JP2982827B2 - スプレーデポジットの製造 - Google Patents

スプレーデポジットの製造

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JP2982827B2
JP2982827B2 JP4505567A JP50556792A JP2982827B2 JP 2982827 B2 JP2982827 B2 JP 2982827B2 JP 4505567 A JP4505567 A JP 4505567A JP 50556792 A JP50556792 A JP 50556792A JP 2982827 B2 JP2982827 B2 JP 2982827B2
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ジェフリー スチュアート クームズ,
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    • C23COATING METALLIC MATERIAL; COATING MATERIAL WITH METALLIC MATERIAL; CHEMICAL SURFACE TREATMENT; DIFFUSION TREATMENT OF METALLIC MATERIAL; COATING BY VACUUM EVAPORATION, BY SPUTTERING, BY ION IMPLANTATION OR BY CHEMICAL VAPOUR DEPOSITION, IN GENERAL; INHIBITING CORROSION OF METALLIC MATERIAL OR INCRUSTATION IN GENERAL
    • C23CCOATING METALLIC MATERIAL; COATING MATERIAL WITH METALLIC MATERIAL; SURFACE TREATMENT OF METALLIC MATERIAL BY DIFFUSION INTO THE SURFACE, BY CHEMICAL CONVERSION OR SUBSTITUTION; COATING BY VACUUM EVAPORATION, BY SPUTTERING, BY ION IMPLANTATION OR BY CHEMICAL VAPOUR DEPOSITION, IN GENERAL
    • C23C4/00Coating by spraying the coating material in the molten state, e.g. by flame, plasma or electric discharge
    • C23C4/12Coating by spraying the coating material in the molten state, e.g. by flame, plasma or electric discharge characterised by the method of spraying
    • C23C4/123Spraying molten metal

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、霧化された金属または金属合金のスプレー
被覆による、特に棒状のスプレーデポジットの製造方法
および装置に関わるものである。
先のヨーロッパ公報225732号において我々は単一の走
査噴霧器を用いたスプレー被覆による棒材の予備形成に
ついて記述した。しかしながら、単一の走査噴霧器によ
る棒材の予備形成は、棒材の径が増大すると大きな走査
角と高い走査頻度が要求されるため、より困難となる。
また、スプレー被覆された棒材の中心は表面よりも常に
ゆっくりと冷却され、このため最大被覆速度は通常棒材
の軸線における凝固速度により決定されることとなる。
さらに、最終の被覆が高温合金であると典型的に気孔の
ある表面層が形成され、規格外となって生産が低減され
てしまう。
かかる問題を解決する試みとして、我々は、先に国際
公開公報WO89/12115号に記載されたように、2またはそ
れ以上の噴霧器を用いることを提案した。これには、第
1スプレーから後方に離れて被覆される第2スプレーに
より、小径の棒材に噴霧してコレクタを形成し、予備形
成の径を増大して最終的な径とすることが記載されてい
る。しかしながら、このような配置をもってしても、多
