えて出力する情報切換手段と、 上記固体イメージセンサから2ライン同時に読み出され
    る各画像情報を上記第1及び第2のメモリに書き込み、
    その書き込み速度の2倍の読み出し速度で読み出して、
    上記情報切換手段を介して各画像情報を交互に出力させ
    る制御を行う制御手段とを有することを特徴とする固体
    撮像装置。
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