JP2981420B2 - 紫外線吸収剤 - Google Patents

紫外線吸収剤

Info

Publication number
JP2981420B2
JP2981420B2 JP8084650A JP8465096A JP2981420B2 JP 2981420 B2 JP2981420 B2 JP 2981420B2 JP 8084650 A JP8084650 A JP 8084650A JP 8465096 A JP8465096 A JP 8465096A JP 2981420 B2 JP2981420 B2 JP 2981420B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ultraviolet
ultraviolet absorber
stilbene
bonded
benzene ring
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP8084650A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH09241617A (ja
Inventor
勉 芦田
信博 村木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
RIBASON KK
YUSHIRO KAGAKU KOGYO KK
Original Assignee
RIBASON KK
YUSHIRO KAGAKU KOGYO KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by RIBASON KK, YUSHIRO KAGAKU KOGYO KK filed Critical RIBASON KK
Priority to JP8084650A priority Critical patent/JP2981420B2/ja
Publication of JPH09241617A publication Critical patent/JPH09241617A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2981420B2 publication Critical patent/JP2981420B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、比較的耐熱性が高
く、また各種合成樹脂との親和性を容易に調整すること
ができる紫外線吸収剤に関する。本発明の紫外線吸収剤
は、屋外に暴露される合成樹脂成形品に使用することが
でき、また人体の皮膚に対する毒性も低く、化粧品等の
紫外線吸収剤として利用することもできる。
【0002】
【従来の技術】従来より、紫外線吸収剤としては、ベン
ゾトリアゾール系、ベンゾフェノン系、ピペリジン系、
シアノアクリレート系等、各種のものが使用されてい
る。これらをプラスチックに使用した場合、紫外線吸収
剤としての本来の機能は有しているものの、耐熱性が低
く、また揮発し易いという短所がある。そのため初期の
効果には優れていても、その効果が長期間持続しないと
いう問題がある。
【0003】また、紫外線吸収剤は、合成樹脂に均一に
分散、配合することができ、且つ合成樹脂との親和性が
高く、容易にブリードアウトなどしないことを要する。
しかし、上記従来の紫外線吸収剤は、必ずしも十分な親
和性を有さない場合があり、経時とともにブリードアウ
トすることがある。そのため、配合量も制限され、効果
が持続しないという問題がある。特に屋外において使用
される合成樹脂成形品などでは、ブリードアウトし易
く、比較的短期間で紫外線劣化を生じてしまうことがあ
る。
【0004】更に、化粧品等、人体に直接接触する製品
の場合、毒性が高くてはならず、また色、臭い等の問題
もある。そのため、前記各種の紫外線吸収剤では、その
使用に制限があり、また使用できないものもある。この
化粧品は中性のものの他、水性又は油性のものも多く、
使用する紫外線吸収剤も適宜のものを選択する必要があ
る。しかし、従来のものでは親水性等の調整が容易では
なく、化粧品などへの配合ができないものもある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記従来技
術の問題点を解決するものであり、合成樹脂等との親和
性に優れ、ブリードアウトし難く、耐紫外線劣化の効果
に優れた紫外線吸収剤を提供することを目的とする。本
発明の紫外線吸収剤は、人体の皮膚に対する毒性も低
く、またその親水性又は親油性を容易にコントロールす
ることができるため、例えば化粧品等に用いられる紫外
線吸収剤としても有用である。
【0006】
【課題を解決するための手段】第1発明の紫外線吸収剤
は、一般式(1)で表されるスチルベン誘導体からなる
ことを特徴とする。一般式(1)において、R1 、R2
は水素又は炭素数1〜4のアルキル基、m、nはベンゼ
ン環に結合する官能基の数を表し、0〜5の整数であ
る。但し、mとnとが同時に0になる場合は除く。ま
た、mが2以上の場合、各R1 は互いに異なっていても
よく、nが2以上の場合、各R2 は互いに異なっていて
もよい。
【0007】上記「スチルベン誘導体」としては、以下
の各種のもの等を挙げることができる。尚、化合物名の
