JP2985933B2 - 選局装置 - Google Patents
選局装置Info
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- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- channel
- control mode
- return
- time
- memory
- Prior art date
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、テレビジョン（ＴＶ）
受信機等の選局装置に係り、特に、以前見ていたチャン
ネルに戻すチャンネル（ＣＨ）リターン機能を有する選
局装置に関する。
受信機等の選局装置に係り、特に、以前見ていたチャン
ネルに戻すチャンネル（ＣＨ）リターン機能を有する選
局装置に関する。
【０００２】
【従来技術】現在のテレビジョンの放送は、ＣＳ／ＢＳ
などの衛星放送やケーブルＴＶなどの普及により多チャ
ンネル時代になり、同じ時間帯に視聴したい放送が重な
ることがある。このような場合視聴者は、例えば見てい
るチャンネルがコマーシャルの時間の間等に他の色々な
チャンネルに切り換え、コマーシャルが終わりそうな時
間に最初に見ていたチャンネルに戻したりしている。こ
のような、以前見ていたチャンネルに戻す動作をＣＨリ
ターン動作という。
などの衛星放送やケーブルＴＶなどの普及により多チャ
ンネル時代になり、同じ時間帯に視聴したい放送が重な
ることがある。このような場合視聴者は、例えば見てい
るチャンネルがコマーシャルの時間の間等に他の色々な
チャンネルに切り換え、コマーシャルが終わりそうな時
間に最初に見ていたチャンネルに戻したりしている。こ
のような、以前見ていたチャンネルに戻す動作をＣＨリ
ターン動作という。
【０００３】テレビジョン受信機の選局装置の選局方法
には、ポジション方式とダイレクト方式があり、ポジシ
ョン方式とは所定のキーに選局する放送局を記憶させる
方式で、１つの操作で希望する放送を選局できる。ま
た、ダイレクト方式はそれぞれのローカル周波数にあて
られているリアルチャンネル番号を数字キー（テンキ
ー）で入力する方法で、受信できる放送が多い場合でも
少ないキーで選局を行うことが可能である。いずれの方
式でも、以前見ていたチャンネルに戻る場合には、通常
の選局と同じように、以前見ていたチャンネルをキー入
力し直す必要がる。
には、ポジション方式とダイレクト方式があり、ポジシ
ョン方式とは所定のキーに選局する放送局を記憶させる
方式で、１つの操作で希望する放送を選局できる。ま
た、ダイレクト方式はそれぞれのローカル周波数にあて
られているリアルチャンネル番号を数字キー（テンキ
ー）で入力する方法で、受信できる放送が多い場合でも
少ないキーで選局を行うことが可能である。いずれの方
式でも、以前見ていたチャンネルに戻る場合には、通常
の選局と同じように、以前見ていたチャンネルをキー入
力し直す必要がる。
【０００４】また、図３は従来のＣＨリターン機能を有
する選局装置のブロック図を示す。このＣＨリターン機
能は直前のチャンネル（一つ前のチャンネル）にのみ戻
ることができる機能である。アンテナ１で受信したＴＶ
信号はチューナ２で選局を行い、中間周波増幅回路３、
映像処理回路４、ＣＲＴ５に送られる。キー入力部６又
はリモコン７のＣＨリターンキー９が押されて出力され
た信号は、選局制御装置１０に送られる（リモコン６か
らの信号はリモコン受光部８を介して送られる）。キー
コード解析部１１又はリモコンコード１２解析部で解析
された信号は、ＣＨリターン部１３に送られる。ＣＨリ
ターン部１３では、直前ＣＨメモリ１６から直前ＣＨデ
ータを読み出し、更にＣＨデータメモリ１７から選局及
びＯＳＤ用のデータを読み出して選局部１４で選局処理
が行われ、チューナ２に選局制御信号を送り、選局が行
われる。また、ＯＳＤ信号処理部１５から映像処理回路
４にＯＳＤ（ｏｎ ｓｃｒｅｅｎ ｄｉｓｐｉａｙ）信
号を送り、選局するチャンネル番号をＣＲＴ５に表示さ
せる。なお、直前ＣＨメモリ１６には、チャンネルが変
更される毎に直前のチャンネルのＣＨデータが記憶され
ており、上述したように、ＣＨリターンキー９を押すこ
とにより、直前ＣＨメモリ１６から直前のチャンネルの
ＣＨデータがＣＨリターン部１３に読み込まれる。
する選局装置のブロック図を示す。このＣＨリターン機
能は直前のチャンネル（一つ前のチャンネル）にのみ戻
