JP2982737B2 - プロジェクタ - Google Patents
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Description
学的構造に関する。
−247720の様に、光源と、三原色分光用の第一の
ダイクロイックミラー群、画像形成素子、第二のダイク
ロイックミラー群、および投写レンズより構成されてい
た。また、前記光源と第一のダイクロイックミラー群と
の間にコールドミラ一を挿入し、光源より発する光線の
うち、可視光だけを第一のダイクロイックミラー群へ入
射するように構成された液晶プロジェクタも市販されて
いる。
術では、液晶ライトバルブや、液晶ライトバルブと光源
の間に配置された偏光板の温度上昇が十分に抑えられな
いという問題点を有する。この原因は、液晶プロジェク
タの光源として、従来使用されていたハロゲンランプに
代わってメタルハライドランプが使われだしたことにあ
る。従来のハロゲンランプは、タングステンの高温発光
を利用したランプなので、赤外線が多量に出射され、こ
の赤外線を吸収した偏光板や液晶ライトバルブに温度上
昇が生じていた。したがってコールドミラーを使って可
視光のみ利用するという従来の考え方は、ハロゲンラン
プを使う際には、たいへん効果的であった。しかし、メ
タルハライドランプでは、アーク中における金属元素の
発光を利用しているので、赤外線などは弱く、可視光が
たいへん強い。この強い可視光線が、偏光板や、液晶ラ
イトバルブに吸収されることで、温度上昇が生じる。こ
の温度上昇は、偏光板や液晶ライトバルブの劣化を招く
ことがある。
するもので、その目的とするところは、偏光板やライト
バルブの温度上昇や、偏光板、ライトバルブの劣化を防
ぐとともに、画質の高いプロジェクタを提供することに
ある。
光源から出射された光を複数色の色光に分離する色光分
離手段と、前記複数色の色光をそれぞれ変調する複数の
ライトバルブと、前記ライトバルブによってそれぞれ変
調された色光を合成する色光合成手段と、前記色光合成
手段から出射された光を投写する投写手段とを備えたプ
ロジェクタであって、前記色光分離手段は少なくとも1
枚のダイクロイックミラーを備え、前記ダイクロイック
ミラーは、前記ダイクロイックミラーの外形よりもひと
まわり小さい窓部を備えたミラー固定板に固定されてお
り、前記ミラー固定板の前記窓部は、前記ダイクロイッ
クミラーに光が入射する側に配置されていることを特徴
とする。
射された光を複数色の色光に分離する色光分離手段と、
前記複数色の色光をそれぞれ変調する複数のライトバル
ブと、前記ライトバルブによってそれぞれ変調された色
光を合成する色光合成手段と、前記色光合成手段から出
射された光を投写する投写手段とを備えたプロジェクタ
であって、前記色光合成手段は少なくとも1枚のダイク
ロイックミラーを備え、前記ダイクロイックミラーは、
前記ダイクロイックミラーの外形よりもひとまわり小さ
い窓部を備えたミラー固定板に固定されており、前記ミ
ラー固定板の前記窓部は、前記ダイクロイックミラーに
よって反射される光が入射する側に配置されていること
を特徴とする。
面図である。1は光源であるメタルハライドランプ、2
は反射板、3はガラス板、4はガラス板ケース、5は放
熱フィン、6は熱線カットフィルタ、7は緑色光反射ダ
イクロイックミラー、8はミラー固定板、9、10は集
光レンズ、11はミラー、12は赤色光反射ダイクロイ
ックミラー、13はミラー固定板、14、18、22は
偏光板固定ガラス、15、19、23は偏光板、16、
20、24は液晶ライトバルブ、17、21、25は下
ライトガイド31に設けられた穴、26は赤色光反射ダ
イクロイックミラー、27はミラー固定板、28はミラ
ー、29は黄色光反射ダイクロイックミラー、30はミ
ラー固定板、31は下ライトガイド、32は投写レンズ
である。また、41、42、43は偏光板、49はファ
ンである。
2に示す。33はファン、34は上ライトガイド、35
はフォーカス調整ネジ、36は左右方向調整ネジ、37
は上下方向調整ネジ、38はフォーカス調整ネジであ
る。
りである。光源であるメタルハライドランプ1は反射板
2に固定されており、メタルハライドランプ1の出射光
線の大部分は、反射板2の開口側前面に反射される。こ
のうち、赤外線反射コートを施した熱線カットフィルタ
6で赤外線は反射され、可視光のみが透過し、出射され
る。なお、この赤外線反射コートは、紫外線に対して
も、大部分を反射することが確認されている。
ンプ1との間には、ガラス板ケース4内に固定されたガ
ラス板3を設置している。このガラス板3は、屈折率を
nとすると、光線に対して、90°−ATN(1/n)
の傾きを持たせることで、光線とガラス3の法線を含む
