JP2977248B2 - ビデオ・ビューファインダ装置 - Google Patents
ビデオ・ビューファインダ装置Info
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Description
【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は映画用カメラに係わり、特に映画用レフレッ
クスカメラのためのビデオビューファインダシステムに
関する。
クスカメラのためのビデオビューファインダシステムに
関する。
(従来の技術) 職業としての映画撮影のプロダクションにおいて一般
に使われている型の映画用カメラにおいて、カメラ操作
者にフィルムに感光される像に一致した光学的な像が与
えられる。密集した映画用のコンポーネントの出現で、
映画用カメラのビューファインダの接眼レンズを通して
カメラ操作者が覗く像を一般の人達が同様に見ることが
できるように、映画用カメラはそれに組み込まれたテレ
ビ映像受送用のピックアップを用いるように改善されて
きた。また、そのようなテレビ映像受送用のピックアッ
プは映画用カメラを遠隔で制御するように用いられてい
る。この後者の適用において、カメラ操作者に提供され
る映像の助けにより映画用カメラのレンズの焦点は完全
に制御される。
に使われている型の映画用カメラにおいて、カメラ操作
者にフィルムに感光される像に一致した光学的な像が与
えられる。密集した映画用のコンポーネントの出現で、
映画用カメラのビューファインダの接眼レンズを通して
カメラ操作者が覗く像を一般の人達が同様に見ることが
できるように、映画用カメラはそれに組み込まれたテレ
ビ映像受送用のピックアップを用いるように改善されて
きた。また、そのようなテレビ映像受送用のピックアッ
プは映画用カメラを遠隔で制御するように用いられてい
る。この後者の適用において、カメラ操作者に提供され
る映像の助けにより映画用カメラのレンズの焦点は完全
に制御される。
従来の映画用カメラのテレビ映像受送用のピックアッ
プでは、カメラの光学ビューファインダのピントグラス
のスクリーン上に焦点を合わせられる像が利用されてい
る。次いで、この像はレンズ系によってビジコン管又は
固体状態の検出器の配列の表面に焦点を合わせられる。
プでは、カメラの光学ビューファインダのピントグラス
のスクリーン上に焦点を合わせられる像が利用されてい
る。次いで、この像はレンズ系によってビジコン管又は
固体状態の検出器の配列の表面に焦点を合わせられる。
第4図乃至第6図に従来技術において良く知られた型
の典型的な映画用カメラ10が示されている。レンズ12に
よって集められた光はフィルムゲート14へ向けて方向付
けられる。フィルムゲート14は露光される連続した齣間
でフィルムの進行中、シャッタ16によって覆い隠され
る。シャッタ16の正面にある反射シャッタ18は、フィル
ムの進行中、ピントグラス20のような焦点を合わせるス
クリーン上に光を向ける。技術的に良く知られているよ
うに、ピントグラス20は、反射シャッタ18の表面からピ
ントグラス20までの距離が反射シャッタ18の表面からフ
ィルムゲート14でのフィルムの感光乳剤表面までの距離
に厳密に等しくなるよう位置付けられている。
の典型的な映画用カメラ10が示されている。レンズ12に
よって集められた光はフィルムゲート14へ向けて方向付
けられる。フィルムゲート14は露光される連続した齣間
でフィルムの進行中、シャッタ16によって覆い隠され
る。シャッタ16の正面にある反射シャッタ18は、フィル
ムの進行中、ピントグラス20のような焦点を合わせるス
クリーン上に光を向ける。技術的に良く知られているよ
うに、ピントグラス20は、反射シャッタ18の表面からピ
ントグラス20までの距離が反射シャッタ18の表面からフ
ィルムゲート14でのフィルムの感光乳剤表面までの距離
に厳密に等しくなるよう位置付けられている。
ピントグラス20は透明であるので、その上に形成され
た像は鏡22へ透過され、該鏡22によって通常の光学ビュ
ーファインダ24へ反射される。
た像は鏡22へ透過され、該鏡22によって通常の光学ビュ
ーファインダ24へ反射される。
従来のビデオビューファインダシステムは、光学ビュ
ーファインダ24へ向けられた光を分岐し向きを変え、ビ
ジコン管又は他の光感受性検出器上のビューファインダ
像を焦点合わせすることによって、映画用カメラ10のよ
