JP2974766B2 - 処理を施したほこり拭き布巾 - Google Patents
処理を施したほこり拭き布巾Info
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- JP2974766B2 JP2974766B2 JP2515151A JP51515190A JP2974766B2 JP 2974766 B2 JP2974766 B2 JP 2974766B2 JP 2515151 A JP2515151 A JP 2515151A JP 51515190 A JP51515190 A JP 51515190A JP 2974766 B2 JP2974766 B2 JP 2974766B2
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- Japan
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- wax
- dust
- paper
- wipe
- dust wipe
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Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A47—FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
- A47L—DOMESTIC WASHING OR CLEANING; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
- A47L13/00—Implements for cleaning floors, carpets, furniture, walls, or wall coverings
- A47L13/10—Scrubbing; Scouring; Cleaning; Polishing
- A47L13/16—Cloths; Pads; Sponges
- A47L13/17—Cloths; Pads; Sponges containing cleaning agents
Description
【発明の詳細な説明】 本発明は使い捨てのできるほこり拭き布巾に関し、乾
燥したワックスを含浸させた天然繊維材の一部である。
燥したワックスを含浸させた天然繊維材の一部である。
DE−UM(ドイツ実用新案)85 30 438はレースを紡い
で結合したポリエステルからなり中間硬度のワックスを
含浸させたガーゼフィルタークリーニング織布を記述し
ている。この既知のクリーニング織布は機械的強度及び
摩滅強度は良好であるが、この製造のために使用された
材料のために完全には分解できないので環境に非常にや
さしいとは言えない。
で結合したポリエステルからなり中間硬度のワックスを
含浸させたガーゼフィルタークリーニング織布を記述し
ている。この既知のクリーニング織布は機械的強度及び
摩滅強度は良好であるが、この製造のために使用された
材料のために完全には分解できないので環境に非常にや
さしいとは言えない。
本発明では低コストで製造できる一方、完全な生物分
解性を持つので廃棄した時分解でき、さらに良好なほこ
り吸収力と共に良好な機械的強度と摩滅強度を持つ上記
の種類のほこり拭き布巾を提供することを目的とする。
解性を持つので廃棄した時分解でき、さらに良好なほこ
り吸収力と共に良好な機械的強度と摩滅強度を持つ上記
の種類のほこり拭き布巾を提供することを目的とする。
本発明によると、ほこり拭き布巾が作られる天然繊維
材が、柔らかい開孔性の綿毛状パルプの35から60g/m2の
表面積当たり重量を有する紙であること、色が白く明る
いこと、充填剤の含量は10%より少ないこと、およびワ
ックスが生物分解性で、2.5から50g/m2だけ紙に含浸さ
れており、かつ前記天然繊維材から剥げ落ちるのを防ぐ
硬度を与える、60から85℃の融点を持つこと、等により
問題点が解決されている。
材が、柔らかい開孔性の綿毛状パルプの35から60g/m2の
表面積当たり重量を有する紙であること、色が白く明る
いこと、充填剤の含量は10%より少ないこと、およびワ
ックスが生物分解性で、2.5から50g/m2だけ紙に含浸さ
れており、かつ前記天然繊維材から剥げ落ちるのを防ぐ
硬度を与える、60から85℃の融点を持つこと、等により
問題点が解決されている。
この紙に使われる好ましいパルプ材は、吸収性の良い
完全な生物分解性の特質を持つ綿毛状パルプである。そ
のために、紙の表面積当たり重量は35から60g/m2である
べきである。充填剤の割合が10%より低いことによりこ
のほこり拭き布巾は開孔性となり比較的低い重量を持つ
こととなり、従って廃棄された時環境に対しほとんど汚
染を及ぼさない。“明るくて白い色”はほこりを吸収し
たことを示す通常うす暗い色を目立たせるために使われ
る。
完全な生物分解性の特質を持つ綿毛状パルプである。そ
のために、紙の表面積当たり重量は35から60g/m2である
べきである。充填剤の割合が10%より低いことによりこ
のほこり拭き布巾は開孔性となり比較的低い重量を持つ
こととなり、従って廃棄された時環境に対しほとんど汚
染を及ぼさない。“明るくて白い色”はほこりを吸収し
たことを示す通常うす暗い色を目立たせるために使われ
る。
ほこり拭き布巾に良好なほこり吸収性を与えるため紙
にワックスを含浸させる。紙1m2あたり2.5〜50gのワッ
クス量がほこり拭き布巾に良好なほこり付着性を与える
のに充分なことがわかった。
にワックスを含浸させる。紙1m2あたり2.5〜50gのワッ
クス量がほこり拭き布巾に良好なほこり付着性を与える
のに充分なことがわかった。
液体を含浸させたほこり拭き布巾に比較して、本発明
は布巾が乾燥せず従って気密箱中に保存する必要が無い
という利点がある。
は布巾が乾燥せず従って気密箱中に保存する必要が無い
という利点がある。
完全な生物天然性要件を満たすために、好ましくは植
物または動物源の分解性ワックスをほこり拭き布巾に使
う紙に含浸させるのに使う。例えばカルナウバや密蜂の
ワックスがこの目的に適当である。しかしパラフィン、
酸化ポリエチレンや水素化(hydrogenized)ホホバ油の
ような合成または化学的に変性したワックスも使うこと
ができる。天然繊維材からワックスが剥げ落ちるのを防
ぐための硬度を確保するためにワックスの融点は60゜か
ら85℃の間にあるべきである。
物または動物源の分解性ワックスをほこり拭き布巾に使
う紙に含浸させるのに使う。例えばカルナウバや密蜂の
ワックスがこの目的に適当である。しかしパラフィン、
酸化ポリエチレンや水素化(hydrogenized)ホホバ油の
ような合成または化学的に変性したワックスも使うこと
ができる。天然繊維材からワックスが剥げ落ちるのを防
ぐための硬度を確保するためにワックスの融点は60゜か
ら85℃の間にあるべきである。
加熱した液状ワックスに浸したり噴霧したり水中エマ
ルジョンからワックスを析出させたりすることも、含浸
方法として使うことができる。
ルジョンからワックスを析出させたりすることも、含浸
方法として使うことができる。
殺菌剤効果を付加させるためほこり拭き布巾に殺菌
剤、殺虫剤及び/または防黴剤を加えることもできる。
さらに芳香を加えることもできる。
剤、殺虫剤及び/または防黴剤を加えることもできる。
さらに芳香を加えることもできる。
ほこり拭き布巾には、プリントや染色も行なうことが
できる。しかし、ほこり拭き布巾の使用者に汚れによる
黒ずみに相当したほこりを吸収した程度を知らせるため
に明るい色は維持するべきである。
できる。しかし、ほこり拭き布巾の使用者に汚れによる
黒ずみに相当したほこりを吸収した程度を知らせるため
に明るい色は維持するべきである。
全体において、本発明により提供されるほこり拭き布
巾は新しい要求に答えることのできる優れた道具であ
る。
巾は新しい要求に答えることのできる優れた道具であ
る。
この物はワックスの含浸により乾燥時でも大量のほこ
りを吸収することができる。製造コストの低いことと完
全な生物分解性を持つという事実により、廃棄による問
題を起こさず衛生改善のためにも使用者は一回使用した
だけで廃棄することに決めるように奨励される。
りを吸収することができる。製造コストの低いことと完
全な生物分解性を持つという事実により、廃棄による問
題を起こさず衛生改善のためにも使用者は一回使用した
だけで廃棄することに決めるように奨励される。
図面の説明 図は薄いワックス層(2)を持つ紙ほこり拭き布巾
(1)を示す。ほこり拭き布巾(1)はややワックス状
表面の柔らかい紙タオルのような感じである。これは開
孔性で小さな綿毛状の“結び目”(3)のある面を持
つ。ほこりの粒子は膠着し、ある一定の使用期間後明か
な黒ずんだ面を形成し使用者にこのほこり拭き布巾が使
用済みであることを知らせる。
(1)を示す。ほこり拭き布巾(1)はややワックス状
表面の柔らかい紙タオルのような感じである。これは開
孔性で小さな綿毛状の“結び目”(3)のある面を持
つ。ほこりの粒子は膠着し、ある一定の使用期間後明か
な黒ずんだ面を形成し使用者にこのほこり拭き布巾が使
用済みであることを知らせる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 コールルツス,グレゴール ドイツ連邦共和国 デー―4280 ボルケ ン メンヒ―ジークフリート―ストラー セ 11 (72)発明者 ビーズネル,フーベルト ドイツ連邦共和国 デー―4286 ズユー トローン 1 フエルト 25 (72)発明者 レルシユ,ウルリツヒ ドイツ連邦共和国 デー―5024 プルハ イム アム ブリーメンガルテン 5 (56)参考文献 特開 昭60−212134(JP,A) 特公 昭50−44712(JP,B2) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) A47L 13/17 A47K 7/00 D21H 1/36
Claims (6)
- 【請求項1】ワックスを含浸させた乾燥天然繊維材の一
部からなる使い捨てほこり拭き布巾であって、 その天然繊維材は柔らかい開孔性で綿毛状、かつ35から
60g/m2の表面積当たり重量を有するパルプ紙で、色は明
るく白く、充填材の含量は10%より少なく、ワックスは
生物分解性で、2.5から50g/m2だけ紙に含浸されてお
り、かつ、天然繊維材から剥げ落ちるのを防ぐ硬度を与
える、60から85℃の融点を持つことを特徴とするもの。 - 【請求項2】請求の範囲1によるほこり拭き布巾で、 紙に使われるパルプ材が綿毛状のパルプであることを特
徴とするもの。 - 【請求項3】請求の範囲1または2によるほこり拭き布
巾で、 ワックスが植物または動物源の天然ワックスで好ましく
はカルナウバまたは密蝋ワックスであることを特徴とす
るもの。 - 【請求項4】請求の範囲1から3までによるほこり拭き
布巾で、 ワックスが合成または化学変性ワックスで好ましくは、
パラフイン、酸化ポリエチレンワックスまたは水素化ホ
ホバ油であることを特徴とするもの。 - 【請求項5】請求の範囲1から4までによるほこり拭き
布巾で、 ほこり拭き布巾に芳香、殺菌剤、殺黴剤および/または
殺虫剤を加えたことを特徴とするもの。 - 【請求項6】請求の範囲1から5までによるほこり拭き
布巾で、 ほこり拭き布巾を明るい色でプリントするかまたは染色
したことを特徴とするもの。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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DE8913652.7U | 1989-11-18 | ||
DE8913652U DE8913652U1 (ja) | 1989-11-18 | 1989-11-18 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04502723A JPH04502723A (ja) | 1992-05-21 |
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ID=6844715
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JP2515151A Expired - Fee Related JP2974766B2 (ja) | 1989-11-18 | 1990-11-08 | 処理を施したほこり拭き布巾 |
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CH (1) | CH682299A5 (ja) |
DE (3) | DE8913652U1 (ja) |
DK (2) | DK0454809T3 (ja) |
ES (1) | ES2049488T3 (ja) |
FI (1) | FI95651C (ja) |
GB (1) | GB2245484B (ja) |
NL (1) | NL9021917A (ja) |
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JPH05154078A (ja) * | 1991-12-06 | 1993-06-22 | Toyobo Co Ltd | ワイピングクロス |
DE4427879C2 (de) * | 1994-08-06 | 2000-02-17 | Chemtec Leuna Ges Fuer Chemie | Biologisch abbaubare in-situ Wachskompositionen und Verfahren zur Herstellung |
WO2004073480A2 (en) * | 2003-02-19 | 2004-09-02 | The Procter & Gamble Company | Cleaning substrate with additive |
DE102005006840B4 (de) * | 2005-02-14 | 2010-01-07 | Küppers, Udo, Dr.-Ing. | Verpackungs- bzw. Verbundmaterial |
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CH481266A (de) * | 1965-07-27 | 1969-11-15 | Dustikin Products Inc | Imprägniertes Zellstoffpapier zum Abreiben von Oberflächen |
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-
1989
- 1989-11-18 DE DE8913652U patent/DE8913652U1/de not_active Expired - Lifetime
-
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1991
- 1991-07-12 DK DK134091A patent/DK134091A/da not_active Application Discontinuation
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