孔性の吸着層が2つの被覆の中間層に形成されてしま
い、その後の作業において取り除かざる得なくなるおそ
れがある。
本発明の目的は、棒材のようなスプレーデポジットの
スプレー被覆のための改良された方法および装置を提供
することにある。
本発明によれば、第1および第2の金属または金属合
金の流れをガス噴霧して噴霧小滴の第1および第2スプ
レーを形成し、この噴霧小滴を被覆して縦軸に沿った外
周面と先端面を有する凝集した細長いデポジットを画成
し、スプレー被覆により丸棒材やビレットのような細長
いスプレーデポジットを製造する方法において、上記噴
霧小滴の第1および第2のスプレーが、被覆の間、両ス
プレーからの小滴の実質的な部分が、形成するデポジッ
トの上記先端面に被覆されるように向けられることを特
徴とする製造方法が提案される。
好ましくは、第1および第2のスプレーは、形成する
テポジットの縦軸に関して内側および外側に配置され、
上記内側のスプレーは外側のスプレーよりも金属に対す
るガスの比率が高い。この場合、スプレーが同一の材質
より構成されるとき、内側のスプレーから被覆される噴
霧小滴は、外側のスプレーから被覆される噴霧小滴より
も低い熱容量を有する。好ましくは、デポジットは棒材
であるが、本発明は、他の一定の型の管のようなデポジ
ットにも適用できる。好ましい配置においては、スプレ
ーは被覆の間オーバーラップする。
また特に、細長いデポジットのスプレー被覆における
被覆量を増大し、デポジットの縦軸に沿った表面におけ
る表面気孔を減少させる方法において、 (a)第1の金属または金属合金の流れを噴霧して、噴
霧小滴の第1のスプレーを形成し、 (b)第2の金属または金属合金の流れを噴霧して、噴
霧小滴の第2のスプレーを形成し、 (c)最初は基部により、その後には先に被覆された小
滴により画成される被覆表面に、第1および第2のスプ
レーの噴霧小滴を同時に被覆し、 (d)被覆中に上記基部を回転するとともに引き込ん
で、被覆表面に対して略一定のスプレー距離を保ちつ
つ、縦軸に沿った外周面と先端面とを有する凝集した細
長いテポジットを形成し、 (e)第1および第2のスプレーを、これらがそれぞれ
デポジットの縦軸に関して内側および外側に形成される
ように、かつ被覆の間、スプレーがオーバーラップし、
両スプレーからの小滴の実質的な部分が、形成するデポ
ジットの先端面に被覆されるように配置し、 (f)2つのスプレーの熱容量を、第1のスプレーの方
が第2のスプレーよりも低い熱容量で被覆されるように
制御して、中心部分の過熱と被覆量の増大とを防ぐとと
もに、被覆物の縦軸に沿った表面における表面気孔を減
少させて、それにより全体の製造量を増加させる方法が
与えられている。
スプレーは揺動されたり、あるいは静止したり、また
はこれらが組み合わされたりする。スプレーが揺動する
場合は、我々がヨーロッパ公報0225080号、0440706号に
おいて記述したように行われるか、あるいは他の方法に
よる。各流れの金属または金属合金は同一か、異なって
いてもよい。
本発明はまた、回転可能かつ引き込み可能な基部と、
それを通して供給される金属または金属合金の流れをそ
れぞれスプレーする第1および第2ガス噴霧装置とを備
え、上記噴霧装置は、使用時に基部の回転に対し、第1
および第2ガス噴霧装置からの各スプレーがオーバーラ
ップし、かつ噴霧小滴の実質的な部分が、基部に形成す
る凝集した細長い棒状デポジットの先端面に向くように
配置された棒材のような細長いテポジットの製造装置を
も包含している。前述のヨーロッパ公報225732号にある
ように、スプレーは好ましくは、それぞれの中間の軸線
が基部の回転軸線に対して鋭角に傾斜するように向けら
れる。また好ましくは、各スプレーは集中するように他
方に対して傾けられる。
しかしながら、一方の配置として、各スプレーは他方
に対して平行、かつ形成するデポジットの軸線に対して
スプレーがその先端面を向いて平行となるようにされ
る。
次に、本発明を、添付の図面に図示された例を参照し
て説明する。
図1は、本発明の第1の配置に係わる棒状デポジット
の形成を示す図である。
図2は、配置が異なる図1と類似の図である。
図3は、左に示す単一のスプレーを用いて形成された
棒材と、右に示す本発明による2つのスプレーを用いて
形成された棒材との表面特徴を比較する拡大写真であ
る。
図1において細長い棒材デポジット(1)は縦軸に沿
った外周面(2)と先端被覆表面(3)を有し、2つの
スプレー成分(4)と(5)により生じる噴霧小滴のス
