JP2974855B2 - 光結合素子の製造方法 - Google Patents

光結合素子の製造方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光結合素子の製造方法
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の長沿面距離型光結合素子を図16
に示す。
【0003】従来では、受発光素子1,2の各々を、熱
可塑性樹脂を用いてモールドし、これにより光路となる
開口部3(光路室)を有する遮光体4,5を別々に形成
した後、受光側遮光体4および発光側遮光体5の各開口
部3を、互いに略同一光軸となるよう対向させた状態、
すなわち受発光間が光学的に結合する状態で嵌合し、さ
らに熱可塑性樹脂によりモールドして外装樹脂体6を形
成する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】一般に、光結合素子の
主要特性として、電流伝達比(Current Tra
nsfer Ratio:以下CTRと略す。)があ
る。このCTRは、入力順電流と出力電流との比であ
り、CTRの値は、光結合素子を取り付ける外部装置本
体の回路設計上、極力一定範囲内に標準化されることが
望まれる。
【0005】しかしながら光結合素子は、発光素子1の
出力ばらつきや受光素子2の電流増幅度(hfe)のば
らつき等により、CTR値は広い分布となる。
【0006】このため、従来の光結合素子では、アセン
ブリ終了後、特性検査工程でCTR値によるランク分け
を行っていた。その結果、ランク別の需要ばらつきによ
り在庫管理や生産管理が難しくなり、ランクの取れ率に
ばらつきが生じ、ロット単位での価格が一定化しなくな
ることがある。また、他ランクの混入、在庫品の過不足
の発生等の問題もあった。
【0007】本発明は、上記課題に鑑み、光結合特性の
ランク付け作業を簡素化し、在庫管理および生産管理を
簡単に行い得る光結合素子の製造方法の提供を目的とす
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明請求項1による課
題解決手段は、図1,2および図5〜15の如く、発光
素子12の周囲をモールドして発光側遮光体18を成形
し、受光素子13の周囲をモールドして受光側遮光体1
9を成形し、各遮光体18,19の成形時に、その一端
面から各素子12,13の取付位置にかけて、受発光間
の光路をなす光路室21を形成し、両遮光体18,19
を、前記両素子12,13が光路室21内の同一光軸上
で光学的に結合するよう配置し、この際、光路室21中
に、受発光間で授受される光量を制限して出力調整する
光出力調整体23を挿入し、その後、両遮光体18,1
9の周囲を、外装樹脂20でモールドするものである。
【0009】本発明請求項2による課題解決手段は、図
1〜6の如く、請求項1記載の光出力調整体23とし
て、中心部に光出力調整孔24を有する薄板を使用する
ものである。
【0010】本発明請求項3による課題解決手段は、図
7〜11の如く、請求項1記載の光出力調整体23を棒
状に形成し、遮光体18,19または外装樹脂20のモ
ールド後に、電気特性を測定しながら光出力調整体23
を光路室21中で上下させ、適正に出力調整後、光出力
調整体23を遮光体18,19または外装樹脂20に固
着するものである。
【0011】本発明請求項4による課題解決手段は、図
12,13の如く、請求項1記載の光出力調整体23と
して、液晶パネルを使用するものである。
【0012】本発明請求項5による課題解決手段は、図
14,15の如く、請求項1記載の光出力調整体23と
して、サーモシートを使用するものである。
【0013】本発明請求項6による課題解決手段は、請
求項1記載の両遮光体18,19、外装樹脂20および
光出力調整体23として、同一樹脂材料を用いるもので
ある。
【0014】本発明請求項7による課題解決手段は、図
4の如く、請求項1記載の光結合素子の製造方法におい
て、両遮光体18,19を受発光間で光学的に結合する
よう配置する際、光出力調整体23として複数デバイス
分が横並びに多数個連結したものを使用し、複数デバイ
ス分の遮光体18,19を同時に横並び配置するもので
