JP2974944B2 - 飼育用ウサギのかじり木 - Google Patents
飼育用ウサギのかじり木Info
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- JP2974944B2 JP2974944B2 JP7235519A JP23551995A JP2974944B2 JP 2974944 B2 JP2974944 B2 JP 2974944B2 JP 7235519 A JP7235519 A JP 7235519A JP 23551995 A JP23551995 A JP 23551995A JP 2974944 B2 JP2974944 B2 JP 2974944B2
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- rabbit
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- Catching Or Destruction (AREA)
- Breeding Of Plants And Reproduction By Means Of Culturing (AREA)
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は飼育用ケッ(齧)
歯類(通常、ゲッ歯類ともいわれる。)のかじり木に関
し、詳しくは飼育室のウサギに与えてかじらせるための
かじり木に係わるものである。
歯類(通常、ゲッ歯類ともいわれる。)のかじり木に関
し、詳しくは飼育室のウサギに与えてかじらせるための
かじり木に係わるものである。
【0002】
【従来の技術】従来、飼育容器で飼われているケッ歯類
は、飼育容器をかじることで歯の伸びを防止している
が、金属製の飼育容器の場合はかじるものがないため、
困った状態となっている。ケッ歯類は門歯が伸びるた
め、たえず何かをかじって門歯を磨耗させないと、長生
きできない。
は、飼育容器をかじることで歯の伸びを防止している
が、金属製の飼育容器の場合はかじるものがないため、
困った状態となっている。ケッ歯類は門歯が伸びるた
め、たえず何かをかじって門歯を磨耗させないと、長生
きできない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、単に手頃な木
を与えれば良いように思われるが、材質の好みが合わな
いとかじらない。ウサギなどの手で持って食べないケッ
歯類においては汚れた木はかじらない習性があり、好み
の材質であっても、かじる率が悪く、歯伸び防止がしに
くい問題があった。
を与えれば良いように思われるが、材質の好みが合わな
いとかじらない。ウサギなどの手で持って食べないケッ
歯類においては汚れた木はかじらない習性があり、好み
の材質であっても、かじる率が悪く、歯伸び防止がしに
くい問題があった。
【0004】そこで、本発明の課題は上記した従来の不
都合な問題点を解決せんとしたものであって、飼育室に
て飼うウサギが好んでかじるかじり木を提供することに
ある。
都合な問題点を解決せんとしたものであって、飼育室に
て飼うウサギが好んでかじるかじり木を提供することに
ある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を達成するため
の請求項1の発明の手段は、飼育室にて飼うウサギに与
えるかじり木であって、マツ科,スギ科,ヒノキ科のい
ずれか1種でかつ長さ100〜500mm,幅10〜2
00mm,厚さ2〜20mmの大きさの板を、接地面の
少ない立体形状に組合わせ加工してなることを特徴とす
る。
の請求項1の発明の手段は、飼育室にて飼うウサギに与
えるかじり木であって、マツ科,スギ科,ヒノキ科のい
ずれか1種でかつ長さ100〜500mm,幅10〜2
00mm,厚さ2〜20mmの大きさの板を、接地面の
少ない立体形状に組合わせ加工してなることを特徴とす
る。
【0006】前記裸子植物はマツ科,スギ科およびヒノ
キ科のうちの少なくとも一種の木材を用いる。この木材
は幹,枝,根であってもよい。マツ科のエゾマツ,スギ
科のスギ、およびヒノキ科のヒノキはとくに望ましい木
材である。本発明者の試験によればウサギは被子植物
(ブナ科,カエデ科)に較べ、裸子植物を好んでかじる
ことが認められた。
キ科のうちの少なくとも一種の木材を用いる。この木材
は幹,枝,根であってもよい。マツ科のエゾマツ,スギ
科のスギ、およびヒノキ科のヒノキはとくに望ましい木
材である。本発明者の試験によればウサギは被子植物
(ブナ科,カエデ科)に較べ、裸子植物を好んでかじる
ことが認められた。
【0007】上記課題を達成するための請求項2の発明
の手段は、請求項1において、かじり木は、二枚の平板
の中央の切欠け部を対向上に組合わせて十字形に形成し
た立体形状であることを特徴とする。
の手段は、請求項1において、かじり木は、二枚の平板
の中央の切欠け部を対向上に組合わせて十字形に形成し
た立体形状であることを特徴とする。
【0008】
【発明の実施の形態】図1はウサギ用のかじり木2の例
を示している。ウサギは餌を手で持って食べない習性、
また汚れたかじり木2はかじらない習性があるため、か
じり木2は汚れない形状にされている。図1のかじり木
2は図2に示すように、平板3の中央の切欠き部3Aを対
向状に組合わせて十字形に形成され、接地面の少ない形
状にされている。このかじり木2は裸子植物の、マツ
科,スギ科およびヒノキ科のうちの一種の木材よりな
り、図2に示すように、長さL2が100〜500m
m,幅M2が10〜200mm,厚さN2が2〜20m
mの同形の板を組合わせてある。具体的な寸法は飼育す
るウサギの大きさにより適当に定められる。図1のかじ
り木2はウサギを飼育する金属製の飼育室に適当数入れ
て飼育した。給餌などの飼育条件は通常と同様にした。
与えたかじり木2はほとんどかじられ、7日後に新しい
かじり木2を追加した。ウサギの健康状態は良好であっ
た。
を示している。ウサギは餌を手で持って食べない習性、
また汚れたかじり木2はかじらない習性があるため、か
じり木2は汚れない形状にされている。図1のかじり木
2は図2に示すように、平板3の中央の切欠き部3Aを対
向状に組合わせて十字形に形成され、接地面の少ない形
状にされている。このかじり木2は裸子植物の、マツ
科,スギ科およびヒノキ科のうちの一種の木材よりな
り、図2に示すように、長さL2が100〜500m
m,幅M2が10〜200mm,厚さN2が2〜20m
mの同形の板を組合わせてある。具体的な寸法は飼育す
るウサギの大きさにより適当に定められる。図1のかじ
り木2はウサギを飼育する金属製の飼育室に適当数入れ
て飼育した。給餌などの飼育条件は通常と同様にした。
与えたかじり木2はほとんどかじられ、7日後に新しい
かじり木2を追加した。ウサギの健康状態は良好であっ
た。
【0009】前記実施の形態において、ウサギの場合は
十字形のかじり木2を使用したが、かじり木の形状は、
これらに限定するものではなく、丸棒,多角柱、あるい
は×型や井型や三角形などに組付けた適宜形状のものと
なし得る。なお、ウサギのかじり木は、接地面の小さい
立体状のかじり木を選ぶことが好ましい。
十字形のかじり木2を使用したが、かじり木の形状は、
これらに限定するものではなく、丸棒,多角柱、あるい
は×型や井型や三角形などに組付けた適宜形状のものと
なし得る。なお、ウサギのかじり木は、接地面の小さい
立体状のかじり木を選ぶことが好ましい。
【0010】なお、本発明のかじり木2を与えた場合
は、かじり木を好んでかじるため、飼育室に木製の小屋
や木製の餌箱を配置した場合、これらをかじらなくなる
ので好ましい。
は、かじり木を好んでかじるため、飼育室に木製の小屋
や木製の餌箱を配置した場合、これらをかじらなくなる
ので好ましい。
【0011】
【発明の効果】請求項1及び請求項2の発明によれば、
ウサギにふさわしいかじり木となし得る。本発明による
かじり木はウサギの好む材質であるから、飼育室のウサ
ギに与えれば好んでかじらせることができる。請求項1
及び請求項2の発明は手で持ってかじらないかつ汚れた
ものをかじらない習性のウサギのかじり木として好まし
いものである。
ウサギにふさわしいかじり木となし得る。本発明による
かじり木はウサギの好む材質であるから、飼育室のウサ
ギに与えれば好んでかじらせることができる。請求項1
及び請求項2の発明は手で持ってかじらないかつ汚れた
ものをかじらない習性のウサギのかじり木として好まし
いものである。
【図1】ウサギ用のかじり木を示す斜視図である。
【図2】図1のかじり木の組付け前の部品図である。
2…かじり木
Claims (2)
- 【請求項1】 飼育室にて飼うウサギに与えるかじり木
であって、マツ科,スギ科,ヒノキ科のいずれか1種で
かつ長さ100〜500mm,幅10〜200mm,厚
さ2〜20mmの大きさの板を、接地面の少ない立体形
状に組合わせ加工してなることを特徴とした飼育用ウサ
ギのかじり木。 - 【請求項2】 かじり木は、二枚の平板の中央の切欠き
部を対向上に組合わせて十字形に形成した立体形状であ
ることを特徴とした請求項1記載の飼育用ウサギのかじ
り木。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7235519A JP2974944B2 (ja) | 1995-09-13 | 1995-09-13 | 飼育用ウサギのかじり木 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7235519A JP2974944B2 (ja) | 1995-09-13 | 1995-09-13 | 飼育用ウサギのかじり木 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0974944A JPH0974944A (ja) | 1997-03-25 |
JP2974944B2 true JP2974944B2 (ja) | 1999-11-10 |
Family
ID=16987187
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7235519A Expired - Fee Related JP2974944B2 (ja) | 1995-09-13 | 1995-09-13 | 飼育用ウサギのかじり木 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2974944B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5129408B1 (ja) * | 2012-09-09 | 2013-01-30 | 和彦 菅原 | 小動物用のかじり材 |
JP2017205026A (ja) * | 2016-05-16 | 2017-11-24 | 株式会社グロービック | ケージ蓋及びそのケージ蓋を備えた動物飼育用のケージ |
JP7350315B2 (ja) * | 2020-01-21 | 2023-09-26 | ジェックス株式会社 | 小動物用遊具 |
-
1995
- 1995-09-13 JP JP7235519A patent/JP2974944B2/ja not_active Expired - Fee Related
Non-Patent Citations (1)
Title |
---|
子供の科学編集部編「小動物の飼い方」(昭和45年7月1日)誠文堂新光社、第101頁 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0974944A (ja) | 1997-03-25 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
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FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110903 Year of fee payment: 12 |
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