JP2983456B2 - パルス美容装置 - Google Patents
パルス美容装置Info
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- JP2983456B2 JP2983456B2 JP7248770A JP24877095A JP2983456B2 JP 2983456 B2 JP2983456 B2 JP 2983456B2 JP 7248770 A JP7248770 A JP 7248770A JP 24877095 A JP24877095 A JP 24877095A JP 2983456 B2 JP2983456 B2 JP 2983456B2
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- electrodes
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Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、身体の所定位置に
複数の電極を貼付け、近接した一対の電極に電圧パルス
を供給して、身体のリンパ液の流れに沿って電流インパ
ルスを与え、美容効果を高めるパルス美容装置に関す
る。
複数の電極を貼付け、近接した一対の電極に電圧パルス
を供給して、身体のリンパ液の流れに沿って電流インパ
ルスを与え、美容効果を高めるパルス美容装置に関す
る。
【０００２】
【従来の技術】従来、人体にはその生体を維持するため
に、休みなく生体電流が流れて細胞活動を行なってい
る。電流インパルスによるパルス美容装置は、既に本出
願人から、身体の部位に複数の導電性ベルトを巻き付
け、この導電性ベルト間に、生体電流の流れに沿って所
定周期と所定波高値の電圧パルスを供給することによ
り、身体細胞の活性化、特にリンパ系の刺激により美容
効果を高める方法を提案している（特開平３−１２３５
６５号公報）。この方法は身体の全体に亘って効果を高
めるもので、局部的な電流インパルスによる美容処理と
してあまり期待されなかった。さらに、この局部的な刺
激による美容処理として、親電極と身体の複数の箇所に
リンパ液の流れに沿って貼付けた複数の子電極を設け、
親電極と複数の子電極との間に順次所定周期で所定波高
値の電圧パルスを供給し、リンパ系を刺激し身体細胞の
活性化をはかる方法を提案している。この場合、体内に
入る電流値を十分に低く抑えて筋収縮を行うことがで
き、美容効果を上げることができるが、親電極から各子
電極に同時に所定の電圧パルスを供給した場合に、親電
極からの距離により、身体インピーダンスが親電極に近
い子電極に比して離れた子電極の方が大きくなり、電流
インパルスは大半親電極に近い子電極に流れ、電流イン
パルスの効果が低下して美容効果を狭い範囲に限定し、
広い範囲にわたって美容効果を上げることができなかっ
た。また、それぞれの電極対に個別に電圧パルスを供給
した場合でも離れた子電極の場合、身体インピーダンス
により低減されて、電流インパルスの効果が低下し、広
い範囲にわたって美容効果を上げることができなかっ
た。
に、休みなく生体電流が流れて細胞活動を行なってい
る。電流インパルスによるパルス美容装置は、既に本出
願人から、身体の部位に複数の導電性ベルトを巻き付
け、この導電性ベルト間に、生体電流の流れに沿って所
定周期と所定波高値の電圧パルスを供給することによ
り、身体細胞の活性化、特にリンパ系の刺激により美容
効果を高める方法を提案している（特開平３−１２３５
６５号公報）。この方法は身体の全体に亘って効果を高
めるもので、局部的な電流インパルスによる美容処理と
してあまり期待されなかった。さらに、この局部的な刺
激による美容処理として、親電極と身体の複数の箇所に
リンパ液の流れに沿って貼付けた複数の子電極を設け、
親電極と複数の子電極との間に順次所定周期で所定波高
値の電圧パルスを供給し、リンパ系を刺激し身体細胞の
活性化をはかる方法を提案している。この場合、体内に
入る電流値を十分に低く抑えて筋収縮を行うことがで