後のかっこ内の数値は吸収される紫外線の極大波長(同
程度の吸収ピークが複数ある場合もある。)である。
【0008】ベンゼン環に水酸基のみが結合された化合
物としては、2−ヒドロキシ−スチルベン(286nm
及び325nm)、3−ヒドロキシ−スチルベン(29
5nm)、4−ヒドロキシ−スチルベン(303nm及
び318nm)、2,4’−ジヒドロキシ−スチルベン
(290nm及び325nm)、2,5’−ジヒドロキ
シ−スチルベン(295nm)、3,4’−ジヒドロキ
シ−スチルベン(306nm及び322nm)及び3,
4’,5−トリヒドロキシ−スチルベン(306nm、
320nm)等が挙げられる。
【0009】また、水酸基とアルコキシ基とが結合され
た化合物として、3−ヒドロキシ−5−メトキシ−スチ
ルベン(300nm)、3−ヒドロキシ−5−ブトキシ
−スチルベン(306nm及び319nm)等を例示す
ることができる。更に、アルコキシ基のみが結合された
化合物として、3,4’,5−トリメトキシ−スチルベ
ン(300nm及び307nm)等が挙げられる。
【0010】尚、本発明の紫外線吸収剤としては、上記
の各種のスチルベン誘導体を単独で用いてもよいし、2
種以上を併用してもよい。一例として、2,3−ジヒド
ロキシ−スチルベンと3,4’−ジヒドロキシ−スチル
ベンとを適宜の重量比、例えば1:1の重量比で混合
(304nm)して使用することができる。
【0011】尚、上記に例示の各種化合物には、−O
H、−OCH3 及び−OC4 9 以外は結合されていな
いが、それ以外の好ましい官能基としては、第2発明の
ように、−OC2 5 、−OCH(CH3 2 及び−O
C(CH3 3 等が挙げられる。また、第2発明のよう
に、官能基の一つは−OHであり、他は上記各種のもの
である場合は、親油性が高まることにより、オレフィン
系樹脂に混合し易くなりより好ましい。更に、この水酸
基が、第3発明のように、ベンゼン環の2又は3の位置
に結合している場合は、紫外線B帯とC帯に吸収を示し
特に好ましい。
【0012】また、本発明の紫外線吸収剤では、官能基
の種類、ベンゼン環に結合される数、及び結合される位
置を、比較的容易に設定することができる。そのため親
水性又は親油性の調整が容易であり、例えば化粧品の水
性、油性の程度などに応じて適宜の性質の化合物とし、
紫外線吸収剤として使用することができる。
【0013】更に、第発明の紫外線吸収剤は、一般式
(2)で表されるスチルベン誘導体からなることを特徴
とする。一般式(2)において、m’、n’はベンゼン
環に結合する官能基の数を表し、0〜3の整数である。
但し、m’とn’とが同時に0になる場合は除く。
【0014】上記の第発明の場合、アセトキシ基が、
いずれか一方のベンゼン環のパラ位又はどちらかのメタ
位に結合された化合物(m’、n’のいずれか一方が1
で他方が0)が一般的である。しかし、例えば、一方の
ベンゼン環の3の位置及び他方のベンゼン環の5’の位
置にアセトキシ基が結合された化合物、及び両方のベン
ゼン環のパラ位にアセトキシ基が結合された化合物を使
用することもできる。また、一方のベンゼン環の両方の
メタ位にアセトキシ基が結合され、他方のベンゼン環に
はアセトキシ基が結合されていない化合物等も用いるこ
とができる。更に、この第発明のスチルベン誘導体
と、第1発明のスチルベン誘導体とを適宜量比にて併用
することもできる。
【0015】尚、第発明においては、官能基としてア
セトキシ基が使用されているが、このアセトキシ基のメ
チル基が、炭素数2〜4程度の比較的短鎖の他のアルキ
ル基である場合も、紫外線吸収剤として使用することが
できる。このアルキル基としては、−C25、−CH
(CH32、−C(CH33等が挙げられ、これらのア
ルキル基を有する官能基を、アセトキシ基のすべて或い
はその一部と置き換えた化合物も優れた耐紫外線劣化の
効果を有する。また、このような官能基の種類、結合さ
れる数、及びその位置によっても、得られる紫外線吸収
剤の親水性等を調整することができる。
【0016】本発明の紫外線吸収剤は各種合成樹脂に配
合して使用することができる。その配合量は樹脂の種類
によっても異なるが、樹脂100重量%に対して、通
常、0.05〜1.0重量%程度配合すればよい。この
量比であれば、紫外線吸収剤を樹脂中に容易に均一に分
散、配合することができる。また、これら樹脂からなる
成形品を、例えば屋外において使用する場合などでも、
容易にブリードアウトすることはなく、優れた効果が長
期間持続されるため好ましい。
【0017】合成樹脂に対する紫外線吸収剤の配合は、
これまでの各種紫外線吸収剤の場合と同様に行うことが
できる。例えばニーダー、バンバリーミキサー、二軸押
出機等、各種装置によって樹脂の溶融温度、紫外線吸収
剤の耐熱性等を考慮し、適宜温度において所要時間混練
することにより配合することができる。
【0018】更に、本発明の紫外線吸収剤は化粧品等、
人体に直接接触する用途に使用される物品の紫外線吸収
剤として使用することもできる。本発明の紫外線吸収剤
の一種であるポリヒドロキシスチルベン、例えば3,
4’,5−トリヒドロキシ−スチルベンは、ユッカ、甘
草、大黄等の天然物の中に微量ながら含まれている。そ
してこの化合物は美白作用を有するため化粧品に応用さ
れている。このことからも、前記の化合物は人体に対し