ることができる機能である。アンテナ１で受信したＴＶ
信号はチューナ２で選局を行い、中間周波増幅回路３、
映像処理回路４、ＣＲＴ５に送られる。キー入力部６又
はリモコン７のＣＨリターンキー９が押されて出力され
た信号は、選局制御装置１０に送られる（リモコン６か
らの信号はリモコン受光部８を介して送られる）。キー
コード解析部１１又はリモコンコード１２解析部で解析
された信号は、ＣＨリターン部１３に送られる。ＣＨリ
ターン部１３では、直前ＣＨメモリ１６から直前ＣＨデ
ータを読み出し、更にＣＨデータメモリ１７から選局及
びＯＳＤ用のデータを読み出して選局部１４で選局処理
が行われ、チューナ２に選局制御信号を送り、選局が行
われる。また、ＯＳＤ信号処理部１５から映像処理回路
４にＯＳＤ（ｏｎ ｓｃｒｅｅｎ ｄｉｓｐｉａｙ）信
号を送り、選局するチャンネル番号をＣＲＴ５に表示さ
せる。なお、直前ＣＨメモリ１６には、チャンネルが変
更される毎に直前のチャンネルのＣＨデータが記憶され
ており、上述したように、ＣＨリターンキー９を押すこ
とにより、直前ＣＨメモリ１６から直前のチャンネルの
ＣＨデータがＣＨリターン部１３に読み込まれる。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】ところで、これらの従
来のＴＶにおいて以前見ていたチャンネルに戻そうとし
た場合には様々な問題があった。ポジション方式のもの
では、一回の操作で希望する放送を選局できるが、受信
できる放送局が多い場合はその分の選局キーを用意しな
ければならないのでリモコンが大きくなったり、コスト
が高くなることになる。ダイレクト方式のものでは、チ
ャンネルＵＰ／ＤＯＷＮで以前見ていたチャンネルに戻
そうとすると、戻すまでに時間がかかるし操作する回数
も多くなる。チャンネル番号をテンキーで入力して選局
する場合は、チャンネル番号の桁数が大きくなればキー
の操作回数が多くなる。また、いずれの方式も、以前見
ていたチャンネル番号を忘れてしまうと簡単に戻れなく
なる。
来のＴＶにおいて以前見ていたチャンネルに戻そうとし
た場合には様々な問題があった。ポジション方式のもの
では、一回の操作で希望する放送を選局できるが、受信
できる放送局が多い場合はその分の選局キーを用意しな
ければならないのでリモコンが大きくなったり、コスト
が高くなることになる。ダイレクト方式のものでは、チ
ャンネルＵＰ／ＤＯＷＮで以前見ていたチャンネルに戻
そうとすると、戻すまでに時間がかかるし操作する回数
も多くなる。チャンネル番号をテンキーで入力して選局
する場合は、チャンネル番号の桁数が大きくなればキー
の操作回数が多くなる。また、いずれの方式も、以前見
ていたチャンネル番号を忘れてしまうと簡単に戻れなく
なる。
【０００６】また、図３に示したような選局装置では、
ＣＨリターンキー９を押すことにより直前のチャンネル
に戻ることはできるが、色々なチャンネルを見てから、
例えば３つ前に選局したチャンネルに戻るといったよう
な、所望のチャンネルに戻るという動作はできなかっ
た。
ＣＨリターンキー９を押すことにより直前のチャンネル
に戻ることはできるが、色々なチャンネルを見てから、
例えば３つ前に選局したチャンネルに戻るといったよう
な、所望のチャンネルに戻るという動作はできなかっ
た。
【０００７】そこで、本発明は、直前のチャンネル、又
は任意の以前見ていたチャンネルに戻ることができるＣ
Ｈリターン機能を有し、かつ、これを少ないキー及びキ
ー操作回数で操作性良く行うことができる選局装置を提
供しようとするものである。
は任意の以前見ていたチャンネルに戻ることができるＣ
Ｈリターン機能を有し、かつ、これを少ないキー及びキ
ー操作回数で操作性良く行うことができる選局装置を提
供しようとするものである。
【０００８】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するために、入力キーの操作に応じて、予め設定され
たチャンネルに選局チャンネルを指定するチャンネルリ
ターン制御部と、前記入力キーの押圧時間を計測する計
時手段と、選局されるチャンネルが変化するとき、変化
する直前のチャンネルデータを記憶する第１のメモリ手
段と、任意指定のチャンネルデータを記憶する第２のメ
モリ手段と、前記チャンネルリターン制御部で指定され
た選局チャンネルを選局する選局手段とを備え、前記チ
ャンネルリターン制御部は、（イ）前記計時手段で計測
された時間が予め設定された基準時間以上と判断した場
