JP2986027B2 - 商品陳列装置 - Google Patents

商品陳列装置

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JP2986027B2
JP2986027B2 JP3152861A JP15286191A JP2986027B2 JP 2986027 B2 JP2986027 B2 JP 2986027B2 JP 3152861 A JP3152861 A JP 3152861A JP 15286191 A JP15286191 A JP 15286191A JP 2986027 B2 JP2986027 B2 JP 2986027B2
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裕美 楠
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Matsushita Electric Works Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、配線器具などを店頭で
販売のために陳列する商品陳列装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】テーブルタップやコンセントなど家庭等
で使用する配線器具は、商品をケースに包装した状態で
スタンドなどの商品陳列装置に陳列されて販売に供され
ている。例えば、スタンドに水平に配設される横支柱に
複数本のハンガーバーを平行に前方へ突出させて設け、
この各ハンガーバーにケースに包装した商品を複数個ず
つ前後に並べて吊り下げることによって、陳列するよう
にしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしこのように商品
をハンガーバーに並べて陳列するだけでは商品の表示を
顧客に目立つようにおこなうことができず、商品を選択
するにあたって商品をハンガーバーから一々取り出して
手に取ってみなければならないものであり、陳列の効果
が小さいという問題があった。
【0004】本発明は上記の点に鑑みてなされたもので
あり、商品の表示を目立つようにおこなうことができ、
しかも陳列する商品を変更する度に商品の表示も容易に
変えることができる商品陳列装置を提供することを目的
とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明に係る商品陳列装
置は、基体1に商品2を吊り下げて陳列する複数本のハ
ンガーバー3を前方へ平行に突出させて設け、仕切り片
4の後端に取付け片5を両側方へ突設して平面形状が略
T字形の仕切り板6を形成すると共に各取付け片5に取
付け孔7を穿設し、仕切り片4の前後方向の長さをハン
ガーバー3の突出長よりも長く形成して仕切り片4の先
端部の両面を商品表示部8として形成し、両取付け片5
の各取付け孔7を隣合う各ハンガーバー3に被挿して仕
切り片4がこの隣合うハンガーバー3間に配置されるよ
うに仕切り板6を取り付けて成ることを特徴とするもの
である。
【0006】
【作用】仕切り片4が隣合うハンガーバー3間に配置さ
れるように仕切り板6を取り付けると、仕切り片4は前
後方向の長さがハンガーバー3の突出長よりも長く形成
してあるために、仕切り片4の先端部の商品表示部8は
商品2を吊り下げるハンガーバー3よりも前方に突出す
ることになり、商品表示部8によって商品2の表示を目
立つようにおこなうことができる。また仕切り片4の後
端に取付け片5を両側方へ突設して平面形状が略T字形
の仕切り板6を形成すると共に各取付け片5に取付け孔
7を穿設し、各取付け孔7を隣合う各ハンガーバー3に
被挿して仕切り板6を取り付けるようにしているため
に、取付け孔7にハンガーバー3を被挿させることによ
って仕切り板6の取り付けをおこなうことができると共
に取付け孔7からハンガーバー3を抜くことによって仕
切り板6を取り外すことができ、陳列する商品2の変更
に合わせて仕切り板6の変更も容易におこなうことがで
きる。
【0007】
【実施例】以下本発明を実施例によって詳述する。仕切
り板6は厚紙等で形成されるものであり、図3は仕切り
板6を組み立てる前の展開した状態を示すものである。
すなわち、仕切り板6は山折り線11を境界にして上下
の右面片12と左面片13とで形成してあり、右面片1
2の後端部の上縁と左面片13の後端部の下縁にはそれ
ぞれ保形片14,14が延設してある。また右面片12
と左面片13の後部には保形片14,14にまで至るよ
うに谷折り線15が形成してあり、この谷折り線15を
境にして右面片12と左面片13の先部側で仕切り片4
が、右面片12と左面片13の後部側で取付け片5がそ
れぞれ形成されるようにしてあり、取付け片5は谷折り
線15より後ろ側の切り込み22で上下に分かれるよう
にしてある。右面片12及び左面片13と保形片14,
14の間には、上記谷折り線15よりも前側では谷折り
線16が、上記谷折り線15よりも後ろ側では切り込み
17がそれぞれ設けてある。また、上記谷折り線15よ
りも前側において右面片12と左面片13には開口窓1
8,18が設けてあり、開口窓18よりも前側において
仕切り片4を形成する右面片12と左面片13の先部の
外面を商品表示部8として形成してある。さらに取付け
片5を形成する右面片12と左面片13の後端部の上端
部と下端部にはそれぞれ取付け孔7,7が穿設してあ
る。尚、保形片14の後部の表面側及び、取付け片5を
