JP2973591B2 - 画像形成装置 - Google Patents
画像形成装置Info
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- JP2973591B2 JP2973591B2 JP3138155A JP13815591A JP2973591B2 JP 2973591 B2 JP2973591 B2 JP 2973591B2 JP 3138155 A JP3138155 A JP 3138155A JP 13815591 A JP13815591 A JP 13815591A JP 2973591 B2 JP2973591 B2 JP 2973591B2
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- Exposure Or Original Feeding In Electrophotography (AREA)
- Dry Development In Electrophotography (AREA)
- Control Of Exposure In Printing And Copying (AREA)
- Control Or Security For Electrophotography (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複写機やプリンタ装置
等の画像形成装置において、各種画像形成条件を制御す
るための基準反射面を有する画像形成装置に関するもの
である。
等の画像形成装置において、各種画像形成条件を制御す
るための基準反射面を有する画像形成装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】一般に、電子写真方式をとる複写機やプ
リンタ装置等にあっては、画像濃度が一定となるようコ
ピー品質を良くするため、トナー補給や光量また帯電電
圧等各種画像形成条件を制御して、画像濃度を一定化さ
せるようにしている。このため、例えば特開平1ー22
1775号公報等に示されるように、原稿台ガラスの裏
面端部に画像濃度調整用の潜像パターンを形成する小片
をもうけ、その現像濃度あるいは潜像電位等を検出して
画像濃度を制御している。また、特開平2ー91665
号公報等に示されるように、固定された原稿載置台のス
ケール板内に標準板を設けて、感光体上にこの潜像を形
成し、この潜像を現像して同様の制御をしている。
リンタ装置等にあっては、画像濃度が一定となるようコ
ピー品質を良くするため、トナー補給や光量また帯電電
圧等各種画像形成条件を制御して、画像濃度を一定化さ
せるようにしている。このため、例えば特開平1ー22
1775号公報等に示されるように、原稿台ガラスの裏
面端部に画像濃度調整用の潜像パターンを形成する小片
をもうけ、その現像濃度あるいは潜像電位等を検出して
画像濃度を制御している。また、特開平2ー91665
号公報等に示されるように、固定された原稿載置台のス
ケール板内に標準板を設けて、感光体上にこの潜像を形
成し、この潜像を現像して同様の制御をしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】近年自動原稿送り装置
等を用い両面原稿から複写を行ったり、特にカラー複写
機においてはその階調をできるだけ正確に再現するた
め、原稿と同じ状況での各種検知が重要となってきてい
る。これは上記画像濃度調整用の標準板についても同様
である。
等を用い両面原稿から複写を行ったり、特にカラー複写
機においてはその階調をできるだけ正確に再現するた
め、原稿と同じ状況での各種検知が重要となってきてい
る。これは上記画像濃度調整用の標準板についても同様
である。
【0004】しかしながら、従来の標準板は前記のよう
に原稿台ガラスの裏面に設けられたものが多く、原稿と
同じ状態での検知ができなかった。また、固定されたス
ケール板内に標準板を設け原稿載置面と同じ状態で検知
しようとしたものもあるが、自動原稿送り装置等を用い
た原稿位置規制部材が可動式のものにおいては、この原
稿位置規制部材の下面又はプラテンガラスの裏面に設け
なければならず、上記のような構成はとれず、原稿と同
じ状態での検知ができなかった。又単に原稿載置プラテ
ン上面に標準板を設けようとしても、ADF(自動原稿
送り装置)装置等を備えた画像形成装置にあっては、原
稿の搬送時この標準板にひっかかってしまい、基本的に
はこのような画像形成装置の原稿載置プラテン上面に標
準板を設けることはできなかった。
に原稿台ガラスの裏面に設けられたものが多く、原稿と
同じ状態での検知ができなかった。また、固定されたス
ケール板内に標準板を設け原稿載置面と同じ状態で検知
しようとしたものもあるが、自動原稿送り装置等を用い
た原稿位置規制部材が可動式のものにおいては、この原
稿位置規制部材の下面又はプラテンガラスの裏面に設け