合には、前記第２のメモリ手段に、前記任意指定のチャ
ンネルデータを記憶させ、（ロ）前記計時手段で計測さ
れた時間が前記基準時間未満と判断した場合には、前記
第１のメモリ手段からチャンネルデータを読みだして前
記選局手段に選局チャンネルを指定すると共に、前記入
力キー操作時に既に選局されていたチャンネルデータを
前記第１のメモリ手段に記憶させる第１の制御モード
と、前記第２のメモリからチャンネルデータを読みだし
て前記選局手段に選局チャンネルを指定すると共に、前
記入力キー操作時に既に選局されていたチャンネルデー
タを前記第１のメモリ手段に記憶させる第２の制御モー
ドとを有し、この２つの制御モードのいずれか一方を選
択して前記選局手段を制御することを特徴とする選局装
置を提供する。
決するために、入力キーの操作に応じて、予め設定され
たチャンネルに選局チャンネルを指定するチャンネルリ
ターン制御部と、前記入力キーの押圧時間を計測する計
時手段と、選局されるチャンネルが変化するとき、変化
する直前のチャンネルデータを記憶する第１のメモリ手
段と、任意指定のチャンネルデータを記憶する第２のメ
モリ手段と、前記チャンネルリターン制御部で指定され
た選局チャンネルを選局する選局手段とを備え、前記チ
ャンネルリターン制御部は、（イ）前記計時手段で計測
された時間が予め設定された基準時間以上と判断した場
合には、前記第２のメモリ手段に、前記任意指定のチャ
ンネルデータを記憶させ、（ロ）前記計時手段で計測さ
れた時間が前記基準時間未満と判断した場合には、前記
第１のメモリ手段からチャンネルデータを読みだして前
記選局手段に選局チャンネルを指定すると共に、前記入
力キー操作時に既に選局されていたチャンネルデータを
前記第１のメモリ手段に記憶させる第１の制御モード
と、前記第２のメモリからチャンネルデータを読みだし
て前記選局手段に選局チャンネルを指定すると共に、前
記入力キー操作時に既に選局されていたチャンネルデー
タを前記第１のメモリ手段に記憶させる第２の制御モー
ドとを有し、この２つの制御モードのいずれか一方を選
択して前記選局手段を制御することを特徴とする選局装
置を提供する。
【０００９】
【実施例】以下、添付図面を参照して本発明の実施例に
ついて説明する。なお、従来例と同一の部分には同一の
符号を付し、その詳細な説明は省略する。図１は本発明
の選局装置の一実施例のブロック図を示し、選局制御装
置３０のＣＨリターン部３４は第１の制御モードと第２
の制御モードとを有している。ここで、第１の制御モー
ドとは、１つ前に受信していた直前ＣＨ（第１のリター
ンＣＨ）に戻す動作を行うもので、第２の制御モードと
は、以前見ていた任意のチャンネル（第２のリターンＣ
Ｈ）に戻す動作を行うものである。
ついて説明する。なお、従来例と同一の部分には同一の
符号を付し、その詳細な説明は省略する。図１は本発明
の選局装置の一実施例のブロック図を示し、選局制御装
置３０のＣＨリターン部３４は第１の制御モードと第２
の制御モードとを有している。ここで、第１の制御モー
ドとは、１つ前に受信していた直前ＣＨ（第１のリター
ンＣＨ）に戻す動作を行うもので、第２の制御モードと
は、以前見ていた任意のチャンネル（第２のリターンＣ
Ｈ）に戻す動作を行うものである。
【００１０】キー入力部２６又はリモコン２７のＣＨリ
ターンキー２９（図示しないチャンネル選局用のテンキ
ーやチャンネルＵＰ／ＤＯＷＮキーとは別に設けられて
いる）が押されて出力された信号は、選局制御装置３０
（マイクロコンピュータ等で構成）に送られる（リモコ
ン２７からの信号はリモコン受光部２８を介して送られ
る）。キーコード解析部３１又はリモコンコード解析部
３２で解析された信号は、ＣＨリターン部３４に送られ
る。タイマ３３ではＣＨリターンキー２９の押圧時間を
計測している。ＣＨリターン部３４では、第１及び第２
の制御モードを有し、第１のリターンＣＨメモリ（直前
ＣＨメモリ）３７や第２のリターンＣＨメモリ３８から
選局するチャンネルのＣＨデータを読み出し、更にＣＨ
データメモリ３９から選局及びＯＳＤ用のＣＨデータを
読み出し、選局部３５で選局処理が行われ、チューナ２
に選局制御信号を送り、選局が行われる。また、ＯＳＤ
信号処理部３６から映像処理回路４にＯＳＤ信号を送
り、選局するチャンネル番号をＣＲＴ５に表示させる。
ターンキー２９（図示しないチャンネル選局用のテンキ
ーやチャンネルＵＰ／ＤＯＷＮキーとは別に設けられて
いる）が押されて出力された信号は、選局制御装置３０
（マイクロコンピュータ等で構成）に送られる（リモコ
