JP2976719B2 - 簡易電力料金計 - Google Patents
簡易電力料金計Info
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- JP2976719B2 JP2976719B2 JP4261989A JP26198992A JP2976719B2 JP 2976719 B2 JP2976719 B2 JP 2976719B2 JP 4261989 A JP4261989 A JP 4261989A JP 26198992 A JP26198992 A JP 26198992A JP 2976719 B2 JP2976719 B2 JP 2976719B2
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- Japan
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- data
- data processing
- power
- liquid crystal
- processing unit
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- Measurement Of Current Or Voltage (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電池を電源とする簡易
電力料金計に関するものである。
電力料金計に関するものである。
【0002】
【従来の技術】各家庭において、使用した電力に対応し
た料金は積算電力計での値を電力会社で料金換算し、そ
の換算結果が各家庭に通知されることにより知ることが
できる。しかし、このような積算電力計では、使用して
いる機器がどれ位の電力料金を支払うのか,或いは各家
庭で今の使用状態を1か月間継続した時どのくらいの電
力料金を払うのかを知ることはできない。上記のように
各家庭にあっての電力料金計ではそれが簡易形であって
も安価である事、又電池を電源とする物にあってはその
電池の消耗は極めて少ないことが望まれる。
た料金は積算電力計での値を電力会社で料金換算し、そ
の換算結果が各家庭に通知されることにより知ることが
できる。しかし、このような積算電力計では、使用して
いる機器がどれ位の電力料金を支払うのか,或いは各家
庭で今の使用状態を1か月間継続した時どのくらいの電
力料金を払うのかを知ることはできない。上記のように
各家庭にあっての電力料金計ではそれが簡易形であって
も安価である事、又電池を電源とする物にあってはその
電池の消耗は極めて少ないことが望まれる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、安価
で、且つ電池の長寿命化が計られた簡易形の電力料金計
を実現することにある。
で、且つ電池の長寿命化が計られた簡易形の電力料金計
を実現することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、以上の課題を
解決する為の構成として、クリップ式変成器で検出され
た電流をディジタル信号に変換するアナログ・ディジタ
ル変換器と、このアナログ・ディジタル変換器の出力デ
ータを基にして電力料金を求めるデータ処理部とに電源
としての電池を間欠的に接続し、データ処理部の出力デ
ータをメモリーするデータ・メモリーと、このデータ・
メモリーでメモリーされた電力料金に対応したデータを
液晶表示させるドライバーに前記電池を常時接続するよ
うにしたものである。
解決する為の構成として、クリップ式変成器で検出され
た電流をディジタル信号に変換するアナログ・ディジタ
ル変換器と、このアナログ・ディジタル変換器の出力デ
ータを基にして電力料金を求めるデータ処理部とに電源
としての電池を間欠的に接続し、データ処理部の出力デ
ータをメモリーするデータ・メモリーと、このデータ・
メモリーでメモリーされた電力料金に対応したデータを
液晶表示させるドライバーに前記電池を常時接続するよ
うにしたものである。
【0005】
【作用】クリップ式変成器で検出された電流を基にして
1か月間の電力料金が予測的に求められる。電源として
の電池は、データ・メモリーと液晶ドライバーには常時
接続されるが、アナログ・ディジタル変換器とデータ処
理部とには間欠的に接続されるる。
1か月間の電力料金が予測的に求められる。電源として
の電池は、データ・メモリーと液晶ドライバーには常時
接続されるが、アナログ・ディジタル変換器とデータ処
理部とには間欠的に接続されるる。
【0006】
【実施例】以下図面を用いて本発明を説明する。図1は
本発明の一実施例の外観を示す図である。図において、
10はクリップ式の変流器、20は測定器本体である。
測定器本体20において、21は液晶を用いた表示部、
22は昼夜の別を切り換える切換スイッチである。表示
部21においては、1か月間の予想消費電力に対応した
料金が表示される。クリップ式変成器10と測定器本体
20とは導線13によって接続されている。
本発明の一実施例の外観を示す図である。図において、
10はクリップ式の変流器、20は測定器本体である。
測定器本体20において、21は液晶を用いた表示部、
22は昼夜の別を切り換える切換スイッチである。表示
部21においては、1か月間の予想消費電力に対応した
料金が表示される。クリップ式変成器10と測定器本体
20とは導線13によって接続されている。
【0007】図2は本発明の一実施例の具体的構成図で
ある。図において、10は図1で示したクリップ式の変
流器、20は同じく測定器本体である。クリップ式変流
器10はコイルが巻回された一対の半円環状のコア1
1,12を有するものである。測定器本体20におい
て、23はアナログ・ディジタル変換器、24は種々の
特性の補正演算を行う特性補正部である。25はデータ
処理部である。データ処理部25は昼夜の別を切換える
スイッチ25aを備え、特性補正部24を介して得られ
るアナログ・ディジタル変換器23からのディジタル・
デ‐タを取り込み、そのディジタル・データを基にして
昼夜別に料金換算の演算を行うデ‐タ処理部である。2
5はデータ処理部25の出力データをメモリーするデー
タ・メモリー、21は図1で説明した液晶表示部、27
はそのドライバ−である。メモリー26の出力は液晶ド
ライバ−27を介して液晶表示部21に与えられ、表示
部21はその値をディジタル表示する。30は電源とし
て用いられる電池、31は電池30の出力を受け、所定
の直流電圧に変換する電源回路、32はオン・オフスイ
ッチである。電源回路31の出力端はスイッチ32を介
してアナログ・ディジタル変換器23と特性補正部2
4、及びデータ処理部25に接続されている。また、電
源回路31の出力端はメモリ−26と液晶ドライバ−2
7に直接に接続されている。このような構成の本発明装
置の動作を図3の波形図を用いて説明すると次の如くな
る。
ある。図において、10は図1で示したクリップ式の変
流器、20は同じく測定器本体である。クリップ式変流
器10はコイルが巻回された一対の半円環状のコア1
1,12を有するものである。測定器本体20におい
て、23はアナログ・ディジタル変換器、24は種々の
特性の補正演算を行う特性補正部である。25はデータ
処理部である。データ処理部25は昼夜の別を切換える
スイッチ25aを備え、特性補正部24を介して得られ
るアナログ・ディジタル変換器23からのディジタル・
デ‐タを取り込み、そのディジタル・データを基にして
昼夜別に料金換算の演算を行うデ‐タ処理部である。2
5はデータ処理部25の出力データをメモリーするデー
タ・メモリー、21は図1で説明した液晶表示部、27
はそのドライバ−である。メモリー26の出力は液晶ド
ライバ−27を介して液晶表示部21に与えられ、表示
部21はその値をディジタル表示する。30は電源とし
て用いられる電池、31は電池30の出力を受け、所定
の直流電圧に変換する電源回路、32はオン・オフスイ
ッチである。電源回路31の出力端はスイッチ32を介
してアナログ・ディジタル変換器23と特性補正部2
4、及びデータ処理部25に接続されている。また、電
源回路31の出力端はメモリ−26と液晶ドライバ−2
7に直接に接続されている。このような構成の本発明装
置の動作を図3の波形図を用いて説明すると次の如くな
る。
【0008】データ・メモリー26と液晶ドライバー2
7は電源回路41を介して常時電池電源30に接続され
ている。従って、データ・メモリー26と液晶ドライバ
ー27は図3の(B)で示す如く常時電池30から電力
が与えられ、動作状態となっている。一方、アナログ・
ディジタル変換器23と特性補正部24、及びデ‐タ処
理部25はオン・オフスイッチ32を介して電池電源3
1に接続されている。スイッチ32は図3の(A)で示
す如く所定の時間オンになったら次にその数倍の時間オ
フになる,即ち間欠的にオン・オフが繰り返されるよう
になっている(実施例では、例えばオンの時間が1秒,
オフの時間が4秒)。このオン・オフスイッチ32を駆
