JP2980375B2 - 搾乳パルセータ - Google Patents

搾乳パルセータ

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JP2980375B2 JP51038091A JP51038091A JP2980375B2 JP 2980375 B2 JP2980375 B2 JP 2980375B2 JP 51038091 A JP51038091 A JP 51038091A JP 51038091 A JP51038091 A JP 51038091A JP 2980375 B2 JP2980375 B2 JP 2980375B2
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    • A01J5/04Milking machines or devices with pneumatic manipulation of teats
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    • A01J5/12Pulsators arranged otherwise than on teat-cups with membranes
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    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は真空源を数個の乳首カップへ交互に接続する
搾乳パルセータに関する。搾乳パルセータは室を形成す
るハウジングと、前記真空源に接続されかつ第1の開口
を介してチャンバー内へ開口する真空通路と、少くとも
1個の前記乳首カップに接続され、かつ室と通じ、また
第2の開口を介して大気と通じている脈動チャネルによ
り構成されている。室には前記第1の開口を開閉する第
1の弁手段および前記第2の開口を開閉する第2の弁手
段が具備されている。各弁手段を開放位置と閉鎖位置と
の間で調節する手段が設けられている。
この種の搾乳パルセータは米国特許第4,450,864号で
知られている。公知の搾乳パルセータでは第1および第
2の弁手段は1個の弁胴として組み立てられ二重バルブ
コーンが膜を介してハウジングに接続されている。弁胴
の調整は複動ソレノイドにより制御される滑り弁により
膜上に交互に差圧を加えて行われる。ソレノイドの給電
は例えば充電式バッテリーによって行われるが、所要電
力容量が大きいため比較的大きいサイズとなる。したが
って、膜および滑り弁は、弁胴を調節するのに必要な消
費電流を比較的低く維持できるサーボシステム内の構成
部品となる。現在市販されている全空気圧作動搾乳パル
セータに較べて、公知の電気作動搾乳パルセータはその
速度および脈動比を長い操作期間中実質的に一定に維持
できるという利点がある。
しかしながら、公知の電気作動搾乳パルセータには前
記空気圧作動搾乳パルセータよりも実質的に高価である
という欠点がある。さらに、例えばバッテリー等の電流
源と公知の搾乳パルセータ間に管路が必要であることは
接点が存在することを意味する。このような接点は湿潤
な環況ゆえに腐蝕し易く、搾乳パルセータの機能が危険
にさらされることになる。
本発明の目的は廉価でしかも長時間にわたって定速お
よび定脈動比で作動可能な新しい搾乳パルセータを提供
することである。本発明のもう一つの目的は搾乳パルセ
ータ内に封入することができるような小型バッテリーを
使用して、搾乳パルセータの外部の腐蝕し易い接点を無
くした新しい電気作動搾乳パルセータを提供することで
ある。
これらの目的は最初に述べたような搾乳パルセータに
よって達成され、すなわち各弁手段は両端のある細長い
可撓膜を具備し、膜の一端はハウジングに取り付けられ
ており、さらに膜の他端が取り付けられている旋回部材
を具備することを主な特徴としている。第1および第2
の弁手段の前記旋回部材はハウジング内に軸支され、前
記第1および第2の開口がそれぞれ第1の弁手段の膜お
よび第2の弁手段の膜により被覆される閉鎖位置と、前
記開口が膜により被覆されない開放位置の間で前後に旋
回するようになっている。前記調節手段は第1および第
2の弁手段の旋回部材を調節して、第2の開口が被覆さ
れていない時に第1の開口が閉鎖されその逆も行われる
ようになっている。
したがって、新型の搾乳パルセータは弁手段を調節す
るサーボシステムが要らないため廉価となる利点があ