うなカメラに採用されてきた。第3図を参照するに、従
来のビデオビューファインダシステムが示されている。
鏡26がビューファインダの光路内に挿入されている。鏡
26は、光学ビューファインダが同時に使われても良いよ
うに、全ての又は一部の光を反射しても良い。鏡26によ
って反射された光は穴28を通過し、レンズ30によってテ
レビ映像受送用のピックアップ32上に焦点を合わせられ
る。選択次第では、テレビ映像受送用のピックアップ33
が光学的ビューファインダ24と置き換えて設置されても
良い。
ーファインダ24へ向けられた光を分岐し向きを変え、ビ
ジコン管又は他の光感受性検出器上のビューファインダ
像を焦点合わせすることによって、映画用カメラ10のよ
うなカメラに採用されてきた。第3図を参照するに、従
来のビデオビューファインダシステムが示されている。
鏡26がビューファインダの光路内に挿入されている。鏡
26は、光学ビューファインダが同時に使われても良いよ
うに、全ての又は一部の光を反射しても良い。鏡26によ
って反射された光は穴28を通過し、レンズ30によってテ
レビ映像受送用のピックアップ32上に焦点を合わせられ
る。選択次第では、テレビ映像受送用のピックアップ33
が光学的ビューファインダ24と置き換えて設置されても
良い。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、上記の従来のビデオビューファインダ
システムにあっては、該システムに用いられているレン
ズ群と関連する被写界深度は焦点合わせの狂いをもたら
し得るという問題があった。
システムにあっては、該システムに用いられているレン
ズ群と関連する被写界深度は焦点合わせの狂いをもたら
し得るという問題があった。
カメラ操作者はピントグラスの焦点の合ったスクリー
ンの表面上に現れる像の焦点を合わせるように試みるに
反し、従来のビデオビューファインダシステムでは、カ
メラ操作者は、レンズ系の被写界深度内にありピントグ
ラスの表面の前方又は後方へ即座に移動する空中像に焦
点を合わさなければならない。このような問題は周囲の
光の強度レベルが低下するにつれて増大し、ビデオシス
テムは優れたコントラスト及び受け入れられる像の分解
能をビデオモニタ上に提供する能力を失うことになる。
ンの表面上に現れる像の焦点を合わせるように試みるに
反し、従来のビデオビューファインダシステムでは、カ
メラ操作者は、レンズ系の被写界深度内にありピントグ
ラスの表面の前方又は後方へ即座に移動する空中像に焦
点を合わさなければならない。このような問題は周囲の
光の強度レベルが低下するにつれて増大し、ビデオシス
テムは優れたコントラスト及び受け入れられる像の分解
能をビデオモニタ上に提供する能力を失うことになる。
このような焦点を合わす問題を悪化させる行為とし
て、ビデオカメラに、より多くの光を通過させるためカ
メラ操作者がピントグラスのスクリーンを、より透明な
ガラスに置き換える傾向に陥ることが挙げられる。この
ような行為は近接した空中像との比較においてピントグ
ラスの表面上の像を強度を減少させることになる。非常
に低い光量の状態においては、操作者はピントグラスを
完全に取り除くであろう。どちらにしろ、焦点合わせの
狂いの可能性が非常に増加することになる。
て、ビデオカメラに、より多くの光を通過させるためカ
メラ操作者がピントグラスのスクリーンを、より透明な
ガラスに置き換える傾向に陥ることが挙げられる。この
ような行為は近接した空中像との比較においてピントグ
ラスの表面上の像を強度を減少させることになる。非常
に低い光量の状態においては、操作者はピントグラスを
完全に取り除くであろう。どちらにしろ、焦点合わせの
狂いの可能性が非常に増加することになる。
上述された焦点合わせの問題に付け加えて、ピントグ
ラスの焦点を合わすスクリーン上の像を覗く従来のビデ
オビューファインダシステムでは、ピントグラスの粒状
の表面により、分解能及びコントラストが限られるとい
う問題があった。
ラスの焦点を合わすスクリーン上の像を覗く従来のビデ
オビューファインダシステムでは、ピントグラスの粒状
の表面により、分解能及びコントラストが限られるとい
う問題があった。
そこで、本発明は上記従来技術の問題点を解消するも
ので、その目的とするところは、被写界深度による焦点
合わせの狂いがもたらされることがなく、かつ分解能及
びコントラストが限られることがないビデオビューファ
