JP2975864B2 - 加熱調理装置 - Google Patents

加熱調理装置

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JP2975864B2
JP2975864B2 JP7040491A JP4049195A JP2975864B2 JP 2975864 B2 JP2975864 B2 JP 2975864B2 JP 7040491 A JP7040491 A JP 7040491A JP 4049195 A JP4049195 A JP 4049195A JP 2975864 B2 JP2975864 B2 JP 2975864B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、加熱調理装置に関
し、更に詳しくは前方に開口する加熱室及びその加熱源
を具備した本体と、この本体に装着され加熱室を開閉す
る扉体とを備えた加熱調理装置に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】この種
の加熱調理装置としては高周波加熱装置(電子レン
ジ)、ガスオーブン、電気オーブンなどが知られている
が、これらの加熱調理装置の中には、扉を上下方向に移
動させることにより加熱(調理)室を開閉するものがあ
る。例えば、図6に略図で示すものでは、、本体60の
加熱室61を扉体62の上下方向へのスライドによって
開閉できるが、本体60の操作部63が扉体62の下方
に配置されている。従ってこの構成では、操作部63に
被加熱調理品からの水滴の落下を考慮して防水シールを
しなければならないし、操作する人からの視認性が悪
く、操作性も良好とは言えなかった。
【0003】一方、図7に略図で示すごとく、操作部6
6が扉体65の上方(上位)に配置されている構成で
は、操作部66が本体64の前面板、つまり扉体より後
方にさがって配置される。従って操作部66での操作時
に扉体65が開いた場合に、操作者の手に扉体65が当
るおそれがあり、更に扉体65を開いた状態では操作部
66を見ることができないという問題があった。
【0004】そこでこの発明は、操作部での操作が容易
で、かつ安全に行える加熱調理装置の提供を主要な目的
の一つとする。
【0005】
【課題を解決するための手段及び作用】この発明は、前
方へ開口する加熱室及びその加熱源を具備した本体と、
この本体に装着され加熱室を開閉する扉体とを備えた加
熱調理装置において、本体が、その前面上側に配置され
た操作部と、この操作部のすぐ後方で上向きに開放形成
され、加熱室と交差する凹所とを備え、扉体が上下スラ
イド操作により加熱室を開閉可能に前記凹所に収納され
たことを特徴とする加熱調理装置を提供する。
【0006】すなわちこの発明は、本体の前面上側に設
けられた操作部のすぐ後方に、扉体を上下スライドさせ
る特定の凹所を形成することによって、操作部を、扉体
と同一面でも後方でもなく、扉体より前方に配置し、そ
れによって操作部での操作を容易にかつ安全に行えるよ
うにするものである。ここで本体の前面上側に配置され
る操作部としては、少なくとも操作パネルを含むコント
ロール部、つまり操作パネルとそのパネル内に収納され
る各種電装部品が挙げられる。特に高周波加熱装置(電
子レンジ)では操作パネルとして操作ボタンと共に調理
モードや時間の表示部が形成され、操作パネル内にマイ
クロコンピュータの回路や電源回路その他の各種電装部
品が収納される。
【0007】この発明においては、本体の操作部のすぐ
後方で上向きに開放するよう凹所が形成される。そして
この凹所には扉体が収納され、上下スライド操作により
加熱室を開閉する。従って凹所の横幅は、加熱室の横幅
と略同一かそれ以上が好ましく、加熱室の横幅より10
〜30mm(左右合計)大きく設定するのがより好まし
い。
【0008】扉体の開閉機構としては、扉体を開位置及
び閉位置にそれぞれ保持でき、しかも両位置へのスライ
ドがスムースなものが好ましい。具体的には、扉体の開
閉機構を、扉体を上向きにスライドさせるべく扉体を付
勢する付勢部材と、この付勢部材による付勢力に抗して
扉体を加熱室の閉塞位置に保持すべく扉体を解除可能に
係止させる係止部材とで構成するのが、扉体の上・下ス
ライド操作を軽くかつ容易にできるので好ましい。
【0009】以上のごとく扉体を上・下にスライドさせ
る構成は、凹所と扉体との間隙は大きいほど操作が楽で
ある。従ってこの発明の加熱調理装置では、扉体の下向
きスライドによる閉塞動作に連動して扉体を加熱室側へ
押しつける密封機構を更に備えるのが、凹所を大きくと
って操作を楽にさせながら閉塞位置では加熱室を密封で
きるので好ましい。
【0010】具体的な密封機構としては、本体の、扉体
の左右側部近傍に、上下方向に間隔をもって配列され回
動可能に支持された複数の上アームと、これらの上アー
ムを扉体とは反対側に付勢する付勢部材と、前記上アー
ムの下方で回動可能に支持された下アームと、前記上・
下アームの胴部分をリンク結合し、前記下アームに扉体
が当接すると、各付勢部材の付勢力に抗して各上アーム
を回動させ、扉体を加熱室側へ押しつけるロッドとから
なるものが挙げられる。
【0011】この発明は、別の観点からすれば、前方へ
開口する加熱室及びその加熱源を具備した本体と、この
本体に装着され上下スライド操作により加熱室の開口を
開閉する扉体とを備えた加熱調理装置において、扉体の
下向きスライドによる閉塞動作に連動して扉体を加熱室
の開口へ押しつける密封機構を備えたことを特徴とする
加熱調理装置を提供する。
【0012】すなわち、扉体の閉塞動作に連動する加熱
室の密封機構を採用することにより、扉体を上下スライ
ドさせる凹所を大きく形成し操作を楽にさせながら、閉
塞位置では加熱室を密封できるという効果が得られる。
なお、本体に設けられる加熱源としては、高周波加熱装
置(電子レンジ)ではマグネトロン及び導波管、ガスオ
ーブンでは、ガスバーナ、電気オーブンでは電気ヒータ
がそれぞれ用いられる。
【0013】
【実施例】以下、図に示す実施例に基づきこの発明を詳
述する。なお、これによってこの発明が限定されるもの
ではない。まず図1〜2において高周波加熱装置(電子
レンジ)1は、加熱室2及びその加熱源(マグネトロン
3と導波管4)5を具備した本体6と、この本体に装着
され加熱室2を開閉する扉体7とから主としてなる。
【0014】更に本体6は前面側に加熱室2の開口枠8
を備え、この開口枠の上部分を操作部9(操作パネルを
含むコントロール部)としている。而して10は開口枠
8の操作部のすぐ後方に上向きに開放する凹所であり、
この凹所10に扉体7が上・下スライド可能に収納され
ている。11は扉体7の開閉機構であり、23は扉体7
の密封機構である。
【0015】開閉機構11は、特に図2において、扉体
7の両側面の下方から左右に突出するピン12・12
(一方は図示省略、以下同様)と、滑車13と、ピン1
2に引掛けられたフック14と、このフックと本体6の
後下部とを滑車13を介して連結するワイヤ15及びコ
イルスプリング16と、扉体7の裏面に形成された凹部
17と、この凹部に係止する係止突起18とからなる。
なお19は係止突起18の収納ケース、20は支軸、2
1はコイルスプリングであり、22は扉体7のハンド
ル、10aはピン12を案内する縦溝である。
【0016】かくして高周波加熱装置1は、図1〜2に
おいて、ハンドル22で扉体7を下降させることによっ
て加熱室2を閉塞できる。すなわち、スプリング16に
よる付勢力に抗してハンドル22を押し下げることによ
って扉体7を下降させ、扉体7の凹部17に係止突起1
8を係止させ、それによって扉体7を閉塞位置に保持で
きる。
【0017】次にハンドル22をわずかに押し上げるこ
とによって扉体7の凹部17と係止突起18との係止関
係が解除され、その後はスプリング16の付勢力によっ
て扉体7を上昇させ、それによって加熱室2を開放で
き、被加熱調理物(図示省略)を適宜出し入れできる。
以上のごとく操作部での操作が、扉体7の開閉操作にほ
とんど影響されることなく可能になる。
【0018】次に、扉体7の密封機構23は、図3にお
いて、回動可能に支持された上アーム24、25と、下
アーム26と、これらの上・下アームの胴部をリンク結
合したロッド27と、上アーム24・25を図3におい
て反時計方向に付勢し、上アーム24・25を扉体7に
接触させないようにするコイルバネ28・29とからな
る。
【0019】かくして扉体7が下降したときに、扉体7
が下アーム26を回動させてロッド27を介してコイル
バネ28・29の付勢力に抗して上アーム24・25を
回動させ、扉体7を加熱室2の方向に(開口面30に)
押圧する。これによって加熱室2は密封され電波漏れを
より確実に防止できる。以上の実施例とは異なり、扉体
の密封機構は、操作部が扉体より後方に配置された構成
でも採用できる。例えば図4〜5において高周波加熱装
置(電子レンジ)31は、加熱室32及びその加熱源
(マグネトロン及び導波管,図時省略)を具備した本体
36と、この本体に装着され加熱室32を開閉する扉体
37とから主としてなる。
【0020】更に本体36には前面側の左右に扉体37
の保持枠38a・38bを付設し、本体6の前上部に、
つまり閉塞状態の扉体37より後方で上位に操作部39
(操作パネルを含むコントロール部)を備えている。而
して保持枠38bは水平断面が略L字状で、その前辺部