り、例えばステップモータ等により電気的に作動し、そ
れにより作動中は容易に速度および脈動比を一定に維持
でき、またサーボシステムがないにもかかわらず真空流
路の開口を膜がロールオフするのに極めて小さい力で充
分であるため消費電力が少い。この種の膜弁はWO第82/0
1924号に記載されている。
第1および第2の弁手段の旋回部材は共通軸に取り付
けるのが適切である。これにより、前記調節手段は前記
共通軸を前後に回転させる1台のモータで構成すること
ができる。
雌牛から搾乳を行う場合、通常二種の脈動システムの
一方を使用する。すなわち各脈動サイクル中に雌牛の4
つの乳首全部で同時に搾乳を行う脈動システムと、雌牛
の二対の乳首で交互に搾乳を行って第1の脈動サイクル
中は一対の乳首で同時に搾乳が行われ第2の脈動サイク
ル中はもう一対の乳首で同時に搾乳が行われ、第2の脈
動サイクルは第1の脈動サイクルに対して位相がオフセ
ットされているもう一種の脈動システムである。通常各
脈動サイクルの持続時間はおよそ1秒である。新型搾乳
パルセータは主として雌牛の4つの乳首の前記交互搾乳
に使用されるものであるため、前記脈動チャネルは2つ
の乳首カップと接続され、ハウジングはもう一つの室を
形成し、その中に前記真空源に接続されるもう一つの真
空通路が第3の開口を介して開口し、もう一つの脈動チ
ャネルが他の2つの乳首カップに接続され、かつ前記も
う一つの室と通じ、また大気と第4の開口を介して通じ
ていることが望ましい。さらに、前記第3の開口を閉閉
する第3の弁手段が前記もう一つの室内に設けられ、前
記第4の開口を開閉する第4の弁手段も設けられてい
る。前記第3および第4の弁手段は第1および第2の弁
手段と同一構造である。前記調節手段は第3および第4
の弁手段の旋回部材を調節し、第4の開口が被覆されて
いない時に第3の開口が閉鎖されかつその逆も行われる
ようになっている。
第1および第2の弁手段の旋回部材は共通軸に取り付
け、第3および第4の弁手段の旋回部材はもう一つの共
通軸に取り付けるのが適切である。前記調節手段は前記
共通軸を前後に回転させる独立モータおよび前記もう一
つの共通軸を前後に回転させるもう1台の独立モータを
具備している。
また、弁手段の全ての旋回部材を共通軸に取り付け
て、前記調節手段が前記一つの共通軸を前後に回転させ
る1台のモータだけあればよいようにすることもでき
る。
新型パルセータでは、弁手段の旋回部材とハウジング
間に流路が形成される。好ましくは、少くとも一つの弁
手段の旋回部材に巻込み部材が設けられ、それは前記開
閉位置間での旋回部材の回転の少くとも一部の実質的な
回転期間中に旋回部材とハウジング間の流路内へ延在し
て変位されるように配置されている。したがって、弁手
段の膜がその開口を開くとき巻込み部材は流路を流れる
空気の影響を受け、弁手段の開放位置に向って旋回部材
を巻き込む。このようにして、搾乳パルセータに接続さ
れている真空源は一部は搾乳パルセータを作動するのに
使用され、搾乳パルセータを作動させるのに必要な電気
的エネルギーが低減される結果となる。
各旋回部材に前記巻込み部材を設けて搾乳パルセータ
の作動に必要な電気的エネルギーを最少限に抑えるのが
適切である。
新型搾乳パルセータを作動させるのに必要な電気的エ
ネルギーは、前記巻込み部材を有する各旋回部材をその
回転を行うための電磁ステップモータへ接続することに
よりさらに低減される。さらに、電磁ステップモータは
制御手段を介して電気的アキュムレータに接続されてお
り、それは電磁ステップモータを起動させて旋回部材の
膜を前記閉鎖位置から変位させ、膜は少くとも関連する
開口を開放し始める程度変位される。前記制御手段は電
磁ステップモータを制御して旋回部材が巻込み部材によ
り巻き込まれる間に電磁ステップモータが発電機として
作動して電気アキュムレータを充電するようにもなされ
ている。各旋回部材に巻込み部材が設けられて前記した
ように構成されかつ電磁ステップモータおよび電気アキ
ュムレータが設けられている場合、搾乳パルセータの完
全作動に必要な充分な電気的エネルギーを真空源のエネ
ルギーを変換して得られるならば、新型搾乳パルセータ
は完全に自己駆動が可能となる。
新型搾乳パルセータは主として各乳首カップ内の空間
に作動中に真空および大気圧間で脈動する圧力を加えよ
うとするものである。しかしながら、新型搾乳パルセー
タを過圧源に接続するように修正して、本発明の搾乳パ
ルセータの主要機能を変更することなく各脈動空間に真