動する駆動信号は電源回路31で得られるようになって
いる。クリップ式変成器10で家庭内における例えばブ
レーカの出力側導線をクリップすることにより、その時
に家庭内器具で消費されている電力に対応した電流Iが
このクリップ式変成器により検出される。この検出電流
は、アナログ・ディジタル変換器23でディジタル信号
に変換されると共に補正演算部24で補正演算が行われ
た後、データ処理回路25に取り込まれる。データ処理
回路25では、取り込まれた電流データを基にして商用
の交流電圧が100V一定であるという条件を基にして
下式の演算を行い、1か月の電力料金を予測して求める
データ処理を行う。 I(電流)×100V(電圧)×24(1日の時間)×
30日(1カ月)×単価=予測電力料金 このようにしてデータ処理回路25で求められた1か月
間の予測電力料金に対応したデータはデータ・メモリ2
6にメモリされた後、液晶ドライバー27によって駆動
される液晶表示部21でその値が表示される。上記のよ
うなアナログ・ディジタル変換器23のディジタル変換
器動作,補正回路24での補正演算,及びデータ処理回
路24での処理動作はスイッチ32がオンの時に行わ
れ、データ処理回路25で得られるデータは常時動作状
態にあるメモリー26、及びドライバー27に与えら
れ、その値が表示部21で表示される。
7は電源回路41を介して常時電池電源30に接続され
ている。従って、データ・メモリー26と液晶ドライバ
ー27は図3の(B)で示す如く常時電池30から電力
が与えられ、動作状態となっている。一方、アナログ・
ディジタル変換器23と特性補正部24、及びデ‐タ処
理部25はオン・オフスイッチ32を介して電池電源3
1に接続されている。スイッチ32は図3の(A)で示
す如く所定の時間オンになったら次にその数倍の時間オ
フになる,即ち間欠的にオン・オフが繰り返されるよう
になっている(実施例では、例えばオンの時間が1秒,
オフの時間が4秒)。このオン・オフスイッチ32を駆
動する駆動信号は電源回路31で得られるようになって
いる。クリップ式変成器10で家庭内における例えばブ
レーカの出力側導線をクリップすることにより、その時
に家庭内器具で消費されている電力に対応した電流Iが
このクリップ式変成器により検出される。この検出電流
は、アナログ・ディジタル変換器23でディジタル信号
に変換されると共に補正演算部24で補正演算が行われ
た後、データ処理回路25に取り込まれる。データ処理
回路25では、取り込まれた電流データを基にして商用
の交流電圧が100V一定であるという条件を基にして
下式の演算を行い、1か月の電力料金を予測して求める
データ処理を行う。 I(電流)×100V(電圧)×24(1日の時間)×
30日(1カ月)×単価=予測電力料金 このようにしてデータ処理回路25で求められた1か月
間の予測電力料金に対応したデータはデータ・メモリ2
6にメモリされた後、液晶ドライバー27によって駆動
される液晶表示部21でその値が表示される。上記のよ
うなアナログ・ディジタル変換器23のディジタル変換
器動作,補正回路24での補正演算,及びデータ処理回
路24での処理動作はスイッチ32がオンの時に行わ
れ、データ処理回路25で得られるデータは常時動作状
態にあるメモリー26、及びドライバー27に与えら
れ、その値が表示部21で表示される。
【0009】ここで、スイッチ32は間欠的にオン・オ
フされるようになっている。オフの期間、アナログ・デ
ィジタル変換器23,補正回路24,及びデータ処理回
路25での電池の消耗はない。この場合、家庭内の電気
器具での電力消費量は常時変動しているものではない。
従って、上記のように間欠的にアナログ・ディジタル変
換器23で消費電力に対応した電流を取り込み、データ
処理回路25でデータ処理しても、その値に誤差が出る
ものではなく、実用上十分正確なデータが得られるもの
である。このデータ処理回路25の出力データは常時表
示部21で表示される。
フされるようになっている。オフの期間、アナログ・デ
ィジタル変換器23,補正回路24,及びデータ処理回
路25での電池の消耗はない。この場合、家庭内の電気
器具での電力消費量は常時変動しているものではない。
従って、上記のように間欠的にアナログ・ディジタル変
換器23で消費電力に対応した電流を取り込み、データ
処理回路25でデータ処理しても、その値に誤差が出る
ものではなく、実用上十分正確なデータが得られるもの
である。このデータ処理回路25の出力データは常時表
示部21で表示される。
【0010】
【発明の効果】以上説明したように、本発明において
は、クリップ式変流器を用いこの変流器で各家庭での現
在の消費電力に対応した電流を検出し、この電流値から
1か月間の電力料金を予測的に求めるようにしたので、
簡易形ではあるが、極めて簡単な構成により電力料金計
を得ることが出来る。しかも、本発明においては電池を
電源とする電力料金計を構成する電気回路を幾つかに分
割して常時電源を必要とする回路部分は常時電源を供給
し、常時ではなく間欠的に電源を供給しても実用上十分
な確度が得られる回路部分は間欠的に電力を供給するよ
うに構成したので、電池の消耗が少なく、電池の長寿命
化が計られた電力料金計を簡単な構成によって得る事が
出来る。本発明によれば、家庭で使用して好適な簡易形
の電力料金計が得られる。
は、クリップ式変流器を用いこの変流器で各家庭での現
在の消費電力に対応した電流を検出し、この電流値から
1か月間の電力料金を予測的に求めるようにしたので、
簡易形ではあるが、極めて簡単な構成により電力料金計
を得ることが出来る。しかも、本発明においては電池を
電源とする電力料金計を構成する電気回路を幾つかに分
割して常時電源を必要とする回路部分は常時電源を供給
し、常時ではなく間欠的に電源を供給しても実用上十分
な確度が得られる回路部分は間欠的に電力を供給するよ
うに構成したので、電池の消耗が少なく、電池の長寿命
化が計られた電力料金計を簡単な構成によって得る事が
出来る。本発明によれば、家庭で使用して好適な簡易形
の電力料金計が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の外観を示す図である。
【図2】本発明の一実施例を示した具体的な回路構成図
である。
である。
【図3】本発明の動作を説明する為の波形図である。
10 クリップ式変成器 20 測定器本体 21 表示部 22 切り換えスイッチ 23 アナログ・ディジタル変換器 24 特性補正部 25 データ処理部 26 データメモリー 27 液晶ドライバー 30 電池 31 電源回路 32 オン・オフスイッチ
Claims (1)
- 【請求項1】クリップ式変成器で検出された電流をディ
ジタル信号に変換するアナログ・ディジタル変換器、こ
のアナログ・ディジタル変換器の出力を基にして所定期
間の電力料金を求める演算を行うデータ処理部、このデ
ータ処理部の出力データをメモリーするデータ・メモリ
ー、このデータ・メモリーでメモリーされた電力料金に
対応したデータが液晶ドライバーを介して与えられる液
晶表示部、及び電源としての電池を具備し、 この電池の出力を前記アナログ・ディジタル変換器とデ
ータ処理部に間欠的に与えると共に、前記データ・メモ
リーと液晶表示部に常時供給するように構成したことを
特徴とする簡易電力料金計。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4261989A JP2976719B2 (ja) | 1992-09-30 | 1992-09-30 | 簡易電力料金計 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4261989A JP2976719B2 (ja) | 1992-09-30 | 1992-09-30 | 簡易電力料金計 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06109769A JPH06109769A (ja) | 1994-04-22 |
JP2976719B2 true JP2976719B2 (ja) | 1999-11-10 |
Family
ID=17369463
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4261989A Expired - Lifetime JP2976719B2 (ja) | 1992-09-30 | 1992-09-30 | 簡易電力料金計 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2976719B2 (ja) |
-
1992
- 1992-09-30 JP JP4261989A patent/JP2976719B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH06109769A (ja) | 1994-04-22 |
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