に、扉体37を加熱室32の開口面54に押しつけ加熱
室32を密封する密封機構41を備えている。
【0021】この密封機構41は前辺部に回動可能に支
持された上アーム42・43及び下アーム44と、これ
らの上・下アームの胴部をリンク結合したロッド45
と、上アーム42・43を図5において4反時計方向に
付勢し上アーム42・43を扉体37に接触させないよ
うにするコイルバネ46・47とからなる。一方、下ア
ーム44は扉体37に接触できるように略水平に配置さ
れている。なお、48は扉体37のストッパ、55は扉
体のハンドルである。
【0022】一方、49は扉体37の裏面に形成された
凹部、50はこの凹部に係止する係止突起である。な
お、51は係止突起50の収納ケース、52は支軸、5
3はコイルスプリングである。かくして高周波加熱装置
31は、図4において、ハンドル49で扉体を下降させ
ることによって加熱室32を閉塞できる。すなわち、ハ
ンドル49を押し下げることによって、扉体37の凹部
49と係止突起50との係止関係を解き、引き続いて扉
体37を下降させる。そして扉体37をその下端部がス
トッパ48に当接するまで下降させ、下アーム44を回
動させてロッド45を介しコイルバネ46・47の付勢
力に抗して上アーム42・43を回動させ、扉体37を
加熱室32の方向に(開口面54に)押圧する。これに
よって、加熱室32は扉体の閉塞動作に連動して密封さ
れ電波漏れを防止できる。
【0023】次に扉体37を押し上げることによって下
アーム44の回動を解除し、これによって扉体37は軽
く押し上げられ、扉体37の凹部49に係止突起50を
係止させ、扉体37の開放状態を維持する。
【0024】
【発明の効果】この発明によれば、本体の前面上側に設
けられた操作部のすぐ後方に、扉体を上下スライドさせ
る特定の凹所を形成することによって、操作部を、扉体
と同一面でも後方でもなく、扉体より前方に配置し、そ
れによって操作部での操作を容易にかつ安全に行えるよ
うにする。
【0025】更に扉体の下向きスライドによる加熱室の
閉塞動作に連動して扉体を加熱室の開口へ押しつけるこ
とにより、スライド操作を楽にさせるから加熱室の密封
を十分行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例を示す斜視図である。
【図2】図1の縦断面による説明図である。
【図3】図2とは異なる縦断面による説明図である
[(a)は扉体の開状態、(b)は扉体の閉状態をそれ
ぞれに示す]。
【図4】他の実施例を示す図1相当図である。
【図5】図4の縦断面による説明図である[(a)は扉
体の開状態、(b)は扉体の閉状態をそれぞれ示す]。
【図6】従来例を示す概略斜視図である。
【図7】他の従来例を示す図6相当図である。
【符号の説明】
1 高周波加熱装置 2 加熱室 5 加熱源 6 本体 7 扉体 8 開口枠 9 操作部 10 凹所 11 開閉機構 12 ピン 13 滑車 14 フック 15 ワイヤ 16 スプリング 17 凹部 18 係止突起 19 収納ケース 20 支軸 21 コイルスプリング 22 ハンドル 23 密封機構 24・25 上アーム 26 下アーム 27 ロッド 28・29 コイルバネ 30 開口面 31 高周波加熱装置 32 加熱室 35 加熱源 36 本体 37 扉体 38 保持枠 39 操作部 41 密封機構 42・43 上アーム 44 下アーム 45 ロッド 46・47 コイルバネ 48 ストッパ 49 凹部 50 係止突起 51 収納ケース 52 支軸 53 コイルスプリング 54 開口面 55 ハンドル

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前方へ開口する加熱室及びその加熱源を
    具備した本体と、この本体に装着され上下スライド操作
    により加熱室の開口を開閉する扉体とを備えた加熱調理
    装置において、 本体が、その上側に配置された操作部と、この操作部の
    すぐ後方で上向きに開放され、加熱室と交差する凹所と
    を備え、 扉体が上下スライド操作により加熱室を開閉可能に前記
    凹所に収納されたことを特徴とする加熱調理装置。
JP7040491A 1995-02-28 1995-02-28 加熱調理装置 Expired - Fee Related JP2975864B2 (ja)

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CN109059060A (zh) * 2018-10-04 2018-12-21 贵州师范学院 一种微波炉

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