ある。
【0015】
【作用】上記請求項1による課題解決手段において、受
発光間の光量を光出力調整体23にて制限する。
【0016】この場合、請求項2では、薄板の光出力調
整孔24の径を変更し、請求項3では、電気特性を測定
しながら光出力調整体23を光路室21中で上下させ、
また請求項4,5では、液晶パネルまたはサーモシート
の光透過率を変更することで、受発光間の光量を調整す
る。
【0017】そうすると、生産工程中で光結合特性のラ
ンク決定を行うことができるため、ランク別の生産工程
を設定することにより、他ランクの混入を防止すること
ができる。また、需要に応じたランク品の生産ができる
ため在庫品の過不足の発生を防止できる。
【0018】請求項6では、温度が変化し、遮光体1
8,19、外装樹脂20および光出力調整体23が熱膨
張または熱収縮しても、これらの熱膨張率が同一である
ため、クラック等の発生を防止できる。
【0019】請求項7では、複数デバイス分を同時に製
造でき、製造作業時間を短縮できる。
【0020】
【実施例】[第一実施例]本実施例の光結合素子(フォ
トカプラ)は、図1,2の如く、光結合素子本体11内
で、発光素子12と受光素子13とが、同一光軸上で光
学的に結合するよう対向配置されたものである。
【0021】前記発光素子12は、図1の如く、発光側
リードフレーム14にLED等の発光チップが搭載され
たものであり、前記受光素子13は、受光側リードフレ
ーム15にフォトトランジスタ等の受光チップが搭載さ
れたものであり、これらは、それぞれ透光性樹脂16に
て一体的にモールドされて単体デバイスとされている。
【0022】ここで、前記リードフレーム14,15と
しては、複数デバイスが多連式に連結されたものを用い
る。
【0023】前記光結合素子本体11は、図2の如く、
前記発光素子12および受光素子13の夫々について個
別に形成された発光側遮光体18および受光側遮光体1
9と、これらの周囲に一体モールドされた外装樹脂20
とから構成されている。
【0024】前記両遮光体18,19は、例えば、ポリ
フェニレンサルファイド(PPS)、ポリカーボネイト
(PC)、ポリブチレンテレフタレート(PBT)、結
晶性ポリマー、非晶性ポリマー、あるいは液晶ポリマー
等の熱可塑性樹脂のうち一種類またはこれらの混合物を
用いて、インジェクションモールドされて成る。ここで
熱可塑性樹脂を用いるのは、樹脂成形温度が低い特性を
有するため、各素子12,13に与える影響が低いと考
えられるためである。また、熱可塑性樹脂としては、例
えばその絶縁抵抗が、+25°C前後の常温で1012
Ω以上で、かつ+100°C前後の高温で1011Ω以
上の特性を有するものが使用され、これにより受発光両
リードフレーム14,15間の電気的絶縁性が確保され
る。そうすると、所定の規格(ドイツ連邦共和国:VD
E規格0884番)に合致し、製品の標準化、大量生産
化の要請に対応できる。
【0025】そして、該各遮光体18,19には、発光
素子12から受光素子13への光路を形成するため、丸
穴状の光路室21が夫々形成されている。該両光路室2
1は、両遮光体18,19を対向配置する際に密閉さ
れ、またその長さは発光素子12および受光素子13が
互いに電気的に絶縁するよう長寸とされている。
【0026】ここで、該両遮光体18,19を対向配置
する際に、前記外装樹脂20が光路室21に侵入しない
よう、一方の遮光体18の開口部は円台錐形の凸状に形
成され、他方の遮光体19の開口部は遮光体18の凸部
に対応する凹状に形成されている。
【0027】そして、該光路室21中には、図2の如
く、受発光間で授受される光量を制限して出力調整する
光出力調整体23が挿入される。該光出力調整体23と
しては、図3の如く、前記両遮光体18,19と同一樹
脂材料が用いられ、中心部に光出力調整孔24を有する
環形の薄板状に形成されている。該光出力調整体23
は、両遮光体18,19に挟持されることで、光路室2
1に対して位置決めされる。
【0028】また、該光出力調整体23としては、図4
の如く、製造途上において複数デバイス分が横並びに多
数個連結したものを用いる。これにより、図1に示した
遮光体18,19を複数デバイス分横並び併置した状態
で同時に製造できる。多数個連結させる手段としては、
図4,5の如く、光出力調整体23を金型成形する際に
できるランナー部28およびゲート部29を切り離さな
いでそのまま活用すればよい。
【0029】前記外装樹脂20は、図2,6の如く、前
記遮光体18,19と同一の遮光性材料を用いて、その
全周に渡ってインジェクションモールドされてなる。
【0030】上記構成の光結合素子は、次のように製造
される。
【0031】まず、図1の如く、発光側リードフレーム
14に発光チップを搭載し、これらを透光性樹脂16に
てモールドし、単体デバイス状態の発光素子12とす
る。
【0032】同様にして、受光側リードフレーム15に
受光チップを搭載し、これらを透光性樹脂16にてモー
ルドし、単体デバイス状態の受光素子13とする。
【0033】そして、発光素子12および受光素子13
の夫々について、個別に熱可塑性樹脂でインジェクショ
ンモールドして、各遮光体18,19を形成する。
【0034】この各遮光体18,19の成形時に、その
一端面から各素子12,13の取付位置にかけて、両素
子12,13間の光路をなす光路室21を形成してお
く。
【0035】また、一方の遮光体18の開口部を、円台
錐形の凸状に形成し、他方の遮光体19の開口部を、遮
光体18の凸部に対応する凹状に形成しておく。
【0036】そして、図5の如く、両遮光体18,19
の開口部に、光出力調整体23をあてがいながら、両遮
光体18,19を、前記両素子12,13が光路室21
内の同一光軸上で光学的に結合するよう配置する。この
際、光出力調整体23の光出力調整孔24が、光路室2
1の中央部に位置するよう配置する。なお、両遮光体1
8,19を咬み合わせる際、光出力調整体23のゲート
部29が遮光体18,19の先端部に当たって邪魔にな
るのを防止するよう、例えば遮光体19の上壁にスリッ
ト(図示せず)を形成しておき、このスリット内にゲー
ト部29を挿入して、光出力調整孔24を所定位置に位
置決めすればよい。
【0037】その後、両遮光体18,19の周囲を、外
装樹脂20でモールドする。
【0038】以上の作業にあたって、リードフレーム1
4,15として複数デバイスが多連式に連結されたもの
を用い、また、図4の如く、光出力調整体23として複
数デバイス分が横並びに多数個連結したものを用いる。
これにより、複数デバイス分の遮光体18,19を、同
時に横並び併置した状態で同時に製造する。
【0039】その後、リードフレーム14,15を各光
結合素子本体11ごとにカツトし、個別の光結合素子が
完成し、テスト工程に供する。
【0040】そうすると、多連式のフレーム状態のまま
で成形の段階まで処置できるため、金型によって位置決
め等の作業が簡単となり、工数が削減する。したがっ
て、手作業を排すことができ、自動化により安価な製品
を提供できる。
【0041】また、光出力調整体23を、両遮光体1
8,19や外装樹脂20と同一樹脂材料で形成している
ので、外装樹脂20の注入時に光出力調整体23および
遮光体18,19の表面の一部を溶かして、これら各部
材間の樹脂界面を無くし、同一部材化することができ
る。したがって、熱膨張または熱収縮時等による樹脂破
壊等を防止できる。
【0042】次に、光結合素子の使用時の動作を説明す
る。
【0043】まず、図2の如く、発光素子12に電源を
供給して発光させると、光は、光路室21を通過して、
受光素子13に入光する。
【0044】この際、光路室21中の光量は、光出力調
整体23の光出力調整孔24にて制限されるため、受発
光間の光学的特性ランクを一律にかつ正確に統一でき
る。
【0045】また、この特性調整については、生産工程
中において、図3のように光出力調整孔24の径を変更
するだけで、光結合特性(CTR)のランクを変更でき
るため、ランク別の生産工程のための大規模な環境設定
を行う必要がなくなり、かつ他ランクの部品の混入を簡
単に防止できる。さらに、需要に応じたランク品の設計
変更を簡単に行えるため、在庫品の過不足の発生を防止
できる。
【0046】[第二実施例]本発明第二実施例は、図
7,8の如く、光出力調整体23を棒状に形成してい
る。また、両遮光体18,19の一部に、棒状の光出力