て毒性が低く、安全なものであり、人体の皮膚に直接接
触して使用される化粧品に用いても何ら問題ないことが
裏付けられている。
【0019】化粧品には水性或いは油性の強いものもあ
る。そのため紫外線吸収剤として同種のものを用いた場
合、例えば水性の強い化粧品には易溶解性或いは易分散
性で十分な効果が奏されるものを、油性の強い化粧品に
使用した場合は、十分な量を配合することができないこ
とがある。また所要量を配合しても、析出又は分離して
しまって、十分な耐紫外線効果が得られないこともあ
る。しかし、本発明の紫外線吸収剤では、ベンゼン環に
結合される官能基の種類及び量を比較的容易に変えるこ
とができる。そして所望の親水性又は親油性とすること
ができ、化粧品の種類によって、より適した構造の化合
物を使用することができる。
【0020】化粧品は化粧水、香水等の液体、白粉等の
粉体、クリーム、乳液等の乳化物など、種々の形態のも
のがある。どのような形態であっても、例えば水等の媒
体を使用する場合は、その媒体と媒質との合計量を10
0重量%とした場合に、紫外線吸収剤の配合量は0.0
1〜2.0重量%、特に0.05〜1.0重量%程度が
好ましい。この配合量が0.01重量%未満では十分な
耐紫外線劣化の効果が得られず、2.0重量%を越える
場合は紫外線吸収剤の析出、分離を生ずることがあるた
め好ましくない。
【0021】化粧品は様々な目的で各種のものがあり、
その形態も上記のように液体、固体、クリーム状等多様
である。従って、化粧品への紫外線吸収剤の配合はそれ
ぞれの化粧品に最適な方法でなされる。一般に原料配合
の初期の段階で添加、練り込み等し、その後、これらを
適宜方法によって粉状、ステッィク状、ケーキ状、ペン
シル状等、最終製品の形状に仕上げればよい。
【0022】
【発明の実施の形態】以下に実施例によって本発明を詳
しく説明する。 実施例1 アクリル樹脂100重量%に、2−ヒドロキシスチルベ
ン0.2重量%を配合し、130℃に設定されたバンバ
リーミキサーによって3分間混練して、紫外線吸収剤が
分散、含有された樹脂を得た。
【0023】この紫外線吸収剤が配合された樹脂を、熱
プレスによって所定の試片形状に成形し、JIS A
1415に従って耐紫外線劣化の評価を行った。光源と
しては紫外線カーボンアーク燈を用いた。
【0024】耐紫外線劣化の効果は、ある時間経過後の
引張伸びの、初期の値に対する保持率で評価した。即
ち、保持率=〔ある時間経過後の引張伸び/初期の値〕
×100(%)である。試験の結果、上記の紫外線吸収
剤を配合した樹脂では、保持率が50%にまで低下する
時間は120時間であり、200時間経過後でも30%
の保持率を保っていた。
【0025】一方、紫外線吸収剤を配合していない樹脂
について同様に評価したところ、50時間経過後には保
持率が62%にまで低下してしまった。また、従来より
紫外線吸収剤として多用されているベンゾトリアゾール
系の紫外線吸収剤を同量配合した参考例では、保持率が
50%にまで低下する時間は85時間であり、120時
間経過後は42%の保持率であった。このように本発明
の紫外線吸収剤は、従来、代表的な紫外線吸収剤として
知られているものと同等以上の性能を有するものである
ことが分かる。
【0026】尚、実施例1と同様にして4−ヒドロキシ
−スチルベンを使用した場合の耐紫外線劣化の性能を評
価した。その結果、−OHが2又は3の位置ではなく4
の位置に結合した4−ヒドロキシ−スチルベンでは、保
持率が50%にまで低下する時間は110時間であり、
200時間経過後では27%の保持率であって、耐紫外
線の効果が少し低いことが分かる。
【0027】また、2,3−ジヒドロキシ−スチルベン
と3,4’−ジヒドロキシ−スチルベンとを1:1の重
量比で混合したものについても同様にして評価した。そ
の結果、保持率が50%にまで低下する時間は130時
間であり、200時間経過後でも45%の保持率を保っ
ていた。このように2種類の紫外線吸収剤を混合して使
用した場合も、2−ヒドロキシスチルベンの場合と同様
に優れた耐紫外線劣化の効果が奏されることが分かる。
【0028】更に、実施例1と同様にして4−アセトキ
シ−スチルベンを使用した場合の耐紫外線劣化の性能を
評価した。その結果、保持率が50%にまで低下する時
間、及び200時間経過後の保持率は、実施例1に比べ
て何ら遜色はなく、同様に優れた耐紫外線劣化の効果が
奏されることが分かった。これは、第発明のスチルベ
ン誘導体の耐紫外線劣化の効果を裏付けるものである。
【0029】
【発明の効果】本発明の紫外線吸収剤は、合成樹脂等と
の親和性に優れ、ブリードアウトし難く、耐紫外線劣化
の効果に優れている。また、本発明の紫外線吸収剤は、
人体の皮膚等に対する毒性も低く、且つその親水性又は
親油性を容易にコントロールすることができ、例えば化
粧品等に用いられる紫外線吸収剤としても有用である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI C07C 43/23 C07C 43/23 C 69/16 69/16 (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) C09K 3/00 104 A61K 7/42 C08K 5/13 CA(STN) REGISTRY(STN)