インダシステムを提供することである。
ので、その目的とするところは、被写界深度による焦点
合わせの狂いがもたらされることがなく、かつ分解能及
びコントラストが限られることがないビデオビューファ
インダシステムを提供することである。
[発明の構成] (課題を解決するための手段及び作用) 上記課題を解決するため本発明のレフレックスカメラ
のためのビデオビューファインダシステムでは、上記ス
クリーンは一の束の融合して密着した光学フィラメント
群から成る繊維状の光学部品で置き換えられる。この部
品の一の正面はピントグラスの焦点を合わすスクリーン
によって占められた焦点平面に位置付けられている。繊
維状の光学部品は後の表面が光検出器群の一の固体状の
配列に接触することによって直接に連結されている。
のためのビデオビューファインダシステムでは、上記ス
クリーンは一の束の融合して密着した光学フィラメント
群から成る繊維状の光学部品で置き換えられる。この部
品の一の正面はピントグラスの焦点を合わすスクリーン
によって占められた焦点平面に位置付けられている。繊
維状の光学部品は後の表面が光検出器群の一の固体状の
配列に接触することによって直接に連結されている。
繊維状の光学部品の前の表面に受けられる光は光検出
器群の配列へ透過される。ここで、光検出器群の配列は
投射された光を電気信号群に変換する。これらの信号は
ビデオモニタ上でカメラ操作者に示すため従来の電気的
手段によって映像信号に変換される。次いで、示された
映像は繊維状の光学部品の正面に存在する光学的な像に
一致する。
器群の配列へ透過される。ここで、光検出器群の配列は
投射された光を電気信号群に変換する。これらの信号は
ビデオモニタ上でカメラ操作者に示すため従来の電気的
手段によって映像信号に変換される。次いで、示された
映像は繊維状の光学部品の正面に存在する光学的な像に
一致する。
従って、いかなるレンズも用いられないので、焦点合
わせの狂いをもたらす被写界深度がない。
わせの狂いをもたらす被写界深度がない。
さらに、像の減衰及びピントグラスのスクリーン内で
密着した粒状体が省かれ、それによって分解能及びコン
トラストが増大する。
密着した粒状体が省かれ、それによって分解能及びコン
トラストが増大する。
繊維状の光学部品は上下いずれかの方向へ先細りであ
っても良く、光学部品の正面はフィルムの像の大きさに
一致し光学部品の後面は光検出器の配列の大きさに一致
する。システムは繊維状の光学部品の正面に光学フィル
タを載置するための準備されたものを含んでも良い。
っても良く、光学部品の正面はフィルムの像の大きさに
一致し光学部品の後面は光検出器の配列の大きさに一致
する。システムは繊維状の光学部品の正面に光学フィル
タを載置するための準備されたものを含んでも良い。
像の合成を促進するため又は像の測定基準を与えるた
め線分群又は一のレチクルが融合した繊維状の光学束の
正面に刻まれ又は直接に与えられても良い。
め線分群又は一のレチクルが融合した繊維状の光学束の
正面に刻まれ又は直接に与えられても良い。
また、色の付いたストリップフィルタ群又はモザイク
フィルタ群が融合した繊維状の光学束の正面に直接に与
えられても良く、それによって色の付いた像が促進され
ても良い。
フィルタ群が融合した繊維状の光学束の正面に直接に与
えられても良く、それによって色の付いた像が促進され
ても良い。
また、本発明のレフレックスカメラを介して伝送され
る像を映像として覗くための方法では、一のハウジング
及び一のレンズと、前記ハウジング内のある位置に固定
され、カメラによって形成された反射像を焦点合わせさ
れた反射像面に位置付けられた一の正面を有し、一の束
の融合して密着した光学フィラメント群の一の繊維状の
光学部品と、一の光検出器手段及び一の電気的手段並び
に一のビデオモニタ手段とほぼ密接に接触して位置付け
られる一の後面とを有し、前記繊維状の光学部品は、そ
の第1端部から前記光検出器手段及び前記光検出器手段
とほぼ密接に接触している前記繊維状の光学部品の第2
横断面へのみ延びるレフレックスカメラを介して伝送さ
れる像を映像として覗くための方法において、固定され
た前記光学部品の正面上に前記カメラのレンズによって
集束され、保持された前記光学部品を介して前記正面に
投射された像を前記光学部品の前記後面へ歪むこと無く
伝送し、前記光学部品の後面から送られた像を表す光を
前記光検出器手段によって一の電気信号に変換し、該電