き、美容効果を上げることができるが、親電極から各子
電極に同時に所定の電圧パルスを供給した場合に、親電
極からの距離により、身体インピーダンスが親電極に近
い子電極に比して離れた子電極の方が大きくなり、電流
インパルスは大半親電極に近い子電極に流れ、電流イン
パルスの効果が低下して美容効果を狭い範囲に限定し、
広い範囲にわたって美容効果を上げることができなかっ
た。また、それぞれの電極対に個別に電圧パルスを供給
した場合でも離れた子電極の場合、身体インピーダンス
により低減されて、電流インパルスの効果が低下し、広
い範囲にわたって美容効果を上げることができなかっ
た。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】この発明の課題は、身
体の所定位置に複数の電極を貼付け、順次近接した一対
の電極間に電圧パルスを供給し、それぞれの電極間に均
一に電流インパルスを与え、生体を刺激して美容効果を
高めることのできるパルス美容装置を提供することを目
的とする。
体の所定位置に複数の電極を貼付け、順次近接した一対
の電極間に電圧パルスを供給し、それぞれの電極間に均
一に電流インパルスを与え、生体を刺激して美容効果を
高めることのできるパルス美容装置を提供することを目
的とする。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明では、身体の所定
位置に貼付けるべき複数の電極により複数組の電極対を
設け、これらの電極対をそれぞれホトカップラからなる
２組のスイッチング回路を介してパルス発生器の出力側
に並列に接続し、これら２組のスイッチング回路を別々
に制御する２組の電極切換ユニットにより、所定の電極
対を選択してそのスイッチング回路を開閉して、パルス
発生器のパルスを時分割し、各組の電極対に順次供給し
た。
位置に貼付けるべき複数の電極により複数組の電極対を
設け、これらの電極対をそれぞれホトカップラからなる
２組のスイッチング回路を介してパルス発生器の出力側
に並列に接続し、これら２組のスイッチング回路を別々
に制御する２組の電極切換ユニットにより、所定の電極
対を選択してそのスイッチング回路を開閉して、パルス
発生器のパルスを時分割し、各組の電極対に順次供給し
た。
【０００５】
【発明の実施の形態】以上のように構成することによ
り、身体の所定位置に貼付けた複数の電極から、近接し
た一組の電極対を形成し、この電極対をホトカップラか
らなる２組のスイッチング回路を介してパルス発生器の
出力側に並列に接続し、２組の電極切換ユニットによ
り、対象とする電極対を選択し、それぞれの電極対にパ
ルス発生器から電圧パルスを時分割して供給し、順次電
極対に電流インパルスを流し、生体を刺激してリンパ液
の流れを促進し、美容効果を高めることができる。
り、身体の所定位置に貼付けた複数の電極から、近接し
た一組の電極対を形成し、この電極対をホトカップラか
らなる２組のスイッチング回路を介してパルス発生器の
出力側に並列に接続し、２組の電極切換ユニットによ
り、対象とする電極対を選択し、それぞれの電極対にパ
ルス発生器から電圧パルスを時分割して供給し、順次電
極対に電流インパルスを流し、生体を刺激してリンパ液
の流れを促進し、美容効果を高めることができる。
【０００６】以下、本発明の実施例を、図面に基づき詳
細に説明する。本発明のパルス美容装置において、図１
および図２に示すように、複数の電極Ｅｎをリンパ液の
流れに沿って、身体のいわゆる「つぼ」に相当する箇所
に貼付ける。ついで、２組の電極切換ユニットにより、
ホトカップラからなる２組のスイッチング回路を介し
て、近接した一対の電極Ｅｎ（例えばＥ０とＥ１）を選
択し、パルス発生器の電圧パルスを時分割して供給し、
電極間に電流インパルスを与えて、所定のシーケンスで
励起し、リンパ液の流れを促進する。例えば、図１に示
すように、右肩の近くに第１の電極Ｅ０を貼付け、右腕
の手先に向かい一連の所定位置に複数の電極Ｅ１、Ｅ
２、Ｅ３・・Ｅｎを貼付け、第１の電極Ｅ０と第２の電