ン２７からの信号はリモコン受光部２８を介して送られ
る）。キーコード解析部３１又はリモコンコード解析部
３２で解析された信号は、ＣＨリターン部３４に送られ
る。タイマ３３ではＣＨリターンキー２９の押圧時間を
計測している。ＣＨリターン部３４では、第１及び第２
の制御モードを有し、第１のリターンＣＨメモリ（直前
ＣＨメモリ）３７や第２のリターンＣＨメモリ３８から
選局するチャンネルのＣＨデータを読み出し、更にＣＨ
データメモリ３９から選局及びＯＳＤ用のＣＨデータを
読み出し、選局部３５で選局処理が行われ、チューナ２
に選局制御信号を送り、選局が行われる。また、ＯＳＤ
信号処理部３６から映像処理回路４にＯＳＤ信号を送
り、選局するチャンネル番号をＣＲＴ５に表示させる。
【００１１】直前ＣＨメモリ３７には、ＣＨリターンキ
ー２９や、図示しないチャンネル選局用のテンキー又は
チャンネルＵＰ／ＤＯＷＮキー等の選局キーの操作によ
って、チャンネルが変更される毎に、変更される直前の
チャンネルのＣＨデータ（直前ＣＨデータ）が記憶され
る。例えば、チャンネルを変更させるべくチャンネルＵ
Ｐ／ＤＯＷＮキーが操作されたとすると、選局制御装置
３０内の図示しないチャンネルＵＰ／ＤＯＷＮ部によ
り、チャンネルＵＰ／ＤＯＷＮキーの操作に応じてＣＨ
データメモリ３９からＣＨデータを読み込み選局される
と共に、既に選局されていたＣＨデータを直前ＣＨデー
タとして直前ＣＨメモリ３７に記憶させている。第２の
リターンＣＨメモリ３８には、後述するようにＣＨリタ
ーンキー２９の操作に応じてＣＨリターン部３４の制御
によりＣＨデータメモリ３９からのＣＨデータが記憶さ
れる。
ー２９や、図示しないチャンネル選局用のテンキー又は
チャンネルＵＰ／ＤＯＷＮキー等の選局キーの操作によ
って、チャンネルが変更される毎に、変更される直前の
チャンネルのＣＨデータ（直前ＣＨデータ）が記憶され
る。例えば、チャンネルを変更させるべくチャンネルＵ
Ｐ／ＤＯＷＮキーが操作されたとすると、選局制御装置
３０内の図示しないチャンネルＵＰ／ＤＯＷＮ部によ
り、チャンネルＵＰ／ＤＯＷＮキーの操作に応じてＣＨ
データメモリ３９からＣＨデータを読み込み選局される
と共に、既に選局されていたＣＨデータを直前ＣＨデー
タとして直前ＣＨメモリ３７に記憶させている。第２の
リターンＣＨメモリ３８には、後述するようにＣＨリタ
ーンキー２９の操作に応じてＣＨリターン部３４の制御
によりＣＨデータメモリ３９からのＣＨデータが記憶さ
れる。
【００１２】図２は選局制御装置３０のＣＨリターン動
作のフローチャートを示す図である。まず、ＣＨリター
ン部３４の、第２の制御モードの設定、第２のリターン
ＣＨの登録及び第２の制御モードの解除の方法について
説明する。これは、ＣＨリターンキー２９の押圧時間
（タイマ３３によって計測される）が予め設定された基
準時間以上の場合に行われ、ＣＨリターン部３４で、Ｃ
Ｈリターンキー２９の押圧時間が基準時間以上かを判断
し（ステップ１０１）、基準時間以上の場合は、更に第
２の制御モードがＯＮか否かを判断する（ステップ１０
９）。第２の制御モードがＯＦＦの場合、ＣＨリターン
部３４は、現在見ているチャンネル（ＣＨリターンキー
を押す時既に選局されていたチャンネル、以下現在ＣＨ
という）、を第２のリターンＣＨとして第２のリターン
ＣＨメモリ３８に記憶させ（第２のリターンＣＨの登
録）（ステップ１１０）、第２の制御モードをＯＮにす
る（ステップ１１１）。第２の制御モードがＯＮの場
合、ＣＨリターン部３４は、第２の制御モードをＯＦＦ
（第２の制御モードの解除）にして、即ち制御モードを
第１の制御モードに切り換えて終了する（ステップ１１
２）。
作のフローチャートを示す図である。まず、ＣＨリター
ン部３４の、第２の制御モードの設定、第２のリターン
ＣＨの登録及び第２の制御モードの解除の方法について
説明する。これは、ＣＨリターンキー２９の押圧時間
（タイマ３３によって計測される）が予め設定された基
準時間以上の場合に行われ、ＣＨリターン部３４で、Ｃ
Ｈリターンキー２９の押圧時間が基準時間以上かを判断
し（ステップ１０１）、基準時間以上の場合は、更に第
２の制御モードがＯＮか否かを判断する（ステップ１０
９）。第２の制御モードがＯＦＦの場合、ＣＨリターン
部３４は、現在見ているチャンネル（ＣＨリターンキー
を押す時既に選局されていたチャンネル、以下現在ＣＨ
という）、を第２のリターンＣＨとして第２のリターン
ＣＨメモリ３８に記憶させ（第２のリターンＣＨの登