プレー被覆から形成される。被覆工程は、矢線Aで示す
ように回転されるコレクタ(6)に向けての被覆から始
まり、このコレクタ(6)は被覆中は、先端被覆表面
(3)に対するスプレー距離を略一定に保つため、矢線
Bの方向に引き込まれる。コレクタ(6)の表面には中
心栓(7)が備えられ、またその表面は粗くされて、最
初の金属被覆層の取り付きが容易にされている。その
後、スプレー(4)および(5)を噴霧する比較的低温
のガスによる噴霧小滴からの熱放出と、コレクタ(6)
の引き込み、回転速度とが相互に関連して制御され、略
一定の径の凝集した自己指示されるデポジットが形成さ
れる。
スプレー成分(4)および(5)は、単一のタンディ
ッシュ(図示略)からそれぞれの噴霧装置(8)および
(9)に供給された金属の流れのスプレーにより形成さ
れる。噴霧装置(8)および(9)は、形成される棒状
デポジットの直径により0゜〜60゜の角度でスプレーが
集中するように配置される。
使用時には、両スプレー成分(4)および(5)は、
上記先端被覆表面(3)に向けられ、スプレー成分
(4)が図示のように先端面(3)と外周面(2)との
間の境に広がるようにして、オーバーラップする。スプ
レー成分(5)は先端面(3)の中心部に向けられて、
矢線Cで示すように前後に走査あるいは揺動され、スプ
レー成分(4)は静止されている。静止した外側スプレ
ー成分(4)を用いることにより、高い走査頻度の問題
が避けられ、内側スプレー成分(5)の走査角Cは適度
な量に保たれる。2つのスプレー成分(4)および
(5)の噴霧中のオーバーラップは、2つのスプレーの
間の中間面が被覆された最終製品において際立つことが
ないようにし、デポジットを通して略均質な構造を得る
ことを意図している。
図2においては、類似した配置が記述され、同一の符
号が付されている。しかしながら、図1では角度αが10
゜〜25゜の間であるのに対し、図2では角度αはそれよ
りも大きい。
本発明に関して2つの噴霧器を使用することは、いく
つかの利点を備えている。
(i)各々のスプレー成分(4)および(5)を独立し
て制御することができる。これは、スプレー成分(5)
を棒状デポジットの中心部分に、金属に対するガスの比
率を高くして噴霧し、棒材の外側部分よりも低い熱容量
で被覆できることを意味している。また、スプレー成分
(4)を金属に対するガスの比率を低くして噴霧、すな
わち高い熱容量で金属を被覆して、過度の冷却による表
面の気孔を低減し、表面仕上げの向上を図ることができ
る。
(ii)工程における被覆量が増大する。例えば、実験に
よれば、本発明による工程の被覆量は、単一の噴霧器を
用いて形成された棒材に比べて約70%〜80%の増加が認
められた。
(iii)スプレー成分(4)および(5)が異なる金属
または金属合金を含有でき、または/および、一方また
は双方のスプレー成分にセラミック粒子を噴射して含有
させることができ、例えばスプレー成分(4)に噴射し
て耐久性のある外側を得ることができる。
(iv)全体の金属流速が増大する。
被覆量についての利点は、単一および2つの噴霧器を
用いて銅合金より形成された直径240mmの棒材を比較し
た図3の試験を見れば明らかである。左にみられる単一
の噴霧器を用いた棒材においては、表面の気孔が少なく
とも25mmまで棒材の中に延びている。右にみられる2つ
の噴霧器により形成された棒材では、表面の気孔が、僅
かか、あるいは全くないのが明らかである。従って、一
方のデポジットでは約30mmのかなりの量の材料が次工程
の前に除去されるのに対し、他方では、要求される表面
粗さのために単に機械的に必要な分(とにかく幾らかで
もあれば)でよく、このため除去に要するのは最大約2m
mのみである。
次に本発明の例として、従来の単一の噴霧器の構成と
本発明の2つの噴霧器の構成との被覆状態の比較につい
て述べる。
2つの噴霧器の構成における操作の原則は、走査噴霧
器により内側に直径160mmが噴霧被覆される一方、第2
の固定された噴霧器が直径160mmから240mmの外側環状部
を完成し、両スプレーが直径約160mmで交差してオーバ
ーラップする。
結果として金属流量は、内側および外側の噴霧器でそ
れぞれ18kg/minおよび22kg/minとなり、一方ガス/金属
比率は0.7kg/kgおよび0.5kg/kgとなった。
次の例IIは本発明に係わるAlSiデポジットの形成の例