なければならず、上記のような構成はとれず、原稿と同
じ状態での検知ができなかった。又単に原稿載置プラテ
ン上面に標準板を設けようとしても、ADF(自動原稿
送り装置)装置等を備えた画像形成装置にあっては、原
稿の搬送時この標準板にひっかかってしまい、基本的に
はこのような画像形成装置の原稿載置プラテン上面に標
準板を設けることはできなかった。
【0005】本発明は上記従来の問題点を解決し、原稿
位置規制部材が可動式のものにおいても原稿の移動など
に影響を与えることなく、原稿載置面と同じ状態で標準
板の反射光量などを正確に読み取れる画像形成装置を提
供することにある。
位置規制部材が可動式のものにおいても原稿の移動など
に影響を与えることなく、原稿載置面と同じ状態で標準
板の反射光量などを正確に読み取れる画像形成装置を提
供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、光透過板と、
該光透過板上の原稿3の位置を規制する可動式の位置規
制手段2と、画像形成条件を制御するための基準濃度の
標準面6とを有する画像形成装置において、前記光透過
板を、原稿を載置すべき大面積部分4と、その上面を標
準面6とする小面積部分5とに分割し、前記位置規制手
段2を前記大面積部分4と前記小面積部分5との間には
さんだことを特徴とする画像形成装置によって達成され
る。
該光透過板上の原稿3の位置を規制する可動式の位置規
制手段2と、画像形成条件を制御するための基準濃度の
標準面6とを有する画像形成装置において、前記光透過
板を、原稿を載置すべき大面積部分4と、その上面を標
準面6とする小面積部分5とに分割し、前記位置規制手
段2を前記大面積部分4と前記小面積部分5との間には
さんだことを特徴とする画像形成装置によって達成され
る。
【0007】
実施例1 以下本発明を図面の実施例に基ずいて説明する。図1乃
至図3は本発明に係わる画像形成装置を示すものであ
る。図1は本実施例の画像形成装置における光学系の概
略構成を示すものである。1は原稿載置プラテンであ
り、原稿を載置する大面積部分4と小面積部分5を有し
ている。小面積部分5の上面は基準濃度の反射面となる
標準面が、例えば白色塗装を重ねぬりすることによって
設けられている。2は可動式の原稿位置規制部材で原稿
カバーまたは公知のADF装置(原稿自動送り装置)等
を開いて原稿をプラテン上に載置するときの基準位置と
なるもので、プラテン上面より突出し、これに原稿先端
を突き当てておこなう。この規制部材はADF装置等で
の原稿の排出、両面原稿の場合の原稿の再載置時等には
原稿の移動をスムーズに行うため、原稿の通過時にはプ
ラテン上面より退避させることが行われている。7は原
稿照明用の光源で蛍光灯やハロゲンランプ等が通常用い
られる。8は原稿で反射された光を公知の画像形成用感
光体に導くためのミラーである。9は2の原稿位置規制
部材及び小面積部分5を支持するためのプレートであ
る。このプレートには光源からの光を反射面となる標準
面へ導くための、また光源からの光が標準面で反射し
て、光量を検出するための光量検出手段またはミラーを
介して感光体への光路を形成するためのスリットが設け
られている。
至図3は本発明に係わる画像形成装置を示すものであ
る。図1は本実施例の画像形成装置における光学系の概
略構成を示すものである。1は原稿載置プラテンであ
り、原稿を載置する大面積部分4と小面積部分5を有し
ている。小面積部分5の上面は基準濃度の反射面となる
標準面が、例えば白色塗装を重ねぬりすることによって
設けられている。2は可動式の原稿位置規制部材で原稿
カバーまたは公知のADF装置(原稿自動送り装置)等
を開いて原稿をプラテン上に載置するときの基準位置と
なるもので、プラテン上面より突出し、これに原稿先端
を突き当てておこなう。この規制部材はADF装置等で
の原稿の排出、両面原稿の場合の原稿の再載置時等には
原稿の移動をスムーズに行うため、原稿の通過時にはプ
ラテン上面より退避させることが行われている。7は原
稿照明用の光源で蛍光灯やハロゲンランプ等が通常用い
られる。8は原稿で反射された光を公知の画像形成用感
光体に導くためのミラーである。9は2の原稿位置規制
部材及び小面積部分5を支持するためのプレートであ
る。このプレートには光源からの光を反射面となる標準
面へ導くための、また光源からの光が標準面で反射し
て、光量を検出するための光量検出手段またはミラーを
介して感光体への光路を形成するためのスリットが設け
られている。
【0008】図2は本実施例の小面積部分5を示すもの
である。プレート9に設けられたスリット部分を覆って
小面積部分5が設けられており、上面はホワイトリファ
レンスとなる標準反射率の白色塗装がほどこされてい
る。この白色塗装は複数回重ねぬりされており、光が透
過しないため反射率不足とならず、階調性が低下しな
い。さらに小面積部分5のガラス下方より白色塗装部を