気信号を一の映像信号に変換し、ビデオモニタ手段上
に、その像は被写界深度の効果がなく、前記光学部品の
正面上に形成された光学的な像を表す光の像として前記
映像信号を受信し表示し、それによって分解能及びコン
トラストを増大させたことを特徴とする。
る像を映像として覗くための方法では、一のハウジング
及び一のレンズと、前記ハウジング内のある位置に固定
され、カメラによって形成された反射像を焦点合わせさ
れた反射像面に位置付けられた一の正面を有し、一の束
の融合して密着した光学フィラメント群の一の繊維状の
光学部品と、一の光検出器手段及び一の電気的手段並び
に一のビデオモニタ手段とほぼ密接に接触して位置付け
られる一の後面とを有し、前記繊維状の光学部品は、そ
の第1端部から前記光検出器手段及び前記光検出器手段
とほぼ密接に接触している前記繊維状の光学部品の第2
横断面へのみ延びるレフレックスカメラを介して伝送さ
れる像を映像として覗くための方法において、固定され
た前記光学部品の正面上に前記カメラのレンズによって
集束され、保持された前記光学部品を介して前記正面に
投射された像を前記光学部品の前記後面へ歪むこと無く
伝送し、前記光学部品の後面から送られた像を表す光を
前記光検出器手段によって一の電気信号に変換し、該電
気信号を一の映像信号に変換し、ビデオモニタ手段上
に、その像は被写界深度の効果がなく、前記光学部品の
正面上に形成された光学的な像を表す光の像として前記
映像信号を受信し表示し、それによって分解能及びコン
トラストを増大させたことを特徴とする。
(実施例) 以下本発明の実施例を図面を参照して説明する。
繊維状の光学的に連結したビデオビューファインダが
開示される。以下の記述では、説明の目的のためであっ
て限定するものではなく、特徴的な数、寸法、材質など
が本発明の完全な理解を与えるために説明される。しか
しながら、本発明が特徴的な詳細なしで実施されても良
いことは、技術における一の卓越したものに対し明らか
である。
開示される。以下の記述では、説明の目的のためであっ
て限定するものではなく、特徴的な数、寸法、材質など
が本発明の完全な理解を与えるために説明される。しか
しながら、本発明が特徴的な詳細なしで実施されても良
いことは、技術における一の卓越したものに対し明らか
である。
第1図乃至第3図を参照するに、本発明に係わる改善
されたビデオビューファインダシステムが示されてい
る。カメラ10は以前に説明されたものに一致している。
しかしながら、従来のピントグラスの焦点を合わせるス
クリーン及び光学的ビューファインダが省かれている。
第1図で最も良く分かるように、鏡18によって反射され
た光は先細り部40のような繊維状の光学部品の表面42へ
向けられている。先細り部40は先細り形状を作るため軸
方向へ向けて選択的に延ばされた一束の光学的フィラメ
ントを備える。先細り部40にあるそれぞれのフィラメン
トは、先細り部40の軸と関係した面42、44のそれぞれの
上に同じ相対位置を占める。すなわち、面42上に投射さ
れた焦点を合わされた像は先細り部40を介して保持さ
れ、サイズにおいて縮小された面44に現れる。第1図に
示された実施例では、繊維状の光学先細り部40の面42は
第3図に示されるようにピントグラス20によって以前に
占められた同じ位置に置かれる。繊維状の光学先細り部
40の面44は、先細り部40が光検出器配列48に接触するこ
とによって、直接に連結するアダプタとして役立つ繊維
状の光学カプラ46に隣接する。カプラ46は先細り部40に
類似した一の束の光学フィラメント群から構成される。
カプラ46の端部50は、光検出部品とほぼ密接な接触にな
るよう光検出器配列48の窪み部52内に合うように加工さ
れている。純粋な光学グリースの膜がカプラ46の端部50
に組み立て中に塗られる。先細り部40、カプラ46、及び
光検出器配列48はエポキシ樹脂のような適宜の接着剤で
従来と同様に互いに結合される。
されたビデオビューファインダシステムが示されてい
る。カメラ10は以前に説明されたものに一致している。
しかしながら、従来のピントグラスの焦点を合わせるス
クリーン及び光学的ビューファインダが省かれている。
第1図で最も良く分かるように、鏡18によって反射され
た光は先細り部40のような繊維状の光学部品の表面42へ
向けられている。先細り部40は先細り形状を作るため軸
方向へ向けて選択的に延ばされた一束の光学的フィラメ
ントを備える。先細り部40にあるそれぞれのフィラメン