である。 例 II 合金 AlSi 直径 450mm スプレー高さ 650mm 流量 11.5kg/min 平均ガス/金属比率 3.8kg/kg 生成量 70% 表面気孔 1mm ビレットの内側300mmは走査噴霧器を用いて被覆さ
れ、一方第2の固定噴霧器は300mmから450mmの外側環状
部を被覆するのに用いられ、両スプレーが直径約300mm
で交差してオーバーラップする結果となった。
金属流量は、内側および外側の噴霧器でそれぞれ5.1k
g/minおよび6.4kg/minとなり、一方ガス:金属比率は6
および2.1kg/kgとなった。
多数の噴霧装置を用いることは、直径が約100mmより
大きい棒状のデポジットにおいて利点があり、また装置
を固定するか走査するかはデポジットの直径による。し
かしながら、本発明によれば、直径の小さな棒材に対し
ては、一の固定噴霧器と一の走査噴霧器、または2つの
固定噴霧器が用いられ、直径の大きな棒材に対しては、
一の走査噴霧器と一の固定噴霧器をスプレー高さを増や
して用いるか、または2つの走査噴霧器が用いられる。
また、以上では棒材の形成を参照して本発明を説明し
たが、本発明は、ディスク、インゴット、管、およびそ
の他比較的側面寸法の大きなデポジットに適用可能でも
ある。また、我々は特に2つの噴霧器を用いる場合につ
いて説明したが、本発明は2またはそれ以上の噴霧器を
用いる場合にも適用できる。
本明細書では、”先端面”という語句は、デポジット
の軸線を横切るデポジットの端面を参照して用いられて
いる。図にみられるように、一のスプレー(内側スプレ
ー)は、実質的にスプレーからのすべての被覆金属また
は金属合金が上記先端面に被覆されるように向けられて
いる。他のスプレー(または、2以上のスプレーの場合
は外側スプレー)は、スプレーの小滴の実質的な部分
が、形成するデポジットの先端面に被覆されるように、
その中心軸が側面と先端面との間の境の部分か、また
は”コーナー”に向けられている。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 プラット, チャールズ ロバート イギリス国 SA10 7TD ウェスト グラモーガン ニース ブリンコック エリアス ドライブ 4 (72)発明者 クームズ, ジェフリー スチュアート イギリス国 SA11 1DJ ウェスト グラモーガン ニース シムラ ルイ ス ロード 97 (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) C23C 4/12

Claims (13)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1および第2の金属または金属合金の流
    れをガス噴霧して第1及および第2の噴霧小滴のスプレ
    ーを形成し、この噴霧小滴を被覆して縦軸に沿った外周
    面と先端面を有する凝集した細長いデポジットを画成す
    るスプレー被覆による丸棒材やビレットのような細長い
    スプレーデポジットの製造方法において、上記第1およ
    び第2の噴霧小滴のスプレーが、被覆の間、両スプレー
    からの小滴の実質的な部分が、形成するデポジットの上
    記先端面に被覆されるように向けられ、かつ少なくとも
    一方のスプレーが被覆の間揺動することを特徴とするス
    プレーデポジットの製造方法。
  2. 【請求項2】上記第1および第2のスプレーが、外側の
    スプレーよりも高い金属に対するガスの比率を有する内
    側スプレーにより形成される上記デポジットの縦軸に関
    して内側および外側のスプレーとして配置される請求項
    1に記載のデポジットの製造方法。
  3. 【請求項3】上記第1および第2の噴霧小滴のスプレー
    が、被覆の間オーバーラップする請求項1または2に記
    載のテポジットの製造方法。
  4. 【請求項4】上記第1および第2のスプレーはそれぞれ
    中心軸線を有し、上記第1スプレーの中心軸線と上記第
    2スプレーの中心軸線との間の角度が、0゜と60゜との
    間である請求項1ないし3のいずれかに記載のデポジッ
    トの製造方法。
  5. 【請求項5】双方の上記スプレーが、被覆の間揺動され
    る請求項1ないし4のいずれかに記載のデポジットの製
    造方法。
  6. 【請求項6】上記噴霧小滴を基部と、それに続いて初め
    に被覆された小滴の表面とに被覆し、被覆表面に対して