極Ｅ１の間に電圧パルスを供給して、電流インパルスに
より電極間を励起し、ついで第２の電極Ｅ１と第３の電
極Ｅ２の間に同様に電圧パルスを供給して電流インパル
スにより電極間を励起し、以下同様に２組の電極切換ユ
ニット１３により、それぞれスイッチング回路を選択し
て、電圧パルスを供給することにより、複数の電極を通
して電流インパルスを順次継続して供給し、リンパ系を
継続して刺激し美容効果を高める。美容処理モードに
は、電流供給時間の周期が短い緩やかな身体組織、特に
リンパ系を刺激する「リンパ・ドレナージュ・モード」
と、電流供給時間の周期が長く刺激の強い、筋肉を引き
締める「引締めモード」の二種類があり、いずれのモー
ドに対しても、本発明のパルス美容装置は対応できる。
電極Ｅｎは、導電性の合成樹脂製のゴム材料で、表面に
導電性のゲル状物質を塗布したもので構成する。
細に説明する。本発明のパルス美容装置において、図１
および図２に示すように、複数の電極Ｅｎをリンパ液の
流れに沿って、身体のいわゆる「つぼ」に相当する箇所
に貼付ける。ついで、２組の電極切換ユニットにより、
ホトカップラからなる２組のスイッチング回路を介し
て、近接した一対の電極Ｅｎ（例えばＥ０とＥ１）を選
択し、パルス発生器の電圧パルスを時分割して供給し、
電極間に電流インパルスを与えて、所定のシーケンスで
励起し、リンパ液の流れを促進する。例えば、図１に示
すように、右肩の近くに第１の電極Ｅ０を貼付け、右腕
の手先に向かい一連の所定位置に複数の電極Ｅ１、Ｅ
２、Ｅ３・・Ｅｎを貼付け、第１の電極Ｅ０と第２の電
極Ｅ１の間に電圧パルスを供給して、電流インパルスに
より電極間を励起し、ついで第２の電極Ｅ１と第３の電
極Ｅ２の間に同様に電圧パルスを供給して電流インパル
スにより電極間を励起し、以下同様に２組の電極切換ユ
ニット１３により、それぞれスイッチング回路を選択し
て、電圧パルスを供給することにより、複数の電極を通
して電流インパルスを順次継続して供給し、リンパ系を
継続して刺激し美容効果を高める。美容処理モードに
は、電流供給時間の周期が短い緩やかな身体組織、特に
リンパ系を刺激する「リンパ・ドレナージュ・モード」
と、電流供給時間の周期が長く刺激の強い、筋肉を引き
締める「引締めモード」の二種類があり、いずれのモー
ドに対しても、本発明のパルス美容装置は対応できる。
電極Ｅｎは、導電性の合成樹脂製のゴム材料で、表面に
導電性のゲル状物質を塗布したもので構成する。
【０００７】図３は、本発明のパルス美容装置の回路構
成を示すブロック図で、身体の所定位置に電極Ｅ0 、Ｅ
1 、Ｅ2 、Ｅ3 、Ｅ4 を貼付け、それぞれの電極からコ
ネクタＣＮを介してパルス美容装置の制御回路に接続す
る。制御回路には、操作部１０、メモリユニット１１、
ＣＰＵ５、基準パルス発生器１２、Ｉ／Ｏインターフェ
ース４が設けられ、ＣＰＵ（中央演算処理装置）５から
Ｉ／Ｏインターフェース４を介して、表示部６、電極表
示ＬＥＤ１４、モード表示部１６、第１の電極切換ユニ
ット１３ａ、第２の電極切換ユニット１３ｂを連結し、
予めメモリユニット１１に記憶された制御パターンを操
作部１０に呼出し、基準クロック発生器１２からのクロ
ックパルスをＣＰＵ５により信号処理し、デジタルトリ
ガ信号として、Ｉ／Ｏインターフェース４とＤ／Ａ変換
器９を介してパルス発生器１に送り、電圧パルスに変換
してトランスＴ1 に供給する。スイッチング回路は、図
４に示すように、電流通路に設けたホトカプラ１５の光
ダイオード１５ａを順次第１または第２の電極切換ユニ
ット１３により選択して通電し発光させ、対向する光ト
ランジスタ１５ｂを動作してスイッチングを行い、対象
とする一対の電極間に所定の電圧パルスを供給する。
成を示すブロック図で、身体の所定位置に電極Ｅ0 、Ｅ
1 、Ｅ2 、Ｅ3 、Ｅ4 を貼付け、それぞれの電極からコ
ネクタＣＮを介してパルス美容装置の制御回路に接続す
る。制御回路には、操作部１０、メモリユニット１１、
ＣＰＵ５、基準パルス発生器１２、Ｉ／Ｏインターフェ
ース４が設けられ、ＣＰＵ（中央演算処理装置）５から