照射しており、塗装面が汚れることがない。また、出力
コピーの副走査方向のストリークや粒状性劣化が防止で
きる。白色塗装の代わりに白色樹脂プレート等の光が透
過しない基準濃度を有する部材を貼ることによっても可
能である。この塗装面または基準濃度部材は光源等のサ
イドリフレクタ間の距離より幾分長いものを使用すると
端部における読み取りがより正確に行えるものである。
また、塗装を複数回重ねぬりする方法は、プレートを貼
る場合にくらべ、小面積部分5上方への突出がほとんど
ないため、画像形成装置のスペースに余裕がない場合な
ど、有利となる。通常でも小面積部分5近くまで、例え
ばフレームやカバー等を近ずけることができ、装置を小
型にすることができる。
である。プレート9に設けられたスリット部分を覆って
小面積部分5が設けられており、上面はホワイトリファ
レンスとなる標準反射率の白色塗装がほどこされてい
る。この白色塗装は複数回重ねぬりされており、光が透
過しないため反射率不足とならず、階調性が低下しな
い。さらに小面積部分5のガラス下方より白色塗装部を
照射しており、塗装面が汚れることがない。また、出力
コピーの副走査方向のストリークや粒状性劣化が防止で
きる。白色塗装の代わりに白色樹脂プレート等の光が透
過しない基準濃度を有する部材を貼ることによっても可
能である。この塗装面または基準濃度部材は光源等のサ
イドリフレクタ間の距離より幾分長いものを使用すると
端部における読み取りがより正確に行えるものである。
また、塗装を複数回重ねぬりする方法は、プレートを貼
る場合にくらべ、小面積部分5上方への突出がほとんど
ないため、画像形成装置のスペースに余裕がない場合な
ど、有利となる。通常でも小面積部分5近くまで、例え
ばフレームやカバー等を近ずけることができ、装置を小
型にすることができる。
【0009】図3は本実施例の位置規制部材2と小面積
部分5を上面から示すものである。
部分5を上面から示すものである。
【0010】以上の構成において、本実施例に係わる画
像形成装置にあっては、次のようにして画像形成条件の
調整をおこなう。まず、ADF装置付複写機などの画像
形成装置の原稿セットトレイに原稿がセットされ、コピ
ースタートボタンがおされると、最初の原稿が原稿載置
プラテン上にひきこまれる。このとき原稿は位置規制部
材2につきあたり、例えば原稿先端がこの部材によって
揃えられる。位置規制部材2側から原稿を引き込む場合
は、後述するようにこの位置規制部材2は原稿載置プラ
テン上から退避するようにしておいてもよい。
像形成装置にあっては、次のようにして画像形成条件の
調整をおこなう。まず、ADF装置付複写機などの画像
形成装置の原稿セットトレイに原稿がセットされ、コピ
ースタートボタンがおされると、最初の原稿が原稿載置
プラテン上にひきこまれる。このとき原稿は位置規制部
材2につきあたり、例えば原稿先端がこの部材によって
揃えられる。位置規制部材2側から原稿を引き込む場合
は、後述するようにこの位置規制部材2は原稿載置プラ
テン上から退避するようにしておいてもよい。
【0011】次に、原稿載置プラテンの小面積部分5に
設けられた標準反射面としての白色塗装部分6を光源7
により図1の小面積部分5下方より照明し、その反射光
を光量センサにより検知する。この場合従来に比べ光源
を多少手前(図1で左寄り)よりスキャンを開始する必
要があるが、光学系をコンパクトにすること等により対
応すればよい。逆にこのことは原稿先端までの距離が増
えることから、確実にフィードバックが行えるメリット
がある。小面積部分5は原稿プラテンを分割したもので
あるので、その上面に設けられた標準反射面6はその厚
さ、透過率、劣化状態等、原稿と同様の条件で光源から
の光が反射され、光量センサにより検知される。この検
知出力に基ずいて、各種画像形成条件を制御する。
設けられた標準反射面としての白色塗装部分6を光源7
により図1の小面積部分5下方より照明し、その反射光
を光量センサにより検知する。この場合従来に比べ光源
を多少手前(図1で左寄り)よりスキャンを開始する必
要があるが、光学系をコンパクトにすること等により対
応すればよい。逆にこのことは原稿先端までの距離が増
えることから、確実にフィードバックが行えるメリット
がある。小面積部分5は原稿プラテンを分割したもので
あるので、その上面に設けられた標準反射面6はその厚
さ、透過率、劣化状態等、原稿と同様の条件で光源から
の光が反射され、光量センサにより検知される。この検
知出力に基ずいて、各種画像形成条件を制御する。
【0012】例えば、光源にフィードバック回路を介し
て基準値との比較によりその電圧などを可変制御し、最
適な光源の光量とする。これはカラー原稿などの階調が
多段階に変化し、それを忠実に再現するうえで重要であ
る。光源の光量ではなく、デジタル複写機などでは直接
CCD等の検知回路にインプットして制御することも可