形成する右面片12と左面片13の後端部の裏面側には
それぞれ両面粘着テープ19,20が貼り付けてある。
【0008】仕切り板6を組み立てるにあたっては、ま
ず山折り線11で折り曲げて右面片12と左面片13を
重ねて仕切り片4を形成すると共に右面片12と左面片
13の後部を谷折り線15で折って仕切り片4の両側に
取付け片5,5を側方へ突出させるように形成し、さら
に谷折り線16で保形片14,14を折ると共に各保形
片14,14の谷折り線15で保形片14,14の後部
を折り曲げて重合部14a,14aとして各取付け片
5,5の裏側に重ね、粘着テープ19で重合部14a,
14aを取付け片5,5に貼り付ける。このようにして
図2に示すような平面形状が略T字形の仕切り板6を組
み立てることができるものである。
【0009】一方、陳列スタンドなどには水平は横支柱
などで形成される基体1が設けてあり、この基体1の前
面側にはハンガーバー3が前方へ突出するように複数本
平行に取り付けてある。図1の実施例ではハンガーバー
3は基端部を断面下向きコ字形の係止金具23に固着し
てあり、係止金具23を基体1に上から係止させること
によって左右スライド可能に基体1に取り付けるように
してある。そして上記のように作成した仕切り板6を取
り付けるにあたっては、仕切り板6の各取付け片5の取
付け孔7を隣合う各ハンガーバー3に被挿させて取付け
片5をハンガーバー3の基端部にまで差し込むことによ
って、仕切り片4がこの隣合うハンガーバー3間に配置
されるようにしておこなうものであり、このとき取付け
片5の裏側に設けた粘着テープ20を基体1やあるいは
ハンガーバー3の係止金具23に貼り付けることによっ
て、仕切り板6を固定することができる。
【0010】そして図1に示すように、包装ケースに包
装した商品2の通し孔21をハンガーバー3に被挿する
ことによって、各ハンガーバー3に商品2を前後に複数
個並べて吊り下げた状態で陳列をおこなうことができる
ものである。ここで、仕切り板5の仕切り片4はその前
後方向の長さがハンガーバー3の長さよりも大きくなる
ように形成してあり、仕切り片4の先端部に形成した商
品表示部8はハンガーバー3に吊り下げて陳列した商品
2よりも先方へ突出するようにしてある。従って、この
商品表示部8に陳列する商品2の商品名や宣伝文句など
の特徴を記載しておくことによって、陳列する商品2の
表示を目立つようにおこなうことができるものである。
また仕切り板6は取付け孔7からハンガーバー3を抜く
ことによって簡単に取り外して他のものと取り替えるこ
とが簡単におこなうことができるものであり、従ってハ
ンガーバー3に陳列する商品2の変更に合わせてその商
品用の仕切り板6に簡単に変更することもできるもので
ある。
【0011】尚、仕切り板6はハンガーバー3の長さに
応じて仕切り片4の前後方向の長さを変えた複数種のも
のを準備しておくのが好ましい。図4は図3のものより
も仕切り片4の前後方向の長さを長く形成した仕切り板
6の展開状態を示すものである。
【0012】
【発明の効果】上記のように本発明は、仕切り片の後端
に取付け片を両側方へ突設して平面形状が略T字形の仕
切り板を形成すると共に各仕切り片に取付け孔を穿設
し、仕切り片の前後方向の長さをハンガーバーの突出長
よりも長く形成して仕切り片の先端部の両面を商品表示
部として形成し、両取付け片の各取付け孔を隣合う各ハ
ンガーバーに被挿して仕切り片がこの隣合うハンガーバ
ー間に配置されるようにして仕切り板を取り付けるよう
にしたので、ハンガーバーに仕切り板を取り付けるとハ
ンガーバーの突出長よりも前後方向が長い仕切り片の先
端部の商品表示部は商品を吊り下げるハンガーバーより
も前方に突出することになり、商品表示部によって商品
の表示を目立つようにおこなうことができるものであ
り、また取付け孔からハンガーバーを抜くことによって
仕切り板を簡単に取り外すことができるものであって、
陳列する商品の変更に合わせて仕切り板の変更も容易に
おこなうことができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の斜視図である。
【図2】同上の仕切り板の斜視図である。
【図3】同上の仕切り板の展開状態の正面図である。
【図4】仕切り板の他の実施例の展開状態の正面図であ
る。
【符号の説明】
1 基体 2 商品 3 ハンガーバー 4 仕切り片 5 取付け片 6 仕切り板 7 取付け孔 8 商品表示部

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基体に商品を吊り下げて陳列する複数本
    のハンガーバーを前方へ平行に突出させて設け、仕切り
    片の後端に取付け片を両側方へ突設して平面形状が略T
    字形の仕切り板を形成すると共に各仕切り片に取付け孔
    を穿設し、仕切り片の前後方向の長さをハンガーバーの
    突出長よりも長く形成して仕切り片の先端部の両面を商
    品表示部として形成し、両取付け片の各取付け孔を隣合
    う各ハンガーバーに被挿して仕切り片がこの隣合うハン
    ガーバー間に配置されるように仕切り板を取り付けて成
    ることを特徴とする商品陳列装置。
JP3152861A 1991-06-25 1991-06-25 商品陳列装置 Expired - Fee Related JP2986027B2 (ja)

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