空および過圧間で脈動する圧力を加えるようにすること
もできる。
次に、添付図を参照して本発明のより詳細な説明を行
うが、ここに、 第1図は本発明による搾乳パルセータを具備する搾乳
プラントを示し、 第2図は本発明による搾乳パルセータの実施例を示
し、 第3図は第2図のIII−III線に沿った断面を示し、 第4a図および第5a図はそれぞれ第3図のIV−IV線およ
びV−V線に沿った断面を示し、 第4b図および第5b図は搾乳パルセータの弁手段の別の
調節を行った場合の、それぞれ第4a図および第5a図と同
じ断面を示し、 第6図、第7図および第8図は本発明による搾乳パル
セータのもう一つの実施例の側面を示し、 第9図は第8図のIX−IX線に沿った断面を示し、 第10a図、第11a図および第12a図はそれぞれ第9図の
X−X線、XI−XI線およびXII−XII線に沿った断面を示
し、 第10b図と第10c図、第11b図と第11c図、および第12b
図と第12c図は搾乳パルセータの弁手段の調節が異なる
場合の、それぞれ第10a図、第11a図および第12a図と同
じ断面を示す。
第1図に示す搾乳プラントは4個の乳首カップライナ
ー付乳首カップ1と、4本の短いミルクチューブ3およ
び4本の短い脈動チューブ4を介して乳首カップ1が接
続されている乳首カップ結合部材2と、長いミルクチュ
ーブ6を介して結合部材2に接続されているミルク輸送
管路5と、本発明による搾乳パルセータ8が接続されて
いる真空管路7を有している。2本の長い脈動チューブ
9,10が搾乳パルセータ8と結合部材2の間に延在してお
り、それぞれ結合部材2および4本の短い脈動チューブ
4を介して2対の乳首カップ1に接続されている。
第2図〜第5図に示す搾乳パルセータ11は部分的に円
筒状の壁面17〜20を有する4つの弁室13〜16を具備する
ハウジング12を有している。弁室13〜16内にはそれぞれ
細長い膜25〜28および扇形の旋回部材29〜32を具備する
弁手段21〜24が設けられている。各弁手段の膜の一端は
弁手段の扇形旋回部材に取り付けられ、弁手段の膜の他
端はハウジングに取り付けられ、膜は扇形旋回部材の凸
面に沿ってある距離だけ延在し、そこから弁室の壁に向
けて180゜彎曲され弁室の部分円筒状表面に沿ってある
距離だけ延在している。
脈動チャネル33がニップル34から延在し、弁室14を介
してハウジング12を通り部分円筒状表面17の開口35を介
して弁室13内に開口している。もう一つの脈動チャネル
36はニップル37から延在し、弁室16を介してハウジング
12を通り、部分円筒状表面18の開口38を介して弁室15内
に開口している。2つの真空通路39,39aがハウジング12
を通って延在しそれぞれ開口40,41を介して弁室14,16内
へ開口している。膜25〜28はそれぞれ開口35,38,40,41
を被覆および開放するように配置されている。弁室13,1
5はそれぞれ通路42,43を介して大気と通じている。
旋回部材29および30は、ハウジング12に軸支され開口
40が膜26で被覆されている間は開口35が開放される第1
の終端位置と開口40が開放されている間は開口35が被覆
される第2の終端位置との間で90゜回転可能な軸44に取
り付けられている。同様に旋回部材31および32は、ハウ
ジング12に軸支され、開口41が開放されている間は開口
38が膜27により被覆される第1の終端位置と、開口41が
膜28により被覆されている間は開口38が開放される第2
の終端位置との間で90゜回転可能な軸45に取り付けられ
ている。
2台の電磁ステップモータ46,47がそれぞれ軸44,45に
接続され、それらを前記終端位置間で前後に回転させ
る。電気アキュムレータ48が制御手段49を介してステッ
プモータ46に接続され、電気アキュムレータ50が制御手
段51を介してステップモータ47に接続されている。
各旋回部材には翼52が設けられ、それは旋回部材の凸
面から弁室の部分円筒状壁面へ向って半径方向外向きに
延在している。各翼52は旋回部材の凸面の一隅に配置さ
れ、旋回部材の膜は旋回部材の開放位置で翼52に妨げら
れることなく旋回部材の凸面に接する。
搾乳中に、搾乳パルセータ11は次のように作動する。
最初に搾乳パルセータ11は真空管路7に接続され、真
空通路39,39aが真空管路7の内部に接続される。脈動チ
ューブ9,10がそれぞれニップル34,37に接続される。第4
a図および第5a図に示す弁手段21〜24の位置において、