録）（ステップ１１０）、第２の制御モードをＯＮにす
る（ステップ１１１）。第２の制御モードがＯＮの場
合、ＣＨリターン部３４は、第２の制御モードをＯＦＦ
（第２の制御モードの解除）にして、即ち制御モードを
第１の制御モードに切り換えて終了する（ステップ１１
２）。
【００１３】次に、第１又は第２の制御モードによるＣ
Ｈリターンを行う方法について説明する。これは、ＣＨ
リターンキー２９の押圧時間が基準時間未満の場合に行
われ、ＣＨリターン部３４で、ＣＨリターンキー２９の
押圧時間が基準時間未満かを判断し（ステップ１０
１）、第２の制御モードがＯＮか否かを判断する（ステ
ップ１０２）。そして、ＣＨリターン部３４は、第２の
制御モードがＯＮの場合は第２の制御モードを行い、Ｏ
ＦＦの場合は第１の制御モードを行う。
Ｈリターンを行う方法について説明する。これは、ＣＨ
リターンキー２９の押圧時間が基準時間未満の場合に行
われ、ＣＨリターン部３４で、ＣＨリターンキー２９の
押圧時間が基準時間未満かを判断し（ステップ１０
１）、第２の制御モードがＯＮか否かを判断する（ステ
ップ１０２）。そして、ＣＨリターン部３４は、第２の
制御モードがＯＮの場合は第２の制御モードを行い、Ｏ
ＦＦの場合は第１の制御モードを行う。
【００１４】第２の制御モードがＯＮの場合、ＣＨリタ
ーン部３４は、現在ＣＨが第２のリターンＣＨメモリ３
８に記憶された第２のリターンＣＨと同じか否かを判断
する（ステップ１０３）。現在ＣＨが、第２のリターン
ＣＨと異なる場合、ＣＨリターン部３４は、現在ＣＨを
直前ＣＨメモリ３７に直前ＣＨ（第１のリターンＣＨ）
として記憶させ（ステップ１０６）、第２のリターンＣ
Ｈメモリ３８に記憶された第２のリターンＣＨを選局す
る（第２の制御モード）（ステップ１０７）。現在ＣＨ
が第２のリターンＣＨと同じ場合、ＣＨリターン部３４
は、現在ＣＨと直前ＣＨメモリ３７に記憶されているチ
ャンネルとの入れ替えを行う。つまり、既に直前ＣＨメ
モリ３７に記憶されていたチャンネルを選局し（第１の
制御モードと同様な動作を行う）、現在ＣＨを直前ＣＨ
として直前ＣＨメモリ３７に記憶する（ステップ１０
４、１０５）。なお、第１の制御モードは詳細には、ま
ず現在ＣＨのＣＨデータを一時的に保管し、直前ＣＨメ
モリ３７から直前ＣＨを読み込んで選局した後、保管し
ておいたＣＨデータを直前ＣＨメモリ３７に直前ＣＨと
して記憶する。
ーン部３４は、現在ＣＨが第２のリターンＣＨメモリ３
８に記憶された第２のリターンＣＨと同じか否かを判断
する（ステップ１０３）。現在ＣＨが、第２のリターン
ＣＨと異なる場合、ＣＨリターン部３４は、現在ＣＨを
直前ＣＨメモリ３７に直前ＣＨ（第１のリターンＣＨ）
として記憶させ（ステップ１０６）、第２のリターンＣ
Ｈメモリ３８に記憶された第２のリターンＣＨを選局す
る（第２の制御モード）（ステップ１０７）。現在ＣＨ
が第２のリターンＣＨと同じ場合、ＣＨリターン部３４
は、現在ＣＨと直前ＣＨメモリ３７に記憶されているチ
ャンネルとの入れ替えを行う。つまり、既に直前ＣＨメ
モリ３７に記憶されていたチャンネルを選局し（第１の
制御モードと同様な動作を行う）、現在ＣＨを直前ＣＨ
として直前ＣＨメモリ３７に記憶する（ステップ１０
４、１０５）。なお、第１の制御モードは詳細には、ま
ず現在ＣＨのＣＨデータを一時的に保管し、直前ＣＨメ
モリ３７から直前ＣＨを読み込んで選局した後、保管し
ておいたＣＨデータを直前ＣＨメモリ３７に直前ＣＨと
して記憶する。
【００１５】なお、直前ＣＨメモリには直前ＣＨとし
て、第１の制御モード及び第２の制御モードを行う場合
に限らず、上述したようにチャンネル選局用のテンキー
やチャンネルＵＰ／ＤＯＷＮキー等の選局キーにより選
局を行った場合にも自動的に直前のチャンネルのＣＨデ
ータが記憶されるようになっている。
て、第１の制御モード及び第２の制御モードを行う場合
に限らず、上述したようにチャンネル選局用のテンキー
やチャンネルＵＰ／ＤＯＷＮキー等の選局キーにより選
局を行った場合にも自動的に直前のチャンネルのＣＨデ
ータが記憶されるようになっている。
【００１６】第２の制御モードがＯＦＦの場合は、第１
の制御モードを行い、上述したように第２の制御モード
がＯＮで、現在ＣＨが第２のリターンＣＨと同じ場合の
時と同様の動作（ステップ１０４、ステップ１０５）を
行う。
の制御モードを行い、上述したように第２の制御モード
がＯＮで、現在ＣＨが第２のリターンＣＨと同じ場合の
時と同様の動作（ステップ１０４、ステップ１０５）を
行う。
【００１７】ここで、選局されるチャンネル番号の推移
の一例を説明する。例えば、まずＣＨ１を見ていて、Ｃ
Ｈリターンキー２９を基準時間以上押し、ＣＨ１を第２
のリターンＣＨとして登録する（第２の制御モードＯ
Ｎ、ステップ１１０〜１１１）。次に選局キーでＣＨ
８、続いてＣＨ４を選局する。そして、ここでＣＨリタ
ーンキー２９を基準時間未満で押すとＣＨ１に戻る（第
２の制御モード、ステップ１０７）。続いてＣＨリター
ンキー２９をもう１回基準時間未満で押すとＣＨ４に戻
る（第１の制御モードと同様な動作、ステップ１０３、
１０４）。次に選局キーでＣＨ３を選局する。ここで、
ＣＨリターンキー２９を基準時間以上押すと、第２の制
御モードはＯＦＦになる。（ステップ１１２）。その
後、ＣＨリターンキー２９を基準時間未満で押せば、直
前ＣＨ（ＣＨ４）に戻る（第１の制御モード、ステップ
１０４）。これらのＣＨ番号の推移は以下のようにな
る。 ＣＨ１→ＣＨ８→ＣＨ４→ＣＨ１→ＣＨ４→ＣＨ３→Ｃ
Ｈ４
の一例を説明する。例えば、まずＣＨ１を見ていて、Ｃ
Ｈリターンキー２９を基準時間以上押し、ＣＨ１を第２
のリターンＣＨとして登録する（第２の制御モードＯ
Ｎ、ステップ１１０〜１１１）。次に選局キーでＣＨ
８、続いてＣＨ４を選局する。そして、ここでＣＨリタ
ーンキー２９を基準時間未満で押すとＣＨ１に戻る（第
２の制御モード、ステップ１０７）。続いてＣＨリター
ンキー２９をもう１回基準時間未満で押すとＣＨ４に戻
る（第１の制御モードと同様な動作、ステップ１０３、
１０４）。次に選局キーでＣＨ３を選局する。ここで、
ＣＨリターンキー２９を基準時間以上押すと、第２の制
御モードはＯＦＦになる。（ステップ１１２）。その
後、ＣＨリターンキー２９を基準時間未満で押せば、直
前ＣＨ（ＣＨ４）に戻る（第１の制御モード、ステップ
１０４）。これらのＣＨ番号の推移は以下のようにな
る。 ＣＨ１→ＣＨ８→ＣＨ４→ＣＨ１→ＣＨ４→ＣＨ３→Ｃ
Ｈ４
【００１８】以上説明したように、第２の制御モードが
ＯＦＦのときには第１の制御モードが行われる。また、
第２のリターンＣＨを登録すれば第２の制御モードがＯ
Ｎとなり第２の制御モードが行われる。また、第２の制
御モードがＯＮになっていても、現在ＣＨと第２のリタ
ーンＣＨが同じ場合には、自動的に第１の制御モードが
行われる。そして、これらの動作は、ＣＨリターンキー
の操作のみで可能としている。また、第２のリターンＣ
Ｈの登録及び第２の制御モードの解除は、第２の制御モ
ードがＯＮかＯＦＦかで自動的に判断されるので、同じ
キー操作で良い。つまり、第２の制御モードのＯＮ、Ｏ
ＦＦ、第２のリターンＣＨの登録、第２の制御モード、
第１の制御モードをすべて１つのキーで、かつそのキー
操作も、基準時間以上押すか、基準時間未満で押すかの
２種類の操作のみで行うことができるので、複雑なキー
操作を覚える必要もなく、簡単な操作で種々の操作を行
うことができる。また、キー数も少なくて済むのでリモ
コン等のコストダウンにもなる。
ＯＦＦのときには第１の制御モードが行われる。また、
第２のリターンＣＨを登録すれば第２の制御モードがＯ
Ｎとなり第２の制御モードが行われる。また、第２の制
御モードがＯＮになっていても、現在ＣＨと第２のリタ
ーンＣＨが同じ場合には、自動的に第１の制御モードが
行われる。そして、これらの動作は、ＣＨリターンキー
の操作のみで可能としている。また、第２のリターンＣ
Ｈの登録及び第２の制御モードの解除は、第２の制御モ
ードがＯＮかＯＦＦかで自動的に判断されるので、同じ
キー操作で良い。つまり、第２の制御モードのＯＮ、Ｏ
ＦＦ、第２のリターンＣＨの登録、第２の制御モード、
第１の制御モードをすべて１つのキーで、かつそのキー
操作も、基準時間以上押すか、基準時間未満で押すかの
２種類の操作のみで行うことができるので、複雑なキー
操作を覚える必要もなく、簡単な操作で種々の操作を行
うことができる。また、キー数も少なくて済むのでリモ
コン等のコストダウンにもなる。
【００１９】なお、第２のリターンＣＨの登録は、ＣＨ
リターンキーを基準時間以上押し続けることで行うが、
例えば、ＣＨリターンキーを基準時間以上押し続けると
共に、任意のチャンネル番号のキーを押すことによっ
て、又は、第２のリターンＣＨを基準時間以上押し続け
た直後に任意のチャンネル番号のキーを押すことによっ
て、このチャンネルを登録できるようにしてもよい。こ
のようにすれば、既に、第２のリターンＣＨとして何か
登録されている場合でも、別のチャンネルを登録する
（書き換える）ことが容易に行える。
リターンキーを基準時間以上押し続けることで行うが、
例えば、ＣＨリターンキーを基準時間以上押し続けると
共に、任意のチャンネル番号のキーを押すことによっ
て、又は、第２のリターンＣＨを基準時間以上押し続け
た直後に任意のチャンネル番号のキーを押すことによっ
て、このチャンネルを登録できるようにしてもよい。こ
のようにすれば、既に、第２のリターンＣＨとして何か
登録されている場合でも、別のチャンネルを登録する
（書き換える）ことが容易に行える。
【００２０】また、第２の制御モードをＯＮにした後、
所定時間経過後に第２の制御モードを自動的にＯＦＦに
するように構成してもよい。このようにすれば、所定時
間経過後には、第２の制御モードをＯＦＦにする操作が
必要なく第１の制御モードを行うことができる。これは
例えば、第２の制御モードがＯＮになっていることを忘
れていて、ＣＨリターンキー２９を押して直前ＣＨに戻
りたいのに第２のリターンＣＨに戻ってしまうというこ
とを防ぐことができる。また、電源をＯＦＦにすると、
第２の制御モードをＯＦＦにするように構成してもよ
い。
所定時間経過後に第２の制御モードを自動的にＯＦＦに
するように構成してもよい。このようにすれば、所定時
間経過後には、第２の制御モードをＯＦＦにする操作が
必要なく第１の制御モードを行うことができる。これは
例えば、第２の制御モードがＯＮになっていることを忘
れていて、ＣＨリターンキー２９を押して直前ＣＨに戻
りたいのに第２のリターンＣＨに戻ってしまうというこ
とを防ぐことができる。また、電源をＯＦＦにすると、
第２の制御モードをＯＦＦにするように構成してもよ
い。
【００２１】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の選局装置
は、任意のチャンネルを第２のリターンＣＨとして登録
しておくことができ、色々なチャンネルが選局された後
でも、第２のリターンＣＨに登録したチャンネルに戻る
動作（第２の制御モード）を簡単なキー操作で行うこと
ができる。更には、直前のチャンネルに戻る動作（第１
の制御モード）も簡単なキー操作で行うことができる。
また、本選局装置は、操作キー数も少なくて済むのでリ
モコン等のコストダウンが図れる。
は、任意のチャンネルを第２のリターンＣＨとして登録
しておくことができ、色々なチャンネルが選局された後
でも、第２のリターンＣＨに登録したチャンネルに戻る
動作（第２の制御モード）を簡単なキー操作で行うこと
ができる。更には、直前のチャンネルに戻る動作（第１
の制御モード）も簡単なキー操作で行うことができる。
また、本選局装置は、操作キー数も少なくて済むのでリ
モコン等のコストダウンが図れる。
【図１】本発明の選局装置の一実施例のブロック図を示
す図である。
す図である。
【図２】本発明の選局装置のＣＨリターン動作のフロー
チャートを示す図である。
チャートを示す図である。
【図３】従来のＣＨリターン機能を有する選局装置のブ
ロック図を示す図である。
ロック図を示す図である。
１ アンテナ ２ チューナ ３ 中間周波増幅回路 ４ 映像処理回路 ５ ＣＲＴ ２６ キー入力部 ２７ リモコン ２８ リモコン受信部 ２９ ＣＨリターンキー ３０ 選局制御装置 ３１ キーコード解析部 ３２ リモコンコード解析部 ３３ タイマ ３４ ＣＨリターン部 ３５ 選局部 ３６ ＯＳＤ処理部 ３７ 直前ＣＨ（第１のリターンＣＨ）メモリ（第１の
メモリ手段） ３８ 第２のリターンＣＨメモリ（第２のメモリ手段） ３９ ＣＨデータメモリ
メモリ手段） ３８ 第２のリターンＣＨメモリ（第２のメモリ手段） ３９ ＣＨデータメモリ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6，ＤＢ名) H03J 5/00 - 5/02 H03J 7/18 H04N 5/44
Claims (2)
- 【請求項１】入力キーの操作に応じて、予め設定された
チャンネルに選局チャンネルを指定するチャンネルリタ
ーン制御部と、 前記入力キーの押圧時間を計測する計時手段と、 選局されるチャンネルが変化するとき、変化する直前の
チャンネルデータを記憶する第１のメモリ手段と、 任意指定のチャンネルデータを記憶する第２のメモリ手
段と、 前記チャンネルリターン制御部で指定された選局チャン
ネルを選局する選局手段とを備え、 前記チャンネルリターン制御部は、 （イ）前記計時手段で計測された時間が予め設定された
基準時間以上と判断した場合には、前記第２のメモリ手
段に、前記任意指定のチャンネルデータを記憶させ、 （ロ）前記計時手段で計測された時間が前記基準時間未
満と判断した場合には、 前記第１のメモリ手段からチャンネルデータを読みだし
て前記選局手段に選局チャンネルを指定すると共に、前
記入力キー操作時に既に選局されていたチャンネルデー
タを前記第１のメモリ手段に記憶させる第１の制御モー
ドと、 前記第２のメモリ手段からチャンネルデータを読みだし
て前記選局手段に選局チャンネルを指定すると共に、前
記入力キー操作時に既に選局されていたチャンネルデー
タを前記第１のメモリ手段に記憶させる第２の制御モー
ドとを有し、 この２つの制御モードのいずれか一方を選択して前記選
局手段を制御することを特徴とする選局装置。 - 【請求項２】前記チャンネルリターン制御部は、 前記計時手段で計測された時間が前記基準時間以上と判
断した場合に、 前記第１の制御モードに既に設定されている時は、制
御モードを前記第２の制御モードに切り換えると共に、
前記入力キー操作時に既に選局されていたチャンネルデ
ータを第２のメモリ手段に記憶し、 前記第２の制御モードに既に設定されている時は、制
御モードを前記第１の制御モードに切り換える ことを特徴とする請求項１に記載の選局装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17408695A JP2985933B2 (ja) | 1995-06-16 | 1995-06-16 | 選局装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17408695A JP2985933B2 (ja) | 1995-06-16 | 1995-06-16 | 選局装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH098605A JPH098605A (ja) | 1997-01-10 |
| JP2985933B2 true JP2985933B2 (ja) | 1999-12-06 |
Family
ID=15972414
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17408695A Expired - Lifetime JP2985933B2 (ja) | 1995-06-16 | 1995-06-16 | 選局装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2985933B2 (ja) |
Families Citing this family (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE10012850A1 (de) | 1999-03-17 | 2000-09-21 | Mitsubishi Paper Mills Ltd | Wärmeempfindliches Aufzeichnungsmaterial |
| KR100429221B1 (ko) * | 2001-11-02 | 2004-04-29 | 엘지전자 주식회사 | 디지털 티브이 및 그 채널 정보 제공방법 |
| KR100437809B1 (ko) * | 2002-08-07 | 2004-06-30 | 엘지전자 주식회사 | 티브이의 이전채널 구현장치 및 그 방법 |
| KR101008617B1 (ko) * | 2003-10-02 | 2011-01-17 | 엘지전자 주식회사 | 티브이의 복귀채널 구현장치 및 그 방법 |
| JP4763408B2 (ja) * | 2005-09-28 | 2011-08-31 | 京セラ株式会社 | 放送受信装置及び放送受信方法 |
| JP2011071667A (ja) * | 2009-09-25 | 2011-04-07 | Mitsubishi Electric Corp | テレビジョン受信機の選局装置、選局方法 |
-
1995
- 1995-06-16 JP JP17408695A patent/JP2985933B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH098605A (ja) | 1997-01-10 |
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