面に垂直な面の偏光成分を反射する。ガラス板1枚で、
約15%の偏光成分を反射するので、数枚重ねて用いれ
ばかなりの偏光成分を反射することができる。
的は、偏光板15、19、23の温度上昇を抑えること
にある。通常、液晶プロジェクタは、だ円偏光の光から
偏光板15、19、23によって直線偏光を得た後、液
晶ライトバルブ16、20、24でこれをせん光させ、
再び偏光板41、42、43で直線偏光成分のみを取り
出すしくみになっている。液晶ライトバルブ16、2
0、24において、せん光する角度の大小を電気信号で
制御することにより、偏光板41、42、43を通過す
る光量が変わる。このように、液晶プロジェクタでは1
種類の偏光光しか利用せず、これと直交する偏光成分
は、最初の偏光板15、19、23で吸収され熱とな
る。これによる偏光板15、19、23の温度上昇は、
150Wのメタルハライドランプ1では100℃にも達
し、偏光板を焼くほどになる。したがって、ガラス板3
を使い、入射光線をそのブリュースター角とすることで
不要な偏光成分の光を除去し、偏光板15、19、23
を熱から守る。
図3に示すように、一板のガラス板が光路の全範囲をお
おう方法が従来より提案されてきた。44は光源である
メタルハライドランプ、45は反射板、46はガラス板
である。この例では、ガラス板46の長さが大きいため
に、メタルハライドランプ44と、液晶ライトバルブと
の距離が長くなり、液晶ライトバルブに光が集められず
に明るさが低下するという問題点があった。また、装置
全体の大きさも大きくなってしまうという問題点があっ
た。
ラス板3をV字形に配置することで、メタルハライドラ
ンプ1と液晶ライトバルブ16、20、24との距離を
短くし、集光を容易にした。
手前までの構成の一例である。44はメタルハライドラ
ンプ、45は反射板、47はガラス板、6は熱線カット
フィルタである。ガラス板47は、入射光線に対しブリ
ュースター角度だけ傾いている。この例において、光量
の最も多い中心部でガラス板47の枚数を多くし、光量
の少ない周辺部においては、ガラス板47をなくした
り、少なくしたりしても良い。そうすれば、周辺での光
量低下を防ぐとともに、最も熱の集まる中央部で、不要
な偏光成分を大量に除去できるという効果がある。
手前までの他の構成例である。48はガラス板である。
この図に示した例では、ガラス板48をさらに分割して
ある。したがって、光源であるメタルハライドランプ4
4と液晶ライトバルブとの距離がたいへん短くなり、液
晶ライトバルブへの集光が容易となり、明るい投写画像
を得ることが可能となる。また、機器の小型化により、
可搬性が向上することで、用途が広がり、コストダウン
も可能となる。
ガラス板48の枚数を多くし、周辺部においてはガラス
板の枚数を少なくするようにすることができる。そのよ
うに構成すれば、防熱が最も必要な中央部の温度上昇が
抑えられる上、周辺部の光量低下を抑えることができる
というメリットがある。
て、ガラス板としてクラウンガラスなどの光学ガラスを
用いれば、透過率、耐熱性など性能的に問題がない。し
かし、これらの図に示されたように、熱線フィルタ6を
メタルハライドランプ1、44とガラス板3、47、4
8との間に入れるとガラス板の温度上昇が抑えられる。
したがって、耐熱性のさほど高くないソーダガラス、白
板ガラスも、これらのガラス板3、47、48の材料と
して使用できる。ソーダガラス、白板ガラスなどは、材
料費が光学ガラスに比べたいへん安いので、大きなコス
トダウンとなる。
ハライドランプ1、熱線カットフィルタ6、ガラス板3
に平行して配置してある。これは、発熱源であるメタル
ハライドランプ1と、断熱材である熱線カットフィルタ
6、およびガラス板3を1つのファン49で効率良く冷
却することを目的とするものである。これにより、ダイ
クロイックミラー群に光線が入る前に大半の発熱成分は
除去できる。さらに、その熱をファン49によって装置
外に排出できる。したがって、液晶ライトバルブ16、
20、24や偏光板15、19、23の温度上昇を抑え
ることができ、これらの光学要素の性能および信頼性を
向上させることが可能となる。
手前までのさらに他の構成例を示す。6は熱線カットフ
ィルタ、50はガラス板51はファンである。本実施例
は、熱線カットフィルタ6がガラス板50に対して、メ
タルハライドランプ44と反対側に設置してある。した
がって、光源から発した光線は、ガラス板50で一方の
直線偏光成分が除去された後、熱線カットフィルタ6に
達するので、温度上昇が少なくなる。
スに誘電体薄膜をマルチコートしてつくられている。こ
の薄膜は高熱を浴びるとはがれてしまう可能性があるた
め、図1に示した例のようにファン49による冷却が必
要となる。また、ガラス基材自身も、400℃以上の耐
