JP2984404B2 - トナー定着装置 - Google Patents

トナー定着装置

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JP2984404B2 JP3085271A JP8527191A JP2984404B2 JP 2984404 B2 JP2984404 B2 JP 2984404B2 JP 3085271 A JP3085271 A JP 3085271A JP 8527191 A JP8527191 A JP 8527191A JP 2984404 B2 JP2984404 B2 JP 2984404B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子写真式複写機およ
びプリンターに使用されるトナー定着装置に関するもの
であり、更に詳しくはトナーを定着させるためのロール
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】電子写真式複写機およびプリンターにお
ける複写速度の高速化の要請は、近年のオフィスオート
メーション化の広がりを背景に、益々高まりつつある。
電子写真式複写機およびプリンターにおいて、複写速度
を決定する要因は主に複写紙上の電気潜像を顕像化する
ステップである。すなわち電子写真式複写機およびプリ
ンターにおいては複写紙上の電気潜像にトナーを定着さ
せ顕像を得るが、トナーを定着させるためには一般に
熱、圧力または熱および圧力を加えることが必要であ
る。
【0003】複写速度の高速化を目指して、近年ではト
ナーの定着に熱・圧力併用方式を用いた機器が市場にお
いて優勢となっている。特に、上下ロール間に複写紙を
通過させることにより、熱と圧力を同時に加えトナーを
複写紙に溶融定着させる方法が公知である。この方式に
よれば、上ロールには熱源が組み込まれ熱ロールとして
働き、下ロールは支持ロールまたは対ロールとしての役
割を有する。トナーの定着の際に溶融トナーがロールに
付着することを防止するため、上下ロールの材質には離
型性に優れた物質が選択される。そのような物質のうち
公知の代表的なものは、ポリ四フッ化エチレン(以下
「PTFE」という)およびシリコーンゴムである。例
えば、特公昭57−52574号、特公昭59−137
31号および特公昭60−17109号にはトナー定着
装置用のロールとして表面にPTFEや比較的硬質のシ
リコーンゴムを被覆したもの、および金属素管自体を使
用するものが記載されている。
【0004】しかしながら、これらの物質は耐熱性が低
いためロールの表面温度を高く設定することができない
か、または表面温度を保持することが困難である。その
結果トナーの定着速度を上げることができないため、複
写速度を高めることについては限界があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記問題点に鑑み、本
発明は耐熱性に優れ、且つ断熱性、離型性および耐摩耗
性に優れた物質からなるロールを有する電子写真式複写
機およびプリンター用のトナー定着装置を提供すること
を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決すべく本
発明の電子写真式複写機およびプリンター用のトナー定
着装置は、ポリベンゾイミダゾール(以下「PBI」と
いう)を含む層を有する熱ロールまたは/および対ロー
ルを有することを特徴とする。
【0007】本発明の熱ロールまたは/および対ロール
に用いられるPBIは安定な複素環式ポリマーであり、
その製造方法は多数の米国特許、例えば米国再発行特許
第26,065号、米国特許第3,313,783、3,5
09,108、3,518,234、3,555,389、
3,433,772、3,408,336、3,578,64
4、3,549,603、3,708,439、4,154,
919、4,312,976、4,377,546、4,5
49,388号に記載されている。また、PBIの製造
方法はJ.P.Critchley、G.J.Knight
およびW.W.Wright著「耐熱性ポリマー−技術的
に有用な材料(Heat−Resistant Poly
mers−Technologically Usef
ul Materials)」Plenum Pres
s、New York(1983)、第259〜322頁
にも解説されている。
【0008】本発明の熱ロールまたは/および対ロール
に好ましく用いられるPBIは以下の構造式で示される
ポリ−2,2'−(m−フェニレン)−5,5'−ビベンゾイ
ミダゾールである;
【0009】
【0010】上記PBIの変形温度は435℃であり、
PTFEやシリコーンゴムよりも耐熱性が著しく高いも
のである。その結果熱ロールの設定温度を高くすること
が可能となり、複写速度を高めることができる。またP
BIの摩耗係数は100時間、PV=50000におい
