JP2972156B2 - 集合表示灯 - Google Patents

集合表示灯

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JP2972156B2
JP2972156B2 JP8356577A JP35657796A JP2972156B2 JP 2972156 B2 JP2972156 B2 JP 2972156B2 JP 8356577 A JP8356577 A JP 8356577A JP 35657796 A JP35657796 A JP 35657796A JP 2972156 B2 JP2972156 B2 JP 2972156B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、表示灯を複数組み
合わせて任意大きさに構成可能な集合表示灯に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来の集合表示灯は、単体の表示灯を複
数組み合わせてからその外側に枠体を取付けて所望大き
さに形成している。例えば、図1ないし5に示した集合
表示灯1を形成する場合、ブラケット3と照光体4を組
合わせてなる表示灯2を2段で5列に形成するためには
10個のブラケット3と、2段用の長さをした一対の縦
枠5aと、5列用の長さをした一対の横枠5bとを必要
とする。さらに、各枠体の折返片に必要な長さに切断し
た化粧枠5cを装着させ、夫々ねじ5dを用いて縦枠5
aと横枠5bと化粧枠5cとからなる枠体5と、複数連
結させたブラケット3とを組立てて集合表示灯1を形成
している。また、隣接するブラケット3が上下左右方向
にずれるのを防止するため、必要により仕切板7を用い
たり、後方から楔7aを差し込んで固定していた。
【0003】2段5列にブラケット3を組立ててなる集
合体の外周面に、枠体5を夫々取付けて形成した集合表
示灯1を、図2、5に示すように、パネル板8に設けた
装着穴9に正面側から挿入し、該パネル板の裏面側から
該枠体5に取付けた取付金具10のボルト10aを締付
けて固定している。従来の集合表示灯1は多くの部品を
必要とし、組立てに正確さを必要とするため予め工場で
製造し、取付現場においては単にパネル板8に装着する
だけであった。このように、集合表示灯の組立てに手数
を必要とするため、取付現場において表示灯の数の変更
に対応することは殆ど不可能で、その場合には、新たな
集合表示灯に交換しなければならず、いままでの集合表
示灯が無駄になるという問題点を有していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前記したように、集合
表示灯1は表示灯2とブラケット3と枠体5を取付金具
10など多数の部品を用いて組立てるため組立精度が要
求され、工場で生産する必要がある。また、多数の部品
を必要とするので部品コストが高くなり、その上、寸法
の異なる縦枠5aや横枠5bを在庫しておくことは在庫
管理が困難であった。その上、標準的な集合表示灯は通
常工場に在庫があるので注文を受けてから納期まで期間
は短い。しかし、特別な集合表示灯の注文を受けた場合
には在庫がないため、注文を受けてから所望の枠体5を
製造する関係上、必然的に納期が遅れるという問題点を
有していた。本発明は、枠体を不要にすると共に部品数
を少なくして、所望の集合表示灯を簡単に組立てられる
ようにすることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明は照光体を収容する収容部を前方内部に形成
した角形鍔部の後部に円筒部を一体に設けると共に、該
円筒部の基部周囲に一定間隔毎に取付孔を設けた複数の
ブラケットと、前記ブラケットの円筒部に、外周に滑止
部を有して着脱可能に取付ける取付ナットと、互いに隣
接させた前記ブラケット連結用の対をなす爪片を、連結
板の上下左右方向の端部に夫々設けた複数の連結金具と
からなり、互いに角形鍔部を隣接させるブラケットの取
付孔に連結金具の爪片を係合させ、各ブラケットの円筒