    略一定のスプレー距離が保たれるように上記基部を被覆
    の間、回転および引き込みし、さらに被覆表面がその先
    端面に画成して凝集した細長いデポジットが形成される
    ように、上記噴霧小滴からの熱放出と被覆表面の回転お
    よび引き込みの速度を制御する請求項1に記載の棒材の
    製造方法。
  7. 【請求項7】上記第1のスプレーが、形成する棒材の先
    端面の中心部分に向けられ、上記第2のスプレーが、形
    成する棒材の先端面の外側部分に向けられている請求項
    6記載の棒材の製造方法。
  8. 【請求項8】上記中心部分の過熱を防ぎ、上記外側部分
    における表面気孔を低減するために、上記第1スプレー
    が上記第2スプレーよりも低い熱容量で被覆される請求
    項6に記載の棒材の製造方法。
  9. 【請求項9】上記各流れの金属または金属合金が同じで
    ある請求項1ないし8に記載のデポジットの製造方法。
  10. 【請求項10】細長いデポジットのスプレー被覆におけ
    る被覆量を増大し、デポジットの縦軸に沿った表面にお
    ける表面気孔を減少させる方法において、 (a)第1の金属または金属合金の流れを噴霧して、噴
    霧小滴の第1のスプレーを形成し、 (b)第2の金属または金属合金の流れを噴霧して、噴
    霧小滴の第2のスプレーを形成し、 (c)最初は基部により、それに続いて先に被覆された
    小滴により画成される被覆表面に、第1および第2のス
    プレーの噴霧小滴を同時に被覆し、 (d)被覆中に上記基部を回転するとともに引き込ん
    で、被覆表面に対して略一定のスプレー距離を保ちつ
    つ、縦軸に沿った外周面と先端面とを有する凝集した細
    長いデポジットを形成し、 (e)第1および第2のスプレーを、これらがそれぞれ
    デポジットの縦軸に関して内側および外側のスプレーを
    形成し、かつ被覆の間、スプレーがオーバーラップし、
    両スプレーからの小滴の実質的な部分が、形成するデポ
    ジットの先端面に被覆されるように配置し、 (f)2つのスプレーの熱容量を、第1のスプレーの方
    が第2のスプレーよりも低い熱容量で被覆されるように
    制御して、中心部分の加熱と被覆量の増大とを防ぐとと
    もに、被覆物の縦軸に沿った表面における表面気孔を減
    少させて、それにより全体の製造量を増加させることを
    特徴とする方法。
  11. 【請求項11】基部と、この基部を回転軸線について回
    転する手段と、被覆の間この基部を上記回転軸線の方向
    に引き込む手段と、それを通して供給される金属または
    金属合金のそれぞれの流れを第1および第2の噴霧小滴
    のスプレーに噴霧する第1および第2ガス噴霧装置と、
    被覆の間少なくとも一のスプレーの揺動を起こす手段
    と、第1のスプレーに第2のスプレーよりも高い金属に
    対するガスの比率を与える手段とを備え、使用時に基部
    の回転について、第1および第2ガス噴霧装置からの各
    スプレーがオーバーラップし、かつ噴霧小滴の実質的な
    部分を基部に形成する凝集した細長い棒状デポジットの
    先端面に向けるように、また被覆の間の基部の引き込み
    について、上記先端面に対して略一定のスプレー距離が
    保たれるように、上記噴霧装置が配置あれ、また上記基
    部の回転および引き込み速度が制御される棒材のような
    細長いデポジットの製造装置。
  12. 【請求項12】上記スプレーが、それらの中心軸線が上
    記基部の回転軸線に対して鋭角に傾斜するように、また
    は上記基部の回転軸線に平行となるように、向けられる
    請求項10に記載の装置。
  13. 【請求項13】上記各スプレーが、集中するように他方
    に対して傾けられるか、または平行である請求項11また
    は12に記載の装置。
JP4505567A 1991-03-07 1992-03-05 スプレーデポジットの製造 Expired - Lifetime JP2982827B2 (ja)

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JPH06507941A JPH06507941A (ja) 1994-09-08
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