て29であり耐摩耗性に優れており、複写紙が高速で通
過するロールの材質としては好適なものである。本発明
において用いられるPBIの数平均分子量は2,000
〜100,000である。好ましくはPBIの数平均分
子量は5,000〜30,000である。またPBIの焼
結体の製造方法は特開平1−99,818号等に開示さ
れている。例えば、その焼結体はHoechst Ce
lanese社のCelazole(登録商標)として市
販されており、またPBIを溶媒に溶解させた液状体も
開発されている。
【0011】本発明の電子写真式複写機およびプリンタ
ー用のトナー定着装置に用いられる熱ロールまたは/お
よび対ロールにおいて,PBIを含む層はPBIのみか
らなるか、又はPBIに他の物質を含有させた混合物か
らなることができ、後者の場合にはPBIを主体とする
ことが好ましい。本発明においては、PBIに含有させ
る物質として内添フィラーや結着樹脂物質などを用いる
ことができる。
【0012】PBIを含む層に内添フィラーを含有させ
ることでPBIの自己潤滑性および電気伝導性を向上さ
せることができる。そのような内添フィラーは例えばS
iC、各種金属粉およびグラファイト等のカーボンであ
る。自己潤滑性を向上させることでロール間における複
写紙の通紙性が改善され、電気伝導性を向上させること
でロール、紙、トナー間での摩擦による静電気の発生、
蓄積が防止される。例えば、PBIにグラファイトを内
添することでPBIの体積固有抵抗値を106 〜8〜10
14Ωcmにまで下げることができる。
【0013】また、PBIは表面硬度がロックウエル硬
さKスケールで110と非常に硬いが、PBIを含む層
に結着樹脂物質を含有させることによって弾性および表
面硬度を改善することができる。弾性および表面硬度を
改善することによって、熱ロールおよび対ロールの接触
面積、すなわちニップ幅に自由度を持たせ、トナーの定
着効率を制御することが可能となる。そのよう結着樹脂
物質は例えば、HTV(High Temperature Vulcanized)
シリコーンゴム、RTV(Room Temperature Vulcanize
d)シリコーンゴム、LTV(Low TemperatureVulcanize
d)シリコーンゴム,PTFEのようなフッ素含有モノマ
ーのホモポリマーまたはフッ素含有モノマーと他のモノ
マーとの共重合体である。
【0014】以下、図面を用いて本発明の電子写真式複
写機およびプリンター用のトナー定着装置に用いられる
熱ロールまたは/および対ロールの実施態様を説明す
る。しかし、それらは本発明の範囲を限定するものでは
ない。図面中、1はトナーを定着させるための熱源であ
り、2はPBIを含む層であり、3は芯管であり、4は
最表層であり、5は中間層であり、6はシリコーンゴム
層であり、そして7はPTFE層である。
【0015】本発明のトナー定着装置に用いられる熱ロ
ールは、図1に示すようにPBIを単独で用いてもよ
い。上述のようにPBIは優れた耐熱性を有するため、
熱ロールの表面温度を高く設定することができ、複写速
度の高速化を図ることができる。また、PBIを内添フ
ィラーと共にまたは結着樹脂物質と共に用いてもよい。
更に、本発明の熱ロールは図2〜図4に示すような層状
構造を有していてもよい。
【0016】すなわち図2に示す熱ロールは、アルミニ
ウムからなる芯管3の表面にPBI、内添フィラーを含
有するPBIまたは結着樹脂物質を含有するPBI層2
を有する。熱ロールがかかる構造を有することにより、
本発明のトナー定着装置に用いられる熱ロールは、摩耗
性が劣るというアルミニウム、PTFEおよびシリコー
ンゴムの欠点をカバーしつつ、アルミニウムの耐熱性を
維持したものとなる。その結果、熱ロールは耐摩耗性に
優れ且つ耐熱性に優れたものとなり、複写速度の高速化
を図ることができる。
【0017】また図3は、アルミニウムからなる芯管3
にPTFEまたはシリコーンゴムのような離型剤を最表
層4として付与し、更に芯管3と最表層4との間にPB
I、内添フィラーを含有するPBIまたは結着樹脂物質
を含有するPBI層2を有する熱ロールである。PBI
の熱伝達係数は0.41W/m・Kであり、PTFEの熱
伝導係数よりも小さい(例えば下記の比較例に使用され
るPTFEの場合は0.78W/m・K)。その結果、P
BIは優れた断熱性を有するため、熱ロールの中間層と
して用いることで熱ロールの表面温度を安定化させるこ
とが可能となり、高速複写においても均一な複写画像が
得られる。
【0018】さらに図4は、アルミニウムからなる芯管
3にPBI、内添フィラーを含有するPBIまたは結着
樹脂物質を含有するPBI層2を有し、更に一又は二以
上の中間層5を有する熱ロールである。中間層5を設け
ることで芯管3とPBIを含む層2との密着性が向上す
る場合がある。中間層5の材質としては例えば、PTF
Eおよびシリコーンゴムが用いられる。表面のPBIを
含む層2はロール表面に耐摩耗性を付与するために用い
られる。
【0019】従来のトナー定着装置に用いられる対ロー
ルは図5〜図7に示す層状構造を有している。すなわ
ち、アルミニウムからなる芯管3の表面にシリコーンゴ
ム層6若しくはPTFE層7を付与したもの(図5、図
6)、またはアルミニウムからなる芯管3の表面にシリ
コーンゴム層6とPTFE層7とを順次積層したもので
ある(図7)。熱ロールと同様に、対ロールについても耐
熱性および耐摩耗性等が要求される。しかしながら本発
明のトナー定着装置においては、上記のPBI、内添フ
ィラーを含有するPBIまたは結着樹脂物質を含有する
PBI層2を有する熱ロールをかかる従来の対ロールと
組み合わせて用いることもできる。
【0020】本発明においては、対ロールとしてPB
I、内添フィラーを含有するPBIまたは結着樹脂物質
を含有するPBIを使用することもできる。すなわち、
本発明の対ロールはPBIを単独で用いてもよく、また
は内添フィラーと共に若しくは結着樹脂物質と共に用い
てもよい。また本発明の対ロールは図8に示すようにア
ルミニウムからなる芯管3の表面にPBI、内添フィラ
ーを含有するPBIまたは結着樹脂物質を含有するPB
I層2を有していてもよい。さらに本発明の対ロールは
図9に示すようにアルミニウムからなる芯管3にPB
I、内添フィラーを含有するPBIまたは結着樹脂物質
を含有するPBI層2を有し、更に一又は二以上の中間
層5を有するものでもよい。中間層5の材質としては例
えば、PTFEおよびシリコーンゴムが用いられる。本
発明の対ロールは、従来型のPBIを含む層を有さない
熱ロールと組み合わせて使用することもでき、また上記
のPBIを含む層を有する熱ロールと組み合わせて使用
することもできる。トナー定着の温度を高め、電子写真
式複写機およびプリンターの複写速度の高速化を図るこ
とに鑑み、本発明においては熱ロールおよび対ロールの
双方はPBI、内添フィラーを含有するPBIまたは結
着樹脂物質を含有するPBI層を有することが好まし
い。
【0021】本発明のトナー定着装置に用いられる熱ロ
ールおよび対ロールは、PBIを溶媒に溶解させて芯管
にコーティングすることによって製造することができ
る。すなわち、PBIを溶媒に溶解させた液を芯管にデ
ィッピングするか、または静電塗装することによって、
芯管表面にPBIを付与し、その後溶媒を乾燥させるこ
とによって目的とする熱ロールおよび対ロールを得るこ
とができる。上記溶媒としてはN,N−ジメチルアセト
アミド、N,N−ジメチルホルムアミド、ジメチルスル
ホキシドおよびN−メチル−2−ピロリドンをはじめと
する、PBIの乾式紡糸液の生成において一般に用いら
れる溶媒から選択することができる。特に好ましい溶媒
はN,N−ジメチルアセトアミド、N−メチル−2−ピ
ロリドンである。
【0022】また本発明のトナー定着装置に用いられる
熱ロールおよび対ロールは、PBIを円筒状に焼結成形
するか、または焼結成形後に円筒状に加工して製造する
こともできる。上述のようにPBIは熱可塑性樹脂であ
るが、融点が分解点よりも高いため溶融押出成形加工を
することができない。したがって成形体を製造するには
PBI等を粉体としたものを焼結して成形体を得る。
【0023】以下実施例により、本発明を更に詳細に説
明する。
【0024】
【実施例】実施例1 固形分20重量部のポリ−2,2'−(m−フェニレン)−
5,5'−ビベンゾイミダゾールをN,N−ジメチルアセ
トアミド80重量部に溶解して塗工液とした。アルミニ
ウムを材質とする直径20mmの素管表面に、この塗工
液をディッピング法により塗布した。これを178℃に
て8時間加熱し溶剤を脱気させ乾燥した。その結果、膜
厚30μmのPBI被膜が得られた。
【0025】このようにして得られたPBI被覆アルミ
ニウム管を、電子写真式レーザープリンターのトナー定
着装置の熱ロールとして装着し、実用特性を試験した。
【0026】この結果、熱ロールは温度350℃まで使
用可能であった。熱ロールを50,000回転させた後
のPBIの摩耗による重量減少量は4%であった。熱ロ
ール中央部と熱ロール端での表面温度には、ほとんど差
がなかった。また、トナー定着性および耐オフセット性
能は良好であった。
【0027】実施例2 固形分35重量部のポリ−2,2'−(m−フェニレン)−
5,5'−ビベンゾイミダゾールをN,N−ジメチルアセ
トアミド65重量部に溶解して塗工液とした。アルミニ
ウムを材質とする直径20mmの素管表面に、この塗工
液をディッピング法により塗布した。これを178℃に
て8時間加熱し溶剤を脱気させ乾燥した。その結果、膜
厚1mmのPBI被膜が得られた。
【0028】このようにして得られたPBI被覆アルミ
ニウム管を、電子写真式レーザープリンターのトナー定
着装置の熱ロールおよび対ロールとして装着し、実用特
性を試験した。
【0029】この結果、熱ロールおよび対ロールは温度