部に取付けた取付ナットと前記ブラケットの角形鍔部と
で前記連結金具を挟持圧着させて各ブラケットを連結し
て組立てることを特徴とする。また本発明に係るブラケ
ットは、前部外形を方形に形成した角形鍔部の平坦部で
ある背面中央に形成した円筒部の外周には螺条部を設け
てあり、該内筒部周囲の平坦部に一定間隔毎に細溝状の
取付孔を90度ごとに4個設けたことを特徴とする。さ
らに本発明に係る連結金具は、前記ブラケットの取付孔
に係合させる対をなす爪片を、正方形で平坦に形成した
連結板の上下左右の端部に夫々設けたことを特徴とす
る。また本発明に係る連結金具は、連結板に補強用のリ
ブ部を対角線状に一体に設けたことを特徴とする。さら
にまた本発明に係る前記連結金具は、平板状の連結板の
上下部分に夫々台形状に切欠いて凹部を設けると共に、
前記ブラケットの取付孔に係合させる連結爪を前記凹部
の両側端に設けたことを特徴とする。さらに本発明に係
る表示灯の四隅部分に位置するブラケットの円筒部に、
方形に形成した保持板の内角両側二辺を夫々延長して折
曲部を介して弾発力を有した押圧片を夫々設けた角部固
定具の中央に設けた挿通孔を挿通させて取付ナットで締
付け、パネル板の装着穴に挿通させた集合表示灯を前記
ブラケットの角形鍔部と、前記角部固定具の押圧片とで
前記パネル板に挟持圧着させて取付けることを特徴とす
る。
【0006】上記のように、隣接するブラケットの角形
鍔部の平坦部で且つ円筒部の周囲に設けた取付孔に連結
金具の爪片を係合し、ブラケットを上下左右方向に連結
して取付ナットを前記円筒部に螺合し、取付ナットとブ
ラケットの角形鍔部とで連結金具を挟持圧着して隣接す
るブラケットを互いに連結し、枠体を用いることなく任
意形状の集合表示灯を簡単に組立てることができる。さ
らに、枠体を必要としないため表示灯数を変更する場
合、該集合表示灯を交換することなく該集合表示灯を装
着してあるパネル板に、該集合表示灯に隣接させて丸穴
を形成し、ブラケットの円筒部を該丸穴に挿通させて該
円筒部に取付ナットを螺合して該ブラケットをパネル板
に固定する方法と、パネル板に表示灯の増加用の方形穴
を設け、前記連結金具と角部固定具を用いて組立てるこ
と等により表示灯数を増加させて集合表示灯を変更する
こともできる。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態について説明
すると、図6ないし8において、11は集合表示灯で、
同一形状をした複数のブラケット12は、図7a、b、
c、dに示す如く、絶縁性を有して硬質合成樹脂材で形
成してある。このブラケット12は、前部外形を正方形
にした角形鍔部13を設け、その内部に設けた収容部1
3aの背面に平坦部14を形成してある。この平坦部1
4の中心から後部に突出させて設けた円筒部18の外周
面に螺条部19を形成し、該円筒部の後端に接続端子
(図示せず)等に接続させる接続部20を形成してあ
る。
【0008】円筒部18の前部に位置して設けた平坦部
14に、角形鍔部13の各外縁部と平行に細溝状で方形
をした取付孔16を該円筒部の周囲に位置させて夫々9
0度の角度を存して等間隔に4ケ設けてある。このブラ
ケット12の円筒部18内にLEDランプや白熱灯等か
らなる照光部(図示せず)を収容し、該ブラケットの前
面内部に設けた収容部13a内に、前面を後方側から照
光させる照光体21を着脱可能に取付けてある。
【0009】図8において、30は硬質合成樹脂材で形
成した取付ナットで、前記円筒部の外周に設けた螺条部
19に螺合させる雌ねじ31を内面に設け、且つ、外周
面には該取付ナットを締付けるため、手で保持して滑ら
ないように回動させることができるように凸凹部等から
なる滑止部32を形成してある。
【0010】図9、10において、34は金属板又は硬
質合成樹脂板で形成した第1の連結金具で、平坦で略方
形に形成した連結板35の上下左右に夫々設けた係止部
36の両側端を夫々一方に折り曲げて爪片37、37を
平行に設けてある。また、各係止部36、36の間を斜
状に切欠いて凹部34a、34aを夫々形成してある。