能である。これは、デジタルのカラー複写機などでは特
に重要なことである。標準面6は小面積部分5の上面に
直接塗装あるいは貼りつけられているため、ホコリや汚
れによって標準面6の濃度やパターンが変わってしまう
ことがなく、長期にわたって安定した反射光量を得るこ
とができる。また塗装にかぎらず、一定の濃度を有する
パッチなどを張り付けても同様の効果があるのは勿論で
ある。
て基準値との比較によりその電圧などを可変制御し、最
適な光源の光量とする。これはカラー原稿などの階調が
多段階に変化し、それを忠実に再現するうえで重要であ
る。光源の光量ではなく、デジタル複写機などでは直接
CCD等の検知回路にインプットして制御することも可
能である。これは、デジタルのカラー複写機などでは特
に重要なことである。標準面6は小面積部分5の上面に
直接塗装あるいは貼りつけられているため、ホコリや汚
れによって標準面6の濃度やパターンが変わってしまう
ことがなく、長期にわたって安定した反射光量を得るこ
とができる。また塗装にかぎらず、一定の濃度を有する
パッチなどを張り付けても同様の効果があるのは勿論で
ある。
【0013】こうして複写が行われた原稿は大面積部分
4から排出されるが、この時位置規制部材2は下方に移
動し、大面積部分4表面より退避しているので、原稿の
搬送をスムーズに行うことができる。
4から排出されるが、この時位置規制部材2は下方に移
動し、大面積部分4表面より退避しているので、原稿の
搬送をスムーズに行うことができる。
【0014】従って、従来の装置のように原稿プラテン
下面の反射板によるものに比べ、原稿の濃度検知の精度
が極めて高くなる。さらにADF装置などの可動位置規
制部材2を有していても、原稿と同じ状態で標準板の反
射光量を検知でき、画像形成条件を制御できるため、カ
ラー原稿などでも原稿に忠実な再現が可能となる。
下面の反射板によるものに比べ、原稿の濃度検知の精度
が極めて高くなる。さらにADF装置などの可動位置規
制部材2を有していても、原稿と同じ状態で標準板の反
射光量を検知でき、画像形成条件を制御できるため、カ
ラー原稿などでも原稿に忠実な再現が可能となる。
【0015】実施例2 第2の実施例を説明する。本実施例は基本的な構成は、
実施例1のものと同じであるが、小面積部分4の標準面
として濃度0.7の黒色の塗装またはパッチが形成され
ている。この場合塗装またはパッチは小面積部分5全体
に形成されている必要はなく、適宜な大きさ形状でよ
い。例えば、1cm角の大きさにドットや縞模様で濃度
0.7のパッチを形成してもよい。また、黒色に限らず
灰色などの中間色でもよい。中間色はドットや縞模様な
どの形状により、形成するものであってもよい。
実施例1のものと同じであるが、小面積部分4の標準面
として濃度0.7の黒色の塗装またはパッチが形成され
ている。この場合塗装またはパッチは小面積部分5全体
に形成されている必要はなく、適宜な大きさ形状でよ
い。例えば、1cm角の大きさにドットや縞模様で濃度
0.7のパッチを形成してもよい。また、黒色に限らず
灰色などの中間色でもよい。中間色はドットや縞模様な
どの形状により、形成するものであってもよい。
【0016】次に画像形成条件の制御について説明す
る。まず、実施例1と同様の工程をへて原稿が原稿載置
プラテン上にひきこまれる。次に潜像形成用の標準面6
を光源7により照明し、その反射光をミラー8、レンズ
を介して図示しない感光体上に導き、潜像を形成する。
この潜像電位を公知の電位センサーで読み取るか、この
潜像を画像形成用の現像器で現像して、その濃度を濃度
センサーで読み取って標準濃度を検出する。
る。まず、実施例1と同様の工程をへて原稿が原稿載置
プラテン上にひきこまれる。次に潜像形成用の標準面6
を光源7により照明し、その反射光をミラー8、レンズ
を介して図示しない感光体上に導き、潜像を形成する。
この潜像電位を公知の電位センサーで読み取るか、この
潜像を画像形成用の現像器で現像して、その濃度を濃度
センサーで読み取って標準濃度を検出する。
【0017】この検出された値を予め決められた標準値
と比較し、例えば露光量や帯電電位、現像バイアス、ト
ナー補給等画像形成条件を制御する各種パラメーターに
フィードバックし、最適な条件で画像形成を行うことが
できる。特にカラー原稿などの階調を有するものにおい
て、原稿に忠実な再現が可能となり、画質の高い画像形
成が可能となる。さらに、標準面がホコリ等で汚れるこ
ともなく、長期にわたって標準濃度を保つことができ
る。
と比較し、例えば露光量や帯電電位、現像バイアス、ト
ナー補給等画像形成条件を制御する各種パラメーターに
フィードバックし、最適な条件で画像形成を行うことが
できる。特にカラー原稿などの階調を有するものにおい
て、原稿に忠実な再現が可能となり、画質の高い画像形
成が可能となる。さらに、標準面がホコリ等で汚れるこ
ともなく、長期にわたって標準濃度を保つことができ
る。
【0018】
【発明の効果】本発明の画像形成装置は、前述したよう
に構成するものであるから、可動式の原稿位置規制手段
を有するものであっても、実際の原稿読み取りと同じ条
件で基準濃度の標準板を読み取ることができる。特に自
動原稿送り装置等の可動式の原稿位置規制手段を有する
カラー複写機などにおいて、自動原稿送り装置等の機能
をいかしたまま、階調が複雑に変化するカラー原稿の階
調を正確に検知し、画像形成条件を制御でき、原稿に対
して忠実な画像を再現することが可能となるという効果
を奏する。またデジタル複写機などのホワイトリファレ
ンスとしての標準面とすればCCD等のインプット/ア
ウトプット出力に直接反映させることができる。更に、
標準面がホコリやトナー等により汚れることがなく、長
期にわたって安定した標準濃度が得られる。同様に、副
走査方向のストリーク(筋や線)や粒状性劣化が、防止
できる。また標準面を重ねぬりすることにより、上方に
突出する部分がほとんどなく、装置を小型に形成するこ
とができる。
に構成するものであるから、可動式の原稿位置規制手段
を有するものであっても、実際の原稿読み取りと同じ条
件で基準濃度の標準板を読み取ることができる。特に自
動原稿送り装置等の可動式の原稿位置規制手段を有する
カラー複写機などにおいて、自動原稿送り装置等の機能
をいかしたまま、階調が複雑に変化するカラー原稿の階
調を正確に検知し、画像形成条件を制御でき、原稿に対
して忠実な画像を再現することが可能となるという効果
を奏する。またデジタル複写機などのホワイトリファレ
ンスとしての標準面とすればCCD等のインプット/ア
ウトプット出力に直接反映させることができる。更に、
標準面がホコリやトナー等により汚れることがなく、長
期にわたって安定した標準濃度が得られる。同様に、副
走査方向のストリーク(筋や線)や粒状性劣化が、防止
できる。また標準面を重ねぬりすることにより、上方に
突出する部分がほとんどなく、装置を小型に形成するこ
とができる。
【図1】本発明に係わる画像形成装置における光学系を
示す断面図
示す断面図
【図2】同実施例における小面積部分の拡大斜視図
【図3】同実施例における原稿載置プラテンの平面図で
ある。
ある。
1 ・・・原稿載置プラテン 2 ・・・位置規制手段 3 ・・・原稿 4 ・・・大面積部分 5 ・・・小面積部分 6 ・・・標準面 7 ・・・ランプ 8 ・・・ミラー 9 ・・・プレート
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G03B 27/62 G03B 27/72 H04N 1/10
Claims (1)
- 【請求項1】 光透過板と、該光透過板上の原稿3の位
置を規制する可動式の位置規制手段2と、画像形成条件
を制御するための基準濃度の標準面6とを有する画像形
成装置において、 前記光透過板を、前記原稿を載置すべき大面積部分4
と、その上面を標準面6とする小面積部分5に分割し、 前記位置規制手段2を前記大面積部分4と前記小面積部
分5との間にはさんだことを特徴とする画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3138155A JP2973591B2 (ja) | 1991-05-14 | 1991-05-14 | 画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3138155A JP2973591B2 (ja) | 1991-05-14 | 1991-05-14 | 画像形成装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05134328A JPH05134328A (ja) | 1993-05-28 |
JP2973591B2 true JP2973591B2 (ja) | 1999-11-08 |
Family
ID=15215309
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3138155A Expired - Fee Related JP2973591B2 (ja) | 1991-05-14 | 1991-05-14 | 画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2973591B2 (ja) |
-
1991
- 1991-05-14 JP JP3138155A patent/JP2973591B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH05134328A (ja) | 1993-05-28 |
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Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |