JP3621821B2 - 愛玩動物用飼育用具及びそれを使用した愛玩動物用飼育装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、愛玩動物用飼育用具及びそれを使用した愛玩動物用飼育装置に関するものである。
更に詳しくは、ブリッジ形、トンネル形、ハウス形などの様々な形状に変形することができる飼育用具及び当該飼育用具を複数連結させて所要の形状または構造を形成することができる愛玩動物用飼育装置に関するものである。
【0002】
【従来技術】
愛玩動物(以下、主に「ペット」と記載)の飼育容器には、通常、ペットの運動不足を防止し、ストレスを解消させるための飼育用具が設けてある。例えば、ハムスターやモルモットなどの飼育には、掛け渡された板の上を通行可能なブリッジ形、内部を通行可能なトンネル形、内部に出入り可能なハウス形など、様々な形状の飼育用具が使用されている。
【0003】
ところで、ハムスターやモルモットなどの飼育は一般に屋内で行うため、なるべく場所を取らないように飼育容器は小さなものが使用される。また、飼育容器には、上記飼育用具以外にも給餌具や給水具等が置かれているため、飼育容器内に複数の飼育用具を設けることは難しい。
【0004】
したがって、様々な形状の飼育用具を飼育容器内に設けたい場合には、複数の飼育用具を揃えておき定期的に取り換えることになる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上記したような従来の飼育用具は、次のような課題があった。
即ち、従来の飼育用具は形状が定まっているため、創作性に乏しく、飼育者が様々に工夫して変形させるというような面白みがなかった。
【0006】
また、通常、従来の飼育用具はその形態を変形させることができないため、狭い隙間等に糞やゴミなどが入り込むと掃除がしにくかった。
【0007】
更に、ブリッジ形,トンネル形,ハウス形など様々な形状の飼育用具を買い揃えるとその分経済的負担がかかっていた。
【0008】
本発明の目的は、上記課題を解決するもので、飼育者は基本形状のものをブリッジ形、トンネル形、ハウス形などの様々な形状に工夫して変形させることが可能であり、創作性に富み、ペットの飼育がより楽しめる飼育用具を提供することにある。
【0009】
本発明の他の目的は、変形させることで狭い隙間等の拡開を可能し、そこに入り込んだ糞やゴミなどの掃除が簡単にできる飼育用具を提供することにある。
【0010】
更に本発明の他の目的は、基本形状のものを変形させることで様々な形状の飼育用具を買い揃える必要がなく、経済的な飼育用具を提供することにある。
【0011】
更にまた本発明の他の目的は、連結手段が設けられた飼育用具を複数連結させることで、様々な形状または構造を形成することのできる飼育装置を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために講じた本発明の手段は次のとおりである。
第1の発明にあっては、
平らな状態の飼育用具を棒状の構成部材のつなぎ合わさった方向に曲げて弓形、馬蹄形またはトンネル形の形態に変えることができ、しかも変えた形態を維持できる愛玩動物用飼育用具であって、
棒状の構成部材は所要数並設されており、該構成部材には挿通孔が形成してあり、該挿通孔には針金が挿通されて各構成部材が互いにつなぎ合わせてあることを特徴とする、
愛玩動物用飼育用具である。
【0013】
第2の発明にあっては、
隣接する飼育用具を相互に連結するための連結手段が設けてあることを特徴とする、
第1の発明に係る愛玩動物用飼育用具である。
【0014】
第3の発明にあっては、
所要の位置には、愛玩動物が出入り可能な出入口が設けられていることを特徴とする、
第1または第2の発明に係る愛玩動物用飼育用具である。
【0015】
第4の発明にあっては、
1,2または第3の発明に係る飼育用具を複数連結して、所要の形状または構造を形成することを特徴とする、
愛玩動物用飼育用具である。
【0016】
(作 用)
本発明に係る飼育用具は次のように作用する。
即ち、飼育用具を弓形になるように屈曲させ、その形態のまま維持させる。そして、当該飼育用具の両端側を地面に接地させることにより、ブリッジ形の飼育用具を形成することができる。
【0017】
また、飼育用具を馬蹄形になるまで深く屈曲させ、その形態のまま維持させる。そして、当該飼育用具の両端側を地面に接地させることにより、トンネル形の飼育用具を形成することができる。
【0018】
更に、トンネル形の上記飼育用具を両端部が離れる程度に更に深く屈曲させ、その形態のまま維持させる。そして、当該飼育用具をその状態から起き上がらせることにより、ハウス形の飼育用具を形成することができる。
【0019】
ペットが出入り可能な出入口を設けた飼育用具にあっては、ペットは上記出入口から自由に出入りが可能である。
【0020】
隣接する飼育用具を相互に連結するための連結手段が設けてある飼育用具にあっては、複数の飼育用具を上記連結手段で連結することにより、様々な形状または構造の飼育装置を形成することができる。
【0021】
以上のように本発明に係る飼育用具は、様々な形状の飼育用具に変形させたり、または複数連結させて様々な形状または構造の飼育装置を形成することができる。このため、次のような効果を奏する。
▲1▼飼育用具を様々に工夫して変形または組み合わせることにより、ペットの飼育をより楽しむことができる。
▲2▼飼育用具内の隙間等に例えば糞やゴミなどが入り込んだとしても、当該飼育用具を屈曲させ上記隙間を拡げることで、簡単に掃除をすることができる。
▲3▼様々な形状の飼育用具を買い揃える必要がなく、経済的である。
【0022】
【発明の実施の形態】
本発明の第1の実施の形態を図面に基づき更に詳細に説明する。図1は第1の実施の形態に係る飼育用具の説明図である。
【0023】
飼育用具1は、棒状体である自然木2(樹皮がついた自然のままのものを所定の長さに切り揃えたもの)を所要数用いて形成される。当該自然木2は同程度の大きさのものが使用される。また、当該自然木2は例えばサカキ,モチノキ,ショウノキ,ツバキ,カシノキ,スギ,マツなどの木が任意に用いられるが、これら種類の木のみに限定されるものではない。
【0024】
更に詳しく説明すると、上記自然木2の長さ方向における両端寄りには、所要の大きさの挿通孔21,21が直径方向に貫通して形成されている。そして、針金3,3を上記各挿通孔21,21に挿通させることにより、上記各自然木2をほぼ直径方向につなぎ合わせる。また、上記針金3,3の両端側は、左右両側に位置する自然木2,2の内部に接着剤によって固定されている。
【0025】
なお、各自然木2の間には若干の隙間が設けてあり、上記挿通孔21の径は針金3の径よりも大きいため、各自然木2(左右両側を除く)は幅方向に対してスライド可能となっている。これにより、飼育用具1は長手方向に対して屈曲しやすくなっている。
【0026】
上記飼育用具1の大きさは、ペットの大きさによって適宜に設計される。当該飼育用具1の大きさは約10cm×22cmであり、ハムスターやモルモットなどの小動物用に設計されている。また、ウサギやフェレットなどの比較的体が大きい動物の場合は、約30cm×49cm程度ものが好ましい。
【0027】
(作 用)
図2は飼育用具をブリッジ形(B1)に変形させた使用状態参考図、
図3は飼育用具を別のブリッジ形(B2)に変形させた使用状態参考図、
図4は飼育用具をトンネル形(T)に変形させた使用状態参考図、
図5は飼育用具をハウス形(H)に変形させた使用状態参考図である。
図1,2,3,4及び図5を参照して本実施の形態の作用を説明する。
【0028】
平らな状態の飼育用具1を長さ方向に対して弓形になるように屈曲させ、その形態のまま維持させる。そして、当該飼育用具1の長手方向の両端側を地面に接地させることにより、ブリッジ形(B1)の飼育用具1を形成することができる(図2参照)。これにより、ペットは飼育用具1の上を自由に渡ることができる。
【0029】
平らな状態の飼育用具1の左右両側付近を長さ方向に対して鋭角に屈曲させ、その形態のまま維持させる。そして、当該飼育用具1の長手方向の両端側を地面に接地させることにより、ブリッジ形(B2)の飼育用具1を形成することができる(図3参照)。
【0030】
平らな状態の飼育用具1を長さ方向に対して馬蹄形になるまで深く屈曲させ、その形態のまま維持させる。そして、当該飼育用具1の長手方向の両端側を地面に接地することにより、トンネル形(T)の飼育用具1を形成することができる(図4参照)。これにより、ペットは飼育用具1の真下を自由に通行できる。
【0031】
トンネル形(T)の上記飼育用具1を長手方向の両端部が離れる程度に更に深く屈曲させ、その形態のまま維持させる。そして、当該飼育用具1の幅方向の一端側を地面に接地させることにより、ハウス形(H)の飼育用具1を形成することができる(図5参照)。これにより、ペットは飼育用具1の内側に形成された空間へ切り目部分から自由に出入りすることができる。
【0032】
以上のように、飼育用具1を長さ方向に屈曲させることで、様々な形態の飼育用具を形成することができる。これにより、次のような効果を奏する。
▲1▼飼育用具1を様々に工夫して変形させることにより、ペットの飼育をより楽しむことができる。
▲2▼各自然木2間に形成された隙間等に、例えば糞やゴミなどが入り込んだとしても、当該飼育用具を屈曲させ上記隙間を拡げることで、簡単に掃除をすることができる。
▲3▼様々な形状の飼育用具を買い揃ろえる必要がなく、経済的である。