該爪片37の間隔は、互いに隣接するブラケット12の
取付孔16、16に係合できる幅に形成してあり、該連
結金具34を主として用いることにより方形にブラケッ
トを組立てて集合表示灯を形成する。なお、ブラケット
の角形鍔部は本実施の形態では正方形であるが、方向に
制約を受けるけれど長方形でもよいことは勿論である。
【0011】図11、12において、38は金属板又は
硬質合成樹脂板により形成した第2の連結金具で、前記
した第1の連結金具の変形例であり、略方形に形成した
連結板39の表面中央部分に補強用のリブ部40を設
け、且つ、連結板39の上下左右に夫々設けた係止部3
6の両側端を夫々一方に折曲げて平行にした爪片37、
37を設けてある。尚、第1の連結金具と同じ符号は同
じものを示している。
【0012】図13、14において、43は金属板又は
硬質合成樹脂板により形成した直列連結具で、平板状の
連結板44の上下部分に夫々台形に切欠いて凹部45を
設けると共に、該凹部の両側端に形成した支持片46の
端部を一方に直角に折曲げて連結爪47、47を形成し
てある。
【0013】図15、16において、50は角部固定具
で、金属板又は硬質合成樹脂板で平坦に形成した保持板
51の中央に、前記ブラケット12の円筒部18を緩挿
通させる挿通穴52を設けると共に、該保持板51の二
辺を夫々延長させて折曲部を介して弾発力を有した押付
片54、54を形成してある。
【0014】図17、18において、60は中間固定具
で、金属板又は硬質合成樹脂板で形成した平坦な中間保
持板61の中央に、前記ブラケット12の円筒部18を
緩挿通させる挿通穴62を設け、該中間保持板の一辺を
延長させて折曲部を介して弾発力を有した押圧片64を
形成してある。
【0015】次に、本実施例の作用について説明する。
図19に示すように、3段5列の集合表示灯11aを組
立てる場合、ブラケット12を15個、第1の連結金具
34を8個、取付ナット30を15個を用意する。ま
ず、各ブラケット12の角形鍔部13を互いに隣接させ
て3段5列に組合わせ、次いで、端から4個づつのブラ
ケットの各角形鍔部が互いに隣接する角部、例えば、図
19のXに示した角部を中心に、図9、10に示した連
結金具34を配し、該連結金具の各端部に設けた係止部
に設けた爪片37、37を各平坦部14に設けた取付孔
16、16に挿入して係合させる。連結金具の連結板3
5とブラケットの平坦部14は互いに平坦であるから密
接し、且つ、連結金具の四隅部に設けた凹部34aを4
ケ寄せ集めた空間内に円筒部18は挿通できる。
【0016】ブラケットの平坦部14に設けた取付孔1
6は、第1の連結金具34の角部に前記爪片37を2個
並べて挿入できる長さに形成してある。従って、第1の
連結金具34を用いて互いに隣接する4個のブラケット
12で、図19に示した1組の集合体Sを組立て、隣接
する2個の取付孔16、16に連結金具の爪片37、3
7を挿入させ、ついで、取付ナット30を円筒部18に
螺合させる(図20、21)。このように、対をなす爪
片37、37を挿入させる該取付孔16内には殆ど隙間
を生じることがなく、互いのブラケット12がずれたり
ガタ付いたりするおそれはない。
【0017】次いで、各ブラケット12の背面に設けた
円筒部の周面に設けた螺条部19に取付ナット30を螺
合させ、ブラケットの平坦部14と円筒部に螺合させた
取付ナット30とで連結金具34を締付けて挟持圧着し
て固定する。この場合、1個の連結金具34で4個のブ
ラケット12を1組(図19に示したS)に連結し、こ
れを順に繰り返して所望形状をした集合表示灯を製作す
る。図19に示した集合表示灯11aの場合、第1の連
結金具34は8ケ使用してある。
【0018】ブラケット12を複数段で複数列組合わせ
て集合表示灯を組立てるには、前部に設けた収容部13
a内に照光体21を装着させる所定数のブラケット12
と、同数の取付ナット30と、さらに第1の連結金具3
4との3種類と極めて部品数が少なく、同じ部品を数多
く使用している。このように、部品数が少ないので量産
効果により部品の製造コストを安価にでき、且つ、部品
構造を簡単にしたため製作時間を短くし、注文から製品
納期までの時間を短縮できる。さらに、構造が簡単で部
品組立てが容易であるから、現場でユ−ザ−の希望に応
じて集合表示灯の増加または形状変更等に対する順応性
が高いためユ−ザ−を一段と満足させることができる。
【0019】大型の集合表示灯を組立てる場合には、連
結させるブラケットの数が多くなって集合表示灯全体の
重量が増加し、各ブラケットを連結する第1の連結金具
34の強度に不安が生じるのを防ぐため、必要に応じて
図11、12に示す補強用のリブ部40を有した第2の
連結金具38を使用することも可能である。この場合、
リブ部40は取付ナット30の締付けに支障とならない
位置に設けてある。
【0020】集合表示灯をパネル板8に取付けるには、
所望形状に組立てた集合表示灯11の背面側に存する円
筒部をパネル板8の所定位置に設けた方形の装着穴9に
正面側から挿入し、該集合表示灯の外周に位置したブラ
ケットの角形鍔部13の裏面を係止させる(図22)。
図19に示す如く、ブラケットを15個組合わせた集合
表示灯の場合、互いに隣接させたブラケットの裏面に夫
々第1の連結金具34を装着し、各ブラケットに設けた
取付孔16、16に連結金具の爪片37、37を挿入し
て係合し、各円筒部18に取付ナット30を螺合して挟
持圧着させて集合表示灯を形成する。
【0021】対角線状に位置したブラケットの各円筒部
18には、パネル板の背面側から図15、16に示す角
部固定具50の挿通穴52を挿通させ、図8に示した取
付ナット30を螺合して2個の該固定具50を締付け、
該固定具から外方に突出している押圧片54、54を背
面側からパネル板8に圧着させて前記ブラケットの角形
鍔部13との間に圧着固定してパネル板8に取付ける
(図19)方法もある。
【0022】集合表示灯の段および列が長い大型の場合
は、図6に示すように、夫々の角隅部に位置した4個の
円筒部に角部固定具50を夫々装着し、さらに、取付ナ
ット30を螺合させて該固定金具を取付ナット30、3
0の間に圧着固定させる。
【0023】図19において、該集合表示灯の中間に位
置する円筒部18aに図17、18に示す中間固定具6
0を挿通し(便宜的に図19に一点鎖線で示す)、取付
ナット(図示せず)により挟持圧着させて該中間保持板
の押圧片64をパネル板8の裏面に圧着させて固定する
こともできる。
【0024】図23、24において、ブラケット12を
一列に連結して集合表示灯11Bを形成する場合は左右
方向を連結するため、図9ないし12に示す第1の連結
金具34または第2の連結金具38を使用することがで
きないため、図13、14に示す直列連結金具43を用
いて連結する。その連結方法は、図24に示す如く、ブ
ラケットの円筒部18が支障にならないように、図13
に示した直列連結金具43の両側に対をなして凹部45
を切欠いてあり、該連結金具の両側端部に設けた連結爪
47、47をブラケット12の平坦部14に設けた取付
孔16に係合させる。ついで、取付ナット30により直
列連結金具43を取付けて挟持圧着させることによりブ
ラケットを直列状に連結する(図23)。
【0025】図23に示した5個からなる表示灯に1個
追加する場合は、パネル板8に追加の円孔9bを設け、
該円穴に追加するブラケット12aの円筒部を挿入し、
背面側から取付ナット30を締付ければ、5個の集合表
示灯を6個の集合表示灯に現場における比較的簡単な作
業によって変更させることができる。
【0026】図25は、パネル板8に設けた長方形の装
着穴9aに取付けた集合表示灯11aを示してある。し
かし、集合表示灯の照光板21を、例えば1個増加する
場合、パネル板8に設けてある装着穴9aに装着させた
集合表示灯11aの一側に接近して円穴9cを該パネル
板8に形成し、該円穴9cに追加のブラケット12bの
円筒部を挿通させて背面側から取付ナットを螺合させれ
ば、図25に一点鎖線で示すように1個増加させて変更
した集合表示灯に改良することができる。
【0027】図25において、集合表示灯にさらに複数
個の表示灯を組合わせるには、パネル板8に設けた装着
穴9aの一側にブラケットの複数倍からなる方形穴9d
を設ける。この場合、方形穴9dはブラケット6個分の
大きさを有している。ついで、6個のブラケットを夫々
第1の連結金具34または第2の連結金具38で連結す
る。隣接する既存の集合表示灯11aと追加変更した集
合表示灯11dも夫々同様にして連結金具34、38を
用いて連結することにより、新たな集合表示灯に変更す
ることができる。この変更作業は現場において簡単に行
うことができるものである。
【0028】集合表示灯11の一部の照光体21に故障
が生じた場合、当該箇所のブラケット12の後部に設け
た円筒部18に螺合させた取付ナット30を緩めて外せ
ば、正面側から該ブラケットのみを、各連結金具の凹部
34a、45を寄せ集めた空間内より取外せるため、修
理点検を容易に行うことができる。
【0029】修理の終わったブラケットまたは交換した
新たなブラケットを、パネル板8の正面側から各連結金
具の凹部34a、45の寄せ集めた空間内に円筒部18
を挿入し、背面側から取付ナット30を該円筒部の螺条
部19に螺合させて連結金具を挟持して固定することに
より点検作業を終了する。このように、集合表示灯が故
障した場合、該集合表示灯全体を一々分解する必要がな
く、現場で故障した当該ブラケットのみを取り外して保
守点検を行うことができるため、集合表示灯の保守管理
が容易となり、且つ、点検時間を短縮できて保守維持費
用を安価にすることができる。
【0030】
【発明の効果】本発明は、以下のような効果を有するも
のである。 同一形状をした複数のブラケットと、該ブラケット
の円筒部に着脱可能に取付ける取付ナットと各ブラケッ
トを組立てる連結金具とで簡単に任意大きさの集合表示
灯を形成できるため、注文から納期までの期間を短縮さ
せることができる利点がある。 集合表示灯を組立てる部品の種類が少ないため、量
産効果により部品コストを安価にでき、組立てが容易で
簡単であるから工場で組立てることは勿論、集合表示灯
を装着する現場でも簡単に組み立てることも可能であ
る。 従来の集合表示灯は外側に装着させる枠体のサイズ
が夫々相違するため、注文から納期までを短縮するには
種類の異なる枠体を在庫しておかなければならないが、
そのためには在庫管理が極めて困難であるが、本発明は
枠体を不要にして部品の種類を少なくしたため、在庫管
理が極めて容易である。 組立てた集合表示灯に故障が生じた場合、当該ブラ
ケットのみを取外して保守点検することができるため点
検作業が容易となり、能率的に保守点検を行うことがで
きる。 集合表示灯の表示灯の数を簡単に増加させることに
より、該表示灯の形を変更することが可能となり、且
つ、今まで使用してきた集合表示灯をそのまま使用でき
るので該表示灯を無駄にすることがない。 部品の数が少ない上、各部品の構造が簡単であるか
らブラケットの組立てが容易となり、現場において周囲
の状況に応じて自由に表示灯の形状を変更することがで
き、ユ−ザ−の希望を満足させることができる利点を有
している。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の集合表示灯を分解した状態の要部斜視図
である。
【図2】従来の集合表示灯の正面図である。
【図3】枠体の一部をなす縦枠の平面図である。
【図4】枠体の一部をなす横枠の平面図である。
【図5】従来の集合表示灯をパネル板に取付けた状態の
一部破断した側面図である。
【図6】本発明に係る集合表示灯をパネル板に取付けた
状態の正面図である。
【図7】図7はブラケットを示すもので、aは平面図、
bは図7aのA−A線方向断面図、cはブラケットの背
面図、dはブラケットの正面図である。
【図8】取付ナットの一部破断した平面図である。
【図9】第1の連結金具の平面図である。
【図10】同連結金具の正面図である。
【図11】第2の連結金具の平面図である。
【図12】図11のB−B線方向断面図である。
【図13】直列連結金具の平面図である。
【図14】直列連結金具の正面図である。
【図15】角部固定具の平面図である。
【図16】同固定具の正面図である。
【図17】中間固定具の平面図である。
【図18】同固定具の正面図である。
【図19】複数のブラケットを第1の連結金具を用いて
組立てた状態の一部破断した背面図である。
【図20】連結金具の爪片をブラケットの取付孔に係合
して連結させた状態を示すもので、図19のC−C線方
向の断面図である。
【図21】ブラケットを連結金具で連結し、取付ナット
で連結金具とブラケットの外形鍔部とを締着固定させた
状態の断面図である。
【図22】集合表示灯を角形固定具を用いてパネル板の
装着穴に取付けた状態の縦断面図である。
【図23】一列に形成した集合表示灯に1ケの表示灯を
増加させた状態の正面図である。
【図24】図23に示した集合表示灯の背面図である。
【図25】3段5列に連結した集合表示灯に1ケまたは
6ケの表示灯を増加させた状態を示す説明図である。
【符号の説明】
11 集合表示灯 12 ブラケット 13 角形鍔部 13a 収容部 14 平坦部 16 取付孔 18 円筒部 19 螺条部 21 照光体 30 取付ナット 32 滑止部 34 第1の連結金具 35 連結板 36 係止部 37 爪片 38 第2の連結金具 43 直列連結金具 47 爪片 50 角部固定具 52 挿通穴 54 押圧片 60 中間固定具 62 挿通穴 64 押圧片
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) F21Q 3/00 G09F 9/30 307 G09F 13/00

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 照光体を収容する収容部を前方内部に形
    成した角形鍔部の後部に円筒部を一体に設けると共に、
    該円筒部の基部周囲に一定間隔毎に取付孔を設けた複数
    のブラケットと、 前記ブラケットの円筒部に、外周に滑止部を有して着脱
    可能に取付ける取付ナットと、 互いに隣接させた前記ブラケット連結用の対をなす爪片
    を、連結板の上下左右方向の端部に夫々設けた連結金具
    とからなり、 互いに角形鍔部を隣接させるブラケットの取付孔に連結
    金具の爪片を係合させ、各ブラケットの円筒部に取付け
    る取付ナットと前記ブラケットの角形鍔部とで前記連結
    金具を挟持圧着させて各ブラケットを連結して組立てる
    ことを特徴とする集合表示灯。
  2. 【請求項2】 前記ブラケットは、前部外形を方形に形
    成した角形鍔部の平坦部である背面中央に形成した円筒
    部の外周に螺条部を設けてあり、該円筒部周囲の平坦部
    に一定間隔毎に細溝状の取付孔を90度ごとに4個設け
    たことを特徴とする請求項1記載の集合表示灯。
  3. 【請求項3】 前記連結金具は、前記ブラケットの取付
    孔に係合させる対をなす爪片を、方形で平坦に形成した
    連結板の上下左右の端部に夫々設けたことを特徴とする
    請求項1記載の集合表示灯。
  4. 【請求項4】 前記連結金具は、連結板に補強用のリブ
    部を対角線状に一体に設けたことを特徴とする請求項3
    記載の集合表示灯。
  5. 【請求項5】 前記連結金具は、平板状の連結板の上下
    部分に夫々台形状に切欠いて凹部を設けると共に、前記
    ブラケットの取付孔に係合させる連結爪を前記凹部の両
    側端に設けたことを特徴とする請求項3又は4記載の集
    合表示灯。
  6. 【請求項6】 請求項1に記載した集合表示灯の四隅部
    分に位置するブラケットの円筒部に、方形に形成した保
    持板の内角両側二辺を夫々延長して折曲部を介して弾発
    力を有した押圧片を夫々設けた角部固定具に設けた挿通
    孔を挿通させて取付ナットで締付け、パネル板の装着穴
    に挿通させた該集合表示灯を前記ブラケットの角形鍔部
    と、前記角部固定具の押圧片とで前記パネル板に挟持圧
    着させて取付けることを特徴とする集合表示灯。
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