Ｉ／Ｏインターフェース４を介して、表示部６、電極表
示ＬＥＤ１４、モード表示部１６、第１の電極切換ユニ
ット１３ａ、第２の電極切換ユニット１３ｂを連結し、
予めメモリユニット１１に記憶された制御パターンを操
作部１０に呼出し、基準クロック発生器１２からのクロ
ックパルスをＣＰＵ５により信号処理し、デジタルトリ
ガ信号として、Ｉ／Ｏインターフェース４とＤ／Ａ変換
器９を介してパルス発生器１に送り、電圧パルスに変換
してトランスＴ1 に供給する。スイッチング回路は、図
４に示すように、電流通路に設けたホトカプラ１５の光
ダイオード１５ａを順次第１または第２の電極切換ユニ
ット１３により選択して通電し発光させ、対向する光ト
ランジスタ１５ｂを動作してスイッチングを行い、対象
とする一対の電極間に所定の電圧パルスを供給する。
【０００８】第１の電極切換ユニット１３ａには、ホト
カップラ１５からなる複数の第１のスイッチング回路Ｐ
n 、第２の電極切換ユニット１３ｂには、ホトカップラ
１５からなる複数の第２のスイッチング回路Ｑn がそれ
ぞれ連結され、メモリユニット１１に記憶したシーケン
スパターンに従い、第１の電極切換ユニット１３ａによ
りスイッチング回路Ｐ1 を、第２の電極切換ユニット１
３ｂによりスイッチング回路Ｑ2 を選択し、トランスＴ
1 から所定の電圧パルスを出力し、電極Ｅ0 と電極Ｅ1
の間に所定の持続時間と周期で電圧パルスを供給し、こ
の電圧パルスによる電流インパルスにより、電極間を所
定の時間間隔で励起して、リンパ液の流れを増進する。
カップラ１５からなる複数の第１のスイッチング回路Ｐ
n 、第２の電極切換ユニット１３ｂには、ホトカップラ
１５からなる複数の第２のスイッチング回路Ｑn がそれ
ぞれ連結され、メモリユニット１１に記憶したシーケン
スパターンに従い、第１の電極切換ユニット１３ａによ
りスイッチング回路Ｐ1 を、第２の電極切換ユニット１
３ｂによりスイッチング回路Ｑ2 を選択し、トランスＴ
1 から所定の電圧パルスを出力し、電極Ｅ0 と電極Ｅ1
の間に所定の持続時間と周期で電圧パルスを供給し、こ
の電圧パルスによる電流インパルスにより、電極間を所
定の時間間隔で励起して、リンパ液の流れを増進する。
【０００９】引続き、第１の電極切換ユニット１３ａに
よりスイッチング回路Ｐ2 を、第２の電極切換ユニット
１３ｂによりスイッチング回路Ｑ3 をそれぞれ選択し、
電極Ｅ1 と電極Ｅ2 の間に電圧パルスを供給し、第１の
電極切換ユニット１３ａによりスイッチング回路Ｐ3
を、第２の電極切換ユニット１３ｂによりスイッチング
回路Ｑ4 をそれぞれ選択し、電極Ｅ2 と電極Ｅ3 の間に
電圧パルスを供給し、第１の電極切換ユニット１３ａに
よりスイッチング回路Ｐ4 を、第２の電極切換ユニット
１３ｂによりスイッチング回路Ｑ5 を選択し、電極Ｅ3
と電極Ｅ4 の間に所定の電圧パルスを供給する。以下同
様にして、電極Ｅ0 から電極Ｅ1 、電極Ｅ1 から電極Ｅ
2 、電極Ｅ2 から電極Ｅ3 、電極Ｅ3 から電極Ｅ4 、・
・と図５に示すように、パルス発生器からの電圧パルス
を時分割して供給することにより、順次各電極対に均一
な強さの電流インパルスを流し、電極対を連ねて生体内
を電流インパルスが伝播する。この電流インパルスによ
り、順次電極間を所定のシーケンスで励起し、この励起
により生体を刺激しリンパ液の流れを増進して美容効果
を上げる。
よりスイッチング回路Ｐ2 を、第２の電極切換ユニット
１３ｂによりスイッチング回路Ｑ3 をそれぞれ選択し、
電極Ｅ1 と電極Ｅ2 の間に電圧パルスを供給し、第１の
電極切換ユニット１３ａによりスイッチング回路Ｐ3
を、第２の電極切換ユニット１３ｂによりスイッチング
回路Ｑ4 をそれぞれ選択し、電極Ｅ2 と電極Ｅ3 の間に
電圧パルスを供給し、第１の電極切換ユニット１３ａに
よりスイッチング回路Ｐ4 を、第２の電極切換ユニット
１３ｂによりスイッチング回路Ｑ5 を選択し、電極Ｅ3
と電極Ｅ4 の間に所定の電圧パルスを供給する。以下同
様にして、電極Ｅ0 から電極Ｅ1 、電極Ｅ1 から電極Ｅ
2 、電極Ｅ2 から電極Ｅ3 、電極Ｅ3 から電極Ｅ4 、・