【0033】
本発明の第2の実施の形態を図面に基づき更に詳細に説明する。図6は第2の実施の形態に係る飼育用具の説明図である。
なお、第1の実施の形態と同一または同等箇所には同一の符号を付して示している。また、上記第1の実施の形態で示してある箇所については、説明を省略し、主に相違点を説明する。
【0034】
飼育用具4は、飼育用具1よりも多数の自然木2を用いて形成されている。また、飼育用具4の長手方向の一方側にはペットが出入りするための出入口5が設けられ、自然木51,51,51,51により枠が形成されている。
なお、飼育用具4の大きさは約10cm×45cmであるが、これに限定されるものではなく、ペットの大きさによって適宜に設計される。
【0035】
(作 用)
図7は飼育用具を四角筒形のハウス形(H1)に変形させた使用状態参考図、図8は飼育用具を三角筒形のハウス形(H2)に変形させた使用状態参考図、図9は飼育用具を円筒形のハウス形(H3)に変形させた使用状態参考図である。
図6、7、8及び図9を参照して本実施例の作用を説明する。
【0036】
平らな状態の飼育用具4を長さ方向に対しほぼ直角に四つ折りすることにより、四角筒形のハウス形(H1)の飼育用具4を形成することができる(図7参照)。これにより、ペットは出入口5から飼育用具4内に自由に出入りできる。また、自然木2をつなぎ合わせて形成した蓋体6を上記飼育用具4の上部に載置することにより、飼育用具4内部に日陰を作ることもできる。
【0037】
平らな状態の飼育用具4の両側を長さ方向に対し鋭角に屈曲させることにより、三角筒形のハウス形(H2)の飼育用具4を形成することができる(図8参照)。また、上記と同様に蓋体6を上記飼育用具4の上部に載置することにより、飼育用具4内部に日陰を作ることができる。
【0038】
飼育用具4の長手方向の両端側が互いに接するまで、当該飼育用具4を深く屈曲させる。これにより、円筒形のハウス形(H3)の飼育用具4を形成することができる(図9参照)。また、上記と同様に蓋体6を上記飼育用具4の上部に載置することにより、飼育用具4内部に日陰をつくることもできる。
【0039】
以上のように、出入口5を設けた飼育用具4を使用することで、様々な形状の飼育用具を形成することができ、第1の実施の形態で示した同様の効果が得られる。
【0040】
また、飼育用具4の両端側に位置する自然木2,2にフック(図示せず)を設けることにより、変形させた飼育用具4を確実に固定することもできる。
【0041】
本発明の第3の実施の形態を図面に基づき更に詳細に説明する。
図10は第3の実施の形態に係る飼育用具の説明図で、そのうちの(a)はペットのための出入口が設けてある飼育用具、(b)は当該出入口が設られていない飼育用具、(c)は複数の飼育用具を相互に連結させ固定させるための固定部材である。
【0042】
なお、第2の実施の形態と同一または同等箇所には同一の符号を付して示している。また、上記第2の実施の形態で示してある箇所については、説明を省略し、主に相違点を説明する。
【0043】
図10(a)において、出入口5が設けられている飼育用具7の構成部材である針金3,3は、左右両端側に位置する自然木2,2を貫通している。そして、当該針金3,3の左右両端側はリング状に巻かれ、他の飼育用具と連結するための連結リング31,31,31,31を形成している。
【0044】
また、出入口5が設けられていない飼育用具8にも同様に連結リング31,31,31,31が形成されている(図10(b)参照)。
【0045】
固定部材9は自然木2と同じの大きさの棒状体で、自然木2と同様、樹皮がついた自然のままのものを使用している(図10(c)参照)。
【0046】
(作 用)
図11は上記飼育用具を複数連結させてハウス形の飼育装置を形成したときの使用状態説明図で、図12は上記飼育用具を複数連結させて迷路状の飼育装置を形成したときの使用状態説明図である。
図を参照して本実施の形態の作用を説明する。
【0047】
出入口5が設けられた飼育用具7と出入口5が設けられていない飼育用具8、飼育用具8と飼育用具8とが互いに向き合うように平行に配置し、四角筒形の形状を採らせる(図11参照)。そして、隣接する連結リング31,31を互いに重ね合わせ、重なり合った連結リング31,31を貫通するように固定部材9,9,9,9を各々挿入する。これにより、第2の実施の形態で示した四角筒形のハウス形の飼育用具4(図7参照)と同様の形状を有する飼育装置を形成することができる。
【0048】
また、飼育用具7、二つの飼育用具8,8、及び三つの固定部材9,9,9を用いて、第1の実施の形態で示した三角筒形のハウス形の飼育用具4(図8参照)と同様の形状を有する飼育装置を形成することができる(図示せず)。
【0049】
更に、飼育用具7、飼育用具8、及び複数の固定部材9を用いて、第1の実施の形態で示した円筒形のハウス形の飼育用具4(図9参照)と同様の形状を有する飼育装置を形成することができる(図示せず)。
【0050】
更にまた、多数の飼育用具7,8及び固定部材9を適宜組み合わせることにより、例えば、図12に示すような迷路状の飼育装置を形成することができる。
当該飼育装置は、上記のとおり、連結リング31に固定部材9を挿入するだけで簡単に組み立てることができ、分解するときも連結リング31から固定部材9を取り外すだけで良い。このため、幼い子供でも簡単に取り扱うことができる。
【0051】
以上のように、連結リング31を設けた飼育用具7,8の組み合わせを種々変化させることで、ペットの種類に応じた形状の飼育装置やペットの数に応じた大きさの飼育装置を形成することができる。また、第1の実施の形態で示した同様の効果が得られる。
【0052】
本実施の形態においては、同程度の大きさの飼育用具7,8を互いに連結させて様々な形状の飼育装置を形成したが、飼育用具7,8の大きさは飼育者の好みに応じて任意に選択される。
【0053】
また、本実施の形態においては、迷路状の飼育装置の例として図12に示す構造のものを挙げたが、上記飼育用具7,8の組み合わせは種々のものが考えられ、飼育者の工夫次第で様々な形状または構造の飼育用具を形成することができる。
【0054】
なお、本明細書で使用している用語と表現はあくまで説明上のものであって、限定的なものではなく、上記用語、表現と等価の用語、表現を除外するものではない。また、本発明は図示の実施の形態に限定されるものではなく、技術思想の範囲内において種々の変形が可能である。
【0055】
【発明の効果】
本発明は上記構成を備え、次の効果を有する。
(a)基本形状の飼育用具を屈曲変形させることで、例えばブリッジ形,トンネル形,ハウス形などの様々な形状のものを形成することができる。また、連結手段を有する飼育用具を相互に連結させることで、迷路状の飼育装置を形成することもできる。これにより、ペットの飼育をより楽しむことができる。
【0056】
(b)飼育用具内の隙間等に例えば糞やゴミなどが入り込んだとしても、当該飼育用具を屈曲させ上記隙間を拡げることで、簡単に掃除をすることができる。
【0057】
(c)基本形状の飼育用具をブリッジ形、トンネル形、ハウス形などの様々な形状に変形することができるので、様々な形状の飼育用具を別々に買い揃える必要がなく経済的である。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態に係る飼育用具の説明図。
【図2】図1の飼育用具をブリッジ形(B1)に変形させた使用状態参考図。
【図3】図1の飼育用具を別のブリッジ形(B2)に変形させた使用状態参考図。
【図4】図1の飼育用具をトンネル形(T)に変形させた使用状態参考図。
【図5】図1の飼育用具をハウス形(H)に変形させた使用状態参考図。
【図6】第2の実施の形態に係る飼育用具の説明図。
【図7】図6の飼育用具を方形のハウス形(H1)に変形させた使用状態参考図。
【図8】図6の飼育用具を三角形のハウス形(H2)に変形させた使用状態参考図。
【図9】図6の飼育用具を円形のハウス形(H3)に変形させた使用状態参考図。
【図10】第3の実施の形態に係る飼育用具の説明図。
【図11】飼育用具を複数連結させてハウス形の飼育装置を形成したときの使用状態説明図。
【図12】飼育用具を複数連結させて迷路状の飼育装置を形成したときの使用状態説明図。
【符号の説明】
1 飼育用具
2 自然木
21 挿通孔
3 針金
31 連結リング
4 飼育用具
5 出入口
51 自然木
6 蓋体
7 飼育用具
8 飼育用具
9 固定部材

Claims (4)

  1. 平らな状態の飼育用具を棒状の構成部材のつなぎ合わさった方向に曲げて弓形、馬蹄形またはトンネル形の形態に変えることができ、しかも変えた形態を維持できる愛玩動物用飼育用具であって、
    棒状の構成部材は所要数並設されており、該構成部材には挿通孔が形成してあり、該挿通孔には針金が挿通されて各構成部材が互いにつなぎ合わせてあることを特徴とする、
    愛玩動物用飼育用具。
  2. 隣接する飼育用具を相互に連結するための連結手段が設けてあることを特徴とする、
    請求項記載の愛玩動物用飼育用具。
  3. 所要の位置には、愛玩動物が出入り可能な出入口(5)が設けられていることを特徴とする、
    請求項1または2記載の愛玩動物用飼育用具。
  4. 請求項1,2または3記載の飼育用具を複数連結して、所要の形状または構造を形成することを特徴とする、
    愛玩動物用飼育装置。
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