トは、先細り部40の軸と関係した面42、44のそれぞれの
上に同じ相対位置を占める。すなわち、面42上に投射さ
れた焦点を合わされた像は先細り部40を介して保持さ
れ、サイズにおいて縮小された面44に現れる。第1図に
示された実施例では、繊維状の光学先細り部40の面42は
第3図に示されるようにピントグラス20によって以前に
占められた同じ位置に置かれる。繊維状の光学先細り部
40の面44は、先細り部40が光検出器配列48に接触するこ
とによって、直接に連結するアダプタとして役立つ繊維
状の光学カプラ46に隣接する。カプラ46は先細り部40に
類似した一の束の光学フィラメント群から構成される。
カプラ46の端部50は、光検出部品とほぼ密接な接触にな
るよう光検出器配列48の窪み部52内に合うように加工さ
れている。純粋な光学グリースの膜がカプラ46の端部50
に組み立て中に塗られる。先細り部40、カプラ46、及び
光検出器配列48はエポキシ樹脂のような適宜の接着剤で
従来と同様に互いに結合される。
先細り部40の正面42は、全ての映像が捕らえられるよ
う、好ましくはカメラ10のフィルムの齣と少なくとも同
じ大きさの領域を有する。典型的な35mmの映画用カメラ
においては、全面的なゲート穴のため像の領域はほぼ2
4.9mm幅で18.7mm長さである。さらに、先細り部40の後
面44は、正面42で捕らえられた全ての像が検出されるよ
う、好ましくは光検出器配列48の実効領域にほぼ一致さ
せられる。本発明で使用するに有用な光検出器配列48は
直径でほぼ8.9mmの実効領域を有する。すなわち、先細
り部40は約3の像縮小係数を有する。しかしながら、先
細り部40が像縮小器として働くのに反し、他の実施例で
は特別のフィルムの型及び使用される検出装置に依存し
て、像拡大又はサイズにおいて像が変化しないようにし
ても良い。そのような変化は単なる設計における選択の
問題である。
う、好ましくはカメラ10のフィルムの齣と少なくとも同
じ大きさの領域を有する。典型的な35mmの映画用カメラ
においては、全面的なゲート穴のため像の領域はほぼ2
4.9mm幅で18.7mm長さである。さらに、先細り部40の後
面44は、正面42で捕らえられた全ての像が検出されるよ
う、好ましくは光検出器配列48の実効領域にほぼ一致さ
せられる。本発明で使用するに有用な光検出器配列48は
直径でほぼ8.9mmの実効領域を有する。すなわち、先細
り部40は約3の像縮小係数を有する。しかしながら、先
細り部40が像縮小器として働くのに反し、他の実施例で
は特別のフィルムの型及び使用される検出装置に依存し
て、像拡大又はサイズにおいて像が変化しないようにし
ても良い。そのような変化は単なる設計における選択の
問題である。
好ましい実施例では、光検出器配列48は従来技術にお
いて良く知られているような電荷結合素子である。しか
しながら、本発明はそのような素子に限られなく、映
像、ビジコン管のような他の型の固体状態の光検出器群
又は他の光感受性装置が用いられ得る。
いて良く知られているような電荷結合素子である。しか
しながら、本発明はそのような素子に限られなく、映
像、ビジコン管のような他の型の固体状態の光検出器群
又は他の光感受性装置が用いられ得る。
光検出器配列48によって、それに投射される光に反応
して生み出される電気信号は被覆電線58を介して表示ユ
ニット60へ送られる。表示ユニット60内の従来の電気回
路機構は、技術的に良く知られているように、配列48の
出力群を、それが光学的先細り部40の面42上に焦点を合
わされる(また、映画用フィルム上に焦点を合わされ
る)カメラの像の映像を生み出すように処理する。これ
らの卓越した技術によって認識されるように、被覆電線
58を介して信号を送る前にハウジング56内に置かれた電
気回路機構で配列48の出力群を再処理することは望まし
いことである。
して生み出される電気信号は被覆電線58を介して表示ユ
ニット60へ送られる。表示ユニット60内の従来の電気回
路機構は、技術的に良く知られているように、配列48の
出力群を、それが光学的先細り部40の面42上に焦点を合
わされる(また、映画用フィルム上に焦点を合わされ
る)カメラの像の映像を生み出すように処理する。これ
らの卓越した技術によって認識されるように、被覆電線
58を介して信号を送る前にハウジング56内に置かれた電
気回路機構で配列48の出力群を再処理することは望まし