・と図５に示すように、パルス発生器からの電圧パルス
を時分割して供給することにより、順次各電極対に均一
な強さの電流インパルスを流し、電極対を連ねて生体内
を電流インパルスが伝播する。この電流インパルスによ
り、順次電極間を所定のシーケンスで励起し、この励起
により生体を刺激しリンパ液の流れを増進して美容効果
を上げる。
【００１０】さらに、医療上の安全を確保するために、
供給電流の大きさを測定したり、過電流が流れているか
否か判定する必要があり、検出用トランスＴ2 を介して
生体を流れる電流を電流検出回路７により検知してい
る。身体を流れる検出電流は、Ａ／Ｄ変換器３を介して
Ｉ／Ｏインターフェース４に戻り、ＣＰＵ５に供給さ
れ、結果を表示部６に表示する。また、過電流が流れて
いる場合は、過電流保護回路７によって電極回路に設け
た遮断スイッチ８を動作させ、電源回路の通電を遮断す
る。
供給電流の大きさを測定したり、過電流が流れているか
否か判定する必要があり、検出用トランスＴ2 を介して
生体を流れる電流を電流検出回路７により検知してい
る。身体を流れる検出電流は、Ａ／Ｄ変換器３を介して
Ｉ／Ｏインターフェース４に戻り、ＣＰＵ５に供給さ
れ、結果を表示部６に表示する。また、過電流が流れて
いる場合は、過電流保護回路７によって電極回路に設け
た遮断スイッチ８を動作させ、電源回路の通電を遮断す
る。
【００１１】
【発明の効果】以上のように、本発明では身体に貼付け
た複数の電極を、近接した２つの電極を電極対として複
数の電極対を形成し、この電極間にパルス発生器により
電圧パルスを時分割して、電極対に電流インパルスを供
給し、引き続き連続して次の電極対を選択して電流イン
パルスを供給することにより、連続して電流インパルス
により生体を励起し、リンパ液の流れに沿ってリンパ系
を適度に刺激して生体の活性化を図ることができる。ま
た、身体の所定位置に貼付けるべき複数の電極のうち近
接した一対の電極を選択して電極対を形成することによ
り、対向する一対の電極の電極間距離を短くすることが
できる。よって、身体インピダンスによる電流インパル
スの低下を少なくすることができ、従来の低周波パルス
機器に比して、体内に入る電流インパルス値を低減し、
適度の筋収縮と運動を起こし、疲れや痛みを伴うことな
く美容効果を高め、さらに乳酸の蓄積を抑えて有酸素代
謝に近い肌にマイルドな美容処理を行うことができる。
た複数の電極を、近接した２つの電極を電極対として複
数の電極対を形成し、この電極間にパルス発生器により
電圧パルスを時分割して、電極対に電流インパルスを供
給し、引き続き連続して次の電極対を選択して電流イン
パルスを供給することにより、連続して電流インパルス
により生体を励起し、リンパ液の流れに沿ってリンパ系
を適度に刺激して生体の活性化を図ることができる。ま
た、身体の所定位置に貼付けるべき複数の電極のうち近
接した一対の電極を選択して電極対を形成することによ
り、対向する一対の電極の電極間距離を短くすることが
できる。よって、身体インピダンスによる電流インパル
スの低下を少なくすることができ、従来の低周波パルス
機器に比して、体内に入る電流インパルス値を低減し、
適度の筋収縮と運動を起こし、疲れや痛みを伴うことな
く美容効果を高め、さらに乳酸の蓄積を抑えて有酸素代
謝に近い肌にマイルドな美容処理を行うことができる。
【図１】電極貼付け位置を示す身体の正面図である。
【図２】電極貼付け位置を示す身体の背面図である。
【図３】本発明のパルス美容装置の回路構成を示すブロ
ック図である。
ック図である。
【図４】ホトカプラの回路図である。
【図５】本発明のパルス美容装置のパルス電極間に供給
する電圧パルスのダイヤグラムである。
する電圧パルスのダイヤグラムである。
Ｅn 電極 Ｔ1 出力トランス Ｔ2 検出用トランス ＣＮ コネクタ Ｐ 第１のスイッチング回路 Ｑ 第２のスイッチング回路 １ パルス発生器 ２ 電流検出回路 ３ Ａ／Ｄ変換器 ４ Ｉ／Ｏインターフェース ５ ＣＰＵ ６ 表示部 ７ 過電流保護回路 ８ 遮断スイッチ ９ Ｄ／Ａ変換器 １０ 操作部 １１ メモリユニット １２ 基準クロック発生器 １３ 電極切換ユニット １４ 電極表示ＬＥＤ １５ ホトカプラ １５ａ 光ダイオード １５ｂ 光トランジスタ １６ モード表示部
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平５−261160（ＪＰ，Ａ) 特開 昭57−112880（ＪＰ，Ａ) 実開 昭59−48645（ＪＰ，Ｕ) 実開 昭60−195044（ＪＰ，Ｕ) (58)調査した分野(Int.Cl.6，ＤＢ名) A61N 1/32
Claims (1)
- 【請求項１】 身体の所定位置に貼付けるべき複数の電
極のうち近接した一対の電極を選択して電極対を形成す
ることにより、複数組の電極対を設け、 これらの電極対をそれぞれホトカップラからなる２組の
スイッチング回路を介してパルス発生器の出力側に並列
に接続し、 これら２組のスイッチング回路を別々に制御する２組の
電極切換ユニットにより、所定の電極対を選択してその
スイッチング回路を開閉して、 パルス発生器のパルスを時分割し、各組の電極対に順次
供給することを特徴とするパルス美容装置。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7248770A JP2983456B2 (ja) | 1995-09-01 | 1995-09-01 | パルス美容装置 |
| TW89214425U TW563452U (en) | 1995-09-01 | 1997-03-05 | Pulse beautifying device |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7248770A JP2983456B2 (ja) | 1995-09-01 | 1995-09-01 | パルス美容装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0966113A JPH0966113A (ja) | 1997-03-11 |
| JP2983456B2 true JP2983456B2 (ja) | 1999-11-29 |
Family
ID=17183128
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7248770A Expired - Lifetime JP2983456B2 (ja) | 1995-09-01 | 1995-09-01 | パルス美容装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2983456B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1999017835A1 (fr) * | 1997-10-03 | 1999-04-15 | Yaman Ltd. | Collant pourvu d'electrodes pour appareil a impulsions permettant de remodeler la silhouette |
| ES2234155T3 (es) * | 1997-10-06 | 2005-06-16 | Yaman Ltd. | Aparato portatil de remodelacion de la silueta por impulsos. |
| JP2013058153A (ja) * | 2011-09-09 | 2013-03-28 | Alps Electric Co Ltd | 触覚刺激発生装置 |
-
1995
- 1995-09-01 JP JP7248770A patent/JP2983456B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0966113A (ja) | 1997-03-11 |
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