JP2975266B2 - ウエハ周辺露光装置 - Google Patents

ウエハ周辺露光装置

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  • Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)
  • Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、感光性レジストを塗布
した半導体ウエハにおける周辺の不要レジストを除去す
るための露光を行うウエハ周辺露光装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】例えばIC、LSI等の製造工程におい
ては、半導体ウエハの表面に感光性のレジストを塗布
し、この塗布層をマスクを介して露光して現像すること
により、回路パターンを形成することが行われている。
半導体ウエハの表面にレジストを塗布する方法として
は、一般にスピンコート法が用いられている。このスピ
ンコート法は、ウエハを回転台上に載置し、このウエハ
の表面の中心付近にレジストを滴下して回転させ、遠心
力によってウエハの表面全体にレジストを塗布するもの
である。
【0003】然るに、ウエハの周辺部にはレジストを塗
布する必要がない。これは、ウエハが、種々の処理工程
に付される際に、その周辺部を利用して搬送され或いは
保持されることが多く、また周辺部ではパターンの歪み
が生じやすいため、通常、ウエハの周辺部をパターン形
成部として利用することがないからである。
【0004】しかし、スピンコート法においては、図7
に示すように、レジストは、ウエハ1のパターン形成部
2だけではなく、ウエハ1の周辺部3にもレジストが塗
布されてしまう。更に、ウエハ1の周縁4が丸みを帯び
ている場合には、レジストがウエハ1の周縁4からはみ
出して更にウエハ1の裏面側にも回り込むことにより、
レジストのはみ出し部7が生ずることがある。
【0005】従来、このようなレジストのはみ出し部7
が生ずることがないスピンコート法が提案されている
が、この方法においてもウエハ1の周辺部3にはレジス
トが塗布されてしまう。このような不要レジスト、すな
わちウエハ1の周辺部3のレジスト塗布層6や、ウエハ
1の周縁からはみ出したレジストのはみ出し部7を残し
たままにしておくと、種々の問題が生ずる。この問題は
ポジ型レジストを使用する場合に顕著である。
【0006】すなわち、ポジ型レジストとしては、通
常、フェノールノボラック−キノンアジド系樹脂よりな
るものが用いられるが、このフェノールノボラック−キ
ノンアジド系樹脂は、一般に、樹脂そのものが固くても
ろいものであるため、処理工程中において、ウエハ1を
搬送するためにその周辺部3を掴んだり、また搬送中に
周辺部3を擦ったりすることによって、ウエハ1の周辺
部3に機械的ショックが加えられると、ウエハ1の周辺
部3のレジスト塗布層6の一部が欠落し、これがダスト
となって悪影響を及ぼすことがあるからである。特に、
ウエハ1の搬送中に、レジストのはみ出し部7が欠落し
てこれがウエハ1の表面上に付着した場合には、この付
着部分がエッチングされず、所望の形態を有する回路パ
ターンが形成されなっかったり、この付着物がイオン注
入時にマスクとして作用することにより、必要なイオン
打ち込みが阻害されたりして、歩留りを低下させること
がある。また、高エネルギー、高濃度のイオン注入を行
う場合には、イオン注入時にウエハ周辺から発生する熱
ストレスにより、レジストクラック(割れ)が発生する
ことがある。このレジストクラックは、ウエハ1の周辺
部3のレジスト塗布層6の不規則な部分やきずが付いて
いる部分から発生し、ウエハ1の中央に向かって走るも
のであることが確認されている。
【0007】このような問題は、半導体素子について高
密度高集積化が進み、歩留りを維持するため、従来のコ
ンタクト方式または1:1プロジェクション方式のアラ
イナを用いる露光方法に代わり、縮小投影方式の露光方
法が採用されてきたこと、およびそれに伴い、従来、パ