いことである。
先細り部40はブラケット66及びクランプ68によってカ
メラ10内の位置に保持されるホルダ64内に適合する。先
細り部40の軸の位置は、面42が焦点面に厳密に位置付け
られるよう、しっかりと止めるクランプ68に先立ち調整
されても良い。
メラ10内の位置に保持されるホルダ64内に適合する。先
細り部40の軸の位置は、面42が焦点面に厳密に位置付け
られるよう、しっかりと止めるクランプ68に先立ち調整
されても良い。
従って、従来のピントグラスの焦点を合わすスクリー
ンを省くことによって、従来のビデオビューファインダ
システムの欠点を克服することができる。
ンを省くことによって、従来のビデオビューファインダ
システムの欠点を克服することができる。
好ましくは、先細り部40はその上に加工された平坦部
76を、カメラ10の構造と適度な直線関係を確実にするた
めに有する。また、平坦部76は先細り部40、カプラ46、
及び光検出器配列48を共に結合することにおいて基準の
ための縦方向の像の軸を定める。先細り部40を備える光
学フィラメント群において幾らかの捻りがあっても良い
ので、光検出器配列48はそのような捻りに対して補償す
るために平坦部76に関してオフセットされても良い。
76を、カメラ10の構造と適度な直線関係を確実にするた
めに有する。また、平坦部76は先細り部40、カプラ46、
及び光検出器配列48を共に結合することにおいて基準の
ための縦方向の像の軸を定める。先細り部40を備える光
学フィラメント群において幾らかの捻りがあっても良い
ので、光検出器配列48はそのような捻りに対して補償す
るために平坦部76に関してオフセットされても良い。
好ましくは、ホルダ64はフィルタ72を保持するため前
方端部に内部のねじ山70のような手段を含む。ここで、
フィルタ72は濃度フィルタであっても良い。選択次第で
は、カメラ本体の外側に設けられたスロット内に挿入さ
れるフィルタ支持機構を設けることもできる。
方端部に内部のねじ山70のような手段を含む。ここで、
フィルタ72は濃度フィルタであっても良い。選択次第で
は、カメラ本体の外側に設けられたスロット内に挿入さ
れるフィルタ支持機構を設けることもできる。
先細り部40の面42に、像合成において促進のため、又
は像内の対象物を測定するための測定基準を与えるた
め、レチクル80のような線分又は目盛りが与えられても
良い。レチクル80は面42に刻まれ、又は、さもなければ
印刷、転写紙、接着式で転写する方式などのようなもの
で面42に直線に与えられても良い。また、レチクル80の
代わりに、又は付け加えることに、色付きのストリップ
フィルタ又はモザイクフィルタが色付きの像が容易に得
られるよう融合した繊維状の光学束の正面に直接に与え
られても良い。
は像内の対象物を測定するための測定基準を与えるた
め、レチクル80のような線分又は目盛りが与えられても
良い。レチクル80は面42に刻まれ、又は、さもなければ
印刷、転写紙、接着式で転写する方式などのようなもの
で面42に直線に与えられても良い。また、レチクル80の
代わりに、又は付け加えることに、色付きのストリップ
フィルタ又はモザイクフィルタが色付きの像が容易に得
られるよう融合した繊維状の光学束の正面に直接に与え
られても良い。
上述された発明は、開示の概念又は本質的な特性から
外れない限りにおいて他の特有の形態で具現化されても
良いことは認識されることであろう。すなち、本発明は
請求の範囲において説明されたようなものを除いて先行
する実例となった些細なことによって限定されるもので
はない。
外れない限りにおいて他の特有の形態で具現化されても
良いことは認識されることであろう。すなち、本発明は
請求の範囲において説明されたようなものを除いて先行
する実例となった些細なことによって限定されるもので
はない。
[発明の効果] 以上説明したように本発明のレフレックスカメラのた
めのビデオビューファインダシステムによれば、一の束
に配列された複数の光学フィラメントを有し、かつ前記
一の束の第1端部及び第2端部に第1横断面及び第2横
断面をそれぞれ有し、更にカメラによって形成された空
中の像が前記第1横断面に焦点を合わせられるよう配置
された繊維状の光学部品と、前記第2横断面から送られ
る光を電気信号に変換するための検出器手段と、前記電
気信号を受け、かつその信号に反応して映像を生み出す
ビデオモニタ手段とを備えたので、被写界深度による焦
点合わせの狂いがもたらされることがなく、かつ分解能
及びコントラストが限られることがない。
めのビデオビューファインダシステムによれば、一の束
に配列された複数の光学フィラメントを有し、かつ前記
一の束の第1端部及び第2端部に第1横断面及び第2横
断面をそれぞれ有し、更にカメラによって形成された空
中の像が前記第1横断面に焦点を合わせられるよう配置
された繊維状の光学部品と、前記第2横断面から送られ
る光を電気信号に変換するための検出器手段と、前記電
気信号を受け、かつその信号に反応して映像を生み出す
ビデオモニタ手段とを備えたので、被写界深度による焦
点合わせの狂いがもたらされることがなく、かつ分解能
及びコントラストが限られることがない。
また、本発明のレフレックスカメラを介して伝送され
る像を映像として覗くための方法によれば、固定された
前記光学部品の正面上に前記カメラのレンズによって集
束され、保持された前記光学部品を介して前記正面に投
射された像を前記光学部品の前記後面へ歪むこと無く伝
送し、前記光学部品の後面から送られた像を表す光を前
記光検出器手段によって一の電気信号に変換し、該電気
信号を一の映像信号に変換し、ビデオモニタ手段上に、
その像は被写界深度の効果がなく、前記光学部品の正面
上に形成された光学的な像を表す光の像として前記映像
信号を受信し表示し、それによって分解能及びコントラ
ストを増大させたので、容易に前記ビデオビューファイ
ンダシステムの機能を発揮することができる。
る像を映像として覗くための方法によれば、固定された
前記光学部品の正面上に前記カメラのレンズによって集
束され、保持された前記光学部品を介して前記正面に投
射された像を前記光学部品の前記後面へ歪むこと無く伝
送し、前記光学部品の後面から送られた像を表す光を前
記光検出器手段によって一の電気信号に変換し、該電気
信号を一の映像信号に変換し、ビデオモニタ手段上に、
その像は被写界深度の効果がなく、前記光学部品の正面
上に形成された光学的な像を表す光の像として前記映像
信号を受信し表示し、それによって分解能及びコントラ
ストを増大させたので、容易に前記ビデオビューファイ
ンダシステムの機能を発揮することができる。
第1図は第4図に示されたカメラを用いて本発明のレフ
レックスカメラのためのビデオビューファインダシステ
ムを示す部分断面図、 第2図は第1図のII−II線矢視拡大断面図、 第3図は第2図のIII−III線矢視断面図、 第4図は本発明を利用するに役立つ従来の映画用カメラ
の全体図、 第5図はカメラのシャッターを示す第4図のV−V線矢
視部分断面図、 第6図は第1図に類似した第5図のVI−VI線矢視部分断
面図である。 10……映画用カメラ、12……レンズ 14……フィルムゲート、16……シャッタ 18……反射シャッタ、40……先細り部 42、44……面、46……光学カプラ 48……光検出器配列、56……ハウジング 58……被覆電線、60……表示ユニット
レックスカメラのためのビデオビューファインダシステ
ムを示す部分断面図、 第2図は第1図のII−II線矢視拡大断面図、 第3図は第2図のIII−III線矢視断面図、 第4図は本発明を利用するに役立つ従来の映画用カメラ
の全体図、 第5図はカメラのシャッターを示す第4図のV−V線矢
視部分断面図、 第6図は第1図に類似した第5図のVI−VI線矢視部分断
面図である。 10……映画用カメラ、12……レンズ 14……フィルムゲート、16……シャッタ 18……反射シャッタ、40……先細り部 42、44……面、46……光学カプラ 48……光検出器配列、56……ハウジング 58……被覆電線、60……表示ユニット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭63−304189(JP,A) 特開 昭59−214818(JP,A) 実開 平2−4371(JP,U) 実開 昭63−62827(JP,U) 実開 昭57−192522(JP,U)
Claims (4)
- 【請求項1】ハウジングと; 前記ハウジング内において所定距離だけ離間されて配置
された反射鏡(18)及びフィルム面(14)と; 前記フィルム面(14)上に形成される像に対応する反射
像を、当該反射像を集束するためのピントグラス及びこ
れに関連する中継用光学系を介在することなく伝達する
ための繊維状光学部品(40)にして、 一つの束を形成するように配置された複数の光学フィラ
メントを備え、かつ、前記一つの束の第1端部及び第2
端部において第1横断面(42)及び第2横断面(44)を
備える繊維状光学部品(40)と; 前記繊維状光学部品の第2横断面(44)から射出される
光信号を受けこれを電気信号へ変換するために前記第2
横断面(44)に結合された光検出手段(48)と; 前記電気信号を受信しこの電気信号に応じて前記反射像
を表す高精度画像を生成する電子表示手段(60)にし
て、前記画像の精度は、実質的に前記光検出手段(48)
の分解能によってのみ制限される電気表示手段(60)
と; を有するビデオ・ビューファインダ装置にして、 前記第1横断面(42)は、前記反射像が当該第1横断面
(42)で捕らえられるように、前記反射像(18)から前
記所定距離だけ離間した位置に配置され、かつ、 前記繊維状光学部品(40)は、前記第1横断面(42)か
らの反射像が第2横断面(44)へ歪みを伴うことなく伝
達されるように構成され、且つ、前記第2端部におい
て、前記反射像が前記第2横断面(44)に縮小した寸法
で現れるように軸方向に引き延ばされた部分を有し、前
記第1端部において、前記第1横断面(42)が大きな面
積を有するように引き延ばされていない部分を有する ビデオ・ビューファインダ装置。 - 【請求項2】前記光検出手段(48)は電荷結合素子を有
することを特徴とする請求項1に記載のビデオ・ビュー
ファインダ装置。 - 【請求項3】前記光検出手段(48)は、ビジコン管の如
き撮像管を有することを特徴とする請求項1に記載のビ
デオ・ビューファインダ装置。 - 【請求項4】前記光検出手段(48)は、光学カプラ(4
6)を介して前記第2横断面に結合されていることを特
徴とする請求項1に記載のビデオ・ビューファインダ装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2217276A JP2977248B2 (ja) | 1990-08-20 | 1990-08-20 | ビデオ・ビューファインダ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2217276A JP2977248B2 (ja) | 1990-08-20 | 1990-08-20 | ビデオ・ビューファインダ装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04103270A JPH04103270A (ja) | 1992-04-06 |
JP2977248B2 true JP2977248B2 (ja) | 1999-11-15 |
Family
ID=16701603
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2217276A Expired - Fee Related JP2977248B2 (ja) | 1990-08-20 | 1990-08-20 | ビデオ・ビューファインダ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2977248B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN116546182B (zh) * | 2023-07-05 | 2023-09-12 | 中数元宇数字科技(上海)有限公司 | 视频处理方法、装置、设备以及存储介质 |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59214818A (ja) * | 1983-05-21 | 1984-12-04 | Fuji Photo Film Co Ltd | 撮像装置 |
GB2204770B (en) * | 1987-04-10 | 1991-11-27 | British Aerospace | Imaging system |
JPH024371U (ja) * | 1988-06-22 | 1990-01-11 |
-
1990
- 1990-08-20 JP JP2217276A patent/JP2977248B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04103270A (ja) | 1992-04-06 |
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