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一般式(1)で表されるスチルベン誘導
    体からなることを特徴とする紫外線吸収剤。 【化1】 (R1、R2は水素又は炭素数1〜4のアルキル基、m、
    nはベンゼン環に結合する官能基の数を表し、0〜5の
    整数である。但し、mとnとが同時に0になる場合は除
    く。また、mが2以上の場合、各R1は互いに異なって
    いてもよく、nが2以上の場合、各R2は互いに異なっ
    ていてもよい。)
  2. 【請求項2】 上記スチルベン誘導体において、−(O
    1m及び−(OR2nのうちの少なくとも一つは−O
    Hであり、その他は−OCH3、−OC25、−OCH
    (CH32、−OC(CH33から選ばれる1種である
    請求項1記載の紫外線吸収剤。
  3. 【請求項3】 上記スチルベン誘導体において、−(O
    1m及び−(OR2nのうちの少なくとも一つは−O
    Hであり、且つ該−OHはベンゼン環の2又は3の位置
    に結合している請求項1又は2記載の紫外線吸収剤。
  4. 【請求項4】 一般式(2)で表されるスチルベン誘導
    体からなることを特徴とする紫外線吸収剤。 【化2】 (m’、n’はベンゼン環に結合する官能基の数を表
    し、0〜3の整数である。但し、m’とn’とが同時に
    0になる場合は除く。)
JP8084650A 1996-03-12 1996-03-12 紫外線吸収剤 Expired - Fee Related JP2981420B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8084650A JP2981420B2 (ja) 1996-03-12 1996-03-12 紫外線吸収剤