ターン形成材料として主に用いられていたネガ型レジス
トに代わり、ポジ型レジストを使用せざるを得なくなっ
てきたという背景下で、極めて重要である。例えば、高
密度の半導体素子には、処理工程中に、レジストの耐熱
性、耐プラズマ性を高めるために紫外線照射によるハー
ドニングという工程が行われている。然るに、残留した
レジストがある場合には、ハードニング処理を行うこと
によって残留したレジストの破片が一層散乱して、パタ
ーン形成に悪影響をもたらす原因となる。
【0008】以上のような理由から、一般に、ウエハ1
の周辺部6に塗布された不要レジストを除去することが
行われている。不要レジストを除去する方法としては、
ウエハ1の裏面側から溶剤を噴射して、不要レジストを
溶解して除去する溶剤噴射法が知られている。然るに、
この方法においては、ウエハ1の周縁4からはみ出した
レジストのはみ出し部7は除去されるが、ウエハ1の周
辺部3のレジスト塗布層6は除去されない。従って、ウ
エハ1の周辺部3のレジスト塗布層6も除去するために
は、ウエハ1の表面側から溶剤を噴射する必要がある
が、この場合には、パターン形成部2のレジスト塗布層
5に悪影響が与えるため、実用上問題がある。
【0009】そこで、最近においては、ウエハ1におけ
るパターン形成部2のレジスト塗布層5の露光工程とは
別個に、ウエハ周辺露光装置により、ウエハ1の周辺部
3のレジスト塗布層6を露光し、このレジスト塗布層6
を現像工程で除去する方法が採用されている。
【0010】図8は、従来のウエハ周辺露光装置によ
り、ウエハ1の周辺部3を露光する状態を示す説明図で
ある。このウエハ周辺露光装置は、石英よりなる導光フ
ァイバ8により光源装置(図示省略)から出射部9に導
かれた光を、ウエハ1の周辺部3に照射し、ウエハ1を
回転させることにより、周辺部3全体を露光するもので
ある。Lは、ウエハ1の周辺部3における光照射領域で
ある。
【0011】しかしながら、上記のウエハ周辺露光装置
においては、図9に示すように、導光ファイバの出射部
9からの光は、約±15°の角度で拡がりながら出射さ
れるため、図6の曲線イに示すように、照射距離が大き
くなるに従って、照射強度が小さいものとなり、ウエハ
1に対する露光効率は低下する。そこで、ウエハ1の露
光面を導光ファイバの出射部9の先端に近づけた状態で
露光する方法が考えられるが、あまり導光ファイバの出
射部9に近づけると、導光ファイバの出射部9にゴミが
付着したり、ウエハ1との接触による損傷が生じたり、
さらにウエハ1を処理位置に搬出入する妨げとなったり
するので、あまり接近させて露光することはできない。
そのため、露光面と導光ファイバの出射部9との間隔
(照射距離)をある程度保つ必要があるが、照射距離が
大きくなるに従って照射強度は小さくなり、露光時間は
長くする必要が生じ、露光効率が低下して生産性が低
い、という問題があった。
【0012】また、図10に示すように、光照射領域L
の形状が円形であるため、ウエハ1の周辺部3における
外側部3aおよび内側部3cと、中央部3bとでは、積
算露光量が相違するため均一な露光を行うことが困難で
あり、その結果、現像工程により、周辺部3のレジスト
塗布層6を均一に除去することができない。特に、ウエ
ハ1の周辺部3の内周縁3dすなわちパターン形成部2
の外周縁においては、当該外周縁に対して忠実にシャー
プにレジスト塗布層5を形成することが要請されてい
る。然るに、上記のウエハ周辺露光装置では、ウエハ1
の周辺部3の内周縁3dに対して高い精度で露光するこ
とが困難であるため、現像工程において、周辺部3のレ
ジスト塗布層6を周辺部3の内周縁3dに対して忠実に
除去することができない。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、以上のよう
な事情に基づいてなされたものであり、その目的は、ウ
エハの周辺部の内周縁に対して高い精度で露光すること
ができ、露光効率が高く、出射部へのゴミの付着や接触
による損傷が生じることがなく、しかも、ウエハの周辺
部全体に対して均一な露光が達成されるウエハ周辺露光
装置を提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明のウエハ周辺露光
装置は、ショートアーク型の放電灯と、この放電灯から
の光を集光する楕円集光鏡と、複数の光学繊維が束ねら
れてなる光学繊維束を有し、光入射端が前記楕円集光鏡
により集光される光の集光位置に配置され、光出射端に
おける前記光学繊維束の端面が矩形状に形成された導光
ファイバと、この導光ファイバの光出射端にギャップを
介して配置された、光透過用開口を有するアパーチャ板
と、このアパーチャ板の位置が焦点位置となるよう配置
された投影レンズとを具えてなり、前記導光ファイバの
光出射端からの光は、前記アパーチャ板の光透過用開口
によって整形されて前記投影レンズによりウエハの周辺
部に矩形状に照射されることを特徴とする。
【0015】
【作用】以上の構成によれば、導光ファイバの光出射端
からの光は、アパーチャ板の光透過用開口によって整形
された状態でウエハの周辺部に照射されるので、ウエハ
の周辺部の内周縁に対して高い精度でシャープに露光す
ることができる。また、光の出射部とウエハとの間に距
離を保つことができるので、当該出射部へのゴミの付着
や両者の接触による損傷が防止され、しかも、ウエハを
出射部に対して好適な照射強度が得られる位置に配置す
ることができるので、高い照射効率が得られる。また、
ウエハに照射される光照射領域の形状が矩形状となるこ
とにより、ウエハの周辺部における外側部および内側部
と中央部とおける積算露光量が均一となり、これによ
り、均一な露光が達成される。
【0016】
【実施例】以下、本発明のウエハ周辺露光装置の実施例
について説明する。図1は、実施例に係るウエハ周辺露
光装置の構成の概略を示す説明図である。このウエハ周
辺露光装置においては、箱状の灯体10が設けられ、こ
の灯体10内には、ショートアーク型の放電灯(以下、
「ランプ」という。)11と、このランプ11からの光
を下方に反射して集光する楕円集光鏡12と、楕円集光
鏡12からの光を横方向(図で右方)に反射する板状の
平面反射鏡13と、シャッタ14と、特定の波長の光を
透過するフィルタ15とが設けられている。具体的に
は、楕円集光鏡12がその鏡面が下方を向くよう配置さ
れ、この楕円集光鏡12の第1焦点の位置にランプ11
が配置され、ランプ11の下方の位置に例えば45°に
傾斜した状態で平面反射鏡13が配置され、この平面反
射鏡13の側方(図で右方)には、シャッタ14および
フィルタ15がこの順で並ぶよう配置されている。
【0017】灯体10の一面(図で右面)には、これを
貫通するよう筒状の保持部材16が設けられており、こ
の保持部材16に導光ファイバ20が接続されている。
具体的に説明すると、導光ファイバ20は、例えば径が
0.3mmの光学繊維が数千本束ねられてなる光学繊維
束21を有し、この光学繊維束21には、その外周を覆
うようフレキシブルな可撓管24が設けられており、光
学繊維束21の両端部は、それぞれ可撓管24から露出
した状態とされている。そして、導光ファイバ20にお
ける光学繊維束21の一端部は、その外周を覆うよう設
けられた、保持部材16の内径に適合する外径を有する
管状の取り付け部材25を介して保持部材16の筒内に
挿入されており、光学繊維束21の一端面すなわち導光
ファイバ20の光入射端22が楕円集光鏡12からの光
の集光位置に配置されている。取り付け部材25は、ネ
ジ17によって保持部材16に固定されている。
【0018】導光ファイバ20における光学繊維束21
の他端部は、光出射部30に接続されている。具体的に
説明すると、図2に示すように、光出射部30には、鏡
筒31が設けられ、この鏡筒31の基端に筒状の保持部
材40が設けられており、導光ファイバ20における光
学繊維束21の他端部が、その外周を覆うよう設けられ
た、保持部材40の内径に適合する外径を有する管状の
取り付け部材26を介して保持部材40の筒内に挿入さ
れ、取り付け部材26が、ネジ41によって保持部材4
0に固定されている。また、取り付け部材26の端面に
は、黒アルマイト処理が施されたアルミニウム板27が
設けられている。そして、図3に示すように、導光ファ
イバ20の光出射端23における光学繊維束21の端面
は矩形状に形成されている。
【0019】光出射部30の鏡筒31内には、光透過用
開口33を有するアパーチャ板32と、互いに凸面が対
向して並ぶよう配置された2枚の平凸レンズ34,35
よりなる投影レンズとが設けられている。具体的に説明
すると、アパーチャ板32は、導光ファイバ20の光出
射端23から例えば1mmのギャップを介して配置さ
れ、アパーチャ板32の光透過用開口33の位置が投影
レンズの焦点位置となるよう第1の平凸レンズ34が配
置され、リング状のスペーサ36を介して第2の平凸レ
ンズ35が配置されている。アパーチャ板32は、その
光透過用開口33の形状が導光ファイバ20の光出射端
23における光学繊維束21の端面と実質上同一若しく
はこれより僅かに大きい相似形の矩形状とされており、
図4に示すように、光透過用開口33の中心が導光ファ
イバ20の光入射端23からの光の光軸X上に位置する
よう配置されている。また、アパーチャ板32の光透過
用開口33の開口縁33aは、直線状のナイフエッジ状
に形成されいてることが好ましい。
【0020】上記のウエハ周辺露光装置においては、ウ
エハ1は、その周辺部3が投影レンズの焦点位置に位置
されるよう配置される。そして、楕円集光鏡12によっ
て下方に反射されたランプ11からの光は、更に平面反
射鏡13によって横方向に反射され、シャッタ14およ
びフィルタ15を介して、導光ファイバ20の光入射端
22に集光されて光学繊維束21内に入射される。この
入射された光は、光学繊維束21により導かれてその他
端面すなわち導光ファイバ20の光出射端23から±1
5°の角度で拡がりながら矩形状に出射される。この矩
形状に出射された光は、アパーチャ板32の光透過用開
口33によって整形され、投影レンズを介して、ウエハ
1の周辺部3に照射され、これにより、図5に示すよう
に、ウエハ1の周辺部3には、ウエハ1の周縁の接線方
向を正面方向とする姿勢の矩形状の光照射領域Lを形成
することができる。そして、この光照射領域Lをウエハ
1の周辺部3に沿って相対的に移動させることにより、
ウエハ1の周辺部3全体が露光される。
【0021】そして、上記のウエハ周辺露光装置によれ
ば、導光ファイバ20の光出射端23は、投影レンズの
焦点位置から外れているために単なる矩形状の光源とし
て作用することとなり、この導光ファイバ20からの光
により、ウエハ1の周辺部3には、投影レンズの焦点位
置に配置されたアパーチャ板32の光透過用開口33の
矩形の光像が投影されるので、光透過用開口33の開口
縁33aを厳密な直線状としておくことにより、ウエハ
1の周辺部3の内周縁3dに対してシャープな直線状に
高い精度で露光することができる。これに対し、上記の
ようなアパーチャ板32を設けることなしに、導光ファ
イバ20をその光出射端23の位置が焦点位置となるよ
う配置した場合には、矩形であっても、その辺は直線状
ではなくて光学繊維束21の端面の形状、すなわち各光
学繊維の円形の輪郭が、ウエハ1の周辺部3に投影され
るため、ウエハ1の周辺部3の内周縁3dに対してシャ
ープな直線状に露光することができない。
【0022】また、光出射部30には、第1の投影レン
ズ34および第2の投影レンズ35が設けられているた
め、導光ファイバ20の光出射端23からの光は、第1
の投影レンズ34および第2の投影レンズ35を介して
ウエハ1の周辺部3に照射されるので、ウエハ1と光出
射部30との間に距離を保つことができ、これにより、
光出射部30へのゴミの付着や両者の接触による損傷が
防止される。しかも、ウエハ1を光出射部30に対して
好適な照射強度が得られる位置に配置することができる
ので、高い照射効率が得られる。また、光照射領域Lの
形状が矩形状となることにより、ウエハ1の周辺部3に
おける外側部3aおよび内側部3cと中央部3bとおけ
る積算露光量が均一となり、これにより、均一な露光が
達成される。
【0023】以上において、アパーチャ板32の光透過
用開口33における全ての開口縁を厳密な直線状とする
ことは必ずしも必要ではない。すなわち、通常は、ウエ
ハ1の周辺部3の内周縁3dに対してのみシャープに露
光すればよいので、これに対応する光透過用開口33の
開口縁のみを厳密な直線状としておけば十分である。
【0024】上記のウエハ周辺露光装置について、ウエ
ハ1に対する照射距離と照射強度との関係を測定したと
ころ、図6の曲線ロに示すように、照射距離が10mm
程度で最大の照射強度が得られることが確認された。
【0025】
【発明の効果】本発明のウエハ周辺露光装置によれば、
導光ファイバの光出射端からの光は、アパーチャ板の光
透過用開口によって整形された状態でウエハの周辺部に
照射されるので、ウエハの周辺部の内周縁に対して高い
精度でシャープに露光することができる。また、投影レ
ンズが設けられていることにより、光の出射部とウエハ
との間に距離を保つことができるので、当該出射部への
ゴミの付着や両者の接触による損傷が防止され、しか
も、ウエハを出射部に対して好適な照射強度が得られる
位置に配置することができるので、高い照射効率が得ら
れる。また、ウエハに照射される光照射領域の形状が矩
形状となることにより、ウエハの周辺部における外周部
および内周部と中心部とおける積算露光量が均一とな
り、これにより、均一な露光が達成される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のウエハ周辺露光装置の一例の概略を示
す説明図である。
【図2】光照射部の構成を示す説明図である。
【図3】導光ファイバの光出射端における光学繊維束の
端面の形状を示す説明図である。
【図4】アパーチャ板の配置の状態を示す説明図であ
る。
【図5】本発明のウエハ周辺露光装置により、ウエハの
周辺部に照射された光照射領域の形状を示す説明図であ
る。
【図6】照射距離と照射強度との関係を示す曲線図であ
る。
【図7】ウエハの表面にレジストが塗布された状態を示
す説明図である。
【図8】従来のウエハ周辺露光装置により、ウエハ1の
周辺部3を露光する状態を示す説明図である。
【図9】導光ファイバの出射部からの光の状態を示す説
明図である。
【図10】従来のウエハ周辺露光装置により、ウエハの
周辺部に照射された光照射領域の形状を示す説明図であ
る。
【符号の説明】
1 ウエハ 2 パターン形
成部 3 周辺部 4 周縁 5,6 レジスト塗布層 7 はみ出し部 8 導光ファイバ 9 出射部 10 灯体 11 ショート
アーク型放電灯 12 楕円集光鏡 13 平面反射
鏡 14 シャッタ 15 フィルタ 16,40 保持部材 17,41 ネ
ジ 20 導光ファイバ 21 光学繊維
束 22 光入射端 23 光出射端 24 可撓管 25,26 取
り付け部材 27 アルミニウム板 30 光出射部 31 鏡筒 32 アパーチ
ャ板 33 光透過用開口 34 第1の平
凸レンズ 35 第2の平凸レンズ 36 スペーサ

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ショートアーク型の放電灯と、 この放電灯からの光を集光する楕円集光鏡と、 複数の光学繊維が束ねられてなる光学繊維束を有し、光
    入射端が前記楕円集光鏡により集光される光の集光位置
    に配置され、光出射端における前記光学繊維束の端面が
    矩形状に形成された導光ファイバと、 この導光ファイバの光出射端にギャップを介して配置さ
    れた、光透過用開口を有するアパーチャ板と、 このアパーチャ板の位置が焦点位置となるよう配置され
    た投影レンズとを具えてなり、 前記導光ファイバの光出射端からの光は、前記アパーチ
    ャ板の光透過用開口によって整形されて前記投影レンズ
    によりウエハの周辺部に矩形状に照射されることを特徴
    とするウエハ周辺露光装置。
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