熱性を必要とする高級なものとしなければならない。
カットフィルタ6の温度上昇が少ないことから、誘電体
薄膜の熱によるはがれを低減することが可能となる。ま
た、ガラス基材の耐熱性もかなり下げられるので、基材
が安くなり、コストダウンが可能となる。一方、ガラス
板50も光線に対し約60℃の角度があることから、一
部分が特に高温になることがなく、耐熱性の低いガラス
を用いることが可能となる。ガラス板50は、直線偏光
成分の反射率が1枚につき約15%なので、枚数が多い
ほど効果が大きい。一方、コストは枚数に比例して高く
なる。したがって、耐熱性の低いコストの低いガラスが
使用できるのは、大きなメリットがある。
が、光源方向を頂点とするV字形に配置されている。こ
のように配置されたガラス板3、50は、光束を中央方
向に屈折させることから集光の役目も果たしている。反
射板2、45が、液晶ライトバルブ16、20、24に
比べ大きい場合には、この集光効果が画面を明るくする
上で、大切となる。
3、50によって反射された光も外側へ向かうので、放
熱の効果も大きい。特に、図6に示す例では、反射板4
5の前面を熱線カットフィルタ6がふさぐことがなく、
V字形のガラス板50があるだけなので、メタルハライ
ドランプ44の周辺の空気の流通性が良い。したがっ
て、ファン51によるランプの冷却効果も大きく、ラン
プ寿命を延ばすことが可能となる。
ラス板ケース4内に設置している。ガラス板ケース4
は、ガラス板3を固定する他、ガラス板3からの反射光
を受け止め、熱に変えて放出する働きをする。ガラス板
ケース4の材質としては、放熱性の良い黒色アルミニウ
ムなどの黒体化金属とする。このガラス板ケース4を下
ライトガイド31上にのせ、固定する。さらに、ガラス
板ケース4外壁のうち、ガラス板3からの反射光が当た
る部分にフィン5を付けてある。これは、ガラス板ケー
ス4からの放熱を大きくすることが目的である。また、
ガラス板ケース4を用いることで、熱が上下のライトガ
イド31、34に直接伝わらないようにしてある。この
場合、ガラス板ケース4と下ライトガイド31との間
に、断熱のスペーサを配置すれば、より熱の遮断は完全
となる。
設置せず、直接下ライトガイド31に固定するようにし
ても良い。この場合、には、ダイクロイックミラー群と
の光軸合わせが容易になるというメリットがある。
る、ダイクロイックミラー群について説明する。ここ
で、ダイクロイックミラー群とは、緑色光反射ダイクロ
イックミラー7から黄色光反射ダイクロイックミラー2
9に至るダイクロイックミラー、集光レンズ、偏光板、
液晶ライトガイドによって構成される部分である。これ
らのダイクロイックミラー群は、図2に示すように、上
ライトガイド34と下ライトガイド31に固定されてい
る。さらに、このダイクロイックミラー群の冷却のため
に、下ライトガイド31の下方にファン33が設けられ
ている。
は、緑色光反射ダイクロイックミラー7、赤色光反射ダ
イクロイックミラー12により緑、赤、青の三色光に分
離され、液晶ライトバルブ16、20、24に入射す
る。一方、液晶プロジェクタに入力されたビデオ信号
は、緑、赤、青ごとの信号に分解され、液晶駆動信号に
変換された後、各液晶ライトバルブ16、20、24に
入力される。これらによって、液晶ライトバルブ16、
20、24では、それぞれ緑、赤、青の投写用の原画が
構成される。これらの原画は、赤色光反射ダイクロイッ
クミラー26、黄色光反射ダイクロイックミラー29に
よって合成され、投写レンズ32を介して投写される。
以上が主なダイクロイックミラー群の作用である。
て、液晶ライトバルブ16を緑色光を変調するライトバ
ルブ、同24を青色光を変調するライトバルブとするこ
とで、液晶ライトバルブの歩留まりを上げ、コストダウ
ンを達成することができる。この点について説明する。
については、液晶ライトバルブ16、24は同一構成の
もので良く、同20はそれらとミラー反転の構成でなけ
ればならない。一方、液晶ライトバルブは、数万以上の
トランジスタによって駆動されている微細画素の集まり
である。したがって、駆動できない画素(欠陥)ができ
やすい。液晶プロジェクタとしては、この欠陥ができる
だけ目立たないようにする必要がある。その方法とし
て、緑色光を変調するライトバルブについては欠陥の少
ないものを使用し、青色光を変調するライトバルブにつ
いては欠陥を許容する方法が考えられる。なぜなら、人
の目は緑色に対する感度がたいへん高く、青色に対する
感度は比較的低いからである。したがって、液晶ライト
バルブを製造した時、欠陥の多いものを青色光を変調す
る液晶ライトバルブ24とし、欠陥の少ない物を緑色光
を変調する液晶ライトバルブ16とすれば、欠陥が原因
で使用できない液晶ライトバルブの数はかなり少なくな
る。したがって、液晶ライトバルブの歩留まりが実質的
に向上することになり、コストダウンが可能となる。液
晶ライトバルブの価格を決めている要因のうち、歩留ま
りが無視できないことを考えれば、この効果はたいへん
大きい。
光を導くことは、偏光板23、および液晶ライトバルブ
24の冷却という点でも効果的である。なぜなら、青色
光は波長が短いためエネルギーが大きく、偏光板による
光吸収による温度上昇が最も大きいからである。
24において発生した熱の冷却を促すために、下ライト
ガイド31の下方にはファン33が設置されている。し
かし、3枚の液晶ライトバルブがクランク状に配置され
ているため、小型のファン33のみで3枚の液晶ライト
バルブを同時に、効率良く冷却することはむずかしい。
すなわち、ファン33の外周付近に配置される液晶ライ
トバルブ16、24、および偏光板15、23の冷却は
効率的に行われる一方、中央付近に配置された液晶ライ
トバルブ20、および偏光板19の冷却は、あまり効率
的に行われない。
光変調用とすることは、冷却効率という点で好ましく、
偏光板23、および液晶ライトバルブ24の性能、信頼
性を大きく高めることとなる。
に、発光成分のうち緑色光の成分がかなり多いため、液
晶ライトバルブ16も高温になりやすいが、本例では、
緑色光を変調する液晶ライトバルブ16もファン33の
外周部に配置することによって、冷却効果を高めてい
る。
る偏光板の構成について記す。
し、その法線と光の進行方向を含む平面に平行な偏光成
分をP成分、垂直な偏光成分をS成分という。そして、
図8に示すように、緑色光反射ダイクロイックミラー
7、赤色光反射ダイクロイックミラー12、赤色光反射
ダイクロイックミラー26、黄色光反射ダイクロイック
ミラー29の特性は、一般に、S偏光とP偏光とで異な
る。図1に示す例では、液晶ライトバルブ16、20、
24の前後の偏光板15,41、19,42、23,4
3の吸収軸の方向によって2通りの光学系が可能であ
る。
概平行な場合について述べる。この場合、偏光板15、
19、23の前のダイクロイックミラーと、偏光板4
1、42、43後のダイクロイックミラーで、偏光方向
は同じとなる。黄色光反射ダイクロイックミラー29の
特性がP偏光よりS偏光の方がすぐれているため、S偏
光を用いる。つまり、図8に示すように、黄色光反射ダ
イクロイックミラー29は、長波長帯での反射率が悪い
ため、P偏光成分が使えない。したがって、すべてのダ
イクロイックミラーで、図8の点線で示すS偏光を用い
る。この際、P偏光分の一部はガラス板3で反射され、
除去される。
吸収されて熱となる。特に、青色光の光路に配置される
偏光板23におけるP偏光成分の吸収は大きくなり、温
度上昇も大きい。したがって、この場合は偏光板23の
材質を高耐熱性のものにしたり、ファン33からの風量
を大きくして冷却力を大きくする必要がある。
吸収軸が概直交している場合の光学系構成例について記
す。この場合も、前述した吸収軸が概平行の場合と同様
の理由で、光の合成としての赤色光反射ダイクロイック
ミラー26、および黄色光反射ダイクロイックミラー2
9では、S偏光を用いる。液晶ライトバルブの前後の偏
光板で、吸収軸が概直交しているため、メタルハライド
ランプ1からの光を分離する過程では、P偏光を用い
る。この場合の緑色光反射ダイクロイックミラー7、お
よび赤色光反射ダイクロイックミラー12の特性は、図
8の実線に示すP偏光特性となる。したがって、S偏光
成分が偏光板15、19、23で熱となる。S偏光成分
のうち、一部はガラス板3で反射され除去される。しか
し、緑色光、および青色光の光路に配置される偏光板1
5、23には、多くのS偏光が照射され、高温となる。
特に青色光の光路に配置される偏光板23では、エネル
ギーの高い青色光が吸収されるので、温度上昇が大き
い。したがって、冷却用のファン33からの風量が大き
くなるように、下ライトガイド31に大きな穴25をあ
ける必要がある。また、青色光の光路に配置する偏光板
を高耐熱用偏光板としても良い。一般に偏光板は、青色
光の偏光率が悪いが、高耐熱用偏光板は一般の偏光板に
比べ青色光の偏光率が高い。したがって、青色光の偏光
度を高めることができ、高いコントラストが得られると
いう効果もある。
には光が直接当たり温度も上がるので、これらを偏光板
固定ガラス14、18、22に貼ることで変形を防止し
ている。この際、偏光板固定ガラス14、18、22の
光源側には、反射防止用の薄膜コートをしてある。偏光
板が貼りつけられる反対側の面には反射防止用の薄膜コ
ートを施していない。なぜなら、空気からガラスといっ
た屈折率の大きく変わる場合にのみ、表面での反射が生
じるからである。すなわち、偏光板固定ガラス14、1
8、22と偏光板とは粘着層である樹脂によって貼り合
わされており、屈折率の変化が小さいので、反射防止用
のコートが必要ないのである。また、液晶ライトバルブ
から投写レンズ32側にある偏光板41、42、43
は、温度上昇が比較的少ないので、偏光板固定ガラスに
は貼り付けてはいない。
側の偏光板15、19、23には高耐熱性の偏光板を用
い、投写レンズ32側の偏光板41、42、43には一
般の高コントラスト用の偏光板を用いるようにしても良
い。
定ガラス14にのみ反射防止用のコートを施さず、他の
偏光板固定ガラス18、22にのみ反射防止用のコート
を施せば、緑色光の量を他の色光の光量に比べて落とす
ことができる。このような構成をメタルハライドランプ
1のように緑色光の成分が多い光源に採用すると、投写
画像の色のバランスを調整することができる。
晶ライトバルブ16、20、24の前後に、上下ライト
ガイド31、34に穴17、21、25、39、40を
設け、ファン33からの風を偏光板、および液晶ライト
バルブ両面に流している。このような構成により、偏光
板15、19、23、41、42、43および液晶ライ
トバルブ16、20、24の温度上昇を低減し、熱によ
る劣化を防止することができる。
ックミラーについて説明する。
タルハライドランプ1からの出射光のうち、緑色光のみ
を反射する。赤色光反射ダイクロイックミラー12は、
赤色光のみを反射する。また、ミラー11、28は全波
長域に渡る反射ミラーである。赤色光反射ダイクロイッ
クミラー26は黄色光〜赤色光を反射するミラーであ
る。ダイクロイックミラー26が黄色光〜赤色光を反射
するようにすることにより、この赤色光反射ダイクロイ
ックミラー26に入射される緑色光、および赤色光が、
赤色光反射ダイクロイックミラー26の傾き変化、バラ
ツキによって変色するのを防止できる。
青色光のみ透過し、緑色光、赤色光を反射する特性を有
している。これは、次の理由による。緑色光反射ダイク
ロイックミラー7、および赤色光反射ダイクロイックミ
ラー12によって、メタルハライドランプ1からの白色
光から緑色光および赤色光が除かれる。したがって、液
晶ライトバルブ24からは、青から緑および橙色の光が
出射される。これらのうち、橙色光は青色光には不要の
光である。なぜなら、橙色光が混ざると青色光の純度が
低下し、汚れた色光になるからである。したがって、黄
色光反射ダイクロイックミラー24で、青色光のみを透
過させるようにする。
過した青色光は、黄色光反射ダイクロイックミラー29
で反射された緑色光、および赤色光とともに、投写レン
ズ32に入射される。
に関しては、スクリーン投影像のボケが最小になるよう
構成してある。つまり、液晶ライトバルブ16の像は、
赤色光反射ダイクロイックミラー26を通過し、黄色光
反射ダイクロイックミラー29で反射し、投写レンズ3
2よりスクリーンに投影されている。この際、赤色光反
射ダイクロイックミラー26を通過することで、非点収
差が生じ、像の解像度が低下する場合がある。また、黄
色光反射ダイクロイックミラー29で反射される際、ミ
ラーの面精度不足により、収差を生じる場合がある。こ
のように、光線がミラーを通過したり、反射したりする
ことによる収差の発生は、他の液晶ライトバルブについ
ても同様である。これらの収差をなくすためには、ミラ
ーの厚みを薄くすることと、ミラーの反射面の面積度を
出すことが必要とされる。しかし、両者は、相反するこ
とである。つまりミラーの面精度を高めるためには、ミ
ラーの厚みを厚くする必要があるが、このことは、ミラ
ー透過による非点収差を大きくする結果となる。
めに、次のような構成としている。すなわち、ミラー面
精度が特に問題となるのは投写レンズ32手前のダイク
ロイックミラー29であるから、ダイクロイックミラー
29は、厚く、面精度の高いものとする。一方、ダイク
ロイックミラー29を通過する光は青色光とした。青色
は比視感度が最も低く、他色に比べて、多少ボケていて
も、さほど問題とはならないからである。そして、ミラ
ー28については透過する光がないため、厚みを十分と
って高い平面度を与えるようにした。また、赤色光反射
ダイクロイックミラー26は、投写レンズ32よりやや
遠くにあるので、平面の面精度は、ダイクロイックミラ
ー29よりも低くても、収差の量が少ない。したがっ
て、ダイクロイックミラー26を薄くし、面精度を落と
すとともに、液晶ライトバルブ16の像の、ダイクロイ
ックミラー26通過によるボケを最小限としている。こ
れによって、比視感度の高い緑色光、および、赤色光変
調用の液晶ライトバルブ16、20の収差をおさえ、全
体の画質の解像度を上げている。
ダイクロイックミラー29を、厚く、面精度の高い物と
し、他のダイクロイックミラー26については、薄い物
とし、かつ、比視感度の大きな緑色については、厚いダ
イクロイックミラーを通過させない構成とする、このこ
とで、解像度の高い液晶ビデオプロジェクタが得られ
る。解像度を落とさない手段としては、液晶ライトバル
ブ20を緑色変調用とし、ダイクロイックミラー26、
29を厚く、面精度の良いものとする方法もあるが、前
述したように、緑色変調用のライトバルブに要求される
欠陥の少なさを考えると、本例のように、液晶ライトバ
ルブ16を緑色変調用とすることは、実質的に歩留まり
を向上させることが可能となる点で大きな効果がある。
の、ミラー固定構造の斜視図を示す。光分離系とは、緑
色光反射ダイクロイックミラー7、および、赤色光反射
ダイクロイックミラー12を指す。52はミラー固定
板、53は位置決め用ダボ、54はライトガイドに固定
するためのネジ穴、55はダイクロイックミラー、5
6、57はミラー押さえ板である。また58は入射光
線、59は反射光線、60は透過光線である。ダイクロ
イックミラー55は、ミラ一固定板52に、ミラー押さ
え板56、57で圧接固定されている。その方向は、入
射光線58の反対側に、固定されている。これによりミ
ラー固定板52の窓部が見切りとなり、反射光59と透
過光60が、開口部周辺で等しい光の分布となる。すな
わち、反射光59と透過光60を再び合成した時、光の
分布が同じことから、画面周辺が色づくことがなくな
る。
ー固定構造の斜視図を示す。光合成系とは、赤色光反射
ダイクロイックミラー26と黄色光反射ダイクロイック
ミラー29を指す。61はミラー固定板、62は位置決
め用ダボ、63はライトガイドに固定するためのネジ
穴、64はダイクロイックミラー、65、66はミラー
押さえ板、67はネジ穴、68は入射光A、69は入射
光B、70は透過光、71は反射光である。ダイクロイ
ックミラー64は、ミラー押さえ板65、66によって
ミラー固定板61に圧接固定されている。なお、ダイク
ロイックミラー64とミラー固定板61と間に、両面テ
ープを挟むと、ダイクロイックミラー64が、衝撃でお
れることがなくなる。
れの見切りがミラ一固定板61の窓部となっている。し
たがって、開口部である窓部周辺での光の分布が入射光
Aの透過光70と、入射光Bの反射光71とで同じにな
る。このことは、画面周辺部において、色づきがなくな
ることを意味している。以上、図10、および図11の
ように、ダイクロイックミラー後の光の開口が、透過
光、および反射光ともにミラー固定板52、61の開口
部によって決まる方向に、ダイクロイックミラー55、
64とミラー固定板52、61を設定すれば、画面の周
辺部での三原色混合割合不良による色づきがなくなると
いう効果がある。
9、10について説明する。これらの集光レンズは、メ
タルハライドランプ1から発し、反射板1で反射した光
を液晶ライトバルブ16、20、24へ集光する働きを
する。本実施例では、集光レンズ9、10を1番目の分
離用ミラーである緑色光反射ダイクロイックミラー7
と、2番目のミラーであるミラー11、および赤色光反
射ダイクロイックミラー12との間に、それぞれ入れた
ので、集光レンズ9、10のためのスペースを特に設け
る必要がない。つまり、集光レンズ9、10を本実施例
の位置に入れることは、小型化となる利点がある。
挿入することで、最も明るくなる。なぜならば、メタル
ハライドランプ1は、たいへん温度が高くなるので、そ
の対策として反射板2はかなり大きなものとなる。反射
板2をガラスでつくると、口径が約80mmと大きくな
る。一方、偏光板、および、液晶ライトバルブは、熱に
対して弱い。この対策として、不要な偏光成分を予め除
くためのガラス板3が必要となる。したがって、光源で
あるメタルハライドランプ1および反射板2と液晶ライ
トバルブ16、20、24との距離は、かなり長いもの
となる。一般に、反射板2は、光の集光性を高めるため
に、パラボラの反射面としている。また、光源であるメ
タルハライドランプ1の発光部をそのパラボラの焦点よ
り、弱若手前に出すことで、集光径は小さくできる。し
かし、光源と液晶ライトバルブの距離が長いこと、反射
板2の口径に対し、液晶ライトバルブの開口が小さいこ
と、メタルハライドランプ1の発光部が点でなく、数ミ
リの線であることなどから、液晶ライトバルブ16、2
0、24に有効に集光することは、集光レンズ9、10
なしでは、不可能である。この集光レンズ9、10の意
味は、次のとおりである。まず、反射板2の焦点より少
し手前にメタルハライドランプの発光部を置くことによ
り、集光レンズ9、10の開口部程度に光が絞られる。
これを、さらに集光レンズ9、10で、液晶ライトバル
ブ16、20、24の開口部の大きさまで絞り込む。こ
れによる効果は、集光レンズなしの場合に比べ、約1.
5倍以上の明るさである。
ラボラ形状とし、そのf値をf=9mmから12mm、
口径を65mmから85mm、パラボラの焦点とメタル
ハライドランプ1の中心を2mmから4.5mm開口側
に出すよう設定してある。また、集光レンズ9、10
は、焦点距離100mmから250mmの間に設定すれ
ば良い。
点の距離と明るさの関係を示す。光源が、パラボラ焦点
に近い時は、周辺の明るさは出るが、全体の明るさが不
十分である。また、光源が、パラボラ焦点よりかなり前
に出ると、周辺部、全体の明るさともに低下する。以上
が、図1に示す例におけるの集光レンズ9、10に関す
る説明である。
19、23、液晶ライトバルブ16、20、24、偏光
板41、42、43の取り付け、調整について説明す
る。
は光線に直接当たるため、かなりの高温となる。そのた
め、ファン33がライトガイド下31下方にあり、冷風
を、下ライトガイド31の穴17、21、25を通し
て、偏光板の両面に送り込んでいる。そして、図2に示
すように、穴39、40を通して抜いている。しかし、
ファン33の故障停止などで、偏光板15、19、23
は急激に熱くなる場合も十分考慮する必要がある。偏光
板は一般に薄い樹脂なので、変形しやすい。したがっ
て、その保護のために、偏光板固定ガラス14、18、
22に貼りつけてある。液晶ライトバルブ16、20、
24に関しても、両面空気冷却構造をとっている。
には、投写レンズ32に対して一定の距離となるように
調整するフォーカス調整、また、3枚の液晶ライトバル
ブの各画素を投写レンズ32で投写した際、1つに合う
ようにする画素合わせ調整の2つの調整が必要となる。
このうち、フォーカス調整は3つの液晶ライトバルブ1
6、20、24のそれぞれについて必要であり、画素合
わせ調整は1枚の液晶ライトバルブに対して、他の2枚
の液晶ライトバルブを合わせれば良い。これらの調整機
構を図2を用いて説明する。液晶ライトバルブ20と投
写レンズ32との距離は、フォーカス調整ネジ35によ
って調整可能となっている。また、液晶ライトバルブ1
6と投写レンズ32との距離は、フォーカス調整ネジ3
8によって調整可能となっている。さらに、液晶ライト
バルブ16は、液晶ライトバルブ20に対して各画素を
一致させるために、左右方向調整ネジ36、および上下
方向調整ネジ37によって、それぞれ左右、上下方向に
移動可能となっている。さらにまた、液晶ライトバルブ
24についても、液晶ライトバルブ16と同様、液晶ラ
イトバルブ20に対して各画素を一致させることが可能
となっている。
色光反射ダイクロイックミラー26によって互いにミラ
ー対称の関係にあるので、液晶ライトバルブ20に対す
る液晶ライトバルブ16のずれ量は小さい。したがって
液晶ライトバルブ16の調整量を液晶ライトバルブ24
に比べて小さく設定しても良い。また、液晶ライトバル
ブ20と24は、黄色光反射ミラー29に対してミラー
対称なので、黄色光反射ミラー29の取りつけ角度によ
って、両者の画素ずれ量が大きく変化する。したがっ
て、液晶ライトバルブ24の調整量を大きく設定しても
良い。また、黄色光反射ダイクロイックミラー29の取
りつけ角度を調整できるような機構をミラー固定板30
に設けても良い。
16、20、24の側面図を図12に、平面図を図13
に示す。72はバス基板、73はTFT基板、74は対
向基板75はコネクタ、76はブラックストライプ、7
7は見切りである。TFT基板73、および対向基板7
4は透明物質であるガラスを基材として作られている。
TFT基板73上には、各画素のスイッチングをするた
めのトランジスタが構成されている。また、対向基板7
4上には、TFT基板73上のトランジスタを光から保
護するためのブラックストライプ76が形成されてい
る。TFT基板73における温度上昇は、このブラック
ストライプ76による光の吸収、およびTFT基板7
3、対向基板74の基材による光の吸収が原因である。
したがって、ブラックストライプ76に、光の反射率が
高い物質を用いることが好ましい。たとえば、アルミニ
ウム、ニッケルなどである。これによって、液晶ライト
バルブにおける温度上昇が防止できるため、性能が良
く、信頼性の高い液晶プロジェクタを得ることが可能と
なる。なお、対向基板74上には見切り77が形成して
ある。本例では、見切り77を対向基板74の縁いっぱ
いにとることで、TFT基板73上に形成されたトラン
ジスタを光から保護するようにしている。
態のプロジェクタの全体的な構成の特徴を述べる。本実
施形態では、メタルハライドランプ1、上ライトガイド
34、下ライトガイド31、およびそれらライトガイド
に収納されるダイクロイックミラー群、投写レンズ32
をすべて、水平に配置している。また、液晶ライトバル
ブ等を冷却するためのファン33を下ライトガイド31
の下方に配置し、ランプを冷却するためのファン49を
メタルハライドランプ1およびガラス板3、熱線カット
フィルタ6の側面に配置している。このような構成によ
れば、装置の高さが小さく平面的となるため、デザイン
的に優れたプロジェクタを得ることが可能となる。ま
た、ビデオ機器、オーディオ機器と重ね置きができるの
で、設置に好都合である。さらに、平面的な形状である
ため、上面からの熱の放射が効率的である。
て、下ライトガイド31に投写レンズ32を直接固定す
れば、投写レンズ32と各液晶パネルとの距離が正確に
出せるため、各液晶パネルの画素合わせ調整も簡単にで
きるというメリットがある。
記光源から出射された光を複数色の色光に分離する色光
分離手段と、前記複数色の色光をそれぞれ変調する複数
のライトバルブと、前記ライトバルブによってそれぞれ
変調された色光を合成する色光合成手段と、前記色光合
成手段から出射された光を投写する投写手段とを備えた
プロジェクタであって、前記色光分離手段は少なくとも
1枚のダイクロイックミラーを備え、前記ダイクロイッ
クミラーは、前記ダイクロイックミラーの外形よりもひ
とまわり小さい窓部を備えたミラー固定板に固定されて
おり、前記ミラー固定板の前記窓部は、前記ダイクロイ
ックミラーに光が入射する側に配置されていることによ
り、あるいは、前記色光合成手段は少なくとも1枚のダ
イクロイックミラーを備え、前記ダイクロイックミラー
は、前記ダイクロイックミラーの外形よりもひとまわり
小さい窓部を備えたミラー固定板に固定されており、前
記ミラー固定板の前記窓部は、前記ダイクロイックミラ
ーによって反射される光が入射する側に配置されている
ことにより、ミラー固定板の窓部が反射光に対しても透
過光に対しても見切りとなり、反射光と透過光とが開口
部周辺で等しい分布となり、画面周辺部の色づきを防止
できる。従って、本発明によれば、画質の高いプロジェ
クタを得ることができる。
図。
図。
での構成の側面図。
光源からガラス板までの構成の側面図。
らガラス板までの構成の側面図。
らガラス板までの構成の側面図。
分離系のミラー固定構造を示す斜視図。
光合成系のミラー固定構造を示す斜視図。
光源、パラボラ焦点の距離と明るさとの関係図。
液晶ライトバルブの断面図。
液晶ライトバルブの平面図。
Claims (2)
- 【請求項1】 光源と、前記光源から出射された光を複
数色の色光に分離する色光分離手段と、前記複数色の色
光をそれぞれ変調する複数のライトバルブと、前記ライ
トバルブによってそれぞれ変調された色光を合成する色
光合成手段と、前記色光合成手段から出射された光を投
写する投写手段とを備えたプロジェクタであって、 前記色光分離手段は少なくとも1枚のダイクロイックミ
ラーを備え、前記ダイクロイックミラーは、前記ダイク
ロイックミラーの外形よりもひとまわり小さい窓部を備
えたミラー固定板に固定されており、 前記ミラー固定板の前記窓部は、前記ダイクロイックミ
ラーに光が入射する側に配置されていることを特徴とす
るプロジェクタ。 - 【請求項2】 光源と、前記光源から出射された光を複
数色の色光に分離する色光分離手段と、前記複数色の色
光をそれぞれ変調する複数のライトバルブと、前記ライ
トバルブによってそれぞれ変調された色光を合成する色
光合成手段と、前記色光合成手段から出射された光を投
写する投写手段とを備えたプロジェクタであって、 前記色光合成手段は少なくとも1枚のダイクロイックミ
ラーを備え、前記ダイクロイックミラーは、前記ダイク
ロイックミラーの外形よりもひとまわり小さい窓部を備
えたミラー固定板に固定されており、 前記ミラー固定板の前記窓部は、前記ダイクロイックミ
ラーによって反射される光が入射する側に配置されてい
ることを特徴とするプロジェクタ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9100662A JP2982737B2 (ja) | 1997-04-17 | 1997-04-17 | プロジェクタ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9100662A JP2982737B2 (ja) | 1997-04-17 | 1997-04-17 | プロジェクタ |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2101118A Division JP2917393B2 (ja) | 1990-04-17 | 1990-04-17 | プロジェクタ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1039413A JPH1039413A (ja) | 1998-02-13 |
JP2982737B2 true JP2982737B2 (ja) | 1999-11-29 |
Family
ID=14280016
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9100662A Expired - Fee Related JP2982737B2 (ja) | 1997-04-17 | 1997-04-17 | プロジェクタ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2982737B2 (ja) |
-
1997
- 1997-04-17 JP JP9100662A patent/JP2982737B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
---|---|
JPH1039413A (ja) | 1998-02-13 |
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