大気が通路42、弁室13、脈動チャネル33およひニップル
34の内部を介して脈動チューブ9の内部に通じており、
真空管路7の内部は真空通路39a、弁室16、脈動チャネ
ル36およびニップル37の内部を介して脈動チューブ10と
連絡されている。
脈動チューブ9,10内の圧力状態が変ろうとするとき、
最初に制御手段49は電気アキュムレータ48からの電流パ
ルスによりステップモータ46を起動して少くとも膜26が
開口40を開放し始めるだけ軸44を時計方向に回転させ
る。その結果、部分円筒状壁面19,旋回部材30の翼52、
旋回部材30の凸面および膜26間の空間が真空引きされ、
旋回部材30の翼52両側面の圧力差により旋回部材30は第
5b図に示す位置へ巻き込まれ、旋回部材29もまた第4b図
に示す位置へ回転される。その後すぐに、制御手段51は
電気アキュムレータ50からの電流パルスによりステップ
モータ47を起動し、軸45を時計廻りに回転させて膜27が
開口38を少くとも開放し始めるようにする。旋回部材30
の巻込みに関して前記したように、旋回部材31がその翼
52により第4b図に示す位置に巻き込まれ、旋回部材32も
第5b図に示す位置へ回転される。
旋回部材30,31の巻き込み中に、電磁ステップモータ4
6,47は発電機として作用して電気アキュムレータ48,50
を電気エネルギーで充電する。したがって、真空管路7
に接続された真空源からの圧力エネルギーも搾乳パルセ
ータを作動する電気エネルギーへ変換され、搾乳パルセ
ータは原則的にはその真空源により完全に作動される。
弁手段21〜24が第4b図および第5b図に示す位置にある
と、大気が通路43、弁室15、脈動チャネル36およびニッ
プル37の内部を介して脈動チューブ10の内部と通じ、真
空管路7の内部は真空通路39、弁室14、脈動チャネル33
およびニップル34の内部を介して脈動チューブ9の内部
と通じている。脈動チューブ9,10内の圧力状態が再び変
化しようとすると、制御手段51は最初にステップモータ
47を起動させその後すぐに制御手段49がステップモータ
46を起動させて、旋回部材29〜32が第4a図および第5a図
に示す位置へ判時計廻りに回転するようにする。したが
って、各脈動サイクル中に真空相は大気相よりも持続時
間が長くなる。
前記動作は搾乳が終了するまで繰り返される。
第6図〜第12図に示す搾乳パルセータ53はハウジング
54を具備し、それは同軸状に配置された円形断面の3個
の弁室55〜57を有している。ハウジング54を通ってニッ
プル59から延在する脈動チャネル58は弁室57と連絡され
かつ通路60を介して弁室55と連絡されている。ハウジン
グ54を通ってニップル62から延在するもう一つの脈動チ
ャネル61が弁室56と連絡されかつ通路62を介して弁室55
と連絡されている。2つの真空通路63,64がハウジング5
4を通って延在しそれぞれ弁室56,57内へ開口している。
弁室55は2つの通路65,66を介して大気と通じている。
第1の円筒型旋回部材67が弁室55内に弁室55と同軸に
配置され、それぞれ通路60,62を開閉する2個の細長い
膜68,69が具備されている。第2の円筒型旋回部材70が
弁室56内に弁室56と同軸に配置され、真空通路63を開閉
する細長い膜71が具備されている。第3の円筒型旋回部
材72が弁室57内に弁室57と同軸に配置され、真空通路64
を開閉する細長い膜73が具備されている。
旋回部材67,70,72はハウジング54内に軸支された軸74
に取り付けられ、軸74は、通路61および64がそれぞれ膜
69および73により被覆されている間に通路60および63が
開放される第1の終端位置(第10a図,第11a図,第12a
図)と通路60および62がそれぞれ膜68および69により被
覆されている間に通路63および64が開放される遷移位置
(第10b図,第11b図,第12b図)との間で90゜回転する
ことができる。さらに、旋回部材67,70,72は前記遷移位
置と通路60および63がそれぞれ膜68および71により被覆
されている間に通路62および64が開放される第2の終端
位置(第10c図,第11c図,第12c図)との間で90゜回転
することができる。
電磁ステップモータ75が軸74に接続されており軸を前
記終端位置間で前後に回転させる。ステップモータ75駆
動バッテリ76が制御手段77を介してこれに接続されてい
る。
搾乳パルセータ53は次のように作動する。
搾乳パルセータ53が真空管路7に取り付けられ、真空