調整体23を挿入する挿入孔31を形成しておく。
【0047】そして、製造時には、両遮光体18,19
を嵌合した後に、受光素子13からの出力信号の電気特
性(CTR値)を測定しながら、図8のように光出力調
整体23を光路室21中で上下動させ、CTR調整を行
う。なお、光出力調整体23を自由に上下動可能とする
よう、モールド金型に逃げ(図示せず)を設けておけば
よい。
【0048】目的のCTR値となったところで、光出力
調整体23の遮光体18,19より外側に突出した部分
を、遮光体18,19または外装樹脂20に溶着し、さ
らに、図9の如く、外装樹脂20でモールドする。
【0049】そうすると、光結合特性(CTR)のラン
ク付けを簡単に行える。
【0050】また、光出力調整体23を、両遮光体1
8,19や外装樹脂20と同一樹脂材料で形成している
ので、外装樹脂20の注入時に光出力調整体23および
遮光体18,19の表面の一部を溶かして、これら各部
材間の樹脂界面を無くすことができる。したがって、熱
膨張または熱収縮時等による樹脂破壊等を防止できる。
【0051】なお、本実施例では、両遮光体18,19
を嵌合した後に光出力調整体23を挿入したが、図1
0,11の如く、外装樹脂20の注入後に光出力調整体
23を挿入し、またCTR調整を行ってもよい。
【0052】[第三実施例]本実施例では、図12,1
3の如く、光出力調整体23として、電気的アドレス方
式の液晶パネルを使用している。すなわち、両遮光体1
8,19の嵌合時に、液晶パネル23を挿入し、さらに
外装樹脂20をモールドする。
【0053】そして、使用時には、液晶パネル23への
印加電圧を調整することにより、CTR値を調整するこ
とができる。特に、インバータ電源等を用いて、使用者
側で随時液晶パネル23への印加電圧を調整可能とすれ
ば、出荷時のランク品の設定が不要となる。
【0054】また、液晶パネル23をシャッターとして
用いれば、応答特性の立ち上がり、および、立ち下がり
特性が向上する。
【0055】[第四実施例]本実施例では、図14,1
5の如く、光出力調整体23として、一般的なサーモシ
ートを使用している。該サーモシートは、加熱または冷
却という熱的変化によって液晶状態が現れる熱互変性液
晶(サーモトロピック液晶)を備え、その駆動方式とし
て熱アドレス方式を採用したものである。すなわち、サ
ーモシート23の反応温度でCTR値がほぼ0となり、
熱暴走等の場合、出力を遮断することができる。サーモ
シート23を加熱または冷却してその温度を変えること
により、出力遮断温度を任意に設定することが可能であ
る。
【0056】なお、本発明は、上記実施例に限定される
ものではなく、本発明の範囲内で上記実施例に多くの修
正および変更を加え得ることは勿論である。
【0057】
【発明の効果】以上の説明から明らかな通り、本発明請
求項1によると、受発光間の光量を光出力調整体にて制
限できる。
【0058】具体的には、請求項2では、薄板の光出力
調整孔の径を変更し、請求項3では、電気特性を測定し
ながら光出力調整体を光路室中で上下動させて調整し、
また請求項4,5では、液晶パネルまたはサーモシート
の光透過率を変更することで、受発光間の光量を調整で
きる。
【0059】したがって、生産工程中で光結合特性のラ
ンク決定を行うことができるため、ランク別の生産工程
を設定することにより、他ランクの混入を防止すること
ができる。また、需要に応じたランク変更を簡単に行う
ことができ、在庫品の過不足の発生を防止できる。
【0060】請求項6では、光出力調整体を、両遮光体
や外装樹脂と同一樹脂材料で形成しているので、これら
各部材間の樹脂界面を無くし、同一部材化することがで
きる。したがって、温度が変化し、遮光体、外装樹脂お
よび光出力調整体が熱膨張または熱収縮しても、これら
の熱膨張率が同一であるため、熱膨張または熱収縮時等
による樹脂破壊等を防止できる。
【0061】請求項7では、複数デバイス分を同時に製
造でき、製造作業時間を短縮できるといった優れた効果
がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一実施例を示す光結合素子の製造途
上において、光出力調整体が両遮光体に挟持される様子
を示す図
【図2】本発明の第一実施例を示す光結合素子の断面図
【図3】本発明の第一実施例の光出力調整体を示す図
【図4】本発明の第一実施例の光出力調整体が複数デバ
イス分連結された状態を示す図
【図5】本発明の第一実施例を示す光結合素子の製造途
上において、両遮光体を嵌合する動作を示す図
【図6】本発明の第一実施例を示す光結合素子の製造途
上において、外装樹脂がモールドされた状態を示す図
【図7】本発明の第二実施例を示す光結合素子の製造途
上において、光出力調整体が両遮光体に挟持される様子
を示す図
【図8】本発明の第二実施例を示す光結合素子の製造途
上において、光出力調整体の上下動作を示す図
【図9】本発明の第二実施例を示す光結合素子の製造途
上において、光出力調整体を遮光体に位置決めした様子
を示す図
【図10】本発明の第二実施例を示す光結合素子の製造
途上において、光出力調整体の上下動作を示す図
【図11】本発明の第二実施例を示す光結合素子の製造
途上において、光出力調整体を外装樹脂に位置決めした
様子を示す図
【図12】本発明の第三実施例を示す光結合素子の製造
途上において、両遮光体を嵌合する動作を示す図
【図13】本発明の第三実施例を示す光結合素子の製造
途上において、外装樹脂がモールドされた状態を示す図
【図14】本発明の第四実施例を示す光結合素子の製造
途上において、両遮光体を嵌合する動作を示す図
【図15】本発明の第四実施例を示す光結合素子の製造
途上において、外装樹脂がモールドされた状態を示す図
【図16】従来の光結合素子を示す断面図
【符号の説明】
11 光結合素子本体 12 発光素子 13 受光素子 14 発光側リードフレーム 15 受光側リードフレーム 18 発光側遮光体 19 受光側遮光体 20 外装樹脂 21 光路室 23 光出力調整体 24 光出力調整孔

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 発光素子の周囲をモールドして発光側遮
    光体を成形し、 受光素子の周囲をモールドして受光側遮光体を成形し、 各遮光体の成形時に、その一端面から各素子の取付位置
    にかけて、受発光間の光路をなす光路室を形成し、 両遮光体を、前記両素子が光路室内の同一光軸上で光学
    的に結合するよう配置し、 この際、光路室中に、受発光間で授受される光量を制限
    して出力調整する光出力調整体を挿入し、 その後、両遮光体の周囲を、外装樹脂でモールドするこ
    とを特徴とする光結合素子の製造方法。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の光出力調整体として、中
    心部に光出力調整孔を有する薄板を使用することを特徴
    とする光結合素子の製造方法。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の光出力調整体を棒状に形
    成し、遮光体または外装樹脂のモールド後に、電気特性
    を測定しながら光出力調整体を光路室中で上下させ、適
    正に出力調整後、光出力調整体を遮光体または外装樹脂
    に固着することを特徴とする光結合素子の製造方法。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の光出力調整体として、液
    晶パネルを使用することを特徴とする光結合素子の製造
    方法。
  5. 【請求項5】 請求項1記載の光出力調整体として、サ
    ーモシートを使用することを特徴とする光結合素子の製
    造方法。
  6. 【請求項6】 請求項1記載の両遮光体、外装樹脂およ
    び光出力調整体として、同一樹脂材料を用いることを特
    徴とする光結合素子の製造方法。
  7. 【請求項7】 請求項1記載の光結合素子の製造方法に
    おいて、両遮光体を受発光間で光学的に結合するよう配
    置する際、光出力調整体として複数デバイス分が横並び
    に多数個連結したものを使用し、複数デバイス分の遮光
    体を同時に横並び配置することを特徴とする光結合素子
    の製造方法。
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