350℃まで使用可能であった。熱ロールおよび対ロー
ルを50,000回転させた後のPBIの摩耗による重
量減少量は1%であった。熱ロール中央部と熱ロール端
での表面温度には、ほとんど差がなかった。また、トナ
ー定着性および耐オフセット性能は良好であった。
【0030】実施例3 ポリ−2,2'−(m−フェニレン)−5,5'−ビベンゾイ
ミダゾールの焼結により成形された直径26mmの円柱
状PBIを、切削加工によって肉厚3mmの円筒状とし
た。これにアルミニウムを材質とする直径20mmの素
管を挿嵌させロールを作製した。
【0031】このようにして得られたアルミニウム挿嵌
PBIロールを電子写真式レーザープリンターのトナー
定着装置の熱ロールとして装着し、実用特性を試験し
た。
【0032】この結果、熱ロールは温度350℃まで使
用可能であった。熱ロールを50,000回転させた後
のPBIの摩耗による重量減少量は1%であった。熱ロ
ール中央部と熱ロール端での表面温度には、ほとんど差
がなかった。また、トナー定着性および耐オフセット性
能は良好であった。
【0033】比較例 アルミニウムを材質とする直径20mmの素管表面に、
PTFE(HOSTAFLON(登録商標) TFM43
03 Hoechst AG製)を膜厚30μmとなる
ように被覆した。
【0034】このようにして得られたPTFE被覆アル
ミニウム管を、電子写真式レーザープリンターのトナー
定着装置の熱ロールとして装着し、実用特性を試験し
た。
【0035】この結果、熱ロールは温度230℃までし
か使用できなかった。熱ロールを50,000回転させ
た後のPTFEの摩耗による重量減少量は13%に達し
た。熱ロール中央部と熱ロール端での表面温度には、ば
らつきがあった。また、トナー定着性は十分ではなかっ
た。
【0036】
【発明の効果】以上説明したように本発明のトナー定着
装置は、トナー定着設定温度をより高温度に設定できる
ため、複写速度の高速化を図ることができる。また断熱
性に優れるため、トナー定着設定温度の変動が少なく、
温度制御に要する消費電力の軽減を図ることができる。
さらに、金属、プラスチック、紙、トナー等に対して相
互摩耗性能が優れているため、ロールの表面摩耗が少な
く、トナー定着装置の長寿命化が実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】PBIからなる熱ロールの断面図である。
【図2】芯管の表面にPBIを含む層を有する熱ロール
の断面図である。
【図3】芯管と最表層との間にPBIを含む層を有する
熱ロールの断面図である。
【図4】芯管とPBIを含む層との間に中間層を有する
熱ロールの断面図である。
【図5】芯管の表面にシリコーンゴムが付与された従来
の対ロールの断面図である。
【図6】芯管の表面にPTFEが付与された従来の対ロ
ールの断面図である。
【図7】芯管の表面にシリコーンゴムおよびPTFEが
順次積層された従来の対ロールの断面図である。
【図8】芯管の表面にPBIを含む層を有する対ロール
の断面図である。
【図9】芯管とPBIを含む層との間に中間層を有する
対ロールの断面図である。
【符号の説明】
1 熱源 2 PBIを含む層 3 芯管 4 最表層 5 中間層 6 シリコーンゴム層 7 PTFE層
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 平4−57865(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G03G 15/20 - 15/20 103 G03G 13/20

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ポリベンゾイミダゾール(以下「PB
    I」という)を含む層を有する熱ロールまたは/および
    対ロールを有することを特徴とする電子写真式複写機お
    よびプリンター用のトナー定着装置。
  2. 【請求項2】 PBIを含む層が内添フィラーを含有す
    る請求項1に記載の装置。
  3. 【請求項3】 PBIを含む層が結着樹脂物質を含有す
    る請求項1に記載の装置。
  4. 【請求項4】 PBIの数平均分子量が2,000〜1
    00,000の範囲である請求項1〜3のいずれか一項
    に記載の装置。
  5. 【請求項5】 熱ロールは、芯管の表面にPBIを含む
    層を有するものである請求項1〜4のいずれか一項に記
    載の装置。
  6. 【請求項6】 対ロールは、芯管の表面にPBIを含む
    層を有するものである請求項1〜4のいずれか一項に記
    載の装置。
  7. 【請求項7】 PBIがポリ−2,2'−(m−フェニレ
    ン)−5,5'−ビベンゾイミダゾールである請求項1〜
    6のいずれか一項に記載の装置。
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