通路63,64が真空管路7の内部に接続される。脈動チュ
ーブ9,10がそれぞれニップル59,62に接続される。第10a
図、第11a図および第12a図に示す旋回部材の位置におい
て、大気は通路65,66、弁室55、通路60、脈動室58およ
びニップル59の内部を介して脈動チューブ9の内部と通
じており、真空管路7の内部は真空通路63、弁室56、脈
動チャネル61およびニップル62の内部を介して脈動チュ
ーブ10の内部と通じている。
脈動チューブ9,10内の圧力状態が変ろうとするとき、
制御手段77がバッテリ76からの電流によりステップモー
タ75を起動し、軸74および旋回部材67,70,72は最初に第
10b図、第11b図および第12b図に示す前記遷移位置即ち
真空管路7の内部が2本の脈動チューブ9,10の内部と連
絡される位置に時計方向に90゜回転する。旋回部材67,7
0,72は少しの間前記遷移位置にとどまる。これは、各パ
ルセーションサイクル中に搾乳相すなわちいずれかの乳
首カップ対の乳首カップライナーが真空源による外部影
響によッて開放され続ける期間が、休止相すなわち前記
乳首カップライナーがその外部に作用する大気圧とその
乳首カップライナー内部の搾乳真空圧との差圧の影響に
より閉鎖され続ける期間よりも長いことを意味する。そ
の後すぐに、旋回部材67,70,72は第10c図、第11c図およ
び第12図cに示す位置へさらに90゜回転される。このよ
うな位置では、大気は通路65,66、弁室55、通路62、脈
動チャネル61およびニップル62の内部を介して脈動チュ
ーブ10の内部と通じており、真空管路7の内部は真空通
路64、弁室57、脈動チャネル58およびニップル59の内部
を介して脈動チューブ9の内部と通じている。
脈動チューブ9,10内の圧力状態が再び変化しようとす
ると、制御手段77はステップモータ75を起動して旋回部
材67,70,72は最初に前記遷移位置へ反時計廻りに90゜回
転されその後第10a図、第11a図および第12a図に示す位
置へさらに90゜回転される。
搾乳パルセータ53の前記動作は搾乳が終了するまで繰
り返される。
旋回部材67,70,72に前記搾乳パルセータ11の翼52と同
様な翼を設ければ搾乳パルセータ53を低消費電流とする
ことができる。さらに、バッテリ76を電磁ステップモー
タ75で充電される電気アキュムレータと置換すれば、消
費電流をさらに低減することができる。したがって、旋
回部材67,70,72を前記翼により巻き込めば、これは電動
機として作用する。

Claims (11)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】真空源を数個の乳首カップ(1)へ交互に
    接続する搾乳パルセータ(11,53)であって、該搾乳パ
    ルセータは室(14;57)を形成するハウジング(12;54)
    と、前記真空源に接続され第1の開口(40)を介して室
    へ開口される真空通路(39;64)と、前記乳首カップの
    少くとも1個に接続され、かつ室と通じ、また第2の開
    口(35;60)を介して大気と通じている脈動チャネル(3
    3;58)と、前記第1の開口を開閉させる室内の第1の弁
    手段(22;72,73)と、前記第2の開口を開閉させる室内
    の第2の弁手段(21;67,68)と、各弁手段を開放位置お
    よび閉鎖位置間で調節する手段(46,48,49;75〜77)を
    具備する搾乳パルセータにおいて、各弁手段は、両端を
    有しその一方がハウジング(12;54)に取り付けられて
    いる細長い膜(25,26;68,73)と、膜の他端が取り付け
    られている旋回部材(29,30;67,72)を具備し、第1お
    よび第2の弁手段の前記旋回部材はハウジング内に軸支
    されていて前記第1および第2の開口(40および35;6
    0)が第1の弁手段の膜(26;73)および第2の弁手段の
    膜(25;68)によりそれぞれ被覆される閉鎖位置と前記
    開口の膜が開放される開放位置との間で前後に旋回し、
    前記調節部材(46,48,49;75〜77)は第1および第2の
    弁手段の旋回部材(29,30,67,72)を調節して第2の開
    口(35;60)が開放される時に第1の開口(40)が閉鎖
    されその逆も行われることを特徴とする搾乳パルセー
    タ。
  2. 【請求項2】第1および第2の弁手段の旋回部材(29,3
    0;67,72)が共通軸(44;74)に取り付けられていること
    を特徴とする請求項1記載の搾乳パルセータ。
  3. 【請求項3】前記調節手段が前記共通軸(44,74)を前
    後に回転させるモータ(46,75)を具備することを特徴
    とする請求項2記載の搾乳パルセータ。
  4. 【請求項4】前記真空源を4つの乳首カップ(1)へ交
    互に接続するため、脈動チャネル(33;58)が2個の乳
    首カップに接続されており、ハウジング(12;54)がも
    う一つの室(16;56)を形成し、その中へ前記真空源に
    接続されるもう一つの真空通路(39a;63)が第3の開口
    (41)を介して開口され、もう一つの脈動チャネル(3
    6;61)が他の2つの乳首カップと接続されかつ前記もう
    一つの室と連通し、さらに第4の開口(38,62)を介し
    て大気と連通しており、搾乳パルセターはさらに前記も
    う一つの室内に配置され前記第3の開口を開閉する第3
    の弁手段(24;70,71)および前記第4の開口を開閉する
    第4の弁手段(23;67,69)が設けられ、前記第3および
    第4の弁手段は第1および第2の弁手段と同じ構造であ
    る搾乳パルセータにおいて、前記調節手段(47,50,51;7
    5〜77)は第3および第4の弁手段の旋回部材(31,32;6
    7,70)を調節して第4の開口(38;62)が開放されてい
    る時に第3の開口(41)が閉鎖されその逆も行われるよ
    うになっていることを特徴とする、請求項1記載の搾乳
    パルセータ。
  5. 【請求項5】第1および第2の弁手段の旋回部材(29,3
    0)が共通軸(44)に取り付けられ、第3および第4の
    弁手段の旋回部材(31,32)がもう一つの共通軸(45)
    に取り付けられていることを特徴とする、請求項4記載
    の搾乳パルセータ。
  6. 【請求項6】前記調節手段が前記共通軸(44)を前後に
    回転させる独立モータ(46)と前記もう一つの共通軸
    (45)を前後に回転させるもう1台の独立モータ(47)
    を具備する、請求項5記載の搾乳パルセータ。
  7. 【請求項7】弁手段の全ての旋回部材(67,70,72)が共
    通軸(74)に取り付けられていることを特徴とする、請
    求項4記載の搾乳パルセータ。
  8. 【請求項8】前記調節手段が前記一つの共通軸(74)を
    前後に回転させるモータ(75)を具備することを特徴と
    する、請求項7記載の搾乳パルセータ。
  9. 【請求項9】少くとも一つの弁手段の旋回部材に吸込部
    材(52)が設けられ、それは旋回部材の前記開閉位置間
    での回転の少くとも実質的な部分をなす期間中に旋回部
    材とハウジング間の流路内へ延在し、かつ変位され、弁
    手段の膜がその開口を開放する時に巻込部材が流路を流
    れる空気に影響されて旋回部材を弁手段の開放位置へ向
    けて巻き込むことを特徴とする、弁手段の旋回部材(29
    〜32;67,70,72)とハウジング(12,54)間に流路が形成
    されている前記請求項のいずれかに記載の搾乳パルセー
    タ。
  10. 【請求項10】各旋回部材に前記吸込部材(52)が設け
    られていることを特徴とする、請求項9記載の搾乳パル
    セータ。
  11. 【請求項11】前記吸込部材(52)が設けられている各
    旋回部材は旋回部材の前記回転を行う電磁ステップモー
    タ(46,47)に接続され、前記電磁ステップモータは制
    御手段(49,51)を介して電気アキュムレータ(48,50)
    に接続されており、制御手段は電磁ステップモータを起
    動して旋回部材の膜を前記閉鎖位置から変位させ、膜は
    少くとも関連する開口を開放し始める程度変位され、前
    記制御手段はまた電磁ステップモータを制御して巻込部
    材による旋回部材の巻込み中に電磁ステップモータが電
    気アキュムレータを充電する発電機として作動するよう
    にされていることを特徴とする、請求項9もしくは10記
    載の搾乳パルセータ。
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