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8084650A JP2981420B2 (ja) 1996-03-12 1996-03-12 紫外線吸収剤

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH09241617A JPH09241617A (ja) 1997-09-16
JP2981420B2 true JP2981420B2 (ja) 1999-11-22

Family

ID=13836594

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8084650A Expired - Fee Related JP2981420B2 (ja) 1996-03-12 1996-03-12 紫外線吸収剤

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2981420B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1753708B1 (en) 2004-01-20 2018-02-21 Brigham Young University Novel sirtuin activating compounds and methods for making the same
CN105682935B (zh) * 2013-10-29 2017-11-07 株式会社普利司通 新类型的橡胶产品的防老剂
ITRM20130596A1 (it) * 2013-10-29 2015-04-30 Bridgestone Corp Nuova classe di agenti anti-invecchiamento per prodotti in gomma

Also Published As

Publication number Publication date
JPH09241617A (ja) 1997-09-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0061701B1 (en) A solid entrapped emollient-moisturizer composition and the use thereof
DE60034919T2 (de) Kosmetische Zusammensetzung, die einen Ester einer hydroxylierten Fettsäure enthält
JP2011503192A (ja) 風合いおよび揮発性を付与するシリコンフリーな炭化水素類
JP2005053846A (ja) 光学的活性物質を内包した多孔質粒子を含有する化粧品組成物
EP0932386A1 (de) Kosmetische und dermatologische stifte mit hohem wassergehalt
BRPI0609703A2 (pt) compostos de éster de ácido benzóico, composições, usos, e métodos relacionados aos mesmos
KR20170038739A (ko) 자외선 차단용 화장료 조성물 및 그 제조방법
JP3657148B2 (ja) 透明化粧料
TW201900148A (zh) 透明油性固體化妝材料
EP2531171A2 (de) Kosmetische zubereitung und ihre verwendung
JP2010111625A (ja) 日焼け止め化粧料
KR20020023574A (ko) 엘-아스코르빈산을 높은 농도로 함유하는 안정한유중다가알코올형 비수계 에멀젼화장료 조성물 및 그의제조방법
JP2008184435A (ja) 紫外線遮蔽性の樹脂粒子及びこれを配合した化粧料
JP2981420B2 (ja) 紫外線吸収剤
DE102011001613A1 (de) Basiszusammensetzung für kosmetische oder pharmazeutische Zusammensetzung
JP2009179564A (ja) 油性固形化粧料
US4411887A (en) Use of alkylene oxide copolymers as emollients in cosmetic preparations
JPS62234012A (ja) 日焼け防止化粧料
JP2003063927A (ja) 非水系化粧料
DE60215496T2 (de) Kosmetische zusammensetzung zur nagelpflege, ohne phthalat, ohne kampfer und keine aromatische lösungsmittel
KR20200126289A (ko) 발림성이 우수한 매트 타입의 입술용 화장료 조성물
JPH07309714A (ja) 油中水型乳化化粧料
JP4152899B2 (ja) 耐褪色性に優れたメーキャップ化粧料
WO2013000738A2 (de) Taptiokastärke in silikonelastomer-haltigen kosmetischen zubereitungen
KR102130356B1 (ko) 고온 안정도가 높은 립 메이크업 화장료 조성물

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees